JP3674421B2 - 多孔板用組立保持具の固定具 - Google Patents

多孔板用組立保持具の固定具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は多孔板用組立保持具の固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤーハーネスを製造するに当たり、試作品の検討や少ロットの生産のために、多孔板が従来から採用されている。
【0003】
図7は従来例の斜視図である。
【0004】
同図に示すように、多孔板1は、金属等の板金部材に複数の孔2を等間隔に穿設したものである。
【0005】
上記多孔板1に採用される組立保持具3としては、図7に示すように、スリット4を区画するベース5とベース5に立設された脚部6と、脚部6の上部に設けられたワークホルダ7とを有するものが一般的である。
【0006】
上記組立保持具3を多孔板1に固定する方法としては、当該組立保持具3のベース5下面に雄ねじを突設して多孔板1の孔2に挿通し、その雄ねじに多孔板1の裏面からナットを螺合することが一般的であった。しかしながら、その場合には、雄ねじとナットの螺合作業を多孔板の表面と裏面とで行う必要があるので、組立保持具3の着脱作業が煩わしいという問題があった。
【0007】
そこで、図7に示す例では、市販の固定具10が使用されている。
【0008】
この固定具10は、ハンドル11と、ハンドル11に取り付けられた棒状の挿通部12と、挿通部12の下端近傍に設けられ、当該挿通部12の径方向外方に突出するロック姿勢と内方に退避してフリーの状態になるロック解除姿勢との間で変位する一対のピン13と、ピン13を操作するために上記ハンドル11から突出する押しボタン14とを有している。またハンドル11と挿通部12との間には、挿通部12よりも大径の段部12aが形成されている。
【0009】
図8は固定具10の操作手順を示す断面略図である。
【0010】
同図を参照して、上述のような固定具10で組立保持具3を多孔板1に固定するためには、図8(A)に示すように、予めベース5のスリット4を多孔板1の孔2に位置合わせし、押しボタン14を押して固定具10のピン13を退避させた後、スリット4を介して上記固定具10の挿通部12を多孔板1の孔2に挿通する。このとき、挿通部12には、環状の鉄板15及びゴム16が挿通されているので、上記ゴム16がベース5の上に載置されているとともに、上記段部12aを介して上記鉄板15によりベース5に押し付けられる状態になっている。この挿通動作において、ハンドル11を押し込んでゴム16を撓ませながら挿通部12を孔2内に貫通し、押しボタン14の押し下げを解除すると、一対のピン13がロック姿勢にロックされる。これにより図8(B)に示すように、上記段部12aに当接した鉄板15とピン13との間でゴム16が撓んだままの状態に保持されるので、その弾性付勢力により、固定具10はベース5を多孔板1上に挟圧し、止定することができる。
【0011】
さらに、止定されたロックを解除する場合には、図8(C)に示すように、押しボタン14を再度押し下げ、ピン13のロックを解除した後、ハンドル11を把持して引上げればよい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述した固定具10を採用した場合には、着脱操作を多孔板1の表側だけで行うことができるので、ある程度、作業性を改善することができる。
【0013】
しかしながら、上記構成では、ハンドル11がT字型に形成されていたので、ハンドル11の突出長さのために組立保持具3を近接させることができず、レイアウトに制約が生じていた。
【0015】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、作業性がよくレイアウトの制約が少ない多孔板用組立保持具の固定具を提供することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、多数の孔が所定間隔で穿設された多孔板に、ワイヤーハーネスの組立保持具を着脱可能に固定する多孔板用組立保持具の固定具であって、上記多孔板の孔に挿抜可能に構成されているとともに当該多孔板の背面に係脱可能な係合部と、この係合部と協働して上記組立保持具を上記多孔板に押圧する押圧部と、この押圧部と上記係合部とを、両者が上記組立保持具を止定する止定状態と止定状態を解除する止定解除状態とに操作する止定操作手段とを備え、上記止定操作手段は手作業で上記多孔板の表側から回動操作可能な手動ハンドルと、上記係合部を一体的に担持しているとともに上記押圧部と相対的に変位して上記多孔板の孔に挿通される挿通部と、この挿通部の外周に形成されているとともに上記手動ハンドルに連結される雄ねじと、この雄ねじに螺合するように上記押圧部に形成された雌ねじとを備えていることを特徴とする多孔板用組立保持具の固定具である。
【0017】
この発明によれば、多孔板の表側から手動ハンドルを操作することによって、止定操作手段を駆動し、係合部と押圧部との間で組立保持具を多孔板に挟圧することが可能になる
また、至って簡素な機構で止定操作手段を構成し、操作性よく組立保持具の着脱を行うことが可能になる。
【0018】
本発明の別の態様は、多数の孔が所定間隔で穿設された多孔板に、ワイヤーハーネスの組立保持具を着脱可能に固定する多孔板用組立保持具の固定具であって、上記多孔板の孔に挿抜可能に構成されているとともに当該多孔板の背面に係脱可能な係合部と、この係合部と協働して上記組立保持具を上記多孔板に押圧する押圧部と、この押圧部と上記係合部とを、両者が上記組立保持具を止定する止定状態と止定状態を解除する止定解除状態とに操作する止定操作手段とを備え、上記止定操作手段は、手作業で上記多孔板の表側から回動操作可能な手動ハンドルを備え、上記係合部は、当該多孔板の背面に係合する拡開姿勢及び係合を解除する縮径姿勢の間で開閉可能に形成された開閉体であり、上記止定操作手段は、上記係合部を押し上げて拡開姿勢に駆動する拡開位置と拡開位置から降下して上記縮径姿勢に戻るのを許容する退避位置との間で上記係合部と相対的に昇降可能なくさび部と、このくさび部に連設されて、上記押圧部と相対変位可能な状態で上記多孔板の表側に突出する雄ねじと、この雄ねじと螺合する雌ねじとを備え、上記雌ねじは、上記くさび部が退避位置と拡開位置との間で昇降できるように上記手動ハンドルに形成されていることを特徴とする多孔板用組立保持具の固定具である。
【0019】
この発明においても、多孔板の表側から手動ハンドルを操作することによって、止定操作手段を駆動し、係合部と押圧部との間で組立保持具を多孔板に挟圧することが可能になる。
また、くさび部を退避位置に降下させて係合部を縮径させることにより、係合部を多孔板の孔から裏側に配置することができるとともに、係合部が多孔板の裏側にあるときには、手動ハンドルを引上げることにより、くさび部で係合部を拡開することが可能になる。次いで、手動ハンドルを回動することにより、雄ねじが引上げられ、くさび部が拡開位置にねじ止めされることになる。
【0020】
各態様において、上記手動ハンドルは、少なくとも平面形状が円形に形成されていることが好ましい。
【0021】
この態様では、手動ハンドルが手作業で回動できるものであるので、作業性がよい。しかも、少なくとも平面形状が円形に形成されているので、電線が引っかかりにくくなる。「少なくとも平面形状が円形」とは、好ましくは球状であることを意図しているが、電線の引っかかりが生じない範囲であれば、例えば円錐形状等であってもよい。また、少なくとも平面形状が円形に形成された手動ハンドルを採用することにより、全体の大きさを可及的に小さく設定し、組立保持具の幅寸法内に装置全体を収めることも可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の形態について詳述する。なお以下の説明において、従来の技術欄で説明したものと同等のものには同一の符号を付し、説明を省略する。
【0023】
図1は本発明の実施の一形態に係る固定具20の使用例を示す斜視図である。
【0024】
同図を参照して、図示の実施の形態に係る固定具20は、ベース5を押圧する押圧部21と、この押圧部21に形成された雌ねじ22に螺合する雄ねじ23と、雄ねじ23よりも小径に形成されて雄ねじ23の下端部に同心に延設されたロッド24と、このロッド24の下端に同心に延設されて概ね雄ねじ23と同心に形成された係合部25と、上記雄ねじ23の上端部に固定された手動ハンドル26とを有している。
【0025】
上記押圧部21は、例えば樹脂で成形された略円錐状のブロック体であり、上側が細くなるテーパ状に形成されている。押圧部21の上面には、後述する手動ハンドル26の直下に設けられた円盤27を受ける受面21aが形成されているとともに、押圧部21の下部には、押圧部21を把持しやすくするための把持側面21bが形成されている。
【0026】
上記雄ねじ23は、押圧部21に形成された雌ねじ22とともに、図示の実施形態における止定操作手段を構成するものであり、両ねじ22、23の締め付け力で、押圧部21と後述する係合部25とが保持具3のベース5を多孔板1に押圧できるようになっている。
【0027】
上記ロッド24は、係合部25を雄ねじ23と一体化するものである。
【0028】
上記係合部25は、多孔板1の孔2内に挿抜可能な円柱体であり、その上端面25aを多孔板1の裏面に係止することによって、上記押圧部21との間で保持具3のベース5を多孔板1に押圧できるようになっている。
【0029】
上記手動ハンドル26は、球状の樹脂成型品であり、上記雄ねじ23の頂部にナット28によって止定され、さらに接着剤で固着されている。これにより、手動ハンドル26は堅固に雄ねじ23と一体化されている。
【0030】
図示の例において、手動ハンドル26の直下には、係合部25の降下位置を規定する円盤27が設けれられているが、この円盤27は選択的なものであり、省略することが可能である。
【0031】
図示の通り、手動ハンドル26及び円盤27は、押圧部21の受面21aとほぼ同一直径に設定されている。また、押圧部21の底面は、ベース5を押圧するのに必要十分な寸法にコンパクト化されている。これにより、固定具10全体がコンパクトにまとめられている。また、手動ハンドル26が球状に形成されていることにより、図板1の上で配索される電線が引っかかりにくくなる。
【0032】
次に図1の実施形態に係る保持具3の着脱動作を図1並びに図2及び図3を参照しながら説明する。図2及び図3は、図1の実施形態に係る着脱動作を示す一部断面略図である。
【0033】
まず図1を参照して、上述した実施の形態では、組立保持具3のスリット4を所望の孔2に位置合わせする。次に、図2(A)を参照して、予め円盤27が押圧部21の受面21aに当接する位置まで係合部25を降下させておき、図2(B)に示すように、この係合部25をスリット4に位置合わせされた孔2内に挿通する。
【0034】
次いで、図3(A)に示すように、固定具10全体をずらして係合部25の上端面25aを多孔板1の背面に対向させる。その後、手動ハンドル26を回して係合部25を引上げることにより、係合部25は、その上端面25aを多孔板1の背面に係止させ、遂には押圧部21と協働して保持具3のベース5を多孔板1に挟圧することになる。
【0035】
このように図示の実施の形態では、専ら多孔板1の表側で手動ハンドル26を回動させることにより、容易に保持具3を多孔板1に固定することができる。また、保持具3の止定を解除する場合も、手動ハンドル26で係合部25による止定を解除し、上記と逆に操作することによって簡単に保持具3を取り外すことができる。
【0036】
次に、図4以下の実施形態について説明する。図4は本発明の別の実施形態に係る固定具30の分解斜視図である。
【0037】
同図を参照して、図示の例では、略円錐形状に形成されたくさび部31と、このくさび部31の頂部に同心に延設された雄ねじ32と、雄ねじ32に螺合する雌ねじ33が形成された手動ハンドル34と、手動ハンドル34とくさび部31との間に配置されて上記雄ねじ32を相対変位可能に挿通させる取付部材40とを備えている。
【0038】
上記くさび部31は、下側が大径のテーパ形状に形成されており、後述する取付部材40に形成された係合部としての開閉体41を開閉するための駆動部材であり、多孔板1の孔2(図1参照)内に挿抜可能な寸法に設定されているものである。
【0039】
上記雄ねじ32は雌ねじ33及び雌ねじ33が形成された手動ハンドル34と協働してくさび部31を昇降させるためのものである。そして、図示の実施形態では、これらが止定操作手段の要部を構成している。
【0040】
上記手動ハンドル34は、概ね逆円錐形状に形成された樹脂成型品であり、その上端部の直径を可及的に抑制して、コンパクト化が図られている。
【0041】
上記取付部材40は、上記開閉体41と、この開閉体41と協働して保持具3のベース5(図1参照)を挟み込む押圧部42とが、スリーブ43を介して一体に連結されている樹脂成型品であり、中央部分に上記雄ねじ32を相対変位可能に挿通する挿通孔40aを有している。
【0042】
開閉体41は、筒状の本体部41aをスリット41bで二分割して形成されたものであり、これによって、多孔板1の孔2内に挿抜可能な縮径姿勢と孔2の外方に拡開して多孔板1の背面に上端縁41cを係合させる拡開姿勢とに変位できるようになっている。
【0043】
上記押圧部42は、保持具3のベース5(図1参照)を押さえるために必要十分な寸法に抑制された円盤状の部材である。
【0044】
上記スリーブ43は、開閉体41よりも小径に形成された筒体であり、多孔板1の板厚よりも僅かに長い寸法に設定されている。
【0045】
次に、図4の実施形態に係る着脱動作を図5及び図6を参照しながら説明する。図5及び図6は、図4の実施形態に係る着脱動作を示す一部断面略図である。
【0046】
まず図5(A)を参照して、上述した実施の形態では、予めくさび部31を降下位置に降下させておき、組立保持具3のスリット4から、このスリット4に位置合わせされた所望の孔2に導入する(図5(B)参照)。
【0047】
次いで、図6(A)に示すように、取付部材40をベース5に押さえつけながら手動ハンドル34を引上げることにより、くさび部31が開閉体41を拡開する拡開位置に上昇する。この結果、開閉体41が開いて、その上端縁41cが多孔板1の背面に係合し、押圧部42と協働して保持具3のベース5を多孔板1に挟み込むことになる。
【0048】
その後、取付部材40から上方に浮揚した手動ハンドル34を回して取付部材40の押圧部42上面に締め付けることにより、くさび部31が拡開位置に止定される結果、取付部材40による保持具3の保持状態が維持される。また、保持具3の止定を解除する場合には、上記と逆に操作することによって簡単に保持具3を取り外すことができる。
【0049】
以上説明したように、上述した各実施形態によれば、多孔板11の表側から手動ハンドル26、34を操作することによって、止定操作手段を駆動し、係合部25(または開閉体41)と押圧部21、42との間で組立保持具3を多孔板1に挟圧することが可能になる。ここで上記手動ハンドル26、34は、手作業で回動できるものであるので、作業性がよい。しかも、少なくとも平面形状が円形に形成されているので、電線が引っかかりにくくなる。また、少なくとも平面形状が円形に形成された手動ハンドル26、34を採用することにより、全体の大きさを可及的に小さく設定し、組立保持具3の幅寸法内に装置全体を収めることも可能になる。
【0050】
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【0051】
例えば、上述した実施の形態では、組立保持具として電線を保持する電線用の組立保持具3を例示したが、これに限らず、ワイヤーハーネスに取り付けられるコネクタを保持するコネクタホルダや、クランプ等の外装部品を取り付けるパーツホルダ等、種々の組立保持具を固定する装置として適用してもよい。
【0052】
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、作業性がよく、全体の寸法を可及的にコンパクトにまとめることができるので、レイアウト上の制約も少なくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る多孔板用組立保持具の固定具の装着時の使用例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態に係る着脱動作を示す一部断面略図である。
【図3】図1の実施形態に係る着脱動作を示す一部断面略図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る固定具の分解斜視図である。
【図5】図4の実施形態に係る着脱動作を示す一部断面略図である。
【図6】図4の実施形態に係る着脱動作を示す一部断面略図である。
【図7】従来の多孔板の斜視図である。
【図8】図7の固定具の操作手順を示す断面略図である。
【符号の説明】
1 多孔板
2 孔
20 固定具
21 押圧部
22 雌ねじ(止定操作手段)
23 雄ねじ(止定操作手段)
25 係合部
26 手動ハンドル(止定操作手段)
30 固定具
30 止定操作手段
32 雄ねじ(止定操作手段)
33 雌ねじ(止定操作手段)
34 手動ハンドル(止定操作手段)
40 取付部材
41 開閉体(係合部)
42 押圧部

Claims (3)

  1. 多数の孔が所定間隔で穿設された多孔板に、ワイヤーハーネスの組立保持具を着脱可能に固定する多孔板用組立保持具の固定具であって、
    上記多孔板の孔に挿抜可能に構成されているとともに当該多孔板の背面に係脱可能な係合部と、
    この係合部と協働して上記組立保持具を上記多孔板に押圧する押圧部と、
    この押圧部と上記係合部とを、両者が上記組立保持具を止定する止定状態と止定状態を解除する止定解除状態とに操作する止定操作手段と
    を備え、上記止定操作手段は手作業で上記多孔板の表側から回動操作可能な手動ハンドルと、上記係合部を一体的に担持しているとともに上記押圧部と相対的に変位して上記多孔板の孔に挿通される挿通部と、この挿通部の外周に形成されているとともに上記手動ハンドルに連結される雄ねじと、この雄ねじに螺合するように上記押圧部に形成された雌ねじとを備えていることを特徴とする多孔板用組立保持具の固定具。
  2. 多数の孔が所定間隔で穿設された多孔板に、ワイヤーハーネスの組立保持具を着脱可能に固定する多孔板用組立保持具の固定具であって、
    上記多孔板の孔に挿抜可能に構成されているとともに当該多孔板の背面に係脱可能な係合部と、
    この係合部と協働して上記組立保持具を上記多孔板に押圧する押圧部と、
    この押圧部と上記係合部とを、両者が上記組立保持具を止定する止定状態と止定状態を解除する止定解除状態とに操作する止定操作手段と
    を備え、上記止定操作手段は、手作業で上記多孔板の表側から回動操作可能な手動ハンドルを備え、
    上記係合部は、当該多孔板の背面に係合する拡開姿勢及び係合を解除する縮径姿勢の間で開閉可能に形成された開閉体であり、
    上記止定操作手段は、上記係合部を押し上げて拡開姿勢に駆動する拡開位置と拡開位置から降下して上記縮径姿勢に戻るのを許容する退避位置との間で上記係合部と相対的に昇降可能なくさび部と、このくさび部に連設されて、上記押圧部と相対変位可能な状態で上記多孔板の表側に突出する雄ねじと、この雄ねじと螺合する雌ねじとを備え、上記雌ねじは、上記くさび部が退避位置と拡開位置との間で昇降できるように上記手動ハンドルに形成されていることを特徴とする多孔板用組立保持具の固定具。
  3. 請求項1または2記載の多孔板用組立保持具の固定具において、
    上記手動ハンドルは、少なくとも平面形状が円形に形成されていることを特徴とする多孔板用組立保持具の固定具。
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