JP3674215B2 - Granulated coated seed and method for producing the same - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、造粒コーティング種子およびその製造方法に関する。特に花卉種子などの好光性種子を造粒コーティングした造粒コーティング種子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より農作業における省力化などのため、野菜などの種子に赤土やクレーなどの造粒材を、ポリビニルアルコールやカルボキシメチルセルロースなどの結合剤を用いて、流動層型造粒機または傾斜回転パン型造粒機により造粒コーティングすることが知られている(例えば、特公昭38−3469号)。
【0003】
このようにして得られた造粒コーティング種子は、播種後に土壌中で適度な水分に遭うと、コーティング層が吸水して2〜3個所に亀裂が生じることにより、ブロック状に破砕され、発芽が起こる。
【0004】
特に花卉種子などの好光性種子は、発芽に光を要するため、播種時に土中に埋没させずに地表に配して光を受けやすくしている。
【0005】
しかしながら、従来の造粒コーティング種子では、播種時に吸水してもそのコーティング層が良好に割れないという問題がある。すなわち、従来のものでは、吸水してもコーティング層にほとんど亀裂が入らないか、入っても幅の狭いものであるため、種子が十分に露出しないことがある。そのため、上記のような好光性種子では、光が遮断されて良好な発芽が阻害されてしまうという問題がある。また、従来の造粒コーティング種子では、製造直後には割れても、経日により時間がたつにつれて、徐々に割れにくくなるという問題がある。
【0006】
また、花卉種子等の好光性種子は、微小種子であるため、使用する造粒用組成物の粒径によっては、種子を含有していない球状物が副生することがある。この球状物の副生の問題を解決するために、造粒用組成物の粒径を20μm未満にすることが提案されている(特願平7−321542号)。しかしながら、造粒用組成物の粒径が20μm以上の場合は、依然として問題は解決されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、種子、特に好光性種子を造粒コーティングするものにおいて、播種時に吸水しやすく、さらに吸水により割れやすく、しかも経日によっても割れ方が変化しにくく、さらに種子を含有しない球状物の副生がほとんど認められない造粒コーティング種子およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の造粒コーティング種子は、モンモリロナイト及びベントナイトのいずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とからなる造粒材を含有する造粒用組成物と、結合剤として、25℃での水溶液粘度が50mPa・s以下であるセルロース系水溶性高分子化合物の水溶液とを用いて、種子を造粒コーティングしてなる。
【0009】
ここで、平均粒径とは、レーザー回折/散乱法により測定される平均体積径をいう。
【0010】
上記において、第1の発明では、前記粉体(B)の50重量%以上が、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土のいずれか一方もしくは双方よりなることを特徴とする
【0011】
また、上記において、第2の発明では、前記粉体(A)のモンモリロナイト及びベントナイトが、膨潤力12ml/2g以上のナトリウムモンモリロナイト及びナトリウムベントナイトであることを特徴とする
【0012】
また、上記においては、前記セルロース系水溶性高分子化合物が、エーテル化度0.7〜0.9、平均重合度150以下であるカルボキシメチルセルロースであることが好ましい。
【0013】
本発明の造粒コーティング種子は、播種時、そのコーティング層が吸水しやすく、さらに吸水により割れやすくなる。また、経日によってもその割れやすさが変化しにくい。そのため、好光性種子は光を受けやすくなり、良好に発芽する。また、上記特定の造粒用組成物と結合剤との組合せにより、造粒用組成物の粒径が20μm以上であっても種子を含有しない球状物が副生しにくい。
【0014】
なお、花卉種子等の好光性種子は、その生育に対して結合剤の影響を受けやすいという問題があるが、本発明の造粒コーティング種子では、上記のようにコーティング層の吸水時の割れ方が良好であり、種子からの剥離が良好であるため、生育に対する結合剤の影響がほとんどない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
【0016】
(1)造粒用組成物
造粒用組成物は、モンモリロナイト及びベントナイトのいずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とからなる造粒材を含有する。
【0017】
粉体(A)は、上記効果をより高める点より、平均粒径が30μm以下のモンモリロナイト及び/又はベントナイトよりなること、即ち単独の粉体よりなる場合にはその粉体が、複数の粉体よりなる場合にはそれぞれの粉体が平均粒径30μm以下であることが好ましい。なお、上記効果を損なわない程度であれば、平均粒径30μmを越えるモンモリロナイト及び/又はベントナイトを含有させてもよいが、少なくとも粉体(A)全体としての平均粒径が30μm以下であることを要する。
【0018】
粉体(A)の平均粒径は、0.5μm以上20μm以下であることが、上記した本発明の効果を高める上で好ましい。
【0019】
モンモリロナイトは、シリカ、アルミナ、マグネシアを主成分とする層状構造の粘土鉱物であり、ベントナイトは、このモンモリロナイトを主成分とする粘土鉱物である。両者は、共に大きな内部表面積と高度の水和力を有するため、吸水性及び膨潤性に富む。そのため、これらを造粒用組成物中に0.1〜25重量%含有させると、コーティング層が吸水しやすく、かつ、吸水により割れやすくなる。粉体(A)の含有率が0.1重量%未満であると、このような効果を十分に得ることができない。また、25重量%を越えると、コーティング層が逆に割れにくくなる。これは、粉体(A)の含有率が高いほど、その膨潤力によりコーティング層の吸水時の割れ方の度合いは大きくなるが、粉体(A)は、膨潤するだけでなく、他の粉体が吸水により流出するのを防ぐ作用も果しているため、25重量%を越えると、粉体(A)の粘結性によりコーティング層の硬度が高くなるからである。
【0020】
粉体(A)のモンモリロナイト及びベントナイトは、その膨潤力が12ml/2g以上であることが好ましい。12ml/2g未満では、特に好光性種子を造粒コーティングした場合に、コーティング層の割れ方が必ずしも十分とは言えないからである。
【0021】
モンモリロナイト及びベントナイトには、結晶層間の交換性陽イオンの種類により、ナトリウム型、カルシウム型、カリウム型がある。そのうち、特にナトリウム型は、膨潤力に優れるため、本発明においては、ナトリウム型のナトリウムモンモリロナイト、ナトリウムベントナイトを用いることが好ましく、特に、その膨潤力が12ml/2g以上であることが好ましい。
【0022】
ここで、ナトリウムモンモリロナイト及びナトリウムベントナイトには、炭酸ナトリウムなどにより活性化処理したナトリウム活性化モンモリロナイト、ナトリウム活性化ベントナイト、ナトリウム置換処理モンモリロナイト、ナトリウム置換処理ベントナイトなども含まれる。
【0023】
粉体(B)は、上記のように、モンモリロナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上30μm以下の粉体である。ここで、平均粒径が10μm未満では経日によりコーティング層の割れやすさが低下してしまう。
【0024】
この粉体(B)は、上記した本発明の効果をより高める点より、平均粒径が10μm以上30μm以下である1種又は2種以上の粉体(モンモリロナイト及びベントナイトを除く。)よりなること、即ち単独の粉体よりなる場合にはその粉体が、複数の粉体よりなる場合にはそれぞれの粉体が10μm以上30μm以下であることが好ましい。なお、上記効果を損なわない程度であれば、平均粒径が10μm未満の粉体や、平均粒径が30μmを越える粉体を含有させてもよいが、少なくとも粉体(B)全体としての平均粒径が10μm以上30μm以下であることを要する。
【0025】
ここで、粉体(B)の平均粒径は粉体(A)の平均粒径よりも大きいことが好ましく、より好ましくは、粉体(B)の平均粒径が粉体(A)の平均粒径の1.5倍以上60倍以下である。これにより、経日によるコーティング層の割れ方の変化をより効果的に抑制することができ、また造粒コーティング時の作業性に優れる。
【0026】
粉体(B)としては、未焼成珪藻土(乾燥珪藻土)、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土等の珪藻土、シリカ、タルク、カオリン、パーライト並びに炭酸カルシウムなどの造粒用の無機物粉体を用いることができ、これらの粉体を単独で用いても2種以上混合してもよい。
【0027】
粉体(B)は、その50重量%以上が、珪藻土の中でも、焼成珪藻土及び/又は融剤焼成珪藻土よりなることが好ましい。珪藻土の中でも未焼成珪藻土よりも焼成珪藻土や融剤焼成珪藻土を用いた方が、コーティング層の割れ方がよく、経日によってもその割れやすさが変化しにくいからである。
【0028】
本発明において用いる造粒用組成物は、上記した粉体(A)及び粉体(B)よりなる造粒材を含有し、さらにその他の成分として、所望により、疎水剤、植物ホルモン、植物栄養剤、植物成長調整剤、殺菌剤、酸素発生剤、肥料などの補助成分を含有してもよい。なお、かかる補助成分を含有させる場合、その粉体の平均粒径は30μm以下であることが好ましい。
【0029】
(2)結合剤
結合剤としては、25℃での水溶液粘度が、50mPa・s以下、好ましくは1mPa・s以上50mPa・s以下である、セルロース系水溶性高分子化合物の水溶液を用いる。水溶液粘度が50mPa・s(25℃)より大きいと、コーティング層の吸水時の割れ方が経日により低下する。
【0030】
セルロース系水溶性高分子化合物としては、カルボキシメチルセルロース(通常ナトリウム塩)(CMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、メチルセルロース(MC)、メチルヒドロキシエチルセルロース(MHEC)、メチルヒドロキシプロピルセルロース(MHPC)、エチルヒドロキシエチルセルロース(EHEC)等を挙げることができる。そのうち、特にカルボキシメチルセルロースを用いることが好ましい。
【0031】
さらに、本発明の上記効果をより高める点より、エーテル化度0.7〜0.9、平均重合度150以下であるカルボキシメチルセルロースを用いることが好ましい。なお、エーテル化度が0.7未満の場合や0.9をより大きい場合、平均重合度が150より大きい場合には、コーティング層の吸水時の割れ方が経日により低下しやすくなる。なお、カルボキシメチルセルロースの平均重合度は50以上であることが好ましい。
【0032】
また、前記カルボキシメチルセルロースは、純分が95重量%以上であることが、本発明の効果を高める上で好ましい。
【0033】
なお、本発明の上記した効果を損わない程度であれば、他の結合剤を適宜加えてもよい。また、本発明の上記した効果を損わない程度であれば、植物ホルモンや植物栄養剤などの補助成分を加えてもよい。
【0034】
(3)造粒コーティング方法
以上よりなる造粒用組成物及び結合剤を用いて、種子を造粒コーティングするには、傾斜回転パン型造粒機、流動層型造粒機など種々の公知の造粒装置を用いることができる。
【0035】
造粒コーティングにおいては、種子に上記結合剤をスプレーなどにより噴霧しながら、上記造粒用組成物粉体を添加して、種子の表面にコーティング層を形成せしめる。なお、造粒コーティング種子製造時のごく初期の段階においては、結合剤を含まない水のみを用いて造粒用組成物をコーティングすることも可能であり、その後、上記結合剤を使用すれば、本発明による造粒コーティング種子の良好な特徴を維持したまま、同時に、結合剤の生育への影響をより効果的に抑えることができる。
【0036】
得られる造粒コーティング種子の大きさは、もとの種子の重量や大きさがそれぞれ異なるので一概にはいえないが、機械播種できる程度の大きさでよく、特に限定されない。
【0037】
造粒コーティングされる種子の種類も限定されない。通常の種子、あるいは殻をむいたいわゆる剥皮種子(裸の種子)などの加工処理された種子を用いることができる。また、本発明に特に適している好光性種子とは、光がないと発芽しにくい種子をいい、例えば、花卉種子の多くの種類が該当する。例としては、ベチュニア、トルコキキョウ、ベゴニア、コリウス、キンギョソウなどが挙げられる。
【0038】
これらの花卉種子には、平均粒径1mm以下である微小な種子が多く、本発明はこれら微小な好光性種子に特に効果的である。
【0039】
なお、造粒コーティングされた種子の識別を目的として造粒コーティング種子の表面を色素、染料、顔料などで着色する場合には、本発明の上記した効果を損なわない程度であれば、これらの薬剤を造粒用組成物または結合剤に配合してもよい。
【0040】
【実施例】
以下、実施例及び比較例により本発明の具体例及び効果を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0041】
実施例1〜4
発芽率約80%のトルコキキョウの種子50mlを傾斜回転パンに投入し、表1に示す造粒用組成物、結合剤を用いて、粒径が約1.5mmになるまで造粒コーティングした後、30℃で3時間乾燥した。なお、表1において、「部」とは重量部を意味する。また、「粒径」は平均粒径である。
【0042】
表1に、造粒コーティング時における種子を含まない球状物の発生率(副生率)を示す。副生率は、造粒コーティングの結果得られた球状物のうち種子を含有していないものの割合(%)であって、得られた球状物500粒において検査して求めた。
【0043】
このようにして得られた造粒コーティング種子について、製造直後、製造から3か月後、6か月後及び12か月後に発芽試験を行なって発芽勢及び発芽率の経日変化を調べた。発芽試験は、直径9cmのシャーレに濾紙2枚を敷き、これに水4mlを注いだ後、造粒コーティングした種子100粒を置床し、20℃の恒温器に入れて行なった。なお、種子を含む球状物と含まない球状物との区別は肉眼ではできなかったため、発芽試験は、種子を含有しない球状物の選別をせずに行なった。結果を表1に示す。
【0044】
【表1】

Figure 0003674215
*1:ベントナイトとしてナトリウムベントナイト、モンモリロナイトとしてナトリウムモンモリロナイトを用いた。
*2:粒径比=(粉体(B)の平均粒径)/(粉体(A)の平均粒径)
*3:結合剤の水溶液の濃度%は、重量%濃度である。
【0045】
*4:粘度は、B型粘度計により測定した(25℃)。
*5:発芽勢は、発芽試験開始から7日後に発芽している種子の割合(%)である。
*6:発芽率は、発芽試験開始から14日後に発芽している種子の割合(%)である。
*7:実施例2の粉体(B)は、混合物全体としての平均粒径が16μmであった。
【0046】
比較例1〜3
表2に示す造粒用組成物及び結合剤を用いて、実施例1〜4と同様にして、造粒コーティングを行ない、副生率を測定し、また得られた造粒コーティング種子について発芽試験を行なった。結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
Figure 0003674215
*1〜*6:実施例1〜4と同じ。
*8:比較例1の粉体(B)は混合物全体としての平均粒径が25.5μmであった。
【0048】
表より明らかなように、実施例1〜4では種子を含まない球状物が全く発生しなかった。これに対し、比較例1,2では種子を含まない球状物の発生率が高かった。また、実施例1〜4の造粒コーティング種子は、いずれも比較例1,2に対し、種子を含まない球状物の存在を考慮しても、製造直後の発芽勢及び発芽率が高かった。しかも、12か月経過後においても、発芽勢及び発芽率があまり低下しなかった。これに対し、比較例1,2の造粒コーティング種子は、経日により発芽勢及び発芽率がともに大きく低下した。
【0049】
また、比較例3では種子を含まない球状物が全く発生せず、また製造直後の発芽率及び発芽勢も比較的高かったが、経日により発芽率及び発芽勢がともに大きく低下した。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、上記特定の造粒用組成物と結合剤との組合わせにより、造粒コーティング種子が、播種時、そのコーティング層が吸水しやすく、さらに吸水により割れやすくなる。さらに、経日によってもその割れやすさが変化しにくい。また、種子を含有しない球状物の副生がほとんど認められず、さらに結合剤を使用しているものの、上記のようにコーティング層の吸水時の割れ方が良好で、種子からの剥離が良好であるため、生育に対する結合剤の影響がほとんどない。そのため、特に発芽に光を要する好光性種子は光を受けやすくなり、良好に発芽する。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a granulated coated seed and a method for producing the same. In particular, the present invention relates to a granulated coated seed obtained by granulating and coating a photophilic seed such as a flower seed and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for the purpose of labor saving in agricultural work, granulation materials such as red soil and clay are used for seeds such as vegetables, and a fluidized bed granulator or inclined rotating pan type granulator using a binder such as polyvinyl alcohol or carboxymethyl cellulose. It is known to perform granulation coating with a granulator (for example, Japanese Patent Publication No. 38-3469).
[0003]
The granulated coated seeds obtained in this way are crushed into blocks and germinated when they encounter moderate moisture in the soil after sowing, because the coating layer absorbs water and cracks occur in 2 to 3 places. Occur.
[0004]
In particular, photoluminescent seeds such as floret seeds require light for germination, so they are arranged on the ground surface without being buried in the soil at the time of sowing so that they can receive light easily.
[0005]
However, the conventional granulated coated seed has a problem that the coating layer does not break well even if water is absorbed during sowing. That is, in the conventional product, even if water is absorbed, the coating layer is hardly cracked, or even if it is entered, the width may be narrow, so that the seed may not be sufficiently exposed. For this reason, the above-mentioned photophilic seed has a problem that light is blocked and good germination is inhibited. In addition, the conventional granulated coated seed has a problem that even if it is cracked immediately after production, it gradually becomes difficult to crack over time.
[0006]
Moreover, since the photoluminescent seeds such as flower seeds are micro seeds, depending on the particle size of the granulating composition to be used, a spherical product not containing seeds may be by-produced. In order to solve the problem of the by-product of the spherical product, it has been proposed that the particle size of the granulating composition is less than 20 μm (Japanese Patent Application No. 7-321542). However, when the particle size of the granulating composition is 20 μm or more, the problem has not been solved.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in view of the above-mentioned problems, the present invention is a method for granulating and coating seeds, particularly euphobic seeds, which is easy to absorb water at the time of sowing, and more susceptible to cracking due to water absorption, and the cracking is less likely to change over time. Another object of the present invention is to provide a granulated coated seed in which a by-product of a spherical product containing no seed is hardly observed and a method for producing the same.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The granulated coated seed of the present invention comprises 0.1 to 25% by weight of powder (A) having an average particle size of 30 μm or less composed of one or both of montmorillonite and bentonite, and an average composed of powder other than montmorillonite and bentonite. A granulating composition containing a granulated material consisting of 99.9 to 75% by weight of powder (B) having a particle size of 10 μm or more and 30 μm or less, and an aqueous solution viscosity at 25 ° C. of 50 mPa · s or less as a binder The seed is granulated and coated using an aqueous solution of a cellulose-based water-soluble polymer compound.
[0009]
Here, the average particle diameter means an average volume diameter measured by a laser diffraction / scattering method.
[0010]
In the above, the first aspect of the invention, more than 50% by weight of the powder (B), characterized in that consists of either or both of the firing diatomaceous earth and flux-calcined diatomaceous earth.
[0011]
In the above, in the second invention, montmorillonite and bentonite of said powder (A), characterized in that a swelling power 12 ml / 2 g or more of sodium montmorillonite and sodium bentonite.
[0012]
In the above, the cellulose-based water-soluble polymer compound is preferably carboxymethyl cellulose having an etherification degree of 0.7 to 0.9 and an average degree of polymerization of 150 or less.
[0013]
The granulated coated seed of the present invention has a coating layer that easily absorbs water when sown, and more easily breaks due to water absorption. In addition, the fragility is less likely to change with time. Therefore, the photophilic seeds are susceptible to light and germinate well. In addition, due to the combination of the specific granulating composition and the binder, even if the granulating composition has a particle size of 20 μm or more, a spherical product that does not contain seeds is hardly generated as a by-product.
[0014]
In addition, photoluminescent seeds such as flower seeds have a problem that they are susceptible to the influence of the binder on their growth, but in the granulated coated seeds of the present invention, as described above, cracking of the coating layer upon water absorption Is better and has better release from the seeds, so there is little influence of the binder on growth.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Below, the matter relevant to implementation of this invention is demonstrated in detail.
[0016]
(1) Composition for granulation The composition for granulation is 0.1 to 25% by weight of powder (A) having an average particle size of 30 μm or less composed of one or both of montmorillonite and bentonite, and other than montmorillonite and bentonite A granulated material comprising 99.9 to 75% by weight of a powder (B) having an average particle diameter of 10 μm or more and 30 μm or less made of the above powder.
[0017]
The powder (A) is made of montmorillonite and / or bentonite having an average particle size of 30 μm or less, in other words, when the powder (A) is made of a single powder, the powder comprises a plurality of powders. In the case of comprising, it is preferable that each powder has an average particle size of 30 μm or less. As long as the above effects are not impaired, montmorillonite and / or bentonite having an average particle size of more than 30 μm may be contained, but at least the average particle size of the powder (A) as a whole is 30 μm or less. Cost.
[0018]
The average particle diameter of the powder (A) is preferably 0.5 μm or more and 20 μm or less in order to enhance the effect of the present invention described above.
[0019]
Montmorillonite is a clay mineral having a layered structure mainly composed of silica, alumina, and magnesia, and bentonite is a clay mineral mainly composed of this montmorillonite. Since both have a large internal surface area and a high hydration power, they are rich in water absorption and swelling. Therefore, when these are contained in the granulating composition in an amount of 0.1 to 25% by weight, the coating layer easily absorbs water and breaks easily due to water absorption. If the content of the powder (A) is less than 0.1% by weight, such an effect cannot be sufficiently obtained. On the other hand, if it exceeds 25% by weight, the coating layer is difficult to crack. This is because the higher the content of powder (A), the greater the degree of cracking when the coating layer absorbs water due to its swelling power, but powder (A) not only swells but also other powders. This is because the body also serves to prevent the body from flowing out due to water absorption, and when it exceeds 25% by weight, the hardness of the coating layer increases due to the caking property of the powder (A).
[0020]
The swelling power of the montmorillonite and bentonite of the powder (A) is preferably 12 ml / 2 g or more. This is because if the amount is less than 12 ml / 2 g, the method of cracking the coating layer is not always sufficient, particularly when agglomerated seeds are granulated and coated.
[0021]
Montmorillonite and bentonite include sodium type, calcium type, and potassium type depending on the type of exchangeable cation between crystal layers. Among them, since the sodium type is particularly excellent in swelling power, sodium type sodium montmorillonite and sodium bentonite are preferably used in the present invention, and the swelling power is particularly preferably 12 ml / 2 g or more.
[0022]
Here, sodium montmorillonite and sodium bentonite include sodium activated montmorillonite activated by sodium carbonate, sodium activated bentonite, sodium-substituted montmorillonite, sodium-substituted bentonite, and the like.
[0023]
As described above, the powder (B) is a powder having an average particle size of 10 μm or more and 30 μm or less made of powder other than montmorillonite and bentonite. Here, if the average particle size is less than 10 μm, the ease of cracking of the coating layer will decrease with time.
[0024]
This powder (B) is made of one or more powders (excluding montmorillonite and bentonite) having an average particle diameter of 10 μm or more and 30 μm or less in order to further enhance the effect of the present invention described above. That is, in the case where the powder is composed of a single powder, the powder is preferably 10 μm or more and 30 μm or less in the case where the powder is composed of a plurality of powders. In addition, as long as the above effects are not impaired, a powder having an average particle size of less than 10 μm or a powder having an average particle size of more than 30 μm may be included, but at least the average of the powder (B) as a whole The particle size needs to be 10 μm or more and 30 μm or less.
[0025]
Here, the average particle diameter of the powder (B) is preferably larger than the average particle diameter of the powder (A), and more preferably, the average particle diameter of the powder (B) is the average of the powder (A). It is 1.5 to 60 times the particle size. Thereby, the change of the cracking method of the coating layer by aging can be suppressed more effectively, and the workability at the time of granulation coating is excellent.
[0026]
As the powder (B), granulated inorganic powders such as diatomaceous earth such as unfired diatomaceous earth (dried diatomaceous earth), calcined diatomaceous earth and flux fired diatomaceous earth, silica, talc, kaolin, perlite and calcium carbonate are used. These powders may be used alone or in combination of two or more.
[0027]
It is preferable that 50 weight% or more of powder (B) consists of calcination diatomite and / or flux calcination diatomite among diatomaceous earth. This is because, among diatomaceous earths, the use of calcined diatomaceous earth or flux calcined diatomaceous earth is better than the unfired diatomaceous earth, and the cracking of the coating layer is better.
[0028]
The composition for granulation used in the present invention contains a granulating material composed of the above-mentioned powder (A) and powder (B), and as other components, if desired, a hydrophobic agent, a plant hormone, plant nutrition You may contain auxiliary components, such as an agent, a plant growth regulator, a disinfectant, an oxygen generator, and a fertilizer. In addition, when including this auxiliary component, it is preferable that the average particle diameter of the powder is 30 micrometers or less.
[0029]
(2) Binder As the binder, an aqueous solution of a cellulose-based water-soluble polymer compound having an aqueous solution viscosity at 25 ° C. of 50 mPa · s or less, preferably 1 mPa · s or more and 50 mPa · s or less is used. If the aqueous solution viscosity is greater than 50 mPa · s (25 ° C.), the cracking of the coating layer upon water absorption decreases with time.
[0030]
Cellulose-based water-soluble polymer compounds include carboxymethylcellulose (usually sodium salt) (CMC), hydroxyethylcellulose (HEC), methylcellulose (MC), methylhydroxyethylcellulose (MHEC), methylhydroxypropylcellulose (MHPC), and ethylhydroxyethylcellulose. (EHEC). Of these, it is particularly preferable to use carboxymethylcellulose.
[0031]
Furthermore, it is preferable to use carboxymethyl cellulose having a degree of etherification of 0.7 to 0.9 and an average degree of polymerization of 150 or less from the viewpoint of further enhancing the effects of the present invention. If the degree of etherification is less than 0.7, greater than 0.9, or if the average degree of polymerization is greater than 150, the cracking of the coating layer during water absorption tends to decrease over time. The average degree of polymerization of carboxymethyl cellulose is preferably 50 or more.
[0032]
The carboxymethyl cellulose preferably has a pure content of 95% by weight or more for enhancing the effects of the present invention.
[0033]
In addition, as long as the above-described effects of the present invention are not impaired, other binders may be added as appropriate. Moreover, you may add auxiliary components, such as a plant hormone and a plant nutrient, if it is a grade which does not impair the above-mentioned effect of this invention.
[0034]
(3) In order to granulate and coat seeds using a granulation composition and a binder comprising the above granulation coating method, various known methods such as a tilting rotary bread granulator and a fluidized bed granulator A granulator can be used.
[0035]
In the granulation coating, the above-mentioned granulating composition powder is added to the seed while spraying the binder with a spray or the like to form a coating layer on the surface of the seed. In the very initial stage of granulated coated seed production, it is also possible to coat the granulating composition using only water that does not contain a binder, and then using the binder, While maintaining the good characteristics of the granulated coated seed according to the present invention, it is possible to more effectively suppress the influence of the binder on the growth.
[0036]
The size of the granulated coated seeds obtained is not unclear because the weight and size of the original seeds are different, but it is not particularly limited as long as it can be mechanically sown.
[0037]
The type of seed to be granulated coated is not limited. Normal seeds or processed seeds such as shelled so-called peeled seeds (bare seeds) can be used. Further, the photophilic seed particularly suitable for the present invention refers to a seed that is difficult to germinate without light, and includes, for example, many kinds of flower seeds. Examples include Bethonia, Turkey, Begonia, Coleus, Snapdragon and the like.
[0038]
Many of these floret seeds have minute seeds having an average particle diameter of 1 mm or less, and the present invention is particularly effective for these minute photophilic seeds.
[0039]
In the case where the surface of the granulated coated seed is colored with a pigment, dye, pigment or the like for the purpose of identifying the granulated coated seed, these agents are used as long as the effects of the present invention are not impaired. May be incorporated into the granulating composition or binder.
[0040]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, specific examples and effects of the present invention will be shown by examples and comparative examples, but the present invention is not limited to these examples.
[0041]
Examples 1-4
After putting 50 ml of seeds of Turkish Kyocera with a germination rate of about 80% into an inclined rotating pan and granulating and coating using the granulating composition and binder shown in Table 1 until the particle size becomes about 1.5 mm And dried at 30 ° C. for 3 hours. In Table 1, “parts” means parts by weight. The “particle size” is an average particle size.
[0042]
Table 1 shows the generation rate (by-product rate) of spheres that do not contain seeds during granulation coating. The by-product rate is a ratio (%) of the spherical product obtained as a result of the granulation coating and does not contain seeds, and was obtained by inspecting 500 obtained spherical products.
[0043]
The granulated coated seeds thus obtained were subjected to a germination test immediately after production, 3 months after production, 6 months and 12 months, and examined for changes in germination vigor and germination rate over time. The germination test was carried out by placing two filter papers on a petri dish with a diameter of 9 cm, pouring 4 ml of water onto the petri dish, placing 100 seeds of granulated coating, and placing them in a thermostat at 20 ° C. In addition, since it was not possible to distinguish between a spherical substance containing seeds and a spherical substance containing no seeds with the naked eye, the germination test was performed without selecting the spherical substances containing no seeds. The results are shown in Table 1.
[0044]
[Table 1]
Figure 0003674215
* 1: Sodium bentonite was used as bentonite, and sodium montmorillonite was used as montmorillonite.
* 2: Particle size ratio = (average particle size of powder (B)) / (average particle size of powder (A))
* 3: The concentration% of the binder aqueous solution is the concentration by weight.
[0045]
* 4: The viscosity was measured with a B-type viscometer (25 ° C.).
* 5: Germination vigor is the ratio (%) of seeds germinated 7 days after the start of the germination test.
* 6: The germination rate is the ratio (%) of seeds germinated 14 days after the start of the germination test.
* 7: The powder (B) of Example 2 had an average particle size of 16 μm as a whole mixture.
[0046]
Comparative Examples 1-3
Using the granulation composition and binder shown in Table 2, the granulation coating was performed in the same manner as in Examples 1 to 4, the byproduct rate was measured, and the germination test was conducted on the obtained granulated coating seeds. Was done. The results are shown in Table 2.
[0047]
[Table 2]
Figure 0003674215
* 1 to * 6: Same as in Examples 1 to 4.
* 8: The powder (B) of Comparative Example 1 had an average particle diameter of 25.5 μm as a whole mixture.
[0048]
As apparent from the table, in Examples 1 to 4, no spheroids containing no seeds were generated. On the other hand, in Comparative Examples 1 and 2, the incidence of spheroids not containing seeds was high. In addition, the granulated coated seeds of Examples 1 to 4 were higher in germination vigor and germination rate immediately after production than Comparative Examples 1 and 2, even when the presence of a spherical material not containing seeds was considered. Moreover, even after 12 months, the germination vigor and germination rate did not decrease much. On the other hand, in the granulated coated seeds of Comparative Examples 1 and 2, both germination vigor and germination rate were greatly reduced by the passage of time.
[0049]
Further, in Comparative Example 3, no spheroids containing no seeds were generated, and the germination rate and the germination rate immediately after production were relatively high, but both the germination rate and the germination rate were greatly reduced with the passage of time.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, by combining the specific granulating composition and the binder, the granulated coated seed can be easily absorbed by the coating layer at the time of sowing, and more easily broken by water absorption. Become. In addition, the fragility is less likely to change with time. In addition, almost no by-product of the spherical material containing no seeds was observed, and although a binder was used, the cracking of the coating layer upon water absorption was good as described above, and peeling from the seeds was good. As such, there is little effect of the binder on growth. For this reason, particularly euphotic seeds that require light for germination become susceptible to light and germinate well.

Claims (8)

モンモリロナイト及びベントナイトのいずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とからなる造粒材を含有する造粒用組成物と、
結合剤として、25℃での水溶液粘度が50mPa・s以下であるセルロース系水溶性高分子化合物の水溶液とを用いて、
種子を造粒コーティングしてなる造粒コーティング種子であって、
前記粉体(B)の50重量%以上が、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土のいずれか一方もしくは双方よりなることを特徴とする造粒コーティング種子
0.1 to 25% by weight of powder (A) consisting of one or both of montmorillonite and bentonite with an average particle size of 30 μm or less, and powder having an average particle size of 10 μm to 30 μm consisting of powder other than montmorillonite and bentonite (B) a granulating composition containing a granulated material consisting of 99.9 to 75% by weight;
As a binder, using an aqueous solution of a cellulose-based water-soluble polymer compound having an aqueous solution viscosity at 25 ° C. of 50 mPa · s or less,
A granulated coated seed obtained by granulating a seed ,
A granulated coated seed, wherein 50% by weight or more of the powder (B) comprises one or both of calcined diatomaceous earth and flux calcined diatomaceous earth .
モンモリロナイト及びベントナイトのいずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とからなる造粒材を含有する造粒用組成物と、
結合剤として、25℃での水溶液粘度が50mPa・s以下であるセルロース系水溶性高分子化合物の水溶液とを用いて、
種子を造粒コーティングしてなる造粒コーティング種子であって、
前記粉体(A)のモンモリロナイト及びベントナイトが、膨潤力12ml/2g以上のナトリウムモンモリロナイト及びナトリウムベントナイトであることを特徴とす造粒コーティング種子。
0.1 to 25% by weight of powder (A) consisting of one or both of montmorillonite and bentonite with an average particle size of 30 μm or less, and powder having an average particle size of 10 μm to 30 μm consisting of powder other than montmorillonite and bentonite (B) a granulating composition containing a granulated material consisting of 99.9 to 75% by weight;
As a binder, using an aqueous solution of a cellulose-based water-soluble polymer compound having an aqueous solution viscosity at 25 ° C. of 50 mPa · s or less,
A granulated coated seed obtained by granulating a seed,
Granulating and coating seed montmorillonite and bentonite of said powder (A) is, you being a swelling power 12 ml / 2 g or more of sodium montmorillonite and sodium bentonite.
前記セルロース系水溶性高分子化合物が、エーテル化度0.7〜0.9、平均重合度150以下であるカルボキシメチルセルロースであることを特徴とする請求項1又は2記載の造粒コーティング種子。The granulated coated seed according to claim 1 or 2, wherein the cellulose-based water-soluble polymer compound is carboxymethyl cellulose having an etherification degree of 0.7 to 0.9 and an average degree of polymerization of 150 or less. 前記種子が好光性種子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の造粒コーティング種子。The granulated coated seed according to any one of claims 1 to 3, wherein the seed is a photophilic seed. モンモリロナイト及びベントナイトのいずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とからなる造粒材を含有する造粒用組成物と、
結合剤として、25℃での水溶液粘度が50mPa・s以下であるセルロース系水溶性高分子化合物の水溶液とを用いて、
種子を造粒コーティングす造粒コーティング種子の製造方法であって、
前記粉体(B)の50重量%以上が、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土のいずれか一方もしくは双方よりなることを特徴とする造粒コーティング種子の製造方法
0.1 to 25% by weight of powder (A) consisting of one or both of montmorillonite and bentonite with an average particle size of 30 μm or less, and powder having an average particle size of 10 μm to 30 μm consisting of powder other than montmorillonite and bentonite (B) a granulating composition containing a granulated material consisting of 99.9 to 75% by weight;
As a binder, using an aqueous solution of a cellulose-based water-soluble polymer compound having an aqueous solution viscosity at 25 ° C. of 50 mPa · s or less,
Seeds A method for producing a granulated coated seed you granulating and coating,
A method for producing a granulated coated seed, wherein 50% by weight or more of the powder (B) comprises one or both of calcined diatomaceous earth and flux calcined diatomaceous earth .
モンモリロナイト及びベントナイトのいずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とからなる造粒材を含有する造粒用組成物と、
結合剤として、25℃での水溶液粘度が50mPa・s以下であるセルロース系水溶性高分子化合物の水溶液とを用いて、
種子を造粒コーティングする造粒コーティング種子の製造方法であって、
前記粉体(A)のモンモリロナイト及びベントナイトが、膨潤力12ml/2g以上のナトリウムモンモリロナイト及びナトリウムベントナイトであることを特徴とす造粒コーティング種子の製造方法。
0.1 to 25% by weight of powder (A) consisting of one or both of montmorillonite and bentonite with an average particle size of 30 μm or less, and powder having an average particle size of 10 μm to 30 μm consisting of powder other than montmorillonite and bentonite (B) a granulating composition containing a granulated material consisting of 99.9 to 75% by weight;
As a binder, using an aqueous solution of a cellulose-based water-soluble polymer compound having an aqueous solution viscosity at 25 ° C. of 50 mPa · s or less,
A method for producing a granulated coated seed for granulating and coating seeds, comprising:
Montmorillonite and bentonite, the method for producing a granulated coated seed you being a swelling power 12 ml / 2 g or more of sodium montmorillonite and sodium bentonite of the powder (A).
前記セルロース系水溶性高分子化合物が、エーテル化度0.7〜0.9、平均重合度150以下であるカルボキシメチルセルロースであることを特徴とする請求項5又は6記載の造粒コーティング種子の製造方法。The granulated coated seed according to claim 5 or 6, wherein the cellulose-based water-soluble polymer compound is carboxymethyl cellulose having an etherification degree of 0.7 to 0.9 and an average degree of polymerization of 150 or less. Method. 前記種子が好光性種子であることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の造粒コーティング種子の製造方法。The method for producing a granulated coated seed according to any one of claims 5 to 7, wherein the seed is a photophilic seed.
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