JP3673161B2 - ディスク回転機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやLD,DVD等の各種ディスク装置の回転機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク装置の回転機構は、例えば、特開平9−231674号公報に記載されている。この場合、図1に示すように、スピンドルモータ4の回転軸18の上端部には合成樹脂製のターンテーブル6が同心状に取り付けられ、その中央部には、ディスク20の中央に形成された円形のセンター孔30を嵌め込むためのディスク取り付け基準凸部22(以下、単に凸部22という)が突出形成され、そのターンテーブル6の上に、ディスク20を着脱自在に装着する。
【0003】
この凸部22は、平面視円形状に形成され、基部24と、その外周側に形成されたセンタリング補助部26(以下、単に補助部26ともいう)と、連結部28と、を含んで構成されている。その基部24は、やや厚肉の円筒状に形成され、スピンドルモータ4の回転軸18に圧入嵌合により固着されている。
【0004】
補助部26は基部24と同心状の環状をなし、従って、回転軸18と同心状となり、その外径は上部ほど小さくなり、外周面は外側に湾曲し御椀を伏せた形状となっている。その補助部26の外径は、ディスク20のセンター孔30の直径より若干小さくなっている。
【0005】
また、連結部28は、断面が略L字形の環状をなし、基部24と補助部26とを連結している。すなわち、補助部26の内周部32は基部24の中程の箇所に周方向に連続的に連結され、連結部28の外側上端部34は、補助部26の内周部に周方向で連続的に連結されている。
【0006】
図2に示すように、ターンテーブル6の補助部26と、その外周に形成されるディスク支持部36とに跨る箇所には、3つの矩形の貫通孔38が形成されている。各貫通孔38は、スピンドルモータ4の回転軸18から等距離の位置に形成され、それぞれの外周側の長辺は回転軸18の中心線に直交し、隣接し合う2つの貫通孔38,38の中心と回転軸18の中心とをそれぞれ結ぶ直線は略120°の角度を成している(120°の位相角)。
【0007】
そして、各貫通孔38の、回転軸18側の長辺38Aの箇所には、各長辺の中央に、回転軸18から遠ざかる方向に、斜め下に向けてばね性のある爪8が延設形成されている。これらの爪8は、図1に示すように、補助部26と同様に湾曲しており、その基端部40が連結部28の外側上端部34、すなわち長辺38Aの箇所に(一体的に)連結されている(図2参照)。
【0008】
ターンテーブル6は、上述のように合成樹脂により形成され、上記基部24、連結部28、補助部26、および各爪8は一体成形され、各爪8は、適切なバネ性を有している。従って、連結部28の外側端部に連結された基端部40を中心に、回転軸18の中心と爪8とを結ぶ直線に沿って(放射方向に)揺動可能となっている。また、爪8の先端と回転軸18の中心との間の距離Llは、ディスク20のセンター孔30の半径(図示省略)より若干大となっている。
【0009】
ターンテーブル6の頭部には、例えば鉄板を成形して成る環状のチャッキングヨーク44が回転軸18と同心状に配設されている。そのチャッキングヨーク44の外径は連結部28の外側上端部34より小さく、その全体が上記外側上端部34の内側に収納されている。
【0010】
このように構成されたターンテーブル6に対してディスク20を装着すると、図1の回転軸18より左側に破線で示すように、まず、ディスク20のセンター孔30の下面側の縁が各爪8外側の先端よりやや上の箇所に当接し、そして、ディスク20の重みと押圧力により、爪8のバネ力に抗して爪8を内方に押圧し、その結果、各爪8は内側に、すなわち回転軸18側に若干揺動(撓み変形)する。
【0011】
その後、不図示のチャッキングプーリが凸部22に嵌められると、そのマグネットがチャッキングヨーク44に吸着するため、ディスク20はチャッキングヨークによって下方に押圧される。これにより、図1において回転軸18の右側に破線で示すように、各爪8はディスク20の孔30の周縁部によってさらに下方に押圧されて内側に揺動し、ディスク20は下降してその下面が、ターンテーブル6の外周部に配設されたフリクションシート42に当接し、ターンテーブル6に対して固定される。
【0012】
このように、ターンテーブル6にばね性のある揺動自在な複数の爪8…を設けることによって、ディスク20のセンター孔30の径に若干バラツキがあっても、ディスク20を装着する際には、そのバラツキを、各爪8の揺動によって吸収させることにより、ディスク20を、回転軸18に対して、常に、同心状となるように、中心を一致させようとしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のディスク回転機構にあって、ディスク20に対して安定なセンタリング機能を確保しようとすれば、まず、各爪8のラジアル方向(放射方向)への付勢力を安定させる必要があり、そのためには、各爪8のバネ定数を小さく設定しなければならない。そのバネ定数を小さくするためには、以下の手段が考えられる(図3参照)。すなわち、▲1▼爪8の長さrを大に設定する。▲2▼肉厚tを薄くする。▲3▼爪8の弾性係数を小さくする等々が考えられる。
【0014】
ところが、▲2▼,▲3▼については、製造技術や素材を選択する上で限度があるため、上述のような構成で、バネ定数を充分に小さくしようとすれば、どうしても、▲1▼爪8の長さrを、図3に破線で示すように、大に(Rに)設定せざるを得なくなる。しかし、その場合には、必然的に、凸部22の高さhが大となり(Hとなり)、装置全体が嵩高くなってしまい、装置のコンパクト化、特に、薄型化が困難になる。
【0015】
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、ディスクの安定したセンタリング機能を確保することができ、かつ、コンパクト化と低コスト化が可能なディスク回転機構を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
【0017】
(1)ターンテーブル上に装着したディスクをそのターンテーブルと共に回転させるディスク回転機構であって、
前記ターンテーブルのラジアル方向に配置される複数の板バネ状弾性体と、
前記板バネ状弾性体上に形成されて、前記ディスクのセンター孔内周面に係合する調芯爪部と、を具備し、
前記ディスクを前記ターンテーブルに装着する際には、前記ディスクのセンター孔内周面が前記調芯爪部から受ける垂直抗力の分力が、前記ターンテーブルの放射方向に向くように、前記調芯爪部を形成し、かつ、前記ディスクが前記ターンテーブルに対して押圧されると、前記板バネ状弾性体が、前記ターンテーブルの回転中心軸に沿う方向に変形するように、前記板バネ状弾性体を形成し
前記調芯爪部の形状は、前記ターンテーブル回転中心に近づくにつれて前記ディスクのセンター孔内周面への当接角度が小さくなるように形成したことを特徴とする。
この構成によれば、板バネ状弾性体を、ターンテーブルのラジアル方向に配置し、その揺動方向が、ディスクの回転中心軸に略沿う方向となるので、板バネ状弾性体の長さを大に設定しても、ディスク回転中心軸方向のターンテーブルの寸法を大きくとる必要がないので、バネ定数を小に設定しやすくなり、精度の高い調芯性能を得られると共に、小型薄型化も可能となる。
さらに、ディスクのセンター孔がターンテーブルの回転中心からずれて装着された場合、前記ディスクのセンター孔中心と前記ターンテーブルの回転軸を通る断面において、ディスクのセンター孔半径をRc、偏心量をδRcとすれば、ターンテーブルの回転中心とディスクのセンター孔内周面との距離は、前記断面におけるディスクのセンター孔内周面とのターンテーブル回転中心からの距離(以下偏心距離と呼ぶ)は、それぞれRc+δRc(+偏心側)、Rc−δRc(−偏心側)となる。
一方、中心から近いほど調芯爪部のディスクのセンター孔内周面との当接面と、ターンテーブルの回転軸とのなす角度(以下付勢角と呼ぶ)は鋭角になっていくので、−偏心側の偏心距離を大きくする方向分力が発揮される一方、+偏心側においては、付勢角が大きくなる、つまり偏心距離を大きくする分力が小さくなる。従って,一偏心側の分力と+偏心側の分力のバランスの差が大きくなることから、その偏心量をより小さくすることが可能となり、すぐれた調芯性能が得られ、センタリング精度が向上する。
【0018】
(2)前記板バネ状弾性体を、金属製の板バネとしたことを特徴とする。
【0019】
この構成によれば、板バネ状弾性体に金属材を使用するので、バネ定数をより小さくすることができる。すなわち、各板バネ状弾性体のバネ力(付勢力)を均等化することができ、より精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0020】
(3)前記調芯爪部を、前記板バネ状弾性体に合成樹脂材をインサート成形することにより形成したことを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、ディスクのセンター孔内周面と当接する調芯爪部を、合成樹脂材のインサート成形により形成するので、調芯爪部の形状を精度よく形成することが容易となり、また、金属面と比して摩擦係数を小さくすることができるので、調芯爪部の表面に沿って、ディスクのセンター孔内周面が滑らかに摺動移動するため、調芯が容易となり、精度の高い調芯性能を確保することができる。また、ディスクのセンター孔内周面との当接部を合成樹脂としたことによって、ディスクへの損傷を少なくすることができる。
【0022】
(4)前記板バネ状弾性体は、前記ターンテーブルに対して下方に変位した状態で配置され、かつ、その自然状態への復帰を規制するための規制部を、前記ターンテーブルに形成したことを特徴とする。
【0023】
この構成によれば、板バネ状弾性体のバネ力の安定化を図るために、そのバネ定数を小さく設定した場合でも、初期撓みを与えることによって,必要なバネ力(付勢力)を得ることができる。すなわち、必要なバネ力を安定して得ることが出来るため、より精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0024】
さらに、調芯爪部の位置は、規制部によって安定に保持されるので、バネ力をさらに安定化させることができ、より一層精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0025】
(5)前記ターンテーブルの素材を合成樹脂材とし、前記調芯爪部と板バネ状弾性体とを、前記ターンテーブルと一体的に形成したことを特徴とする。
【0026】
この構成によれば、板バネ状弾性体をターンテーブル本体と一体成形したので、部品点数が減少し、部品コスト、組み立てコストの低減が可能となり、さらに組み立て時間が短くなるので工場の生産余力を向上させることもできる。
【0027】
また、多数の部品の組み合わせによる、各部品のクリアランス、各部品の精度のばらつく等によるばらつきが少なくなるので、より精度の高い調芯性能を確保することが可能となった。
【0028】
(6)前記板バネ状弾性体のバネ支点を、前記ディスクのセンター孔より外側の位置に配置したことを特徴とする。
【0029】
この構成によれば、板バネ状弾性体の上下方向の揺動支点位置を、ディスクのセンター孔半径よりも外側に配置することによって、調芯爪部がディスクのセンター孔内周面との当接部から受ける垂直方向の分力と、その当接部と前記板バネ状弾性体の揺動中心を結ぶ線とのなす角度が鈍角になるので(すなわち逃げ角となるので)、前記当接部において、調芯爪部が下方に向けて滑らかに変位しつつ摺動し、より安定した調芯性能を発揮することが可能となる。なお、鋭角をなす場合には、食い込み方向となるので、大きな負荷となるだけでなく、完全に装着できないこともある。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に関連するディスク回転機構について、図4(A)(B),図5を参照しつつ説明する。
【0034】
図4(A)(B)は、ディスク回転機構の平面と断面を示し、同図にて、符号6はターンテーブルで、中央部にディスク20のセンター孔を嵌め込むための凸部22と、その周囲に、ディスク20を載置するための円環状に形成されたテーブル部36とを有する。44は、鉄板を円形に成形してなるチャッキングヨークで、ターンテーブル6上に設けた突起6b先端を溶融して溶着されている。42は、ディスク20のスベリ止め用の摩擦係数の高い素材からなるフリクションシートであり、テーブル部36の外周縁に接着固定されている。
【0035】
8は爪部材で、調芯爪部8a,板バネ部(板バネ状弾性体)8bとからなり、調芯爪部8aは、ディスク20の中央に形成されたセンター孔の内周面(以下、センター孔内周面)20aに当接してセンタリング機能を発揮し、板バネ部8は、調芯爪部8aをセンター孔内周面20aに当接させて、さらに上方に付勢し、テーブル部36の外周付近に設けた支点部(バネ支点)8cを揺動中心として、ターンテーブル6の略回転軸(回転中心軸)18の方向に弾発的に揺動可能に構成される。
【0036】
その調芯爪部8aの形状は、その断面形状が上方に向けて縮径されるように傾斜した末広がり状の斜面をなすように、板バネ部8bの内側部分を上方に折曲して一体的に形成されている。このような、調芯爪部8a,板バネ部8bからなる5個の爪部材8が、回転中心から5等分された位置にそれぞれ配置され、支点部8c,連結部8dでこれらが略円環状に一体的に連結形成され、その連結部8d,8d間に形成された孔部に、ターンテーブル6上に突設した突起6aの先端部を嵌め込み溶融溶着されている。なお、8hは、爪部材8の揺動を可能とするための抜き孔である。また、26は、ディスク20の嵌め込みを容易とするための凸部22の周縁を面取りされて形成されたセンタリング補助部である。
【0037】
このように構成されるディスク回転機構の調芯原理について説明すると、ターンテーブル6に載置したディスク20の上に、ディスク押圧部材(図示省略)を載せてチャッキングヨーク44に吸着させると、図5に示すように、ディスク20が矢印a方向(図示下方)に押し込まれるが、その過程において、調芯爪部8aは、ディスク20のセンター孔内周面20aによって押されて撓み、その撓み量にバネ定数を乗じた値の反力Fを略b方向(図示上方)に受ける。
【0038】
従って、センター孔内周面20aは、調芯爪部8aとの当接部から垂直方向の抗力Nlの力を受け、そのラジアル方向の分力N1Xによって、ディスク20のセンター孔内周面20aが、ターンテーブル6の回転中心から遠ざけられる方向に力を受ける。
【0039】
ここで、ディスク20の回転中心(センター孔の中心)とターンテーブル6の回転中心が一致していれば、5ケ所のそれぞれの調芯爪部8aがディスク20のセンター孔内周面20aを、回転中心から遠ざける方向の分力N1Xがそれぞれ等しく釣り合うので、ディスク20はその位置でセンタリングされた状態となり、その状態を維持することとなる。
【0040】
このような調芯機能を有するディスク回転機構では、板バネ部8bをラジアル方向に配設しているため、ディスク20の高さH1に影響を与えることなく、つまり、高さHを大に設定することなく、従来のディスク回転機構よりも、板バネ部8bの長さR1(≫R(図3参照))を大に設定することができ、従って、バネ定数を小さくすることができる。そのため、ディスク20に対して安定したセンタリング機能を確保することができ、かつ、コンパクト化が可能となり、特に、薄型化を達成することができる。
【0041】
また、板バネ部8bの長さR1を大に設定してバネ定数を小に設定できることから、板バネ部8bを、(あまり薄くする必要がなく、)充分な強度が得られる程度の厚さに設定することができる。しかも、爪部材8の弾性係数を特に小さくする必要もなくなるため、爪部材8の素材の選択の自由度が大となる。従って、耐久性のある安価な素材を選択して、製造も容易となり、コスト安に、耐久性の良好な爪部材8を形成することができる。
【0042】
なお、爪部材8の数は、5個に限定されることなく、7個であってもよく、3個であってもよく、その数は適宜に選択されてよい。また、その素材は、金属材であってもよく、合成樹脂材であってもよい。
【0043】
次いで、本発明に関連するディスク回転機構の他の例を、図6に基づいて説明する。なお、前実施形態と同じ部材には、同一符号を付してその説明を省略する。この場合、調芯爪部8aを、金属材からなる板バネ部(板バネ状弾性体)8bに合成樹脂材をインサート成形(一体成形)することにより、その板バネ部8bと一体に形成している点が前実施形態と異なる。
【0044】
このように、ディスク20のセンター孔内周面20aと当接する調芯爪部8aを、合成樹脂材の成形により形成したことによって、調芯爪部8aの形状を精度よく形成することが容易となり、また、金属面に比して摩擦係数を小さくすることができるので、調芯爪部8aの表面に沿って、ディスク20のセンター孔内周面20aが滑らかに摺動移動するため、調芯動作がスムーズとなり、精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0045】
また、ディスク20のセンター孔内周面20aとの当接部を合成樹脂としたことによって、ディスク20に対する損傷を少なくすることができる。さらに、板バネ部(板バネ状弾性体)8bに金属材を使用しているので、バネ定数をより小さくすることができ、より精度の高い調芯性能を確保しやすくなる。
【0046】
次に、本発明に関連するディスク回転機構のさらに他の例を、図7(A)(B)(C)および図8に基づいて説明する。なお、前の例と同じ部材には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0047】
この場合、調芯爪部8aは、金属材からなり放射方向に延びる板バネ部8bの外側を上方に折曲させてその上部に合成樹脂材のインサート成形(一体成形)により、その板バネ部8bと一体的に形成され、その調芯爪部8aは、上方に向けて縮径されるように傾斜した末広がり状の斜面をなすように形成されている。
【0048】
その調芯爪部8aの上端部は、ターンテーブル6のセンタリング補助部26の下部に形成した当り部(規制部)6cに当接し、板バネ部8bが適当量撓まされた状態となっており、調芯爪部8aには適当量の初張力が与えられている。
【0049】
その板バネ部8bは、テーブル部36の外周付近に設けた支点部8cを揺動中心として、ターンテーブル6の略回転軸18の方向に弾発的に揺動可能となっており、このような調芯爪部8a,板バネ部8bからなる5個の爪部材8が、回転中心から5等分された位置にそれぞれ配置され、支点部8c,連結部8dでこれらが略円環状に一体的に連結形成され、その連結部8d,8d間に形成された孔部に、ターンテーブル6上に突設した突起6aの先端部を嵌め込み溶融溶着されている。
【0050】
このように、ディスク20のセンター孔内周面20aと当接する調芯爪部8aを、合成樹脂材の成形によって形成したことにより、調芯爪部8aの形状を精度よく形成することが容易となり、また、金属面に比して摩擦係数を小さくすることができるので、調芯爪部8aの表面に沿って、ディスク20のセンター孔内周面20aが滑らかに摺動移動するため、調芯動作がスムーズとなり、精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0051】
また、ディスク20のセンター孔内周面20aとの当接部を合成樹脂としたことによって、ディスク20に対する損傷を少なくすることができる。さらに、板バネ部(板バネ状弾性体)8bに金属材を使用しているので、バネ定数をより小さくすることができ、しかも、調芯爪部8aが当り部6cに当接し、板バネ部8bが適当量撓まされた状態で、調芯爪部8aに適当量の初張力が与えられているので、より精度の高い調芯性能を安定に確保することができる。
【0052】
次に、本発明に関連するディスク回転機構のさらに他の例について、図9ないし図13(A)〜(D)に基づいて説明する。この場合、調芯爪部8aは、合成樹脂材により、板バネ部8bと一体的に形成され、板バネ部8bは、テーブル部36の外周付近に設けた支点部8cを揺動中心として、ターンテーブル6の回転軸18に沿う方向に揺動可能に形成され、かつ、その支点部8cにおいて、板バネ部8bが、ターンテーブル6と一体的に連結形成されている。
【0053】
その調芯爪部8aは、断面形状において上方に行くほど縮径された形状の斜面に形成され、この調芯爪部8aと板バネ部8bは、ターンテーブル6の回転中心から5等分された位置にそれぞれ5個配置されており、支点部8c,連結部8dが一体状の略円形をなしている。
【0054】
このような構成では、図10に示すように、調芯爪部8aとセンター孔内周面20aの当接部のおけるディスク20の押圧力による垂直抗力Nβと同当接部と板バネ部8bの揺動支点8cを結ぶ直線とのなす角度(回転角)βは、鈍角を成す。すなわち逃げ角をなしており、ディスク20に押し込み力が作用した場合に、調芯爪部8aに対して、食い込む心配が無く、調芯爪部8aの角度の設定の自由度が大となる。
【0055】
従って、調芯爪部8aを最適の角度に設定し、かつ、最適なバネ力を設定することにより、滑らかにディスクを装着することができ、スムーズなセンタリング動作を得ることができ、優れた調芯性能を確保できる。また、調芯爪部8aが合成樹脂材からなるため、ディスク20のセンター孔内周面20aを損傷することもない。
【0056】
次いで、図11(A)(B)および図12により、ディスク20のセンタリング動作について説明する。ディスク20をターンテーブル6に装着する際には、まず、ディスク20のセンター孔をターンテーブル6のセンタリング補助部26に嵌め込むと、その下面がテーブル部36に載る前に、センター孔内周面20aが、調芯爪部8aに当接する(図11(A))。
【0057】
ここで、マグネット付きのディスク押圧部材(図示省略)を凸部22に嵌め込むと、マグネットがチャッキングヨーク44に吸着して、ディスク20が押し込まれ、調芯爪部8aは、センター孔内周面20aに押されて撓み、その撓みにバネ定数を乗じた値の反力Fが略b方向に生じ、センター孔内周面20aは、調芯爪部8aの当接部から垂直抗力Nlの力を受ける(図11(B))。そして,そのラジアル方向の(水平)分力NXlによって、センター孔内周面20aが、ターンテーブル6の回転中心から遠ざける力を受ける。
【0058】
ここで、ディスク20の回転中心とターンテーブル6の回転中心が一致していれば、5ケ所のそれぞれの調芯爪部8aが、センター孔内周面20aを回転中心から遠ざける方向の分力NXlは、それぞれ等しく釣り合うので、ディスク20はその位置でセンタリングされ、その状態が維持される。
【0059】
ここで、12図の左下の図に示すように、ディスク20の回転中心位置がターンテーブル6の回転中心からδrだけ矢印Cの方向(図示左の方向)にずれている場合についてを考えると、調芯爪部8aのディスク当接位置は、回転中心に近づくほど上方に移動する。
【0060】
従って、調芯爪部8aとセンター孔内周面20aの当接部が、δrだけ回転中心から遠ざかる位置に変位するので、当接部の高さが低下した位置となる。そのため、調芯爪部8aの変位量が小さくなるので、板バネ部8bの弾性力による反力はベクトルFaのように小さくなり、センター孔内周面20aを矢印cの方向に付勢する分力はベクトルNaxのようになる。
【0061】
一方、図12の右下の図では、調芯爪部8aとセンター孔内周面20aとの当接位置は、δrだけ回転中心に近づくので、当接位置は高い位置となる。従って調芯爪部8aは、下方に大きく変位するので、板バネ部8bの弾性力による反力は、ベクトルFbに示すように大きくなるので、センター孔内周面20aを矢印dの方向に付勢する分力ベクトルNbxは大となる。
【0062】
従って、センター孔内周面20aは、ベクトルNaxとベクトルNbxのそれぞれの方向に力を受け、NbxとNaxが釣り合う位置までディスクは矢印dの方向に移動し、前記偏心距離δrがゼロになるまで移動する。実際には、摩擦力の作用で、ある一定の偏心が残るのだが、その偏心量は大幅の減少する。
【0063】
図13(A)〜(D)は、センタリング時の動作概念の説明図で、図13(A)は、調芯爪部8aに対するディスク20のセンター孔内周面20aの対応位置状態の変化を示し、センター孔内周面20aの調芯爪部8aに対する当接部の位置が低くなるほど、センター孔内周面20aは、外周方向(ターンテーブル6の回転中心から離れる方向)に移動することを示している。
【0064】
図13(B)は、ディスク20のセンター孔の中心が、ターンテーブル6の回転中心からδrだけ図示左側に偏心した位置におかれた場合に、センター孔内周面20aが、調芯爪部8aから受ける垂直抗力N1のベクトルを示す。
【0065】
図13(C)は、センター孔内周面20aが、調芯爪部8aの中間位置に対応した場合に、その調芯爪部8aから受ける垂直抗力N2のベクトルを示す。
【0066】
図13(D)は、ディスク20のセンター孔の中心が、ターンテーブル6の回転中心からδrだけ図示右側に偏心した位置におかれた場合に、センター孔内周面20aが、調芯爪部8aから受ける垂直抗力N3のベクトルを示す。
【0067】
ここで、図13(B)〜(D)から明らかなように、センター孔内周面20aが調芯爪部8aから受けるベクトルの方向は常に一定であり、その大きさによって調芯作用が発揮される。すなわち、上述の垂直抗力N1〜N3の大小関係は、N1<N2<N3となり、その大小関係に対応する水平方向の分力(調芯力)がセンター孔内周面20aに作用し、これにより、センタリングが達成される。
【0068】
次に、本発明の実施形態について、図14(A)(B)および図15(A)〜(D)に基づいて説明する。この場合、ディスク20のセンター孔内周面20aと当接する側の調芯爪部8aの斜面sを凹状に形成した点が、前の例と異なり、その他の構成は、前の例と同じである。
【0069】
より詳しくは、調芯爪部8aの断面形状は、上方に行くほど揺るやかに縮径された凹状となっており、その斜面s上に引いた接線(図15に一点鎖線で示す)と、ターンテーブル6の中心との角度が、上方にゆくほど小さくなるように形成されている。
【0070】
この場合、図15(B)〜(D)に示すように、ディスク20の偏心量に応じてその作用するベクトルの方向が変化する。すなわち、図15(B)では、ディスク20のセンター孔内周面20aが、ターンテーブル6の回転中心から遠くなる場合を示し、この場合には、センター孔内周面20aを付勢する垂直抗力N1のベクトルの方向が上方に向くので、センター孔内周面20aをさらに回転中心から遠ざけようとする(水平)分力(図示省略)が小になる。
【0071】
図15(C)は、センター孔内周面20aが、調芯爪部8aの中間位置に対応する場合を示し、この場合に調芯爪部8aから受ける垂直抗力N2のベクトルを示す。
【0072】
また、図15(D)では、センター孔内周面20aが、ターンテーブル6の回転中心に近くなるため、センター孔内周面20aを付勢する垂直抗力N3のベクトルの方向が水平に近くなるので、センター孔内周面20aをさらに回転中心から遠ざけようとする(水平)分力(図示省略)が大になる。
【0073】
上述の垂直抗力N1N3の大小関係は、N1N2N3となり、その大小関係に対応する水平方向の分力(調芯力)がセンター孔内周面20aに作用し、その差し渡し方向に対応する箇所での分力差が調芯力となり、これにより、センタリングが達成される。なお、この場合、各垂直抗力のベクトルの方向が変化するため、特に、図から明らかなように、前実施形態の場合におけるよりも、水平方向の分力(調芯力)の差がより大きくなるため、より迅速かつ高精度なセンタリングが可能となる。
【0074】
【発明の効果】
本発明は、以下のような効果を奏する。
【0075】
請求項1によれば、板バネ状弾性体を、ターンテーブルのラジアル方向に配置し、その揺動方向が、ディスクの回転軸に略沿う方向となるので、板バネ状弾性体の長さを大に設定しても、ディスク回転軸方向のターンテーブルの寸法を大きくとる必要がないので、バネ定数を小に設定しやすくなり、精度の高い調芯性能を得られると共に、ターンテーブルの高さを小に設定することができ、小型薄型化が可能となる。
さらに、請求項7によれば、調芯爪部の形状を上方に行くほどセンター孔内周面との当接角度を鋭角になるように、つまり、調芯爪部の斜面を凹状に形成するので、ディスクに対する調芯力が飛躍的に向上し、センタリング精度が向上する。
【0076】
請求項2によれば、板バネ状弾性体に金属材を使用するので、バネ定数をより小さくすることができる。すなわち、各板バネ状弾性体のバネ力(付勢力)を均等化することができ、より精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0077】
請求項3によれば、ディスクのセンター孔内周面と当接する調芯爪部を、合成樹脂材のインサート成形により形成するので、調芯爪部の形状を精度よく形成することが容易となり、また、金属面と比して摩擦係数を小さくすることができるので、調芯爪部の表面に沿って、ディスクのセンター孔内周面が滑らかに摺動移動するため、調芯が容易となり、精度の高い調芯性能を確保することができる。また、ディスクのセンター孔内周面との当接部を合成樹脂としたことによって、ディスクへの損傷を少なくすることができる。
【0078】
請求項4によれば、板バネ状弾性体のバネ力の安定化を図るために、そのバネ定数を小さく設定した場合でも、初期撓みを与えることによって,必要なバネ力(付勢力)を得ることができる。すなわち、必要なバネ力を安定して得ることが出来るため、より精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0079】
さらに、調芯爪部の位置は、規制部によって安定に保持されるので、バネ力をさらに安定化させることができ、より一層精度の高い調芯性能を確保することができる。
【0080】
請求項5によれば、板バネ状弾性体をターンテーブル本体と一体成形したので、部品点数が減少し、部品コスト、組み立てコストの低減が可能となり、さらに組み立て時間が短くなるので工場の生産余力を向上させることもできる。
【0081】
また、多数の部品の組み合わせによる、各部品のクリアランス、各部品の精度のばらつく等によるばらつきが少なくなるので、より精度の高い調芯性能を確保することが可能となった。
【0082】
請求項6によれば、板バネ状弾性体の上下方向の揺動支点位置を、ディスクのセンター孔半径よりも外側に配置することによって、調芯爪部がディスクのセンター孔内周面との当接部から受ける垂直方向の分力と、その当接部と前記板バネ状弾性体の揺動中心を結ぶ線とのなす角度が鈍角になるので(すなわち逃げ角となるので)、前記当接部において、調芯爪部が下方に向けて滑らかに変位しつつ摺動し、より安定した調芯性能を発揮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディスク回転機構の一例を示す断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部拡大説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すディスク回転機構の平面図と断面図である。
【図5】同要部拡大図説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すディスク回転機構の平面図と断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示すディスク回転機構の平面図と断面図である。
【図8】同要部拡大説明図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示すディスク回転機構の平面図と断面図である。
【図10】同要部拡大説明図である。
【図11】同調芯動作の説明図である。
【図12】同調芯動作の説明図である。
【図13】同調芯動作の説明図である。
【図14】本発明の第5の実施形態を示すディスク回転機構の平面図と断面図である。
【図15】同調芯動作の説明図である。
【符号の説明】
6−ターンテーブル
6c−規制部
8a−調芯爪部
8b−板バネ状弾性体
8c−バネ支点
20−ディスク
20a−センター孔内周面

Claims (6)

  1. ターンテーブル上に装着したディスクをそのターンテーブルと共に回転させるディスク回転機構であって、
    前記ターンテーブルのラジアル方向に配置される複数の板バネ状弾性体と、
    前記板バネ状弾性体上に形成されて、前記ディスクのセンター孔内周面に係合する調芯爪部と、を具備し、
    前記ディスクを前記ターンテーブルに装着する際には、前記ディスクのセンター孔内周面が前記調芯爪部から受ける垂直抗力の分力が、前記ターンテーブルの放射方向に向くように、前記調芯爪部を形成し、かつ、前記ディスクが前記ターンテーブルに対して押圧されると、前記板バネ状弾性体が、前記ターンテーブルの回転中心軸に沿う方向に変形するように、前記板バネ状弾性体を形成し
    前記調芯爪部の形状は、前記ターンテーブル回転中心に近づくにつれて前記ディスクのセンター孔内周面への当接角度が小さくなるように形成したことを特徴とするディスク回転機構。
  2. 前記板バネ状弾性体を、金属製の板バネとしたことを特徴とする請求項1に記載のディスク回転機構。
  3. 前記調芯爪部を、前記板バネ状弾性体に合成樹脂材をインサート成形することにより形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスク回転機構。
  4. 前記板バネ状弾性体は、前記ターンテーブルに対して下方に変位した状態で配置され、かつ、その自然状態への復帰を規制するための規制部を、前記ターンテーブルに形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のディスク回転機構。
  5. 前記ターンテーブルの素材を合成樹脂材とし、前記調芯爪部と板バネ状弾性体とを、前記ターンテーブルと一体的に形成したことを特徴とする請求項1に記載のディスク回転機構。
  6. 前記板バネ状弾性体のバネ支点を、前記ディスクのセンター孔より外側の位置に配置したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のディスク回転機構
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