JP3672187B2

JP3672187B2 - Tatami sewing device

Info

Publication number: JP3672187B2
Application number: JP2001077225A
Authority: JP
Inventors: 謙一中村; 一久水田; 康明松井; 新頃安; 雅樹頃安
Original assignee: Kyokuto Sanki Co Ltd
Current assignee: Kyokuto Sanki Co Ltd
Priority date: 2001-02-09
Filing date: 2001-02-09
Publication date: 2005-07-13
Anticipated expiration: 2021-02-09
Also published as: JP2002233680A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、畳に縁を縫い付ける作業を自動化した畳縫着装置に関し、特に、平刺しにおける畳幅切断仕上加工を数値制御によって加工する畳縫着装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一枚の畳が製造されるまでに、畳床とその上に張った畳表とを短辺側（框部）で縫い合わせる框縫いの工程、長辺側（上前及び下前）の畳表に重ねて縁と縁下紙を裏返しに縫い合わせる平刺し工程、それと前後して畳床及び畳表の上前及び下前側を畳の幅寸法に切断する工程、平刺しした縁及び縁下紙を畳床の切断面に沿って折り返す工程、縁及び縁下紙の畳の長辺より延びた部分を框に沿って折り曲げてステープルや糸で畳に固定する隅止め工程、及び上前または下前側に折り返した縁及び縁下紙を畳の切断面に縫い付ける返し縫い工程の各工程が必要である。
【０００３】
畳表に重ねて縁と縁下紙とを裏返しに縫い合わせ、それと前後して畳床及び畳表を切断する平刺し工程は、通常、上前側（畳同士が接するため直線状に切断加工される側）を加工後、下前側（敷居と接するため、敷居の曲がりに沿って折れ線状に切断加工される側）を加工する。
【０００４】
畳床１に畳表２を張り、框縫いの工程を終了した畳は図３に示すように、上前側の両端に切欠部Ａ、Ｂを入れる。その切欠の入れ方は、二つの切欠部Ａ・切欠部Ｂを結ぶ直線と、基準となる側（畳同士が接する側）の框端の線とが成す角度Ｃ（図３参照）が直角になるように入れるのである。
【０００５】
平刺し工程は、図１に示すように、直進針１１と切断刃物１２を有する平刺しミシン１０が床受台２０と畳押さえ２１の間に締め付け、固定された畳床１に沿って走行しながら畳表２と縁３ａ、縁下紙３ｂを縫い付けて、同時に畳床１を切断加工するのである。
【０００６】
上前側及び下前側の平刺し工程の後、縁３ａと縁下紙３ｂを折り返し、返し縫いによって縁が畳床１に縫い付けられる。図２は平刺し及び返し縫いの終了した畳の断面を示したものである。
【０００７】
図３のように、框縫いを終了し上前側の両端に切欠部Ａ、Ｂの施された畳床１を、平刺しミシン１０の切断刃物１２の位置に合わせて床受台２０と畳押さえ２１の間に締め付け固定する。このとき、床受台２０に対して畳床１の位置を合わせるため、床受台２０の両端に設けられた支点ピン２２を軸に回動する定規腕２３の他端に取り付けられた表定規２４の基準面２４ａの下端の直線と切欠部Ａ、Ｂの位置とを一致させるように畳床１の位置を合わせて、畳押さえ２１を下降させることにより床受台２０に畳床１を締め付け固定する。このあと、平刺しミシン１０を運転し、直進針１１で縫製しながら切断刃物１２で畳床１を切断するのである。
【０００８】
また、上前側の平刺し工程の後、畳床１を１８０度回転させ、下前側を平刺しミシン１０側に向けて、加工の終了した上前側を押付け板（図示せず）によって平刺しミシン１０（切断刃物１２）側に、その切断開始位置が指定された幅寸法Ｄ（図６参照）になるように、畳床１を移動させて、床受台２０及び畳押さえ２１で畳を締め付け、下前側を平刺し加工する装置等が知られている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
平刺し工程において、図４、図５に示す表定規２４によって従来から製作されている厚い畳（５０〜６０ｍｍ）を加工するために畳床１の位置合わせを行った後、最近その需要がどんどんと増えてきた薄畳の加工のために位置合わせを行おうとすると、図７の二点鎖線で示すように表定規２４の基準面２４ａの下端の線が畳床１の表面に合わずに浮き上がってしまったり、また基準面２４ａの位置も切断刃物１２の位置から外れるということが生じてしまう。
【００１０】
また、平刺しミシン１０の切断刃物１２は、仕上がった畳を敷き込むとき、敷き込み易いように、また、敷き込んだ後の畳と畳の間の隙間を目立たなくする等のために、垂直方向に対して通常約４度傾けられている（図８参照）が、このため、厚さＴの厚い畳を加工するときと、厚さｔの薄い畳を加工するときでは、直進針１１と切断刃物１２の位置を変えなければ、畳の厚みが変わることにより、図８に示す寸法ｆだけ寸法が変わってしまうのである。さらには、平刺し工程の後、畳床１を覆うように折り返して返し縫いで仕上げられた状態の縁の幅を「縁幅ｅ」（図２参照）というが、畳の厚みが変わるとこの縁幅ｅも同様に変化してしまうのである。
【００１１】
この縁幅ｅを調節するため、切断刃物１２を直進針１１に対して手動で相対的に移動させる切断刃物移動手段１３、１４と移動後の切断刃物１２を示すための目盛板１５等が取り付けられている。しかし、この目盛板１５の示すものは縁幅ｅでなく単なる目安としての切断刃物１２の位置を表しているだけであり、上述したように縁幅ｅと加工する畳の厚さとの関係を表してはいないのである。そのため、畳の厚みを測定して、いくらの寸法だけ切断刃物１２を移動させればよいかは、その都度作業者が演算して、移動量を求め、そして切断刃物１２の位置調整や縁幅調整をしなければならず非常に手間であったのである。
【００１２】
以上に述べたように、上前の平刺し作業のあと、畳床を回転させ下前側を平刺しミシン側に向けて、加工の終了した上前側を押付け板によってミシン（切断刃物）側に、その仕上げ幅が指定された幅寸法Ｄ（図６参照）になるように、コンピューター及びモーター等で駆動・制御することにより移動させて位置決めした後に床受台及び畳押さえで畳を締め付け、下前を平刺し加工する畳縫着装置において、加工する畳の厚さが変化しても表定規の基準面と直進針の距離ｇ（図７参照）が一定となるようにすること、及び、同様の畳縫着装置において加工する畳の厚さが変化しても畳の幅寸法や縁幅（図２参照）が変化しないように切断刃物位置を移動させる必要があるのである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項１に記載の発明は、畳表を張り框縫いを施された畳床に平刺し工程を行う畳縫着装置において、畳の厚みに応じた切断刃物の位置を示す目盛りを設けたスケールと、縁幅に応じた切断刃物の位置を示す目盛りを設けたスケールと、切断刃物の位置を示す基準目盛りを設けたスケールとを組み合わせることにより、畳の厚み及び縁幅に応じた切断刃物位置を容易に位置決めすることができるものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
本発明の畳縫着装置について説明すると、図９に示すように、畳床の上前を位置決めするための表定規２４は昇降する畳押さえ２１に定規腕２３によって設けられ、支点ピン２２により回動自在とされている。表定規２４が昇降する畳押さえ２１に設けられているため、畳の厚みが変わっても切欠部Ａと切欠部Ｂを結んだ直線すなわち表定規２４の基準面２４ａと直進針１１との距離ｇは一定に保つことができる。（図１０参照）
【００１５】
次に切断刃物１２の移動について説明する。従来の切断刃物１２の移動のための目盛り１５は目安であって、縁幅や畳の厚みに関連した位置調整ができなかったのである。本発明の目盛りを使用することにより、縁幅と畳の厚みを簡単に調整できるようになったのである。本発明における目盛りを図１１に示す。図１１に示した目盛りの例は、畳の厚みの基準は５０ｍｍ、縁幅の基準は１寸と設定している場合の目盛りの実施の形態を開示している。図１１においては目盛りの設置位置等をわかりやすく開示するため目盛り部分を大きく記載している。
【００１６】
目盛りとしては厚み調整用スケール１６と縁幅調整用スケール１７があり、この厚み調整用スケール１６と縁幅調整用スケール１７は切断刃物１２が移動する方向に平行にスライド可能に平刺しミシン１０に設けられている。スライドをする構造としてはスケールに長穴１６ａ、１７ａ等を適宜な大きさで設けて、平刺しミシン１０にネジ１６ｂ、１７ｂで位置固定するようにしている。ネジ１６ｂ、１７ｂは工具を使用しなくても緩めること及び締め付けることができる蝶ネジや化粧ネジ（ユリアネジやノブボルト）等を使用すると調整がより容易にできるようになる。切断刃物１２の位置を示す刃物位置スケール１２ａに位置を指し示す基準線１２ｂを設けている。図１１の状態は上記したように、畳の厚みが５０ｍｍで、縁幅が１寸の場合に設定されている。各スケール１６、１７、１２ａはそれぞれ設定のために移動してしまうため、平刺しミシン１０に切断刃物基準位置目盛り（又はマーク）１０ａを設けておくとよい。そうすると、基準位置に戻すことが簡単にできるのである。また、基準となる目盛りには赤色等他の目盛りと色を変更したりして視認性を良くしておくとさらに使い勝手が良くできる。
【００１７】
厚み調整用スケール１６は、畳の厚みが変化しても切断刃物１２の位置を簡単に調整することができるためのものであり本実施の形態では厚み５０ｍｍを基準としている。切断刃物１２の傾きは４゜であるため寸法ｆ（図８参照）は（Ｔ−ｔ）ｔａｎθでθ＝４゜で演算することができる。従って、畳の厚みが１０ｍｍ変われば切断刃物１２は０．６９９ｍｍ移動させればよいことが演算できる。そのため厚み調整用スケール１６の一目盛りは厚みが１０ｍｍ変化した毎の目盛りとしている。もちろん１０ｍｍ毎でなく、５ｍｍとか他の任意の畳の厚みの変化量に対応する目盛りとすることもできるし、変化量毎のスケールを何枚か作成しておき付け変えるということをやってもよいのである。また、切断刃物１２の角度を変更したとしてもθの値を変更した角度で計算することで演算可能である。
【００１８】
実際に目盛りを使用した切断刃物１２について説明すると、図１１は基準位置であり、畳の厚みは５０ｍｍで縁幅は１寸である。これを畳の厚みを３０ｍｍで縁幅１寸の畳の平刺し工程を行う場合は、まずネジ１７ｂを緩めて、縁幅調整用スケール１７の１寸の目盛りを厚み調整用スケール１６の３０ｍｍの位置に合わせる。図１２に示すように、縁幅１寸の目盛りを厚み調整用スケール１６の二目盛り分図示上左側へ移動させるのである。そして次に、切断刃物移動手段１３（従来と同じ手動のハンドル）にて刃物位置スケール１２ａの基準線１２ｂを上記縁幅１寸の目盛りに合致させるのである。このように簡単に切断刃物１２の位置を正確に位置合わせできるのである。またこのことにより、基準線１２ｂの指す厚みと縁幅を確認することで畳の厚みが３０ｍｍで縁幅が１寸に設定されていることが一目で確認できるのである。
【００１９】
次に縁幅のみを変更する場合について説明すると、畳の厚みは５０ｍｍのままで縁幅を９．５分にする場合について説明する。この場合はまず、ネジ１６ａを緩めて厚み調整用スケール１６の５０ｍｍの目盛りを縁幅調整用スケール１７の９．５分の目盛りに合わせてからネジ１６ａで固定する。そして切断刃物移動手段１３（従来と同じ手動のハンドル）にて刃物位置スケール１２ａの基準線１２ｂを上記縁幅９．５分の目盛りに合致させるのである。
【００２０】
以上のように、畳の厚みが変わる場合には、縁幅調整用スケール１７の位置合わせをし、そして切断刃物１２の位置を合わせ、縁幅が変わる場合には、厚み調整用スケール１６の位置を合わせて、切断刃物１２の位置を合わせるのである。厚みと縁幅の両方を変更する場合は上記の手順の組み合わせである。厚みの調整を行った後に縁幅の調整をするという手順を行えばよいのである。
【００２１】
以上は、作業者が手動で切断刃物１２を移動させ位置決めするという技術を開示したが、切断刃物１２の位置決めを自動化することについて説明する。まず、畳の厚みについては、作業者が測定して制御装置（図示せず）へ入力するという方法と畳縫着装置に畳の厚みを検出する機構を設けるという方法とがある。作業者が測定して入力する場合には、制御盤（図示せず）等に入力画面を設ければ実施可能であるため特に詳細を説明しない。畳縫着装置に畳の厚みを検出する機構を設ける場合には、床受台２０と畳押さえ２１で畳床１を締め付けるのであるから、そのときの床受台２０と畳押さえの間隔を検知させるという方法が比較的構造的にも安価にできる。畳押さえ２１の昇降の駆動源にモータを採用した場合には、モータによって両端に設けたボールネジを回転させ、その回転によって畳押さえを昇降させる構造とできるので、このときにモータにエンコーダ付のものを採用もしくは別でエンコーダを設置してパルス計測して移動量を演算させ、畳の厚みを検出させることが可能である。もちろん誤差を少なくするために原点位置リセット等を適宜設けておくとよい。
【００２２】
畳押さえ２１の昇降をシリンダー等の駆動源で行う場合には、リニアエンコーダ等を畳押さえ２１又は床受台２０側に設置することにより畳床１の固定時の畳押さえ２１と床受台２０の間隔を検出させればよい。その他に非接触型の距離測定センサーを使用する等なるべく安価で構造の簡易な方式を採用すればよいのである。もちろん畳押さえ２１と床受台２０の間隔以外で畳の厚みを測定してもよく、そのことは本発明の技術範囲の中に含まれることはいうまでもない。
【００２３】
畳の厚みが検出できれば、その厚みを用いて演算すれば切断刃物１２を移動させる量は算出できる。基準の畳の厚みを既に説明したＴ（図８参照）とし、加工する畳の厚みをｔとすると移動量は（Ｔ−ｔ）ｔａｎθで演算できる。本発明においてはθ＝４°である。ｔ＜Ｔの場合は、切断刃物１２は図８において左側に移動し、ｔ＞Ｔの場合は右側に移動することとなるのである。図１４に示すように切断刃物１２の移動にモータで制御する。このモータはサーボモータ等エンコーダ付のものが望ましい。エンコーダ付でないモータを使用する場合にはエンコーダを別に設置してモータの回転量をパルスで計数し切断刃物１２の移動量を制御するのである。もちろん原点位置や前進・後進限界位置ににセンサ等を設けて制御すること等はいうまでもない。
【００２４】
以上詳細に説明したように、切断刃物１２の移動は、手動で行うことから、畳の厚み寸法を入力してやり切断刃物１２の移動は自動で行うこと、さらに畳の厚みの算出も自動で行って、切断刃物１２の移動も自動で行うことまでできるのである。
【００２５】
【発明の効果】
本発明の畳縫着装置において、表定規を昇降する畳押さえに設けたので、表定規２４の基準面２４ａの下端の線が畳床１の表面に合わずに浮き上がってしまったり、また基準面２４ａの位置も切断刃物１２の位置から外れるということが生じてしまうことを防ぐことができ、加工する畳の厚さが変化しても表定規の基準面と直進針の距離ｇ（図７参照）が一定となるようできる。
【００２６】
そしてさらに、本発明の畳縫着装置の目盛りを使用することにより、畳の厚みが変わった場合に関する切断刃物１２の位置調整、並びに縁幅の調整が容易に行える。また、目盛りを確認することで現在の畳の厚みと縁幅の設定を一目で確認することもできる。
【００２７】
また、切断刃物１２の位置決めの自動化、さらには畳の厚みの自動検出まで行うことができ、安価な装置を所望するニーズや、高齢で自動機を所望するニーズまで幅広く対応できる畳縫着機の提供ができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の平刺しの概要を説明する側面図
【図２】縫着が完了した畳の断面図
【図３】框縫いまで終了した状態の畳を説明する図
【図４】従来の表定規を説明する斜視図
【図５】従来の表定規を説明する側面図
【図６】従来の平刺し装置の概要を説明する側面図
【図７】畳の厚みが変化した状態における表定規を説明する図
【図８】切断刃物の傾きにより畳の厚みで仕上がり寸法が変化することを説明
する図
【図９】本件発明の表定規を説明する斜視図
【図１０】本件発明の表定規を説明する側面図
【図１１】本件発明の目盛りを説明する図
【図１２】本件発明の目盛りの使用を説明する図
【図１３】本件発明の目盛りの使用を説明する図
【図１４】本件発明の切断刃物の移動を自動化した例を説明する図
【符号の説明】
１畳床
２畳表
３ａ縁
３ｂ縁下紙
１０平刺しミシン
１０ａ切断刃物基準位置
１１直進針
１２切断刃物
１２ａ刃物位置スケール
１２ｂ基準線
１３切断刃物移動手段
１４切断刃物移動手段
１５目盛り
１６厚み調整用スケール
１６ａ長穴
１６ｂネジ
１７縁幅調整用スケール
１７ａ長穴
１７ｂネジ
１８モータ
２０床受台
２１畳押さえ
２２支点ピン
２３定規腕
２４表定規
２４ａ基準面
Ａ切欠部
Ｂ切欠部
Ｃ角度
Ｄ幅寸法
ｅ縁幅
ｆ寸法
ｇ表定規の基準面と直進針の距離[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a tatami-stitching device that automates the operation of sewing an edge to a tatami mat, and more particularly to a tatami-stitching device that processes a tatami width cutting finish process in flat stab by numerical control.
[0002]
[Prior art]
Before a single tatami mat is manufactured, the tatami floor and the tatami mat stretched on it are stitched together on the short side (buttock), overlaid on the tatami mat on the long side (upper front and lower front) A flat stitching process in which the edge and the margin paper are sewn upside down, and the front and lower front sides of the tatami floor and the tatami surface are cut to the width of the tatami mat, and the stabbed edge and the margin paper are separated from the tatami floor. Folding along the cutting plane, cornering process of folding the edge and the edge extending from the long side of the tatami mat along the fold and fixing it to the tatami with staples or yarn, and folding back to the front or bottom front side Each process of the reverse stitching process which sews the edge and the paper under the edge to the cut surface of the tatami mat is necessary.
[0003]
The flat stab process that cuts the tatami floor and the tatami table before and after it is stitched upside down on the tatami mat, with the edges and underside paper stitched upside down is usually the upper front side (the side that is cut into a straight line because the tatami mats are in contact) After processing, the lower front side (the side that is cut into a polygonal line along the bend of the sill to touch the sill) is processed.
[0004]
The tatami floor 2 is stretched on the tatami floor 1 and the tatami mat that has been subjected to the sew-on process is provided with notches A and B at both ends on the upper front side as shown in FIG. The notch is inserted in such a way that the angle C (see FIG. 3) formed by the straight line connecting the two notches A and B and the heel line on the reference side (the side where the tatami mats contact) is perpendicular. It is put so that it becomes.
[0005]
In the flat stab step, as shown in FIG. 1, a flat stab sewing machine 10 having a straight needle 11 and a cutting blade 12 is clamped between a floor cradle 20 and a tatami press 21 and travels along a fixed tatami floor 1. On the other hand, the tatami surface 2, the edge 3a, and the lower edge paper 3b are sewn, and the tatami floor 1 is cut at the same time.
[0006]
After the upper front side and lower front side flat piercing steps, the edge 3a and the lower edge paper 3b are folded back, and the edge is sewn to the tatami floor 1 by reverse stitching. FIG. 2 shows a cross section of a tatami mat after flat stitching and reverse stitching.
[0007]
As shown in FIG. 3, the tatami floor 1 with the notches A and B at both ends on the upper front side is finished, and the floor cradle 20 and the tatami presser are aligned with the position of the cutting blade 12 of the flat sewing machine 10. Tighten and fix between 21. At this time, in order to align the position of the tatami floor 1 with respect to the floor cradle 20, a front ruler attached to the other end of a ruler arm 23 that pivots on fulcrum pins 22 provided at both ends of the floor cradle 20. The tatami floor 1 is aligned so that the straight line at the lower end of the reference plane 24a and the positions of the notches A and B coincide with each other, and the tatami floor 21 is lowered to fasten the tatami floor 1 to the floor receiving base 20. Fix it. Thereafter, the flat-stitched sewing machine 10 is operated, and the tatami floor 1 is cut with the cutting blade 12 while sewing with the straight advance needle 11.
[0008]
Further, after the upper front flat stab step, the tatami floor 1 is rotated 180 degrees, the lower front side is flat stabbed toward the sewing machine 10 side, and the upper front side after processing is flattened by a pressing plate (not shown). The tatami floor 1 is moved to the 10 (cutting blade 12) side so that the cutting start position becomes the specified width dimension D (see FIG. 6), and the tatami mat is tightened by the floor cradle 20 and the tatami press 21 In addition, a device for flat-stitching the lower front side is known.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
In the flat stab process, after aligning the tatami floor 1 to process a thick tatami mat (50-60 mm) that has been conventionally produced by the table ruler 24 shown in FIGS. 4 and 5, the demand has recently increased. When alignment is performed for the processing of thin tatami mats, which has increased, the lower end line of the reference surface 24a of the table ruler 24 floats up with the surface of the tatami floor 1 as shown by the two-dot chain line in FIG. Or the position of the reference surface 24a may deviate from the position of the cutting blade 12.
[0010]
Further, the cutting blade 12 of the flat-stitch sewing machine 10 is vertical so that the finished tatami mat can be laid easily, and the gap between the tatami mat and the tatami mat after laying is made inconspicuous. Although it is usually inclined about 4 degrees with respect to the direction (see FIG. 8), when processing a tatami mat with a thickness T and when processing a tatami mat with a thickness t, If the position of the cutting blade 12 is not changed, the size changes by the size f shown in FIG. 8 by changing the thickness of the tatami mat. Furthermore, after the flat stab process, the width of the edge that is folded back to cover the tatami floor 1 and finished by reverse stitching is called “edge width e” (see FIG. 2). Similarly, the width e changes.
[0011]
In order to adjust the edge width e, cutting blade moving means 13 and 14 for manually moving the cutting blade 12 relative to the rectilinear needle 11 and a scale plate 15 or the like for indicating the moved cutting blade 12 are attached. It has been. However, the scale plate 15 indicates not only the edge width e but merely the position of the cutting blade 12 as a guide, and represents the relationship between the edge width e and the thickness of the tatami to be processed as described above. It is not. Therefore, by measuring the thickness of the tatami mat and determining how much the cutting blade 12 should be moved, the operator calculates the amount of movement each time, obtains the amount of movement, and adjusts the position of the cutting blade 12 and the edge width. I had to make adjustments and it was a lot of work.
[0012]
As described above, after the upper front stab operation, the tatami floor is rotated and the lower front side is flat stabbed toward the sewing machine side, and the upper front side after processing is moved to the sewing machine (cutting blade) side by the pressing plate, After moving and positioning by driving and controlling with a computer and motor etc. so that the finished width becomes the specified width dimension D (see Fig. 6), tighten the tatami with the floor cradle and tatami presser, In the tatami stitching device for flat stab processing, the distance g (see FIG. 7) between the reference surface of the table ruler and the straight needle is constant even if the thickness of the tatami to be processed changes, and the like Therefore, it is necessary to move the cutting blade position so that the width of the tatami mat and the edge width (see FIG. 2) do not change even if the thickness of the tatami mat to be processed changes.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 for solving the above-described problem is a tatami-stitching device that performs a flat stab process on a tatami floor that is stretched with a tatami mat and sewed on the tatami floor, and determines the position of the cutting blade according to the thickness of the tatami mat. By combining a scale with a scale to show, a scale with a scale showing the position of the cutting tool according to the edge width, and a scale with a reference scale showing the position of the cutting tool, the thickness and edge width of the tatami It is possible to easily position the cutting blade position according to the above.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Referring to FIG. 9, the table ruler 24 for positioning the tatami floor is provided by a ruler arm 23 on a tatami presser 21 that moves up and down, and is rotated by a fulcrum pin 22 as shown in FIG. It is supposed to be movable. Since the table ruler 24 is provided on the tatami presser 21 that moves up and down, even if the thickness of the tatami mat changes, the straight line connecting the notch A and the notch B, that is, the distance g between the reference surface 24a of the table ruler 24 and the straight needle 11 Can be kept constant. (See Figure 10)
[0015]
Next, the movement of the cutting blade 12 will be described. The scale 15 for the movement of the conventional cutting blade 12 is a standard, and the position adjustment related to the edge width or the tatami thickness could not be performed. By using the scale of the present invention, the edge width and tatami thickness can be easily adjusted. A scale in the present invention is shown in FIG. The example of the scale shown in FIG. 11 discloses an embodiment of the scale when the tatami mat thickness reference is set to 50 mm and the edge width reference is set to one dimension. In FIG. 11, the scale portion is greatly illustrated in order to disclose the installation position and the like of the scale in an easily understandable manner.
[0016]
The scale includes a thickness adjusting scale 16 and an edge width adjusting scale 17, and the thickness adjusting scale 16 and the edge width adjusting scale 17 are slidable in parallel to the moving direction of the cutting blade 12 to the flat-stitch sewing machine 10. Is provided. As a structure for sliding, elongated holes 16a, 17a and the like are provided in a scale with an appropriate size, and the position is fixed to the flat-stitch sewing machine 10 with screws 16b, 17b. The screws 16b and 17b can be adjusted more easily by using a thumbscrew or a decorative screw (a urea screw or knob bolt) that can be loosened and tightened without using a tool. A reference line 12b indicating the position is provided on the blade position scale 12a indicating the position of the cutting blade 12. As described above, the state of FIG. 11 is set when the thickness of the tatami mat is 50 mm and the edge width is 1 inch. Since each of the scales 16, 17, and 12 a moves for setting, it is preferable to provide a cutting blade reference position scale (or mark) 10 a on the flat stitch machine 10. Then, it can be easily returned to the reference position. In addition, it is possible to further improve the usability by changing the color of the reference scale to another scale such as red to improve the visibility.
[0017]
The thickness adjusting scale 16 is for easily adjusting the position of the cutting blade 12 even if the thickness of the tatami is changed. In this embodiment, the thickness is adjusted to 50 mm. Since the inclination of the cutting blade 12 is 4 °, the dimension f (see FIG. 8) can be calculated by (T−t) tan θ and θ = 4 °. Therefore, if the thickness of the tatami is changed by 10 mm, it can be calculated that the cutting blade 12 may be moved by 0.699 mm. Therefore, one scale of the thickness adjusting scale 16 is a scale every time the thickness changes by 10 mm. Of course, instead of every 10 mm, it can be a scale corresponding to the change in thickness of 5 mm or any other tatami mat, or even if you create and change several scales for each change. It's good. Moreover, even if the angle of the cutting blade 12 is changed, it can be calculated by calculating with the angle of changing the value of θ.
[0018]
The cutting blade 12 that actually uses a scale will be described. FIG. 11 shows a reference position, the thickness of the tatami mat is 50 mm, and the edge width is one dimension. In the case of performing the flat piercing process of the tatami mat with a thickness of 30 mm and an edge width of 1 mm, the screw 17 b is first loosened, and the 1-inch scale of the edge width adjustment scale 17 is 30 mm of the thickness adjustment scale 16. Adjust to position. As shown in FIG. 12, the scale having an edge width of 1 inch is moved to the left on the drawing of the second scale of the thickness adjusting scale 16. Next, the reference line 12b of the blade position scale 12a is made to coincide with the scale having the edge width of 1 inch by the cutting blade moving means 13 (the same manual handle as in the prior art). Thus, the position of the cutting blade 12 can be accurately aligned easily. In addition, it is possible to confirm at a glance that the thickness of the tatami mat is set to 30 mm and the edge width is set to one dimension by checking the thickness and the edge width indicated by the reference line 12b.
[0019]
Next, a case where only the edge width is changed will be described. A case where the thickness of the tatami mat is 50 mm and the edge width is set to 9.5 minutes will be described. In this case, first, the screw 16a is loosened, and the 50 mm scale of the thickness adjusting scale 16 is aligned with the 9.5 minute scale of the edge width adjusting scale 17, and then fixed with the screw 16a. Then, the reference line 12b of the blade position scale 12a is made to coincide with the scale of the edge width 9.5 minutes by the cutting blade moving means 13 (the same manual handle as the conventional one).
[0020]
As described above, when the thickness of the tatami mat changes, the edge width adjusting scale 17 is aligned, and when the cutting blade 12 is aligned, and when the edge width changes, the position of the thickness adjusting scale 16 changes. Therefore, the position of the cutting blade 12 is adjusted. When changing both thickness and edge width, it is a combination of the above procedures. What is necessary is just to perform the procedure of adjusting the edge width after adjusting the thickness.
[0021]
Although the technique in which the operator manually moves and positions the cutting blade 12 has been described above, automating the positioning of the cutting blade 12 will be described. First, regarding the thickness of the tatami, there are a method in which an operator measures and inputs it to a control device (not shown), and a method in which a mechanism for detecting the thickness of the tatami is provided in the tatami sewing device. When an operator measures and inputs, it is possible to implement by providing an input screen on a control panel (not shown) or the like, and therefore, details will not be described. When the tatami sewing device is provided with a mechanism for detecting the thickness of the tatami mat, since the tatami floor 1 is fastened by the floor cradle 20 and the tatami presser 21, the distance between the floor cradle 20 and the tatami presser is detected. This method can be made relatively inexpensive in terms of structure. When a motor is employed as the drive source for raising and lowering the tatami presser 21, the ball screw provided at both ends can be rotated by the motor and the tatami presser can be raised and lowered by the rotation. It is possible to detect the thickness of the tatami by adopting or separately installing an encoder and calculating the amount of movement by pulse measurement. Of course, an origin position reset or the like may be provided as appropriate in order to reduce the error.
[0022]
When the tatami mat 21 is moved up and down by a driving source such as a cylinder, a linear encoder or the like is installed on the tatami mat 21 or the floor cradle 20 side to fix the tatami floor 1 and the tatami floor 21 and the floor cradle 20. What is necessary is just to detect the space | interval. In addition, a simple method with a structure that is as inexpensive as possible may be employed, such as using a non-contact type distance measuring sensor. Of course, the thickness of the tatami mat may be measured other than the distance between the tatami presser 21 and the floor cradle 20, and it goes without saying that this is included in the technical scope of the present invention.
[0023]
If the thickness of the tatami can be detected, the amount by which the cutting blade 12 is moved can be calculated by calculating using the thickness. If the thickness of the standard tatami mat is T (see FIG. 8) and the thickness of the tatami mat to be processed is t, the movement amount can be calculated by (T−t) tan θ. In the present invention, θ = 4 °. When t <T, the cutting blade 12 moves to the left in FIG. 8, and when t> T, it moves to the right. As shown in FIG. 14, the movement of the cutting blade 12 is controlled by a motor. This motor preferably has an encoder such as a servo motor. When a motor without an encoder is used, an encoder is separately installed, and the amount of rotation of the motor is counted with pulses to control the amount of movement of the cutting blade 12. Of course, it goes without saying that a sensor or the like is provided at the origin position or the forward / reverse limit position.
[0024]
As described above in detail, since the movement of the cutting blade 12 is performed manually, the thickness of the tatami mat is input to automatically move the cutting blade 12, and the calculation of the tatami mat thickness is also performed automatically. The cutting blade 12 can be moved automatically.
[0025]
【The invention's effect】
In the tatami stitching device of the present invention, the table ruler is provided on the tatami presser that moves up and down, so that the line at the lower end of the reference surface 24a of the table ruler 24 floats out of alignment with the surface of the tatami floor 1, or the reference surface It is possible to prevent the position of 24a from deviating from the position of the cutting blade 12, and even if the thickness of the tatami to be processed changes, the distance g between the reference surface of the table ruler and the straight needle (see FIG. 7). ) Can be constant.
[0026]
Furthermore, by using the scale of the tatami sewing apparatus of the present invention, the position adjustment of the cutting blade 12 and the adjustment of the edge width can be easily performed when the thickness of the tatami mat is changed. You can also check the current tatami mat thickness and edge width settings at a glance by checking the scale.
[0027]
Moreover, the positioning of the cutting blade 12 can be automated, and further the automatic detection of the thickness of the tatami mat can be performed, and the tatami stitching machine can be widely used to meet the needs of an inexpensive device and the needs of an elderly machine. It can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view for explaining an outline of a conventional flat stab. FIG. 2 is a cross-sectional view of a tatami mat that has been sewn. FIG. FIG. 5 is a side view illustrating a conventional table ruler. FIG. 6 is a side view illustrating an outline of a conventional flat stab apparatus. FIG. 7 is a table ruler in a state where the thickness of the tatami mat is changed. FIG. 8 is a diagram illustrating that the finished dimensions change with the thickness of the tatami mat due to the inclination of the cutting blade. FIG. 9 is a perspective view illustrating the table ruler of the present invention. FIG. 10 is the table ruler of the present invention. FIG. 11 is a diagram illustrating the scale of the present invention. FIG. 12 is a diagram illustrating the use of the scale of the present invention. FIG. 13 is a diagram illustrating the use of the scale of the present invention. The figure explaining the example which automated the movement of the cutting blade of invention [Explanation of numerals]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Tatami floor 2 Tatami surface 3a Edge 3b Under edge paper 10 Flat stitch sewing machine 10a Cutting knife reference position 11 Straight advance needle 12 Cutting knife 12a Cutting knife scale 12b Reference line 13 Cutting knife moving means 14 Cutting knife moving means 15 Scale 16 Thickness adjustment scale 16a Long hole 16b Screw 17 Edge width adjusting scale 17a Long hole 17b Screw 18 Motor 20 Floor support 21 Tatami support 22 Support pin 23 Ruler arm 24 Table ruler 24a Reference plane A Notch B Notch C Angle D Width e Width f Dimension g Distance between the reference surface of the table ruler and the straight needle

Claims

In a tatami-stitching device that performs a flat stab on a tatami floor that has a tatami mat and a sewed tatami floor, a scale provided with a scale indicating the position of the cutting tool according to the thickness of the tatami mat and a cutting tool according to the edge width By combining a scale provided with a scale indicating the position and a scale provided with a reference scale indicating the position of the cutting blade, the cutting blade position according to the thickness and edge width of the tatami can be easily positioned. Tatami sewing device.

The tatami stitching according to claim 1, wherein each scale can be easily adjusted to the reference position by attaching a scale or mark or mark of the position of the tatami mat thickness and the edge width as a reference to the flat stab sewing machine. Landing gear.