JP3671406B2 - Fuel cell power generator - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、溶融炭酸塩型燃料電池発電装置に係わり、特に構成を単純にした燃料電池発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
溶融炭酸塩型燃料電池は、高効率で環境への影響が少ないなど、従来の発電装置にない特徴を有しており、水力、火力、原子力に続く発電システムとして注目を集め、現在鋭意研究が進められている。
【0003】
図5は天然ガスを燃料とする溶融炭酸塩型燃料電池を用いた発電設備の一例を示す図である。同図において、発電設備は、天然ガス8と蒸気9と混合した原料ガス1を水素を含むアノードガス2に改質する改質器10と、酸素を含むカソードガス3と水素を含むアノードガス2とから発電する燃料電池20とを備えており、改質器10で作られるアノードガス2は燃料電池20に供給され、燃料電池20の中でその大部分を消費してアノード排ガス4となり、燃料ガスとして改質器10の燃焼室Coへ供給される。
【0004】
改質器10ではアノード排ガス4(燃料ガス)中の可燃成分(水素、一酸化炭素、メタン等)を燃焼室Coで燃焼して高温の燃焼ガスを生成し、この燃焼ガスにより改質室Reを加熱し、改質室Reで改質触媒により原料ガス1を改質してアノードガス2(改質ガス)とする。アノードガス2は燃料予熱器11によって原料ガス1と熱交換し、冷却した後燃料電池20のアノードAに供給される。また燃焼室Coを出た燃焼排ガス5は空気予熱器32で冷却され、凝縮器33および気水分離器34により水分が除去され、低温ブロワ35により加圧され、空気6と混合し、空気予熱器32により加熱され、循環ライン14に入りカソードガス3となる。このカソードガス3は燃料電池20内で一部が反応して高温のカソード排ガス7となり、その一部は改質器10の燃焼室Coへ供給され酸素を供給し、他の一部は空気を圧縮するタービン圧縮機36で動力を回収した後、さらに排熱回収蒸気発生装置39で熱エネルギを回収して系外に排出される。なお、排熱回収蒸気発生装置39では気水分離器34で分離した水分より蒸気を発生し、この蒸気9が天然ガス8と混合されて原料ガス1となり、改質器10に送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
燃料電池発電装置の効率を向上させ、構成を単純化し、コンパクトにすることは常に求められている。従来、改質器10で使用する蒸気9を得るため改質器10の燃焼排ガス5を凝縮器33および気水分離器34を通して水分を分離し排熱回収蒸気発生装置39により蒸気9を発生させていた。この凝縮器33と気水分離器34によるヒートロスは大きく、発電装置の総熱量の約25%を占めており、送電端出力の高効率化を妨げる大きな要因となっていた。また凝縮器33と気水分離器34を含むラインは低温とする必要があり、これらの機器33、34の他に低温ブロワ35などが必要となっていた。また改質器10に供給する原料ガス1を加熱する燃料予熱器11が設けられているが、両機器10、11は独立した構造となっているため、改質器10で発生する熱を十分燃料予熱器11で利用できず、配置的にも多くのスペースを要しコンパクト化が求められていた。
【0006】
本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、燃料電池発電装置の効率を向上させ、構成機器の数を減らし、コンパクトにすることを目的とする。このため凝縮器と気水分離器を削除し、装置外部より蒸気発生用の水分を供給することにより装置全体のヒートロスを減少させ、あわせて構成機器を少なくすることを目的とする。また、改質器と燃料予熱器を一体化することにより熱効率を向上させ、あわせて装置をコンパクト化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、酸素を含むカソードガスと水素を含むアノードガスとから発電する燃料電池と、燃料電池のアノード排ガスをカソード排ガスの一部で燃焼し、その熱で蒸気を含む原料ガスをアノードガスに改質する改質器と、この改質器の燃焼排ガスを凝縮器と気水分離器を通さずにそのまま全量加圧空気と混合してカソードガスとし燃料電池に供給する排ガス供給ラインと、燃料電池の前記カソード排ガスの一部によりタービン圧縮機を駆動して前記排ガス供給ラインに加圧空気を供給する空気供給ラインと、前記タービン圧縮機の排出ガスにより装置外部より供給される水分を加熱して蒸気を発生し前記改質器に供給する蒸気ラインとを備え、前記改質器は、発生直後のアノードガスと供給される蒸気を含む改質前の原料ガスとの間で熱交換を行わせることにより、該原料ガスを予熱する機能を有しているものである。
【0010】
【作用】
請求項1の発明では、装置外部より供給される水分を蒸気ラインで加熱して蒸気を発生し改質器に供給する。燃焼排ガスから凝縮器と気水分離器により水分を分離しないので、この水分分離によるヒートロスを防止できる。また従来凝縮器と気水分離器を設けた低温のラインに低温ブロワを設け、カソードガスを循環する循環ラインに高温ブロワを設けていたが、凝縮器と気水分離器が不要となったので低温のラインも不要となり低温ブロワも不要となる。これにより燃料発電装置の効率が向上し、構成機器が従来より減少して、コンパクトな装置となる。
【0011】
また、改質器は燃料予熱器の機能を備えているので、燃料予熱器と一体化された構造となり、従来の改質器と燃料予熱器が別個のときより熱効率が向上しコンパクトな構造となる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は実施例の燃料電池発電装置の全体構成図である。本図において図5と同一機能を有するものは同一符号で表す。燃料電池発電装置は、蒸気を含む原料ガス1を水素を含むアノードガス2に改質する改質器10Aと、アノードガス2と酸素および炭酸ガスを含むカソードガス3とから発電する燃料電池20とを備え、燃料電池20から排出されるアノード排ガス4は、改質器10Aの燃焼室Coに供給され、カソード排ガス7の一部と共に燃焼し、その燃焼排ガス5が排ガス供給ライン24を経て燃料電池20のカソードCへ炭酸ガスと酸素を含むカソードガス3として供給される。
【0014】
天然ガス8は後述する排熱回収蒸気発生器39からの蒸気9と混合されて原料ガス1となり、改質器10Aに供給される。改質器10Aは、燃料電池20から排出されたアノード排ガス4(燃料ガス)とカソード排ガス7を燃焼する燃焼室Coと、燃焼室Coからの伝熱により原料ガス1を改質しアノードガス2(改質ガス)を発生する改質室Reとからなる。改質器10Aは従来の改質器10と燃料予熱器11を一体にしたものであり詳細は後述する。
【0015】
改質器10Aの燃焼室Coには燃料電池20のアノード排ガス4とカソード排ガス7が供給される。燃料電池の燃料利用率は80%程度なので、アノード排ガス4には20%程度の燃料成分が含まれている。カソード排ガス7には燃焼に必要な空気(酸素)が含まれている。燃焼室Coからの燃焼排ガス5には炭酸ガスが含まれ、これはカソードCでの電池反応に必要なので、排ガス供給ライン24をへてカソードCへ供給される。
【0016】
カソード排ガス7の一部はタービン圧縮機36のタービンを駆動した後、排熱回収蒸気発生装置39へ供給される。排熱回収蒸気発生装置39は発電装置の外部より供給された水分を用いてタービン圧縮機36のタービンを駆動したカソード排ガス7で蒸気9を発生する蒸気ライン41を構成し、改質器10Aに供給する。また、タービン圧縮機36で圧縮された空気6は、後述する空気予熱器25で加熱され燃焼排ガス5と合流する。タービン圧縮機36と空気予熱器25までのラインは空気供給ライン40を構成する。タービン圧縮機36には電動ブロワ38を有するバックアップライン37が設けられており、タービン圧縮機36の容量が不足したときバックアップに使用される。
【0017】
改質器10Aの燃焼室Coからは燃焼排ガス5が排ガス供給ライン24に排出される。排ガス供給ライン24には空気予熱器25が設けられ、燃焼排ガス5と空気6の熱交換を行い、空気6を例えば25℃から600℃に昇温し、燃焼排ガス5を例えば770℃から560℃に冷却する。冷却された燃焼排ガス5は炭酸ガスリサイクルブロワ26により加圧され加熱された空気6と混合しカソードガス3となり、カソードCの入口温度の例えば580℃となってカソードCに供給される。炭酸ガスリサイクルブロワ26は従来の高温ブロワ23と低温ブロワ35に代る働きをし、燃焼室Coで発生した炭酸ガスを含む燃焼排ガス5をカソードCに供給する。なお、カソードC入口付近には起動用加熱器27が設けられ、燃料電池20の起動時カソードガス3を例えば580℃に加熱する。起動用加熱器27に用いた加熱用の蒸気はカソード排ガス7と合流してタービン圧縮機36に供給される。
【0018】
図1に示す本実施例を図5に示す従来例と比較すると、図5に示す凝縮器33と気水分離器34が廃止され、かつこれらの機器のヒートロスがなくなることにより発電効率が向上する。また低温ブロワ35と高温ブロワ23は炭酸ガスリサイクルブロワ26に統合される。また燃料予熱器11と改質器10は一体化され改質器10Aとなり熱効率が向上し、コンパクト化されている。いずれの場合も機器の数が減少し単純化されている。
【0019】
次に一体化され改質器10Aの一例を説明する。なお、以降の説明において、燃料ガス4はアノード排ガス4、改質ガス2はアノードガス2である。
図2は、改質器10Aの平面図(A)とそのA−A線における側面断面図(B)である。この図に示すように、本実施例の改質器10Aは、複数の燃焼室Coと改質室Reが交互に伝熱隔壁113を隔てて積層された矩形平板状のプレート型改質器であり、各燃焼室Coは、単一の分散室114とこれを挟んで位置する一対の燃焼触媒室115とからなる。また、改質室Reは、単一の予熱室111とこれを挟んで位置する一対の改質触媒室112とからなる。
【0020】
また、図2に示すように、改質器10Aは、矩形面の全体が、4辺のうちの1辺に接する矩形領域Aと、この辺に対向する1辺に接する矩形領域Bと、領域A,B間に位置しそれぞれ別の辺に接する矩形領域C,Dに区分され、更に、領域Bは、領域Cに接する矩形領域B1 と、領域Dに接する矩形領域B2 に区分され、領域Dは、領域Aに接する矩形領域D1 、領域Bに接する矩形領域D3 、及び領域D1 とD3 の間の矩形領域D2 に区分される。
【0021】
領域Aの対向する外面には、領域D側に原料ガスマニホールド116a、領域C側に改質ガスマニホールド116eがそれぞれ外壁を貫通する開口119を介して連通して設けられ、領域D1 の外面には空気マニホールド116c、領域Cの領域D1 に対向する外面には排ガスマニホールド116bがそれぞれ外壁を貫通する開口を介して連通して設けられている。
【0022】
更に、領域D2 ,D3 ,B2 の共通する外面には、燃料予熱チャンバー120が領域D2 の外壁を貫通する開口を介して連通して設けられ、この燃料予熱チャンバー120には燃料ガスマニホールド116dが連通している。また、領域C,D間には全体に共通隔壁121が設けられ、この間のガスの流通を防止している。
【0023】
図3(A)は、燃焼室Coを構成する分散室114の平面図である。この図に示すように、各分散室114は、領域A,C間及び領域D1 ,D2 間に気密仕切板114b,114aが設けられ、かつ領域D2 の燃焼触媒室115との隔壁117に複数の燃料噴射穴117aが設けられている。かかる構成により、燃料ガスマニホールド116dから燃料予熱チャンバー120を介して分散室114の領域Dに入った燃料ガス4を、燃料噴射穴117aを通して燃焼触媒室115の領域D2 に噴射することができる。
【0024】
また、図3(A)に示すように、領域Cの分散室114と燃焼触媒室115の間の隔壁117の領域D1 に対向する部分に、燃料噴射穴117aよりも小さい燃料排出穴117bが設けられている。この構成により、燃料排出穴117bを通して少量の燃料ガス4を隣接する燃焼触媒室115に導くことができ、運転中の燃料ガス4の滞留と、プラント停止時のガスパージ時間を短縮することができる。
【0025】
図3(B)は、燃焼室Coを構成する燃焼触媒室115の平面図である。この図に示すように、各燃焼触媒室115には、領域A,C間及び領域A,D1 間に気密仕切板115a,115b、領域D1 ,D2 間に貫通穴を有する連通仕切板115cが設けられ、かつ領域B,C,D2 ,D3 には燃焼触媒125が充填されている。かかる構成により、空気マニホールド116cから領域D1 に入った空気(カソード排ガス7中の空気)を領域D,B,Cの順で流し、排ガスマニホールド116bから排気することができる。また、前述のように領域D2 には、燃料噴射穴117aを通して分散室114から燃料ガス4が流入して空気と混合し、燃焼触媒125の作用で領域D,B,Cで燃料ガス4が燃焼し、その熱を隣接する改質室Reに伝熱することができる。
【0026】
図4(A)は改質室Reを構成する予熱室111の平面図である。この図に示すように、各予熱室111は、領域A,D1 間及び領域B1 ,B2 間に気密仕切板111a,111bが設けられ、かつ領域B1 の改質触媒室112との隔壁118に複数の原料ガス噴射穴118aが設けられている。かかる構成により、原料ガスマニホールド116aから領域Aに入った原料ガス1を、領域A,C,B1 の順で流し、原料ガス噴射穴118aを通して隣接する改質触媒室112に噴射させることができる。
【0027】
図4(B)は、改質室Reを構成する改質触媒室112の平面図である。この図に示すように、各改質触媒室112は、領域A,C間及び領域C,B1 間に気密仕切板112a,112bが設けられ、かつ領域D1 ,D2 間及び領域D3 ,B2 間に連通仕切板112c,112dが設けられている。また、領域D2 及びD3 には改質触媒124が充填されている。かかる構成により、原料ガス噴射穴118aを通して領域B1 に流入した原料ガス1を、領域B1 ,B2 ,D,Aの順に流し、改質ガスマニホールド116eを介して外部に供給することができる。原料ガス1は、領域D2 及びD3 に充填された改質触媒124の作用で改質されて改質ガス4となる。
【0028】
上述した構成によれば、原料ガス1は、予熱室111の領域A,C,B1 を通って改質触媒室112の領域B1 に入り、領域B2 ,D3 ,D2 ,D1 ,Aを通って外部に供給され、これにより、改質触媒124の充填された領域D3 ,D2 で改質された改質ガス4と原料ガス1が領域Aで熱交換され、改質ガス4により原料ガス1を予熱することができる。更に、原料ガス1は領域C,B1 ,B2 でも、燃焼室Coから加熱される。従って、従来の予熱器以上に原料ガス1を改質前に予熱することができる。
【0029】
更に、改質触媒124は領域D2 ,D3 に充填されており、この領域は領域Cと燃料予熱チャンバー120の間に挟まれているので、改質領域の側壁が大気に接しておらず、側壁からの放熱を低減して、低温域を縮小することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明は装置外部より供給される水分を蒸気ラインで加熱して蒸気を発生することにより、従来のように燃焼排ガスから凝縮器と気水分離器により水分を分離しないので、この水分分離によるヒートロスを防止できる。これにより凝縮器と気水分離器が不要となったので低温ブロワも不要となる。この結果燃料発電装置の効率が向上し、構成機器が従来より減少して、コンパクトな装置となる。また、改質器は燃料予熱器の機能を備えているので、燃料予熱器と一体化された構造となり、従来の改質器と燃料予熱器が別個のときより熱効率が向上し、機器数が減少しコンパクトな構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の燃料電池発電装置の全体構成図である。
【図2】実施例の改質器の平面図(A)とそのA−A線における側面断面図(B)である。
【図3】実施例の改質器の分散室と燃焼触媒室の平面図である。
【図4】実施例の改質器の予熱室と改質触媒室の平面図である。
【図5】従来の燃料電池発電装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 原料ガス
2 アノードガスまたは改質ガス
3 カソードガス
4 アノード排ガスまたは燃料ガス
5 燃焼排ガス
6 空気
7 カソード排ガス
8 天然ガス
9 蒸気
10A改質器
20 燃料電池
24 排ガス供給ライン
25 空気予熱器
26 炭酸ガスリサイクルブロワ
27 起動用加熱器
36 タービン圧縮機
37 バックアップライン
38 電動ブロワ
39 排熱回収蒸気発生器
40 空気供給ライン
41 蒸気ライン
111 予熱室
111a,111b 気密仕切板
112 改質触媒室
112a,112b 気密仕切板
112c,112d 連通仕切板
113 伝熱隔壁
114 分散室
114a,114b 気密仕切板
115 燃焼触媒室
115a,115b 気密仕切板
115c 連通仕切板
116a〜116e マニホールド
117a,117b 穴
118a,118b 穴
119 開口
120 燃料予熱チャンバー
121 共通隔壁
124 改質触媒
125 燃焼触媒
A アノード
C カソード
Co 燃焼室
Re 改質室[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a molten carbonate fuel cell power generator, and more particularly to a fuel cell power generator having a simplified configuration.
[0002]
[Prior art]
Molten carbonate fuel cells have features that are not found in conventional power generators, such as high efficiency and little impact on the environment, and are attracting attention as a power generation system following hydropower, thermal power, and nuclear power. It is being advanced.
[0003]
FIG. 5 is a diagram showing an example of power generation equipment using a molten carbonate fuel cell using natural gas as fuel. In the figure, a power generation facility includes a reformer 10 for reforming a
[0004]
In the reformer 10, combustible components (hydrogen, carbon monoxide, methane, etc.) in the anode exhaust gas 4 (fuel gas) are combusted in the combustion chamber Co to generate high-temperature combustion gas, and the reforming chamber Re And the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
There is always a need to improve the efficiency of fuel cell power generators, simplify the configuration, and make them compact. Conventionally, in order to obtain the steam 9 used in the reformer 10, moisture is separated from the
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to improve the efficiency of a fuel cell power generation device, reduce the number of constituent devices, and make the device compact. For this reason, it aims at reducing the heat loss of the whole apparatus by supplying the water | moisture content for a vapor | steam generation | occurrence | production from the outside of an apparatus, and also reducing a component apparatus in addition, eliminating a condenser and a steam-water separator. Another object of the present invention is to improve the thermal efficiency by integrating the reformer and the fuel preheater, and to make the apparatus compact.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a fuel cell that generates electricity from a cathode gas containing oxygen and an anode gas containing hydrogen, and the anode exhaust gas of the fuel cell are combusted in part of the cathode exhaust gas, A reformer that reforms the raw material gas containing steam into anode gas, and the combustion exhaust gas of this reformer is mixed with the entire amount of pressurized air as it is without passing through the condenser and the steam separator, and used as the cathode gas. and exhaust gas supply line for supplying a battery, an air supply line to drive the turbine compressor for supplying pressurized air to the exhaust gas supply line by a portion of the cathode exhaust gas of the fuel cell, the exhaust gas of the turbine compressor and heating the water supplied from the outside of the apparatus to generate steam and a steam line for supplying to the reformer, the reformer, the steam supplied to the anode gas immediately after the occurrence By causing the heat exchange between the non-reformed before the raw material gas, those having a function to preheat the raw material gas.
[0010]
[Action]
In the first aspect of the invention, moisture supplied from the outside of the apparatus is heated by a steam line to generate steam, which is supplied to the reformer. Since water is not separated from the combustion exhaust gas by the condenser and the steam separator, heat loss due to this water separation can be prevented. Conventionally, a low-temperature blower is installed in the low-temperature line with the condenser and steam separator, and a high-temperature blower is installed in the circulation line for circulating the cathode gas, but the condenser and steam separator are no longer needed. A low-temperature line is also unnecessary, and a low-temperature blower is also unnecessary. As a result, the efficiency of the fuel power generation device is improved, and the number of components is reduced from the conventional one, resulting in a compact device.
[0011]
In addition, since the reformer has the function of a fuel preheater , the reformer has a structure integrated with the fuel preheater, and has a more compact structure with improved thermal efficiency than when the conventional reformer and fuel preheater are separated. Become.
[0013]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a fuel cell power generator according to an embodiment. In this figure, components having the same functions as those in FIG. The fuel cell power generator includes a
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
A part of the
[0017]
The
[0018]
1 is compared with the conventional example shown in FIG. 5, the
[0019]
Next, an example of the
FIG. 2 is a plan view (A) of the
[0020]
As shown in FIG. 2, the
[0021]
The outer surface facing region A, the raw
[0022]
Further, a
[0023]
FIG. 3A is a plan view of the
[0024]
Further, as shown in FIG. 3 (A), in a portion opposed to the region D 1 of the
[0025]
FIG. 3B is a plan view of the
[0026]
FIG. 4A is a plan view of the preheating chamber 111 constituting the reforming chamber Re. As shown in this figure, the preheating chamber 111, the area A, D 1 and between regions B 1, B 2 airtight partition plate 111a between, 111b are provided, and the area B 1 of the reforming
[0027]
FIG. 4B is a plan view of the reforming
[0028]
According to the above-described configuration, the
[0029]
Further, the reforming catalyst 124 is filled in the regions D 2 and D 3 , and this region is sandwiched between the region C and the
[0030]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the present invention heats moisture supplied from the outside of the apparatus with a steam line to generate steam, so that moisture is removed from the combustion exhaust gas by a condenser and a steam separator as in the prior art. Since it is not separated, heat loss due to this moisture separation can be prevented. This eliminates the need for a condenser and a steam / water separator, thus eliminating the need for a low-temperature blower. As a result, the efficiency of the fuel power generation apparatus is improved, and the number of components is reduced from the conventional one, resulting in a compact apparatus. In addition, since the reformer has the function of a fuel preheater, the reformer has a structure integrated with the fuel preheater, so that the thermal efficiency is improved and the number of devices is improved as compared with the case where the conventional reformer and the fuel preheater are separated. Reduced and compact structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a fuel cell power generator according to an embodiment.
FIG. 2 is a plan view (A) of the reformer of the embodiment and a side sectional view (B) taken along the line AA.
FIG. 3 is a plan view of a dispersion chamber and a combustion catalyst chamber of the reformer of the embodiment.
FIG. 4 is a plan view of a preheating chamber and a reforming catalyst chamber of the reformer according to the embodiment.
FIG. 5 is an overall configuration diagram of a conventional fuel cell power generator.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記改質器は、発生直後のアノードガスと供給される蒸気を含む改質前の原料ガスとの間で熱交換を行わせることにより、該原料ガスを予熱する機能を有している、
ことを特徴とする燃料電池発電装置。 A fuel cell that generates electricity from a cathode gas containing oxygen and an anode gas containing hydrogen, and an anode gas exhausted from the fuel cell that burns with a portion of the cathode exhaust gas, and that heat reforms the raw material gas containing steam into the anode gas. An exhaust gas supply line for supplying the fuel gas to the fuel cell as a cathode gas by mixing the combustion exhaust gas of the reformer with the pressurized air as it is without passing through the condenser and the steam separator, and the cathode of the fuel cell An air supply line that drives a turbine compressor by a part of the exhaust gas and supplies pressurized air to the exhaust gas supply line, and generates steam by heating moisture supplied from the outside of the apparatus by the exhaust gas of the turbine compressor And a steam line for supplying to the reformer,
The reformer has a function of preheating the source gas by causing heat exchange between the anode gas immediately after generation and the source gas before reforming including the supplied steam.
A fuel cell power generator characterized by that.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15311895A JP3671406B2 (en) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | Fuel cell power generator |
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JP15311895A JP3671406B2 (en) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | Fuel cell power generator |
Publications (2)
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JPH097619A JPH097619A (en) | 1997-01-10 |
JP3671406B2 true JP3671406B2 (en) | 2005-07-13 |
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Family Applications (1)
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