JP3671091B2 - 図形測定装置におけるプロット針 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は直進型、極座標型等の面積を測定するプラニメータ、座標の任意の点の位置或いはその間の図形に沿った線長等の図形測定装置における座標のプロット針に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来図形測定装置における座標のプロット針は測桿3の他端に固定した針取付具に小さな横方向に螺合したビスにより固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これではプロット針が磨耗して交換するとき、小さなビスをドライバーで弛めたり締めたりせねばならず、操作が面倒で、外観も悪かった。
【0004】
本発明はかかる欠点を除去するもので、単に摘みを回転させるだけで、プロット針を交換できる図形測定装置における座標のプロット針を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図形測定装置の測桿3の他端には台板10を固定し、この台板10に外筒13を嵌め込み、この外筒13内には中心針14及び針取付具15を上下動すべく嵌合し、この針取付具15は圧縮スプリング16により上方向に弾撥し、この針取付具15に取付た抜け止め17は外筒13の長孔18に脱出止めとして係合し、この針取付具15において横方向に延びる通孔20内にはスライダー21を左右動すべく嵌合し、このスライダー21の縦孔22に上記中心針14を挿通し、針取付具15の上端には摘み23を回動すべく嵌合し、上記スライダー21は摘み23に設けたカム面24の内周面に摺動すべく係合するようにしたことを特徴とする図形測定装置におけるプロット針である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面につき本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1(イ)は本発明を適用する直進型のプラニメータの概略を示す平面図、(ロ)はそれに適用した本発明の第1の実施の形態の縦断面図、図2はその図1A−A線縦断面図、図3はその分解斜視図である。
図1(イ)に示すように直進型のプラニメータは、一対の幅広の車輪1,1により一方向に往復動すべく設けた円盤状の器体2には測桿3の一端を垂直軸4により回動すべく枢着し、この測桿3の他端には図形をトレースする偏心した拡大レンズ5を回動自在に嵌合した主トレーサー6を設ける。上記車輪1,1の軸及び垂直軸4にはそれぞれ車輪1と測桿3の回転角を検出するエンコーダ2a,3aを設ける。
【0007】
図1(ロ)に示すように上記測桿3の他端には台板10を固定し、この台板10に嵌め込んだ逆円錐状の孔11を有するカラー12には外筒13を嵌め込み、この外筒13内には中心針14及び針取付具15を上下動すべく嵌合し、この針取付具15は圧縮スプリング16により上方向に弾撥する。この針取付具15に取付た抜け止め17は外筒13の長孔18に脱出止めとして係合する。
【0008】
この針取付具15において横方向に延びる通孔20内にはスライダー21を左右動すべく嵌合し、このスライダー21の縦孔22に上記中心針14を挿通する。針取付具15の上端には摘み23を回動すべく嵌合し、上記スライダー21の両端は摘み23に設けた偏心円孔等のカム面24の内周面に摺動すべく密着する。この摘み23に横方向に螺合したビス25は針取付具15の環状溝26に脱出止めとして係合する。
【0009】
次に本発明の動作を詳細に説明する。通常上記スライダー21の縦孔22は偏心円孔等のカム面24により押されて偏位した位置にあり、中心針14は僅か撓んで針取付具15と一体となって上下動する。
車輪1,1を或る基準位置に置いてトレーサー6で図形をトレースすると、車輪1,1の回転によりエンコーダ2aより、また測桿3の回転によりエンコーダ3aより、出力パルス信号が発生し、これらの信号はコンピュータ7に入力されて面積、線分の長さ角度、座標などが計算され、その計算値は出力で表示部8に表示される。
【0010】
而して測定図形がその測定したい座標位置に来たとき、摘み23を押すと、圧縮スプリング16の弾力に抗して中心針14は針取付具15と一体となって下降し、孔11より下方に突出してその位置をマークする。
中心針14を交換するときには、摘み23を回動する。これによって偏心円孔等のカム面24の内周面はスライダー21を横方向に作動し、縦孔22が中心の位置に来たとき、中心針14の撓みは取れ、下方に脱出する。かくして新しい中心針14を挿入し、摘み23を回動すると上記スライダー21の縦孔22は偏心円孔等のカム面24により偏位した位置にきて中心針14は僅か撓んで針取付具15と一体となって上下動するものである。
【0011】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば単に摘みを回転させるだけで、プロット針を交換でき、操作に工具を要さず、便利であると共に体裁もよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明を適用する直進型のプラニメータの概略を示す平面図、(ロ)はそれに適用した本発明の第1の実施の形態の縦断面図である。
【図2】その図1A−A線縦断面図である。
【図3】その分解斜視図である。
【符号の説明】
3 測桿
10 台板
13 外筒
14 中心針
15 針取付具
16 圧縮スプリング
17 抜け止め
18 長孔
20 通孔
21 スライダー
22 縦孔
23 摘み
24 カム面
【発明の属する技術分野】
本発明は直進型、極座標型等の面積を測定するプラニメータ、座標の任意の点の位置或いはその間の図形に沿った線長等の図形測定装置における座標のプロット針に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来図形測定装置における座標のプロット針は測桿3の他端に固定した針取付具に小さな横方向に螺合したビスにより固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これではプロット針が磨耗して交換するとき、小さなビスをドライバーで弛めたり締めたりせねばならず、操作が面倒で、外観も悪かった。
【0004】
本発明はかかる欠点を除去するもので、単に摘みを回転させるだけで、プロット針を交換できる図形測定装置における座標のプロット針を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図形測定装置の測桿3の他端には台板10を固定し、この台板10に外筒13を嵌め込み、この外筒13内には中心針14及び針取付具15を上下動すべく嵌合し、この針取付具15は圧縮スプリング16により上方向に弾撥し、この針取付具15に取付た抜け止め17は外筒13の長孔18に脱出止めとして係合し、この針取付具15において横方向に延びる通孔20内にはスライダー21を左右動すべく嵌合し、このスライダー21の縦孔22に上記中心針14を挿通し、針取付具15の上端には摘み23を回動すべく嵌合し、上記スライダー21は摘み23に設けたカム面24の内周面に摺動すべく係合するようにしたことを特徴とする図形測定装置におけるプロット針である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面につき本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1(イ)は本発明を適用する直進型のプラニメータの概略を示す平面図、(ロ)はそれに適用した本発明の第1の実施の形態の縦断面図、図2はその図1A−A線縦断面図、図3はその分解斜視図である。
図1(イ)に示すように直進型のプラニメータは、一対の幅広の車輪1,1により一方向に往復動すべく設けた円盤状の器体2には測桿3の一端を垂直軸4により回動すべく枢着し、この測桿3の他端には図形をトレースする偏心した拡大レンズ5を回動自在に嵌合した主トレーサー6を設ける。上記車輪1,1の軸及び垂直軸4にはそれぞれ車輪1と測桿3の回転角を検出するエンコーダ2a,3aを設ける。
【0007】
図1(ロ)に示すように上記測桿3の他端には台板10を固定し、この台板10に嵌め込んだ逆円錐状の孔11を有するカラー12には外筒13を嵌め込み、この外筒13内には中心針14及び針取付具15を上下動すべく嵌合し、この針取付具15は圧縮スプリング16により上方向に弾撥する。この針取付具15に取付た抜け止め17は外筒13の長孔18に脱出止めとして係合する。
【0008】
この針取付具15において横方向に延びる通孔20内にはスライダー21を左右動すべく嵌合し、このスライダー21の縦孔22に上記中心針14を挿通する。針取付具15の上端には摘み23を回動すべく嵌合し、上記スライダー21の両端は摘み23に設けた偏心円孔等のカム面24の内周面に摺動すべく密着する。この摘み23に横方向に螺合したビス25は針取付具15の環状溝26に脱出止めとして係合する。
【0009】
次に本発明の動作を詳細に説明する。通常上記スライダー21の縦孔22は偏心円孔等のカム面24により押されて偏位した位置にあり、中心針14は僅か撓んで針取付具15と一体となって上下動する。
車輪1,1を或る基準位置に置いてトレーサー6で図形をトレースすると、車輪1,1の回転によりエンコーダ2aより、また測桿3の回転によりエンコーダ3aより、出力パルス信号が発生し、これらの信号はコンピュータ7に入力されて面積、線分の長さ角度、座標などが計算され、その計算値は出力で表示部8に表示される。
【0010】
而して測定図形がその測定したい座標位置に来たとき、摘み23を押すと、圧縮スプリング16の弾力に抗して中心針14は針取付具15と一体となって下降し、孔11より下方に突出してその位置をマークする。
中心針14を交換するときには、摘み23を回動する。これによって偏心円孔等のカム面24の内周面はスライダー21を横方向に作動し、縦孔22が中心の位置に来たとき、中心針14の撓みは取れ、下方に脱出する。かくして新しい中心針14を挿入し、摘み23を回動すると上記スライダー21の縦孔22は偏心円孔等のカム面24により偏位した位置にきて中心針14は僅か撓んで針取付具15と一体となって上下動するものである。
【0011】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば単に摘みを回転させるだけで、プロット針を交換でき、操作に工具を要さず、便利であると共に体裁もよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明を適用する直進型のプラニメータの概略を示す平面図、(ロ)はそれに適用した本発明の第1の実施の形態の縦断面図である。
【図2】その図1A−A線縦断面図である。
【図3】その分解斜視図である。
【符号の説明】
3 測桿
10 台板
13 外筒
14 中心針
15 針取付具
16 圧縮スプリング
17 抜け止め
18 長孔
20 通孔
21 スライダー
22 縦孔
23 摘み
24 カム面
Claims (1)
- 図形測定装置の測桿の他端には台板を固定し、この台板に外筒を嵌め込み、この外筒内には中心針及び針取付具を上下動すべく嵌合し、この針取付具は圧縮スプリングにより上方向に弾撥し、この針取付具に取付た抜け止めは外筒の長孔に脱出止めとして係合し、この針取付具において横方向に延びる通孔内にはスライダーを左右動すべく嵌合し、このスライダーの縦孔に上記中心針を挿通し、針取付具の上端には摘みを回動すべく嵌合し、上記スライダーは摘みに設けたカム面に摺動すべく係合するようにしたことを特徴とする図形測定装置におけるプロット針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23677696A JP3671091B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 図形測定装置におけるプロット針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23677696A JP3671091B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 図形測定装置におけるプロット針 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1082606A JPH1082606A (ja) | 1998-03-31 |
JP3671091B2 true JP3671091B2 (ja) | 2005-07-13 |
Family
ID=17005633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23677696A Expired - Fee Related JP3671091B2 (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 図形測定装置におけるプロット針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3671091B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2182531B1 (en) | 2008-10-29 | 2014-01-08 | Sauer-Danfoss ApS | Valve actuator |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23677696A patent/JP3671091B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1082606A (ja) | 1998-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050304 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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