JP2001124506A - 図形測定装置における車輪 - Google Patents

図形測定装置における車輪

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JP2001124506A
JP2001124506A JP30558799A JP30558799A JP2001124506A JP 2001124506 A JP2001124506 A JP 2001124506A JP 30558799 A JP30558799 A JP 30558799A JP 30558799 A JP30558799 A JP 30558799A JP 2001124506 A JP2001124506 A JP 2001124506A
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JP
Japan
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wheels
wheel
measuring rod
tracing
measuring
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JP30558799A
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English (en)
Inventor
Akio Kubo
明郎 久保
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USHIKATA SHOKAI KK
Original Assignee
USHIKATA SHOKAI KK
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 横方向に滑り難く、器体が正確に一直線或い
は同じ線上を往復動する図形測定装置における車輪を提
供する。 【解決手段】 一対の幅広の車輪(1, 1)により一方
向に往復動すべく設けた円盤状の器体には測桿の一端を
垂直軸により回動すべく枢着し、この測桿の他端には図
形をトレースするトレース部及び測定値の表示部を設
け、その面上にはそのコンピュータに命令を入力するキ
ーボードを設け、その結果の測定値を上記表示部に表示
する図形測定装置において、上記車輪(1, 1)にはそ
の周面に沿って傾斜する方向に延びる摩擦パターン(1
a)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直進型のプラニメー
タ或いは、図形の面積,角度,図形に沿った線長,図
心,図形の回転体に体積或いは任意の点の位置(座標)
等を測定する図形測定装置における車輪に関する。
【0002】
【従来の技術】直進型のプラニメータは図3,4のよう
に一対の幅広の車輪1, 1により一方向に往復動すべく
設けた円盤状の器体2には測桿3の一端を垂直軸4によ
り回動すべく枢着し、この測桿3の他端には図形をトレ
ースするトレース部5及び測定値の表示部6を設け、そ
の面上にはそのコンピュータ10に縮尺率、単位、四則
演算、測定モード等の命令を入力するキーボード11を
設け、またその結果の測定値を上記表示部6に表示する
ものである。
【0003】これを使用するには測桿3の一端に設けた
トレース部5を図形にトレースし、かつその車輪1と測
桿3の回転より出る測定信号b1,b2をコンピュータ1
0に入力することによりその図形の面積,角度,線長,
座標点等を測定するものである。また上記トレースには
連続的に図形をトレースするか、不連続モードで複数個
の測定点のみを測定するかがあり、さらに不連続モード
の測定では各点を直線で結んだ場合の図形の測定と、3
個の隣接する測定点よりその3点を通る円弧に換算した
図形を測定とがある。
【0004】上記のように測定には測定の目的である図
形の面積,角度,図形に沿った線長,図心,図形の回転
体に体積或いは任意の点の位置(座標)等、またその縮
尺の倍率、単位,座標軸の原点偏位,少数桁数,連続不
連続等のモード,直線換算,円弧換算等の各種の測定の
メニューがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる直進型のプラニ
メータでは器体2は正確に一直線或いは同じ線上を往復
動する必要がある。このため器体2は一対の幅広の車輪
1,1で支持しているが、これを更に確実にする必要が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる欠点を除
去するもので、一対の幅広の車輪1,1により一方向に
往復動すべく設けた円盤状の器体2には測桿3の一端を
垂直軸4により回動すべく枢着し、この測桿3の他端に
は図形をトレースするトレース部5及び測定値の表示部
6を設け、その面上にはそのコンピュータ10に命令を
入力するキーボード11を設け、その結果の測定値を上
記表示部6に表示する図形測定装置において、上記車輪
1,1にはその周面に沿って傾斜する方向に延びる摩擦
パターン1aを設けたことを特徴とする図形測定装置に
おける車輪である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面につき本発明の一実施の
形態を詳細に説明する。
【0008】図3乃至5は本発明を直進型のプラニメー
タに適用した実施例を示すもので、一対の幅広の車輪
1,1により一方向に往復動すべく設けた器体2には測
桿3の一端を垂直軸4により回動すべく枢着し、この測
桿3の他端には図形をトレースする偏心した拡大レンズ
を回動自在に嵌合したトレース部5及び測定値のデジタ
ル表示部6を設ける。
【0009】器体2には測桿3が基準位置にあるときに
それに植設したピン7と係合するロック装置8を軸9に
より枢着し、このロック状態でオフとなるスイッチDを
設け、ロックを外したときスイッチDがオンとなり、こ
のときの信号dにより測定値は帰零されるようにする。
【0010】上記器体2或いは測桿3に設けたプラニメ
ータの器体2内にはコンピュータ10を設け、その面上
にはそのコンピュータ10に縮尺率、単位、四則演算、
測定モード等の命令を入力するキーボード11を設け、
その結果を上記表示部6に表示するものとする。また器
体2内には調整信号設定用のスイッチ13を設ける。上
記測桿3の先端には座標位置ホールド用のスイッチ1
4、連続不連続切換用のスイッチ15及びアーク信号設
定用のスイッチ18を設ける。18aはそのスイッチ1
8の表示ランプ、19は取消用スイッチ、20はマーク
ピンである。
【0011】図5示のように車輪1の回転を検出するエ
ンコーダよりでる回転角の測定信号b1と垂直軸4にお
ける測桿3の回転を検出するエンコーダより出る回転角
の測定信号b2及びこのスイッチ13,14,15及び
18の出力信号s6,s8,s9及びアーク信号s7,スイ
ッチDより出る信号dとキーボード11の出力信号kは
このコンピュータ10に入力する。
【0012】上記スイッチ13は例えば4つの小スイッ
チをオン・オフさせて4ビットの信号s6を発生するも
のである。或いはその代わりに16個のコード発生端子
を有する回転スイッチs5にしてもよい。
【0013】上記スイッチ14は測桿3の先端より上方
に突出し、トレース部をつかんだとき丁度人差指が当た
る高さとする。そのスイッチ14に回動すべく嵌合した
筒の上端には三日月状の固定部16があり、スイッチ1
4の上端には下方に動く可動部17があり、この可動部
17を押圧したとき、そのスイッチ14より信号s8
発生するものとする。このスイッチ14は不連続測定時
に使用するもので測定点で押圧する。スイッチ18は同
測定モードで各測定点において円弧図形に換算するとき
に押圧し、アーク信号s7を発生する。
【0014】本発明においては上記車輪1,1にはその
周面に沿って傾斜する方向に延びる摩擦パターンを設け
たことを特徴とするものである。
【0015】図1(イ)は本発明の一実施の形態の車輪
1,1の平面図、(ロ)はその斜視図である。図1に示
すように、車輪1,1にはその周面に沿って傾斜する方
向に延びる摩擦パターン1a,1a...を設ける。こ
れらの摩擦パターン1a,1a...は図1(イ)では
その車輪1,1の周面に設けた溝であるが、図1(ロ)
示のような突条1b,1b...でもよく、また砥石の
ような摩擦体で構成してもよい。この突条はゴムのよう
な摩擦体で構成するとなお良い。これらの摩擦パターン
1a,1a...,突条1b,1b...は左右の車輪
1,1に対称に設けるとよい。
【0016】図2(イ)は本発明のそれぞれ異なった他
の実施の形態の車輪1の斜視図、(ロ)、(ハ)は平面
図、(ニ)は斜視図である。
【0017】図2(イ)示のように、車輪1,1は円盤
より構成し、それを軸方向にプレスして、その周面を周
方向にそって梯形条に変形させたものである。図1
(ロ)、(ハ)はその梯形条に変形させたものを3枚重
ねたものである。
【0018】図1(ニ)は車輪1,1を円盤より構成
し、それを軸方向にプレスして、その周面を周方向にそ
って波形に変形させたものである。
【0019】これらの図2示の車輪1,1は円盤より構
成し、それを軸方向にプレスして、その周面を周方向に
沿って波形に変形させることで形成できる。
【0020】本発明はかかる構成よりなるので、従来は
紙面に対する軌跡は直線状であったものが、ギザギザ状
或いは波状となり、摩擦線が長くなると共に進行方向に
対し傾斜する方向に延びるので、横方向に滑り難く、従
って器体2は正確に一直線或いは同じ線上を往復動する
ものである。また車輪1,1と紙面との接触線は長くな
るので、磨耗し難く、車輪1,1は紙面に食い込むの
で、横方向に滑り難く、転がりの安定性がよくなり、更
に砥石のような摩擦体より目詰まりを起こし難い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば車輪1,1
にはその周面に沿って傾斜する方向に延びる摩擦パター
ンを設けているので、横方向に滑り難く、従って器体2
は正確に一直線或いは同じ線上を往復動すると共に接紙
部分の長さは普通の車輪より長くなるので磨耗し難く、
長期間の使用に耐えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の一実施の形態の車輪1,1の
平面図、(ロ)はその斜視図である。
【図2】(イ)は本発明のそれぞれ異なった他の実施の
形態の車輪1の斜視図、(ロ)、(ハ)は平面図、
(ニ)は斜視図である。
【図3】本発明を適用する直進型のプラニメータの平面
図である。
【図4】その側面図である。
【図5】そのブロック図である。
【符号の説明】
1,1 車輪 1a 摩擦パターン 2 器体 3 測桿 4 垂直軸 5 トレース部 6 表示部 10 コンピュータ 11 キーボード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の幅広の車輪(1, 1)により一方
    向に往復動すべく設けた円盤状の器体(2)には測桿
    (3)の一端を垂直軸(4)により回動すべく枢着し、
    この測桿(3)の他端には図形をトレースするトレース
    部(5)及び測定値の表示部(6)を設け、その面上に
    はそのコンピュータ(10)に命令を入力するキーボー
    ド(11)を設け、その結果の測定値を上記表示部
    (6)に表示する図形測定装置において、上記車輪
    (1, 1)にはその周面に沿って傾斜する方向に延びる
    摩擦パターン(1a)を設けたことを特徴とする図形測
    定装置における車輪。
JP30558799A 1999-10-27 1999-10-27 図形測定装置における車輪 Withdrawn JP2001124506A (ja)

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