JP3670867B2 - 塗装無機質建材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、塗装無機質建材に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、屋根材や外壁材等として有用な、耐透水性、耐凍害性にも優れた新しい窯業系無機質塗装建材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、セメント窯業系の無機質建材の表面に塗装を施した屋根材や外壁材等が知られている。
そして、これらの塗装無機質建材については、木口部や実部等の切断面あるいは切削面において、基材が脆弱で、しかも切断粉あるいは切削粉の影響によって塗料が浸透しにくいことから、従来より、シーラーを塗布し、基材内部にこれを浸透させて固化させることで脆弱な部分を補強し、あわせて良好な塗料付着性を確保することが考えられてきている。また、耐凍害性の観点から、水の侵入を防止することの必要性も考えられてきている。このような観点から、従来では、浸透性の高い溶剤系塗料、特に低分子量の湿気硬化型のポリウレタン塗料を用いて、脆弱な基材部分を補強し、基材への塗料の付着性を確保するとともに、水の侵入を防止して耐凍害性を良好なものにしようとしてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような試みにもかかわらず、従来の塗装無機質建材においては、たとえば1.3g/cm3 以下と基材の比重が低い場合には、凍害に対する充分な耐透水性能が得られず、基材の膨潤とそれにともなう上塗り塗料の剥離の発生が回避できないという問題があった。
【0004】
比重の小さな基材について耐透水性を確保するには、撥水材、特に浸透性の点からは、低分子量のアルコキシシランを用いることが有効であるとも考えられるが、実際には、この撥水剤を塗布する場合には前記のような基材補強性や、上塗り塗料との密着性の確保が難しいという問題がある。
また、撥水剤と前記のような浸透性の溶剤系塗料とを併用することも考えられるが、従来では、この併用は、相乗的効果を充分にもたらすものとなっていないのが実情であり、かえって、溶剤系塗料と撥水剤の塗布にともなう各々の性能を損うことになるという問題があり、実際上、このような併用は容易ではない。
【0005】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの従来の塗装無機質建材の問題点を解消し、木口、実部等の切断面や切削面における基材の補強と、上塗り塗料との付着性を確保するとともに、耐透水性を向上させて耐凍害性を確保することもできる、改善された新しい塗装無機質建材を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、表面が塗装された塗装窯業系無機質建材であって、切断面もしくは切削面が、炭素数C6 〜C10のアルキル基を有するアルコキシシラン撥水剤とアクリルウレタン系湿気硬化型溶剤系塗料とで固型分重量比で1:9〜2:8で混合されて塗布されていることを特徴とする塗装無機質建材を提供する。
【0007】
また、この出願の発明は、第2には、アクリルエマルジョン系塗料により上塗りされている前記の塗装無機質建材を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
この出願の発明は、以上のとおり、撥水剤と溶剤系塗料とを併用するものであるが、この併用は特有のものである。
以下に実施の形態を詳しく説明する。
まず、この発明において撥水剤として塗布されるアルコキシシランであるが、このものは、次式
R1 −Si(OR2 )3
(R1 およびR2 は、直鎖または分枝状のアルキル基であって、かつR1 の炭素数は6〜10である)
で表わされるものである。すなわち、C6 〜C10のアルキル基を有するアルコキシシランが用いられることになる。アルコキシ基OR2 を構成するアルキル基R2 については、炭素数は任意であってよく、代表的にはC1 〜C6 の低級アルキル基がある。
【0009】
以上のとおりのC6 〜C10アルキル基を有するアルコキシシランを例示すれば、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘプチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、ヘキシルメトキシジエトキシシラン、デシルトリプロポキシシラン、デシルプロポキシジエトキシシラン、デシルブトキシジエトキシシラン等が挙げられる。
【0010】
これらのアルコキシシランは1種または2種以上のものとしてこの発明の撥水剤に使用される。
このような特有のアルコキシシラン撥水剤を用いることによって、低比重の基材においても耐凍害性を確保するための耐透水性を得ることが可能になる。しかも、このような性能は、併用される湿気硬化型の溶剤系塗料によって損われることはなく、また、湿気硬化型溶剤系塗料による性能、硬化を損うこともない。
【0011】
前記アルコキシシランにおいては、アルキル基の炭素数が6未満の場合には、耐透水性の向上は充分なものとならず、湿気硬化型溶剤系塗料による基材補強や上塗り付着性を損う原因となる。また炭素数が10を超える場合には、浸透性に難点が生じ、湿気硬化型溶剤系塗料による補強や、付着性の確保を損う原因となる。
【0012】
このようなアルコキシシランの塗布については、その塗布量は、必要に応じて設定されるが、通常は、20〜200g/m2 程度が適当である。
一方、アルコキシシラン撥水剤と併用される湿気硬化型溶剤系塗料については、アクリルウレタン系樹脂のものの湿気硬化型溶剤塗料が使用される。
この塗料の塗布量は、通常は、20〜400g/m2 程度として考慮される。
【0013】
そして、撥水剤との塗布量の比は、通常は、撥水剤/溶剤系塗料として、重量比で3/1〜1/3程度であってよい。
撥水剤と湿気硬化型溶剤系塗料との併用は、<A>順次の塗布、<B>混合塗布のいずれかの形態として可能とされる。
<A>順次の塗布においては、上塗り塗料との密着性を確保するためにも、まずアルコキシシラン撥水剤を塗布し、その硬化前、もしくは半硬化の状態において湿気硬化型溶剤系塗料を塗布するのが適当である。
【0014】
<B>混合塗布は、あらかじめアルコキシシラン撥水剤と湿気硬化型塗料とを混合し、混合状態で木口、実部等の切断面や切削面に塗布する形態である。この形態においては、混合状態で使用することから、その混合比を、固形分の重量比として、撥水剤/溶剤系塗料について、1/9〜2/8と、溶剤系塗料の固形分比を過剰量とした状態とすることが適当である。この混合比とすることで、両者の性能を損わずに安定した性能を持つ混合塗料としての塗布が可能になり、しかも塗布後においては、耐凍害性とともに、基材補強、上塗り塗料との付着性の確保が可能とされる。
【0015】
前記の混合比において、アルコキシシラン撥水剤の割合がさらに過少となる場合には耐透水性の向上は難しくなり、耐凍害性は確保されないことになる。逆に、この割合が過大になると、湿気硬化型溶剤系塗料による効果が得られず、混合物としての安定性も失われることになる。
この発明の塗装無機質建材においては、以上のとおりのアルコキシシラン撥水剤と湿気硬化型溶剤系塗料を、木口や実部等の切断面ないし切削面に塗布し、通常は、その乾燥後に、その上に上塗り塗料を塗布することになる。この場合の基材としての無機質建材は、抄造法や注型法、あるいは圧縮法や押出し法により成形したセメント窯業系の無機質材であって、各種の組成と形状のものであってよい。
【0016】
上塗り塗料については、溶剤系、あるいはエマルジョン系の各種のものでよいが、この発明においては、アクリルエマルジョン系塗料が適当でもある。このような上塗り塗料は、木口や実部以外の基材の表面にも塗布されることになる。
そこで以下に実施例を示し、さらに詳しく実施の形態について説明する。
【0017】
【実施例】
(実施例1〜3)
抄造法により製造したセメント窯業系建材の木口および切削面に信越化学株式会社製「KBM」アルコキシシラン(炭素数7〜8アルキル基を有するアルキルトリメトキシシラン)を塗布し、その硬化前に、アクリルウレタン系湿気硬化型溶剤系塗料(昭和高分子株式会社製「マルチシーラーA」)を塗布して乾燥させた。
【0018】
次いでアクリルエマルジョン系上塗り塗料を塗布した。
得られた塗装無機質建材について、ASTM−C−666準拠B法による凍害試験100サイクル後の塗膜密着性としての耐凍害性と、上塗りとの密着性を評価した。
また、比較のために、撥水剤等を使用しない場合についても評価した。
【0019】
その結果を表1に示した。
【0020】
【表1】
【0021】
この発明の実施例においては、耐凍害性とともに上塗り塗料との密着性も良好となることがわかる。
(実施例4〜5)
前記実施例1〜3における撥水剤のアルコキシシランを変更して同様に塗装し、耐凍害性と密着性とを比較例とともに評価した。その結果を表2に示した。
【0022】
【表2】
【0023】
(実施例6〜8)
実施例1〜3と同様の撥水剤と溶剤系塗料とをあらかじめ混合して塗装した。耐凍害性と上塗りとの密着性、さらには混合塗料の安定性(流動性、凝集塊の生成の有無)について評価した。その結果を表3に示した。
【0024】
【表3】
【0025】
また、アルキル基の炭素数が5および12のアルキルトリメトキシシランを撥水剤として比較したところ、このものの場合には、混合比が20/80であっても、いずれも耐凍害性および密着性においてその評価は「不可」であった。
さらにまた、アクリルウレタン系の湿気硬化型溶剤系塗料に代えて、イソシアネートウレタン系の湿気硬化型溶剤系塗料を用いたところ、耐凍害性および密着性において充分な性能が得られなかった。混合塗料としての安定性も好ましいものではなかった。
【0026】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この発明の発明によって、基材の比重が低い場合でも、木口や実部等の切断面や切削面において、耐透水性の向上による耐凍害性の確保と、上塗り塗料との付着性の確保、さらには基材の補強が可能とされる塗装無機質建材が提供される。
Claims (2)
- 表面が塗装された塗装窯業系無機質建材であって、切断面もしくは切削面が、炭素数C6 〜C10のアルキル基を有するアルコキシシラン撥水剤とアクリルウレタン系湿気硬化型溶剤系塗料とで固型分重量比で1:9〜2:8で混合されて塗布されていることを特徴とする塗装無機質建材。
- アクリルエマルジョン系塗料により上塗りされている請求項1の塗装無機質建材。
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JP30403198A Expired - Lifetime JP3670867B2 (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | 塗装無機質建材 |
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