JP3670308B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、被写体像を確認する電子ビューファインダを有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばカメラなどの撮像装置で撮影を行う際に、先に撮影した構図との整合をとる為に、前駒の画面を次の撮影時に確認することが嘱望されている。
そして、例えば特開平64−49031号公報では、複数枚の写真と繋ぎ合わせて1枚の写真を作る場合に、電子ビューファインダに前駒の画面の一部を表示し、次に撮影する画面と整合させて撮影することを可能とした技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平64−49031号公報により開示された技術では、前駒の画面の一部しか表示されない為、当該前駒の画面が、全体としてどのようなものであったかを判断することはできないといった問題があった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、前に撮影した全画面の様子を、次の撮影時に撮影者が所望とする表示方式により選択的に表示して確認することを可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るカメラは、被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で撮像された被写体像を少なくとも動画として表示可能であり当該被写体のフレーミングが行える表示画面を有するモニタと、を有し、前記モニタには前記撮像手段で当該時点において撮像されている被写体像をフレーミングを行える動画として前記表示画面のほぼ全面に表示する一方、撮影者によってそれぞれ任意のタイミングでなされたシャッタの露光動作に対応した過去の撮像手段の出力を時系列の複数の静止画として前記表示画面のうちの一部に前記動画と重畳させて表示し、かつ、前記シャッタの露光動作が当該時点以降において新規に行われる毎に、前記複数の静止画は時系列順に最新の画像を含む画像群に置き換えられ、最も順番の古い静止画のみが表示画面上から消去されると共に表示される各静止画の位置はその時系列順にシフトして並べ替えられることを特徴とする。
【0008】
【作用】
即ち、本発明の一態様に係るカメラでは、モニタには前記撮像手段で当該時点において撮像されている被写体像がフレーミングを行える動画として前記表示画面のほぼ全面に表示される一方、撮影者によってそれぞれ任意のタイミングでなされたシャッタの露光動作に対応した過去の撮像手段の出力が時系列の複数の静止画として前記表示画面のうちの一部に前記動画と重畳されて表示され、かつ、前記シャッタの露光動作が当該時点以降において新規に行われる毎に、前記複数の静止画は時系列順に最新の画像を含む画像群に置き換えられて、最も順番の古い静止画のみが表示画面上から消去されると共に表示される各静止画の位置はその時系列順にシフトして並べ替えられる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
先ず図1には第1実施例に係るカメラのブロック構成図を示し説明する。
図1に示されるように、入射する被写体光の光路上には凹凸のレンズからなるズームレンズ1,2、及びフィルム5に対して適正露光を与える為の絞り3、ハーフミラー6がそれぞれ配置されており、該ハーフミラー6で反射された光の光路上には全光束を反射させるミラー7が配置されている。尚、上記絞り3はズームレンズ1,2の間に配設されている。
【0012】
そして、上記ミラー7により反射された光の光路上には、2次元の撮像素子9と、被写体像を該撮像素子9上に結像させる為のレンズ8とがそれぞれ配置されている。尚、上記撮像素子9の撮像エリアの大きさは上記結像レンズ8の挿入によってフィルム5の画面サイズより小さくなっている。
【0013】
符号8´は結像点近傍に配置されたフィールドレンズである。これは被写体像が結像レンズ8にけられることのないよう光束を結像レンズ8に向けて集めるためのものである。
【0014】
一方、上記ハーフミラー6を透過した光の光路上には、シャッタ4を介してフィルム5が配置されている。このように、被写体からの光束の略半分はハーフミラー6を透過してフィルム5に導かれ、残りの半分は反射される。
【0015】
上記撮像素子9には、その出力信号を記憶する為又はモニタ表示及びAF,AE演算する為に信号を加工する信号処理部10が接続されている。そして、該信号処理部10には、該信号処理部10からのデジタル化された画像信号を記憶する画像メモリ11と、該信号処理部10の出力を動画若しくは静止画として表示する為のLCDモニタ12と、該信号処理部10の出力を基に撮像素子9上の合焦状態を算出するAF演算部13とが接続されている。
【0016】
さらに、上記AF演算部13には、その出力に基づいて第1群レンズ1を繰出し、若しくは絞り込んでフィルム7面上及び撮像素子9上のピントを合わせるAF制御部14が接続されている。
【0017】
そして、上記ズームレンズ1,2には、撮影レンズの焦点距離を変えるべく該レンズ1,2を駆動制御するズーム制御部15が接続されており、上記絞り3には絞り制御部17が接続されている。そして、上記シャッタ4にはシャッタ制御部18が接続されており、上記フィルム5にはフィルム給送を制御するフィルム巻上部19が接続されている。
【0018】
さらに、上記絞り制御部17及びシャッタ制御部18には、上記信号処理部10の出力に基づいてフィルム7にどれだけ露光を与えるべきか、また絞り値とシャッタスピードの組み合わせを決定するAE演算部16が接続されている。そして、このAE演算部16の出力に基づいて、絞り制御部17,シャッタ制御部18は、それぞれ絞り3とシャッタ4を制御する。
【0019】
そして、システム全体を制御する制御部23には、撮影レンズの焦点距離を変化させる為の操作部のズーム入力部20と、撮影動作に入る為にレリーズ釦の半押し状態の1stレリーズ信号と押し切った状態の2ndレリーズ信号を発生させる操作部のレリーズ入力部21と、LCDモニタ12に被写体の動画像と撮影時の静止画像をいかに表示させるか選択する為のモニタ選択部22とが電気的に接続されている。
【0020】
さらに、この制御部23は、上記各部の他、信号処理部10や画像メモリ11、AF制御部14、ズーム制御部15、AE演算部16、巻上部19にもそれぞれ接続されており、該制御部23は各部を制御する。
【0021】
ここで、図2にはフィルム5と撮像素子9とに被写体像が光学系を介して結像される状態を示し説明する。尚、この図2では、上記ズームレンズ1,2をまとめて1つの凸レンズで示している。
【0022】
この図2において、フィルム5面上の被写体の像倍率は被写体距離l0 とレンズ主点からフィルムまでの距離l1 の比でβ1 =l1 /l0 で示される。そして、ハーフミラー6で反射された光束によりフィルム面と共約な位置には空中像が形成される。さらに、撮像素子9上には撮像素子用のレンズ8によって空中像が更に縮小して結像される。その比率は空中像の共約な虚像からレンズ8の主点までの距離l2 と主点から撮像素子までの距離l3 との比率l3 /l2 となる。
【0023】
また、フィルム画面サイズに比べて撮像素子の画面サイズの比率はl3 /l2 倍となり、フィルム画面より小さな撮像素子9を用いる撮像素子9上の像倍率β2 は次式で示される。
【0024】
【数1】
Figure 0003670308
【0025】
以下、図3のフローチャートを参照して、第1の実施例に係るカメラの撮影済画面表示が「OFF」時のシーケンスを説明する。
カメラの電源がONされるとLCDモニタ12もONする。そして、被写体からの光束はズームレンズ1,2を介して入射し、ハーフミラー6で反射された後、ミラー7で反射され、レンズ8により撮像素子9上に結像される。この撮像素子9は各画素毎のアナログ出力を転送して信号処理部10に伝達する。この信号処理部10は、該出力信号をLCDモニタ12を用いて表示する。こうして、LCDモニタ12上には被写体像が動画として表示される。尚、ここでいう動画とは、ビデオカメラに於けるモニタのように被写体の動きがそのまま表示される様をいう(ステップS1)。
【0026】
次に使用者がレリーズ釦を半押しして、1stレリーズ信号が出力されると、撮像素子9の出力の内、画面中央付近のみの出力を信号処理部10がA/D変換してAF演算部13に伝達する(ステップS2)。
続いて、AF演算部13では隣り合う画素の差の絶対値を加算する。これを式で示すと次式のようになる。
【0027】
【数2】
Figure 0003670308
【0028】
ここで、ΔVは所謂コントラスト信号と呼ばれるもので、ΔVの値が最も大きくなるところが合焦ポイントである。このAF演算部13の出力ΔVに基づいてAF制御部14にその値が最も大きくなるように合焦レンズ1を駆動する。以上の動作は合焦ポイントを見付けるまで継続される(ステップS3〜S5)。
【0029】
そして、合焦動作が終了すると(ステップS5)、制御部23はLCDモニタ12内に合焦表示を出して使用者に知らしめると共にLCDモニタ12上でも被写体像が鮮明になる為、使用者は確認することができる(ステップS6)。
【0030】
続いて、制御部23はAF演算部13は撮像素子出力の画面中央付近のみのA/D値を基にしてフィルム5に必要な露光量を求める。一般的に、被写体輝度の対数圧縮値をBV、フィルム感度のアペックス値をSV、絞り値をAV、シャッタ秒時をTVとすると、フィルム5に必要な適正露光量EVは、
EV=BV+SV=AV+TV
と示される。尚、絞り値AVとシャッタ秒時TVは所定の計算により決定される(ステップS7)。続いて、レリーズ釦が完全に押されると、2ndレリーズ信号が出力され(ステッププS8)、上記演算値に基づいて絞り制御部17をシャッタ制御部18が適正露光をフィルムに与える。そして、シャッタ4が閉じると巻上部19がフィルム5を一駒分だけ巻き上げ(ステップS9〜S11)、こうして全てのシーケンスを終了する。
【0031】
以上説明したシーケンスより明らかなように、撮影画面表示OFFモードに於いてはLCDモニタ12は常に被写体像を動画として表示している。
次に図4のフローチャートを参照して、第1の実施例におけるモニタ選択部22において、撮影した画面を次のレリーズ動作まで表示するモードを選択した場合のシーケンスを説明する。
【0032】
電源をONしてLCDモニタ12が被写体を動画として表示するまでのシーケンスは、前述のOFFモード時のシーケンス(ステップS1〜10)と同様である為、ここでは説明を省略する(ステップS21〜S30)。
【0033】
ステップS31以降の処理では、シャッタの露光動作時にフィルム5に露光させるのと同タイミングで撮像素子9の出力を信号処理部10が各画素毎にA/D変換し、該ディジタル信号を画像メモリ11に記憶させる(ステップS31)。
【0034】
そして、それまで表示していた被写体の動画の表示を消して(LCDモニタ12をOFF)、画像メモリ11に記憶したデジタル信号を信号処理部10に出力し、該信号処理分10にてD/A変換してアナログ信号として出力して、LCDモニタ12に伝達する(ステップS32,33)。
【0035】
従って、LCDモニタ12上にはフィルム5に露光したタイミングの被写体像が静止画として随時表示される。この静止画の表示を見ることで、使用者は構図の善し悪しや、被写体の表情等をその場で確認することができる(ステップS34〜36)。
【0036】
そして、レリーズ釦を半押しすることで、1stレリーズ信号が出力されると、LCDモニタ12上に表示していた静止画が消され(ステップS37)、被写体の今の状況が動画として表示される(ステップS38)。尚、上記静止画の情報は画像メモリ11には記憶されているので、後に駒番号を入力することで簡単に再度確認することができる。
【0037】
次に図5のフローチャートを参照して、第1の実施例におけるモニタ選択部22により、所定時間又は次のレリーズまでの間、撮影画面を表示するモードが選択された場合のシーケンスを説明する。このモードが選択された場合には、シャッタ動作後、所定時間(例えば5秒間)の間、撮影した被写体像を静止画として確認することができる。そして、所定時間経過後、この静止画の表示は自動的に動画の表示に戻る。但し、所定時間内であってもレリーズ釦の半押しにより1stレリーズ信号が出力されると、該動作により動画の表示に戻るようになっている(ステップS54〜S61)。その他のシーケンス(ステップS41〜S53)については、上記図3のステップS21〜S33に示すシーケンスと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0038】
次に図6は本発明の第2実施例に係るカメラの構成を示す図である。
図6において、信号合成部24はLCDモニタ12に複数の画面を同時に表示する為に複数の画像信号を合成するものである。そして、カメラに対して着脱自在な録画部25は磁気テープを使って被写体の動画を記録する所謂ビデオムービー部である。さらに、巻上モード入力部26はフィルム給送のシングル/コンティニュアスの切換を行うものである。その他の構成は、先に説明した第1の実施例に係るカメラと同様である為、ここでは説明を省略し、以下の説明では、同一構成要素については同一符号を用いて説明することにする。
【0039】
以下、図7のフローチャートを参照して、第2の実施例によるサブモニタ表示のシーケンスを説明する。
このシーケンスでは、シャッタが動作するまでは、先に示した図4の上記ステップS21〜S30のシーケンスと同様に動画表示を行っている(ステップS71〜80)。そして、シャッタ4が動作して被写体像に係る画像を画像メモリ11に記憶すると、図8に示すように、LCDモニタ12上の左下に静止画を小さく表示する(ステップS82〜S86)。従って、撮影者は前駒の画面をサブモニタ表示により随時確認することができる。
【0040】
次に、図10のフローチャートを参照して、第2の実施例によりサブモニタ表示がタイマのカウントアップ又は次の1stレリーズ信号が出力されるまで表示するシーケンスを説明する。
【0041】
このシーケンスでは、シャッタが動作するまでは、先に示した図4の上記ステップS21〜S30のシーケンスと同様に動画表示を行っている(ステップS111〜120)。そして、シャッタ4が動作して被写体像に係る画像を画像メモリ11に記憶すると、先に図8に示したように、LCDモニタ12上の左下に静止画を小さく表示する。そして、タイマカウントアップ或いは1stレリーズ信号の出力により、当該サブモニタ画面表示をOFFし(ステップS128〜S130)、上記ステップS113移行の処理を再び繰り返す。
【0042】
次に、図11のフローチャートを参照して、サブモニタ画面表示に3画面有する方式を採用した場合のシーケンスについて説明する。本シーケンスでは、図9に示すように静止画を3駒分表示する。
【0043】
即ち、このシーケンスでは、シャッタが動作するまでは、先に示した図4の上記ステップS21〜S30のシーケンスと同様に動画表示を行っている(ステップS131〜140)。
【0044】
そして、シャッタ4が動作して被写体像に係る画像を画像メモリ11に記憶すると、サブモニタ画面1の表示をOFFし、当該サブモニタ画面1にサブモニタ画面2に表示していたものを表示し、当該サブモニタ画面2にサブモニタ画面3に表示していたものを表示し、当該サブモニタ画面3に新たに画像メモリ11に記憶した画像を表示する(ステップS142〜145)。そして、合焦表示をOFFした後、フィルム給送を行った後、全ての動作を終了する(ステップS147,S148)。
【0045】
このように、本シーケンスでは、シャッタ動作する毎に一番古い駒から順次シフトして消えていくので随時最新の画像をサブモニタ画面に表示して確認することができる。尚、このモード選択時のシーケンスは、フィルム給送コンティニュアスに連動して切換られるようにしてもよい。
【0046】
ここで前述した各シーケンス処理に基づく表示内容の変化について説明する。
図12は1st,2ndレリーズ信号の出力に同期して撮影画面表示やサブモニタ表示、サブモニタ表示1,2,3を変更/表示する各モードを比較するためのタイムチャートであり、図中、被写体A乃至Eが変化した時のモニタ表示の内容の変化を示している。尚、その横軸は時間軸を示している。
【0047】
先ず、次のレリーズまで撮影画面の表示を行うモードが選択されている場合には、次の1stレリーズ信号が出力されると、そのONに同期してそのときの被写体に係る画面表示に切り替わる。
【0048】
そして、サブモニタ表示を行うモードが選択されている場合には、先ず最初の撮影の際には前駒の画像情報が記録されていないので、そのときの被写体Aに係る画像のみを表示しサブモニタ表示は行われない。その後、2ndレリーズ信号の出力に同期して、そのときの被写体Aに係る画像をサブモニタ表示する。このサブモニタ表示は被写体がAからBに変更されても、被写体がBに変更された後に、2ndレリーズ信号が出力されるまでは変更されることは無く、次の2ndレリーズ信号の出力に同期して初めて被写体Bに係るサブモニタ表示に変更される。尚、被写体がAからB,BからCへと変更されると、メインモニタの表示はその被写体に係るものに随時変更される。
【0049】
さらに、サブモニタ表示1,2,3を行うモードが選択されている場合には、被写体がAからB,Cへと変化するのに伴って、前駒の画像を例えば3個まで新しいものから順に、左からサブモニタ表示する。いま、被写体Dの撮影を行っている場合を考える。この場合、画像メモリ11には被写体A乃至Cに係る情報が記録されている。この被写体Dの撮影時に2ndレリーズ信号が出力されるまでは、サブモニタ表示1,2,3には、それぞれ被写体A乃至Cの画面が表示されることになる。そして、この被写体Dの撮影時に2ndレリーズ信号が出力されると、そのONに同期して、最も古い被写体Aに係る画像が消され、被写体B,Cに係る画像がそれぞれ左に1つシフトしてサブモニタ1,2に表示され、被写体Dに係る画像が一番左側のサブモニタ3に表示されるのである。
【0050】
最後に、図13のフローチャートを参照して、第2の実施例に係るカメラに着脱可能な録画部25を接続した場合の当該カメラのシーケンスを説明する。
尚、録画部25はビデオムービーカメラの撮影光学系と撮像素子がないもので、これを該カメラに接続すると、銀塩フィルムによる記録と同時にビデオテープに動画を記録することが可能となる。
【0051】
本シーケンスにて、先ずカメラの電源をONさせると、LCDモニタ12がONして被写体の動画がモニタされる(ステップS150)。ここで、動画記録用の不図示のREC釦をONすると(ステップS151)、ビデオテープが回って録画が開始される(ステップS152)。
【0052】
そして,AF演算を行い、該情報に基づいてAFレンズを駆動制御し、AFが終了していない場合、合焦表示をOFFし、この動作を繰り返す(ステップS153〜S156)。そして、AFが終了すると(ステップS155)、続いて、AE演算を行う(ステップS157)。
【0053】
さらに、被写体を動画で録画する中でフィルムにも残したい構図になったところで、レリーズ釦を完全に押し込むと2ndレリーズ信号が出力され、シャッタが動作して露光がなされる(ステップS158〜160)。その時、画像メモリ11は、その時の被写体像を記憶する(ステップS161)。ここでは、この記憶信号と信号処理部10から出力される信号とが信号合成部24にて合成されLCDモニタ12に表示される。
【0054】
そして、前駒のサブモニタ画面表示をOFFし、サブモニタ画面にその時の画面を表示する(ステップS162,S163)。そして、タイマ設定値を設定し、タイマカウントを開始した後(ステップS166,S167)、フィルム5を給送する(ステップS167)。
【0055】
ここで、REC釦がONされていない場合には(ステップS168)、録画を終了し(ステップS169)、REC釦がONされている場合には(ステップS168)、サブモニタ画面の静止画は,所定時間若しくは次の2ndレリーズ信号の出力までの間だけ表示される(ステップS170〜172)。
【0056】
そして、再びREC釦のON/OFFを判定し(ステップS173)、当該REC釦がOFFされている場合には録画を終了し、上記ステップS153以降の処理に移る(ステップS173,174)。
【0057】
以上詳述したように、本発明のカメラでは、先に撮影した画面を撮影者がその場で任意の表示方法の中から選択的に表示して確認することができる。
尚、上記実施態様によれば、以下のような構成が得られる。
(1)被写体像をフィルムの結像面に結像させる撮影光学系と上記フィルム面上の結像と略同じ像を撮像する撮像素子を有する電子ビューファインダとを有するカメラにおいて、
上記電子ビューファインダ内に映っている像と略同じ像を上記フィルムに露光するのと略同じタイミングで、上記撮像素子からの情報を記憶する露光情報記憶手段と、
上記露光情報が記憶された後、上記電子ビューファインダ内の複数のサブモニタに、上記情報記憶手段に記憶されている情報を新しい方から複数個選択して時系列的に静止画表示する表示手段と、
上記電子ビューファインダ内に映っている像と略同じ像を上記フィルムに露光する毎に、上記複数のサブモニタに表示する露光情報を最新の露光情報に更新する更新手段と、
を具備したことを特徴とするカメラ。
(2)上記更新手段は、上記サブモニタに表示されている静止画像の内の最も古い静止画像を消去し、最新の露光情報を含めて時系列的に静止画表示することを特徴とする上記(1)に記載のカメラ。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、前に撮影した画像を、次の撮影時に撮影者が確認することを可能としたカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るカメラのブロック構成図である。
【図2】第1の実施例において、フィルム5と撮像素子9とに被写体像が光学系を介して結像される状態を示す図である。
【図3】第1の実施例に係るカメラの撮影済画面表示が「OFF」時のシーケンスを示すフローチャートである。
【図4】第1の実施例のカメラのモニタ選択部22において、撮影した画面を次のレリーズ動作まで表示するモードを選択した場合のシーケンスを示すローチャートである。
【図5】第1の実施例において、所定時間又は次のレリーズまでの間、撮影画面を表示するモードが選択された場合のシーケンスを示すフローチャートである。
【図6】第2実施例に係るカメラの構成を示す図である。
【図7】第2の実施例によるサブモニタ表示のシーケンスを示すフローチャートである。
【図8】第2の実施例において、LCDモニタ12上の左下のサブモニタに静止画を小さく表示した様子を示す図である。
【図9】第2の実施例において、静止画を3駒分表示したサブモニタ表示1,2,3の様子を示す図である。
【図10】第2の実施例によりサブモニタ表示がタイマのカウントアップ又は次の1stレリーズ信号の出力まで表示するシーケンスを示すフローチャートである。
【図11】第2の実施例によるサブモニタ画面表示に3画面有する方式を採用した場合のシーケンスについて示すフローチャートである。
【図12】第2の実施例による、次のレリーズまで撮影画面表示のモードとサブモニタ表示モード、サブモニタ1〜3表示モードの比較を示すタイムチャートである。
【図13】第2の実施例に係るカメラに着脱可能な録画部25を接続した場合の当該カメラのシーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…凸レンズ、2…凹レンズ、3…絞り、4…シャッタ、5…フィルム、6…ハーフミラー、7…ミラー、8…、9…撮像素子、10…信号処理部、11…画像メモリ、12…LCDモニタ、13…AF演算部、14…AF制御部、15…ズーム制御部、16…AE演算部、17…絞り制御部、18…シャッタ制御部、19…巻上部、20…ズーム入力部、21…レリーズ入力部、22…モニタ選択部、23…制御部。

Claims (1)

  1. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像された被写体像を少なくとも動画として表示可能であり当該被写体のフレーミングが行える表示画面を有するモニタと、
    を有し、
    前記モニタには前記撮像手段で当該時点において撮像されている被写体像をフレーミングを行える動画として前記表示画面のほぼ全面に表示する一方、撮影者によってそれぞれ任意のタイミングでなされたシャッタの露光動作に対応した過去の撮像手段の出力を時系列の複数の静止画として前記表示画面のうちの一部に前記動画と重畳させて表示し、かつ、前記シャッタの露光動作が当該時点以降において新規に行われる毎に、前記複数の静止画は時系列順に最新の画像を含む画像群に置き換えられ、最も順番の古い静止画のみが表示画面上から消去されると共に表示される各静止画の位置はその時系列順にシフトして並べ替えられる、
    ことを特徴とするカメラ。
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