JP3669973B2 - Engine cylinder head gasket material - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン用シリンダヘッドガスケット素材に関する。更に詳しくは、エンジン冷却用の不凍液に対してすぐれた耐性を示すシリンダヘッドガスケット素材に関する。
【0002】
【従来の技術】
耐LLC(ロングライフクーラント)性が必要とされるエンジン用シリンダヘッドガスケット素材の金属材料としては、主にステンレス鋼が用いられているが、ステンレス鋼に直接加硫接着剤を適用し、ゴムと接着させても耐液接着性が悪く、このゴム金属積層板についてLLC浸せき試験を実施すると、接着剥離を生ずるようになる。
【0003】
このための対策として、加硫接着剤を塗布する前処理として、ステンレス鋼上に塗布型クロメート処理が施され、LLCに対する耐性を向上させることが行われている。しかしながら、塗布型クロメート処理では、Crイオンが含まれるため、環境対策上からみて好ましくない。
【0004】
本出願人は先に、ゴム金属積層ガスケット素材を製造するに際し、金属とゴムとの接着剤としてアルコキシシランをベースとする種々の加硫接着剤組成物を提案しており(特開平7-34054号公報、同7-216309号公報、同8-209102号公報、同9-3432号公報、同9-40916号公報、同9-132758号公報、同10-7990号公報、同10-8021号公報、同11-1672号公報、特開2001-226642号公報)、これらの加硫接着剤組成物は、予め化学的または物理的表面処理している金属表面との接着に特に適しているが、無処理の金属表面に適用した場合には、例えば塗布型クロメート処理を施したステンレス鋼の場合程の密着性を得ることはできない。
【0005】
また、本出願人は、ゴム金属積層ガスケット素材として、複合型クロメート処理金属板上にフェノール樹脂含有接着剤を介してニトリルゴムまたは水素化ニトリルゴムを積層させたゴム金属積層ガスケット素材を提案している(特開平11-58597号公報、特開2000-6308号公報、同2000-141537号公報)。これらの発明で使用されているフェノール樹脂含有接着剤においても、無処理のステンレス鋼板に適用した場合には、例えば塗布型クロメート処理を施したステンレス鋼の場合程の密着性を得ることはできず、十分な耐液性が示されない。
【0006】
さらに、フェノール系樹脂をベースとする各種加硫接着剤用下塗り剤も市販されているが、ステンレス鋼との接着においては、十分なる接着性、耐水性を示さない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ステンレス鋼等の金属とゴムとの複合体よりなるエンジン用シリンダヘッドガスケット素材を形成させるに際し、有害な塗布型クロメート処理などを金属に施さずとも、耐水接着性にすぐれたエンジン用シリンダヘッドガスケット素材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる本発明の目的は、塗布型クロメート処理を施さないステンレス鋼板上に有機チタン化合物および第4級アンモニウム塩化合物を含有するシラン系下塗り剤、フェノール樹脂系上塗り接着剤およびニトリルゴムを順次積層したエンジン用シリンダヘッドガスケット素材によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
ステンレス鋼板としては、SUS304、SUS301、SUS430等が用いられる。その板厚は、ガスケット用途であるので、一般に約0.1〜2mm程度のものが用いられる。
【0010】
これらのステンレス鋼板は、塗布型クロメート処理が施されず、鋼板上にはまずシラン系下塗り剤が塗布される。シラン系下塗り剤としては、オルガノアルコキシシランの加水分解縮合物が用いられる。ここで、オルガノアルコキシシランは一般式R'Si(OR)3で表わされ、Rはメチル基、エチル基等の低級アルキル基であり、R'はメチル基、エチル基、3-アミノプロピル基、N-(2-アミノエチル)-3-アミノプロピル基、N-フェニル-3-アミノプロピル基、ビニル基、3-メタクリロキシプロピル基、3-グリシドキシプロピル基、3-メルカプトプロピル基等である。
【0011】
オルガノアルコキシシランの加水分解縮合反応は、加水分解用の水を存在させながら、ギ酸等の酸触媒の存在下に約40〜80℃程度に加熱することによって行われる。また、かかる加水分解縮合物として、アミノ基含有アルコキシシランとビニル基含有アルコキシシランとの共重合オリゴマーが好んで用いられる。共重合オリゴマーの一方の成分であるアミノ基含有アルコキシシランとしては、例えばγ-アミノプロピルトリエトキシシラン、γ-アミノプロピルトリメトキシシラン、N-β-(アミノエチル)-γ-アミノプロピルトリメトキシシラン、N-β-(アミノエチル)-γ-アミノプロピルトリエトキシシラン等が用いられる。他の成分であるビニル基含有アルコキシシランとしては、例えばビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等が用いられる。
【0012】
オリゴマー化反応に際しては、アミノ基含有アルコキシシラン100重量部に対して、ビニル基含有アルコキシシラン25〜400重量部、好ましくは50〜150重量部および加水分解用の水20〜150重量部が用いられる。ビニル基含有アルコキシシランをこれより多い割合で用いると、上塗り剤またはゴムとの相溶性が悪くなって接着性が低下するようになり、一方これよりも少ない割合で用いると、耐水性が低下するようになる。
【0013】
オリゴマー化反応は、これらを蒸留装置および攪拌機を有する反応器内に仕込み、約60℃で約1時間攪拌する。その後、酸、例えばギ酸や酢酸をアミノ基含有アルコキシシラン1モルに対し約1〜2モルを1時間以内に添加する。この際の温度は約65℃に保たれる。さらに1〜5時間攪拌し、反応を進行させると同時に、加水分解によって生成したアルコールを減圧下で蒸留する。蒸留水が水しか存在しなくなった時点で蒸留を終了させ、その後シラン濃度が30〜80重量%になるように希釈して調節することにより、目的とする共重合オリゴマーが得られる。この共重合オリゴマーは、メタノール、エタノール等のアルコール系有機溶媒に可溶な程度のオリゴマーである。また、すでに共重合オリゴマーとして市販されているものをそのまま用いることもできる。
【0014】
なお、アミノ/ビニル基含有アルコキシシラン共重合オリゴマーをステンレス鋼等の金属とフッ素ゴムとの接合に用いることは、本出願人によって提案されているが(WO 02/24826)、そこでは共重合オリゴマーが加硫接着剤として用いられており、一方本発明では加硫接着用プライマーとして用いられ、別に加硫接着剤を必要としている。
【0015】
これらのシラン系下塗り剤中には、シラン系下塗り剤100重量部当り約5〜50重量部、好ましくは約10〜30重量部の有機チタン化合物および約0.5〜10重量部、好ましくは約1〜5重量部の第4級アンモニウム塩化合物が添加して用いられる。有機チタン化合物および第4級アンモニウム塩が、これよりも少ない割合で用いられると耐LLC性を改善することができず、一方これよりも多い割合で用いられると上塗り剤やゴムとの相溶性が悪くなって、接着性が低下するようになる。
【0016】
有機チタン化合物としては、一般式
R:CH3,C2H5,OCH3,OC2H5 など
n:0〜4の整数
で表されたものが用いられ、具体的には例えばテトライソプロポキシチタン、テトラn−ブトキシチタン、イソプロポキシチタンビス(エチルアセトアセテート)、1,3−プロパンジオキシチタンビス(エチルアセトアセテート)、ジイソプロポキシチタンビス(アセチルアセトネート)、チタンテトラアセチルアセトネート等が用いられる。
【0017】
また、第4級アンモニウム塩化合物としては、一般式
(R1R2R3R4)N+X-
R1,R2,R3,R4:炭素数1〜25のアルキル基、アルコキシル基、アリール基、アルキルアリール基、アラルキル基またはポリオキシアルキレン基であり、あるいはこれらの内2〜3個がNと共に複素環を形成するこ とができる
X-:Cl-,Br-,I-,HSO4 -,H2PO4 -,RCOO-,OH-,ROSO2 -, CO3 --等のアニオン
で表され、具体的にはテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、テトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド、テトラn-ブチルアンモニウムハイドロオキサイド、トリメチルベンジルアンモニウムハイドロオキサイド、トリエチルベンジルアンモニウムハイドロオキサイド、テトラメチルアンモニウムアセテート、テトラエチルアンモニウムアセテート、テトラメチルアンモニウムクロライド、トリエチルベンジルアンモニウムクロライド、テトラメチルアンモニウムブロマイド、トリエチルベンジルアンモニウムブロマイド、5-ベンジル-1,5-ジアザビシクロ〔4,3,0〕-5-ノネニウムクロライド等が挙げられ、他にも特開2000-198882号公報などに記載されているようなものも用いられる。
【0018】
以上の各成分を必須成分とするシラン系下塗り剤は、一般にメタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコール系有機溶媒またはアセトン、メチルエチルケトン等のケトン系有機溶媒と水との混合溶剤の約0.2〜3重量%濃度の溶液として調製され、用いられる。有機溶媒と水とは、前者が約100〜80重量%、また後者が約0〜20重量%となるような割合で混合して用いられる。水を併用した場合には、加水分解縮合物のさらなる高分子量が進み、強じんな被膜を形成させることができる。
【0020】
シラン系下塗り剤は、ステンレス鋼板上に浸せき、噴霧、はけ刷り、ロールコートなどの方法によって約0.1〜10μmの膜厚で塗布され、室温下で乾燥した後、約100〜250℃で約1〜20分間程度焼付処理される。
【0021】
ステンレス鋼板上に塗布されたシラン系下塗り剤上には、一般に市販品のフェノール樹脂系上塗り剤が加硫接着剤として塗布される。市販品としては、東洋化学研究所製品メタロックN31、ロームアンドハース社製品シクソン715、ロードファーイースト社製品ケムロックTS1677-13等が挙げられる。上塗り剤についても、下塗り剤の場合と同様の塗布方法、塗布温度、塗布時間が適用され、膜厚約1〜15μmの上塗り剤層を形成させる。
【0022】
このようにして形成された接着剤層上には、未加硫のニトリルゴムコンパウンドが約5〜120μm程度の厚さの片面加硫物層を形成せしめるように、ニトリルゴムコンパウンドの有機溶媒溶液として塗布される。塗布されたゴム層は、室温乃至約100℃の温度で約1〜15分間程度乾燥し、有機溶媒として用いられたメチルエチルケトン、トルエン、キシレンまたはこれらの混合溶媒などを揮発させた後、約150〜230℃で約0.5〜30分間加熱加硫し、必要に応じて加圧して加硫することも行われる。加硫されたニトリルゴム層は、ガスケットとしての用途上、硬度(デュロメーターA)が80以上で、圧縮永久歪(100℃、22時間)が50%以下であることが望ましく、粘着防止が必要な場合には、その表面に粘着防止剤を塗布することもできる。
【0023】
NBRまたは水素化NBRとしては、イオウ、テトラメチルチウラムモノスルフィド等のイオウ系加硫剤を用いたコンパウンドとして使用することもできるが、好ましくは有機過酸化物を架橋剤として使用した未加硫ニトリルゴムコンパンドとして用いられる。かかるパーオキサイド架橋系の未加硫ニトリルゴムコンパウンドとしては、例えば次のような配合例が示される。
【0024】
(配合例I)
NBR(中高ニトリル;JSR製品N237) 100重量部
HAFカーボンブラック 80 〃
粉末状シリカ 60 〃
酸化亜鉛 5 〃
ステアリン酸 1 〃
老化防止剤(大内新興化学製品ODA-NS) 1 〃
有機過酸化物(日本油脂製品パーヘキサ25B) 6 〃
N,N−m−フェニレンジマレイミド 1 〃
【0025】
(配合例II)
NBR(JSR製品N235S) 100重量部
SRFカーボンブラック 80 〃
炭酸カルシウム 80 〃
粉末状シリカ 20 〃
酸化亜鉛 5 〃
老化防止剤(大内新興化学製品ノクラック224) 2 〃
トリアリルイソシアヌレート 2 〃
1,3-ビス(第3ブチルパーオキシ)イソプロピルベンゼン 2.5 〃
可塑剤(バイエル社製品ブカノールOT) 5 〃
【0026】
【発明の効果】
本発明にかかるエンジン用シリンダヘッドガスケット素材は、ステンレス鋼板、有機チタン化合物および第4級アンモニウム塩化合物を含有するシラン系下塗り剤、フェノール樹脂系上塗り剤およびニトリルゴムパウンドよりなる積層構造を有し、シラン系下塗り剤、好ましくはオルガノアルコキシシランの加水分解縮合物、さらに好ましくはアミノ/ビニル基含有アルコキシシラン共重合オリゴマーを用いることにより、塗布型クロメート処理が施されないステンレス鋼板を用いた場合にも、加熱されたLLC液に対してすぐれた耐久耐液性を示す。
【0027】
【実施例】
次に、実施例について本発明を説明する。
参考例
攪拌機、加熱ジャケットおよび滴下ロートを備えた三口フラスコに、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン40部(重量、以下同じ)および水20部を仕込み、pHが4〜5になるように酢酸を加えて調製し、数分間攪拌した。さらに攪拌を続けながら、ビニルトリエトキシシラン40部を滴下ロートを使って徐々に滴下した。滴下終了後、約60℃の温度で5時間加熱還流を行い、室温迄冷却して共重合オリゴマーを得た。
【0028】
実施例1
表面ダル仕上げSUS301鋼板(厚さ0.2mm)の表面をアルカリ脱脂した後、
上記共重合オリゴマー 100部
テトライソプロポキシチタン 12部
テトラメチルアンモニウムアセテート 2部
メタノール 2950部
水 80部
よりなるシラン系下塗り剤を塗布し、室温で乾燥させた後、220℃で5分間の焼付処理を行った。
【0029】
冷却後、
フェノール樹脂系上塗り接着剤 12部
(東洋化学研究所製品メタロックN-31)
ヘキサメチレンテトラミン含有硬化剤(同社製品ヘキサーB) 0.4部
メチルエチルケトン 77.6部
メタノール 10部
よりなる上塗り接着剤を塗布し、室温で乾燥させた後、210℃で5分間の焼付処理を行った。
【0030】
この接着剤層に、
ニトリルゴムコンパウンド(前記配合例I) 25部
メチルエチルケトン 7.5部
トルエン 67.5部
よりなるゴム溶液(固形分濃度25重量%)を塗布し、60℃で15分間の乾燥を行い、片面厚さ20μmの未加硫ゴム層を形成させた後、180℃、60kgf/cm2、10分間の条件下で加圧加硫を行って、ゴム金属積層ガスケット素材を得た。
【0031】
実施例2
実施例1の下塗り剤において、テトライソプロポキシチタンの代りに同量のテトラ-n-ブトキシチタンが用いられた。
【0032】
実施例3
実施例1の上塗り接着剤の代りに
ロームアンドハース社製品シクソン715-A 12部
ヘキサメチレンテトラミン含有硬化剤 0.4部
(同社製品シクソン715-B)
メチルエチルケトン 77.6部
メタノール 10部
よりなる上塗り接着剤が用いられた。
【0033】
実施例4
実施例1のゴム溶液において、配合例Iの代りに配合例IIのニトリルゴムコンパウンドが用いられた。
【0034】
比較例1
実施例1において、シラン系下塗り剤が用いられなかった。
【0035】
比較例2
実施例1において、上塗り接着剤が用いられなかった。
【0036】
比較例3
実施例4のシラン系下塗り剤において、テトラメチルアンモニウムアセテートが用いられなかった。
【0037】
比較例4
実施例1のシラン系下塗り剤において、テトライソプロポキシチタンが用いられなかった。
【0038】
比較例5
実施例1のシラン系下塗り剤の代りに
シラン系下塗り剤 20部
(ロードファーイースト社製品ケムロックAP-133)
メタノール 70部
水 10部
よりなる下塗り剤が用いられた。
【0039】
以上の各実施例および比較例で得られたガスケット素材について、初期および120℃のLLC(制研化学製品L004NA)に70時間、140時間、280時間および500時間浸せき後のゴバン目テープ試験(JIS K-5400 8.5.2項の方法による)を行い、次の表に示されるような結果を得た。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an engine cylinder head gasket material. More specifically, the present invention relates to a cylinder head gasket material that exhibits excellent resistance to antifreeze for engine cooling.
[0002]
[Prior art]
Stainless steel is mainly used as the metal material for cylinder head gasket materials for engines that require LLC (long life coolant) resistance. Even if it is bonded, the liquid-resistant adhesion is poor, and when this LLC metal laminate is subjected to an LLC immersion test, adhesion peeling occurs.
[0003]
As a countermeasure for this, as a pretreatment for applying a vulcanized adhesive, a coating type chromate treatment is performed on stainless steel to improve the resistance to LLC. However, the coating-type chromate treatment is not preferable from the viewpoint of environmental measures because it contains Cr ions.
[0004]
The present applicant has previously proposed various vulcanized adhesive compositions based on an alkoxysilane as an adhesive between metal and rubber when producing a rubber metal laminated gasket material (Japanese Patent Laid-Open No. 7-34054). Publication No. 7-216309 Publication No. 8-209102 Publication No. 9-3432 Publication No. 9-40916 Publication No. 9-132758 Publication No. 10-7990 Publication No. 10-8021 Publication No. 10-8021 Publication No. No. 11-1672, JP-A-2001-226642), and these vulcanized adhesive compositions are particularly suitable for bonding to a metal surface that has been subjected to chemical or physical surface treatment in advance. When applied to an untreated metal surface, for example, it is not possible to obtain adhesion as in the case of stainless steel subjected to coating-type chromate treatment.
[0005]
In addition, the present applicant has proposed a rubber metal laminated gasket material in which nitrile rubber or hydrogenated nitrile rubber is laminated on a composite chromate-treated metal plate via a phenol resin-containing adhesive as a rubber metal laminated gasket material. (Japanese Patent Laid-Open Nos. 11-58597, 2000-6308, 2000-141537). Even in the phenolic resin-containing adhesive used in these inventions, when applied to an untreated stainless steel sheet, it is not possible to obtain adhesion as in the case of stainless steel subjected to, for example, a coating type chromate treatment. Not enough liquid resistance is shown.
[0006]
In addition, various vulcanized adhesive primeres based on phenolic resins are also commercially available, but do not exhibit sufficient adhesion and water resistance in bonding with stainless steel.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is excellent in water-resistant adhesion without forming harmful coating-type chromate treatment or the like on forming an engine cylinder head gasket material made of a composite of a metal such as stainless steel and rubber. It is to provide a cylinder head gasket material for an engine.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
An object of the present invention is to provide an engine in which a silane-based undercoat containing an organic titanium compound and a quaternary ammonium salt compound, a phenol resin-based topcoat adhesive, and a nitrile rubber are sequentially laminated on a stainless steel plate not subjected to coating-type chromate treatment. Achieved by cylinder head gasket material.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As the stainless steel plate, SUS304, SUS301, SUS430, or the like is used. Since the plate thickness is used for gaskets, a thickness of about 0.1 to 2 mm is generally used.
[0010]
These stainless steel plates are not subjected to coating-type chromate treatment, and a silane-based primer is first applied onto the steel plates . As the silane-based primer, a hydrolytic condensate of organoalkoxysilane is used. Here, organoalkoxysilane of the general formula R 'is represented by Si (OR) 3, R is a lower alkyl group such as a methyl group, an ethyl group, R' is a methyl group, an ethyl group, 3-aminopropyl group N- (2-aminoethyl) -3-aminopropyl group, N-phenyl-3-aminopropyl group, vinyl group, 3-methacryloxypropyl group, 3-glycidoxypropyl group, 3-mercaptopropyl group, etc. It is.
[0011]
The hydrolysis-condensation reaction of organoalkoxysilane is performed by heating to about 40 to 80 ° C. in the presence of an acid catalyst such as formic acid in the presence of water for hydrolysis. As such a hydrolysis-condensation product, a copolymer oligomer of an amino group-containing alkoxysilane and a vinyl group-containing alkoxysilane is preferably used. Examples of the amino group-containing alkoxysilane that is one component of the copolymer oligomer include γ-aminopropyltriethoxysilane, γ-aminopropyltrimethoxysilane, and N-β- (aminoethyl) -γ-aminopropyltrimethoxysilane. N-β- (aminoethyl) -γ-aminopropyltriethoxysilane and the like are used. As the vinyl group-containing alkoxysilane which is another component, for example, vinyltrimethoxysilane, vinyltriethoxysilane or the like is used.
[0012]
In the oligomerization reaction, 25 to 400 parts by weight, preferably 50 to 150 parts by weight of vinyl group-containing alkoxysilane and 20 to 150 parts by weight of water for hydrolysis are used with respect to 100 parts by weight of amino group-containing alkoxysilane. . When the vinyl group-containing alkoxysilane is used in a larger proportion, the compatibility with the top coat or rubber is deteriorated and the adhesiveness is lowered. On the other hand, when it is used in a smaller proportion, the water resistance is lowered. It becomes like this.
[0013]
In the oligomerization reaction, these are charged into a reactor having a distillation apparatus and a stirrer, and stirred at about 60 ° C. for about 1 hour. Thereafter, an acid such as formic acid or acetic acid is added within 1 hour to about 1 to 2 moles per mole of amino group-containing alkoxysilane. The temperature at this time is kept at about 65 ° C. The mixture is further stirred for 1 to 5 hours to allow the reaction to proceed, and at the same time, the alcohol produced by hydrolysis is distilled under reduced pressure. Distillation is terminated when only distilled water is present, and then diluted and adjusted such that the silane concentration is 30 to 80% by weight, whereby the desired copolymer oligomer is obtained. This copolymer oligomer is an oligomer having a degree soluble in an alcohol-based organic solvent such as methanol or ethanol. Moreover, what is already marketed as a copolymerization oligomer can also be used as it is.
[0014]
The use of an amino / vinyl group-containing alkoxysilane copolymer oligomer for joining a metal such as stainless steel and fluororubber has been proposed by the present applicant (WO 02/24826). Is used as a vulcanized adhesive, while in the present invention it is used as a primer for vulcanized adhesive and requires a separate vulcanized adhesive.
[0015]
In these silane-based primer, about 5 to 50 parts by weight, preferably about 10 to 30 parts by weight of the organic titanium compound and about 0.5 to 10 parts by weight, preferably about 1 to about 100 parts by weight of the silane-based primer. 5 parts by weight of a quaternary ammonium salt compound is added and used. If the organotitanium compound and the quaternary ammonium salt are used in a smaller proportion, the LLC resistance cannot be improved. It becomes worse and the adhesiveness decreases.
[0016]
As an organic titanium compound, a general formula
R: CH 3 , C 2 H 5 , OCH 3 , OC 2 H 5 etc.
n: An integer represented by an integer of 0 to 4 is used. Specifically, for example, tetraisopropoxy titanium, tetra n-butoxy titanium, isopropoxy titanium bis (ethylacetoacetate), 1,3-propanedioxytitanium bis ( Ethyl acetoacetate), diisopropoxytitanium bis (acetylacetonate), titanium tetraacetylacetonate and the like are used.
[0017]
Further, as the quaternary ammonium salt compound, the general formula
(R 1 R 2 R 3 R 4) N + X -
R 1 , R 2 , R 3 , R 4 : an alkyl group having 1 to 25 carbon atoms, an alkoxyl group, an aryl group, an alkylaryl group, an aralkyl group or a polyoxyalkylene group, or 2 to 3 of them are Can form a heterocycle with N
X-: Cl -, Br -, -, HSO 4 -, H 2 PO 4 -, RCOO -, OH -, ROSO 2 -, CO 3 - represented by anion such as, tetramethylammonium specifically Hydroxide, tetraethylammonium hydroxide, tetra n-butylammonium hydroxide, trimethylbenzylammonium hydroxide, triethylbenzylammonium hydroxide, tetramethylammonium acetate, tetraethylammonium acetate, tetramethylammonium chloride, triethylbenzylammonium chloride, tetramethylammonium Examples thereof include bromide, triethylbenzylammonium bromide, 5-benzyl-1,5-diazabicyclo [4,3,0] -5-nonenium chloride, and others described in JP-A-2000-198882. Something like Is also used.
[0018]
The silane-based primer having the above-mentioned components as essential components is generally about 0.2 to 3% by weight of a mixed solvent of an alcohol-based organic solvent such as methanol, ethanol or isopropanol, or a ketone-based organic solvent such as acetone or methyl ethyl ketone and water. Prepared and used as a concentrated solution. The organic solvent and water are used in a mixture such that the former is about 100 to 80% by weight and the latter is about 0 to 20% by weight. When water is used in combination, the hydrolysis condensate further increases in molecular weight, and a strong film can be formed.
[0020]
The silane-based primer is immersed on a stainless steel plate, applied to a film thickness of about 0.1 to 10 μm by a method such as spraying, brushing, or roll coating, dried at room temperature, and about 1 at about 100 to 250 ° C. It is baked for about 20 minutes.
[0021]
On coated silane primer that on the stainless steel plate, generally commercially available phenolic resin topcoat is applied as a vulcanization adhesive. Commercially available products include Toyo Chemical Laboratory product Metalolc N31, Rohm and Haas Company product Sixon 715, Lord Far East Company product Chemlock TS1677-13, and the like. Also for the topcoat, the same coating method, coating temperature, and coating time as in the case of the basecoat are applied, and an overcoat layer having a film thickness of about 1 to 15 μm is formed.
[0022]
As an organic solvent solution of the nitrile rubber compound, an unvulcanized nitrile rubber compound is formed on the adhesive layer thus formed so as to form a one-side vulcanized layer having a thickness of about 5 to 120 μm. Applied. The applied rubber layer is dried at room temperature to about 100 ° C. for about 1 to 15 minutes, and after volatilizing methyl ethyl ketone, toluene, xylene or a mixed solvent thereof used as an organic solvent, about 150 to about Heat vulcanization is performed at 230 ° C. for about 0.5 to 30 minutes, and pressure vulcanization is performed as necessary. The vulcanized nitrile rubber layer preferably has a hardness (durometer A) of 80 or more and a compression set (100 ° C., 22 hours) of 50% or less for use as a gasket, and needs to prevent adhesion. In some cases, an anti-sticking agent can be applied to the surface.
[0023]
NBR or hydrogenated NBR can be used as a compound using a sulfur-based vulcanizing agent such as sulfur or tetramethylthiuram monosulfide, but preferably an unvulcanized nitrile using an organic peroxide as a crosslinking agent Used as a rubber compound. Examples of such peroxide-crosslinked unvulcanized nitrile rubber compounds include the following blending examples.
[0024]
(Formulation example I)
NBR (medium-high nitrile; JSR product N237) 100 parts by weight
HAF carbon black 80 〃
Powdered silica 60 〃
Zinc oxide 5 〃
Stearic acid 1 〃
Anti-aging agent (Ouchi Emerging Chemical Products ODA-NS) 1 〃
Organic peroxide (NIPPON OIL & PRODUCTS PERHEXA 25B) 6 〃
N, N-m-phenylene dimaleimide 1 〃
[0025]
(Composition Example II)
NBR ( JSR product N235S) 100 parts by weight
SRF carbon black 80 〃
Calcium carbonate 80 〃
Powdered silica 20 〃
Zinc oxide 5 〃
Anti-aging agent (Ouchi Emerging Chemical Product Nocrack 224) 2 〃
Triallyl isocyanurate 2 〃
1,3-bis (tert-butylperoxy) isopropylbenzene 2.5 〃
Plasticizer (Buyer OT product from Bayer) 5 〃
[0026]
【The invention's effect】
The cylinder head gasket material for an engine according to the present invention has a laminated structure composed of a stainless steel plate, a silane-based undercoat containing an organic titanium compound and a quaternary ammonium salt compound, a phenol resin-based overcoat and a nitrile rubber compound, By using a silane-based primer, preferably a hydrolyzed condensate of an organoalkoxysilane, more preferably an amino / vinyl group-containing alkoxysilane copolymer oligomer , even when using a stainless steel plate not subjected to coating-type chromate treatment, Excellent durability against heated LLC liquid.
[0027]
【Example】
Next, the present invention will be described with reference to examples.
Reference Example A three-necked flask equipped with a stirrer, heating jacket and dropping funnel is charged with 40 parts of γ-aminopropyltriethoxysilane (weight, the same applies hereinafter) and 20 parts of water, and acetic acid is added so that the pH is 4-5. And stirred for several minutes. While further stirring, 40 parts of vinyltriethoxysilane was gradually dropped using a dropping funnel. After completion of the dropwise addition, the mixture was heated to reflux at a temperature of about 60 ° C. for 5 hours and cooled to room temperature to obtain a copolymer oligomer.
[0028]
Example 1
After alkali degreasing the surface of surface dull finish SUS301 steel plate (thickness 0.2mm),
Copolymer oligomer 100 parts Tetraisopropoxytitanium 12 parts Tetramethylammonium acetate 2 parts Methanol 2950 parts Water 80 parts of silane-based primer is applied and dried at room temperature, followed by baking at 220 ° C for 5 minutes. went.
[0029]
After cooling
Phenol resin-based topcoat adhesive 12 parts (Toyo Chemical Research Product Metalolc N-31)
Hexamethylenetetramine-containing curing agent (the company's product Hexer B) 0.4 parts methyl ethyl ketone 77.6 parts methanol 10 parts of an overcoat adhesive was applied and dried at room temperature, followed by baking at 210 ° C. for 5 minutes.
[0030]
In this adhesive layer,
Nitrile rubber compound (formulation example I) 25 parts methyl ethyl ketone 7.5 parts Toluene 67.5 parts of rubber solution (solid content concentration 25% by weight) is applied and dried at 60 ° C for 15 minutes. After the vulcanized rubber layer was formed, pressure vulcanization was performed under conditions of 180 ° C., 60 kgf / cm 2 and 10 minutes to obtain a rubber metal laminated gasket material.
[0031]
Example 2
In the primer of Example 1, the same amount of tetra-n-butoxytitanium was used instead of tetraisopropoxytitanium.
[0032]
Example 3
Rohm and Haas product Sixon 715-A 12 parts hexamethylenetetramine-containing curing agent 0.4 parts (Company product Sixon 715-B) instead of the top coat adhesive of Example 1
A topcoat adhesive consisting of 77.6 parts of methyl ethyl ketone and 10 parts of methanol was used.
[0033]
Example 4
In the rubber solution of Example 1, the nitrile rubber compound of Formulation Example II was used instead of Formulation Example I.
[0034]
Comparative Example 1
In Example 1, no silane-based primer was used.
[0035]
Comparative Example 2
In Example 1, no top coat adhesive was used.
[0036]
Comparative Example 3
In the silane primer of Example 4, tetramethylammonium acetate was not used.
[0037]
Comparative Example 4
In the silane-based primer of Example 1, tetraisopropoxytitanium was not used.
[0038]
Comparative Example 5
20 parts of silane-based primer instead of the silane-based primer of Example 1 (Chemlock AP-133 manufactured by Road Far East)
A primer consisting of 70 parts of methanol and 10 parts of water was used.
[0039]
About the gasket material obtained in each of the above examples and comparative examples, the Gobang tape test (JIS) after immersion for 70 hours, 140 hours, 280 hours and 500 hours in LLC (Sanken Chemical Product L004NA) at initial and 120 ° C. K-5400 (according to the method in Section 8.5.2), and the results shown in the following table were obtained.
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