JP3668567B2 - 車椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車椅子に関するものであり、特に車椅子のフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車椅子のフレーム構造は、たとえば特開平5−161674号公報等により既によく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の車椅子は、座席を支持する上フレームと、前輪および後輪を支持する下フレームとが、四角形状に連結されて成る左右一対のサイドフレームを有するものであり、デザイン上の自由度が小さい。しかも四角形に構成されて剛性が高められたサイドフレームに前輪および後輪がそれぞれ支持されていることから、外乱入力に対する前輪および後輪の接地性の面から不利であり、不整地走行等のスポーツ志向の走行には不適切である。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、フレーム構造のデザイン上の自由度を高めるとともに、不整地走行時における前輪および後輪の接地性向上を図った車椅子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、一対ずつの前輪および後輪をそれぞれ支持して前後に延びる左右一対の下フレームの後部に、座席を支持する上フレームの左右両側1箇所ずつが連結され、両下フレームが、前輪および後輪間で下向きに 彎曲して形成されることにより、従来構造とは異なるフレーム構造としてデザイン上の自由度を高めることが可能となるとともに、外乱入力に対して下フレームがその彎曲部で撓むことにより前輪および後輪の接地性が向上する。
【0006】
また請求項2記載の発明によれば、下フレームが、前輪を支持する前輪支持部と、後輪を支持する後輪支持部と、中間部を下向きに凸に彎曲させて前輪および後輪支持部間を連結する上下一対のフレームメンバーとから成ることにより、下フレームの軽量化を図ることが可能となるとともに、下フレームをより撓み易くすることができる。
【0007】
請求項3記載の発明によれば、一対ずつの前輪および後輪をそれぞれ支持して前後に延びる左右一対の下フレームの後部に、座席を支持する上フレームが連結され、前輪および後輪間で下フレームに、該下フレームの前部が上下に動くことを可能とするリンクと、下フレームの前部を下方に付勢する方向の弾発力を発揮する弾発手段とが設けられることにより、下フレームの中間部を外乱入力に応じて下方により積極的に撓ませることができ、前輪および後輪の接地性が向上する。
【0008】
請求項4記載の発明によれば、上フレームが、両下フレームの上方に間隔をあけて配置されることにより、他の用途に活用可能なスペースを座席の下方に確保することが容易となる。
【0009】
請求項5記載の発明によれば、左右一対の下フレームの後部と、上フレームとが、それぞれ緩衝機構を介して連結されることにより、下フレームおよび上フレーム間に所定の間隔をあけられていることに起因してストロークを比較的大きくし得る緩衝機構で乗り心地をより向上させることができる。
【0010】
請求項6記載の発明によれば、前記後輪に動力を付与し得るモータを備えることにより、モータによるアシスト力を付与することが可能である。
【0011】
さらに請求項7記載の発明によれば、前記後輪支持部の前部に前記上フレームが連結される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1ないし図5は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は車椅子の側面図、図2は図1の2矢視平面図、図3は図1の3矢視正面図、図4は図2の4−4線に沿う要部縦断側面図、図5は図1の5−5線拡大断面図である。
【0013】
先ず図1ないし図3において、この車椅子は、座席11と、該座席11の左右両側にそれぞれ配置される後輪WR ,WR と、両後輪WR ,WR の前方に配置される左右一対の前輪WF ,WF とを備え、座席11は上フレーム12に、また一対ずつの前輪WF ,WF および後輪WR ,WR は左右一対の下フレーム131 ,131 にそれぞれ支持される。
【0014】
上フレーム12は、上部に手すり部14aを有して無端状に連なって形成されるとともに座席11の左右両側に配置されるサイドフレーム14,14と、座席11における座部11aの前後に間隔をあけた2個所を支持すべく座部11aの下方で両サイドフレーム14,14間にわたって架設されるクロスメンバー15,16と、座席11における背もたれ部11bを支持すべく該背もたれ部11bの後方で両サイドフレーム14,14間にわたって架設されるクロスメンバー17とから成る。
【0015】
図4を併せて参照して、下フレーム131 は、上フレーム12の下方に間隔をあけた位置で前後方向に延びるものであり、前輪支持部18と、後輪支持部19と、前輪および後輪支持部18,19間を連結する上下一対のパイプ状のフレームメンバー20,21とから成り、両フレームメンバー20,21の中間部は下向きに凸に彎曲して形成されている。
【0016】
前輪支持部18の前端には、上方に向うにつれて後方側にわずかに傾斜した支持筒18aが一体に設けられており、該支持筒18aを貫通する支持ロッド22が、その高さ位置を調整可能として支持筒18aに固定的に支持される。而して、左右の下フレーム131 ,131 における前端の支持筒18a,18aでそれぞれ支持された支持ロッド22,22の下端間にはステップ23が設けられる。また両前輪支持部18,18の後部間にはクロスメンバー24が架設される。
【0017】
前輪WF は、キャスターであり、上下に延びるキャスター軸25を上端に有する支持部材26の下端に軸支され、キャスター軸25は、前輪支持部18の前後方向中間部に固着された軸受ハウジング27で回転自在に支承される。
【0018】
図5を併せて参照して、後輪WR は、リング状に形成されるハブ28と、該ハブ28の周方向に間隔をあけた複数個所から放射状に延びる複数のスポーク29…と、それらのスポーク29…の外端に設けられるリム30と、該リム30に装着されるタイヤ31とから成り、ハブ28の内端側はカバー33で覆われる。このカバー33には、車軸34が固定されるとともに該車軸34の軸線からずれた位置に回転軸線を有するモータ35が締結される。カバー33から内方側に突出した車軸34の端部には、その軸線方向に間隔をあけて一対のフランジ部36,37が設けられており、それらのフランジ部36,37間で車軸34が下フレーム131 の後輪支持部19に固定的に支持される。
【0019】
後輪支持部19の後部には、車軸34の前方下部を略90度の範囲にわたって受ける円弧状の支持面38が上方および後方に臨んで設けられており、車軸34と平行な支軸41で後輪支持部19に回動自在に支承されたホルダ40には、車軸34の上面に略180度の範囲にわたって接触して前記支持面38と共働して車軸34を挟持する半円状の挟圧面39が設けられる。また後輪支持部19の後端部には、前記支軸41と平行な軸42が回動自在に支承されており、該軸42の一端にはレバー45が一体に連結される。さらに軸42の中間部には偏心軸部42aが設けられており、下端部に偏心軸部42aを緩やかに貫通せしめたボルト43の上部に、ホルダ40の上面に係合可能なナット44が進退位置を調整可能として螺合される。而してレバー45を図4で示すように下方に回動させた状態では、偏心軸部42aによってボルト43にはナット44をホルダ40の上面に強く係合せしめる方向の力が作用し、この状態で、車軸34すなわちカバー33およびモータ35が後輪支持部19に固定的に支持される。またレバー45を図4の状態から上方に回動したときには、ナット44をホルダ40の上面から離反させることが可能であり、この状態でナット44のホルダ40への係合を介助する方向にボルト43を回動せしめることにより、ホルダ40を上方に回動させることができ、したがって車軸34、カバー33およびモータ35を後輪支持部19から取外すことが可能となる。
【0020】
カバー33内には、モータ35に連なる駆動軸46が突入されており、この駆動軸46に固定された駆動ギヤ47に噛合するリングギヤ48がハブ28に固着される。したがってモータ35の動力をハブ28すなわち後輪WR に付与することが可能である。
【0021】
ハブ28の内方には、車軸34を同軸に囲繞する円筒状のスリーブ50が配置されており、このスリーブ50の内端とカバー33との間には軸受51が設けられ、スリーブ50の外端に一体に設けられたフランジ部50aがハブ28の外端に締結される。車軸34およびスリーブ50間には、外周に複数の開口部52aを有する円筒状のトーションバー52が同軸に挿入されており、このトーションバー52の内端外面はセレーション53によりスリーブ50の内端部内面に結合され、トーションバー52の外端と、車軸34の外端およびスリーブ50のフランジ部50aとの間には軸受54,55がそれぞれ設けられる。
【0022】
トーションバー52の外端には、スリーブ50のフランジ部50aに対向するフランジ部52bが一体に設けられており、このフランジ部52bの外端側にハンドリムハブ56が締結され、該ハンドリムハブ56から放射状に延びる複数のスポーク57…の外端にハンドリム58が設けられる。
【0023】
スリーブ50のフランジ部50aには、車軸34の軸線を中心とする所定の中心角度にわたる凹部50bがトーションバー52のフランジ部52b側に臨んで設けられており、フランジ部52bには、凹部50b内に突入するピン59が植設される。したがってピン59が凹部50b内で作動し得る範囲で、ハンドリム58はハブ28に対して相対回動可能である。
【0024】
スリーブ50を同軸に囲繞するリング状をなすポテンショメータ60がハブ28に固定されており、このポテンショメータ60からは、スリーブ50のフランジ部50aを貫通してトーションバー52のフランジ部52bに連結される突部60aと、カバー33の内面に設けられた嵌合凹部61に嵌合される突部60bとが突設される。而して該ポテンショメータ60は、両突部60a,60bの周方向相対位置すなわちトーションバー52の捩れ量を検出可能であり、ハンドリム58からのトルク入力に応じて変化するトーションバー52の捩れ量をポテンショメータ60で検出することにより、モータ35によるアシスト力を制御することが可能である。
【0025】
ところで、座席11における座部11aの下部には、バッテリケース62が設けられており、このバッテリケース62には、モータ35に電力を供給するためのバッテリ63と、トーションバー52の検出値に応じてモータ35の作動を制御するためのコントロールユニット64とが収容される。
【0026】
下フレーム131 の後部と、上フレーム12とは、緩衝機構66を介して連結されるものであり、この緩衝機構66は、下フレーム131 における後輪支持部19に固定される有底円筒状のシリンダ67と、上フレーム12において座席11の左右両側に配置されるサイドフレーム14の下部に締結された略T字状の連結部材68に連なってシリンダ67に摺動自在に嵌合されるピストン69と、該ピストン69の下端およびシリンダ67内の底部間に設けられる弾性体70とを備えるものであり、ピストン69は、シリンダ67から上方に離脱することを阻止されるようにしてシリンダ67に摺動自在に嵌合される。
【0027】
また下フレーム131 の前輪支持部18には、ハンドブレーキレバー71を回動操作可能に支承する支持板72が設けられており、ハンドブレーキレバー71は、図示しないリンク機構を介して接触片73に連結されており、ハンドブレーキレバー71の回動操作により接触片73を後輪WR のタイヤ31に圧接させることにより、後輪WR を制動することが可能である。
【0028】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、前輪WF および後輪WR を支持して前後に延びる左右一対の下フレーム131 ,131 の後部に、座席11を支持する上フレーム12の左右両側1箇所ずつが連結されており、両下フレーム131 ,132 が、前輪WF および後輪WR 間で下向きに凸に彎曲して形成されているので、四角形状のフレーム構造である従来構造とは異なるフレーム構造としてデザイン上の自由度を高めることが可能となる。しかも下フレーム131 ,131 がその中間部で下向きに凸に彎曲していることにより、不整地走行等による外乱入力に対して下フレーム131 ,131 がその彎曲部で容易に撓むことができ、その下フレーム131 ,131 の撓みにより前輪WF および後輪WR の接地性を向上することが可能となる。
【0029】
しかも下フレーム131 は、前輪支持部18および後輪支持部19が、中間部を下向きに凸に彎曲させた上下一対のフレームメンバー20,21で連結されて成るものであることにより、下フレーム131 ひいては車椅子全体の軽量化を図ることが可能となるとともに、下フレーム131 の中間部をより撓み易くすることができる。
【0030】
また上フレーム12と、両下フレーム131 ,131 との間に所定の間隔があけられることにより、たとえばバッテリ63やコントロールユニット64等を収納するスペースを座席11の下方に確保することが容易となる。
【0031】
さらに下フレーム131 ,131 の後部と、上フレーム12とは、緩衝機構66,66を介して連結されるものであり、上フレーム12および両下フレーム131 ,131 間に所定の間隔があけられていることと、下フレーム131 ,131 が下方に彎曲していることとにより、座席11の下方への作動量を比較的大きくすることが可能であり、緩衝機構66,66のストロークを比較的大きくすることで、乗り心地をより向上させることができる。
【0032】
図6は本発明の第2実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
【0033】
下フレーム132 は、前端部に前輪支持部18を有するとともに後端部に後輪支持部19を有するものであり、この下フレーム132 の中間部に、下フレーム132 の前部すなわち前輪支持部18が上下に動くことを可能とするリンク75と、前輪支持部18を下方に付勢する方向の弾発力を発揮する弾発手段76とが設けられる。
【0034】
リンク75は、前輪支持部18の後端下部に固着されて後方に延びる連結パイプ77と、後輪支持部19の前端下部に固着されて前方に延びる連結パイプ78と、連結パイプ77の後端および連結パイプ78の前端を相対回動可能に連結する連結軸79と、前輪支持部18の後端上部に固着されて後方に延びる連結パイプ80と、後輪支持部19の前端上部に固着されて前方に延びる連結パイプ81と、連結パイプ77,80間ならびに連結パイプ78,81間をそれぞれ連結する連結部材87,88とで構成され、連結パイプ77,78は相互に下向きに彎曲するようにして連結軸79で連結される。
【0035】
また弾発手段76は、連結パイプ80の後端に連結ピン82を介して回動可能に連結される有底円筒状の小径円筒体83と、この小径円筒体83を摺動自在に嵌合せしめるようにして連結パイプ81の前端に連結ピン84を介して回動可能に連結される有底円筒状の大径円筒体85と、小径円筒体83および大径円筒体85の閉塞端間に設けられる圧縮ばね86とで構成される。
【0036】
この第2実施例によれば、不整地走行等による外乱入力に対して下フレーム132 のリンク75は、弾発手段76における圧縮ばね86のばね力に抗して下フレーム132 の中間部を下方に撓ませるように作動し、下フレーム132 をより積極的に撓ませて、前輪WF および後輪WR の接地性をさらに向上することができる。
【0037】
この第2実施例では、下フレーム132 の中間部を下向きに彎曲させた形状としたが、リンク75および弾発手段76を有するものであれば、下向きに彎曲させた形状でなくてもよい。
【0038】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0039】
たとえば上記実施例では、モータ35によるアシスト力を付与し得る車椅子に関連して説明したが、本発明は、モータ35を備えない車椅子にも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、下フレームおよび上フレームを従来構造とは異なる構造で連結してデザイン上の自由度を向上することが可能となるとともに、外乱入力に対して下フレームを下方に撓ませることにより前輪および後輪の接地性を向上することができる。
【0041】
また請求項2記載の発明によれば、下フレームの中間部を上下一対のフレームメンバーで構成することにより、下フレームの軽量化を図るとともに下フレームをより撓み易くすることができる。
【0042】
請求項3記載の発明によれば、リンクおよび弾発手段により、外乱入力に応じて下フレームの中間部をより積極的に撓ませることができ、それにより前輪および後輪の接地性をより向上することができる。
【0043】
請求項4記載の発明によれば、上フレームおよび下フレーム間に間隔があけられることにより、他の用途に活用可能なスペースを座席の下方に容易に確保することができる。
【0044】
請求項5記載の発明によれば、上フレームおよび下フレーム間に間隔があけられていることと相まって、緩衝機構のストロークを比較的大きくすることが可能であり、それにより乗り心地をより向上させることができる。
【0045】
さらに請求項6記載の発明によれば、モータによるアシスト力を付与することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の車椅子の側面図である。
【図2】 図1の2矢視平面図である。
【図3】 図1の3矢視正面図である。
【図4】 図2の4−4線に沿う要部縦断側面図である。
【図5】 図1の5−5線拡大断面図である。
【図6】 第2実施例の図4に対応した要部縦断側面図である。
【符号の説明】
11・・・座席
12・・・上フレーム
131 ,132 ・・・下フレーム
18・・・前輪支持部
19・・・後輪支持部
20,21・・・フレームメンバー
35・・・モータ
66・・・緩衝機構
75・・・リンク
76・・・弾発手段
F ・・・前輪
R ・・・後輪

Claims (7)

  1. 一対ずつの前輪(WF )および後輪(WR )をそれぞれ支持して前後に延びる左右一対の下フレーム(131 )の後部に、座席(11)を支持する上フレーム(12)の左右両側1箇所ずつが連結され、両下フレーム(131 )が、前輪(WF )および後輪(WR )間で下向きに凸に彎曲して形成されることを特徴とする車椅子。
  2. 下フレーム(131 )が、前輪(WF )を支持する前輪支持部(18)と、後輪(WR )を支持する後輪支持部(19)と、中間部を下向きに凸に彎曲させて前輪および後輪支持部(18,19)間を連結する上下一対のフレームメンバー(20,21)とから成ることを特徴とする請求項1記載の車椅子。
  3. 一対ずつの前輪(WF )および後輪(WR )をそれぞれ支持して前後に延びる左右一対の下フレーム(132 )の後部に、座席(11)を支持する上フレーム(12)が連結され、前輪(WF )および後輪(WR )間で下フレーム(132 )に、該下フレーム(132 )の前部が上下に動くことを可能とするリンク(75)と、下フレーム(132 )の前部を下方に付勢する方向の弾発力を発揮する弾発手段(76)とが設けられることを特徴とする車椅子。
  4. 上フレーム(12)が、両下フレーム(131 ,132 )の上方に間隔をあけて配置されることを特徴とする請求項1または3記載の車椅子。
  5. 左右一対の下フレーム(131 ,132 )の後部と、上フレーム(12)とが、それぞれ緩衝機構(66)を介して連結されることを特徴とする請求項4記載の車椅子。
  6. 前記後輪(WR )に動力を付与し得るモータ(35)を備えることを特徴とする請求項1または3記載の車椅子。
  7. 前記後輪支持部(19)の前部に前記上フレーム(12)が連結されることを特徴とする請求項2記載の車椅子。
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