JP3666071B2

JP3666071B2 - Harvesting machine for reaping grain of reaping machine

Info

Publication number: JP3666071B2
Application number: JP23169295A
Authority: JP
Inventors: 龍二明比
Original assignee: Iseki and Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd
Priority date: 1995-09-08
Filing date: 1995-09-08
Publication date: 2005-06-29
Anticipated expiration: 2015-09-08
Also published as: JPH0974866A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は、刈取作業機の刈取穀稈引起し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の刈取作業機の刈取穀稈引起し装置は、前方下位から後方上位にかけて左右方向に突出している主引起しラグを有する主引起し装置の非作用側の側方に、前方下位から後方上位にかけて、走行機体の略前進方向に突出状態で移動する補助引起しラグを有する補助引起し装置を設けたものは公知であった。この補助引起し装置の駆動動力は、主引起し装置と共に、走行機体の前進速度と関連して駆動する構成である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前述の刈取作業機の刈取穀稈引起し装置では、走行機体の車速に関連して刈取穀稈引起し装置の駆動速度を変化させていた。例えば、走行機体が低速状態にて刈取作業を行なうと、刈取装置の引起し装置も低速駆動状態となってしまい、穀稈の引起し性能が落ちてしまうという欠点があった。
【０００４】
本発明は、このような問題点を解消しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る刈取作業機の刈取穀稈引起し装置は、前記のような課題を解決するものであって、次のような構成である。すなわち、走行機体前方の穀稈を刈取る刈取装置４を設け、前記刈取装置４の前方には、前方下位から後方上位にかけて左右方向に突出状態で移動する主引起しラグ８で植立穀稈を引起す主引起し装置９を設け、この主引起し装置９における主引起しラグ８の突出しない非作用側の前方側方には、前方下位から後方上位にかけて、走行機体の略前進方向への突出状態で移動する補助引起しラグ１０を有する補助引起し装置１１を設け、前記補助引起し装置１１の駆動は、刈取装置４の駆動系とは独立した別の駆動系で駆動する駆動手段１２を設け、刈取作業機の車速が低速域や停止している状態において、補助引起し装置１１は、駆動手段１２にて一定の駆動速度で駆動するように構成すると共に、操作席１５に設置している刈取装置４を駆動したり停止したりする刈取レバー３７が切り状態になると、補助引起し装置１１は、駆動手段１２にて停止する構成とし、さらに、補助引起し装置１１の上部に、穀稈案内ガイド３８を設けるにあたり、側面視において補助引起し装置１１のケース１１ａの外周部分であり、正面視においては、穀稈の通過する側に固定して設ける構成とし、前記穀稈案内ガイド３８の下部側の始端部３８ａは、ケース１１ａの後部下位から始まって、ケース１１ａの最下部を通過し、さらに外周面に沿って後方上位へと設ける構成とし、ケース１１ａの後方上位においては、一定角度Ａ左右側方へ傾斜するように構成すると共に、側面視においては、補助引起しラグ１０の引起し作用域の上方側一部分３９とオーバーラップして前上方へ傾斜させ、補助引起し装置１１に対して一定角度Ｂを有して構成したことを特徴とする刈取作業機の刈取穀稈引起し装置とした。
【０００６】
【作用】
刈取装置４を駆動すると共に、駆動手段１２にて補助引起し装置１１を駆動して走行機体を前進する。すると、植立穀稈は、先ず補助引起し装置１１の補助引起しラグ１０にて引き起こされる。その後、主引起し装置９の主引起しラグ８に引き継がれて引き起こされていく。
【０００７】
前述のようにして穀稈は引き起こされていくが、補助引起し装置１１に関しては、刈取装置４及び主引起し装置９の駆動系と別に独立した駆動手段１２にて駆動している。従って、走行機体が低速状態においても、補助引起し装置１１の補助引起しラグ１０の駆動速度は低速になることはなく、一定の速度を維持することができる。
【０００８】
また、走行機体が停止状態から前進して、刈取作業速まで増速を行なう際にも、走行機体が停止状態の時と、ある一定の低速域においては補助引起し装置１１の補助引起しラグ１０は一定の速度で駆動することができる。
また、刈取作業機の車速が低速域や停止している状態において、補助引起し装置１１は、駆動手段１２にて一定の駆動速度で駆動する。そして、操作席１５に設置している刈取装置４を駆動したり停止したりする刈取レバー３７が切り状態になると、補助引起し装置１１は、駆動手段１２にて停止する。
穀稈の穂先部分は、穀稈案内ガイド３８で案内されていく。
【０００９】
【実施例】
図１と図２には、本発明の実施例を具備したコンバインの刈取装置が示されている。
４は、刈取装置で、この刈取装置４は、植立穀稈を分草する分草具１３、分草具１３によって分草された植立穀稈を引起す主引起し装置９、補助引起し装置１１、引起し後の穀稈を刈取る刈刃１４、刈取穀稈を中央に集束する株元搬送装置３、フィードチェーン６を備えた後部の脱穀装置７に向けて集束穀稈を搬送する供給搬送装置５等から構成されている。１５は、供給搬送装置５の横側方に配設された操作席である。
【００１０】
上記主引起し装置９及び補助引起し装置１１について説明する。主引起し装置９のケ−ス９ａ内には、前方下位から後方上位に移動し、且つ、左右方向に突出している主引起しラグ８が設けられていて、植立穀稈を引き起こすものである。この主引起し装置９の前方で、且つ、主引起しラグ８の非作用側の側方には、同じく穀稈を引き起こす補助引起し装置１１が設けられている。この補助引起し装置１１のケ−ス１１ａ内には、補助引起しラグ１０を設けている。該補助引起しラグ１０は、ケ−ス１１ａから突出して、前方下位から後方上位に移動して、植立穀稈を引起す構成である。
【００１１】
図３は伝動展開図であり、主引起し装置９の伝動系の一実施例である。
刈取装置４を駆動するために、ミッションケース１７の上部で支持している支持フレーム１６の上部一側に、プーリ１８で動力を入力する。入力された動力は、供給搬送装置５へと伝達し、他方の動力は、ベベルギヤ１９，２０から軸２１を介して、支持フレーム１６内を下部へと伝達する。該支持フレーム１６内下部へと伝達された動力は、ベベルギヤ２２，２３を介して軸２４を駆動し、さらに、ベベルギヤ２５，２６、フレーム２７内を軸２８を介して、刈取装置４の上方へと動力伝達していく。この軸２８の動力は、ベベルギヤ２９，３０を介して、刈取装置４の左右方向に亘って設けられている伝動ケース３１ａ内の軸３１を駆動する。該軸３１から、複数の主引起し装置９の上部に設けられているスプロケット３２を駆動する。これにより、該スプロケット３２に巻き回いしているチェン（図示せず）に設けられている複数の主引起しラグ８が、駆動される構成である。
【００１２】
前述のごとく、主引起し装置９は、刈取装置４に入力された動力に追従して駆動する。しかも、該刈取装置４は、走行装置１を駆動するための油圧無段変速装置３３の出力軸３４から動力を得ているので、走行速度に連動して駆動速度が変化し、従って、主引起し装置９も走行速度に連動して駆動速度が変化する。
しかしながら、図２のように、補助引起し装置１１は、独立して駆動手段１２にて駆動されるので、走行速度とは関連無く駆動される。該駆動手段１２は、中央処理装置３５（以下、ＣＰＵという）の入力側に接続している車速センサ３６からの情報に基づいて、駆動手段１２（本実施例では、油圧モータであるが、電気的なものでもよい。要するに、補助引起し装置１１を独立して駆動できるものであれば何でもよい）を変速して駆動する。なお、駆動手段１２を定速で駆動する構成としてもよい。
【００１３】
次に、図４と図５について説明する。
本図に示しているように、車速の増減速に連動して、実線の主引起し装置９の駆動速度も変化する構成としている。図４は、穀稈が倒伏していない時のものであり、図５は、穀稈が倒伏している時のものである。穀稈が倒伏している時は、速く穀稈を引き起こさないと、走行機体の前進速度に穀稈引起しが追従できなくなり、穀稈の穂先部分が刈取装置４にひっかかってしまうので、駆動速度を速くしている。図４と図５の関連制御の内容は、もちろん、あらかじめＣＰＵ３５に記憶しておく。
【００１４】
点線は補助引起し装置１１の駆動速度を示している。このように、車速の低速域や停止している状態においても、補助引起し装置１１は、駆動手段１２にて一定の駆動速度で駆動するようにする。もちろん、操作席１５に設置している刈取装置４を駆動したり停止したりする刈取レバー３７が切り状態となったことをＣＰＵ３５が検出すると、駆動手段１２の駆動は停止する。
【００１５】
前述のような機構を搭載しているコンバインにおいて、機体を前進して作業を開始すると、穀稈は補助引起し装置１１にて引き起こされ、その後、主引起し装置９に引き継がれて引き起こされて、刈刃１４で刈り取られる。補助引起し装置１１があると、特に倒伏している穀稈の引起し作用において威力を発揮する。刈刃１４で刈り取られた穀稈は、株元搬送装置３から供給搬送装置５へと引継ぎ搬送され、さらに後方の脱穀装置７のフィードチェン６へと搬送される。該フィードチェン６に引き継がれた穀稈は、後方へと搬送されながら脱穀されていく。
【００１６】
このような刈取作業を行なう際、圃場の状態等や脱穀選別を向上させるために、コンバインを低速で走行させる時がある。低速で走行すると、前述のごとく説明したように、主引起し装置９の駆動速度も低速駆動となる。しかし、補助引起し装置１１は、独立した駆動手段１２にて駆動するので、車速が低速の時も、一定の駆動速度を得ることができる。従って、車速が低速の時においても、倒伏穀稈の引起し作用が向上する。また、コンバインが停止状態から前進して刈取作業を開始するに際しても、あらかじめ、補助引起し装置１１を駆動手段１２で駆動しておくので、倒伏穀稈の引起し作用が向上する。
【００１７】
その後、コンバインが加速して高速状態になると、主引起し装置９と同じ駆動速度で補助引起し装置９を駆動するので、引起し速度の違いによる穀稈の搬送乱れが防止できる。
次に、図６について説明する。
補助引起し装置１１の上部に、穀稈案内ガイド３８を設ける構成とする。該穀稈案内ガイド３８の取り付け方法は、図６のごとく、側面視（ｂ）において補助引起し装置１１のケース１１ａの外周部分であり、正面視（ａ）においては、穀稈の通過する側、つまり、主引起し装置９のある側に溶接等で固定（ボルト等で着脱自在でもよい）して設ける構成とする。従って、先ず下部側の始端部３８ａは、ケース１１ａの後部下位から始まって、ケース１１ａの最下部を通過し、さらに外周面に沿って後方上位へと設置していく。始端部３８ａが補助引起し装置１１の下部後側なので、コンバインの前進に伴って、穀稈が穀稈案内ガイド３８に当接していく際には、スムーズに当接する。従って、脱粒や穀稈の傷つきが防止でき、また、穀稈の姿勢が乱れることなく、案内されていく。
【００１８】
ケース１１ａの後方上位においては、図６（ａ）のように、穀稈を主引起し装置９方向に案内するために、一定角度Ａ左右側方へ傾斜するようにする。これにより、穀稈がスムーズに案内されていく。
また、図６（ｂ）のように、側面視においては、補助引起しラグ１０の引起し作用域の上方側一部分３９とオーバーラップして、前上方へ傾斜させ、補助引起し装置１１に対して一定角度Ｂを設ける。従って、補助引起しラグ１０が作用している時に、穀稈を前上方に、つまり、補助引起し装置１１から離間するので、穂先部分が補助引起し装置１１にひっかかることなく、主引起し装置９へと案内されていく。
【００１９】
次に、図７について説明する。
（ａ）は刈取装置４の正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）はコーナー部４０の拡大図である。図７の実施例は、図１〜図６で説明した補助引起し装置１１を設けない場合についてである。補助引起し装置１１を設けないので、主引起し装置９の主引起しラグ８の非作用側はデッドスペース４１となる。該デッドスペース４１の上部を利用して、穀稈案内ガイド４２を設置する。設置方法は、支持ステー４２ａを、主引起し装置９の上方後方に左右方向に亘って設けている伝動ケース３１ａに固定し、デッドスペース４１を通過して、主引起し装置９の前方へ突出させる。
【００２０】
支持ステー４２ａの端部から、穀稈案内ガイド４２を設けるが、該穀稈案内ガイド４２は、主引起し装置９の前方を迂回して、主引起しラグ８の作用方向に延設し、しかも、主引起し装置９と伝動ケース３１ａとで形成されるコーナー部４０に、穀稈の穂先部分が当接しないように、上方へと立ち上げていく。さらに、穀稈案内ガイド４２の後方は、鉛直線４３に対して、主引起しラグ８の非作用方向に、一定角度Ｃを構成するようにする。
【００２１】
前記一定角度Ｃの始端位置４２ｂは、穀稈が主引起し装置９を通過した付近である。これは、穀稈が主引起し装置９を通過した後にもかかわらず、穀稈案内ガイド４２を当接させておくと、穀稈に無理な力が作用して搬送姿勢が乱れ、株元搬送装置３から供給搬送装置５への引継ぎに際し、穀稈の受け継ぎがスムーズに行なわれないからである。
【００２２】
上述のごとく、穀稈の穂先部分が、主引起し装置９と伝動ケース３１ａとの間のコーナー部４０に当接しないように、穀稈案内ガイド４２を構成したので、穀稈はスムーズに主引起し装置９を通過していき、脱粒が防止できる。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は上述のごとく、補助引起し装置１１は、独立した駆動手段１２にて駆動する構成としたので、車速が低速の時も、一定の駆動速度を得ることができる。従って、車速が低速の時においても、倒伏穀稈の引起し作用が向上し、また、走行機体が停止状態から前進して刈取作業を開始するに際しても、あらかじめ、補助引起し装置１１を駆動手段１２で駆動しておくと、倒伏穀稈の引起し作用が向上する。また、車速が低速の時においても、倒伏穀稈の引起し作用が向上する。また、コンバインが停止状態から前進して刈取作業を開始するに際しても、あらかじめ、補助引起し装置１１を駆動手段１２で駆動しておくので、倒伏穀稈の引起し作用が向上する。さらに、補助引起し装置１１の上部に、穀稈案内ガイド３８を設けるにあたり、側面視において補助引起し装置１１のケース１１ａの外周部分であり、正面視においては、穀稈の通過する側に固定して設ける構成とし、前記穀稈案内ガイド３８の下部側の始端部３８ａは、ケース１１ａの後部下位から始まって、ケース１１ａの最下部を通過し、さらに外周面に沿って後方上位へと設ける構成とし、ケース１１ａの後方上位においては、一定角度Ａ左右側方へ傾斜するように構成すると共に、側面視においては、補助引起しラグ１０の引起し作用域の上方側一部分３９とオーバーラップして前上方へ傾斜させ、補助引起し装置１１に対して一定角度Ｂを有して構成したので、コンバインの前進に伴って、穀稈が穀稈案内ガイド３８に当接していく際には、スムーズに当接するようになり、従って、脱粒や穀稈の傷つきが防止でき、また、穀稈の姿勢が乱れることなく、案内されていくようになる。
また、ケース１１ａの後方上位においては、穀稈を主引起し装置９方向に案内するために、一定角度Ａ左右側方へ傾斜するようにすることにより、穀稈がスムーズに案内されていく。
さらに、側面視においては、補助引起しラグ１０の引起し作用域の上方側一部分３９とオーバーラップして、前上方へ傾斜させ、補助引起し装置１１に対して一定角度Ｂを設けているので、補助引起しラグ１０が作用している時に、穀稈を前上方に、つまり、補助引起し装置１１から離間するので、穂先部分が補助引起し装置１１にひっかかることなく、主引起し装置９へと案内されていくようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】左側面図
【図２】正面図
【図３】伝動機構展開図
【図４】車速と引起し駆動速度との関係図
【図５】車速と引起し駆動速度との関係図
【図６】（ａ）正面図
（ｂ）左側面図
【図７】（ａ）正面図
（ｂ）左側面図
（ｃ）拡大図
【符号の説明】
Ａ…一定角度、Ｂ…一定角度、Ｃ…一定角度、１…走行装置、２…車台、３…株元搬送装置、４…刈取装置、５…供給搬送装置、６…フィードチェン、７…脱穀装置、８…主引起しラグ、９…主引起し装置、９ａ…ケース、１０…補助引起しラグ、１１…補助引起し装置、１１ａ…ケース、１２…駆動手段、１３…分草具、１４…刈刃、１５…操作席、１６…支持フレーム、１７…ミッションケース、１８…プーリ、１９…ベベルギヤ、２０…ベベルギヤ、２１…軸、２２…ベベルギヤ、２３…ベベルギヤ、２４…軸、２５…ベベルギヤ、２６…ベベルギヤ、２７…フレーム、２８…軸、２９…ベベルギヤ、３０…ベベルギヤ、３１…軸、３１ａ…伝動ケース、３２…スプロケット、３３…油圧無段変速装置、３４…出力軸、３５…中央処理装置（ＣＰＵ）、３６…車速センサ、３７…刈取レバー、３８…穀稈案内ガイド、３８ａ…始端部、３９…作用域の一部分、４０…コーナー部、４１…デッドスペース、４２…穀稈案内ガイド、４２ａ…支持ステー、４２ｂ…始端位置、４３…鉛直線。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a harvested grain culling raising device for a harvesting machine.
[0002]
[Prior art]
The conventional reaping device for the harvesting cereal of the reaping machine has a main pulling lug that protrudes in the left-right direction from the lower front to the upper rear, on the non-working side of the main pulling device, and from the lower front to the rear upper. In the meantime, it has been known that an auxiliary pulling device having an auxiliary pulling lug that moves in a projecting state in a substantially forward direction of the traveling machine body is provided. The drive power of the auxiliary pulling device is configured to drive in conjunction with the main pulling device and the forward speed of the traveling machine body.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned harvesting machine pulling machine pulling device, the driving speed of the cutting grain pulling device is changed in relation to the vehicle speed of the traveling machine body. For example, when the traveling machine body performs the cutting operation in a low speed state, the raising device of the cutting device is also in a low-speed driving state, which causes a disadvantage that the performance of raising the cereal is reduced.
[0004]
The present invention is intended to solve such problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The harvested culm pulling device for a harvesting machine according to the present invention solves the above-described problems and has the following configuration. That is, a reaping device 4 for trimming the cereals in front of the traveling machine body is provided, and in front of the reaping device 4 is a planted culm with a main pulling lug 8 that moves in a protruding state in the left-right direction from the lower front to the upper rear. The main pulling device 9 is provided, and the main pulling device 9 has a main pulling device 9 on the non-working front side where the lug 8 does not protrude from the front lower portion to the rear upper portion in the substantially forward direction of the traveling machine body. An auxiliary pulling device 11 having an auxiliary pulling lug 10 that moves in a protruding state is provided, and the driving of the auxiliary pulling device 11 is driven by a drive system that is independent of the drive system of the cutting device 4. 12, the auxiliary pulling device 11 is configured to be driven at a constant driving speed by the driving means 12 and installed in the operation seat 15 in a state where the vehicle speed of the mowing machine is low or stopped. Drive the reaping device 4 When cutting lever 37 or to or stop is disengaged state, the auxiliary Pick device 11 is configured to be stopped by the drive means 12, further, the upper part of the auxiliary Pick device 11 is provided with a grain稈案the guide 38 In this case, it is an outer peripheral portion of the case 11a of the auxiliary pulling device 11 in a side view, and is fixedly provided on the side through which the cereal passes in the front view, and a starting end portion on the lower side of the cereal guide guide 38. 38a starts from the rear lower part of the case 11a, passes through the lowermost part of the case 11a, and is further provided at the rear upper part along the outer peripheral surface. In the side view, the auxiliary pull-up and the lug 10 pull-up overlap with the upper side portion 39 of the lug 10 so as to be inclined forward and upward. It was cutting grain稈引cause device reaper working machine, characterized by being configured with a certain angle B with respect to device 11.
[0006]
[Action]
While driving the reaping device 4, the driving means 12 drives the auxiliary pulling device 11 to advance the traveling machine body. Then, the planted cereal is first caused by the auxiliary pull-up lug 10 of the auxiliary pull-up device 11. Thereafter, the main pulling device 9 is handed over to the main pulling lug 8 to be caused.
[0007]
As described above, the grains are caused, but the auxiliary pulling device 11 is driven by the driving means 12 that is independent from the drive systems of the cutting device 4 and the main pulling device 9. Therefore, even when the traveling machine body is in a low speed state, the auxiliary pulling device 11 does not have a low driving speed of the auxiliary pulling device 11 and can maintain a constant speed.
[0008]
Further, when the traveling machine body moves forward from the stopped state and increases the speed to the cutting work speed, the auxiliary lifting device lag of the auxiliary raising device 11 is also provided when the traveling machine body is in the stopped state and in a certain low speed range. 10 can be driven at a constant speed.
Further, the auxiliary pulling device 11 is driven by the driving means 12 at a constant driving speed when the vehicle speed of the mowing machine is in a low speed range or in a stopped state. And if the cutting lever 37 which drives or stops the cutting device 4 installed in the operation seat 15 is in a cut state, the auxiliary pulling device 11 stops at the driving means 12.
The tip part of the cereal is guided by the cereal guide 38 .
[0009]
【Example】
FIG. 1 and FIG. 2 show a combine harvester having an embodiment of the present invention.
4 is a reaping device. This reaping device 4 includes a weeding tool 13 for weeding the planted cereals, a main pulling device 9 for raising the planted cereals weed by the weeding tool 13, and an auxiliary triggering. The chopping device 11, the cutting blade 14 for cutting the cereal after raising, the stock transporter 3 for converging the chopped cereal in the center, and the concentrated culm toward the rear threshing device 7 provided with the feed chain 6 It is comprised from the supply conveyance apparatus 5 etc. which do. An operation seat 15 is provided on the lateral side of the supply / conveyance device 5.
[0010]
The main pulling device 9 and the auxiliary pulling device 11 will be described. In the case 9a of the main pulling device 9, there is a main pulling lug 8 that moves from the front lower part to the rear upper part and projects in the left-right direction, and causes planted cereals. is there. An auxiliary pulling device 11 is also provided in front of the main pulling device 9 and on the non-working side of the main pulling lug 8 so as to cause the cereal. In the case 11 a of the auxiliary pulling device 11, an auxiliary pulling lug 10 is provided. The auxiliary pull-up lug 10 is configured to protrude from the case 11a and move from the front lower portion to the rear upper portion to raise the planted culm.
[0011]
FIG. 3 is an exploded view of the transmission, which is an embodiment of the transmission system of the main pulling device 9.
In order to drive the reaping device 4, power is input by a pulley 18 to the upper side of the support frame 16 supported by the upper part of the mission case 17. The input power is transmitted to the supply / conveyance device 5, and the other power is transmitted from the bevel gears 19, 20 to the lower portion of the support frame 16 via the shaft 21. The power transmitted to the lower part in the support frame 16 drives the shaft 24 via the bevel gears 22 and 23, and further moves upward in the bevel gears 25 and 26 and the frame 27 via the shaft 28 to the upper part of the cutting device 4. And power transmission. The power of the shaft 28 drives the shaft 31 in the transmission case 31 a provided across the left and right directions of the reaping device 4 via the bevel gears 29 and 30. A sprocket 32 provided on the upper part of the plurality of main pulling devices 9 is driven from the shaft 31. Accordingly, the plurality of main pulling lugs 8 provided in a chain (not shown) wound around the sprocket 32 are driven.
[0012]
As described above, the main pulling device 9 is driven following the power input to the reaping device 4. In addition, since the reaping device 4 obtains power from the output shaft 34 of the hydraulic continuously variable transmission 33 for driving the traveling device 1, the driving speed changes in conjunction with the traveling speed, and thus the main pulling However, the driving speed of the device 9 also changes in conjunction with the traveling speed.
However, as shown in FIG. 2, the auxiliary pulling device 11 is driven independently by the driving means 12, and thus is driven regardless of the traveling speed. The drive means 12 is a drive means 12 (in this embodiment, a hydraulic motor, based on information from a vehicle speed sensor 36 connected to the input side of a central processing unit 35 (hereinafter referred to as CPU). In short, anything may be used as long as the auxiliary pulling device 11 can be driven independently). The driving unit 12 may be driven at a constant speed.
[0013]
Next, FIGS. 4 and 5 will be described.
As shown in the figure, the driving speed of the main pulling device 9 indicated by the solid line is changed in conjunction with the increase / decrease of the vehicle speed. FIG. 4 is when the cereal is not lying down, and FIG. 5 is when the cereal is lying down. When the cedar is lying down, if it does not cause the cereal to rise quickly, the rise of the cereal will not be able to follow the forward speed of the traveling aircraft, and the tip of the cereal will be caught on the reaping device 4, so the driving speed To make it faster. Of course, the contents of the related control in FIGS. 4 and 5 are stored in the CPU 35 in advance.
[0014]
The dotted line indicates the driving speed of the auxiliary pulling device 11. As described above, the auxiliary pulling device 11 is driven by the driving means 12 at a constant driving speed even in a low vehicle speed range or in a stopped state. Of course, when the CPU 35 detects that the cutting lever 37 for driving or stopping the cutting device 4 installed in the operation seat 15 is in the cut state, the driving of the driving means 12 is stopped.
[0015]
In a combine equipped with the mechanism as described above, when the aircraft is advanced and the work is started, the cereal bud is caused by the auxiliary raising device 11 and then taken over by the main raising device 9 and caused. The mowing blade 14 is used for cutting. The auxiliary pulling device 11 is particularly effective in the pulling action of the lying cereal. The cereals harvested by the cutting blade 14 are handed over from the stock transport device 3 to the supply transport device 5 and further transported to the feed chain 6 of the rear threshing device 7. The cereal grains handed over to the feed chain 6 are threshed while being conveyed backward.
[0016]
When performing such a mowing operation, there are times when the combine is run at a low speed in order to improve the state of the field or the like and the threshing selection. When traveling at a low speed, as explained above, the drive speed of the main pulling device 9 is also driven at a low speed. However, since the auxiliary pulling device 11 is driven by the independent drive means 12, a constant drive speed can be obtained even when the vehicle speed is low. Therefore, even when the vehicle speed is low, the action of raising the overlaid cereal is improved. Further, when the combine moves forward from the stopped state and starts the cutting operation, the auxiliary pulling device 11 is driven by the driving means 12 in advance, so that the raising action of the fallen cereal is improved.
[0017]
Thereafter, when the combine is accelerated to a high speed state, the auxiliary pulling device 9 is driven at the same driving speed as that of the main pulling device 9, so that turbulent conveyance disturbance due to the difference in the pulling speed can be prevented.
Next, FIG. 6 will be described.
In the upper part of the auxiliary pull-up device 11, the cereal guide guide 38 is provided. As shown in FIG. 6, the attachment method of the cereal guide guide 38 is the outer peripheral portion of the case 11 a of the auxiliary pulling device 11 in the side view (b), and the side through which the cereal passes in the front view (a). That is, it is configured to be fixed to the side where the main pulling device 9 is provided by welding or the like (may be detachable with bolts or the like). Accordingly, first, the lower-side start end portion 38a starts from the lower rear portion of the case 11a, passes through the lowermost portion of the case 11a, and further installs in the rear upper portion along the outer peripheral surface. Since the starting end portion 38a is the lower rear side of the auxiliary pull-up device 11, when the wheat straw comes into contact with the wheat straw guide guide 38 with the advance of the combine, it comes into contact smoothly. Accordingly, threshing and damage of the cereal can be prevented, and guidance is provided without disturbing the posture of the cereal.
[0018]
In the upper rear part of the case 11a, as shown in FIG. 6 (a), in order to raise the cereal cake and guide it in the direction of the device 9, it is inclined to the left and right sides by a certain angle A. Thereby, the cereals are guided smoothly.
In addition, as shown in FIG. 6B, in a side view, the auxiliary pull-up lug 10 is overlapped with the upper portion 39 of the action area of the lug 10, and is inclined forward and upward to the auxiliary pull-up device 11. A certain angle B is provided. Accordingly, when the auxiliary pull-up lug 10 is acting, the grain ridge is moved forward and upward, that is, away from the auxiliary pull-up device 11, so that the tip portion does not get caught in the auxiliary pull-up device 11 and the main pull-up device You will be guided to 9.
[0019]
Next, FIG. 7 will be described.
(A) is a front view of the cutting device 4, (b) is a side view, and (c) is an enlarged view of the corner portion 40. The embodiment of FIG. 7 is a case where the auxiliary pulling device 11 described in FIGS. 1 to 6 is not provided. Since the auxiliary pulling device 11 is not provided, the non-working side of the main pulling lug 8 of the main pulling device 9 becomes a dead space 41. Using the upper part of the dead space 41, the grain guide guide 42 is installed. As for the installation method, the support stay 42a is fixed to a transmission case 31a provided in the left and right direction above and behind the main pulling device 9, and passes through the dead space 41 and protrudes forward of the main pulling device 9. Let
[0020]
From the end of the support stay 42a, a grain stalk guide guide 42 is provided. The grain stalk guide guide 42 bypasses the front of the main pulling device 9 and extends in the direction of action of the main pulling lug 8, Moreover, it rises upward so that the tip of the cereal is not in contact with the corner 40 formed by the main pulling device 9 and the transmission case 31a. Further, the rear side of the cereal guide guide 42 is configured to form a certain angle C with respect to the vertical line 43 in the direction in which the lug 8 is not acted.
[0021]
The start end position 42b of the constant angle C is the vicinity where the cereal has been pulled up and passed through the device 9. This is because if the culm guide guide 42 is kept in contact with the culm after the culm has been pulled up and passed through the device 9, an unreasonable force is applied to the culm and the transport posture is disturbed. This is because, when handing over from the device 3 to the supply / conveyance device 5, the cereals are not smoothly inherited.
[0022]
As described above, the culm guide guide 42 is configured so that the tip part of the culm does not come into contact with the corner portion 40 between the main pulling device 9 and the transmission case 31a. The pulling device 9 is passed through, and degranulation can be prevented.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, since the auxiliary pulling device 11 is driven by the independent drive means 12 as described above, a constant driving speed can be obtained even when the vehicle speed is low. Therefore, even when the vehicle speed is low, the raising action of the fallen cedar is improved, and the auxiliary pulling device 11 is driven in advance when the traveling machine moves forward from the stopped state and starts the cutting operation. If it drives by 12, the raising action of a fallen cereal meal will improve. In addition, even when the vehicle speed is low, the action of raising the overlaid cereal is improved. Further, when the combine moves forward from the stopped state and starts the cutting operation, the auxiliary pulling device 11 is driven by the driving means 12 in advance, so that the raising action of the fallen cereal is improved. Further, in providing the grain raising guide 38 at the upper part of the auxiliary pulling device 11, it is an outer peripheral portion of the case 11a of the auxiliary pulling device 11 in a side view, and is fixed to the side through which the kernel goes in the front view. The start end portion 38a on the lower side of the cereal guide guide 38 starts from the lower rear portion of the case 11a, passes through the lowermost portion of the case 11a, and is provided at the rear upper portion along the outer peripheral surface. In the rear upper part of the case 11a, it is configured to incline to the left and right sides at a certain angle A, and in a side view, it overlaps with the upper part 39 of the raising action area of the auxiliary lug 10 and the lug 10. And the auxiliary pulling device 11 is configured to have a certain angle B with respect to the auxiliary pull-up device 11. Ku when is smoothly comes to abut, thus, damage of shedding or culms can be prevented, and without orientation of the culms is disturbed, so we are guided.
In addition, in the upper rear part of the case 11a, the culm is smoothly guided by inclining to the left and right sides of a certain angle A in order to raise the culm and guide it toward the device 9.
Further, in a side view, the auxiliary pull-up lug 10 is caused to overlap with the upper part 39 of the action area of the lug 10 and inclined forward and upward, and the auxiliary pull-up device 11 is provided with a certain angle B. When the auxiliary pull-up lug 10 is operating, the grain ridge is moved forward and upward, that is, away from the auxiliary pull-up device 11, so that the tip portion does not get caught in the auxiliary pull-up device 11 and the main pull-up device 9. You will be guided to.
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Left side view [Fig. 2] Front view [Fig. 3] Transmission mechanism development diagram [Fig. 4] Relationship diagram between vehicle speed and pulling drive speed [Fig. 5] Relationship diagram between vehicle speed and pulling drive speed [ [Fig. 6] (a) Front view (b) Left side view [Fig. 7] (a) Front view (b) Left side view (c) Enlarged view [Explanation of symbols]
A ... fixed angle, B ... fixed angle, C ... fixed angle, 1 ... traveling device, 2 ... chassis, 3 ... stock transport device, 4 ... harvesting device, 5 ... feed transport device, 6 ... feed chain, 7 ... threshing Device: 8 ... Main pulling lug, 9 ... Main pulling device, 9a ... Case, 10 ... Auxiliary pulling lug, 11 ... Auxiliary pulling device, 11a ... Case, 12 ... Driving means, 13 ... Weeding tool, 14 ... Cutting blade, 15 ... Operation seat, 16 ... Support frame, 17 ... Transmission case, 18 ... Pulley, 19 ... Bevel gear, 20 ... Bevel gear, 21 ... Shaft, 22 ... Bevel gear, 23 ... Bevel gear, 24 ... Shaft, 25 ... Bevel gear 26 ... Bevel gear, 27 ... Frame, 28 ... Shaft, 29 ... Bevel gear, 30 ... Bevel gear, 31 ... Shaft, 31a ... Transmission case, 32 ... Sprocket, 33 ... Hydraulic continuously variable transmission, 34 ... Output shaft, 35 ... Center processing Position (CPU), 36 ... Vehicle speed sensor, 37 ... Harvesting lever, 38 ... Grain guide guide, 38a ... Start end, 39 ... Part of the working area, 40 ... Corner part, 41 ... Dead space, 42 ... Grain guide guide 42a ... support stay, 42b ... start position, 43 ... vertical line.

Claims

A reaping device 4 for reaping the cereals in front of the traveling machine body is provided, and in front of the reaping device 4, a planted culm is caused by a main pulling lug 8 that moves in a protruding state in the left-right direction from the lower front to the upper rear. The main pulling device 9 is provided, and the main pulling device 9 has a main pulling lug 8 on the non-working front side where the main pulling lug 8 does not protrude from the front lower portion to the rear upper portion. An auxiliary pulling device 11 having an auxiliary pulling lug 10 that moves in a state is provided, and the driving of the auxiliary pulling device 11 is performed by a driving means 12 that is driven by another drive system independent of the drive system of the reaping device 4. The auxiliary pulling device 11 is configured to be driven by the driving means 12 at a constant driving speed and installed in the operation seat 15 in a state where the vehicle speed of the cutting machine is low or in a stopped state. Drive or stop the cutting device 4 Upon the cutting lever 37 or is in a state cut, auxiliary Pick device 11 is configured to be stopped by the drive means 12, further, the upper part of the auxiliary Pick device 11 is provided with a grain稈案the guide 38, side It is an outer peripheral portion of the case 11a of the auxiliary pulling device 11 in view, and in a front view, it is configured to be fixedly provided on the side through which the cereals pass, and a starting end portion 38a on the lower side of the cereal guide guide 38 is Starting from the rear lower part of the case 11a, it passes through the lowermost part of the case 11a, and is further provided in the rear upper part along the outer peripheral surface. The rear upper part of the case 11a is inclined to the left and right by a certain angle A. In addition, in the side view, the auxiliary pull-up device 1 overlaps with the upper portion 39 of the pull-up action area of the lug 10 and tilts forward and upward. Reaper grain稈引cause device reaper working machine, characterized by being configured with a certain angle B with respect to.