JP3665954B2 - 生体信号モニタ装置用ネームプレート - Google Patents
生体信号モニタ装置用ネームプレート Download PDFInfo
- Publication number
- JP3665954B2 JP3665954B2 JP34705199A JP34705199A JP3665954B2 JP 3665954 B2 JP3665954 B2 JP 3665954B2 JP 34705199 A JP34705199 A JP 34705199A JP 34705199 A JP34705199 A JP 34705199A JP 3665954 B2 JP3665954 B2 JP 3665954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- biological signal
- front plate
- monitoring device
- name
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体信号を画像表示面の上方から順に下方へずれた所定の表示位置に複数チャネルで表示する生体信号モニタ装置に着脱自在に装着して、各チャネルに割り当てられた患者名を記名するための生体信号モニタ装置用ネームプレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病院で複数人の患者の生体信号を一台の生体信号モニタ装置の画像表示面で上方から順にずらして複数チャネルで表示する場合、患者名との対応を明確にするために、画像表示面を囲むフレームにフェルトペン等の筆記具で患者名を書いたり、或はテープ等にフェルトペン等の筆記具で患者名を書いて貼り付ける等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これにより、画像表示面に表示された生体信号の患者を確認し易くなるが、モニタ装置の見掛け上好ましいとは云えない。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みて、各チャネルの生体信号の対応位置に患者名を筆記具で書くことのできる着脱自在の生体信号モニタ装置用ネームプレートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、複数人の患者の生体信号を画像表示面の上方から順に下方へずれた所定の表示位置に複数チャネルで表示する生体信号モニタ装置に着脱自在に装着して、各チャネルに割り当てられた患者名を記名するための生体信号モニタ装置用ネームプレートであって、拭き消し可能に記名することができ、かつ画像表示面に対応した縦幅の記名面を有する正面板と、画像表示面の周囲を囲むフレームの側部の正面に正面板を装着するように、正面板の背後に設けられ、かつ弾性を伴ってフレーム側部を挟持する挟持部材とを備え、正面板には、各チャネルの表示位置に対応して記名すべき位置を指示するマークが付されていることを特徴とする。
【0006】
ネームプレートを挟持部材によりフレーム側部の所定位置に装着すると、マークで指示された各チャネルの患者名を記名すべき位置は、画像表示面の生体信号の表示位置と対応する。弾性を伴う挟持により容易に着脱できる。
【0007】
筆記具も保持させるには、請求項2により、正面板におけるフレーム側部よりも側方ヘ突出した部分の背後に、筆記具を保持する筆記具ホルダを設ける。
【0008】
所属の表示位置との位置対応を容易、かつ正確にするには、請求項3又は4により、挟持部材が、正面板の側部で折返されて正面板に対して離間している背面板であり、レーム側部の背面に、背面板の上下の縁部の少なくとも一方を側方へスライド可能にガイドするガイドレールと、背面板に形成された係合穴に係入する位置決め部用凸部とが形成されるか、又はフレーム側部の背面に、背面板の側縁部を上下方向にスライド可能にガイドするガイドレールと、背面板に形成された係合穴に係入する位置決め部用凸部とが形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4を基に本発明の実施の形態の一例による生体信号モニタ装置用ネームプレートを説明する。図2及び図4に示すように、生体信号モニタ装置9はテレメータ式であり、2本のダイバシティアンテナ1の一方の受信信号を復調して画像信号を発生させる回路を内蔵し、かつ生体信号をプリントアウトする紙送り口6bを有する装置本体6に、厚さ20mm程度のフレーム8で囲まれた液晶式の画像表示面7を有する表示装置6aが設けられている。この生体信号モニタ装置は、例えば病院のモニタ室に配置されて病室の例えば4名の患者の送信機からの送信信号を受信して、それぞれの生体信号を4チャネルで画像表示面7に表示する。
【0010】
図1において、ネームプレート10は、記名面11が接合され、かつ上板部18及び底板部19並びに側板部16を有するネームプレート本体である正面板10Aと、上下板部18a、19a及び側板部16aを有する同一縦幅の背面板10Bとが、これらの板部の突き合わせ端面及びこの正、背面板から突設された両側の連結ポール17、17aの突き合わせ端面での接合により断面コの字形に組み合わせて構成されている。
【0011】
正面板10Aは画像表示面7の縦幅に対応した縦幅に設定され、僅かに短い縦幅の記名面11は画像表示面7の上下方向に4チャネルの表示領域にわたっている。この記名面は、フェルトペン等のインク貯蔵式筆記具で書き易く、かつ容易に拭いて消せるように、非吸湿性のポリエステルフィルム製である。また、各チャネルの表示位置に対応して記名すべき位置を指示する仕切り線用のマーク11aが付されている。
【0012】
このネームプレートは合成樹脂製であり、背面板10Bは、前述のように正面板10Aの側部で折返されてフレーム側部8aの厚みに相当して離間し、また共に曲げ弾性を伴うことによりフレーム側部8aの挟持部材として機能する。このために、上板部18、18a及び底板部19、19aにはフレーム側部8aの断面形状に対応した凹部18b、19bが形成されている。また、正面板10Aの先端部は、フレーム側部8aの内側部の曲部8bに係合する曲部10eとして形成されている。外側部には、特に取り外す場合に指を掛けるための突起状の指掛け部10aが線状に形成されている。
【0013】
背面板10Bには、より撓み易くするように、切込み12aにより幅狭の係合プレート部12が上下に形成され、それぞれ係合穴13を備えている。対応して、図2に示すように、フレーム側部8aの裏面には、背面板10Bの上縁10c及び下縁10dの側方へのスライドをガイドする凸状のガイドレール20と、係合穴13に係合する半球状の係合突起21が形成されている。
【0014】
上板部18、18aには筆記具例えばフェルトペン29の挿入口15が形成され、正面板10A及び背面板10Bに筆記具端部の受け部15a、15b(図1B及び図3参照)が突設されることにより、正面板10Aの背後に筆記具ホルダが構成されている。
【0015】
このように構成されたネームプレート10の使用方法は、次の通りである。その凹部18b、19bをフレーム側部8aに側方から正面板10A及び背面板10Bの弾性を伴う開拡により係合させ、背面板10Bの上下縁部10c、10dをガイドレール20に沿って押し込むと、図3に示すように、正面板10Aの先端部の曲部10eがフレーム側部8aの曲部8bに係合した位置で、係合穴13に係合突起21が係入してロック作用を伴って位置決めされる。
【0016】
正面板10Aはフレーム側部8aよりも外側方へ突出していることにより、記名面11の面積を充分確保し得ると共に、背後に前述の筆記具ホルダを構成させている。記名面11には装着前又は後に各チャネルに所属する患者名を書いておく。生体信号モニタ装置9の作動状態で、図4に示すように、複数人の生体信号がネームプレート10の各チャネルの記名領域に位置的に対応して表示され、それぞれを患者名と容易に照合でき、誤認の恐れも解消される。
【0017】
図5は別の実施の形態による上方からフレーム側部8aに装着されるネームプレートを示すもので、前述のネームプレートと同等もしくは同一部分は同一符号で説明する。正面板10A及び背面板10Bの上板部31、32は、このネームプレート30がフレーム側部8aに上方から装着された際の縦方向の位置決め部材として機能し得るように、それぞれの先端まで延びている。フレーム側部8aの裏面の前述のガイドレール20は廃止される。装着に際しては背面板10Bの縁部33を装置本体6のガイドレールとして機能する側面6b(図2参照)に沿って下方へスライドさせ、上板部31、32がフレーム側部8aの上面8cに当接した時点で係合突起21に係合孔13が係入することにより、上下左右の位置決めが行われてロック状態となる。尚、背面板10Bの端縁33のガイドレールは、装置本体6の側面6cを利用することなく、別途に上下方向に延びる突起として形成することも考えられる。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、生体信号を上方から順に下方へ複数チャネルで表示する画像表示面の周囲に、挟持し得る程度に薄いフレーム部を備えた生体信号モニタ装置に対して、各チャネルに割り当てられた患者名を筆記具で書くための着脱自在のネームプレートが実現される。フレームに直接書くのに比べて見苦しくなく、着脱自在であることにより書き易くもなる。
【0019】
請求項2の発明によれば、正面板のフレームからの突出部分を利用して筆記具のホルダも簡単、かつ見栄え良く構成される。請求項3又は4の発明によれば、挟持部が正面板と背後に単純に一体化された背面板であることにより、見栄えの良いネームプレートが実現される。また、ロック作用を有する位置決め部も簡単に形成される
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による生体信号モニタ装置用ネームプレートを示すもので、同図Aは正面側から見た斜視図、同図Bは裏側から見た斜視図である。
【図2】同生体信号モニタ装置の裏側から見た斜視図である。
【図3】同ネームプレートの装着状態の平面図である。
【図4】同生体信号モニタ装置の正面図である。
【図5】別の実施の形態によるネームプレートの斜視図である。
【符号の説明】
8 フレーム側部
9 生体信号モニタ装置
10 ネームプレート
10A 正面板
10B 背面板
11 記名面
11a マーク
13 係合穴
15 筆記具の挿入口
18、18a 上板部
18b、19b 凹部
19、19a 底板部
20 ガイドレール
21 係合突起
Claims (4)
- 複数人の患者の生体信号を画像表示面の上方から順に下方へずれた所定の表示位置に複数チャネルで表示する生体信号モニタ装置に着脱自在に装着して、各チャネルに割り当てられた患者名を記名するための生体信号モニタ装置用ネームプレートであって、
拭き消し可能に記名することができ、かつ前記画像表示面に対応した縦幅の記名面を有する正面板と、前記画像表示面の周囲を囲むフレームの側部の正面に前記正面板を装着するように、前記正面板の背後に設けられ、かつ弾性を伴って前記フレーム側部を挟持する挟持部材とを備え、
前記正面板には、各チャネルの前記表示位置に対応して記名すべき位置を指示するマークが付されていることを特徴とする生体信号モニタ装置用ネームプレート。 - 正面板におけるフレーム側部よりも側方ヘ突出した部分の背後に、筆記具を保持する筆記具ホルダを設けたことを特徴とする請求項1記載の生体信号モニタ装置用ネームプレート。
- 挟持部材が、正面板の側部で折返されて前記正面板に対して離間している背面板であり、
フレーム側部の背面に、前記背面板の上下の縁部の少なくとも一方を側方へスライド可能にガイドするガイドレールと、前記背面板に形成された係合穴に係入する位置決め部用凸部とが形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の生体信号モニタ装置用ネームプレート。 - 挟持部材が、正面板の側部で折返されて前記正面板に対して離間している背面板であり、
フレーム側部の背面に、前記背面板の側縁部を上下方向にスライド可能にガイドするガイドレールと、前記背面板に形成された係合穴に係入する位置決め部用凸部とが形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の生体信号モニタ装置用ネームプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34705199A JP3665954B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 生体信号モニタ装置用ネームプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34705199A JP3665954B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 生体信号モニタ装置用ネームプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001161651A JP2001161651A (ja) | 2001-06-19 |
JP3665954B2 true JP3665954B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=18387598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34705199A Expired - Fee Related JP3665954B2 (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 生体信号モニタ装置用ネームプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3665954B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04266739A (ja) * | 1991-02-21 | 1992-09-22 | Nec San-Ei Instr Co Ltd | 患者監視装置 |
US5262944A (en) * | 1992-05-15 | 1993-11-16 | Hewlett-Packard Company | Method for use of color and selective highlighting to indicate patient critical events in a centralized patient monitoring system |
JP4358316B2 (ja) * | 1997-06-17 | 2009-11-04 | フクダ電子株式会社 | 生体情報処理装置 |
JP2001128944A (ja) * | 1999-11-05 | 2001-05-15 | Nippon Koden Corp | 手書き入力機能を備えた生体信号モニタ装置 |
JP3682617B2 (ja) * | 1999-11-08 | 2005-08-10 | 日本光電工業株式会社 | 複数患者データの縦分割表示方式 |
-
1999
- 1999-12-07 JP JP34705199A patent/JP3665954B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001161651A (ja) | 2001-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6115623A (en) | Apparatus and method for consistent patient-specific EKG electrode positioning | |
EP0826963B1 (en) | An apparatus for taking and analysing liquid samples, such as blood samples | |
CA2394208C (en) | Removable cover for a glucose meter | |
US8911384B2 (en) | Wound measuring device and system | |
EP1147741A1 (en) | Medical measuring device | |
US20130278695A1 (en) | Tray and ink jet textile-printing apparatus | |
JP2000292101A (ja) | 目盛板を取り付ける方法とその装置 | |
JP3665954B2 (ja) | 生体信号モニタ装置用ネームプレート | |
US5494442A (en) | Breast examination recording system | |
US20110151427A1 (en) | Writable and illustration-replaceable interpretative panel structure | |
US4582018A (en) | Selectable medical indicator | |
JP3225348U (ja) | 内視鏡フード用テープ及び内視鏡フード用テープが装着された内視鏡 | |
US3978491A (en) | Method and system for recording heart lead tracings on segments of an ekg data strip and for detaching and transferring the segments to a permanent file | |
CN217178021U (zh) | 一种组合式有创传感器固定板 | |
CA2286712A1 (en) | Pin-on clip | |
JP3136826U (ja) | 着脱能を有する表示具 | |
CN112371205B (zh) | 可拆卸抽血试管架 | |
JP7120868B2 (ja) | 医療用電子機器 | |
JP7288125B2 (ja) | コネクタ装置及び医療用電子機器 | |
JP7158979B2 (ja) | 医療用電子機器 | |
CN215914643U (zh) | 一种野战用心电图机 | |
JP4958275B2 (ja) | 針一体型センサ | |
CN214710700U (zh) | 一种服装信息显示牌装置及防丢失的校服 | |
EP3015066A1 (en) | Sensor insertion method, analysis method, and sensor insertion device | |
CN211970123U (zh) | 一种口腔外科基本技能教学器械盒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050324 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130415 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |