JP3665509B2 - 送信方法、受信方法、およびそれらの装置 - Google Patents

送信方法、受信方法、およびそれらの装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3665509B2
JP3665509B2 JP17329399A JP17329399A JP3665509B2 JP 3665509 B2 JP3665509 B2 JP 3665509B2 JP 17329399 A JP17329399 A JP 17329399A JP 17329399 A JP17329399 A JP 17329399A JP 3665509 B2 JP3665509 B2 JP 3665509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
additional information
identifier
transfer destination
information
storage location
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17329399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000312349A (ja
Inventor
聰 松浦
順 小澤
昭一 荒木
武 今中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP17329399A priority Critical patent/JP3665509B2/ja
Publication of JP2000312349A publication Critical patent/JP2000312349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3665509B2 publication Critical patent/JP3665509B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データを送信する際、そのデータの処理用条件等も送信するデータ送信方法及び、それらのデータを受信してその条件に従って処理するデータ受信処理方法に関するものである。
【0002】
また、本発明は、記録媒体を介して各種の情報をやり取りする際、各種のデータを作成し、また作成されたデータを読み取って処理するイベント駆動型ファイル作成装置、イベント駆動型ファイル読みとり装置、データ記憶方法、データ処理方法及びプログラム記録媒体に関するものである。
【0003】
また、本発明はアナログあるいはディジタル放送システム等の分野における、補完情報の送受信に関するものである。
【0004】
【従来の技術】
【0005】
(従来技術)
近年、ディジタル技術の発展にともない、放送信号をディジタル化して放送するディジタル放送システムが研究、開発されている。ディジタル放送システムでは、現在のテレビジョン信号に相当する映像や音声からなる主情報に加えて、付加情報として画像、図形、音声などからなるマルチメディアデータを多重化して放送することが可能である。
【0006】
そのような従来の放送システムの一例が特開平9−149387号公報に開示されているが、そこでは、多重化されて送信された送信信号より分離した付加情報に基づいて被制御機器の動作を制御するものであり、ディジタル放送の各種情報を多重化して送信できる利点を利用し、受信装置の付加価値を高めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
また、上述した来公知技術である特開平9−149387号公報に開示された従来技術では、受信装置が接続された周辺機器を直接制御する構成をとっているために、受信装置に接続することが予定される周辺機器の制御命令を受信装置側で予めサポートしておらなければならず、周辺機器に新たな機能が追加された場合や新たな周辺機器を追加したい場合などは、受信装置側の制御命令を修正する必要がある。また、同様の理由でその従来の受信装置は照明の明るさをコントロールするなどの放送内容に連動した一時的な周辺機器の制御には向いているが、電子レンジに新たな調理方法を追加するなど周辺機器の通常動作を更新するような恒常的な制御をすることは困難である。
【0014】
発明は、このような従来の受信装置の課題を考慮し、周辺機器の新たな追加や、内容の新たな更新などにも対処できる受信装置、受信方法、送信方法等を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子とを、前記番組情報を放送する放送信号に多重化して送信することを特徴とする送信方法であって、前記付加情報は、前記転送先識別子で示された外部装置のバージョンアップ用データである送信方法である。
【0016】
また本願発明は、映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子と、前記付加情報に関してユーザの確認が必要な内容を記述したユーザ確認情報記述子とを、前記番組情報を放送する放送信号に多重化して送信することを特徴とする送信方法である。
【0017】
また発明は、映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子と、前記付加情報の転送条件を記述した転送条件識別子が多重化された放送信号とを受信し、前記付加情報格納場所識別子に基づいて付加情報を取り出し、この付加情報を前記転送条件識別子の転送条件に基づいて前記転送先識別子に記述されている転送先の外部装置に転送することを特徴とする放送用受信方法である。
【0018】
また発明は、映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子が多重化された放送信号とを受信し、前記付加情報格納場所識別子に基づいて付加情報を取り出し、この付加情報を前記転送先識別子に基づいて転送することを特徴とする放送用受信方法であって、
前記付加情報は転送先識別子で示された前記外部装置のバージョンアップ用データである放送用受信方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】
まず、発明に関連する各実施の形態について説明する。
【0020】
施の形態1)
図1は、本発明に関連する発明の第1の実施形態に係わる送信側のシステム構成図である。図1において、101は送信すべきデータを指定する送信データ指定手段、102は送信データを受信側でどのように処理するかを指定するデータ処理方法指定手段、103はデータ処理方法指定手段102で指定されたデータ処理方法に従って、イベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子を生成する記述子生成部、104は送信データと各記述子を圧縮合成する送信データ合成部、105は送信データ合成部104で合成されたデータを所定のプロトコルで送信する送信部、106はモデムである。
【0021】
以上のように構成された送信側のシステムが実行される形態のハードウェア構成図を図2に示す。図2は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。
【0022】
また、図1で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図2において202はプログラムを記憶する揮発性メモリからなる主記憶装置、203はプログラムやデータを記憶しておく不揮発性メモリからなる補助記憶装置、201は主記憶装置202に記憶されているプログラムを実行するCPUである。先にも述べたように本ハードウェア構成は基本的に汎用の計算機システムと同じであり、補助記憶装置203に記憶されているプログラムは主記憶装置202にロードされてからCPU201によって実行される。
【0023】
受信側のシステム構成を図3に示す。図1で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図3において、301は所定のプロトコルに従ってデータを受信する受信部、302は受信したデータを伸長分離する受信データ分離部、303は分離されたデータを記憶するデータ記憶手段、304は分離された記述子のうちデータ処理記述子を記憶するデータ処理記述子記憶手段、305は条件記述子を記憶する条件記述子記憶手段、306はイベント記述子を記憶するイベント記述子記憶手段、307はデータ処理記述子に基づいて、データ記憶手段303に記憶されたデータの処理を行うデータ処理部、308は条件記述子に基づいて条件の評価を行う条件評価部、309はイベント記述子に基づいてイベントの発生を受け取るイベント受理部、310はデータを表示するデータ表示手段、311はユーザからの入力を受けつけるユーザ入力手段である。
【0024】
以上のように構成されたシステムが実行される形態のハードウェア構成図を図4に示す。図4は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。
【0025】
また、図2、および図3で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。401はグラフィックユーザーインターフェースを実現するために画像データ等を蓄えるVRAMである。
【0026】
以上のように構成されたシステムの動作を送信側、受信側の順に説明する。送信側の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
【0027】
例えば、電子レンジの故障が起きたときにユーザが電子レンジのスタートボタンを押すと「ただいま故障しています。となりのレンジを使用してください」の表示を出す処理のための条件を送受信する例について説明する。この例では、図6に示すようなGUIによって送信データの指定とデータ処理方法の指定を行うものとする。
【0028】
<ステップa1>
送信したいデータを指定する。この例では、「ただいま故障しています。となりのレンジを使用してください。」という文章を"DATA1.TXT"としてエディタで作成し、送信データとして指定する。
【0029】
<ステップa2>
そしてデータ処理方法を指定する。この例では、ユーザがスタートボタンを押したときにデータの表示を行わせたいので、イベントとして「スタートボタンを押す」を選び、条件としては「電子レンジの故障」を選び、最後に具体的データの処理方法としては「表示する」を選ぶ。
【0030】
<ステップa3>
送信ボタンが押されるまで、ステップa2のデータ処理方法の指定を受けつける。送信ボタンが押された場合にはステップa4に進む。
【0031】
<ステップa4>
指定されたデータ処理方法に基づいて、イベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子を生成する。生成される記述子の例を図7に示す。
【0032】
<ステップa5>
送信データ合成部104により、指定されたデータと各識別子を圧縮し合成する。
【0033】
<ステップa6>
送信部105により、所定のプロトコルによりモデム106を介してデータの送信を行いステップを終了する。
【0034】
なお、施の形態では、送信するデータとしてテキストデータを用いたが、GIF、JPEGなどの画像データ、およびMPEGなどの画像データ、あるいは、HTMLやXMLなどの言語を用いて記述されたデータでも良い。
【0035】
また、受信側で実行可能なバイナリ(バイトコードを含む)やプログラムをデータとして送信しても良い。これは受信装置側のソフトウェアのバージョンアップなどに利用することができる。また、データ処理記述子に受信側の装置を直接制御するコマンドやプログラムを記述する場合や、表示データをデータ処理記述子に含めて記述する場合など、処理すべきデータ本体は必ずしもなくても良い(クレーム13,14に対応する)。また、MIMEのマルチパートなどを用いて、それぞれの記述子をまとめて記述しても良い。
【0036】
また、施の形態では、通信機器としてモデムを用いたが、使用する通信路(ディジタル回線、インターネット、ディジタル放送など)に応じて他の通信機器を用いても良いことは言うまでもない。通信プロトコルは、独自のものであっても良いし、XMODEM、FTP、HTTP、SMTP、あるいはG3のBFTなど何でも良い。
【0037】
次に受信側の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
【0038】
<ステップb1>
リンガ待ち受け状態で待機し、リンガを受理した場合にオフフックして回線を接続する。
【0039】
<ステップb2>
モデム106を介して所定のプロトコルでデータを受信する。
【0040】
<ステップb3>
ステップb2でデータの受信を完了した場合、受信データを伸長してデータとイベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子の各識別子に分割する。
【0041】
<ステップb4>
分割されたデータをデータ記憶手段303に、データ処理記述子をデータ処理記述子記憶手段304に、条件記述子を条件記述子記憶手段305に、イベント記述子をイベント記述子記憶手段306にそれぞれ格納する。
【0042】
<ステップb5>
イベント受理部309でイベント記述子に記述されているイベントを受け取る。イベントを受け取った場合は対応するイベント記述子をもってステップb6に進む。この例では、ユーザ入力手段311からの「スタートボタンを押す」をイベントとして受理する。
【0043】
<ステップb6>
ステップb5のイベント記述子と対応づけられた条件記述子の条件を条件評価部308で評価する。条件が満たされている場合にはステップb7に進む。ここでは、「電子レンジが故障している」かどうかを判別する。
【0044】
<ステップb7>
ステップb6で条件が満たされた条件記述子に対応するデータ処理記述子に基づいて、データ処理部307でデータの処理を行いステップを終了する。ここでは、「ただいま故障しています。となりのレンジを使用してください」の表示をデータ表示手段310に表示する。
【0045】
なお、データ処理としては上記実施の形態では最も単純な表示を例として挙げたが、条件記述子にユーザプロファイルに関する条件を記述し、ユーザに合わせてデータ内容を編集したりする処理を記述しても良い。
【0046】
このようなデータ送信方法、および受信処理方法を用いることにより、受信側のイベントによって条件判断を行うイベント駆動型ルールを送信し、受信側の状況に応じた動作を実行させることが可能になる。
【0047】
以上要するにまとめると、一般に、ユーザ入力などのイベントは予期しないとき、不定期に起こるため、ユーザ入力をCPUから定期的に監視する手法では負担が多くなりすぎるので、この実施の形態1のようにイベント駆動型の処理にするメリットは大きい。
【0048】
施の形態2)
図9は、本発明に関連する発明の第2の実施形態に係わる送信側のシステム構成図である。図1に示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図9において、107は時間制約を指定する時間制約指定手段、108は時間制約指定手段107で指定された時間制約に基づいて、イベント制約時間記述子、条件時間制約記述子、および処理時間制約記述子を生成する時間制約記述子生成部、なお送信データ合成部104では各時間制約記述子を含めて合成するものとする。
【0049】
以上のように構成された送信側のシステムが実行される形態のハードウェア構成図を図10に示す。図10は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図9で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0050】
受信側のシステム構成を図11に示す。なお、図11に示す実施の形態では、イベント時間制約のみがある場合である。図9で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図11において、312は受信したデータから分離されたイベント時間制約記述子を記憶するイベント時間制約記述子記憶手段、313はイベント時間制約記述子に基づいてイベント受理の有効、無効を管理するイベント受理管理部、314は現在時刻の保持と時間間隔の計測を行う計時手段である。
【0051】
以上のように構成されたシステムが実行される形態のハードウェア構成図を図12に示す。図12は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図2、および図11で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0052】
以上のように構成されたシステムの動作を送信側、受信側の順に説明する。送信側の動作を図13のフローチャートを用いて説明する。
【0053】
例えば、応募に有効期限のあるプレゼント情報を送信する場合について説明する。応募ボタンを選択したときに、9月30日までは、応募用の入力フォーマットを表示し、10月1日からは「応募は締め切らせていただきました。」という表示を出すものとする。
【0054】
<ステップc1>
送信したいデータを指定する。この例では、情報本体と応募用の入力フォーマット("FORM1.DAT")と「応募は締め切らせていただきました。」という文章("DATA2.TXT")を作成し、送信データとして指定する。
【0055】
<ステップc2>
データ処理方法を指定する。この例では、ユーザが応募ボタンを押した時に、所定の情報を表示するように指定する。後述する時間制約に応じて2種類の異なる表示を行うので、それぞれの場合について表示処理の指定を行う。表示に関する条件が特になければ、条件については指定しないで良い。条件を指定しない場合は条件は常に成立するものとみなす。
【0056】
<ステップc3>
イベント受理に関する時間制約について指定する。この例では、応募ボタンが押されるという同じイベントに対して、日時に合わせて表示する内容を変更したいので、ステップc2で指定された2つの表示処理について、それぞれ9月30日まで有効、および10月1日から有効になるようにイベント時間制約をつける。
【0057】
<ステップc4>
送信ボタンが押されるまで、ステップc3の時間制約の指定を受けつける。送信ボタンが押された場合にはステップc5に進む。
【0058】
<ステップc5>
指定されたデータ処理方法に基づいて、イベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子を生成し、指定された時間制約に従って、イベント時間制約記述子を生成する。この例では、時間帯によって異なる処理を実行するため、時間制約のみ異なる同じイベント記述子を持つ2組の記述子のセットを生成する。ステップc5で生成される記述子の例を図14に示す。
【0059】
<ステップc6>
送信データ合成部104により、指定されたデータと各識別子を圧縮し合成する。
【0060】
<ステップc7>
送信部105により、所定のプロトコルによりモデム106を介してデータの送信を行いステップを終了する。
【0061】
なお、施の形態では、イベントに関する時間制約のみを取り上げたが、条件、データ処理に関する時間制約を指定できることは言うまでもない。条件、データ処理に関する時間制約を指定した場合は、ステップc5において、それぞれ条件時間制約記述子、処理時間制約記述子が生成され、ステップc6ですべての記述子が圧縮合成されるものとする。
【0062】
次に受信側の動作を図15のフローチャートを用いて説明する。
【0063】
<ステップd1>
リンガ待ち受け状態で待機し、リンガを受理した場合にオフフックして回線を接続する。
【0064】
<ステップd2>
モデム106を介して所定のプロトコルでデータを受信する。
【0065】
<ステップd3>
ステップd2でデータの受信を完了した場合、受信データを伸長してデータとイベント時間制約記述子、イベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子の各識別子に分割する。
【0066】
<ステップd4>
分割されたデータをデータ記憶手段303に、データ処理記述子をデータ処理記述子記憶手段304に、条件記述子を条件記述子記憶手段305に、イベント記述子をイベント記述子記憶手段306に、イベント時間制約記述子をイベント時間制約記述子記憶手段312にそれぞれ格納する。
【0067】
<ステップd5>
イベント時間制約記述子を参照し、各イベント記述子が有効状態になる期間を管理する時間テーブルを生成する。この例は、9月30日までは図14の(a)の記述子が有効、10月1日以降では図14の(b)の記述子が有効になる時間テーブルを生成する。
【0068】
<ステップd6>
ステップd5で生成した時間テーブルに基づいてイベント受理部309で現在受理が有効になっているイベント記述子に対応するイベントを受理する。イベントを受理した場合はステップd6に進む。この例では、図14の(a)、(b)のどちらの記述子も同じイベントを受理するように指定されているため、結果として日時にかかわらずユーザ入力手段311からの「応募ボタンを押す」をイベントとして受理する(イベント受理によって、評価される条件、実行されるデータ処理は異なる)。
【0069】
<ステップd7>
ステップd6で現在有効なイベント記述子と対応づけられた条件記述子の条件を条件評価部308で評価する。条件が満たされている場合にはステップd8に進む。この例では、条件は指定されていないので、無条件に満たされているものとみなされる。
【0070】
<ステップd8>
ステップd7で条件が満たされた条件記述子に対応するデータ処理記述子に基づいて、データ処理部307でデータの処理を行いステップを終了する。ここでは、9月30日までであれば図14の(a)のデータ処理を実行して応募フォーマットの表示を行い、10月1日以降では図14の(b)のデータ処理を実行して「応募を締め切らせていただきました」の表示をデータ表示手段310に表示する。
【0071】
なお、データ処理としては最も単純な表示を例として挙げたが、例えば販売システムなどでは、18:00以降で売り上げ目標の80%なら値引きして売るといった処理を記述しても良い。
【0072】
このようなデータ送信方法、および受信処理方法を用いることにより、イベントが起こる日時によって、そのイベントに対応する処理を受信側で自動的に変更が可能なルールを送信側で簡単に作成して送信することができる。このため、時間帯によって同じイベントに対する処理を変えたり、特定の時間帯のみ有効な処理を実現できる。
【0073】
施の形態3)
本発明に関連する発明の第3の実施形態に係わる送信側のシステム構成、ハードウェア構成は、それぞれ図9、図10に示す構成と同一であるため説明を省略する。
【0074】
受信側のシステム構成を図16に示す。図11で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図16において、315は受信データより分離された条件時間制約記述子を格納する条件時間制約記述子記憶手段、316は条件時間制約記述子に基づいて条件評価を制御する条件評価制御部である。
【0075】
以上のように構成されたシステムが実行される形態のハードウェア構成は、図12に示すハードウェア構成と同一のため説明を省略する。
【0076】
以上のように構成されたシステムの動作を説明する。送信側については図13のフローチャートに示すものとほぼ同じであるため説明を省略し、受信側についてのみを図17に示すフローチャートを用いて説明する。
【0077】
例えば、在庫管理において、商品が納入されてから1ヶ月間以上所定の商品が売れなければ、センターに連絡するような場合について説明する。
【0078】
<ステップe1>
リンガ待ち受け状態で待機し、リンガを受理した場合にオフフックして回線を接続する。
【0079】
<ステップe2>
モデム106を介して所定のプロトコルでデータを受信する。
【0080】
<ステップe3>
ステップe2でデータの受信を完了した場合、受信データを伸長してデータとイベント記述子、条件時間制約記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子の各識別子に分割する。
【0081】
<ステップe4>
分割されたデータをデータ記憶手段303に、データ処理記述子をデータ処理記述子記憶手段304に、条件記述子を条件記述子記憶手段305に、イベント記述子をイベント記述子記憶手段306に、条件時間制約記述子を条件時間制約記述子記憶手段315にそれぞれ格納する。
【0082】
<ステップe5>
イベント受理部309でイベント記述子に記述されているイベントを受理する。イベントを受理した場合はステップe6に進む。この例は、ユーザ入力手段311からの「商品の納入」をイベントとして受理する。
【0083】
<ステップe6>
条件時間制約記述子に基づいて、条件評価の時間テーブルを生成する。
【0084】
<ステップe7>
ステップe6で生成した時間テーブルに基づいて、条件評価制御部316の制御を受けて時間的な制約を考慮しながら条件評価部308で条件の評価を行う。条件が満たされた場合にはステップe7に進む。この例では、商品が納入されてからの商品の在庫時間を計測し、その時間が1ヶ月を超えたときに条件が成立する。
【0085】
<ステップe8>
ステップe6の条件記述子に対応するデータ処理記述子の内容に基づいて、データ処理部307でデータの処理を行いステップを終了する。この例では、センターへの連絡を行う。
【0086】
このようなデータ送信方法、および受信処理方法を用いることにより、継続的に評価が必要な条件を含む場合についても対応できる。
【0087】
施の形態4)
本発明に関連する発明の第4の実施形態に係わる送信側のシステム構成、ハードウェア構成は、それぞれ図9、図10に示す構成と同一であるため説明を省略する。
【0088】
受信側のシステム構成を図18に示す。図11で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図18において、317は受信データより分離された処理時間制約記述子を格納する処理時間制約記述子記憶手段、318は処理時間制約記述子に基づいてデータ処理を行う時刻を制御する処理時刻制御部である。
【0089】
以上のように構成されたシステムが実行される形態のハードウェア構成は、図12に示すハードウェア構成と同一のため説明を省略する。
【0090】
以上のように構成されたシステムの動作を説明する。送信側については図13のフローチャートに示すものとほぼ同じであるため説明を省略し、受信側についてのみを図19に示すフローチャートを用いて説明する。
【0091】
ここでは、送信すべきメッセージを受けつけると、至急の指定がない場合には23:00以降の深夜の安い時間に受けつけたメッセージの送信を行う例について説明する。
【0092】
<ステップf1>
リンガ待ち受け状態で待機し、リンガを受理した場合にオフフックして回線を接続する。
【0093】
<ステップf2>
モデム106を介して所定のプロトコルでデータを受信する。
【0094】
<ステップf3>
ステップf2でデータの受信を完了した場合、受信データを伸長してデータとイベント記述子、条件記述子、処理時間制約記述子、およびデータ処理記述子の各識別子に分割する。
【0095】
<ステップf4>
分割されたデータをデータ記憶手段303に、データ処理記述子をデータ処理記述子記憶手段304に、条件記述子を条件記述子記憶手段305に、イベント記述子をイベント記述子記憶手段306に、処理時間制約記述子を処理時間制約記述子記憶手段317にそれぞれ格納する。
【0096】
<ステップf5>
イベント受理部309でイベント記述子に記述されているイベントを受理する。イベントを受理した場合はステップf6に進む。この例は、ユーザ入力手段311からの「メッセージの送信要求」をイベントとして受理する。
【0097】
<ステップf6>
ステップf5で有効なイベント記述子と対応づけられた条件記述子に記述されている条件を条件評価部308で評価する。条件が満たされた場合にはステップf7に進む。この例では、送信要求を出したメッセージに「至急」の指定がない場合に条件が成立する。
【0098】
<ステップf7>
ステップf6の条件記述子に対応するデータ処理記述子に記述された処理の準備を行い、処理時間制約記述子の指定に従って処理時刻制御部がデータ処理の開始をデータ処理部307に通知する。この例の場合、23:00を過ぎた時点で送信すべきメッセージがある場合には、送信の実行がデータ処理部に通知される。
【0099】
<ステップf8>
データ処理の開始を通知されたデータ処理部307はデータの処理を実行し、ステップを終了する。この例では、メッセージの送信を行う。
【0100】
このようなデータ送信方法、および受信処理方法を用いることにより、イベント検出と条件評価の時間とは、別な時間に処理の実行を行わせることができるので、通話料金の安い時間に通信を行ったり、センターへのアクセスが集中しないように地域ごとにアクセスする時間をずらしたりすることが可能になる。
【0101】
施の形態5)
図20は、本発明に関連する発明の第5の実施形態に係わる送信側のシステム構成図である。図20において、501は放送信号に対して圧縮などを含めた適切な符号化処理を行う信号符号化部、502は信号符号化部の符号化に同期してイベント記述子の符号化を行うイベント記述子符号化部、503は信号符号化部の符号化に同期してイベント記述子と対応づけられたルールの符号化を行うルール符号化部、504は信号符号化部の符号化に同期して付加情報の符号化を行う付加情報符号化部、505は符号化された放送信号、記述子、付加情報の多重化処理を行う多重化部、506は多重化された信号に対し、チャネルコーデックや変調などの送信に必要な処理を行う送信部、507は所定の高い周波数に変調するアップコンバータ、508は送信アンテナである。
【0102】
以上のように構成された送信側のシステムが実行される形態のハードウェア構成図を図21に示す。図21は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図2、図20で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0103】
受信側のシステム構成を図22に示す。図3で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図22において、701は受信アンテナ、702は受信アンテナより受信した衛星波を所定の低い周波数に変調するダウンコンバータ、703はディジタル放送用受信チューナ、704はチューナによって選局された信号を映像情報、音声情報からなる放送信号と、イベント記述子と、ルールと、付加情報とに分離する分離部、705は符号化された放送信号を復号化する信号復号化部、706は符号化されたイベント記述子を復号化するイベント記述子復号化部、707は符号化されたルールを復号化するルール復号化部、708は符号化された付加情報を復号化する付加情報復号化部、709はルールの条件評価と実行を行うルール実行部、710はモニタ、711はスピーカである。
【0104】
以上のように構成されたシステムが実行される形態のハードウェア構成図を図23に示す。図23は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図2、および図22で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0105】
以上のように構成されたシステムの動作を送信側、受信側の順に説明する。送信側の動作を図24のフローチャートを用いて説明する。
【0106】
ここでは、付加情報を受信したことをイベントとして、オンスクリーン表示が有効であれば、「付加情報を受信中です」とモニタに表示するルール1とユーザが表示ボタンを押すことをイベントとして、付加情報を受信中であれば、付加情報の内容をモニタに表示するルール2を送付する例について説明する。
【0107】
<ステップg1>
標準テレビ信号、ハイビジョン信号などの映像情報と、これに関連した音声情報からなる放送信号に対して、信号符号化部501により圧縮などを含めた適切な符号化処理を行う。
【0108】
<ステップg2>
ステップg1で符号化した放送信号に関連した付加情報があるかどうか調べ、付加情報がある場合にはステップg3に進む。そうでない場合はステップg8に進む。
【0109】
<ステップg3>
多重化して送信する付加情報を付加情報符号化部504によりステップg1と同様の方法で符号化する。
【0110】
<ステップg4>
付加情報に対しての処理条件と処理内容をルールとして指定し、さらにルールを発火させるイベントを指定する。指定された内容に従って、ルール、およびイベント記述子を生成する。ここでは、ルール1、ルール2を指定する。生成される記述子を図25に示す。
【0111】
<ステップg5>
イベント記述子符号化部502によりイベント記述子の符号化を行う。
【0112】
<ステップg5>
ルール符号化部503によりルールの符号化を行う。
【0113】
<ステップg7>
符号化された放送信号と付加情報とイベント記述子とルールを入力として多重化部505により多重化処理を施す。
【0114】
<ステップg8>
ステップg7で多重化された信号に対し、チャンネルコーデックや変調などの必要な処理を送信部506で施してディジタル放送用送信信号に変調する。
【0115】
<ステップg9>
アップコンバータ507を経て送信アンテナ508で放送衛星に向けて送信する。
【0116】
次に受信側の動作を図26のフローチャートを用いて説明する。
【0117】
<ステップh1>
受信アンテナ701で受信した衛星波をダウンコンバータ702によって所定の周波数帯にダウンコンバートし、ディジタル放送用チューナ703を経てディジタル復調器に供給して選局、復調処理を施す。
【0118】
<ステップh2>
ステップh1で選局、復調されたディジタル放送信号を分離部704で映像情報、音声情報からなる番組情報とイベント記述子とルールと付加情報とに分離する。
【0119】
<ステップh3>
イベント記述子復号化部706により受信信号中のイベント記述子を復号する。
【0120】
<ステップh4>
ルール復号化部707により受信信号中のルールを復号する。
【0121】
<ステップh5>
付加情報復号化部708により受信信号中の付加情報を復号する。
【0122】
<ステップh6>
ステップh3で復号したイベント記述子に対応するイベントの受理を行う。イベントが受理された場合にはステップh7に進む。この例では、「付加情報を受信」というイベントを受理するか、「表示ボタンが押された」というイベントが受理された場合に次のステップに進む。
【0123】
<ステップh7>
ステップh6で受理したイベント記述子に対応するルールの条件の評価と実行を行いステップを終了する。この例では、付加情報を受信した場合には、ルール1を実行してオンスクリーン表示が有効かどうかを調べ、有効である場合にはモニタ710に「付加情報を受信中です」の表示を行う。また、ユーザが表示ボタンを押したときには、ルール2を実行して付加情報が受信中であれば、付加情報の表示を行う。
【0124】
このようなディジタル放送用送信方法、および受信処理方法を用いることにより、受信側のイベントによって条件判断を行うイベント駆動型ルールを送信し、受信側の状況に応じた動作を実行させることが可能になる。
【0125】
なお、本発明に関連する発明は、上記実施の形態では、CPUに対する割り込みをイベントとして扱ったが、本発明に関連する発明のイベントはこれに限らず、監視する必要のない外部から発生する事象のことである。
【0127】
次に、発明に関連するの発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
【0128】
施の形態
図27は、本発明に関連する別の発明のの実施の形態に係わる書き込み側のシステム構成図である。図27において、101Aは記憶すべきデータを指定するデータ指定手段、102Aはデータを読み出し側でどのように処理するかを指定するデータ処理方法指定手段、103Aはデータ処理方法指定手段102Aで指定されたデータ処理の仕方に従って、イベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子を生成する記述子生成部、104はデータと各記述子を所定のファイルフォーマットに変換するファイル作成部、105Aはファイル作成部104Aで作成されたファイルを所定の記憶媒体に書き込むファイル書き込み部である。
【0129】
以上のように構成された書き込み側のシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図28に示す。図28は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図27で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図28において202Aはプログラムを記憶する揮発性メモリからなる主記憶装置、203Aはプログラムやデータを記憶しておく不揮発性メモリからなる補助記憶装置、201Aは主記憶装置202Aに記憶されているプログラムを実行するCPUである。先にも述べたように本ハードウェア構成は基本的に汎用の計算機システムと同じであり、補助記憶装置203Aに記憶されているプログラムは主記憶装置202AにロードされてからCPU201Aによって実行される。
【0130】
読み出し側のシステム構成を図29に示す。図27で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図29において、301Aは所定の記憶媒体からファイルを読み出すファイル読み出し部、302Aは読み出したファイルから各記述子を取り出して分離する記述子分離部、303Aは分離された記述子のうちデータ処理記述子を記憶するデータ処理記述子記憶手段、304Aは条件記述子を記憶する条件記述子記憶手段、305Aはイベント記述子を記憶するイベント記述子記憶手段、306Aはデータ処理記述子に基づいてデータの処理を行うデータ処理部、307Aは条件記述子に基づいて条件の評価を行う条件評価部、308Aはイベント記述子に基づいてイベントの受理を行うイベント受理部、309Aはデータを表示するデータ表示手段、310Aは時刻を返す計時手段である。
【0131】
以上のように構成されたシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図30に示す。図30は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図29で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0132】
以上のように構成されたシステムの動作を書き込み側、読み出し側の順に説明する。まず書き込み側の動作を図31のフローチャートを用いて説明する。
【0133】
例えば、家族への伝言を書き込み側で作成してフラッシュカードに書き込み、読み出し側にフラッシュカードを差し込むと、伝言を表示するように設定した時間に伝言を表示する例について説明する。
<ステップa1>
表示したい伝言をデータ指定手段101Aにより指定する。この例では、「洗濯物をとりこんでおいて」という伝言をテキストエディタにより入力する。
【0134】
<ステップa2>
データ処理方法指定手段102Aよりデータ処理の仕方を指定する。この例では、所定の時刻に伝言の表示を行わせたいので、イベントとして「タイマーのカウント完了」、条件としては「15:00」を設定し、最後にデータの具体的処理方法としては「表示する」を設定する。データ指定、データ処理方法指定の画面例を図32に示す。
【0135】
<ステップa3>
決定ボタンが押されるまで、ステップa2のデータ処理方法の指定を受けつける。決定ボタンが押された場合にはステップa4に進む。
【0136】
<ステップa4>
指定されたデータ処理方法に基づいて、イベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子を生成する。
【0137】
<ステップa5>
ファイル作成部104Aにより、指定されたデータと各記述子を所定のファイル形式に変換する。生成されるファイル形式の例を図33に示す。ここでは、各記述子をRULE1.TXTというファイルに変換し、データをDATA1.TXTというファイルに変換している。RULE1.TXTでは、DATA1.TXTが表示データとして関連づけられている。
【0138】
<ステップa6>
ファイル書き込み部105Aにより、フラッシュカードにファイルを書き込みステップを終了する。
【0139】
なお、上記では伝言の入力方法としてテキストエディタによる文字入力を用いたが、他にタブレットを用いた入力や、マイクを用いた音声入力、カメラを用いた画像入力でも良い。
【0140】
さらに、ファイル形式としてテキスト形式のファイルを用いたが、バイナリ形式であっても良い。
【0141】
さらに、ファイルシステムとしては、一般的なOSで用いられる形式のものについて説明したが、独自のフォーマットであっても良い。
【0142】
次に読み出し側の動作を図34のフローチャートを用いて説明する。
【0143】
<ステップb1>
フラッシュカードが挿入されたかどうかを調べる。フラッシュカードが挿入されている場合には、ステップb2に進む。
【0144】
<ステップb2>
ファイル読み出し部106Aから記述子のファイルを読み出す。
【0145】
<ステップb3>
ステップb2で読み出したファイルからイベント記述子、条件記述子、およびデータ処理記述子の各記述子に分割する。
【0146】
<ステップb4>
分割されたデータ処理記述子をデータ処理記述子記憶手段303Aに、条件記述子を条件記述子記憶手段304Aに、イベント記述子をイベント記述子記憶手段305Aにそれぞれ格納する。
【0147】
<ステップb5>
イベント受理部308Aでイベント記述子に記述されているイベントを受理する。イベントを受理した場合はステップb6に進む。この例では、計時手段310Aからの「タイマー割り込み」をイベントとして受理する。
【0148】
<ステップb6>
ステップb5のイベント記述子と対応づけられた条件記述子の条件を条件評価部308Aで評価する。条件が満たされている場合にはステップb7に進む。ここでは、「15:00」かどうかを判別する。
【0149】
<ステップb7>
ステップb6で条件が満たされた条件記述子に対応するデータ処理記述子に基づいて、記憶媒体から対応するデータのファイルを読み出し、データ処理部307Aでデータの処理を行いステップを終了する。ここでは、「洗濯物をとりこんでおいて」の表示をデータ表示手段309Aに表示する。
【0150】
このように読み出し側は、フラッシュカードが挿入されたら、自動的に各記述子を読み込み、イベント記述子に記述されているイベントを自動的に受理するように待ち受け状態になり、イベントが発生するのを待つ。
【0151】
なお、データ処理としては最も単純な伝言表示を例として挙げたが、料理のレシピなどの手順を、経過時間をイベントとして音声で案内しても良い。
【0152】
さらに、記憶媒体としてフラッシュカードを例に挙げたが、ハードディスクなど他のリムーバブルメディアであっても良いことは言うまでもないし、CD−ROMなどのROM(Read Only Memory)をメディアとして利用しても良い。
【0154】
このようなイベント駆動型ファイル作成装置、イベント駆動型ファイル読みとり装置、データ記憶方法及びデータ処理方法を用いることにより、例えば、書き込み側をパーソナルコンピュータのソフトとして実現し、読み出し側をテレビに接続するアダプターとして実現することができる。これにより、比較的複雑なデータの作成を可能にするとともに、読み出し側を簡易で安価な構成にすることができる。また、伝言を見る側は特別な操作を必要としないので、子供やお年寄りでも簡単に利用できるなどのメリットがある。
【0155】
施の形態
図35は、本発明に関連する別の発明のの実施の形態に係わる書き込み側のシステム構成図である。図35は図27で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0156】
図35において、501Aはデータを送信する相手先電話番号とデータを送信するタイミングを時刻、あるいはイベントで指定するデータ送信方法指定手段である。
【0157】
以上のように構成された書き込み側のシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図36に示す。図36は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図28、図35で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0158】
送信(読み出し)側のシステム構成を図37に示す。図29に示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図37において、701Aは分離された記述子のうち送信先記述子を記憶する送信先記述子記憶手段、702Aは送信先記述子に基づいて、イベント記述子に対応づけられたデータを送信するデータ送信部、703Aはモデムである。
【0159】
以上のように構成されたシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図38に示す。図38は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図28、および図37で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0160】
ここでは、フラッシュカードに画像データを記録して送信する場合について説明する。
【0161】
まず、フラッシュカードへのファイルの書き込みについて、図39のフローチャートを用いて説明する。
【0162】
<ステップc1>
送信したい画像をデータ指定手段101Aにより選択する。
【0163】
<ステップc2>
データ送信方法として、送信先、および送信を開始するイベントを送信方法指定手段501Aより指定する。ここでは、フラッシュカードを差し込んだらすぐに送信を行いたいものと仮定し、「フラッシュカードの挿入」をイベントとして指定する。データ指定、および送信方法指定の画面の例を図40に示す。
【0164】
<ステップc3>
決定ボタンが押されるまで、ステップc1からc2の指定を受けつける。決定ボタンが押された場合にはステップc4に進む。
【0165】
<ステップc4>
イベント記述子、送信先記述子を生成する。
【0166】
<ステップc5>
ファイル作成部104Aにより、指定された画像データと各記述子を所定のファイル形式に変換する。生成されるファイルの例を図41に示す。
【0167】
<ステップc6>
ファイル書き込み部105Aにより、フラッシュカードにステップc5で生成したファイルを書き込みステップを終了する。
【0168】
次に読み出し側としてデータ送信装置の動作を図42のフローチャートを用いて説明する。
【0169】
<ステップd1>
フラッシュカードが挿入されたかどうかを調べる。フラッシュカードが挿入されている場合には、ステップd2に進む。
【0170】
<ステップd2>
ファイル読み出し部106Aから記述子のファイルを読み出す。
【0171】
<ステップd3>
ステップd2で読み出したファイルからイベント記述子、送信先記述子の各識別子に分割する。
【0172】
<ステップd4>
分割された送信先記述子を送信先記述子記憶手段701Aに、イベント記述子をイベント記述子記憶手段305Aにそれぞれ格納する。
【0173】
<ステップd5>
イベント受理部308Aでイベント記述子に記述されているイベントを受理する。イベントを受理した場合はステップd6に進む。この例では、「カード挿入」をイベントとするため、カード挿入があると直ちにイベントが起こったものとみなされる。
【0174】
<ステップd6>
送信先記述子の情報に基づいて、フラッシュカードから対応するデータのファイルを読み出し、データ送信部702Aによりモデム703Aを介してデータの送信処理を行いステップを終了する。
【0175】
なお、送信のためのイベントとしては、「カード挿入」の他に、料金の安い時間に送信するように、時刻を指定する「タイマーによる所定時刻におけるカウント完了」をイベントとして設定しても良い。
【0176】
さらに、記憶媒体としてフラッシュカード以外のものを利用しても良いことはいうまでもない。
【0177】
さらに、送信データとしては、画像データについて説明したが、ディジタルデータであれば、MPEGなどの動画やファクシミリデータ、プログラムデータなど何でも良い。
【0178】
さらに、書き込み側を電話回線に接続することで、各記述子とデータの組をダウンロードできるようにしても構わない。
【0180】
以上のように、書き込み側でデータの送信相手先の情報や送信時刻などをイベント駆動型のデータ処理記述子としてデータと共に記録メディアに書き込むことにより、電話回線のあるところに送信装置のみを設置して記録メディアを差し込むだけで送信処理を行うことが可能になるため、電話回線の引き回しなどの問題を解決できるなどのメリットがある。
【0181】
施の形態
図43は、本発明に関連する別の発明のの実施の形態に係わる書き込み側のシステム構成図である。図43は図27で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0182】
図43において、901Aは加熱制御データを入力する加熱制御データ入力手段、902Aは、加熱制御データを利用するメニュー番号と、加熱制御データを利用できる条件を指定する加熱条件指定手段である。
【0183】
以上のように構成された書き込み側のシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図44に示す。図44は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図28、図43で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0184】
加熱処理(読み出し)側のシステム構成を図45に示す。図29に示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図45において、1101Aは加熱制御データに基づいて加熱処理を行う加熱制御部、1102Aは加熱用ヒータ、1103Aはメニュー番号入力やスタートボタン押すなどのユーザ入力を受けつけるユーザ入力部、1104Aは加熱制御部1101Aが利用する加熱制御データを格納する加熱制御データ格納手段である。
【0185】
以上のように構成されたシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図46に示す。図46は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図28、および図45で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0186】
近年、冷凍食品をあたためてそのまま食べられる商品も多く発売されており、おいしく加熱するために細やかな加熱制御が望まれている。また、新商品に対しても、すばやく対応できることが期待される。
【0187】
そこで、施の形態では加熱制御データをフラッシュカードに記録して、電子レンジによる加熱を行う例について説明する。
【0188】
まず、フラッシュカードへの加熱制御データの書き込みについて、図47のフローチャートを用いて説明する。
【0189】
<ステップe1>
加熱制御データを加熱制御データ入力手段901Aより入力する。入力画面例を図48に示す。図48の例では、600Wで60秒加熱した後、800Wで30秒加熱することを示している。
【0190】
<ステップe2>
加熱データを読み込むイベントとしてのメニュー番号と、外気温度などの条件を加熱条件指定手段902Aより指定する。例えば、メニュー番号として「1」を指定し、条件としては外気温度が0度以上40度以下を指定する。
【0191】
<ステップe3>
加熱制御データと加熱条件が指定されるまでステップe1、e2を繰り返し、指定が終了した場合にはステップe4に進む。
【0192】
<ステップe4>
イベント記述子、条件記述子を生成する。
【0193】
<ステップe5>
ファイル作成部104Aにより、入力された加熱制御データと各記述子を所定のファイル形式に変換する。生成されるファイルの例を図49に示す。
【0194】
<ステップe6>
ファイル書き込み部105Aにより、フラッシュカードにステップe5で生成したファイルを書き込みステップを終了する。
【0195】
次に読み出し側としてデータ送信装置の動作を図50のフローチャートを用いて説明する。
【0196】
<ステップf1>
フラッシュカードが挿入されるとCPUに割り込みが入る。それによってフラッシュカードが挿入されると、ステップf2に進む。
【0197】
<ステップf2>
ファイル読み出し部106Aから記述子のファイルを読み出す。
【0198】
<ステップf3>
ステップf2で読み出したファイルからイベント記述子、条件記述子の各識別子に分割する。
【0199】
<ステップf4>
分割された条件記述子を条件述子記憶手段304Aに、イベント記述子をイベント記述子記憶手段305Aにそれぞれ格納する。
【0200】
<ステップf5>
イベント受理部308Aでイベント記述子に記述されているイベントを受理する。イベントを受理した場合はステップf6に進む。この例では、ユーザ入力部1103Aからのメニュー番号の入力をイベントとして受理する。
【0201】
<ステップf6>
メニュー番号の入力が受理された場合に、対応するイベント記述子を検索し、条件記述子の条件が成立するかどうかを調べ、成立する場合にはステップf7に進む。
【0202】
<ステップf7>
対応する加熱制御データをファイル読み出し部301Aから読み出して、加熱制御データ格納手段1104Aに格納する。
【0203】
<ステップf8>
ユーザ入力部1103Aからスタートボタンが押されるとイベントが発生することになる。押された場合にはステップf9に進む。
【0204】
<ステップf9>
制御データ格納手段1104Aのデータを利用して、加熱制御部1101Aにより加熱用ヒータ1102Aに制御して加熱を行う。以上でステップを終了する。
【0205】
なお、記憶媒体としてはフラッシュカード以外にバーコードや磁気カードを利用しても良い。
【0206】
さらに、条件記述子に記述する条件としては外気温度の他に、庫内温度や食材の重量など何でも良い。
【0207】
さらに、ここでは電子レンジなどの加熱制御を例として挙げたが、操作パネルの入力をイベントとし、センサーの情報を条件とすれば、洗濯機や掃除機などの制御に応用することが可能である。例えば、新しい洗い方を記録メディアにダウンロードして洗濯機に挿入するだけで新型機と同じ洗濯方法を簡単に実現できる。
【0209】
以上のように、書き込み側で加熱制御データをイベント駆動型のデータ処理記述子としてデータと共に記録メディアに書き込むことにより、メニューごとの細かい加熱制御を行うことができ、新しいメニューへの対応も簡単に行える。
【0210】
施の形態
図51は、本発明に関連する別の発明のの実施の形態に係わる書き込み側のシステム構成図である。図51は図27で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0211】
図51において、1301Aは番組の関連情報を指定する関連情報指定手段、1302Aは、番組表の番組の選択動作などの関連情報を表示するイベントと、関連情報を表示できる条件を指定する表示条件指定手段である。
【0212】
以上のように構成されたデータ作成側のシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図52に示す。図52は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図28、図51で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0213】
表示(読み出し)側のシステム構成を図53に示す。図29に示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図53において、1501Aは関連情報を記憶媒体から読み出して表示を行う関連情報表示手段、1502Aは関連情報を表示したい番組をユーザが選択する番組選択手段である。
【0214】
以上のように構成されたシステムが実行される施の形態のハードウェア構成図を図54に示す。図54は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図28、および図53で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0215】
ここでは、予告や出演者プロフィールなどの番組関連情報をCD−ROMに記録して、表示側で番組を選択したときにCD−ROMから関連情報を読み出して表示する例について説明する。
【0216】
まず、CD−ROM用のデータを作成するための番組関連情報の作成について、図55のフローチャートを用いて説明する。
【0217】
<ステップg1>
番組の関連情報を関連情報指定手段1301Aより指定する。ここでは、既に作成されたデータのファイル名を指定するものとする。
【0218】
<ステップg2>
関連情報を表示するイベントとして番組表の番組が選択されたときに得られる番組識別子を指定する。条件記述子としては、番組が放送中かどうかを時間で判別して番組放送時間外なら関連情報を表示するという条件がデフォルトで与えられるものとする。例えば、同じ選択操作でも、この条件記述子により、番組放送中であれば放送中の番組を表示し、それ以外であれば関連情報を表示することができる。
【0219】
<ステップg3>
ステップg1、g2を繰り返し、CD−ROMに記録したい情報をすべて選択したらステップg4に進む。
【0220】
<ステップg4>
すべての選択された情報に対して、イベント記述子、条件記述子を生成する。
【0221】
<ステップg5>
ファイル作成部104Aにより、入力された関連情報と各記述子を所定のファイル形式に変換する。生成されるファイルの例を図56に示す。
【0222】
<ステップg6>
ファイル書き込み部105Aにより、CD−ROMのマスターとしてステップg5で生成したファイルを書き出してステップを終了する。
【0223】
実際には、ここで作成されたマスターからCD−ROMがプレスされる。次に表示(読み出し)側の動作を図57のフローチャートを用いて説明する。
【0224】
<ステップh1>
CD−ROMが挿入されたかどうかを調べる。CD−ROMが挿入されている場合には、ステップh2に進む。
【0225】
<ステップh2>
ファイル読み出し部106Aから記述子のファイルを読み出す。
【0226】
<ステップh3>
ステップf2で読み出したファイルからイベント記述子、条件記述子の各識別子に分割する。
【0227】
<ステップh4>
分割された条件記述子を条件記述子記憶手段304Aに、イベント記述子をイベント記述子記憶手段305Aにそれぞれ格納する。
【0228】
<ステップh5>
イベント受理部308Aでイベント記述子に記述されているイベントを受理する。イベントを受理した場合はステップf6に進む。この例では、番組表の番組が選択されたことをイベントとして受理する。
【0229】
<ステップh6>
番組の選択が受理された場合に、対応する関連情報の条件記述子の条件が成立するかどうかを調べ、成立する場合にはステップf7に進む。この例では、放送予定時間帯と計時手段310Aから得られる現在時刻とを比較して、現在時刻が放送予定時間帯に含まれていない場合に条件が成立する。
【0230】
<ステップh7>
対応する関連情報をファイル読み出し部301Aから読み出して、関連情報表示手段1501Aに表示してステップを終了する。表示方法については、ポップアップ表示、2画面表示、ピクチャーインピクチャーなど何でも構わない。
【0231】
なお、記憶媒体としてはCD−ROM以外にDVD−ROMなどのROMや、フロッピーディスクなど何でも良い。
【0232】
以上のように、書き込み側で関連情報をイベント駆動型のデータ処理記述子(ルール)としてデータと共に記録メディアに書き込むことにより、読み出し側でルールのインタプリタを用意しておくのみで、関連データの表示などの連携動作を実現することができる。一般に、電子番組ガイドでは、送信できる情報の量が制限されているため、あまり詳しい情報を送信することは難しい。そこで、番組ガイドなどの出版メディアと提携して、CD−ROMに本発明に関連する別の発明の記述子を記録した関連情報を入れることにより、ユーザメリットを拡大することができる。
【0234】
なお、本発明に関連する別の発明のイベント記述子、条件記述子、データ処理記述子にそれぞれ時間的制約を課すイベント時間制約記述子、条件時間制約記述子、処理時間制約記述子を設けることも出来る。イベント時間制約記述子は、記述されている場合には、イベントの受理は、イベント時間制約記述子で記述されている時間帯でのみ有効になる。その時間帯以外ではイベントを受理しないようにすることが出来る。条件時間制約記述子は、記述されている場合には、条件の判断は、条件時間制約記述子で記述されている時間帯で行われる。それ以外の時間帯では条件の判断は行わないようにすることが出来る。処理時間制約記述子は、記述されている場合には、データの処理は、処理時間制約記述子が記述されている時間帯に実行される。それ以外の時間帯には処理が行われないようにすることが出来る。このように時間的制約を課すことによってより柔軟にデータ処理方法の指定ができるようになる。
【0235】
なお、本発明に関連する別の発明は、上記実施の形態では、CPUに対する割り込みをイベントとして扱ったが、本発明に関連する別の発明のイベントはこれに限らず、監視する必要のない、外部から発生する事象のことである。
【0236】
さらに、本発明に関連する別の発明のイベント駆動型ファイル作成装置、イベント駆動型ファイル読みとり装置、データ記憶方法またはデータ処理方法の各構成要素の全部または一部の機能をコンピュータを利用してソフトウェア的に実現しても構わないし、専用のハード回路、機器を用いて実現しても構わない。
【0237】
さらに、実施の形態9のイベント駆動型ファイル作成装置、イベント駆動型ファイル読みとり装置、データ記憶方法またはデータ処理方法の各構成要素の全部または一部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納していることを特徴とするプログラム記録媒体も発明に関連する別の発明に属する。
本発明に関連する別の発明によれば、イベント駆動型ルールをデータと合わせて記録することにより、指定されたイベントが起こったときに対応する処理が自動実行できるようにする。例えば、記録メディアを差し込んだことをイベントとして駆動されるルールを用意することにより、各種のプラグアンドプレイを実現することが可能になる。また、ルールに対しての時間的制約を許すことにより、効率的な処理を可能にする。
また、パソコンで作成したデータを送信したい場合など、送信したいデータを作成する場所と、電話回線などの通信回線のある場所とが異なっている場合がある。パソコン専用に回線を引いたり、無線で接続する方法で対処することもあるが、費用が高くついたり通信速度に制約を受けるなどの問題がある。本発明に関連する別の発明の方法を用いれば、データ作成側でデータの送信相手先の情報や送信時刻などをイベント駆動型ルールとして記録メディアに書き込むことにより、電話回線のあるところに送信装置のみを設置して記録メディアを差し込むだけで送信処理を行うことが可能になるため、電話回線の引き回しなどの問題を解決できる。
【0238】
次に、発明の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0239】
施の形態1
図58は本発明の第1の実施形態に係わる送信側のシステム構成図である。図58において、101Bは放送信号に対して圧縮などを含めた適切な符号化処理を行う信号符号化部、102Bは信号符号化部の符号化に同期して付加情報格納場所識別子の符号化を行う識別子1符号化部、103Bは信号符号化部の符号化に同期して転送先識別子の符号化を行う識別子2符号化部、104Bは信号符号化部の符号化に同期して付加情報の符号化を行う付加情報符号化部、105Bは符号化された放送信号、識別子、付加情報の多重化処理を行う多重化部、106Bは多重化された信号に対し、チャネルコーデックや変調などの送信に必要な処理を行う送信部、107Bは所定の高い周波数に変調するアップコンバータ、108Bは送信アンテナである。
【0240】
以上のように構成された送信側のシステムが実行される本実施の形態のハードウェア構成図を図59に示す。図59は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図58で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるため、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図59において202Bはプログラムを記憶する揮発性メモリからなる主記憶装置、203Bはプログラムやデータを記憶しておく不揮発性メモリからなる補助記憶装置、201Bは主記憶装置202Bに記憶されているプログラムを実行するCPUである。先にも述べたように本ハードウェア構成は基本的に汎用の計算機システムと同じであり、補助記憶装置203Bに記憶されているプログラムは主記憶装置202BにロードされてからCPU201Bによって実行される。
【0241】
受信側のシステム構成を図60に示す。図60において、301Bは受信アンテナ、302Bは受信アンテナより受信した衛星波を所定の低い周波数に変調するダウンコンバータ、303Bはディジタル放送用受信チューナ、304Bはチューナ303Bによって選局された信号を映像情報、音声情報からなる放送信号と、付加情報格納場所識別子と、転送先識別子と、付加情報とに分離する分離部、305Bは符号化された放送信号を復号化する信号復号化部、306Bは符号化された付加情報格納場所識別子を復号化する識別子1復号化部、307Bは符号化された転送先識別子を復号化する識別子2復号化部、308Bは符号化された付加情報を復号化する付加情報復号化部、309Bは利用機器識別子、もしくは転送先識別子にもとづいて付加情報を転送する転送部、310Bはモニタ、311Bはスピーカである。
【0242】
以上のように構成されたシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図61示す。図61は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図59、および図6で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるため、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0243】
以上のように構成されたシステムの動作を送信側、受信側の順に説明する。送信側の動作を図62のフローチャートを用いて説明する。
<ステップa1>
標準テレビ信号、ハイビジョン信号などの映像情報と、これに関連した音声情報からなる放送信号に対して、信号符号化部101Bにより圧縮などを含めた適切な符号化処理を行う。
【0244】
<ステップa2>
所定の手段によって、ステップa1で符号化した放送信号に関連した付加情報があるかどうか調べ、付加情報がある場合にはステップa3に進む。そうでない場合はステップa8に進む。
【0245】
<ステップa3>
所定の手段によって、付加情報を放送信号に多重化して送信するかどうか判断し、送信する場合にはステップa4に進む。ネットワークなどを介して、受信装置側からアクセスさせる場合にはステップa5に進む。
【0246】
<ステップa4>
多重化して送信する付加情報を付加情報符号化部104Bによりステップa1と同様の方法で符号化する。
【0247】
<ステップa5>
所定の手段によって、付加情報の格納場所を指定し、識別子1符号化部102Bにより符号化を行う。放送信号に多重化して送信する場合は、多重化されて送信される付加情報のどの部分かを特定するためのファイル名に相当する識別子を指定する。また、ネットワーク上のファイルを指す場合は、インターネットブラウザなどで用いられているURLアドレスを指定するものとする。
<ステップa6>
所定の手段によって、付加情報の利用対象となる機器のメーカ種別や機種名を所定のネーミング方法に従って与え、これを転送先識別子として付与し、識別子2符号化部103Bにより符号化を行う。
<ステップa7>
符号化された放送信号と付加情報と付加情報格納場所識別子と転送先識別子を入力として多重化部105Bにより多重化処理を施す。
<ステップa8>
ステップa7で多重化された信号に対し、チャンネルコーデックや変調などの必要な処理を送信部106Bで施してディジタル放送用送信信号に変調する。
<ステップa9>
アップコンバータ107Bを経て送信アンテナ108Bで放送衛星に向けて送信する。
【0248】
送信側の例を図を参照して説明する。図63は料理番組に付加情報格納場所識別子、転送先識別子、および付加情報を多重化して送信する一例を示している。料理番組はスロット1の映像データとスロット2の音声データから構成される。さらに、スロット3に料理番組に関連した付加情報の格納場所を示す付加情報格納場所識別子と付加情報の利用対象となる機器を示す転送先識別子を対にしたデータを送信する。転送先識別子は、例えばN社のオーブンレンジであれば、「N−NE−○○○○」(○○○○は機種ID)など予め定めた所定の命名方法に従って一意に決めることができるものとする。図63の例では、スロット4に付加情報としてオーブンレンジの加熱制御データを送信している。この加熱制御データは、上記転送先識別子で指定された、受信装置側に接続されている周辺機器で利用される。
【0249】
このようなディジタル放送用送信方法を用いることにより、例えば、機器メーカは広告の付加情報として機器の制御データなどを多重化して送信することができ、各家庭内でホームバスやIEEE1394などで接続された機器に対して、同報的にリモートサービスが可能になる。例えば、商品のプログラムに欠陥などが見つかった場合などは、これまでのROMを交換する方法に比べて迅速に低コストで対処できる。
【0250】
なお、付加情報そのものは必ずしも放送信号に多重化されている必要はなく、ネットワークを介して取得するようにしても良い。図60の転送部309Bにインターネットを通じて取得される(図62のステップa3における多重化をしないループ参照)。
【0251】
次に受信側の動作を図64のフローチャートを用いて説明する。
<ステップb1>
受信アンテナ301Bで受信した衛星波をダウンコンバータ302Bによって所定の周波数帯にダウンコンバートし、ディジタル放送用チュナー303Bを経てディジタル復調器に供給して選局、復調処理を施す。
<ステップb2>
ステップb1で選局、復調されたディジタル放送信号を分離部304Bで映像情報、音声情報からなる番組情報と、付加情報格納場所識別子と、転送先識別子と付加情報とに分離する。
<ステップb3>
識別子1復号化部306Bにより受信信号中に付加情報格納場所識別子があるかどうかを調べ、ある場合にはステップb4に進む。ない場合にはステップを終了する。
<ステップb4>
所定の手段によって、付加情報格納場所識別子を解析し、付加情報が放送信号に多重化されているかを調べる。付加情報が放送信号に多重化されている場合にはステップb5に進む。そうでない場合にはステップb6に進む。
<ステップb5>
放送信号に多重化されている付加情報を付加情報復号化部308Bで復号する。
<ステップb6>
転送部309Bで、付加情報格納場所識別子に従って付加情報を検索し、見つかった場合には受信装置に取り寄せる。多重化している場合は付加情報復号化部308Bから、インターネットを通じて獲得する場合はそのURLから取り寄せる。
<ステップb7>
付加情報格納場所識別子に従って付加情報を取得できた場合にはステップb8に進む。付加情報格納場所が誤っている場合など付加情報の取得に失敗した場合にはステップを終了する。
<ステップb8>
転送部309Bは、識別子2復号化部307Bから、ステップb7で取得した付加情報がどの周辺機器用のものかを示す転送先識別子を受信信号から取り出す。
<ステップb9>
所定の手段によって、転送先識別子に示される周辺機器が接続されているかどうか調べ、接続されている場合にはステップb10に進み、そうでない場合はステップを終了する。
<ステップb10>
転送部309Bは、付加情報を転送先識別子に示されている周辺機器宛に転送する。例えば、送信側で説明した図64で示されるような信号を受信した場合、受信側でこの料理番組を選局すると、受信信号を分離し、付加情報格納場所識別子を復号する。この例の場合付加情報は受信信号に多重化されているので、この付加情報を復号し、さらに転送先識別子を復号する。ここで、付加情報は新しい調理メニューのデータとし、転送先識別子にはN社のオーブンレンジが指定されているものとする。受信装置にN社のオーブンレンジが接続されている場合には、復号した付加情報をオーブンレンジに転送する。オーブンレンジ側に調理データを追加修正する機能があると仮定すると、転送されたデータにより新たな調理メニューが人手を介さずに自動的に追加され、利用可能となる。
【0252】
なお、付加情報は制御データなどの他に、音声データ、画像データ、ドライバ(ファームウェア)、スクリプト、実行可能プログラムなど何でもよく、データフォーマットについてもどのようなものを用いても良い。また、利用機器識別子や転送先識別子は受信装置自身を指すものであっても良いし、表示、出力(印字)、記憶などの機能を持った外部装置を指すものであっても良いことは言うまでもない。これにより、利用機器、あるいは転送先の装置側で付加情報の処理方法を受信装置の機能に関わらず独自に設定、追加することができる。例えば、利用者によって情報を即座に印刷したり一時的に記憶するなど、個別のニーズに応じて周辺機器側で自由に付加情報を利用することができる。
【0253】
また、放送信号に多重化する転送先識別子には複数の転送先を指定しても良い。従来料金の安い電話回線を自動的に選択して電話をかけるLCRというサービスがあるが、このサービスは電話回線を用いて電話料金表を配信するためにFAX機と電話機などを直列に接続した場合などは上流に設置した装置でしかサービスを利用できないなどの問題がある。しかしながら本発明によれば、放送信号に付加情報として電話各社の電話料金表を利用可能な電話機やFAX機のメーカや機種を示す利用機器識別子と多重化して送信することにより、受信装置側で利用機器識別子を取り出し、該当する機器が受信装置に接続されている場合は、対応する付加情報を取り出して該当機器に転送することにより、複数の通信機器に対してLCRサービスが受けられるようにすることが可能である。利用機器識別子に該当する機器が接続されていない場合には、転送が行われず受信した付加情報は破棄される。
【0254】
また、転送先識別子に加えて、転送条件識別子を利用することにより、受信装置に記憶されているユーザのプロファイル情報に応じて転送を制御しても良い。これにより、会員囲い込みサービスなどのように特定の利用者に対してのみ付加価値サービスを行いたい場合などは、転送先識別子の他に転送条件識別子を多重化して送信することにより、転送に関する条件をきめ細やかに設定することができる。例えば、音楽放送番組などでアイドル歌手が出演する放送信号にアイドル歌手の写真画像を付加情報として、転送条件識別子にファンクラブ会員番号の入力を指定しておくことにより、受信装置のテンキーを用いてファンクラブ会員番号を入力した場合に、接続したパソコンでアイドルの写真画像が見られるような番組連動サービスを実現できる。
【0255】
以上、本実施の形態10では、ホームバスやIEEE1394により受信装置と接続された周辺機器を判別して、送信信号より分離した付加情報を送信装置側で転送先識別子により指定した周辺機器に転送することにより、ディジタル放送を利用して周辺機器のファームウェアやソフトウェア、あるいはデータを更新できるような送信装置および受信装置を提供するものである。
【0256】
本実施の形態10によれば、受信装置と周辺機器との間の情報転送のプロトコルに従っておれば、情報の内容やフォーマットによらず送信装置側で指定した周辺機器への情報転送が可能であり、周辺機器固有の制御命令などを受信装置でサポートする必要がない。
【0257】
なお、発明は、上記実施の形態10ではディジタル放送を例にとったが、もちろんアナログ放送でも適用可能である。
【0258】
また、受信装置に接続されている機器を判別するので、指定の機器が接続されている場合にのみデータ転送を行うことができ、CM放送を利用した一斉配信などにより機器の保守サービスを一括で行うことが可能になる。
【0259】
なお、本発明は、上述した本発明の各手段、各部、各ステップの全部又は一部を実現することができるプログラムを格納した媒体でもある。
【0260】
また、本発明は、各手段、各部をそれぞれの機能を有する専用のハードウェアで実現することも、あるいはそれぞれの機能を実現するソフトウェアでコンピュータを利用して実現してもかまわない。
【0261】
ところで、上記実施の形態10では、ユーザの操作を介することなく受信装置に接続された周辺機器にデータの転送が行われる反面、データを周辺機器に転送するかどうかをユーザが判断することができないという不都合がある。
【0262】
一般に、家庭内で利用する機器には十分なメモリが搭載されていないものも多いため、転送されたデータをすべて蓄積することが不可能である。上記実施の形態10では、転送条件識別子により自動的にデータの転送判定を行う方法を提案しているが、ユーザが転送判定を行う方が簡単かつ効率的な場合がある。
【0263】
そこで、次に、そのような実施の形態10の不都合を解消した発明の各実施の形態について、図面を参照しなから説明する。
施の形態1
実施の一形態としてディジタル放送用送信方法および受信方法を示す。図65は本発明の第1の実施形態に係わる送信側のシステム構成図である。図65において、101Cは放送信号に対して圧縮などを含めた適切な符号化処理を行う信号符号化部、102Cは信号符号化部の符号化に同期して格納場所識別子の符号化を行う格納場所識別子符号化部、103Cは信号符号化部の符号化に同期して転送先識別子の符号化を行う転送先識別子符号化部、104Cは号符号化部の符号化に同期してユーザ確認情報の符号化を行うユーザ確認情報符号化部、105Cは信号符号化部の符号化に同期して付加情報の符号化を行う付加情報符号化部、106Cは符号化された放送信号、識別子、付加情報の多重化処理を行う多重化部、107Cは多重化された信号に対し、チャネルコーデックや変調などの送信に必要な処理を行う送信部、108Cは所定の高い周波数に変調するアップコンバータ、109Cは送信アンテナである。
【0264】
以上のように構成された送信側のシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図66に示す。図66は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図65で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。図66において202Cはプログラムを記憶する揮発性メモリからなる主記憶装置、203Cはプログラムやデータを記憶しておく不揮発性メモリからなる補助記憶装置、201Cは主記憶装置202Cに記憶されているプログラムを実行するCPUである。先にも述べたように本ハードウェア構成は基本的に汎用の計算機システムと同じであり、補助記憶装置203Cに記憶されているプログラムは主記憶装置202CにロードされてからCPU201Cによって実行される。
【0265】
受信側のシステム構成を図67に示す。図67において、301Cは受信アンテナ、302Cは受信アンテナより受信した衛星波を所定の低い周波数に変調するダウンコンバータ、303Cはディジタル放送用受信チューナ、304Cはチューナによって選局された信号を映像情報、音声情報からなる放送信号と、付加情報格納場所識別子と、転送先識別子と、付加情報とに分離する分離部、305Cは符号化された放送信号を復号化する信号復号化部、306Cは符号化された格納場所識別子を復号化する格納場所識別子復号化部、307Cは符号化された転送先識別子を復号化する転送先識別子復号化部、308Cは符号化された付加情報を復号化する付加情報復号化部、309Cは符号化されたユーザ確認情報識別子を復号するユーザ確認情報記述子復号化部、310Cはモニタ出力の時間を計測する時間計測部、311Cは利用機器識別子、もしくは転送先識別子にもとづいて付加情報を転送する転送部、312Cはモニタ、313Cはスピーカである。
【0266】
以上のように構成されたシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図68に示す。図68は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。
【0267】
また、図66、および図67で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0268】
以上のように構成されたシステムの動作を送信側、受信側の順に説明する。送信側の動作を図69のフローチャートを用いて説明する。
<ステップa1>
標準テレビ信号、ハイビジョン信号などの映像情報と、これに関連した音声情報からなる放送信号に対して、信号符号化部101Cにより圧縮などを含めた適切な符号化処理を行う。
<ステップa2>
ステップa1で符号化した放送信号に関連した付加情報があるかどうか調べ、付加情報がある場合にはステップa3に進む。そうでない場合はステップaに進む。
<ステップa3>
付加情報を放送信号に多重化して送信する場合にはステップa4に進む。ネットワークなどを介して、受信装置側からアクセスさせる場合にはステップa5に進む。
<ステップa4>
多重化して送信する付加情報を付加情報符号化部104Cによりステップa1と同様の方法で符号化する。
<ステップa5>
付加情報の格納場所を指定し、格納場所識別子符号化部102Cにより符号化を行う。放送信号に多重化して送信する場合は、多重化されて送信される付加情報のどの部分かを特定するためのファイル名に相当する識別子を指定する。
【0269】
また、ネットワーク上のファイルを指す場合は、インターネットブラウザなどで用いられているURLアドレスを指定するものとする。
<ステップa6>
付加情報の利用対象となる機器のメーカ種別や機種名を所定のネーミング方法に従って与え、これを転送先識別子として付与し、転送先識別子符号化部103Cにより符号化を行う。
<ステップa7>
ユーザに確認させる情報を指定し、ユーザ確認情報識別子符号化部104Cにより符号化を行う。
<ステップa8>
符号化された放送信号と付加情報と付加情報格納場所識別子と利用機器識別子を入力として多重化部106Cにより多重化処理を施す。
<ステップa9>
ステップa8で多重化された信号に対し、チャンネルコーデックや変調などの必要な処理を送信部107Cで施してディジタル放送用送信信号に変調する。
<ステップa10>
アップコンバータ108Cを経て送信アンテナ109Cで放送衛星に向けて送信する。
【0270】
送信側の例を図を参照して説明する。図70は冷凍食品のCMに格納場所識別子、転送先識別子、ユーザ確認情報識別子、および付加情報を多重化して送信する一例を示している。冷凍食品のCMはスロット1の映像データとスロット2の音声データから構成される。さらに、スロット3に冷凍食品のCMに関する付加情報の格納場所を示す格納場所識別子と付加情報の利用対象となる機器を示す転送先識別子を対にしたデータを送信する。転送先識別子は、例えばN社のオーブンレンジであれば、「N−NE−○○○○」(○○○○は機種ID)など予め定めた所定の命名方法に従って一意に決めることができるものとする。
【0271】
図70の例では、スロット4に付加情報として冷凍食品の最適加熱のための電子レンジ用制御データを送信している。この制御データは転送先識別子に基づいて受信装置側に接続されている対応する電子レンジで利用される。また、ユーザ確認情報記述子に記載されている情報は、受信装置側でデータを転送する際にモニターに出力するなどの方法で利用する。
【0272】
このようなディジタル放送用送信方法を用いることにより、CMの付加情報として機器の制御データを多重化して送信することができ、ユーザ確認情報記述子を利用することにより、対応機種が接続されている場合には画面上で転送中であることを確認したりできるようになる。
【0273】
なお、付加情報そのものは必ずしも放送信号に多重化されている必要はなく、ネットワークを介して取得するようにしても良い。つまり、放送では付加情報の入手方法に関する情報だけを流して、実際の付加情報はインターネットや取り扱い店舗から入手するようにしても良い。また、送信側では受信側での各識別子、記述子の利用方法については限定しないものとする。
【0274】
次に受信側の動作を図71のフローチャートを用いて説明する。
<ステップb1>
受信アンテナ301Cで受信した衛星波をダウンコンバータ302Cによって所定の周波数帯にダウンコンバートし、ディジタル放送用チュナー303Cを経てディジタル復調器に供給して選局、復調処理を施す。
<ステップb2>
ステップb1で選局、復調されたディジタル放送信号を分離部304Cで映像情報、音声情報からなる番組情報と格納場所識別子と転送先識別子と付加情報とに分離する。
<ステップb3>
識別子1復号化部306Cにより受信信号中に格納場所識別子があるかどうかを調べ、ある場合にはステップb4に進む。ない場合にはステップを終了する。<ステップb4>
格納場所識別子を解析し、付加情報が放送信号に多重化されているかを調べる。
付加情報が放送信号に多重化されている場合にはステップb5に進む。そうでない場合にはステップb6に進む。
<ステップb5>
放送信号に多重化されている付加情報を付加情報復号化部308Cで復号する。
<ステップb6>
格納場所識別子に従って付加情報を検索し、見つかった場合には受信装置に取り寄せる。
<ステップb7>
格納場所識別子にしたがって、付加情報を取得できた場合にはステップb8に進む。付加情報の格納場所が誤っている場合など付加情報の取得に失敗した場合にはステップを終了する。
<ステップb8>
ユーザ確認情報記述子復号化部309Cにより、ユーザに対する確認情報が記述されたユーザ確認情報記述子を受信信号から取り出す。
<ステップb9>
ステップb8で取り出したユーザ確認情報記述子の内容をモニター312Cに出力する。
<ステップb10>
モニター出力の時間を計測するためのタイマーを起動する。
<ステップb11>
転送先識別子復号化部307Cにより、ステップb7で取得した付加情報がどの周辺機器用のものかを示す転送先識別子を受信信号から取り出す。
<ステップb12>
付加情報を転送先識別子に示されている周辺機器宛に転送する。
<ステップb13>
タイマーを起動してから、所定の時間が経過したかどうか調べ、経過している場合はステップb14に進み、ユーザ確認情報のモニター出力を終了する。
【0275】
例えば、送信側で説明した図71で示されるような信号を受信した場合、受信側でこのCMを視聴すると、受信信号を分離し、付加情報格納場所識別子を復号する。この例の場合付加情報は受信信号に多重化されているので、この付加情報、ユーザ確認情報記述子を復号し、さらに転送先識別子を復号する。ここで、付加情報は新発売の冷凍酢豚のあたためかたのデータとし、ユーザ確認情報記述子には「あたためかたをダウンロードしています」のメッセージを記述してあるものとし、転送先識別子にはN社のオーブンレンジが指定されているものとする。まず、CMの放映に同期して「あたためかたをダウンロードしています」をモニターに10秒間オーバレイ表示される。ここでのモニター出力の様子を図72に示す。次に、復号した付加情報が指定されたオーブンレンジに転送する。付加情報が転送されたオーブンレンジでは最適なあたためかたデータにより、冷凍酢豚のおいしくあたためることができるようになる。
【0276】
なお、ユーザ確認情報記述子にはモニター表示するテキストデータ以外の画像データ、メロディや音声データ、あるいはその組み合わせであってもかまわない。
【0277】
本実施の形態11により、転送される付加情報についての内容をユーザが簡単に確認することができる。
施の形態2)
実施の一形態としてディジタル放送用受信方法を示す。
【0278】
本発明の第2の実施形態に係わるシステム構成を図73に示す。図73において、図67で示したシステム構成と同じ部分には同一番号を付して説明を省略する。311Cは利用機器識別子、もしくは転送先識別子にもとづいて付加情報を転送する転送部であるが、本システム構成では転送終了をユーザ確認情報記述子復号化部に対して通知できる点が図67のシステム構成と異なる。
【0279】
以上のように構成されたシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図74に示す。図74は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図68で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0280】
以上のように構成された受信システムの動作を図75のフローチャートを用い説明する。
<ステップc1>〜<ステップc9>は、実施の形態1で説明した<ステップb1>〜<ステップb9>と同様の処理を行う。
<ステップc10>
転送先識別子復号化部307Cにより、ステップb7で取得した付加情報がどの周辺機器用のものかを示す転送先識別子を受信信号から取り出す。
<ステップc11>
付加情報を転送先識別子に示されている周辺機器宛に転送する。
<ステップc12>
付加情報の転送が終了したかどうかを調べ、終了した場合はステップc13に進み、ユーザ確認情報のモニター出力を終了する。
【0281】
実施の形態1と同じく、CMから電子レンジの加熱制御データをダウンロードすることを想定すると、ダウンロードの終了とともに「あたためかたをダウンロードしています」の表示が終了するため、電子レンジ側への読み込みが終了したかどうかが確認できて便利である。
施の形態3)
実施の一形態としてディジタル放送用受信方法を示す。本発明の第3の実施形態に係わる受信側のシステム構成を図76に示す。図76において、図67で示したシステム構成と同じ部分には同一番号を付して説明を省略する。501Cはユーザ確認情報の表示に関してのユーザからの入力を受け付けるユーザ入力部である。
【0282】
以上のように構成されたシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図77に示す。図77は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図68、および図76で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0283】
以上のように構成された受信システムの動作を図78のフローチャートを用いて説明する。
<ステップd1>〜<ステップd9>は、実施の形態1で説明した<ステップb1>〜<ステップb9>と同様の処理を行う。
<ステップd10>
ユーザ入力部501Cからの入力を受け付ける。確認ボタンが押された場合はステップd11に進む。
<ステップd11>
転送先識別子復号化部307Cにより、ステップd7で取得した付加情報がどの周辺機器用のものかを示す転送先識別子を受信信号から取り出す。
<ステップd12>
付加情報を転送先識別子に示されている周辺機器宛に転送する。
【0284】
実施の形態1と同じく、CMから電子レンジの加熱制御データをダウンロードすることを想定すると、CM放送中にユーザが確認ボタンを押した場合のみ転送が行われるので不要なデータが転送されることがないなどの利点がある。ユーザ確認情報識別子に、「確認ボタンを押すと転送を開始します」などの説明文を設定すると操作手順がわかりやすい。
施の形態4)
実施の一形態としてディジタル放送用受信方法を示す。本発明の第4の実施形態に係わる受信側のシステム構成を図79に示す。図79において、図67で示したシステム構成と同じ部分には同一番号を付して説明を省略する。701Cは受信装置に接続される転送先の機器の状態を確認する転送先状態確認部である。
【0285】
以上のように構成されたシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図80に示す。図80は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図68、および図79で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0286】
以上のように構成された受信システムの動作を図81のフローチャートを用いて説明する。
<ステップe1>〜<ステップe7>は、実施の形態1で説明した<ステップb1>〜<ステップb7>と同様の処理を行う。
<ステップe8>
転送先識別子復号化部307Cにより、ステップe7で取得した付加情報がどの周辺機器用のものかを示す転送先識別子を受信信号から取り出す。
<ステップe9>
転送先識別子に記載された転送先のデータ受け入れ準備ができているかどうか調べる。準備ができている場合は、ステップe10に進み、そうでない場合は準備ができるまで待機する。例えば、受信機器と転送先機器がシリアル接続されている場合を考えると、転送先機器のCTSのシグナルがONかOFFかにより、準備ができているかどうかを調べることが可能である。
<ステップe10>
付加情報を転送先識別子に示されている周辺機器宛に転送する。
【0287】
実施の形態1と同じく、CMから電子レンジの加熱制御データをダウンロードすることを想定すると、転送先機器の電源がOFFの場合などでも、電源がONになってからデータの転送が開始されるため、確実にデータの転送をおこなえるなどの利点がある。
施の形態5)
実施の一形態としてディジタル放送用受信方法を示す。本発明の第5の実施形態に係わる受信側のシステム構成を図82に示す。図82において、図79で示したシステム構成と同じ部分には同一番号を付して説明を省略する。901Cは転送先識別子と付加情報を組にして記憶する識別子記憶部である。
【0288】
以上のように構成されたシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図83に示す。図83は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図68、および図82で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0289】
以上のように構成された受信システムの動作を図84のフローチャートを用い説明する。
<ステップf1>〜<ステップf8>は、実施の形態4で説明した<ステップe1>〜<ステップe8>と同様の処理を行う。
<ステップf9>
転送先識別子に記載された転送先のデータ受け入れ準備ができているかどうか調べる。準備ができている場合は、ステップf10に進み、そうでない場合はステップf11に進む。
<ステップf10>
付加情報を転送先識別子に示されている周辺機器宛に転送する。
<ステップf11>
識別子記憶部に付加情報と送信先識別子を組にして記憶する。ここでは、識別子記憶部としてはフラッシュカードなどのリムーバブルメディアを利用する。
【0290】
実施の形態1と同じく、CMから電子レンジの加熱制御データをダウンロードすることを想定すると、転送先機器が接続されていない場合でも、データをフラッシュなどから構成される識別子記憶部に蓄積しておくことができる。蓄積したデータは機器を買い換えた場合や新規に導入する場合などに書き戻すことができる。
施の形態6)
実施の一形態としてディジタル放送用受信方法を示す。本発明の第6の実施形態に係わる受信側のシステム構成を図85に示す。図85において、図67で示したシステム構成と同じ部分には同一番号を付して説明を省略する。1101Cは符号化された転送先候補識別子を復号化する転送先候補識別子復号化部、1102Cは符号化された転送先候補記述子を復号化する転送先候補記述子復号化部、1103Cは転送先候補をユーザが選択する手段を提供する転送先候補選択部である。
【0291】
以上のように構成されたシステムが実行される本実施形態のハードウェア構成図を図86に示す。図86は基本的に汎用の計算機システムの構成と同じである。また、図68、および図85で示したシステムの構成部分と同一構成部分を含んでいるために、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
【0292】
以上のように構成された受信システムの動作を図87のフローチャートを用いて説明する。
<ステップg1>〜<ステップg7>は、実施の形態1で説明した<ステップb1>〜<ステップb7>と同様の処理を行う。
<ステップg8>
転送先候補記述子復号化部1102Cにより、ステップg7で取得した付加情報が利用可能な周辺機器の候補について説明する転送先候補記述子を受信信号から取り出す。
<ステップg9>
転送先候補識別子復号化部1101Cにより、ステップg7で取得した付加情報がどの周辺機器用のものかを示す転送先候補識別子を受信信号から取り出す。
<ステップg10>
ステップg8およびg9で取得した転送先候補記述子と転送先候補識別子に基づき、転送先候補をモニタ312Cに出力する。
<ステップg11>
転送先候補選択部1103Cからユーザの選択入力を受け付け、有効な転送先が選択された場合にステップg12に進む。
<ステップg12>
付加情報をステップg11で選択された転送先候補識別子に示されている周辺機器宛に転送する。
【0293】
受信装置に接続された機器には、同じデータを利用できるものが複数存在する場合が考えられる。例えば、テキストデータである。また、直接接続機器に送信する、受信機で保存する、受信機の外部記憶に保存するなどデータの記憶場所についても選択したい場合がある。このように、複数の転送先候補が想定できる場合に本実施の形態の転送先候補識別子、転送先候補記述子を利用することによりユーザの好みに合わせて付加情報の利用方法を選択することが可能になる。
【0294】
本発明に関連する発明によれば、データ、イベント、条件及び、データに対する処理とを組にした情報を送信することができる。
【0295】
また、本発明に関連する発明によれば、データ、イベント、条件及び、データに対する処理を組にした情報を受信することによって、CPUの負担を大きくすることなく、条件的に処理を実行することができる。
【0296】
以上説明したところから明らかなように、本発明によれば、データ、およびイベントと条件とデータに対する処理を組にした情報を所定の記録媒体に書き込むことができる。
【0297】
また、本発明によれば、データ、およびデータの送信先を指定する送信先記述子と、送信を開始するイベントを指定するイベント記述子を組にして所定の記憶媒体に書き込むことができる。
【0298】
また、本発明によれば、加熱制御方法を記述したデータと、加熱を行う条件を記述した条件記述子と、入力されるメニュー番号を指定したイベント記述子を組にして、所定の記憶媒体に書き込むことができる。
【0299】
また、本発明によれば、番組の関連情報と、関連情報を表示する条件を記述した条件記述子と、電子番組ガイドからの番組の選択をイベントとして前記関連情報と対応づけたイベント記述子を組にして所定の記憶媒体に書き込むことができる。
【0300】
また、本発明によれば、データ、およびイベントと条件とデータに対する処理を組にした情報を所定の記憶媒体から読み出し、イベント受理を条件評価のタイミングとし、条件評価の結果にしたがって処理を実行することができる。
【0301】
また、本発明によれば、データと、データの送信先を指定する送信先記述子と、送信を開始するイベントを指定するイベント記述子を所定の記憶媒体から読み出し、イベント記述子に記述されたイベントをトリガとして、送信先記述子に記述された送信先にデータを自動的に送信することができる。
【0302】
また、本発明によれば、加熱制御方法を記述したデータと、データを用いて加熱を行う条件を記述した条件記述子と、入力されるメニュー番号を指定したイベント記述子を所定の記憶媒体から読み出し、入力されたメニュー番号と対応づけられたデータに基づいて加熱を行うことができる。
【0303】
また、本発明によれば、番組の関連情報と、番組の関連情報を表示する条件を記述した条件記述子と、電子番組ガイドからの番組の選択をイベントとして前記関連情報と対応づけたイベント記述子を所定の記憶媒体から読み出し、電子番組ガイドの番組を選択した場合に、条件記述子の条件を判断して関連情報を表示することができる。
【0304】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係るディジタル放送用送信方法および受信方法では、映像情報や音声情報からなる放送信号に関与する付加情報の格納場所を示す付加情報格納場所識別子とその付加情報を利用できる機器を送信先識別子として多重化して送信し、受信側では送信信号より分離した付加情報格納場所識別子により、送信信号あるいはネットワークから付加情報を取り出し、送信信号より分離した転送先識別子に基づいて、取り出した付加情報を転送することができる。これにより、周辺機器に新たな機能が追加された場合や新たな周辺機器を追加したい場合などでも、受信装置側の大幅な修正変更なしに、ディジタル放送を利用した受信装置に接続された個別機器への各種データの配信が可能になる。
【0305】
例えば、付加情報として電子レンジの新調理メニューを送信信号に多重化する場合、付加情報の格納場所として送信信号中の付加情報を特定するファイル名に相当する付加情報格納場所識別子と付加情報を利用できる機種を特定する転送先識別子とを同時に多重化して送信することにより、受信側では付加情報としての新調理メニューを取り出し、受信装置に対応電子レンジが接続されている場合には、新調理メニューが対応電子レンジに転送される。対応電子レンジ側で、新調理メニューが転送された場合に自動的に調理メニューを追加更新する機能を用意すれば、冷凍食品の売れ筋商品の調理メニューなどを自在に追加するサービスを容易に実現できる。
【0306】
以上のように、この発明に係る送信方法および受信方法では、映像情報や音声情報からなる放送信号に関与する付加情報の格納場所を示す付加情報格納場所識別子とその付加情報を利用できる機器を送信先識別子として多重化して送信し、受信側では送信信号より分離した付加情報格納場所識別子により、送信信号あるいはネットワークから付加情報を取り出し、送信信号より分離したユーザ確認情報記述子を画面上に表示してユーザの確認を促し、送信信号より分離した転送先識別子に基づいて、取り出した付加情報を転送することができる。これにより、放送やネットワークを通して付加情報を手軽に利用できるというメリットはそのままに、ユーザが知らないうちにデータが更新されたり、接続されていないのに転送したつもりになっていたりといったトラブルを未然に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の送信側のシステム構成図
【図2】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の送信側のハードウェア構成図
【図3】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の受信側のシステム構成図
【図4】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の受信側のハードウェア構成図
【図5】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の送信側の動作手順を示すフローチャート
【図6】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の送信側のGUIの例を示す図
【図7】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の送信側で生成される記述子の例を示す図
【図8】 本発明に関連する発明の第1の実施形態の受信側の動作手順を示すフローチャート
【図9】 本発明に関連する発明の第2の実施形態の送信側のシステム構成図
【図10】 本発明に関連する発明の第2の実施形態の送信側のハードウェア構成図
【図11】 本発明に関連する発明の第2の実施形態の受信側のシステム構成図
【図12】 本発明に関連する発明の第2の実施形態の受信側のハードウェア構成図
【図13】 本発明に関連する発明の第2の実施形態の送信側の動作手順を示すフローチャート
【図14】 本発明に関連する発明の第2の実施形態の送信側で生成される記述子の例を示す図
【図15】 本発明に関連する発明の第2の実施形態の受信側の動作手順を示すフローチャート
【図16】 本発明に関連する発明の第3の実施形態の受信側のシステム構成図
【図17】 本発明に関連する発明の第3の実施形態の受信側の動作手順を示すフローチャート
【図18】 本発明に関連する発明の第4の実施形態の受信側のシステム構成図
【図19】 本発明に関連する発明の第4の実施形態の受信側の動作手順を示すフローチャート
【図20】 本発明に関連する発明の第5の実施形態の送信側のシステム構成図
【図21】 本発明に関連する発明の第5の実施形態の送信側のハードウェア構成図
【図22】 本発明に関連する発明の第5の実施形態の受信側のシステム構成図
【図23】 本発明に関連する発明の第5の実施形態の受信側のハードウェア構成図
【図24】 本発明に関連する発明の第5の実施形態の送信側の動作手順を示すフローチャート
【図25】 本発明に関連する発明の第5の実施形態の送信側で生成される記述子の例を示す図
【図26】 本発明に関連する発明の第5の実施形態の受信側の動作手順を示すフローチャート
【図27】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のシステム構成図
【図28】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のハードウェア構成図
【図29】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のシステム構成図
【図30】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のハードウェア構成図
【図31】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側の動作手順を示すフローチャート図
【図32】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のGUIの例を示す図
【図33】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側で生成されるファイルの例を示す図
【図34】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側の動作手順を示すフローチャート図
【図35】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のシステム構成図
【図36】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のハードウェア構成図
【図37】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のシステム構成図
【図38】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のハードウェア構成図
【図39】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側の動作手順を示すフローチャート図
【図40】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のGUIの例を示す図
【図41】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側で生成されるファイルの例を示す図
【図42】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側の動作手順を示すフローチャート図
【図43】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のシステム構成図
【図44】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のハードウェア構成図
【図45】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のシステム構成図
【図46】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のハードウェア構成図
【図47】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側の動作手順を示すフローチャート図
【図48】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側の加熱制御データ入力画面の例を示す図
【図49】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側で生成されるファイルの例を示す図
【図50】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側の動作手順を示すフローチャート図
【図51】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のシステム構成図
【図52】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側のハードウェア構成図
【図53】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のシステム構成図
【図54】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側のハードウェア構成図
【図55】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側の動作手順を示すフローチャート図
【図56】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の書き込み側で生成されるファイルの例を示す図
【図57】 本発明に関連する別の発明のの実施の形態の読み出し側の動作手順を示すフローチャート図
【図58】 発明の第1の実施形態の送信側のシステム構成図
【図59】 発明の第1の実施形態の送信側のハードウェア構成図
【図60】 発明の第1の実施形態の受信側のシステム構成図
【図61】 発明の第1の実施形態の受信側のハードウェア構成図
【図62】 発明の第1の実施形態の送信側の動作手順を示すフローチャート
【図63】 多重化して送信される映像、音声、識別子、および付加情報に関するデータ構成例を示す図
【図64】 発明の第1の実施形態の受信側の動作手順を示すフローチャート
【図65】 発明の第1の実施形態の送信側のシステム構成図
【図66】 発明の第1の実施形態の送信側のハードウェア構成図
【図67】 発明の第1の実施形態の受信側のシステム構成図
【図68】 発明の第1の実施形態の受信側のハードウェア構成図
【図69】 発明の第1の実施形態の送信側の動作手順を示すフローチャート
【図70】 多重化して送信される映像、音声、識別子、および付加情報に関するデータ構成例を示す図
【図71】 発明の第1の実施形態の受信側の動作手順を示すフローチャート
【図72】 発明の第1の実施形態の受信側の画面表示例を示す図
【図73】 発明の2の実施形態のシステム構成図
【図74】 発明の2の実施形態のハードウェア構成図
【図75】 発明の2の実施形態の動作手順を示すフローチャート
【図76】 発明の3の実施形態のシステム構成図
【図77】 発明の3の実施形態のハードウェア構成図
【図78】 発明の3の実施形態の動作手順を示すフローチャート
【図79】 発明の4の実施形態のシステム構成図
【図80】 発明の4の実施形態のハードウェア構成図
【図81】 発明の4の実施形態の動作手順を示すフローチャート
【図82】 発明の5の実施形態のシステム構成図
【図83】 発明の5の実施形態のハードウェア構成図
【図84】 発明の5の実施形態の動作手順を示すフローチャート
【図85】 発明の6の実施形態のシステム構成図
【図86】 発明の6の実施形態のハードウェア構成図
【図87】 発明の6の実施形態の動作手順を示すフローチャート
【図88】 発明の6の実施形態の画面表示例を示す図
【符号の説明】
101 送信データ指定手段
102 データ処理方法指定手段
103 記述子生成部
104 送信データ合成部
105 送信部
106 モデム
107 時間制約指定手段
108 時間制約記述子生成部
201 CPU
202 主記憶装置
203 補助記憶装置
301 受信部
302 受信データ分離部
303 データ記憶手段
304 データ処理記述子記憶手段
305 条件記述子記憶手段
306 イベント記述子記憶手段
307 データ処理部
308 条件評価部
309 イベント受理部
310 データ表示手段
311 ユーザ入力手段
312 イベント時間制約記述子記憶手段
313 イベント受理管理部
314 計時手段
315 条件時間制約記述子記憶手段
316 条件評価制御部
317 処理時間制約記述子記憶手段
318 処理時刻制御部
401 VRAM
501 信号符号化部
502 イベント記述子符号化部
503 ルール符号化部
504 付加情報符号化部
505 多重化部
506 送信部
507 アップコンバータ
508 送信アンテナ
701 受信アンテナ
702 ダウンコンバータ
703 チューナ
704 分離部
705 信号復号化部
706 イベント記述子復号化部
707 ルール復号化部
708 付加情報復号化部
709 ルール実行部
710 モニタ
711 スピーカ
101A データ指定手段
102A データ処理方法指定手段
103A 記述子生成部
104A ファイル作成部
105A ファイル書き込み部
201A CPU
202A 主記憶装置
203A 補助記憶装置
301A ファイル読み出し部
302A 識別子分離部
303A データ処理記述子記憶手段
304A 条件記述子記憶手段
305A イベント記述子記憶手段
306A データ処理部
307A 条件評価部
308A イベント受理部
309A データ表示手段
310A 計時手段
401A VRAM
501A データ送信方法指定手段
701A 送信先記述子記憶手段
702A データ送信部
703A モデム
901A 加熱制御データ入力手段
902A 加熱条件指定手段
1101A 加熱制御部
1102A 加熱用ヒータ
1103A ユーザ入力部
1104A 加熱制御データ格納手段
1301A 関連情報指定手段
1302A 表示条件指定手段
1501A 関連情報表示手段
1502A 番組選択手段
101B 信号符号化部
102B 識別子1符号化部
103B 識別子2符号化部
104B 付加情報符号化部
105B 多重化部
106B 送信部
107B アップコンバータ
108B 送信アンテナ
201B CPU
202B 主記憶装置
203B 補助記憶装置
301B 受信アンテナ
302B ダウンコンバータ
303B チューナ
304B 分離部
305B 信号復号化部
306B 識別子1復号化部
307B 識別子2復号化部
308B 付加情報復号化部
309B 転送部
310B モニタ
311B スピーカ
101C 信号符号化部
102C 格納場所識別子符号化部
103C 転送先識別子符号化部
104C ユーザ確認情報符号化部
105C 付加情報符号化部
106C 多重化部
107C 送信部
108C アップコンバータ
109C 送信アンテナ
201C CPU
202C 主記憶装置
203C 補助記憶装置
301C 受信アンテナ
302C ダウンコンバータ
303C チューナ
304C 分離部
305C 信号復号化部
306C 格納場所識別子復号化部
307C 転送先識別子復号化部
308C 付加情報復号化部
309C ユーザ確認情報記述子復号化部
310C 時間計測部
311C 転送部
312C モニタ
313C スピーカ

Claims (15)

  1. 映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子とを、前記番組情報を放送する放送信号に多重化して送信することを特徴とする送信方法であって、
    前記付加情報は、前記転送先識別子で示された外部装置のバージョンアップ用データである送信方法
  2. 映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子と、前記付加情報に関してユーザの確認が必要な内容を記述したユーザ確認情報記述子とを、前記番組情報を放送する放送信号に多重化して送信することを特徴とする送信方法。
  3. 前記付加情報は前記転送先識別子で示された外部装置のバージョンアップ用データであることを特徴とする請求項記載の送信方法。
  4. 転送条件を表す転送条件識別子をさらに多重化して送信することを特徴とする請求項記載の送信方法。
  5. 前記転送条件識別子は、ユーザのプロファイルと転送の可否を関連づけた識別子であることを特徴とする請求項記載の送信方法。
  6. 映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子と、転送条件を表す転送条件識別子とを、前記番組情報を放送する放送信号に多重化して送信することを特徴とする送信方法。
  7. 前記転送条件識別子は、ユーザのプロファイルと転送の可否を関連づけた識別子であることを特徴とする請求項6記載の送信方法。
  8. 映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子と、前記付加情報の転送条件を記述した転送条件識別子が多重化された放送信号とを受信し、前記付加情報格納場所識別子に基づいて付加情報を取り出し、この付加情報を前記転送条件識別子の転送条件に基づいて前記転送先識別子に記述されている転送先の外部装置に転送することを特徴とする放送用受信方法。
  9. 映像情報を含む番組情報と、前記番組情報に関連した付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子が多重化された放送信号とを受信し、前記付加情報格納場所識別子に基づいて付加情報を取り出し、この付加情報を前記転送先識別子に基づいて転送することを特徴とする放送用受信方法であって、
    前記付加情報は転送先識別子で示された前記外部装置のバージョンアップ用データである放送用受信方法。
  10. 映像情報を含む番組情報を放送する放送信号と、前記番組情報に関連した付加情報と、前記付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子とが符号化および多重化された受信信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信した受信信号から、前記放送信号と前記付加情報と前記付加情報格納場所識別子と前記転送先識別子とを分離する分離手段と、
    前記放送信号を復号化する信号復号化手段と、
    前記付加情報格納場所識別子を復号化する識別子1復号手段と、
    前記付加情報格納場所識別子に基づいて付加情報を復号化する付加情報復号手段と、
    前記転送先識別子を復号化する識別子2復号手段と、
    前記転送先識別子に基づいて前記付加情報を外部装置に転送する転送手段と、
    上記各手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする放送用受信装置。
  11. 映像情報を含む番組情報に関連した付加情報、前記付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子、および前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子が多重化された、前記番組情報を放送する放送信号を受信する受信手段と、
    前記格納場所識別子に基づいて前記放送信号から付加情報を取り出す分離部と、
    前記転送先識別子に基づいて転送先の外部装置の状態を確認し、前記転送先の外部装置の準備ができていない場合に、前記転送先の外部装置の準備が完了するまでの間、前記付加情報および前記転送先識別子を組にして保持する手段と、を備えたことを特徴とする受信装置。
  12. 映像情報を含む番組情報に関連した付加情報、前記付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子、および前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子が多重化された、前記番組情報を放送する放送信号を受信する受信手段と、
    前記格納場所識別子に基づいて前記放送信号から付加情報を取り出す分離部と、
    前記転送先識別子に基づいて転送先の外部装置の状態を確認し、前記転送先の外部装置の準備ができていない場合に、前記付加情報および前記転送先識別子を組にして蓄積する識別子記憶部と、を備えたことを特徴とする受信装置。
  13. 映像情報を含む番組情報に関連した付加情報と、前記付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子とが多重化された放送信号を受信し、前記格納場所識別子に基づいて前記放送信号から付加情報を取り出し、前記転送先識別子に基づいて転送先の外部装置の状態を確認し、前記転送先の外部装置の準備ができていない場合に前記付加情報と前記転送先識別子とを組にして前記転送先の外部装置の準備が完了するまでの間保持することを特徴とした受信方法。
  14. 映像情報を含む番組情報に関連した付加情報と、前記付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先情報を表した転送先識別子とが多重化された放送信号を受信し、前記格納場所識別子に基づいて前記放送信号から付加情報を取り出し、前記転送先識別子に基づいて転送先の外部装置の状態を確認し、前記転送先の外部装置の準備ができていない場合に前記付加情報と前記転送先識別子とを組にして、所定の記憶場所に蓄積することを特徴とした受信方法。
  15. 映像情報を含む番組情報に関連した付加情報と、前記付加情報の格納場所を表した付加情報格納場所識別子と、前記付加情報が利用される転送先の外部装置を示す転送先候補を表した転送先候補識別子と、前記転送先候補の説明を記述した転送先候補記述子とが多重化された放送信号を受信し、前記格納場所識別子に基づいて前記放送信号から付加情報を取り出し、前記転送先候補記述子に記述された説明をユーザに提示し、前記ユーザからの転送先を指定する入力を受け付けた場合に、その入力に対応する転送先候補識別子に基づいて付加情報を転送することを特徴とした受信方法。
JP17329399A 1998-06-19 1999-06-18 送信方法、受信方法、およびそれらの装置 Expired - Fee Related JP3665509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17329399A JP3665509B2 (ja) 1998-06-19 1999-06-18 送信方法、受信方法、およびそれらの装置

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17372198 1998-06-19
JP25355598 1998-09-08
JP10-253555 1999-02-26
JP11-51124 1999-02-26
JP5112499 1999-02-26
JP10-173721 1999-02-26
JP17329399A JP3665509B2 (ja) 1998-06-19 1999-06-18 送信方法、受信方法、およびそれらの装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004161414A Division JP3954042B2 (ja) 1998-06-19 2004-05-31 データ処理方法、およびデータ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000312349A JP2000312349A (ja) 2000-11-07
JP3665509B2 true JP3665509B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=27462595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17329399A Expired - Fee Related JP3665509B2 (ja) 1998-06-19 1999-06-18 送信方法、受信方法、およびそれらの装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3665509B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157516A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Hitachi Ltd 広告情報提供方法及びその装置
JP3863118B2 (ja) 2002-04-01 2006-12-27 松下電器産業株式会社 受信装置、印刷装置およびファームウェア更新システム
JP5559977B2 (ja) * 2009-03-31 2014-07-23 日本放送協会 連携受信システム及びプログラム
JP5254411B2 (ja) 2011-08-31 2013-08-07 株式会社東芝 受信装置、受信方法及び外部装置連携システム
JP2014103695A (ja) * 2014-02-04 2014-06-05 Toshiba Corp 受信装置及び受信方法
JP5840805B2 (ja) * 2015-02-27 2016-01-06 株式会社東芝 表示制御方法及び表示制御装置
JP5932122B2 (ja) * 2015-11-04 2016-06-08 株式会社東芝 表示制御システム及び送信方法
JP6139739B2 (ja) * 2016-04-22 2017-05-31 株式会社東芝 送信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000312349A (ja) 2000-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080209492A1 (en) Data transmission method, data reception processing method, event-driven type file creating apparatus, event-driven type file reading apparatus, data storing method, data processing method, program recording medium, transmission method, receiving method, and apparatuses for the same
JP3814903B2 (ja) 映像・データ表示方法及び装置
JP4361135B2 (ja) テレビ信号の受信器の改良
TW517201B (en) Information recording apparatus and method, information processing terminal, method and apparatus, and recording medium
JP5459372B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
KR20020075240A (ko) 텔레비전 방송 수신 장치, 텔레비전 방송 수신 방법 및텔레비전 방송 수신 프로그램
JP2009153189A (ja) ビデオミックスプログラムガイド
JP2009303277A (ja) ビデオクリッププログラムガイド
JP2001145087A (ja) 番組送受信システム及び方法
JP2003209759A (ja) データ放送受信装置およびデータ放送受信システム
CN100380941C (zh) 信息处理方法和设备
EP1316212B9 (en) System and method for providing recording function when program information is unavailable or incomplete
KR20010053387A (ko) 제어방법 및 제어장치
JP2001101190A (ja) 受信装置および受信方法
JP3665509B2 (ja) 送信方法、受信方法、およびそれらの装置
JP2002507866A (ja) 電子番組ガイドによる現在時刻のグラフィカル表示
JP2005130085A (ja) 放送受信装置
WO2004002158A1 (ja) 送信装置、受信装置
JP3262539B2 (ja) データ放送方式及び同方式に適用されるデータ受信装置
EP1421794B1 (en) Improvements in and relating to content selection
JP3954042B2 (ja) データ処理方法、およびデータ処理装置
JP2000138915A (ja) 有料放送課金制御方法、装置及び有料方法課金制御処理をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録した記録媒体
JP4032401B2 (ja) 情報提供装置および方法、情報受信装置および方法
JP4318645B2 (ja) 放送受信装置
US20130152127A1 (en) Receiving apparatus, display control method, broadcasting system, and computer program

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050301

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3665509

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080408

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100408

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110408

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees