JP3663617B2 - PLC tool device and program recording medium - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、PLC(Programable Logic Controllerの略)用ツール装置に係り、特にPLC相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスするデータアクセスルートと、個々のPLCに対する通信を経由して実データに直接アクセスするデータアクセスルートとを有するPLCシステム用上位コンピュータにおいて、いずれのアクセスルートを使用する場合にも、上位アプリケーション(例えばモニタソフト、データライトソフト等)側ではデータが同一である限り同一のタグ番号若しくはタグ名を使用して目的とするデータへのアクセスを可能としたPLC用ツール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
1若しくは2以上のPLCステーション(一般には、CPUユニット、I/Oユニット、通信ユニット、各種の高機能ユニット等をシステムバスで接続して構成される)とPLC用ツール装置であるパソコンとをデータリンク通信で結ぶようにしたPLCシステムは従来より知られている。ここで、『データリンク通信』とは、当業者にはよく知られている通信方式であり、各通信ノード(PLCステーション、パソコン等)のそれぞれが自機と他機との双方のデータエリア(I/Oデータや測定データ等)を有し、それらの内容を自動的に相互で周期的に一括コピーし合うことで、システム全体の整合性を常に維持するような通信方式を言う。
【0003】
この種のPLCシステムのPLC用ツール装置には、PLC相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスする第1のデータアクセスルートと、個々のPLCに対する通信(『メッセージ通信』等とも称される)を経由して実データに直接アクセスする第2のデータアクセスルートとの2つのデータアクセスルートを有している。このような2つのデータアクセスルートを有する理由は、第1のデータアクセスルートは大容量高速の通信であるのに対して、第2のデータアクセスルートは個別にデータを指定して適時に送信する通信であるため、それぞれのルートには用途上の相違があるからである。
【0004】
PLC用ツール装置であるパソコンには、当該PLCシステムが取り扱う任意のデータ(入出力データ、カウント値や測定値データ、設定値データ等)を画面上に表示させたり、或いはそれらのデータを書き換えたりするためのアプリケーション(モニタプログラム等)が用意されている。この種のアプリケーションでは、アクセス対象データの指定を簡便なものとするために、あらかじめ登録されたタグを使用することが従来より行われている。このようなタグがアプリケーションで使用されると、従来のタグ管理用システムプログラムでは、そのタグを自動的にアクセス先アドレスに変換して、アクセス制御を実行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、PLC相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスする第1のデータアクセスルートを採用する場合、タグ管理用システムプログラムでは、データリンク通信にて当該パソコン内メモリにコピーされたコピーデータの格納アドレスにアクセスしなければならない。一方、個々のPLCに対する通信(『メッセージ通信』等とも称される)を経由して実データに直接アクセスする場合、タグ管理用システムプログラムでは、実データが格納されたPLCステーション内の格納アドレスにアクセスしなければならない。
【0006】
しかしながら、従来のタグ管理用システムプログラムにあっては、指定されたタグを特定の1個のアクセス先アドレスに一義的に変換するに過ぎないものであったことから、上述のように直接のアクセス先物理アドレスが相違する場合には、最終的にアクセスされるデータ自体は同一であるにも拘わらず、データアクセスルート別に異なるタグを登録せねばならず、またアプリケーションの側でもそれらのタグをデータアクセスルートに応じて使い分けねばならないと言う煩雑さがあった。
【0007】
この発明は、従来のタグ管理用システムプログラムにおける以上の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、PLC相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスするデータアクセスルートと、個々のPLCに対する通信を経由して実データに直接アクセスするデータアクセスルートとを併有するPLC用ツール装置において、最終的にアクセスされるデータ自体が同一である限り、アプリケーションの側では単一のタグを使用し、かつリード若しくはライトの別に拘わらず、データアクセスルートを意識させることなく、所望のデータをタグで指定するだけで当該データに確実にアクセス可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明のPLC用ツール装置は、PLC相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスする第1のデータアクセスルートと、個々のPLCに対する通信を経由して実データに直接アクセスする第2のデータアクセスルートとを併有する構成において、
上位アプリケーションからタグが与えられるのに応答して、当該タグに対応するデータに関する実データのアクセス先アドレス、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、当該データに対して第1又は第2のうちのいずれのデータアクセスルートを使用してアクセスするかを指定するアクセスモードを解読するタグ解読手段と、
前記解読された実データのアクセス先アドレス、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、当該データに対するアクセスモードに応じて、データアクセスルートを自動選択しつつ目的とするデータのアクセスを行うアクセス制御手段と、
を具備することを特徴とするものである。
【0009】
また、好ましい実施の形態のPLC用ツール装置では、タグ解読手段は、あらかじめ設定されたテーブルを参照することにより、当該タグに対応するデータに関する実データのアクセス先アドレス、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、当該データに対するアクセスモードを解読するように構成される。
【0010】
また、好ましい実施の形態のPLC用ツール装置では、テーブルの構造が、各タグ毎に、実データのアクセス先アドレス並びにアクセスモードを関連づけて記憶させたものであり、タグ解読手段が実データのアクセス先アドレスからデータリンクによるコピーデータのアクセス先アドレスを取得する処理はデータリンク割付情報に基づいて行われるように構成される。
【0011】
また、好ましい実施の形態のPLC用ツール装置では、テーブルの構造が、各タグ毎に、実データのアクセス先アドレス、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、当該データに対するアクセスモードを関連づけて記憶させたものとして構成される。
【0012】
また、好ましい実施の形態のPLC用ツール装置では、アクセスモードとしては、リード及び/又はライト時にいずれのデータアクセスルートを使用するかを示す2以上のコードが定義されるように構成される。
【0013】
そして、以上述べた本発明のPLC用ツール装置によれば、PLC相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスするデータアクセスルートと、個々のPLCに対する通信を経由して実データに直接アクセスするデータアクセスルートとを併有するPLC用ツール装置において、最終的にアクセスされるデータ自体が同一である限り、アプリケーションの側では単一のタグを使用し、かつリード若しくはライトの別に拘わらず、データアクセスルートを意識させることなく、所望のデータをタグで指定するだけで当該データに確実にアクセスさせることができる。
【0014】
また、本発明のPLC用ツール装置は、アクセス希望のデータに関して、そのタグ、その実データのアクセス先アドレス、並びに、そのアクセスモードを入力する入力手段と、
前記入力された実データのアドレスに基づいてデータリンク割付情報を参照することにより、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレスを求めるアドレス変換手段と、
前記入力された実データのアクセス先アドレス、変換により求められたコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、入力されたアクセスモードを、該当するタグと関連付けてテーブルとして記憶するテーブル作成手段と、
を具備することを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、実データのアクセス先アドレスさえ指定すれば、それに対応するデータリンクによるコピーデータのアクセス先が自動的に登録され、この種の登録作業の簡便化を図ることができる。
【0016】
また、本発明の記録媒体は、上記のPLC用ツール装置の解読手段並びにデータアクセス制御手段の機能をコンピュータにて実現するためのプログラムを格納したものである。
【0017】
さらに、本発明の記録媒体は、上記のPLC用ツール装置の入力手段、アドレス変換手段、並びに、テーブル作成手段の機能を実現するためのプログラムを格納したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の好適な一実施形態を添付図面に従って詳細に説明する。本発明が適用されたPLCシステムの全体図が図1に概略的に示されている。同図に示されるように、このPLCシステムは、2台のPLCステーション2,3(一般にはCPUユニット、I/Oユニット、通信ユニット、各種の高機能ユニット等をシステムバスで互いに接続して構成される)と、PLC用ツール装置であるパソコン1等を通信ライン4を介して互いに接続して構成されている。これらのパソコン1並びに2台のPLCステーション2,3はいわゆるデータリンク通信を介して結ばれている。ここで、『データリンク通信』とは、当業者によく知られているように、各通信ノード(PLCステーション,パソコン等のそれぞれが自機と他機との双方のデータエリア(I/Oデータや測定データ等)を有していて、それらエリアの内容を自動的に相互で周期的に一括コピーし合うことで、システム全体の整合性を維持するようにしたものである。
【0019】
パソコン1をノード#1、PLCステーション2をノード#2、PLCステーション3をノード#3とすると、各ノード#1〜#3の内部には、データエリアを構成するメモリM1〜M3がそれぞれ内蔵されている。メモリM1〜M3のそれぞれの内部は、ノード#1〜#3にそれぞれ割り当てられた3つの領域に分割されている。メモリM1内の#1領域、メモリM2内の#2領域、メモリM3内の#3領域がそれぞれ実データ格納領域A1とされ、各メモリM1〜M3内のその他の領域はコピーデータ格納領域A2とされている。各メモリM1〜M3内の実データ格納領域A1の内容は、そのメモリの該当ノードのコピーデータ格納領域A2へと一定周期毎に転送される。その結果、各メモリM1〜M3内の該当ノード#1〜#3の領域の内容は互いに整合性が保たれている。
【0020】
この種のPLCシステムのPLC用ツール装置であるパソコン1には、ノード相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスする第1のデータアクセスルート5と、個々のPLCステーションに対する通信(『メッセージ通信』等とも称される)を経由して実データに直接アクセスする第2のデータアクセスルート6との2つのデータアクセスルートが設けられている。このような2つのデータアクセスルート5,6を有する理由は、第1のデータアクセスルートは大容量高速の通信であるのに対して、第2のデータアクセスルートは個別にデータを指定して適時に送信する通信であるため、それぞれのルートには用途上の相違があるからである。
【0021】
データリンク通信におけるリンクデータ割付例並びにデータリンクテーブルの一例が図2並びに図3に示されている。図2に示されるように、ノード#1のメモリエリア1には、ノード#2に関する20チャンネル分のコピーデータ、ノード#3に関する30チャンネル分のコピーデータ、ノード#1に関する15チャンネル分の実データがそれぞれ格納されている。同様にして、ノード#2のメモリエリア1には、ノード#1に関する15チャンネル分のコピーデータ、ノード#2に関する20チャンネル分の実データ、ノード#3に関する30チャンネル分のコピーデータが順に格納されている。同様にして、ノード#3のメモリエリア1には、ノード#3に関する30チャンネル分の実データ、ノード#1に関する15チャンネル分のコピーデータ、ノード#2に関する20チャンネル分のコピーデータが順に格納されている。先ほど説明したように、各メモリエリア内の実データエリアは他のノードへの送信(ライト)エリアとなり、その他のコピーデータエリアは他のノードからの受信(リード)エリアとなる。
【0022】
図2に示されるリンクデータ割付は、図3に示されるデータリンクテーブルの記述に基づいて定義される。即ち、ノード#1〜#3のそれぞれには、図3に示されるようにデータリンクテーブルがそれぞれ備え付けられる。図2と図3とを比較して参照すれば明らかなように、ノード#1〜#3のデータリンクテーブルのそれぞれには、格納されたノードデータのリンク元チャンネル(実データ格納アドレス)が記憶されている。そのため、このデータリンクテーブルを参照することによって、個々の格納データの実データが格納されたアドレスを簡単に知ることができる。例えば、ノード#1のデータリンクテーブルを参照すれば、リンクチャンネル00100から20チャンネル分格納されたノード2に関するデータのリンク元チャンネルは00215であることを知ることができる。同様にして、リンクチャンネル00120から30チャンネル分格納されたノード03に関するデータのリンク元チャンネルは00150であることを知ることができる。
【0023】
図1に戻って、PLC用ツール装置であるパソコン1には、当該PLCシステムが取り扱う任意のデータ(入出力データ、カウンタ値や測定値データ、設定値データ等)を画面上に表示させたり、あるいはそれらのデータを書き替えたりするためのアプリケーション(モニタプログラム等)が用意されている。この種のアプリケーションでは、アクセス対象データの指定を簡便なものとするため、予め登録されたタグを使用されることが行われている。このようなタグがアプリケーションで使用されると、タグ管理用システムプログラムでは、そのタグを自動的にアクセス先アドレスに変換して、アクセス制御を実行する。
【0024】
次に、本発明に係るPLC用ツール装置の第1実施形態を図4〜図6を参照して説明する。図4は第1実施形態のタグ登録操作手順を示すフローチャート、図5は第1実施形態のタグ管理テーブル、図6は第1実施形態のタグ解読並びにアクセス制御処理を示すフローチャートである。
【0025】
図4に示されるように、タグの登録を行う場合には、まず、アクセス対象となるデータを指定するためのタグナンバーを決定する(ステップ401)。ここで重要なことは、従前のタグナンバーはアクセス対象となるデータのアドレスと1対1に対応するものであるのに対し、本発明のタグナンバーは、アクセス対象となるデータそのものと対応するものであって、その格納アドレスと1対1に対応するものでない点である。
【0026】
このようにしてタグナンバーが決定されたならば、次に、指定タグナンバーに対応する実データの格納アドレスを登録する(ステップ402)。例えば図2の例であれば、ここで登録される実アドレスとは、それぞれハッチングで示された、ノード#1のメモリエリア1内におけるチャンネル00150から15チャンネル分のアドレス、ノード#2のメモリエリア1内のチャンネル00215から20チャンネル分のアドレス、ノード#3のメモリ1内のチャンネル00150から30チャンネル分のアドレスのいずれかに該当するものである。
【0027】
このようにして、指定タグナンバーの実アドレス登録が完了したならば、次に、アクセスモードの登録を行う。ここで、アクセスモードとしては、リード及び/又はライト時にいずれのデータアクセスルートを使用するかを示す3種類のコードが定義されている。
【0028】
アクセスモードの種別を示すコードが『1』であるということは、パソコン1がデータリードに際してはデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスする一方、データライトは実施しないことを意味する。この場合、パソコン1はデータリード先アドレスとして自機のメモリM1内における該当するコピーデータアドレスを使用する。
【0029】
アクセスモード種別を示すコードが『2』であるということは、パソコン1がデータリードに際してはデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスするデータアクセスルートを採用する一方、データライトに際しては個々のPLCステージに対する通信を経由して実データに直接アクセスするデータアクセスルートを採用することを意味する。この場合、パソコン1はデータリード先としてメモリM1内の該当するコピーデータアドレスを使用する一方、データライト先アドレスとしてはメモリM2模しくはM3内の該当する実データアドレスを使用することとなる。
【0030】
アクセスモードの種別を示すコードが『3』であるということは、パソコン1がデータリードに際しては個々のPLCに対する通信を経由して実データに直接アクセスすることを意味する一方、データライトに際しても同様に個々のPLCに対する通信を経由して実データに直接アクセスするデータアクセスルートを採用することを意味する。この場合、パソコン1はデータリード先として、メモリM2又はM3内の該当実データアドレスを使用する一方、データライトに際してもメモリM2又はM3内の該当実データアドレスを使用することとなる。
【0031】
図4のフローチャートに戻って、以上のアクセスモードを前提とすれば、受信先(リード先)を実データが保持されたノード以外の他のノード(例えば、ノード#1)のデータリンクエリアにしたい場合であって(ステップ403YES)且つ送信(データライト)を行わない場合には(ステップ404NO)、アクセスモードの種別を示すコードとしては『1』を登録すればよい(ステップ405)。
【0032】
又、受信(データリード)先を実データが保持されたノード以外の他のノード(例えば、ノード#1)のデータリンクエリアにしたい場合であって(ステップ403YES)、且つ送信(データライト)先として実データの格納されたノードを指定したい場合には(ステップ404YES)、アクセスモードの種別を示すコードとしては『2』を登録すればよい(ステップ406)。
【0033】
さらに、受信(データリード)先を実データの格納されたノードとしたい場合には(ステップ403NO)、アクセスノードの種別を示すコードとしては『3』を登録すればよい(ステップ407)。
【0034】
以上説明したタグ登録操作手順により登録されたタグ管理テーブルの内容が図5の表に示されている。同図に示されるように、タグ管理テーブル内には、タグ番号、アクセスモードを示すコード、タグ名、実データの格納アドレスが互いに関連付けて記憶される。ここで、アドレスを示す表記のうちで、WWはネットワーク番号、NNはノード番号、GGは号機番号、AAAAAはメモリアドレスを示している。この表から明らかなように、タグナンバーが指定されれば、アクセスモード並びに実データの格納アドレスを求めることができる。
【0035】
本発明に係るPLC用ツール装置を実現するためのタグ解読並びにアクセス制御処理プログラムの構成が図6のフローチャートに概略的に示されている。上位アプリケーションにおいてタグナンバーの指定が行われると(ステップ601)、当該指定されたタグナンバーに基づいて図5に示されるタグ管理テーブルが参照されることによって、当該タグナンバーに対応するデータに関する実データのアクセス先アドレス、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレス、並びに当該データに対するアクセスモードがそれぞれ解読される。
【0036】
具体的には、まず、指定されたタグナンバーに基づき、図5に示されるタグ管理テーブルを参照することによって、タグナンバーに対応するデータに関する実データのアクセス先アドレスの取得(ステップ602)、並びに、当該タグナンバーに対応するデータに対するアクセスモードの種別を示すコードの取得(ステップ603)が行われる。
【0037】
その後、取得されたアクセスモードの種別が『1』〜『3』のいずれであるかに応じて(ステップ604)、データアクセスルートを自動選択しつつ目的とするデータのアクセスを行うアクセス制御処理が実行される。
【0038】
即ち、指定タグナンバーのアクセスモードが『1』であると判定された場合には、ステップ602で取得された実データアドレスはデータリンクエリアのアドレスに変換された後(ステップ605)、この変換により得られたアドレスが受信先アドレスに設定される(ステップ606)。
【0039】
指定タグナンバーのアクセスモードが『2』であると判定された場合には、ステップ602で取得されたアドレスはデータリンクエリアのアドレスに変換された後(ステップ607)、変換されたアドレスは受信先アドレスとして設定され(ステップ608)、更にステップ602で取得された実データのアドレスはそのまま送信先アドレスとして設定される(ステップ609)。
【0040】
指定タグナンバーのアクセスモードが『3』であると判定された場合には、ステップ602で取得された実データのアドレスは受信先として設定され(ステップ610)、また同時に送信先アドレスとしても設定される(ステップ611)。
【0041】
なお、以上のアドレス変換処理は、先に説明したように、各ノードのデータリングテーブルを参照することにより行われる(図2並びに図3参照)。
【0042】
3通りのアドレス変換処理のいずれか1つが実行された後、受信先アドレスよりの受信(データリード)並びに送信先アドレスへの送信(データライト)が行われる結果(ステップ612,613)、先に定義されたアクセスモード『1』〜『3』の制御動作が実現される。
【0043】
即ち、指定タグナンバーのアクセスモードが『1』と判定された場合には、パソコン(ノード#1)のデータリンクエリアよりの受信(データリード)が行われる一方、送信(データライト)は実行されない。又、指定タグナンバーのアクセスモードが『2』であると判定された場合には、パソコン(ノード#1)のデータリンクエリアよりの受信(データリード)が行われる一方、メッセージ通信による指定ノードへの送信(データライト)が行われる。更に、指定タグナンバーのアクセスモードが『3』であると判定された場合には、メッセージ通信による指定ノードからの受信(データリード)が行われる一方、メッセージ通信による指定ノードへの送信(データライト)が行われる。
【0044】
その結果、最終的にアクセスされるデータ自体が同一である限り、アプリケーションの側では単一のタグを使用し、且つリード若しくはライトの別に拘わらず、データアクセスルートを意識させることなく、所望のデータをタグで指定するだけで当該データに確実にアクセス可能とすることができる。
【0045】
次に、本発明に係るPLC用ツール装置の第2実施形態を図7〜図9を参照して説明する。図7は第2実施形態のタグ登録操作手順並びに登録処理を示すフローチャート、図8は第2実施形態のタグ管理テーブルを示す図、図9は第2実施形態のタグ解読並びにアクセス制御処理を示すフローチャートである。
【0046】
タグの登録を行う場合には、まず、先の第1実施形態と同様にして、タグナンバーの決定(ステップ701)並びに指定タグナンバーに対応するデータに関する実体アドレスの登録(ステップ702)を行った後、先ほどの判断に従って(ステップ703,704)、アクセスモードの登録を行う(ステップ705,708,712)。
【0047】
このとき、アクセスモードが『1』であるとして登録されると(ステップ705)、ステップ702で登録された実体アドレスはデータリンクエリアのアドレスに変換された後(ステップ706)、変換されたアドレスが受信先アドレスとして登録される(ステップ707)。
【0048】
アクセスモードが『2』であるとして登録されると(ステップ708)、ステップ702で登録された実体アドレスはそのまま送信先アドレスとして登録され(ステップ709)、一方同実体アドレスはデータリンクエリアのアドレスに変換された後(ステップ710)、この変換により得られたアドレスが受信先アドレスとして登録される(ステップ711)。
【0049】
更に、アクセスモードが『3』であるとして登録された場合には(ステップ712)、ステップ702で得られた実体アドレスはそのまま送信先アドレスとして送信され(ステップ713)、更に同実体アドレスは受信先アドレスとしても登録される(ステップ714)。
【0050】
このような登録処理により得られたタグ管理テーブルの内容が図8の表に示されている。同図に示されるように、このタグ管理テーブルにおいては、タグナンバーと、アクセスモードと、タグ名と、実体アドレスと、受信先アドレスと送信先アドレスとが互いに関連付けて記憶されている。そのため、このタグ管理テーブルを参照すれば、第1実施形態のようなアドレス演算処理を実行せずとも、タグナンバーに基づき受信先アドレス並びに送信先アドレスを直ちに取得することができる。なお、以上のアドレス変換についても、各ノードのデータリンクテーブルの参照により行われる。
【0051】
そのため図9のフローチャートに示されるように、タグ解読処理並びにアクセス制御処理の内容は、第1実施形態のものに比べ著しく簡素化されたものとなる。即ち、この処理においては、まず上位アプリケーションでタグナンバー指定が行われるのに応答して(ステップ901)、当該指定タグナンバーより直ちに受信先アドレス並びに送信先アドレスを取得し(ステップ902,903)、その後受信先より受信(データリード)並びに送信先への送信(データライト)を実行するだけで(ステップ904,905)、最終的にアクセスされるデータ自体が同一である限り、アプリケーションの側で単一のタグを使用し、且つリード模しくはライトの別に拘わらずデータアクセスルートを意識させることなく、所望のデータをタグに指定するだけで当該データに確実にアクセスすることが可能となる。
【0052】
【発明の効果】
以上の実施形態の説明でも明らかなように、本発明によれば、PLC相互間のデータリンク通信を経由して実データに間接的にアクセスするデータアクセスルートと、個々のPLCに対する通信を経由して実データに直接アクセスするデータアクセスルートとを併有するPLC用ツール装置において、最終的にアクセスされるデータ自体が同一である限り、アプリケーションの側では単一のタグを使用し、且つリード模しくはライトの別に拘わらず、データアクセスルートを意識させることなく、所望のデータをタグで指定するだけで当該データに確実にアクセス可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPLCシステムの全体図である。
【図2】データリンク通信の説明図である。
【図3】データリンクテーブルの一例を示す構成図である。
【図4】第1実施形態のタグ登録操作手順を示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態のタグ管理テーブルの内容を示す図である。
【図6】第1実施形態のタグ解読並びにアクセス制御処理を示すフローチャートである。
【図7】第2実施形態のタグ登録操作手順並びに登録処理を示すフローチャートである。
【図8】第2実施形態のタグ管理テーブルの内容を示す図である。
【図9】第2実施形態のタグ解読並びにアクセス制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パソコン
2,3 PLCステーション
4 通信ライン
5 第1のデータアクセスルート
6 第2のデータアクセスルート
M1 パソコンのメモリ
M2,M3 PLCステーションのメモリ
A1 実データ格納領域
A2 コピーデータ格納領域[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tool device for PLC (abbreviation of Programmable Logic Controller), and in particular, via a data access route for indirectly accessing actual data via data link communication between PLCs, and communication for individual PLCs. In the upper computer for a PLC system having a data access route for directly accessing actual data, the data is the same on the upper application (for example, monitor software, data write software) when using any access route. The present invention relates to a PLC tool device that enables access to target data using the same tag number or tag name as far as possible.
[0002]
[Prior art]
Data on one or two or more PLC stations (generally configured by connecting a CPU unit, I / O unit, communication unit, various high-functional units, etc. via a system bus) and a personal computer that is a PLC tool device A PLC system that is connected by link communication is conventionally known. Here, “data link communication” is a communication method well known to those skilled in the art, and each communication node (PLC station, personal computer, etc.) has a data area ( I / O data, measurement data, etc.), and the contents thereof are automatically and periodically copied together so that the consistency of the entire system is always maintained.
[0003]
The PLC tool device of this type of PLC system includes a first data access route for indirectly accessing actual data via data link communication between PLCs, and communication for each PLC ("message communication"). The second data access route and the second data access route that directly accesses the actual data via the second data access route. The reason for having such two data access routes is that the first data access route is large-capacity and high-speed communication, whereas the second data access route designates data individually and transmits it in a timely manner. This is because communication is different in each route because of communication.
[0004]
A personal computer that is a PLC tool device displays arbitrary data (input / output data, count value, measured value data, set value data, etc.) handled by the PLC system on the screen, or rewrites the data. An application (such as a monitor program) is prepared. In this type of application, in order to make it easy to specify access target data, it has been conventionally performed to use a tag registered in advance. When such a tag is used in an application, the conventional tag management system program automatically converts the tag into an access destination address and executes access control.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when the first data access route for indirectly accessing the actual data via the data link communication between the PLCs is adopted, the tag management system program copies the data to the personal computer memory by the data link communication. The stored address of the copied data must be accessed. On the other hand, when accessing actual data directly via communication to individual PLCs (also called “message communication” etc.), the tag management system program accesses the storage address in the PLC station where the actual data is stored. Must.
[0006]
However, in the conventional tag management system program, the designated tag is merely converted into one specific access destination address, so that direct access is performed as described above. If the destination physical addresses are different, the final accessed data itself is the same, but different tags must be registered for each data access route. There was the complication that it was necessary to use properly according to the access route.
[0007]
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems in the conventional tag management system program, and the object thereof is indirectly to the actual data via the data link communication between the PLCs. In a PLC tool device that has both a data access route to be accessed and a data access route to directly access actual data via communication with each PLC, as long as the data to be finally accessed is the same, On the side, a single tag is used, and regardless of whether it is read or written, it is possible to reliably access the data by specifying the desired data with the tag without being aware of the data access route. .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the PLC tool device of the present invention indirectly accesses actual data via data link communication between PLCs. First Direct access to actual data via data access route and communication to individual PLC Second In the configuration with the data access route,
In response to the tag being given from the host application, the access destination address of the actual data related to the data corresponding to the tag, the access destination address of the copy data by the data link, and the data Specifies whether to use the first or second data access route for access Tag decoding means for decoding the access mode;
Access control for accessing the target data while automatically selecting the data access route according to the access address of the decrypted real data, the access address of the copy data by the data link, and the access mode for the data Means,
It is characterized by comprising.
[0009]
In the PLC tool device according to the preferred embodiment, the tag decoding means refers to a preset table so that the access destination address of the actual data related to the data corresponding to the tag and the access of the copy data by the data link It is configured to decrypt the destination address and the access mode for the data.
[0010]
In the PLC tool device according to the preferred embodiment, the table structure is such that the access destination address and the access mode of the actual data are stored in association with each tag, and the tag decoding means accesses the actual data. The process of obtaining the access destination address of the copy data by the data link from the destination address is configured to be performed based on the data link allocation information.
[0011]
In the PLC tool device according to the preferred embodiment, the table structure associates the access destination address of the actual data, the access destination address of the copy data by the data link, and the access mode for the data for each tag. Configured as a memorized one.
[0012]
In the PLC tool device of the preferred embodiment, the access mode is configured such that two or more codes indicating which data access route is used at the time of reading and / or writing are defined.
[0013]
According to the above-described PLC tool device of the present invention, the data access route for indirectly accessing the actual data via the data link communication between the PLCs, and the actual access via the communication for each PLC. In a PLC tool device that has a data access route that directly accesses data, as long as the data to be finally accessed is the same, a single tag is used on the application side, and it is not related to read or write. Therefore, it is possible to make sure that the desired data can be accessed by simply specifying the desired data with the tag without being aware of the data access route.
[0014]
Further, the PLC tool device of the present invention has an input means for inputting the tag, the access destination address of the actual data, and the access mode for the data desired to be accessed,
Address conversion means for obtaining an access destination address of copy data by the data link by referring to the data link allocation information based on the address of the input actual data;
A table creating means for storing the input address of the actual data, the access address of the copy data obtained by the conversion, and the input access mode as a table in association with the corresponding tag;
It is characterized by comprising.
[0015]
According to the present invention, if only an access destination address of actual data is designated, an access destination of copy data by a corresponding data link is automatically registered, and this kind of registration work can be simplified.
[0016]
The recording medium of the present invention stores a program for realizing the functions of the decoding means and the data access control means of the above PLC tool device by a computer.
[0017]
Furthermore, the recording medium of the present invention stores a program for realizing the functions of the input means, address conversion means, and table creation means of the above-described PLC tool device.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. A general view of a PLC system to which the present invention is applied is schematically shown in FIG. As shown in the figure, this PLC system is composed of two
[0019]
If the
[0020]
A
[0021]
An example of link data assignment and an example of a data link table in data link communication are shown in FIGS. As shown in FIG. 2, in the
[0022]
The link data assignment shown in FIG. 2 is defined based on the description of the data link table shown in FIG. That is, each of the
[0023]
Returning to FIG. 1, on the
[0024]
Next, a first embodiment of a PLC tool device according to the present invention will be described with reference to FIGS. 4 is a flowchart showing a tag registration operation procedure according to the first embodiment, FIG. 5 is a flowchart showing a tag management table according to the first embodiment, and FIG. 6 is a flowchart showing tag decoding and access control processing according to the first embodiment.
[0025]
As shown in FIG. 4, when registering a tag, first, a tag number for designating data to be accessed is determined (step 401). What is important here is that the previous tag number has a one-to-one correspondence with the address of the data to be accessed, whereas the tag number of the present invention corresponds to the data to be accessed. However, it does not correspond one-to-one with the storage address.
[0026]
If the tag number is determined in this way, the actual data storage address corresponding to the designated tag number is registered (step 402). For example, in the example of FIG. 2, the real addresses registered here are addresses indicated by hatching for the channels 150015 to 15 in the
[0027]
When the real address registration of the designated tag number is completed in this way, the access mode is registered next. Here, as the access mode, three types of codes indicating which data access route is used at the time of reading and / or writing are defined.
[0028]
When the code indicating the type of the access mode is “1”, it means that the
[0029]
The code indicating the access mode type is “2”, which means that the
[0030]
That the code indicating the type of access mode is “3” means that the
[0031]
Returning to the flowchart of FIG. 4, assuming the above access mode, the receiving destination (read destination) is to be the data link area of a node other than the node holding the actual data (for example, node # 1). If this is the case (step 403 YES) and transmission (data write) is not performed (step 404 NO), “1” may be registered as a code indicating the type of the access mode (step 405).
[0032]
In addition, when it is desired to set the reception (data read) destination to the data link area of another node (for example, node # 1) other than the node holding the actual data (step 403 YES), and the transmission (data write) destination If it is desired to specify a node storing actual data (step 404 YES), “2” may be registered as a code indicating the type of access mode (step 406).
[0033]
Furthermore, when the destination (data read) destination is a node storing actual data (step 403 NO), “3” may be registered as a code indicating the type of the access node (step 407).
[0034]
The table of FIG. 5 shows the contents of the tag management table registered by the tag registration operation procedure described above. As shown in the figure, in the tag management table, a tag number, a code indicating an access mode, a tag name, and an actual data storage address are stored in association with each other. Here, in the notation indicating the address, WW indicates a network number, NN indicates a node number, GG indicates a machine number, and AAAAA indicates a memory address. As is apparent from this table, if the tag number is designated, the access mode and the actual data storage address can be obtained.
[0035]
The structure of the tag decoding and access control processing program for realizing the PLC tool device according to the present invention is schematically shown in the flowchart of FIG. When the tag number is designated in the upper application (step 601), the tag management table shown in FIG. 5 is referred to based on the designated tag number, so that actual data relating to the data corresponding to the tag number is obtained. , The access destination address of the copy data by the data link, and the access mode for the data are decoded.
[0036]
Specifically, first, by referring to the tag management table shown in FIG. 5 based on the designated tag number, acquisition of the access destination address of the actual data related to the data corresponding to the tag number (step 602), and Then, a code indicating the type of access mode for the data corresponding to the tag number is acquired (step 603).
[0037]
Thereafter, depending on which of the acquired access mode types is “1” to “3” (step 604), an access control process for accessing the target data while automatically selecting the data access route is performed. Executed.
[0038]
That is, if it is determined that the access mode of the designated tag number is “1”, the actual data address acquired in
[0039]
If it is determined that the access mode of the designated tag number is “2”, the address acquired in
[0040]
When it is determined that the access mode of the designated tag number is “3”, the address of the actual data acquired in
[0041]
Note that the above address conversion process is performed by referring to the data ring table of each node as described above (see FIGS. 2 and 3).
[0042]
After any one of the three types of address conversion processing is executed, the result of receiving from the destination address (data read) and sending to the destination address (data write) (
[0043]
That is, when the access mode of the designated tag number is determined to be “1”, reception (data read) is performed from the data link area of the personal computer (node # 1), but transmission (data write) is not performed. . If it is determined that the access mode of the designated tag number is “2”, reception (data read) from the data link area of the personal computer (node # 1) is performed, while the message is communicated to the designated node. Is transmitted (data write). Further, when it is determined that the access mode of the designated tag number is “3”, reception from the designated node by message communication (data read) is performed, while transmission to the designated node by message communication (data write) ) Is performed.
[0044]
As a result, as long as the data to be finally accessed is the same, a single tag is used on the application side, and the desired data can be used regardless of the data access route regardless of read or write. It is possible to ensure that the data can be accessed simply by designating with a tag.
[0045]
Next, a second embodiment of a PLC tool device according to the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 7 is a flowchart showing the tag registration operation procedure and registration processing of the second embodiment, FIG. 8 is a diagram showing a tag management table of the second embodiment, and FIG. 9 is a tag decoding and access control processing of the second embodiment. It is a flowchart.
[0046]
When registering a tag, first, as in the first embodiment, determination of a tag number (step 701) and registration of an entity address relating to data corresponding to a specified tag number (step 702) were performed. Thereafter, the access mode is registered (
[0047]
At this time, if the access mode is registered as “1” (step 705), the actual address registered in
[0048]
When the access mode is registered as “2” (step 708), the entity address registered in
[0049]
Furthermore, when the access mode is registered as “3” (step 712), the actual address obtained in
[0050]
The contents of the tag management table obtained by such registration processing are shown in the table of FIG. As shown in the figure, in this tag management table, a tag number, an access mode, a tag name, an actual address, a reception destination address, and a transmission destination address are stored in association with each other. Therefore, by referring to this tag management table, it is possible to immediately acquire the reception destination address and the transmission destination address based on the tag number without executing the address calculation process as in the first embodiment. The above address conversion is also performed by referring to the data link table of each node.
[0051]
Therefore, as shown in the flowchart of FIG. 9, the contents of the tag decoding process and the access control process are significantly simplified as compared with the first embodiment. That is, in this process, first, in response to the tag number designation by the upper application (step 901), the reception address and the transmission destination address are obtained immediately from the designated tag number (
[0052]
【The invention's effect】
As is clear from the above description of the embodiment, according to the present invention, the data access route for indirectly accessing the actual data via the data link communication between the PLCs and the communication for each PLC are used. In a PLC tool device having a data access route that directly accesses actual data, a single tag is used on the application side as long as the data to be finally accessed is the same, and the read Regardless of the write, it is possible to ensure that the data can be accessed by simply designating the desired data with the tag without being aware of the data access route.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of a PLC system of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of data link communication.
FIG. 3 is a configuration diagram showing an example of a data link table.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a tag registration operation procedure according to the first embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing the contents of a tag management table of the first embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing tag decryption and access control processing according to the first embodiment;
FIG. 7 is a flowchart illustrating a tag registration operation procedure and a registration process according to the second embodiment.
FIG. 8 is a diagram illustrating the contents of a tag management table according to the second embodiment.
FIG. 9 is a flowchart showing tag decryption and access control processing according to the second embodiment;
[Explanation of symbols]
1 PC
2,3 PLC station
4 communication lines
5 First data access route
6 Second data access route
M1 PC memory
M2, M3 PLC station memory
A1 Actual data storage area
A2 Copy data storage area
Claims (4)
上位アプリケーションからタグが与えられるのに応答して、当該タグに対応するデータに関する実データのアクセス先アドレス、データリンク通信によるコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、当該データに対して第1又は第2のうちのいずれのデータアクセスルートを使用してアクセスするかを指定するアクセスモードを解読するタグ解読手段と、
前記解読された実データのアクセス先アドレス、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、当該データに対するアクセスモードに応じて、データアクセスルートを自動選択しつつ目的とするデータのアクセスを行うアクセス制御手段と、
を具備することを特徴とするPLC用ツール装置。A first data access route that indirectly accesses actual data via data link communication between PLCs and a second data access route that directly accesses actual data via communication to individual PLCs are combined. A PLC tool device comprising:
In response to the upper application of the tag is given, access destination address of the real data about the data corresponding to the tag, the access destination address of the copy data by the data link communication, and the first or second for the corresponding data Tag decryption means for decrypting an access mode for designating which data access route is used to access ,
Access control for accessing the target data while automatically selecting the data access route according to the access address of the decrypted real data, the access address of the copy data by the data link, and the access mode for the data Means,
A PLC tool device comprising:
前記入力された実データのアドレスに基づいてデータリンク割付情報を参照することにより、データリンクによるコピーデータのアクセス先アドレスを求めるアドレス変換手段と、
前記入力された実データのアクセス先アドレス、変換により求められたコピーデータのアクセス先アドレス、並びに、入力されたアクセスモードを、該当するタグと関連付けてテーブルとして記憶するテーブル作成手段と、を具備し、
前記タグ解読手段における解読処理は上記テーブルの参照により行われる、ことを特徴とするPLC用ツール装置。With respect to data to be accessed, an input means for inputting the tag, the access destination address of the actual data, and the access mode;
Address conversion means for obtaining an access destination address of copy data by the data link by referring to the data link allocation information based on the address of the input actual data;
A table creating means for storing the access destination address of the input actual data, the access destination address of the copy data obtained by the conversion, and the input access mode as a table in association with the corresponding tag; ,
A PLC tool device, wherein the decoding process in the tag decoding means is performed by referring to the table .
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