JP3662625B2 - イメージング・システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一般にイメージング・システムの分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、電子イメージング・カメラでは、光を電荷に変換する、時には、CCD(すなわち、電荷結合素子)光検出器として知られるタイプの、2次元アレイをなす感光素子が用いられている。多くの比較的低価格のカラー及び黒・白アレイCCD検出器がビデオ・イメージングに利用可能であるが、その少ないピクセル(すなわち、画素)数及び狭いダイナミック・レンジにより判定される低い品質のイメージしか得られない。従来の35mm化学写真に匹敵する質を備えたイメージを形成するアレイCCD光検出器は、約3000×2000ピクセルの解像度を備えなければならない。こうしたアレイは、製造歩留まりが低いので、高価である。
【0003】
線形光検出器は、はるかに小さく、製造歩留まりが高くなるので、アレイ検出器に比べてコストが大幅に低下する。線形光検出器に伴う問題は、1度に1ラインのピクセルだけしか解像しないので、カメラの露光時間内に1ラインずつイメージ全体を走査しなければならないという点にある。携帯型のカメラの場合、ユーザは、1/15秒より長くカメラを保持することはできないので、露光時間はこれ未満でなければならない。露光時間は、例えば、1/125秒のように、はるかに短いのが理想的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
既知の携帯型カメラは、露光時間内に、イメージ全体にわたって、線形検出器を走査させることができないので、また、線形光検出器は、質の高いイメージを形成するのに十分な光子を捕捉しないので、線形光検出器を利用することができない。既知の携帯型カメラが、その露光時間内に、イメージ全体にわたって光検出器を走査させることができるとすれば、線形光検出器は、ユーザの手からカメラを揺り動かすほどの高速度及び加速度で移動することになる。
【0005】
コピー機及び写真スキャナのような既知の固定イメージング・システムは、周囲光及び/又は露光時間を増すことによって、イメージの質を向上させることが可能である。これらの技法は、露光時間が短く、さまざまな光条件において機能する必要があるので、携帯型カメラには役立たない。
【0006】
前述の理由から、検出器を横切って、かなり迅速なイメージ走査を行うが、検出器がけた外れな速度又は加速度で移動する必要のない、イメージ捕捉システムを有することに利点がある。また走査時に捕捉される光子の数を増すことが可能な、イメージ捕捉システムを有することに利点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、像平面にイメージを形成するためのレンズと、並進移動を排除するように取り付けられた検出器と、イメージを検出器の平面に偏向させるためのミラーと、ミラーを移動させて、検出器を横切ってイメージを走査するための機構とを備えたイメージを捕捉するためのシステムである。ミラーの平面は、本明細書で「光束」と呼ばれる、イメージの一部を捕捉する検出器のセルと、像平面における対応する焦点(すなわち、検出器のセルに合焦する光束は、像平面上に、対応する焦点と呼ばれるもう1つの焦点を有している)との間の仮想線を90゜で「二分割する」(すなわち、2つの等しい部分に分割する)。検出器の幅が、セル1つ分を超えると、検出器はミラーと同期して回転する。該イメージ捕捉システムは、任意の周波数の電磁波によって得られる「イメージ」を捕捉することが可能であり、例えば、フォトコピー機、携帯型静止画カメラ、動画カメラ、フィルム・スキャナ、コピー機を形成するためにプリンタに接続されるスキャナ、ファックス機、イメージを記憶するためにメモリに接続されるスキャナ、イメージを変更するためにコンピュータに接続されるスキャナ、顕微鏡、望遠鏡、コヒーレント光学系、及び他の多くのシステムといった、多種多様な装置に適合することが可能である。
【0008】
このイメージ捕捉システムには、検出器の動き及びミラーの動きが最小化されるという利点があり、線形CCD光検出器のような安価な線形光検出器を利用して、高品質イメージを捕捉することが可能である。
【0009】
イメージ投影システムは、逆の働きをし、光検出器の代わりに、発光素子アレイを備えている点を除けば、イメージ捕捉システムと同様である。イメージ投影システムには、並進移動を排除するように取り付けられた発光素子と、イメージを偏向させるためのミラーと、ミラーを移動させて、イメージを走査するための機構が設けられている。やはり、ミラーの平面は、「光束」と呼ばれる、イメージの一部を発生する発光素子と、像平面における対応する焦点(すなわち、発光素子から生じる光束は、イメージ上に、対応する焦点と呼ばれるもう1つの焦点を有している)との間の仮想線を90゜で二分割する。
【0010】
【実施例】
図1は、イメージ捕捉システム20の動作を示す3次元ダイヤグラムである。各光束は、主光線33(すなわち、光束の中心をなす光ビーム)と、像平面38上の対応する焦点36として知られる位置に合焦する、補助光線34A〜34Dで表示された多くの補助光線を備えている。イメージ捕捉システム20において、像平面38上の対応する焦点36に合焦する光束は、「イメージ形成システム」24(すなわち、望遠鏡、潜望鏡、顕微鏡、単一レンズ、ホログラフィック・レンズ、コヒーレント光学系、望遠レンズ、ミラー、イメージ安定器、フィルタ、並びに、他の多くの装置といった、像平面38にイメージを合焦させるための多くのシステムのうちの任意のもの)を通る。次に、光束は、ミラー26によって、像平面38に向かう途中で偏向させられ、その光路から検出器平面31及び検出器30に向かい、そこで、セル44に合焦することになる。トラック48は、ミラー26の軌道を制御する、可能性のある多くの装置のうちの1つを表している。
【0011】
図2には、図面の簡略化のため、主光線33、33A、33B、33C、及び、33Dだけで追加光束が示されている。各光束は、異なるフォトセル44、44A、44B、44C、44Dによって検出され、対応する異なる焦点36、36A、36B、36C、36Dを備えている。本発明の最良の態様では、互いの間で電荷を転送することによって、イメージ捕捉システムの露光時間を延長する水平方向に集積された連鎖状フォトセル段を備える、線形TDI(すなわち、時間遅延集積)光検出器が利用される。ミラー26が、光検出器30を横切り主光線33、33A、33B、33C、及び33Dによって表示される光束を走査させると、電荷が、同期して、1つのフォトセルから水平方向に集積されたもう1つのフォトセルに移動する。
【0012】
図8には、光検出器30の実施例が示されている。該検出器は、それぞれ、赤、緑、または青の光を検出するように、それぞれ、異なるフィルタで覆われた、3つのTDI CCD検出器32A、32B、及び32Cから成るグループを4つ備えている。(光検出器は、本発明の範囲を逸脱することなく、異なるカラー・フィルタを備えることが可能である。)TDI検出器32A、32B、及び32Cは並列に取り付けられ、各TDI検出器毎に、約100段が設けられているので、光検出器30がミラー26の2倍の角速度で回転する間に、ミラー26は、約1200段にわたってイメージの走査を行うことになる。本発明の代替実施例では、本発明の範囲を逸脱することなく、任意の数の光検出器または3つで1グループの光検出器を任意のグループ数だけ利用することが可能である。さらに、光検出器は、本発明の範囲を逸脱することなく、点検出器、線形検出器、あるいは、任意の幅を備えた検出器とすることが可能である。本発明の代替実施例では、ミラー26と共に移動するのなら、任意のタイプの感光材料、例えば、写真フィルムであろうと利用することが可能である。
【0013】
イメージ捕捉システム20は、検出器の並進移動を排除することによって、また、ミラー26またはミラー平面28(すなわち、ミラー手段とは、ミラー26及び/又はミラー平面28をいう)によって、検出器30上のセル44と対応する焦点36との間の仮想線が90゜で二分割されるようにすることによって、また、検出器30の幅が1つのセルよりも大きい場合、ミラー26と同期して、ミラー26の2倍の回転速度で、光検出器30を回転させることによって、該システムによって生じる速度及び加速度に制限を加えることになる。図3〜図5及び図6には、この独自の軌道及び回転がより詳細に示されている。
【0014】
図3は、本発明を例示するイメージ捕捉システム20の最良の態様に関する平面図である。図面の簡略化のため、図3〜図5、図6、及び図7では、主光線だけを用いて、光束を表している。別様であれば、像平面38の対応する焦点36、36A、及び36Bに合焦する光束は、イメージ形成システム24を通り、ミラー26で偏向し、それぞれ、光検出器30の中心及び両端に位置するフォトセル44、44A、及び44Bに進む。本発明の場合、ミラー26の軌道によって、ミラー平面28が、フォトセル44、44A、及び44Bから対応する焦点36、36A、及び36Bに延びるライン46、46A、及び46Bを90゜で二分割することになる。この幾何学的配置の結果、ミラー26とフォトセル44、44A、及び44B間の距離は、常に、ミラー26と対応する焦点36、36A、及び、36Bの間の距離に等しくなる。この独自の軌道の利点は、ミラー26及び光検出器30の移動が最小限に抑えられるので、非実際的な力を発生しなくても、カメラの露光時間内に、ミラー26によって、光検出器30(並進移動を生じない)上にイメージを走査することが可能になるということである。イメージ捕捉システム20の露光時間は、少なくとも部分的には、それを利用する装置によって決まる。
【0015】
ミラー平面28は、ライン46、46A、及び46Bを二分割するだけではなく、全てのフォトセルと対応する焦点との間における全ての仮想線を二分割する。本発明の最良の態様では、図8に示すように、3つの100×2048TDI光検出器から成るグループが4つ利用される。各グループは、614,400のフォトセル、614,400の対応する焦点、及び、ミラー平面28が90゜で二分割する、フォトセルと対応する焦点との間における614,400のラインを備えている。
【0016】
図4及び図5に示すように、その軌道内におけるミラー26の位置にもかかわらず、ミラー平面28は、常に、フォトセル44と像平面38上の対応する焦点40または42とを結ぶ仮想線46を90゜で二分割する。図4の場合、ミラー26の位置によって、主光線33で表した光束がフォトセル44へと偏向される。この光束は、別様であれば、像平面38の対応する焦点40に合焦する。図5の場合、ミラー26が、別様であれば、像平面38の位置42に合焦する、主光線33で表した光束をフォトセル44に反射する。対応する焦点の位置が変化し、ミラー26の位置が変化し、ミラー26からフォトセル44までの距離が変化するが、ミラー平面28は、常に、フォトセル44と像平面38上の対応する焦点36、40または42との間の仮想線46を90゜で二分割する。
【0017】
望ましい実施例の場合、ミラー26は、それに当たる全ての光を反射し、像平面38は実際の素子ではなく、焦点の仮想平面である。本発明の代替実施例の場合、ミラー26が、進路からはずれる、すなわち、それに当たる光の一部(例えば、25%)を送り出す。この光は像平面38の位置まで進み、オートフォーカス・センサ、コントラスト比センサ、自動露出センサ、ビュー・ファインダ、または、入力イメージを検査し、カメラの調整を行う他の装置といった、補助装置68(図3、図4、及び図5にアウトラインの形で図示)に合焦する。従って、本発明の代替実施例には、2つ以上の焦点面に2つ以上の感光装置を備えるものもある。
【0018】
図6には、光検出器上にイメージを走査する場合におけるミラー平面28のさまざまな位置が示されている。ミラー26の移動につれて距離の変化は生じるが、どの位置においても、ミラー平面28とフォトセル44との間の距離は、ミラー平面28と像平面38上の対応する焦点36、40、または42との間の距離に等しい。ミラー平面28は、常に、仮想線46(明瞭にするため不図示)を90゜で二分割する。図3、図4、図5、及び図6に示すように、ミラー26の移動と光検出器30の回転とが同期され、光検出器30の幅がフォトセル1つ分を超えると、光検出器30は、ミラー26の2倍回転するようになっている。本発明の代替実施例の場合、光検出器30は、幅が、点検出器または線形検出器のようなフォトセル1つ分であり、回転しない。
【0019】
図7には、代替位置にある光検出器30を備えたイメージ捕捉システム20が示されている。ミラー平面28は、やはり、ライン46を90゜で二分割する。本発明の利点の1つは、光検出器30がさまざまな位置につくことができるという点である。この柔軟性の利点の1つは、光検出器30の近くにバッフルを形成することによって、迷光の影響を最小限に抑えるように、光検出器30を配置することができるということである。
【0020】
図8に示すTDI CCD線形光検出器32A、32B、32Cの一例は、カナダ、オンタリオ州、ウォータールーのDalsa Inc.(電話:519−886−6000)から入手可能なIT−E1シリーズTDI QuietsensorTMである。その独自の軌道を有するミラー26は、任意のタイプの光検出器に用いることが可能である。例えば、1×2048の単一光検出器は、黒白イメージの捕捉に用いることが可能である。本発明の範囲を逸脱することなく、他の光検出器及び感光フィルムを用いることも可能である。更に、本発明の範囲を逸脱することなく、図9に示すモザイク光検出器のような、他の構成による感光装置を利用することも可能である。
【0021】
本発明の最良の態様において用いられるTDI光検出器32A、32B、32Cは、それぞれ、2048列のフォトセルからなる高さと、96個のフォトセルからなる幅を備え、1つのフォトセルに生じた電荷が、特定の時間間隔において、近傍のフォトセルに転送されるように接続された、フォトセル・アレイである。本発明の代替実施例では、本発明の範囲を逸脱することなく、96×2048以外のサイズを有する、他のタイプの光検出器を用いることが可能である。図10に示す検出器コントローラ66及びカメラ・コントローラ58は、フォトセル間の電荷の転送とミラー26の移動を、従って、TDI検出器30を横切るイメージの移動を同期させる。第1のフォトセルに隣接して配置された第2のフォトセルは、同じ光束からの光子を電荷に変換し、これを、第1のフォトセルから転送される電荷に付加する。このイメージ捕捉システム20は、検出器30を95回横切ってこれを繰り返す。TDI CCD線形検出器32A、32B、32Cを利用する利点は、イメージの露光時間が有効に延長されることにある。この結果、光に対する有効感度が高くなり、捕捉されるイメージの空間均一性及び忠実度が増すことになる。さらに、それによって、イメージ捕捉システム20は、少ない光で、高解像度/高品質のイメージを形成することが可能になる。
【0022】
前述のように、アレイ光検出器が、従来の35mm化学写真に匹敵する品質を備えたイメージを形成するには、約3000×2000ピクセルの寸法を備えなければならない。線形光検出器またはTDI光検出器が1×2048フォトセルの長さを備える場合、イメージの他方の寸法を3072ピクセルに解像しなければならない。これは、光検出器30を横切ってイメージを走査することによって実施される。
【0023】
携帯型カメラの場合、これは1/15秒以下で実施しなければならない。この結果、各ピクセル毎の露光時間は、約((1/15)/3000)すなわち1/(45,000)秒になる。96×2048TDI線形検出器の場合、露光の長さは96倍に増大する。水平方向に集積されたフォトセルの数が増すと、露光はさらに延長される。チップ内における電荷転送機構は、S/N比が、チップ間における電気信号の転送に比べてはるかに優れているので、96×2048TDI線形光検出器は、並列に取り付けられた96個の1×2048の線形光検出器よりもずっと有効である。
【0024】
本発明の代替実施例では、図9に示すモザイク光検出器70を利用する。光検出器70のモザイクには、歩留まりの高い多くの小形光検出器72を利用するので、安価であるという利点がある。小形光検出器72は、各列が互いに連鎖された96個のフォトセルを含む256列のフォトセルといった、任意の寸法の時間遅延集積(TDI)光検出器とすることが可能である。光検出器72は、マルチ・チップ・モジュールにアセンブルされる。図9の場合、モザイク光検出器70は、赤の光検出器76、次に緑の光検出器78、次に青の光検出器80を有する列内に配列された光検出器を備え、このパターンが繰り返される。個々の列はジグザグ状であり、列の上部のカラーが変わるので、異なる列における同様のカラー間でいくらかのオーバラップ74がある。この光検出器に対するイメージの走査が済むと、イメージ処理技法を利用して、イメージの再アセンブルが実施される。この例の場合、完全な走査セグメントは4列の光検出器を備える。
【0025】
露光時間の長いイメージ捕捉システムに関する代替実施例の場合、イメージ形成システム24は、イメージ安定器を利用することが可能である。イメージ安定器は、ミラー26に投影されるイメージが静止状態に保たれるように、カメラ位置におけるわずかな偏差を補償する。イメージ安定器は、加速度計、液体変形レンズ、ジャイロ制御レンズ、及び他の装置によって制御される液体バッフルとすることが可能である。移動の周波数または振幅が極めて大きいために、イメージ安定器による移動の補償が不可能な場合には、デジタル化イメージに対して信号処理技法を用いることによって、この移動によって導入される歪みを補正することが可能である。
【0026】
図10には、イメージ捕捉システム20を用いるカメラ・システムのブロック図が示されている。光イメージは、イメージ形成システム24を通ってミラー26に達し、光検出器30に反射される。ミラー・コントローラ68は、カメラ・コントローラ58から指令を受信し、ミラー26の位置を検知して、移動アクチュエータ56に指令を出し、ミラー機構54に電力を送らせる。ミラー機構54は、この電力を利用してミラー26を軌道に沿って移動させ、この結果、ミラーは、検出器30を横切ってイメージの走査を行い、ミラー平面28は、検出器30のセル44と対応する焦点46の間に延びる仮想線46を90゜で二分割する。
【0027】
検出器30の幅がセル44の1つ分を超えると、検出器コントローラ66が、カメラ・コントローラ58から指令を受信し、光検出器30の位置を検出して、検出器機構52に電力を供給するように移動アクチュエータ56に指令を出し、検出器30は、該機構によってミラー26の2倍の回転速度で回転することになる。光検出器30の出力は、信号処理システム82に送られ、ここで組み合わせられて、カラー・イメージを形成することになる。カメラ・コントローラ58は、信号処理システム82の動作をミラー26及び光検出器30の移動と共に調整する。
【0028】
検出器30及びミラー26は、同じ移動アクチュエータ56、あるいは異なる移動アクチュエータ56を利用することも可能である。移動アクチュエータ56は、本発明の範囲を逸脱することなく、モータ、またはバネ負荷機構、または他の装置とすることが可能である。検出器機構52は、ギヤ、プーリ、または所望の速度で検出器を回転させる他の装置とすることが可能である。ミラー機構54は、所望の並進移動が行えるように、ギヤ、プーリ、または他の装置を介して、モータ・アクチュエータ56に取り付けられた、ミラー支持体とすることが可能である。回転移動は、並進移動時に、ミラー支持体を傾斜させることによって実現することができる。この並進移動と回転移動の組み合わせは、当該技術の通常の技術者であれば設計可能な、多種多様な装置によって実施することが可能である。
【0029】
イメージ捕捉システム20は、フォトコピー機、携帯型静止画カメラ、動画カメラ、フィルム・スキャナ、コピー機を形成するためにプリンタに接続されるスキャナ、ファックス機、イメージを記憶するためにメモリに接続されるスキャナ、イメージを変更するためにコンピュータに接続されるスキャナ、顕微鏡、望遠鏡、コヒーレント光学系、及び他の多くのイメージ捕捉システムといった、多種多様な装置に取り付けることが可能である。ホスト装置によって、どのタイプの大容量記憶装置、ユーザ・インターフェイス、及び通信リンクが、イメージ捕捉システム20に取り付けられるかが決定される。
【0030】
図11は、検出器30の代わりに発光素子84を備えている点と、イメージ捕捉システム20と逆の働きをする点を除けば、図1〜図10に示すイメージ捕捉システム20に極めてよく似たイメージ投影システム90のブロック図である。大容量記憶装置92はイメージを生成する情報を記憶する。この情報は、プロジェクタ・コントローラ94によって信号処理システム82に送られる。信号処理システム82はこの情報を発光素子84A、84B、及び84Cに対して準備し、各発光素子は、イメージの各部分毎に3つもの異なる光束を生成するための、異なるカラー・フィルタを備える。黒・白イメージが形成される場合には、1つの発光素子だけしか用いられない。プロジェクタ・コントローラ94は、発光素子84A、84B、及び84Cを横切ってイメージの走査を行う。ミラー26は、これらの光束を途中で受け、イメージ形成システム24を横切って光束を走査する。イメージ投影システム90に関するミラー26の軌道は、図1〜図7に示すイメージ捕捉システムに関するミラー26の軌道と同じである。イメージ形成システム24は、光束の焦点を合わせて、遠位点にイメージが形成されるようにする。
【0031】
図12には、イメージ投影システム90における光束の経路が示されている。発光素子84のセル86が、主光線33、及び補助光線34A、34B、34C、及び34Dを含む光束を放出する。ミラー26は、この光束をイメージ形成システム24に偏向させて、光束を遠位平面に合焦させる。
【0032】
以下に、本発明の実施態様を列挙する。
【0033】
1.a.並進移動を排除するように取り付けられた検出器と、
b.イメージを検出器の平面に偏向させるためのミラー手段と、
c.ミラー手段を移動させて、検出器を横切ってイメージを走査する走査手段から構成される、イメージ捕捉システム。
【0034】
2.前記検出器が1つのセルの幅を備えることを特徴とする前項1に記載のシステム。
【0035】
3.前記検出器がさらに、
1つのセルより大きな幅を備えた検出器と、
ミラー手段と同期して検出器を回転させる回転手段と、
からなることを特徴とする前項1に記載のシステム。
【0036】
4.前記検出器がさらに、
モザイク検出器と、
ミラー手段の2倍の回転速度でモザイク検出器を回転させる回転手段と、
からなることを特徴とする前項1に記載のシステム。
【0037】
5.前記検出器がさらに、
一連のフォトセル段を備えるTDI検出器と、
ミラー手段の移動と同期して、フォトセル段間で電荷を転送する転送手段と、
ミラー手段の2倍の回転速度で検出器を回転させる回転手段と、
からなることを特徴とする前項1に記載のシステム。
【0038】
6.前記検出器がさらに、それぞれ、カラー・フィルタを備えた3つの検出器からなることを特徴とする前項1に記載のシステム。
【0039】
7.前記検出器がさらに、並列に配置された3つの検出器のグループからなることを特徴とする前項6に記載のシステム。
【0040】
8.像平面に配置される第2の検出器から更になり、ミラー手段がさらに、光を伝送するミラー手段からなることを特徴とする前項1に記載のシステム。
【0041】
9.前記走査手段がさらに、検出器上のセルと像平面上の対応する焦点との間の仮想線を90゜で二等分するように、ミラー手段の平面を位置決めする手段からなることを特徴とする前項1に記載のシステム。
【0042】
10.前記検出器が1つのセルの幅を備えることを特徴とする前項9に記載のシステム。
【0043】
11.前記検出器がさらに、
1つのセルより大きな幅を備えた検出器と、
ミラー手段と同期して検出器を回転させる回転手段と、
からなることを特徴とする前項9に記載のシステム。
【0044】
12.前記検出器がさらに、
モザイク光検出器と、
ミラー手段の2倍の回転速度で検出器を回転させる回転手段と、
からなることを特徴とする前項9に記載のシステム。
【0045】
13.前記検出器がさらに、
一連のフォトセル段を備えるTDI検出器と、
ミラー手段の移動と同期して、フォトセル段間で電荷を転送する転送手段と、ミラー手段の2倍の回転速度で検出器を回転させる回転手段と、
からなることを特徴とする前項9に記載のシステム。
【0046】
14.像平面に配置された第2の検出器から更になり、ミラー手段がさらに、光を伝送するミラー手段からなることを特徴とする前項9に記載のシステム。
【0047】
15.a.並進移動を排除するように取り付けられた、イメージを生成するための手段と、
b.イメージをイメージ形成システムに偏向させるためのミラー手段と、
c.ミラー手段を移動させて、イメージ形成システムを横切ってイメージを走査する走査手段と、からなるイメージ投影システム。
【0048】
16.検出器上のセルと像平面上の対応する焦点との間の仮想線を90゜で二等分するように、ミラー手段の平面を位置決めする手段から更になることを特徴とする前項15に記載のイメージ投影システム。
【0049】
17.a.検出器の並進移動を阻止するステップと、
b.ミラーを用いて、イメージを検出器の平面に偏向させるステップと、
c.ミラーを移動させて、検出器を横切ってイメージを走査するステップと、を含むイメージの捕捉方法。
【0050】
18.走査時におけるミラーの軌道を制御して、ミラー平面が、検出器のセルと像平面上の対応する焦点との間において描かれる仮想線を90゜で二等分するようにするステップを含むことを特徴とする前項17に記載の方法。
【0051】
19.それぞれ、カラー・フィルタを備え、並列に配置された3つの光検出器上にイメージを走査するステップを更に含むことを特徴とする前項17に記載の方法。
【0052】
20.ミラーを介してイメージの一部を像平面に配置された第2の検出器に伝送するステップを更に含むことを特徴とす前項17に記載の方法。
【0053】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したので、このイメージ捕捉システムには、検出器の動き及びミラーの動きが最小化されるという効果があり、また線形CCD光検出器のような安価な線形光検出器を利用して、高品質イメージを捕捉することが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】イメージ捕捉システムの望ましい実施例の動作を示す3次元図面である。
【図2】イメージ捕捉システムの望ましい実施例の動作を示す3次元図面である。
【図3】ミラーがその軌道内の3つの異なる位置についている、図1及び図2に示すイメージ捕捉システムの平面図である。
【図4】ミラーがその軌道内の3つの異なる位置についている、図1及び図2に示すイメージ捕捉システムの平面図である。
【図5】ミラーがその軌道内の3つの異なる位置についている、図1及び図2に示すイメージ捕捉システムの平面図である。
【図6】ミラーが線形検出器上にイメージを走査する場合の、図1、図2、及び図3〜図5に示すミラーの軌道の平面図である。
【図7】バッフルまたは他の装置の構成のためにスペースを提供する、光検出器の代替位置を示す図である。
【図8】光検出器の望ましい実施例を示す図である。
【図9】光検出器の代替実施例を示す図である。
【図10】図1〜4に示すイメージ捕捉システム利用した、イメージ取得システムのブロック図である。
【図11】イメージ投影システムのブロック図である。
【図12】イメージ投影システムの動作を示す3次元図面である。
【符号の説明】
20 イメージ捕捉システム
24 イメージ形成システム
26 ミラー
28 ミラー平面
30 光検出器
31 検出器平面
32A TDI光検出器
32B TDI光検出器
32C TDI光検出器
33 主光線
33A 主光線
33B 主光線
33C 主光線
33D 主光線
34A 補助光線
34B 補助光線
34C 補助光線
34D 補助光線
36 対応する焦点
36A 対応する焦点
36B 対応する焦点
36C 対応する焦点
36D 対応する焦点
38 像平面
40 対応する焦点
40A 対応する焦点
40B 対応する焦点
42 対応する焦点
42A 対応する焦点
42B 対応する焦点
44 セル
44A セル
44B セル
44C セル
44D セル
46 仮想線
48 トラック
50 第2の検出器
52 検出器機構
54 ミラー機構
56 移動アクチュエータ
58 カメラ・コントローラ
66 検出器コントローラ
68 移動コントローラ
70 モザイク光検出器
72 小形光検出器
74 オーバラップ
76 赤光検出器
78 緑光検出器
80 青光検出器
82 信号処理コンピュータ
84 発光素子
86 発光機構
88 発光コントローラ
90 イメージ投影システム
92 大容量記憶装置
94 プロジェクタ・コントローラ
Claims (10)
- a.並進運動をしないように取り付けられた検出器手段と、
b.イメージを検出器の面に対して偏向させるためのミラー手段と、
c.前記ミラー手段を移動させて、前記検出器手段を横切ってイメージを走査するための走査手段
から構成される、イメージ捕捉システム。 - 前記検出器手段の幅が、セル1つ分である、請求項1のシステム。
- 前記検出器手段が、
1つのセルより大きな幅を有する検出器と、
前記ミラー手段と同期して前記検出器を回転させるための回転手段
からさらに構成される、請求項1のシステム。 - 前記検出器手段が、さらに、
モザイク検出器と、
ミラー手段の2倍の回転速度で前記モザイク検出器を回転させるための回転手段
から構成される、請求項1のシステム。 - 前記検出器手段が、さらに、
一連のフォトセル段を有するTDI検出器と、
前記ミラー手段の移動と同期して、前記フォトセル段間で電荷を転送するための転送手段と、
前記ミラー手段の2倍の回転速度で前記検出器を回転させるための回転手段
から構成される、請求項1のシステム。 - 前記検出器手段が、カラー・フィルタをそれぞれが備えた3つの検出器からさらに構成される、請求項1のシステム。
- 前記検出器手段が、並列に配置された3つの検出器のグループからさらに構成される、請求項6のシステム。
- 像平面に配置される第2の検出器をさらに備え、前記ミラー手段が、さらに、当該ミラー手段に入射する光の一部を前記第2の検出器に向けて送ることからなる、請求項1のシステム。
- 前記走査手段が、前記検出器手段上のセルと像平面上の対応する焦点との間の仮想線を90°で二等分するように、前記ミラー手段の平面を位置決めするための手段をさらに備える、請求項1のシステム。
- 前記検出器手段の幅が、セル1つ分である、請求項9のシステム。
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