JP3662564B2 - 光磁気記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光磁気ディスクに対して情報を記録再生する光磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクメモリーは高密度大容量メモリーとして、再生専用のCD(コンパクトディスク)や、記録情報の書き換えが可能な光磁気ディスク等が既に市販されている。
【0003】
この中で再生専用のメモリーは、図9に示すように、PC(ポリカーボネイト)やPMMA(アクリル)等の透明基板41の片側の面に微小なピット42…を螺旋状に設け、固定情報としている。このようなピット付きディスクの特長は、同じ情報を大量に複製できることにある。
【0004】
一方、光磁気ディスクでは、図10に示すように、透明基板51の片側の面に螺旋状の案内溝52を設け、その案内溝52を設けた面に光磁気ディスク用の記録媒体を設けており、この記録媒体に信号を記録し、記録された信号を再生している。信号を記録する位置は、案内溝52上または案内溝52・52間のランド53上のいずれかである(図のように、ランド53の幅が案内溝52の幅より広い場合、通常、ランド53上が信号記録位置である)。この記録媒体は磁性体膜であるので、記録した情報を消去して、その上に新しい情報を記録することができる。これが光磁気ディスクの大きな特長である。
【0005】
これらの固定情報のみを有するディスクおよび情報の書き換えができるディスクの両方の特長を併せ持つディスクとして、図11に示すように、光ディスクを所定の半径でゾーンに分け、例えばゾーンAにはピットの形で固定情報を記録し、ゾーンBには案内溝を設けて書き換え可能な情報を記録するROM(リードオンリーメモリー)付き光磁気ディスクが提案されている。
【0006】
しかしながら、上記従来のROM付き光磁気ディスクの構成では、固定情報を記録したROM部分と情報の書き換えができる光磁気ディスク部分とを単に並べただけに過ぎない。このため、ディスクとしての情報量は変わらない上に、ROM部分に記録された固定情報を読み、その内容に応じて新たな情報を光磁気部分に記録したいときには、光ビームを内周のゾーンAから外周のゾーンBへ移動させる必要がある。
【0007】
一般に光ディスクからの信号再生には、図12に示すように、半導体レーザー等の光源71からの光78を集光するためのレンズ系72、77や、情報信号を読み取るための光検出器75、その光検出器75にディスクからの反射光を導くビームスプリッター73、レンズ74等を備えた光ピックアップが必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この光ピックアップの構成では、重量が大きくなるので、光ディスクの内周から外周へ光を移動させるためには、数十ms以上の時間を要する。このため、情報のアクセス時間が長くなるという課題を有している。
【0009】
また、高密度の記憶容量を実現させるべく記憶された情報を再生しようとする場合、クロストークを低減することも課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題の解決を目的としてなされたものであって、固定情報を保持するピットからなるピット列が螺旋状または同心円状に並んで形成された透明基板と、前記ピット列の形成された透明基板面を被う光磁気記録媒体とからなり、前記ピット列間の平坦部に光磁気記録領域が設けられた光磁気ディスクに対して、情報を記録再生する光磁気記録再生装置において、トラッキングに用いられる対物レンズアクチュエータのみを動かして、前記ピットからの固定情報の再生、並びに近接する光磁気記録領域への情報記録を行うとともに、情報の再生に用いる光ビームは、メインビームとサイドローブとの間にあって、光強度が極小値をとる所の直径を、前記ピット列のピッチに合わせていることを特徴とする光磁気記録再生装置である。
【0011】
上記の構成において、光磁気記録媒体上に光ビームを収斂する対物レンズに入射する光ビームの直径を、対物レンズの開口より大きくしてもよい。
【0012】
また、光磁気記録媒体上に光ビームを収斂する対物レンズに入射する光ビームの中央に、光を遮蔽する板が設けられていてもよい。
【0013】
さらに、光磁気記録媒体上に光ビームを収斂する対物レンズの表面中央部分に、光を遮蔽する金属膜を円形に成膜してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例について図1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0015】
本実施例の光磁気ディスクは、図1に示すように、ガラス等の透明基板11に固定情報をピット12…の形で記録し、その上から光磁気記録媒体14を成膜し、ピット12とピット12との間の平坦な部分13を光磁気記録する領域とし、ピット12…列を一列に延ばした長さと、光記録領域する領域を一列に延ばした長さがほぼ等しくなるようにしたものである。
【0016】
光磁気ディスクのディスク面には、図2に示すように、ピット12…が螺旋状に形成されている。ランドに対応する部分13には、情報(ビット)15…が光磁気記録されている。
【0017】
本実施例では、ピット12の幅とランドの幅との比を約1対3にした。ピット12…列とピット12…列のピッチ(ピット12…列間の間隔)は再生に用いる光ビームの直径により異なる。図3は集光した光ビームの強度分布を示しているが、本発明ではピット…列のピッチは、光ビームのメインビーム16とサイドローブ17の間にあって、光強度が極小値をとる所の直径Wに合わせている。そうすることにより、光磁気記録された信号(つまり、情報15…)を再生しているときに光ビームに漏れ込んでくるピット信号によるクロストークを少なくできる。ピット12…の深さは再生光の波長λにより異なるが、ピット12…からの情報を充分とれ、かつ、クロストークを下げるためにλ/(10n)とした。ここで、nは透明基板11の屈折率である。
【0018】
従来の光磁気ディスクでは、光磁気記録したトラックの両隣にある光磁気記録したトラック(例えば図10のランド部分531に対して両隣のランド部分53、532)からのクロストークを下げるために、サイドローブ17の部分が図10の案内溝52の部分にくるように記録トラックピッチを設計していた。
【0019】
本実施例の光磁気ディスクのピット12…列間隔を、上記の従来型の記録トラックピッチと等しくしたディスクから光磁気信号を再生した場合に隣のピット部分からの漏れ込むクロストーク量は、本発明のトラックピッチと光ビーム形状の関係を満たす光ディスクから光磁気信号を再生した場合のクロストーク量に比較して10dB以上改良されていた。
【0020】
図3のようなサイドローブ17を有する光ビームは、対物レンズの開口よりも大きな直径の光ビームを対物レンズに入れて作ることができる。また、対物レンズへ入射する光ビームの中央に光を遮蔽する板を設けてもよい。ここでは、対物レンズの表面中央部分に金属膜を円形に成膜して用いた。金属膜の直径は対物レンズの開口の1/5であった。
【0021】
図5は本実施例の光磁気ディスクに記録された信号を再生するときに使用する光ピックアップの構成の一部を示している。図示しない光源からの光18はビームスプリッター19、ミラー32を通り、図示しないディスクに入射し、反射光がミラー32を通り、ビームスプリッター19で光路を変え、検光子を兼ねる偏光ビームスプリッター111により2本の光に分けられ2つの光検出器112、113に入射する構成になっている。
【0022】
ここで光ビームがピット情報を再生するときは光検出器112、113の和信号を用い、ピット12・12間の光磁気信号を再生するときは光検出器112、113の差信号を用いた。そうすることにより光磁気記録された信号を再生するときのピット12…からのクロストークを、光検出器112のみの場合に比べて30dB以上改善することができた。さらに2つの光検出器112、113からの差信号により得られる光磁気信号をピット12…からの信号量で割算すれば、差信号をそのまま用いた場合に比べてクロストーク量は約3dB改善できた。この方法は図3のWにほぼ等しいピット列ピッチを有するディスクと併用するとより効果的である。
【0023】
図1の光磁気ディスクを再生する他の方法として、ピット12…列を再生するときは再生ビームの記録媒体面での形状をピット列(トラック方向)と直交する方向に長軸を有する楕円となり、光磁気記録部を再生するときは、逆にトラックと平行方向に長軸を有する楕円となるように、フォーカスサーボをずらす方法を実施した。そのとき、図6の光学系を組み合わせることで、光磁気記録領域の再生時、ピット12…列からのクロストークを低減できた。このときピット12…列の再生時は、ピット12…列の信号品質が良好なため、あえて楕円にしなくてもトータルの装置としては問題がなく、重要なのは光磁気情報再生時のクロストークの低減であることが分かった。
【0024】
図4は、本実施例の光磁気記録媒体14の一例である。この図4ではピット12…部分は省略してあり、ランドの部分13のみを拡大した形になっている。光磁気記録媒体14は、透明基板11側から順に、膜厚が80nmの酸化タンタルからなる透明誘電体膜22、膜厚が30nmのGd0.28Fe0.57Co0.15からなる磁性膜23、膜厚が30nmのTb0.25Fe0.60Co0.15からなる磁性膜24、膜厚が100nmの酸化タンタルからなる膜25から構成されている。磁性膜23は、室温から100℃までは面内磁化を示し、120℃以上で完全な垂直磁化を示す。この磁性膜23は、磁性膜24に記録された情報(ビット)15…を、再生時に転写するために設けられている。磁性膜23を設けることにより、隣接記録トラックからのクロストークを下げる効果がある。
【0025】
この構成において、酸化タンタルとGdFeCoの組み合わせが特に重要である。例えば酸化タンタルに変えてSiNやAlNを用いたときに比べて、再生時のジッターを半分以下にすることができた。すなわち、SiN/GdFeCo/TbFeCo/SiNのときにビット長120nsの単一周波数の信号を記録再生するとジッターが6nsであったが、酸化タンタル/GdFeCo/TbFeCo/SiNの組み合わせではジッターが3ns以下になった。このとき、酸化タンタルおよびGdFeCoは高周波スパッタリングで形成した。同じく酸化タンタル/GdFeCo/TbFeCo/酸化タンタルの組み合わせでも良好なジッターが得られた。
【0026】
この構成の光磁気記録媒体14を用いると、図3の強度分布をした光ビームのサイドローブ17の部分では光磁気記録媒体14の温度が上がらないために、この部分からの光磁気情報のクロストークがなくなり記録情報の品質が充分向上し、従来の磁性膜が1層の光磁気記録媒体(例えば、AlN/DyFeCo/AlN/Al)を用いる場合に比べて5〜10dBのクロストークが改善される。この構成の光磁気記録媒体14を本実施例の光磁気ディスクに、すなわち図3のWのピット列12…ピッチを有する光磁気ディスクに用いると再生マージンの拡大が図れた。
【0027】
本発明を用いて光磁気ディスク装置を構成したときのピックアップの一部構成を図6に示している。光ビーム31はミラー32で反射され、対物レンズホルダー33に取り付けられた対物レンズ(図示されていない)により光磁気ディスク上に収斂される。対物レンズホルダー33は、図示しないアクチュエータを用いてトラッキングを行うことができるようになっている。
【0028】
本発明の装置では、ピット12…の部分に記録した固定情報を再生し、それに対して必要な情報を近接する光磁気記録トラックに情報記録を行うが、そのとき図12に示したようなピックアップ全体を動かすのではなく、対物レンズ用のアクチュエータのみを数μm(トラックで数本程度)の微小範囲で動かして記録するためアクセス時間を短縮できるというメリットがある。このレンズアクチュエータは従来のバネと電磁石を組み合わせた方式で充分である。
【0029】
このピックアップを、例えばMD(ミニディスク)のようなデータ圧縮を利用した装置に利用すると、ピット12…で記録された音楽情報を再生しながら、他の音楽情報を近接トラックへ光磁気記録することができるため、マルチチャンネルの使い方ができるようになる。従来のROM付き光磁気ディスクではROM部分と光磁気記録部分がゾーンに別れており、お互いに離れているため、光ピックアップを移動させるために時間が大きくロスをしてしまい、実質的なマルチチャンネル使用にはならない。本発明では、ROM部分と同じ長さの光磁気部分を確保できるので、ディスク当たりの容量が2倍に増大するという利点も出てくる。この用途ではピット12…列で表される情報の周波数分布と、光磁気で記録される情報15…の周波数分布がほぼ等しいと好都合であった。すなわち、ROM部分が音楽情報であれば、光磁気で記録される情報も音楽情報であることが望ましく、ROM部分が画像情報のときは、同じく光磁気記録情報も画像情報であることが望ましい。
【0030】
次いで、上記の光磁気ディスク装置と、出力装置としてのTV(テレビジョン)モニターと、入力装置としてのビデオカメラとを用いて動画情報を光磁気ディスク装置に記録し、TVモニターで再生する実験を行った。そのとき光磁気ディスクは本発明の図1のものを用い、ROM情報として予め映像情報を入れておき、それをTVモニターで再生しながら同時にビデオカメラにより画像情報を光磁気記録した。このとき、光磁気ディスク装置はバッファメモリーをもっており、映像情報や画像情報の最高搬送周波数の2倍以上の速度で光磁気ディスク装置が動作するようになっている。すなわち、一定時間の映像情報をTVモニターで必要な速度の2倍以上の速度でバッファメモリーの半分に記録させ、一定速度でTVモニターに送り出しながら、その間にビデオカメラでバッファメモリーの残り半分に画像情報を取り込み光磁気ディスク装置の空き時間に光磁気記録するというシステムを構築した。これにより、光磁気ディスク装置を二重に使用することができるようになった。
【0031】
本発明の他の実施例について主に図7および図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0032】
本実施例の光磁気ディスクでは、図7に示すように、ピット12…間のランドの部分13のトラック上だけでなく、ピット12…の記録されたトラック上にも情報(ビット)15…を光磁気記録できるようになっている。なお、光磁気記録媒体14は前記実施例と同一構成(図4)とした。
【0033】
ピット12…の記録されたトラックを再生する場合、光検出器112、113(図5)の和信号よりピット信号を、差信号より光磁気の信号が得られた。そのとき、ピット12…間のランドの部分13のトラックに記録された光磁気記録の情報はGdFeCoの磁性膜23によりマスキングされ、再生信号には紛れ込まないため、2倍の容量の光磁気信号まで記録できることになる。
【0034】
このとき重要なのはピット12の幅と光磁気記録されるビットの幅の関係であり、図7に示したように光磁気記録ビット(情報15)の幅をピット12の幅より広くする必要がある。逆にピット12の幅の方が広くなると、図8(a)に示すように、ピット12の上に光磁気記録ビットを記録したときにでも、図8(b)に示すように、ピット12全体に広がった光磁気記録ビットが記録されてしまい、著しく信号品質が劣化しエラーが激増した。
【0035】
以上のように、本発明により光ディスクの記憶容量を2倍以上にすることができるとともに、ROM情報と書き換え可能情報との併用が高速で行えるようになり、1台の光磁気ディスクをマルチチャンネルで使用することができるようになった。
【0036】
光磁気記録媒体14における二層構成の磁性膜23、24(図4)としては、GdFeCo/TbFeでも、GdFeCo/DyFeCoでもよく、各々厚みは30nm程度であれば、例えば20〜40nmでも良好な結果を得ることができた。なお、光磁気記録媒体14として、AlN/DyFeCo/AlN/Al等の、従来から使用されている四層膜構造を用いてもよいことはもちろんである。
【0037】
また、透明基板11としては、PCやPMMA等の樹脂基板にすることも可能である。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、記録するためのアクセス時間を短縮できるという効果を奏する。
【0039】
また、本発明によれば、情報再生時のクロストークの低減を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光磁気ディスクの概略の構成を示す縦断面図である。
【図2】図1の光磁気ディスクのピットおよび情報(ビット)の配置を示す説明図である。
【図3】図1の光磁気ディスクの光磁気記録媒体上における光ビームスポットの強度分布を示すグラフである。
【図4】図1の光磁気ディスクの光磁気記録媒体の一例を示す縦断面図である。
【図5】図1の光磁気ディスクから情報を再生するための光ピックアップの概略の構成図である。
【図6】図5の光ピックアップの集光用レンズ付近の説明図である。
【図7】図1の光磁気ディスクのピットおよび情報(ビット)の配置を示す説明図である。
【図8】情報(ビット)の幅がピットの幅より狭い場合、情報(ビット)がピット全体に広がることを示す説明図である。
【図9】従来の再生専用光ディスクの概略の構成を示す説明図である。
【図10】従来の光磁気ディスクの概略の構成を示す説明図である。
【図11】従来のROM付き光磁気ディスクの概略の構成を示す説明図である。
【図12】図11のROM付き光磁気ディスクから情報を再生するための光ピックアップの概略の構成図である。
【符号の説明】
11 透明基板
12 ピット
13 平坦部
14 光磁気記録媒体層
15 情報(ビット)
19 ビームスプリッター
22 透明誘電体膜
23 磁性膜
24 磁性膜
33 対物レンズホルダー
111 偏光ビームスプリッター
112 光検出器
113 光検出器
Claims (5)
- 固定情報を保持するピットからなるピット列が螺旋状または同心円状に並んで形成された透明基板と、前記ピット列の形成された透明基板面を被う光磁気記録媒体とからなり、前記ピット列間の平坦部に光磁気記録領域が設けられた光磁気ディスクに対して、情報を記録再生する光磁気記録再生装置において、
トラッキングに用いられる対物レンズアクチュエータのみを動かして、前記ピットからの固定情報の再生、並びに近接する光磁気記録領域への情報記録を行うとともに、
情報の再生に用いる光ビームは、隣り合うメインビームとサイドローブとの狭間にあって、光強度が極小値をとる所の直径を、前記ピット列のピッチに合わせていること
を特徴とする光磁気記録再生装置。 - 光磁気記録媒体上に光ビームを収斂する対物レンズに入射する光ビームの直径が、対物レンズの開口より大きいことを特徴とする請求項1に記載の光磁気記録再生装置。
- 光磁気記録媒体上に光ビームを収斂する対物レンズに入射する光ビームの中央に、光を遮蔽する板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光磁気記録再生装置。
- 光磁気記録媒体上に光ビームを収斂する対物レンズの表面中央部分に、光を遮蔽する金属膜を円形に成膜したことを特徴とする請求項1に記載の光磁気記録再生装置。
- 上記光磁気ディスクから導かれて入射した反射光を2本の光に分ける、検光子を兼ねる偏光ビームスプリッタと、偏光ビームスプリッタからの2本の光の一方が入射する第1光検出器と、2本の光の他方が入射する第2光検出器とを備え、
上記ピット列から上記固定情報を再生するときは、第1光検出器および第2光検出器の和信号を用い、上記光磁気記録領域から情報を再生するときは、第1光検出器および第2光検出器の差信号を用い、さらに、上記差信号により得られる光磁気信号を、上記ピット列から得られる上記和信号の信号量で割算することを特徴とする請求項1に記載の光磁気記録再生装置。
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