JP3662522B2 - Cu抽出用混合溶媒 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、廃棄物処理に先立って電子機器のプリント基板等から金属Cuを効率よく選択回収する際に使用されるCu抽出用混合溶媒に関する。
【0002】
【従来の技術】
技術革新の激しいOA機器,ゲーム機,家電製品等では旧式を新製品に置き換えることが通常であり、たとえばゲーム機にあっては新製品の導入が顧客の発掘に直結している。耐用年数が過ぎて、買い換えられるOA機器,家電製品等もある。廃棄されるOA機器,ゲーム機,家電製品等には、金属にプラスチック樹脂を塗布,被覆,接着した複合材やプラスチックを金属でめっき,蒸着した複合材等が多用されている。このような物品をそのまま廃棄物として処理することは、地球環境の保全や資源の有効利用の面で問題がある。
【0003】
そこで、廃棄物処理に先立って、廃材から有価金属を回収することが検討されている。有価金属のなかでも、プリント基板や半導体集積回路の回路,リード線,コネクタ,コンデンサ等に導電材料として使用されるCuが代表的な金属である。
一般的な金属の抽出・回収プロセスでは、硝酸,塩酸等の鉱酸を含む水溶液で目標金属を溶解している。しかし、何れの鉱酸も毒性が強く、排気や廃液処理等で環境に対する悪影響が懸念される。鉱酸使用の欠点を解消するため、有機溶媒を用いた金属Cuの抽出が提案されている。たとえば、Y. Tezuka et al.はジメチルスルホキシド/四塩化炭素系の混合有機溶媒がCuを選択溶解し、Cu以外のTi,V,Cr,Mo,Fe,Co,Ni,Zn,Ag,Au,Pt等の金属を溶解しないことを報告している(Y. Tezuka et al., J. Chem. Soc. Chem. Commun., (1987), p.1642)。Y. Nakaoは、抽出液としてハロゲン/ハロゲン化物/有機溶媒の三成分系混合有機溶媒を報告している(Y. Nakao, J. Chem. Soc. Chem. Commun., (1992), p.426)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ジメチルスルホキシド/四塩化炭素の混合有機溶媒は、比較的沸点が高い極性溶媒であるため,抽出反応後に有機溶媒を除去しがたい。
他方、三成分系の混合有機溶媒は,比較的沸点が低いことから毒性・引火性の点に問題がある。また、混合有機溶媒に溶解した金属は、反応系中に第四級アンモニウムカチオンと金属のポリハロゲン化アニオンとのイオン対として存在するため、溶解には適しているものの、金属回収の際にはこれら化学種の除去が必要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、Cu(I)錯体の合成過程で見出された知見をベースとし、アンモニア水にハロゲン化炭化水素を添加して混合溶媒を調製することにより、廃材から高収率で金属Cuを回収でき、抽出後の溶媒処理にかかる負担も軽減できるCu抽出用混合溶媒を提供することを目的とする。
本発明のCu抽出用混合溶媒は、アンモニア水及びハロゲン化炭化水素を含むことを特徴とする。Cu抽出源である廃材は、金属Cu含有廃複合材料を細かく砕いた後で分級して得られる金属,樹脂の混合物として用意される。
【0006】
【作用】
Cu(I)錯体を形成する最も簡便な方法は、Cu(II)+Cu0→2Cu(I)の反応を利用する方法である。本発明者は、該錯体生成反応に従ってCu(I)錯体の合成を検討する過程で、金属Cu粉末が溶解する現象を見出した。金属Cuの溶解自体は、四塩化炭素が共存するジメチルスルホキシド中で報告されている現象であるが、四塩化炭素以外のハロゲン化炭化水素でも金属Cuが溶解可能になり、Cu以外にも少量ではあるがAg,Fe,Zn等の金属も溶解する。
【0007】
本発明者は、金属Cuを溶解可能にする溶媒について更に検討を進めた結果、Tezuka et al.が報告しているように、ジメチルスルホキシド以外の有機溶媒では金属Cuが溶解しなかったが、溶媒としてアンモニア水を使用すると金属Cuがほぼ選択的に溶解することを解明した。アンモニア水が存在する系では、次式に示されるようにCu(II)イオンがアンモニアとアンミン錯体を形成するため、水酸化銅(II)のような沈殿物でもアンモニア水に溶解する。
Cu(OH)2(s)+4NH3(aq.)→[Cu(NH3)4]2+(aq.)+2OH-(aq.)
【0008】
アンモニア水は,刺激臭こそあるが、弱塩基性で毒性はなく、低公害性化学薬品として扱われている。このアンモニア水に四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素を組み合わせて調製した混合有機溶媒は、金属Cuに対して塩酸よりもはるかに高く、硝酸に匹敵する溶解能力を呈する。
四塩化炭素に代表されるハロゲン化炭化水素は、金属Cuと反応しない有機溶媒であり、無極性又は微極性のために水に対する相溶性が極めて低い。このようなハロゲン化炭化水素をアンモニア水に加えると、二成分系の不均一混合溶媒となり、金属Cuに対する溶解能が高くなる。溶解能の向上は、濃度6M以上のアンモニア水にモル比1/30以上の割合でハロゲン化炭化水素を添加したとき、金属Cuの溶解能が顕著に向上する。
【0009】
アンモニア水/ハロゲン化炭化水素の不均一混合溶媒に金属Cuが溶解することは、反応物である金属Cu自体,反応中間体として生成することが予想される塩化銅(I)又は塩化銅(II)が触媒作用を呈することに原因があると推察される。換言すると、金属Cuの溶解反応は、自己触媒作用で進行しているものと推察される。
たとえば、金属Cuと四塩化炭素のみでは全く反応しないが、アンモニア水の存在によって金属Cuが僅かに溶解し、塩化銅(I)又は塩化銅(II)が生成し、これらの銅化合物または金属Cuが触媒となって金属Cuの溶解反応を促進させる。溶解反応の進行に伴って生成されるハロゲン化銅化合物は、系中に過剰にあるアンモニア水に溶解し、更に安定な銅アンミン錯体を形成する。この反応過程において、金属Cuの溶解反応が進行するほど溶解平衡がアンミン錯体生成系に移動し、金属Cuの溶解反応が一層加速され、反応速度も増大する。
【0010】
ハロゲン化炭化水素としては,CX4,CHaX4-a,C2X6,C2HaX6-a(X:Cl,Br,I等のハロゲン元素)等が使用できる。アンモニア水/ハロゲン化炭化水素の混合溶媒は,基本的な化学反応が水溶液中で進行し,高収率で金属Cuを選択回収するのに適した溶媒である。しかも、安全,安価且つ入手容易なアンモニア水を使用し、環境保全上で問題視されているハロゲン化炭化水素を有効利用している点でも、有利な金属Cu回収用溶媒である。
【0011】
【実施例1】
濃アンモニア水(12M)50mlに種々のハロゲン化炭化水素を添加し、金属Cu抽出用の混合溶媒を調製した。市販のCu粉末を混合溶媒に懸濁させ、攪拌しながら室温で3時間反応させた。反応後に混合溶媒中のCu(II)イオンを定量した。Cu(II)イオンの定量に際しては、反応後の混合溶媒中に検出されたCu(II)イオンのモル数を混合溶媒に添加したCu粉末のモル数で除した値を収率として算出し、各種ハロゲン化炭化水素がCu溶解に及ぼす影響を調査した。
【0012】
金属Cuの溶解能は、表1の調査結果にみられるように、アンモニア水に四塩化炭素を混合した混合溶媒で最も高い値を示した。次いで、クロロホルム/1,1,2,2-テトラブロモエタンの混合溶媒が高い金属Cu溶解能を示し、ジブロモメタン,1,1,1-トリクロロエタンの順に溶解能が低下していた。
【0013】
【0014】
次いで、アンモニア水に対する四塩化炭素の添加が金属Cuの選択溶解に及ぼす影響を調査するため、溶解効率の時間依存性を調査した。抽出液としては、600mmolのアンモニア水のみの溶媒及び600mmolのアンモニア水に20mmolの四塩化炭素を添加した混合溶媒を使用した。常温の各溶媒にCu粉末2.5gを添加し、所定時間が経過した時点で溶媒中のCu(II)イオンを定量した。
【0015】
図1の調査結果にみられるように、アンモニア水に四塩化炭素を添加すると、Cu溶解能が向上することは勿論、溶解速度も速くなっていた。すなわち、溶解反応開始から30分経過した時点で、アンモニア水に溶解したCuは約10%に留まっていたのに対し、四塩化炭素を添加したアンモニア水では約85%ものCuが溶解していた。また、単位時間当りのCu溶解効率をみると、四塩化炭素を添加したアンモニア水は、アンモニア水に比較して約100倍も高い溶解効率を示した。
【0016】
更に、Cu/CCl4モル比がCuの溶解効率に及ぼす影響を調査するため、アンモニア水(12M,50ml)に種々の割合で四塩化炭素を添加した混合溶媒を用意した。混合溶媒を30℃に保持し、Cu粉末2.5g(40mmol)を添加した。Cu粉末添加から30分経過した時点で、混合溶媒に含まれるCu(II)イオンを定量した。
図2の測定結果にみられるように、Cu/CCl4モル比が小さくなるほど、換言すると混合溶媒中のCCl4濃度が高くなるほど、Cuの収率が上昇しており、金属Cuの溶解反応が促進されることが判る。また、Cuに対して四塩化炭素のモル数が半分以上で収率がほぼ100%に達していた。
【0017】
Cu/CCl4モル比が2の条件下でCu粉末を溶解させた後、反応溶液を蒸発乾固し、固体生成物を元素分析したところ、Cu2+:Cl-の組成比であった。また、固体生成物を熱重量分析した結果、生成物1モル当り2〜4モルのアンモニア水分子が含まれていた。これらの分析結果は、次の反応式に従ってCuの溶解反応が進行していることを示唆する。
【0018】
当該溶解反応の進行メカニズムを解明するため、反応初期段階における揮発成分をNMR分析した。得られたNMRスペクトルに、δ=5.30ppmにsinglet(一重線)のシグナルのみが観測された。このケミカルシフト値は、ジクロロメタン(CH2Cl2)のメチレンによる値(δ=5.30ppm)とほぼ同じことから、CCl4由来のジクロロカルペン(:CCl2)が金属Cuとラジカル的に反応し、Cu0がCu2+に酸化され、Cu2+がアンモニア水溶液中で安定なCuアンミン錯体が形成され、溶解していることが窺われる。
【0019】
【実施例2】
廃高分子複合材料から金属Cuを回収することに本発明を適用した具体例によって、アンモニア水/四塩化炭素の混合溶媒が優れたCu溶解能を呈することを説明する。
使用済み携帯電話を細かく粉砕した後、風選・磁選の工程を経て樹脂類,(金属+樹脂)類,(ゴム+樹脂)類に分別した。(金属+樹脂)類を廃材試料としてアンモニア水/四塩化炭素により金属Cuを回収した。なお、(金属+樹脂)類を濃塩酸:濃硝酸=1:3(体積比)の混酸に溶かして分析定量したところ、Cu含有量は約14mmol/g−試料であった。
【0020】
混合溶媒は、アンモニア水(12M,50ml)と四塩化炭素(2ml)を混合することにより調製した。混合溶媒に廃材試料3gを添加し、室温で3時間反応させたところ、廃材試料に含まれるCuがほぼ定量的に回収された。当該混合溶媒のCu溶解能は、相当濃度の塩酸や硫酸よりもはるかに高く、ほぼ硝酸に匹敵する酸化力をもっていた。また、表2に示すようにZnが溶媒に移行する割合が若干高くなっているものの、Sn,Pb,Ag,Feとの対比で優れたCuの選択回収能をもっていることが確認された。
【0021】
【0022】
【発明の効果】
以上に説明したように、 本発明においては、金属Cuに対する溶解能が高いアンモニア水とハロゲン化炭化水素とを組み合わせた混合溶媒を使用することによって、塩酸、硫酸等の鉱酸に比較して格段に高く、硝酸に匹敵するCu溶解能で金属Cu含有廃複合材料から金属Cuを選択回収している。金属Cuの抽出は、基本的には水溶液中で進行する化学反応に拠っているため処理操作が簡単で、環境保全に必要な排気,排液等の処理にかかる負担も軽減され、有価金属であるCuを高収率で回収できる。したがって、今後大量の排出が予想される電子・電気機器の廃材処理に有利な方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 四塩化炭素無添加のアンモニア水と比較し、アンモニア水/四塩化炭素の混合溶媒が優れたCu溶解能を示すグラフ
【図2】 混合溶媒のCu/CCl4モル比がCu溶解能に及ぼす影響を表したグラフ
Claims (2)
- アンモニア水及びハロゲン化炭化水素を含むことを特徴とするCu抽出用混合溶媒。
- 金属Cu含有廃複合材料から金属Cuを選択溶解させることに使用される請求項1記載のCu抽出用混合溶媒。
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