JP3660673B1 - 内視装置付喉頭鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 気管内チューブを人体の気管に挿管する気管内挿管にて、未熟練者でも、あるいは口腔軸と喉頭軸のなす角度をどうしても余り大きく取れない患者に対しても、迅速にして安全確実に気管内チューブの挿通を行うことのできる喉頭鏡を開発する。
【解決手段】 ハンドルとブレードと照明装置から成る喉頭鏡において、接眼レンズを有する接眼部、対物レンズを有する対物部、上記接眼部と上記対物部を連結する不透明合成樹脂と金属で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管、から構成される内視装置を有する内視装置付喉頭鏡を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内視装置を付した喉頭鏡に関するものであり、さらに詳しくは、下記の構成の内視装置付喉頭鏡に関するものである。
<構成1>
気管内チューブを人体の気管に挿管する気管内挿管にて用いられるハンドルとブレードと照明装置から成る喉頭鏡において、接眼レンズを有する接眼部、対物レンズを有する対物部、上記接眼部と上記対物部を連結する不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管、より構成された内視装置を有していることを特徴とする内視装置付喉頭鏡。
<構成2>
上記内視装置の接眼部がブレードの後端部に位置し、対物部がブレードの先端に位置し、不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管がブレードに添接固着された状態で上記接眼部と上記対物部を連結していることを特徴とする構成1に記載の内視装置付喉頭鏡。
<構成3>
上記内視装置の接眼部がブレードの後端部に位置し、対物部がブレードの先端近傍に位置し、不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管がブレードに添接固着された状態で上記接眼部と上記対物部を連結していることを特徴とする構成1に記載の内視装置付喉頭鏡。
手術等の際に、患者に全身麻酔を施すと、呼吸も停止してしまうので、患者の体内に強制的に空気を送りこむ必要が生じる。この際、気管内チューブと呼称される合成樹脂製の管を患者の口腔あるいは鼻腔から気管内に挿通して、一端を人工呼吸器に連結し、人工呼吸器から患者の肺に直接空気を送りこむ方法が採られる。この際、多くの場合は、気管内チューブは患者の口腔から気管に挿通されるものであるが、麻酔が効き始めてから1〜2分の間にこの挿通を行わないと呼吸停止が起こり、患者の生命が危険に晒されることになるので、この挿通作業は極めて迅速に行われる必要がある。
この事情は、人工呼吸器を装着しないと呼吸が停止しかねない状態に陥った患者に対しても同様で、やはり気管内チューブの迅速な挿通が求められる。図8には気管内チューブTの1例を示す。T1は合成樹脂製(多くは塩化ビニール製)のチューブであり、T2は人工呼吸器(図示せず)等の機器に装着される機器側端、T3は患者の気管に挿通される患者側端で挿通に便なように斜めに切断されている。Cはカフと呼称される中空の膜体で、チューブT1を囲繞掩覆しており、カフC用のカフ用注気チューブCtから空気が送りこまれてチューブT1を囲繞掩覆した状態にて膨張可能となっている。カフCの作用は、気管内に挿通された際に膨張させられ、患者側端T3から気管に送り込まれた空気の逆流を防止する、逆流防止弁の働きである。
上記にその1例を示した気管内チューブは、いずれの場合においても気管内への迅速な挿通が要求されるものであるが、しかしながら、この気管内チューブの迅速な挿通は、施術者の側に高度の熟練を要求する技術となっている。その理由は、人間の気管と口腔の構成上の問題にある。図10aに見るように、患者Kの口腔Mと舌根部Ztを結ぶ線を口腔軸AMとし、気管Bと舌根部Ztを結ぶ線を喉頭軸ALとすると、口腔軸AMと喉頭軸ALがなす角度αは、通常の状態(図10aの状態)にては直角に近い角度となっている。なお、Nは鼻腔、Zは舌、Lは喉頭、Oは声帯、Pは食道、tは下顎、hは後頭部である。口腔軸AMと喉頭軸ALのなす角度αが直角に近い状態では、施術者は口腔Mから気管Bを直視することができないので、気管内チューブT(図8参照)を手探り状態にて気管Bに挿通することになるが、これにはかなりの熟練が必要で、未熟練者がこれを行うと、誤って食道Pに挿通したり、喉頭Lや声帯Oを傷つけたりする危険性が非常に高い。しかも、手探り状態では挿通に時間がかかるので、その間に患者Kが呼吸停止状態に陥る危険性も非常に高い。
したがって、図10bに見るように、患者Kの下顎tを引き上げ、後頭部hを後屈させて口腔軸AMと喉頭軸ALのなす角度αをできるだけ180°に近づけようと試みることとなる。図10aにては角度αは約150°であるが、この角度にても舌Zと舌根部Ztが邪魔になって口腔Mから気管Bを直視することはできない。そこで、口腔Mから気管Bを直視するための補助具として開発されたのが、図5a、図5bに示す喉頭鏡100である。
喉頭鏡100は金属製の円筒形状のハンドル200と弓なりに反った金属製のブレード300、及びハンドル200とブレード300を連結する金属製の連結部400とから構成されており、ハンドル200内には図示しない電池が収納されている。また、ブレード300には照明装置500が添接されており、ハンドル200内に収納された電池からコード501が延伸されてブレード300の中間より少し前方に装着された電球502に結線されている。コード501は損傷を防ぐため、合成樹脂で被覆された上に金属により被覆されている。
喉頭鏡100の構成をさらに詳しく説明すれば以下のとおりである。すなわち、ハンドル200は図5a、図5bに見るように円筒形状の本体201と本体201上端に一体に連設された蓋部202から成り、蓋部202の上端には蓋203が螺着されている。本体201内には図示しない電池が内蔵されており、蓋203を螺脱することにより図示しない電池の交換が可能となっている。
また、ブレード300は、ブレード300の先端部304側を正面とした場合、弓なりの本体301の右端に側板302が下方に本体301と一体に突設され、側板302の下端にはさらに安定版303が右方に側板302と一体に突設されている。本体301の先端には略円筒形状の先端部304が本体301と一体に固着されており、また側板302の先端部近傍には略長円形状の孔302aが穿設されている。なお、喉頭鏡の種類として、叙上の形式、すなわち弓なりのブレードを有するものをマッキントッシュ型と呼称するが、喉頭鏡には、直線状のブレードを有するもの(直型と呼称・図示せず)、あるいはマッキントッシュ型と直型の混合タイプ(マッキントッシュ変型と呼称・図示せず)もある(下記非特許文献1参照)。
連結部400は、図5a、図5bに見るようにハンドル200の本体201の下部に本体201と一体として連設固着された首部401、頸部401の下方に頸部401と一体として連設固着された支持体402、支持体402に回動自在に軸着された回動体403より構成されており、回動体403はブレード300の本体301の後端部に本体301と一体に固着されている。
連結部400の構成をさらに詳しく示せば図6a〜図6dのとおりである。支持体402は図6cに見るように背面から見た断面形状が門型で、頸部401の下端に頸部401と一体に連設固着された基部402aの左端に左側板402bが基部402aと一体に連設固着され、基部402aの右端に右側板402cが基部402aと一体に連設固着されている。また、基部402aの下面には接点402dが設けられており、接点402dは図示しないコードによってハンドル200の本体201内に収納されている図示しない電池に接続されている。さらに、支持体402の前方下部には、左側板402bと右側板402cの間に軸402gが渡設固着されている(図6d参照)。また、左側板402bの後端下部には半球形の凹部402eが刻設され、右側板402cの後端下部には半球形の凹部402fが刻設されている。
回動体403は図6cに見るように背面から見た断面形状が凸型で、基部403aの上面に、上部403bが基部403aと一体に突設されている。基部403a、上部403bの正面は、正面方向に高さが減ずるようにテーパーが付けられ(図6a参照)、上部403bの正面は、凸部403c、凸部403dとその間の広いスリット状の凹部403eから構成されており、支持体402の軸402gが凹部403eに嵌合された状態にある。また、上部403bの左側面後端部には図示しないスプリングによって付勢された球403fが嵌合装着され、上部403bの右側面後端部には図示しないスプリングによって付勢された球403gが嵌合装着されている(図6c参照)。図6a、図6cの状態にては、球403fは支持体402の凹部402eに嵌合された状態にあり、球403gは支持体402の凹部402fに嵌合された状態にある。これにより、支持体402と回動体403は図6a、図6cの状態にて固定されることができる。また、上部403bの上面には接点403hが設けられていて、図6aの状態にては接点403hは支持体402の接点402dと接した状態にある。
図5a、図5bに見るように、ブレード300の側板302には照明装置500が添接固着されている。照明装置500のコード501の上端部は連結部400の回動体403内部に入り、回動体403の接点403h(図6a〜図6d参照)に接続されている。コード501の下端はブレード300の側板302に添接延伸され、側板302の孔302aに固着された電球502に接続されている。コード501の露出部分は合成樹脂で被覆された上に金属にて被覆されている。
喉頭鏡100は、非使用状態にては図6bに見るようにブレード300を連結部400から上方に折り曲げて収納されている。使用時にはブレード300を下方に回動させ、図6aに見る状態に展開して用いられるものである。この際、回動体403が支持体402の軸402gに軸支されて回動され、回動体403に固着されたブレード300が回動されるものである。ブレード300が図6aに見る状態に展開されると、図示しないスプリングによって付勢された球403fが凹部402eに嵌合し、図示しないスプリングによって付勢された球403gが凹部402fに嵌合し、ブレード300は図6aの状態にて固定される。また、接点402dと接点403hは接続状態となって、ハンドル200の本体201内に収納された図示しない電池から電流が流れ、電球502が点灯状態となるものである。なお、照明装置500に関しては、光源をハンドル200内に有して、グラスファイバー束にて光をブレード300の先端部まで導く構成の喉頭鏡(図示せず)もある。
喉頭鏡100は、図7a、図7bに見るような方法により使用されるものである。すなわち、図7aに示すように、施術者Dは患者Kの下顎tを引き上げ、後頭部hを後屈させて口腔軸AMと咽頭軸ALのなす角度αをできるだけ180°に近い角度とする。その上で、叙上のように展開した喉頭鏡100のブレード300を患者Kの口腔Mに挿入し、ブレード300を患者Kの舌Zに当接させて喉頭鏡100全体を強く方向Xに引き上げる。このようにすることにより、施術者Dの視界を邪魔していた舌Zは圧縮されて口腔Mから咽頭Lまでの視界が確保されるので、施術者Dは図7bに示すように口腔Mから咽頭L、さらに声帯O、気管Bを視認しながら素早く気管内チューブTを挿通する。この際、図6aに見るように接点402dと接点403hは接触状態にあって電球502が点灯しているので、施術者Dは視界の確保に加えて光源も確保できることとなり、気管内チューブTの挿通がより容易になるものである。ここでは、喉頭鏡を用いて気管内チューブを挿通する方法のあらましを説明したが、詳細については、下記非特許文献1を参照されたい。
特許第3326356号 特願2001−231743 『最新麻酔科学(上・下)改訂第2版』、1984年7月23日第1版発行、1995年3月25日改訂第2版発行、編集者:稲田豊・藤田昌雄・山本亨、発行者:今井彰、発行所:克誠堂出版株式会社 『アドヴァンスト上部消化管内視鏡検査』、1996年5月1日発行、編集者:丹羽寛文、発行者:子立淳、発行所:株式会社南江堂 『消化管内視鏡のABC 生涯教育シリーズ―40』、日本医師会雑誌臨時増刊号/第116巻第2号、平成8年7月10日発行、編集者:出月康夫・市岡四象・石井裕正・神保勝一、発行:日本医師会
叙上のように、喉頭鏡を用いることにより、気管内チューブの挿通は、手探りにて行う場合に比較してはるかに容易になったが、しかしながら患者の口腔軸と咽頭軸を180°近い角度に展開させて、短時間に気管内チューブの挿通を確実に行うという作業は、喉頭鏡の助けを借りても中々簡単な作業とは言えず、高度の熟練を要する作業であることには変わりはない。また、患者の状態によっては口腔軸と咽頭軸を180°近い角度に展開させるということ自体がそもそも難しく、120°程度に展開するのが限界という場合も少なくはない。そうなると、いくら喉頭鏡の助けを借りても口腔から咽頭、声帯、気管を直視することは不可能であり、別の手段が必要となる。
この際に用いられるのが、図9に示す気管支ファイバースコープFである。気管支ファイバースコープFは接眼レンズを有する接眼部F1と対物レンズを有する対物部F2を被覆されたグラスファイバー束で連結したもので、ファイバーバンドルf1中には対物部F2からの像を接眼部F1に送るためのグラスファイバー束と対物部F2に光を送るためのグラスファイバー束に加えて対物部F2を屈曲させる機構が組み込まれて、ファイバーバンドルf1全体が軟質の不透明樹脂にて被覆されている。また、f2は図示しない光源からの光をファイバーバンドルf1に送るファイバーバンドルf2で、やはり全体が軟質の不透明樹脂にて被覆されている。このような構成の気管支ファイバースコープFはすでに公知技術であり、前記特許文献1、特許文献2、非特許文献2、非特許文献3に詳細にその構成が記載されている。
気管支ファイバースコープFは、図9に示すように、ファイバーバンドルf1を気管内チューブTに挿通し、対物部F2が気管内チューブTの患者側端T3からやや露出した状態で、患者Kの口腔Mから気管Bに挿通される。図9では、患者Kの口腔軸AMと喉頭軸ALのなす角度αは120°にも満たない状態であるが、施術者Dは接眼部F1を覗くことによって常に気管内チューブTの患者側端T3の位置と状態を確認しながら気管内チューブTの挿通を進めることができるので、短時間のうちに誤りなく気管内チューブTを患者Kの気管Bに挿通することができる。
叙上のように気管支ファイバースコープFを用いる気管内チューブTの挿通方法は、未熟練のものでも容易にこれを行うことができ、あるいは口腔軸AMと喉頭軸ALのなす角度αがどうしても余り大きくできない患者Kに対しても安全確実に気管内チューブTの挿通を行うことができる非常に優れた方法である。しかしながら、この方法にもやはり欠点があった。それは、装置全体が大掛かりなものとなるので、小規模な医療機関に設備することが難しいという点である。
すなわち、気管支ファイバースコープを用いる気管内チューブの挿通方法においては大掛かりな光源装置が必要等の理由でシステム全体としては非常に高価なものとなる。したがって、小規模な医療機関においてはこれを備えることが難しく、現実には喉頭鏡を用いて患者に無理な姿勢を強いる気管内チューブの挿通方法が広く行われているのが現状である。したがって、過去には喉頭鏡のブレードにプリズムを装着するという改良も行われたが(前期非特許文献1のp.770参照)、これは広く実用に供されるには至らなかった。その主たる理由は、ブレードに装着されたプリズムが気管内チューブを挿通する際に邪魔になるという点であると考えられる。したがって、現在、多くの医療機関においては、旧態依然とした喉頭鏡を用いて無理な気管内チューブの挿通が、施術者の技術と経験に頼って行われているのが現状である。
本発明は、叙上の如き状況に鑑み、以下に示す各項を解決すべき課題として掲げるものである。
<課題1>
喉頭鏡でありながら、気管支ファイバースコープを用いる気管内チューブの挿通方法のように、未熟練者でも、あるいは口腔軸と喉頭軸のなす角度をどうしても余り大きく取れない患者に対しても、迅速にして安全確実に気管内チューブの挿通を行うことのできる喉頭鏡を開発する。すなわち、喉頭鏡の手軽さ、簡便さ、そして安価であるという利点と、気管支ファイバースコープの迅速にして安全確実であるという利点を合せ持つ喉頭鏡を開発する。
<課題2>
喉頭を展開した後、気管内チューブの挿通ができるだけ円滑に行える構成の喉頭鏡を開発する。すなわち、上記プリズム付の喉頭鏡のように気管内チューブの挿通が困難となるような構成のものはできるだけ避け、通常の喉頭鏡と同様の使い勝手で、迅速にして安全確実に気管内チューブの挿通が行える喉頭鏡を開発する。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、以下の解決手段を提供するものである。
<解決手段1>
気管内チューブを人体の気管に挿管する気管内挿管にて用いられるハンドルとブレードと照明装置から成る喉頭鏡において、接眼レンズを有する接眼部、対物レンズを有する対物部、上記接眼部と上記対物部を連結する不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管、より構成された内視装置を有していることを特徴とする内視装置付喉頭鏡。
<解決手段2>
上記内視装置の接眼部がブレードの後端部に位置し、対物部がブレードの先端に位置し、不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管がブレードに添接固着された状態で上記接眼部と上記対物部を連結していることを特徴とする解決手段1に記載の内視装置付喉頭鏡。
<解決手段3>
上記内視装置の接眼部がブレードの後端部に位置し、対物部がブレードの先端近傍に位置し、不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管がブレードに添接固着された状態で上記接眼部と上記対物部を連結していることを特徴とする解決手段1に記載の内視装置付喉頭鏡。
本発明の解決手段1〜解決手段3の発明によれば、気管内チューブを人体の気管に挿管する気管内挿管にて用いられるハンドルとブレードと照明装置から成る喉頭鏡において、接眼レンズを有する接眼部、対物レンズを有する対物部、上記接眼部と上記対物部を連結する不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管、より構成された内視装置を有しているので、施術者は本発明の喉頭鏡の接眼部を覗くことにより、ブレードの先端部の状況を視認しつつ、気管内チューブの挿通を行うことができる。すなわち、本発明の喉頭鏡を用いることにより、気管支ファイバースコープを用いる気管内チューブの挿通方法のように、未熟練者でも、あるいは口腔軸と喉頭軸のなす角度をどうしても余り大きく取れない患者に対しても、迅速にして安全確実に気管内チューブの挿通を行うことができる。したがって、喉頭鏡の手軽さ、簡便さ、そして安価であるという利点と、気管支ファイバースコープの迅速にして安全確実であるという利点を合せ持つ喉頭鏡として、気管支ファイバースコープのシステムを導入できない小規模な医療機関においても、幅広く用いることが可能である。
本発明の解決手段2及び解決手段3の発明によれば、上記内視装置の接眼部がブレードの後端部に位置し、対物部がブレードの先端あるいは先端近傍に位置し、不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管がブレードに添接固着された状態で上記接眼部と上記対物部を連結しているので、ブレードに添接固着された構成は細い光導管のみであるので、喉頭を展開した後、気管内チューブの挿通が円滑に行える。すなわち、前記プリズム付の喉頭鏡のように、気管内チューブの挿通が困難となるような構成のものがブレードに添接固着されていないので、通常の喉頭鏡と同様の使い勝手で、迅速にして安全確実に気管内チューブの挿通が行えるものである。
本発明を実施するための最良の形態を、以下に図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施例1の内視装置付喉頭鏡1は本発明の解決手段2の発明の1実施例であり、実施例2の内視装置付喉頭鏡10は本発明の解決手段3の発明の1実施例である。
<実施例1の構成>
図1a〜図2dに、本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡1を示す。図1aは右上方から見た外観斜視図、図1bは左下方から見た外観斜視図、図1cはブレード3の先端部の左側面図、図2aは全体の左側面図、図2bはブレード3を折畳んだ状態の左側面図、図2cはブレード3を展開した状態の連結部4の拡大背面図、図2dはブレード3を折畳んだ状態の連結部4の拡大背面図である。
喉頭鏡1は金属製の円筒形状のハンドル2と弓なりに反った金属製のブレード3、及びハンドル2とブレード3を連結する金属製の連結部4とから構成されており、ハンドル2内には図示しない電池が収納されている。また、ブレード3には照明装置5が添接されており、ハンドル2内に収納された図示しない電池から合成樹脂で被覆されさらに金属で被覆されたコード51が延伸されてブレード3の中間より少し前方に装着された電球52に結線されている。また、ブレード3には光導管61、接眼部62、対物部63から成る内視装置6が添接固着されている。
喉頭鏡1の構成をさらに詳しく説明すれば以下のとおりである。すなわち、ハンドル2は図1a、図1bに見るように円筒形状の本体21と本体21上端に一体に連設された蓋部22から成り、蓋部22の上端には蓋23が螺着されている。本体21内には図示しない電池が内蔵されており、蓋23を螺脱することにより図示しない電池の交換が可能となっている。
また、ブレード3は、弓なりの本体31の右端に側板32が下方に本体31と一体に突設され、側板32の下端にはさらに安定版33が右方に側板32と一体に突設されている。本体31の先端には略円筒形状の先端部34が本体31と一体に固着されており、先端部34の下面中央には正面から見た断面形状が半円形の溝34aが刻設されている。また側板32の先端部近傍には略長円形状の孔32aが穿設されている。
連結部4は、図1a、図1bに見るようにハンドル2の本体21の下部に本体21と一体として連設固着された頸部41、頸部41の下方に頸部41と一体として連設固着された支持体42、支持体42に回動自在に軸着された回動体43より構成されており、回動体43はブレード3の本体31の後端部に本体31と一体に固着されている。以上、ハンドル2、ブレード3、連結部4の構成は、図5a、図5bに掲げた通常の喉頭鏡100と略同一である。
連結部4の構成の詳細も通常の喉頭鏡100と略同一で、図2c、図2dのとおりである。支持体42は図2cに見るように背面から見た断面形状が門型で、頸部41の下端に頸部41と一体に連設固着された基部42aの左端に左側板42bが基部42aと一体に連設固着され、基部42aの右端に右側板42cが基部42aと一体に連設固着されている。また、基部42aの下面には接点42dが設けられており、接点42dは図示しないコードによってハンドル2の本体21内に収納されている図示しない電池に接続されている。さらに、支持体42の前方下部には、左側板42bと右側板42cの間に軸42gが渡設固着されている(図2d参照)。また、左側板42bの後端下部には半球形の凹部42eが刻設され、右側板42cの後端下部には半球形の凹部42fが刻設されている。
回動体43は図2cに見るように背面から見た断面形状が凸型で、基部43aの上面に、上部43bが基部43aと一体に突設されている。基部43a、上部43bの正面は、図2aに見るように正面方向に高さが減ずるようにテーパーが付けられ、上部43bの正面は、凸部43c、凸部43dとその間のやや広いスリット状の凹部43eから構成されており、支持体42の軸42gが凹部43eに嵌合された状態にある。また、図2cに見るように上部43bの左側面後端部には図示しないスプリングによって付勢された球43fが嵌合装着され、上部43bの右側面後端部には図示しないスプリングによって付勢された球43gが嵌合装着されている。図6aの状態にては、球43fは支持体42の凹部42eに嵌合された状態にあり、球43gは支持体42の凹部42fに嵌合された状態にある。これにより、支持体42と回動体43は図2aの状態にて固定されることができる。また、上部43bの上面には接点43hが設けられていて、図2aの状態にては接点43hは支持体42の接点42dと接した状態にある。
実施例1の内視装置付喉頭鏡1においては、照明装置の構成も従来の喉頭鏡100(図5a、図5b)と略同一である。すなわち、図1a、図1bに見るように、ブレード3の側板32には照明装置5が添接固着されているが、照明装置5のコード51の上端部は連結部4の回動体43内部に入り、回動体43の接点43h(図2a〜図2d参照)に接続されている。コード51の下端はブレード3の側板32に添接延伸され、側板32の孔32aに固着された電球52に接続されている。コード51の露出部分は損傷を防ぐために合成樹脂で被覆された上に金属にて被覆されている。
実施例1の内視装置付喉頭鏡1において、従来の喉頭鏡100(図5a、図5b)と大きく異なる点は、ブレード3に内視装置6が添接固着されている点である。すなわち、ブレード3の後端部に接眼レンズ62aと焦点調節リング62bを有する接眼部62が固着され、光導管61がブレード3の裏面に添接固着された状態で接眼部62からブレード3の先端部34にまで延伸され、ブレード3の先端部34にて対物部63を構成する。対物部63は対物レンズ63aを有し、ブレード3の先端部34の溝34aに嵌合固着されている。光導管61は、図1cに見るように不透明合成樹脂61bで被覆された画像伝送用のグラスファイバー束61aをさらに金属管61cで被覆したもので、接眼部62近傍においては、ブレード3の側板32の左側面に添接固着され、残りの部分はブレード3の本体31の裏面と側板32の左側面の交わる線に沿って添接固着されている。なお、光導管61、接眼部62、対物部63はすべて公知技術である。(前記特許文献1、2、非特許文献2,3参照)ただし、実施例1の喉頭鏡1においては、光導管61は前記特許文献2に記載の内視鏡の可撓部のように可撓管である必要はなく、対物部63が手元で湾曲操作可能である必要もなく、さらには光源と結ばれた照射用のグラスファイバー束も必要ないので、そのための構成はすべて省かれ、不透明合成樹脂61bで被覆され、さらに金属管61cで被覆された画像伝送用のグラスファイバー束61aの先端に対物レンズ63aを装着して対物部63とした単純な構成となっている。
<実施例1の作用>
喉頭鏡1は、非使用状態にては図2bに見るようにブレード3を連結部4から上方に折り曲げて収納されている。使用時にはブレード3を下方に回動させ、図2aに見る状態に展開して用いられるものである。この際、回動体43が支持体42の軸42gに軸支されて回動され、回動体43に固着されたブレード3が回動されるものである。ブレード3が図2aに見る状態に展開されると、図2cに示すように図示しないスプリングによって付勢された球43fが凹部42eに嵌合し、図示しないスプリングによって付勢された球43gが凹部42fに嵌合し、ブレード3は図2aの状態にて固定される。また、接点42dと接点43hは接続状態となって、ハンドル2の本体21内に収納された図示しない電池から電流が流れ、電球52が点灯状態となるものである。なお、照明装置5に関しては、光源をハンドル2内に有して、グラスファイバー束にて光をブレード3の先端部まで導く構成としても良い。
喉頭鏡1は、図4a、図4bに見るような方法により使用されるものである。すなわち、図4aに示すように、施術者Dは患者Kの下顎tを引き上げ、後頭部hを後屈させて口腔軸AMと咽頭軸ALのなす角度αをできるだけ180°に近い角度とするが、その角度αは、従来の喉頭鏡100(図5a参照)が必要とする角度に較べてかなり小でも良く、角度αが120°程度でも充分にその作用を果たすことができるものである。ちなみに、図4では、角度αが約140°の状態を示している。
その上で、展開した喉頭鏡1のブレード3を患者Kの口腔Mに挿入し、ブレード3を患者Kの舌Zに当接させて喉頭鏡1全体を強く方向Xに引き上げる。この時点で、施術者Dは口腔Mから咽頭Lを直視することはできないが、喉頭鏡1の接眼部62を覗くことにより、ブレード3の先端部前方の像、すなわち喉頭L、声帯O、気管Bの像を見ることができる。つまり、喉頭L、声帯O、気管Bの像は喉頭鏡1に添接固着された内視装置6の対物部63により光導管61を通じて接眼部62に送られ、接眼部62にて接眼レンズ62a(図2c参照)の作用にて拡大されて施術者Dが視認できる像となる。施術者Dは、喉頭L、声帯O、気管Bの像を見ながら、図4bに示すように気管内チューブTを挿通していくことができる。すなわち、施術者D側の理由(技量が未成熟)あるいは患者K側の理由(角度αを大きく取れない)により従来の喉頭鏡100(図5a参照)にては気管内チューブTの挿通が不可能なケースにても、迅速にして安全確実に気管内チューブTの挿通を行うことができるものである。
<実施例2の構成>
本発明の実施例2の内視装置付喉頭鏡10を、図3a、図3b、図3cに示す。内視装置付喉頭鏡10の構成は、実施例1の内視装置付喉頭鏡1(図1a、図1b参照)の構成と略同一である。すなわち、ハンドル20の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1のハンドル2の構成と同一であり、連結部40の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1の連結部4の構成と同一であり、照明装置50の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1の照明装置5の構成と同一である。
ブレード30の構成も、実施例1の内視装置付喉頭鏡1(図1a、図1b参照)のブレード3の構成と同一である。すなわち、本体310の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1の本体31の構成と同一であり、側板320の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1の側板32の構成と同一であり、安定版330の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1の安定版33の構成と同一であり、先端部340の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1の先端部34の構成と同一である。
内視装置60の構成も、実施例1の内視装置付喉頭鏡1(図1a、図1b参照)の内視装置6の構成と略同一であるが、一部異なっている。すなわち、光導管610の構成は実施例1の内視装置付喉頭鏡1の光導管61の構成と同一であり、不透明の合成樹脂610bで被覆されたグラスファイバー束610aがさらに金属管610cで被覆されている。接眼部620の構成も実施例1の内視装置付喉頭鏡1の接眼部62の構成と同一で、接眼レンズ620aと焦点調節リング620bを有している。しかし、対物レンズ630aを有する対物部630の構成も、実施例1の内視装置付喉頭鏡1の対物部63の構成と同一であるが、対物部630のブレード30の先端部340に対する位置がやや異なっている。すなわち、対物部630の先端がブレード30の先端部340を構成する円筒部分に刻設された溝340aの半分位までしか延伸されていない(図3c参照)。これに対し、実施例1の内視装置付喉頭鏡1の対物部63の先端は、ブレード3の先端部34を構成する円筒部分に刻設された溝34aの先端まで延伸されている(図1c参照)。
<実施例2の作用>
実施例2の内視装置付喉頭鏡10の作用は、実施例1の内視装置付喉頭鏡1の作用と略同一であるが、対物部630の先端がブレード30の先端部340の正面からやや後退した位置に設けられているので、対物部630によって人体を損傷する危険性がやや少ない点や唾液等によって対物部630が汚れにくく、視野が確保し易いという作用がある。
叙上のように、本発明の内視装置付喉頭鏡は、気管支ファイバースコープの導入が余り現実的ではないような小規模な医療現場において、簡便で迅速且安全確実な気管内チューブの挿通を助けるものとして、その普及が大いに期待されるものである。なお、以上には、ブレードが弓なりに反っている、所謂マッキントッシュ型と呼称される喉頭鏡について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ブレードが直線状の、所謂直型と呼称される喉頭鏡に関しても、あるいは両者の混合タイプの、所謂マッキントッシュ変型と呼称される喉頭鏡に関しても、従来の喉頭鏡に内視装置を装着したものはすべて本発明の範囲に含まれるものであることは論を俟たない。
(a)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡の外観斜視図である。(b)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡の外観斜視図である。(c)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡のブレードの先端部の左側面図である。 (a)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡の左側面図である。(b)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡のブレードを折畳んだ状態を示す左側面図である。(c)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡の連結部の拡大背面図である。(b)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡のブレードを折畳んだ状態における連結部の拡大背面図である。 (a)本発明の実施例2の内視装置付喉頭鏡の外観斜視図である。(b)本発明の実施例2の内視装置付喉頭鏡の外観斜視図である。(c)本発明の実施例2の内視装置付喉頭鏡のブレードの先端部の左側面図である。 (a)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡の作用を説明する説明図である。 (b)本発明の実施例1の内視装置付喉頭鏡の作用を説明する説明図である。 (a)従来の喉頭鏡の1例の外観斜視図である。(b)従来の喉頭鏡の1例の外観斜視図である。 (a)従来の喉頭鏡の1例の左側面図である。(b)本従来の喉頭鏡の1例のブレードを折畳んだ状態を示す左側面図である。(c)従来の喉頭鏡の1例の連結部の拡大背面図である。(b)従来の喉頭鏡の1例のブレードを折畳んだ状態における連結部の拡大背面図である。 (a)従来の喉頭鏡の1例の作用を説明する説明図である。 (b)従来の喉頭鏡の1例の作用を説明する説明図である。 気管内チューブの1例の左側面図である。 気管支ファイバースコープを用いて気管内チューブの挿通を行う方法を説明する説明図である。 (a)人体の口腔軸と喉頭軸の関係を説明する説明図である。 (b)人体の口腔軸と喉頭軸の関係を説明する説明図である。
符号の説明
1 内視装置付喉頭鏡
10 内視装置付喉頭鏡
100 喉頭鏡
2 ハンドル
20 ハンドル
21 本体
22 蓋部
23 蓋
200 ハンドル
201 本体
202 蓋部
203 蓋
3 ブレード
30 ブレード
31 本体
32 側板
32a 孔
33 安定板
34 先端部
34a 溝
300 ブレード
301 本体
302 側板
302a 孔
303 安定板
304 先端部
310 本体
320 側板
330 安定板
340 先端部
340a 溝
4 連結部
40 連結部
41 頸部
42 支持体
42a 上部
42b 左側板
42c 右側板
42d 接点
42e 凹部
42f 凹部
42g 軸
43 回動体
43a 基部
43b 上部
43c 凸部
43d 凸部
43e 凹部
43f 球
43g 球
43h 接点
400 連結部
401 頸部
402 支持体
402a 上部
402b 左側板
402c 右側板
402d 接点
402e 凹部
402f 凹部
402g 軸
403 回動体
403a 基部
403b 上部
403c 凸部
403d 凸部
403e 凹部
403f 球
403g 球
403h 接点
5 照明装置
50 照明装置
51 コード
52 電球
500 照明装置
501 コード
502 電球
6 内視装置
60 内視装置
61 光導管
61a グラスファイバー束
61b 不透明合成樹脂
61c 金属管
62 接眼部
62a 接眼レンズ
62b 焦点調節リング
63 対物部
63a 対物レンズ
600 内視装置
610 光導管
610a グラスファイバー束
610b 不透明合成樹脂
610c 金属管
620 接眼部
620a 接眼レンズ
620b 焦点調節リング
630 対物部
630a 対物レンズ
AL 喉頭軸
AM 口腔軸
C カフ
Ct カフ用注気チューブ
D 施術者
F 気管支ファイバースコープ
F1 接眼部
F2 対物部
K 患者
M 口腔
N 鼻腔
B 気管
O 声帯
P 食道
L 喉頭
T 気管内チューブ
T1 チューブ
T2 機器側端
T3 患者側端
X 方向
Z 舌
Zt 舌根部
f1 ファイバーバンドル
f2 ファイバーバンドル
h 後頭部
t 下顎
α 角度









Claims (3)

  1. 気管内チューブを人体の気管に挿管する気管内挿管にて用いられるハンドルとブレードと照明装置から成る喉頭鏡において、接眼レンズを有する接眼部、対物レンズを有する対物部、上記接眼部と上記対物部を連結する不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管、より構成された内視装置付喉頭鏡に於いて、対物部の対物レンズがブレードの先端部を構成する円筒部分の下面中央に正面から見て断面形状が半円形に刻設した溝の先端若しくは半分位まで延伸嵌合固着させたことを特徴とする内視鏡付喉頭鏡。
  2. 上記内視装置の接眼部がブレードの後端部に位置し、対物部がブレードの先端に位置し、不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管がブレードに添接固着された状態で上記接眼部と上記対物部を連結してなる内視装置付喉頭鏡に於いて、対物部の対物レンズがブレードの先端部を構成する円筒部分の下面中央に正面から見て断面形状が半円形に刻設した溝の先端まで延伸嵌合固着させたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡付喉頭鏡。
  3. 上記内視装置の接眼部がブレードの後端部に位置し、対物部がブレードの先端近傍に位置し、不透明材で被覆されたグラスファイバー束からなる光導管がブレードに添接固着された状態で上記接眼部と上記対物部を連結してなる内視装置付喉頭鏡に於いて、対物部の対物レンズがブレードの先端部を構成する円筒部分の下面中央に正面から見て断面形状が半円形に刻設した溝の半分位まで延伸嵌合固着させたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡付喉頭鏡。
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