JP3660283B2 - スキャナシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータと接続可能なスキャナ装置を用いたスキャナシステムに関する。
スキャナ装置には、コンピュータの周辺機器として使用されるスキャナ装置のほか、デジタル複写機やファクシミリ等の情報産業機器に装備されたスキャナ装置も含まれる。
【0005】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
スキャナ装置で原稿の画像データを読み取り、スキャナ装置に接続されたコンピュータにその画像データを取り込む場合、まずスキャナ装置に原稿をセットした後、コンピュータにインストールされているスキャナドライバのオペレーション画面上で読取条件設定を行ない、このオペレーション画面上から読取実行の指示を与えることにより、スキャナ装置の読取操作を行なっている。
【0006】
しかし、最近の事務所では、複数のコンピュータをネットワークで繋ぎ、スキャナ装置を共同使用するようになったため、コンピュータとスキャナ装置が離れた位置に配置されるケースが増えてきた。また、最近のデジタル複写機やファクシミリ装置には、そのスキャナ部分にネットワークスキャナ機能を付加したものが増えている。これらデジタル複写機やファクシミリ装置は、騒音を避けるために別室に設置するようなケースも増えてきた。そのため、これらのスキャナ装置を用いてコンピュータに原稿の画像を取り込むには、装置の立ち上げや原稿のセットを行なうのに、離れて設置されているコンピュータとスキャナ装置の間を作業者自身が何回も往復する必要があり、非効率であった。
【0007】
また、デジタル複写機や最近のスキャナ装置には、シート原稿を自動的に1枚ずつ給送して読み込むシートフィーダが備えられているためコンピュータ側からの遠隔操作が可能である。しかし、ブック原稿の場合には、見開きページの綴じ代部分がスキャナ装置の読取窓表面から浮き上がり易く、そのため上記綴じ代部分近傍の画像が歪んでピンぼけ状態となったり、読取照明光から遠くなるため黒くかぶってしまったりする不具合が発生し易かった。それを避けるには、原稿読取の間、本の綴じ代部分が読取窓に密着するよう、他の協力者が本上部から押さえておく必要があった。
【0008】
例えば、一人の作業者がスキャナ装置を用いてシート原稿を読み取る場合について説明する(図1参照)。まずコンピュータにインストールされているスキャナドライバのオペレーション画面を立ち上げた後(ステップR1)、スキャナ装置の所へ行って原稿をシートフィーダにセットする(ステップR2)。次にコンピュータの位置に戻って読取条件を設定し読取を実行する(ステップR3)。読み取りが終了したら、他の使用者の邪魔にならないようスキャナ装置の所へ行って原稿を回収し(ステップR4)、コンピュータの位置に戻って原稿画像が収納されるファイルを作成し、保存する(ステップR5)。
【0009】
上記の場合には、各ステップの間で、コンピュータからスキャナ装置へ、あるいはスキャナ装置からコンピュータへの作業者の移動が必ず発生するため、作業者は4回移動する必要が生ずる。また、原稿が前記のような本である場合には、コンピュータとスキャナ装置のそれぞれに作業者が夫々一人ずつ必要である。さらに、両者が別々の部屋に別れている場合等には、原稿セットが完了したかどうかの確認のための往復がさらに必要となる。
【0011】
この発明の目的は、コンピュータとスキャナとの間の往復回数を少なくすることができるスキャナシステムを提供することである。
この発明のの目的は、ブック原稿等の特殊形状の原稿の読み取りを行う場合でも、協力者の援助なしで読み取り作業を行うことができるスキャナシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、原稿のイメージ情報を読み取るイメージスキャナと、このイメージスキャナを制御する制御装置とを含み、上記制御装置は、上記イメージスキャナにおける読取条件の設定入力を受け付ける読取条件設定手段と、上記イメージスキャナに対する原稿の読取実行指示を待機状態にするための設定入力を受け付ける読取実行待機設定手段と、上記待機状態となった読取実行指示を読取条件を指定して上記イメージスキャナに送信する送信手段とを含み、上記イメージスキャナは、上記待機状態となった読取実行指示を上記送信手段から受信する受信手段と、この受信手段が受信した上記読取実行指示の待機状態を解除して原稿読取実行を開始する読取実行開始手段と、原稿読取完了後に追加の原稿の読取の継続を操作者が指示するための継続キーとを含むことを特徴とするスキャナシステムである。
【0016】
この構成によれば、原稿のセット等を行なうために、コンピュータ等の制御装置側でスキャン実行を一時待機状態にできる。これにより、スキャナ装置(ネットワークスキャナ機能を有するデジタル複写機のような画像形成機器類もスキャナ装置と総称する)側へ行って原稿のセット等の後、その場で待機状態を解除してスキャン実行することが可能になる。したがって、実行指示のために制御装置まで戻る過程が省略される。また、ブック原稿を読み取るような場合でも、他の協力者の援助なしで作業者本人が読み取り作業を行なえる。また、読取実行の後そのまま原稿を持ち帰ることが可能となり、原稿回収のための作業者の往復が省略される。
また、原稿読取完了後は、継続キーを操作することによって、追加の原稿読取を行うことができる。
【0017】
請求項記載の発明は、上記イメージスキャナは、上記制御装置から指示された読取条件の変更入力を受け付ける読取条件変更手段を備えていることを特徴とする請求項記載のスキャナシステムである。
【0018】
この構成によれば、スキャナ装置において原稿をセットしたときに、何らかの都合で読取条件を変更する必要が生じた場合でも、制御装置のところに戻ることなく設定変更ができる
【0033】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るスキャナシステムの構成を示す図である。このスキャナシステムは、スキャナ装置の一例としてのデジタル複写機1と、コンピュータ30とをネットワーク40を介して接続して構成されている。デジタル複写機1は、ネットワークスキャナ機能を有しており、本体部10の上部に、原稿画像をデジタル情報として読み取るためのスキャナ部20が設置されている。このスキャナ部20はインタフェースを介してネットワーク40に接続されている。このネットワーク40には、スキャナ部20のドライバソフトをインストールしてあるコンピュータ30がインターフェースを介して接続されている。ネットワーク40にはさらに図外の複数のコンピュータが接続されており、LANを構成している。
【0034】
図2はスキャナ部20の構成を示す図解的な斜視図である。スキャナ部20は、デジタル複写機の上部に固定されたスキャン部21、およびスキャン部21の上部に奥側をヒンジ等で開閉自在に連結されたフィーダ部22で構成されている。スキャン部21の上部は、本等の手置き原稿を載置して読み取る原稿載置台23になっており、その載置台23上の開口部にはガラス板を嵌め込んだ読取窓24が配設されている。スキャン部21の内部には、読取窓24上の原稿を所定の速度で照明スキャンするランプ・ミラー群25、CCD等のイメージセンサ26、ランプ・ミラー群25によってイメージセンサ26の方向に偏向された光学画像をイメージセンサ26に向けて収束させるレンズ27が配置されている。
【0035】
フィーダ部22は、シート原稿を読取窓24上に自動供給するための装置で、原稿載置台23に伏せた姿勢で使用される。このフィーダ部22によって一枚ずつ分離搬送されるシート原稿は、フィーダ部22底部の搬送方向に直交した細長い窓(プラテン部28)を介して、読取窓24のうち図中左側の短冊状部に読取面を下に向けて露呈される。このとき、ランプ・ミラー群25が動くかわりに原稿がプラテン部28を所定速度で通過することにより、原稿が露光スキャンされる。プラテン部28と対峙する位置に留まりながら照明を続けるランプ・ミラー群25によって、イメージセンサ26に向けて光学画像が照射され、原稿がプラテン部28を通過する速度と同じ速度でイメージセンサ26に送り込まれる光学画像を、それと同じ速度でイメージセンサ26が読み取っていくようになっている。
【0036】
図3は、本実施形態のスキャナシステムの電気的構成を説明するためのブロック図である。このスキャナシステムは、スキャナ部20を含むデジタル複写機1、およびコンピュータ30を含む。デジタル複写機1およびコンピュータ30は、ネットワーク40との通信を制御するネットワークインターフェース(I/F)部201および301を介して、イーサネット(登録商標)等のネットワーク40にそれぞれ接続されている。これにより、デジタル複写機1およびコンピュータ30はネットワーク40を介して相互接続されており、コンピュータ30側からの指示情報をデジタル複写機1に伝達することができ、また、デジタル複写機1側からのイメージ情報をコンピュータ30に伝達することができる。
【0037】
また、ネットワークインターフェース(I/F)部301は、待機状態となった読取実行指示をスキャナ装置であるデジタル複写機1へ送信する送信手段としての役割を担うことができる。さらに、ネットワークインターフェース(I/F)部201は、待機状態となった読取実行指示を指示装置であるコンピュータ30から受信する受信手段としての役割を担うことができる。
デジタル複写機1側の回路200は、スキャンインターフェース(I/F)202、ビットマップメモリ(BMP)203、操作部204、ネットワークインターフェース(I/F)201、CPU205、RAM206,ROM207等を含んでいる。スキャンI/F202は、例えば専用のビデオインターフェースで、このインターフェースを介して接続されるスキャナ部20との間のデータ転送を制御している。また、ビットマップメモリ(BMP)203は、スキャナ部20から転送されてきたイメージデータをビットマップ形式で一時保管するものである。
【0038】
また、CPU205は、ROM207に記憶されている制御プログラムおよび各種データに基づいて各種制御を行ない、またメインバス(MB)208を介して各種デバイスを制御し、また、スキャナ部20を含むデジタル複写機1全体を統括制御する。RAM206は、CPU205のワーク領域である。BMP203に一時保管されているイメージデータは、CPU205によって読み出され、必要に応じて、指定領域イメージの切り出しやイメージ回転のための処理が施される。さらに、イメージデータは、所定の手順に従って、MB208、ネットワークI/F部201、ネットワーク40を介してコンピュータ30に転送される。
【0039】
操作部204は、デジタル複写機1の各種設定入力やコピーの開始などの指示を行なうもので、スキャン部の条件設定やスキャンの開始等をこの操作部204から行なうことも可能である。また、この操作部204は、待機状態となった読取実行指示の待機状態を解除して読取実行開始できる読取実行開始手段と、コンピュータ30から指示された読取条件を変更可能な読取条件変更手段とを備えている。
【0040】
コンピュータ30は、その内部にCPU302,RAM303,ROM304,ハードディスク(HDD)305、キーボードコントローラ(KBC)306、CRTコントローラ(CRTC)307,メモリコントローラ(MC)308、ネットワークI/F部301等を備えている。また、コンピュータ30の外部には、キーボード(KB)309、ポインティングデバイス(PD)310、CRTディスプレイ(CRT)311、MOドライブ装置やフレキシブルディスクドライブ装置等の外部メモリ装置312が設置されている。これらは、コンピュータ30内部の夫々のコントローラである、キーボードコントローラ(KBC)306、CRTコントローラ(CRTC)307、メモリコントローラ(MC)308と図3のように接続されている。
【0041】
CPU302は、ROM304またはHDD305に記憶されている制御プログラムおよび各種データに基づいて、各種制御を行なう。また、CPU302は、メインバス(MB)313を介して各種デバイスを制御し、また、コンピュータ30全体の統括制御を行なう。RAM303は、CPU302のワーク領域であるとともに、デジタル複写機から転送されてくるイメージデータの一時収容が可能である。KBC306は、キーボード309や、マウス等のポインティングデバイス(PD)310からの入力を制御する。CRTC307は、CRTの表示を制御する。メモリコントローラ(MC)308は、外部メモリ装置312とのアクセスを制御する。
【0042】
デジタル複写機1をネットワークスキャナとして使用する際に用いられるスキャナドライバプログラム(以下単に「スキャナドライバ」という。)は、例えば、イメージデータのファイリング機能やイメージ表示機能等を有する画像管理用アプリケーションソフトとともに、HDD305にインストールされている。このスキャナドライバは、例えばTWAIN等の規格に準拠したドライバソフトである。スキャナドライバは、予めHDD305に記録されていてもよいし、CD−ROM等の可搬性の記録媒体から読み取ってHDD305にインストールされてもよい。また、インターネット等のネットワーク上に置かれたサーバから、通信回線(有線回線および無線回線を含む)を通る信号(電気信号または光信号)の形式でコンピュータ30にダウンロードされて、HDD305にインストールされてもよい。
【0043】
HDD305には、さらに、イメージデータを格納する所定のメモリー領域が設定されており、デジタル複写機1から転送されてきたイメージデータは、一度RAM303に収容され、アプリケーションソフトのファイリング機能により適当なファイル名が与えられて、HDD305の所定メモリー領域に格納される。このイメージデータは、MC308を介して外部メモリ装置312に格納することもできる。
【0044】
コンピュータ30に転送されたイメージデータは、アプリケーションソフトのイメージ表示機能により、CRTC307を介してCRT311に実際のイメージとして表示される。HDD305に格納されたイメージデータのファイルを呼び出した場合も、同様に、CRT311にそのイメージが表示される。
図4は、スキャナドライバのオペレーション画面の一例を示す。このオペレーション画面5は、作業者がコンピュータ30からデジタル複写機1の原稿スキャン条件を設定し、このスキャン条件に沿ったスキャンの実行を指示するためのものである。このオペレーション画面5は、例えば、アプリケーションソフトを介して起動され、CRT311に表示される。
【0045】
オペレーション画面5内には、原稿画像設定領域50、送信サイズ指定領域52、スキャンモード設定領域54、およびステータス領域56が設けられている。
原稿画像設定領域50には、原稿中の読み取りたい区画のサイズを設定する読取画像サイズ指定手段501、および原稿の画像方向を設定する原稿方向設定手段502が設けられている。送信サイズ設定領域52には、スキャナ部20で読み取った画像をコンピュータ30に送信するときの画像サイズを設定する送信サイズ設定手段521(図では原稿サイズと同じA4が指定されている)が設けられている。
【0046】
読取画像サイズ指定手段501は、スキャナ部20での検出サイズを指定する自動モード、A3,B4,A4,B5,A5,B6などの定型サイズモード、そして読取サイズの縦横寸法を任意に設定できるカスタムモードのいずれかを指定するために用いられる。図4では、定型サイズのA4が指定されている。原稿方向設定502は、読み取る原稿の操作者から見た形(縦長/横長)と、操作者から見た原稿の向き(縦向き/横向き)とについての4種の組み合わせパターン503、504、505、506のいずれかを選択するために用いられる。図4では、組み合わせパターン503(縦長、縦向き)が選択されている。
【0047】
また、スキャンモード設定領域54には、原稿種類設定手段541、スキャナ動作設定手段542、解像度設定手段545、片面/両面設定手段546、および濃度設定手段550が設けられている。
原稿種類設定手段541は、原稿を読み取るときの最適な誤差拡散レベルを設定する手段である。例えば、写真、文字、混在、OCRの各モードが用意されており、図4では混在モードが指定されている。スキャナ動作設定手段542は、シート原稿をフィーダ部22にセットして読み取る場合に使用される。このスキャナ動作設定手段542によって、複数の原稿全てを連続供給して読み取る場合の自動モード543、各シートで他の設定を変更できるように1枚ずつ供給する1枚ごとモード544のいずれかを選択できる。図では自動モード543が選択されている。解像度設定手段545は、読取解像度を設定するために使用される。600dpi、400dpi、300dpi、200dpi等の設定モードが準備されており、図4では300dpiが指定されている。片面/両面設定手段546は、シート原稿の読み取るべき画像が、片面のみか或いは両面かによって使い分けるモードを設定するために用いられる。片面原稿547、両面原稿548、そしてフィーダ部22で裏返すと上下が逆さになるような場合の両面原稿(裏面回転)549の各モードがあり、図4では片面原稿547が選択されている。濃度設定手段550は、原稿濃度を任意設定できるマニュアル設定部551、および原稿露光を自動設定できる自動設定キー552を備えている。
【0048】
ステータス領域56には、ステータス表示部561、接続実行キー562、スキャン実行キー562、スキャン待ち設定部563(読取実行待機設定手段)が設けられている。
ステータス表示部561は、「スキャナに接続してください」、「スキャンできます」などのステータス情報を表示する(図4では「スキャンできます」が表示されている)。接続実行キー562は、デジタル複写機1側のコピーモード設定を、コンピュータ30側からスキャナモード設定に遠隔切換してコンピュータ30のスキャナドライバに接続するために操作される。スキャン実行キー562は、接続後にスキャンを遠隔実行するために使用される。この実施形態では、キー562は、接続実行後にスキャン実行キー(図4の状態)に変わる。
【0049】
スキャン待ち設定部563は、デジタル複写機1のスキャナ部20に原稿がセットされてない状態である、あるいは次の原稿への置き換えが必要であるなど、スキャナ部20での作業が発生する場合に使用する設定モードである。このスキャン待ちが設定されてない場合は、スキャン実行キー562が押されることで、オペレーション画面5の各設定領域(即ち、原稿画像設定領域50、送信サイズ設定領域52、およびスキャンモード設定領域54)で設定された読取条件の情報と共にスキャン実行指示信号がデジタル複写機1に送信され、上記設定された読取条件に沿った読取がスキャナ部20で実行される。
【0050】
一方、スキャン待ち設定部563のチェックボックスをポインティングデバイス310でチェックすることにより、スキャン待ち設定をすることができる。このスキャン待ち設定をして、スキャン実行キー562を押すと、読取条件の情報と共にスキャン実行信号およびスキャン実行待機指示信号がデジタル複写機1に送信され、スキャン実行は一旦待機状態となる。読取作業者はこの状態でコンピュータ30の側からデジタル複写機1の側に行き、次にスキャナ部20での準備を行なった後、デジタル複写機1側の操作部204でスキャン実行させることができる。
【0051】
その他、画面5には、この画面5中の各設定を標準設定に戻す標準に戻すキー57、スキャナ設定の他の画面(スキャナのアドレス設定画面、IPアドレス入力画面、部門管理コード設定画面、バージョン表示画面等)を開くためのスキャナ設定キー58、この画面5を終了させるための終了キー59、そしてヘルプキー60などが設けられている。
図5は、A4サイズの本からイメージを読み取る場合の動作例を説明するためのフローチャートである。また、図6(a)〜(e)は、スキャナ部における原稿の読取部分とコンピュータ30のCRT311に表示される画像との関係を説明するための図である。この例では、本60を開いた右ページの上半分のみが、読取が必要な読取部分61であるとする(図6(a))。
【0052】
まず、コンピュータ30側で、所定のアプリケーションから本スキャナドライバのオペレーション画面5を起動する(ステップS1)。次に、ステータス表示部561の「スキャナに接続してください」の指示に従い、接続実行キー562を押してデジタル複写機1のスキャナ部にドライバを接続する(ステップS2)。デジタル複写機1がコピーなどで使用中なら終了するまで待ち、再度接続実行キー562を押して接続を完了させる(ステップS3)。今回は、フィーダ部22は使用しないので、スキャナ動作設定手段542および片面/両面546の設定は不要である(ステップS4)。次に原稿をスキャナ部20の読取窓24にセットする(ステップS5)。
【0053】
図6(b)は原稿を読取窓24にセットしたところを示す。本60は横に開いた状態で、読取部分61を読取窓24に対峙させ、左端部bと奥端部aに寄せてセットされる。次に、オペレーション画面5で各種設定を入力する(ステップS6)。原稿サイズはA4サイズ1ページの半分なのでA5とする(設定(1):図4の読取画像サイズ設定手段501)。また、この本60は、読取窓24にセットした状態で画像の上側が奥になるので、操作者から見たこの状態に相当する原稿方向設定502のアイコン505を選択する(設定(2))。
【0054】
送信サイズの設定(3)では、例えば、読取部分をA4に拡大したいときにはA4を選択し、実サイズでよければA5のままとする。その他スキャンモード設定領域の設定を必要に応じて行なう(設定(4)(5)(6))。次にオペレーション画面5のスキャン実行キー562により、スキャンの実行を行なう(ステップS7)。スキャン待ち設定部563でスキャン待ちが設定されている場合には、デジタル複写機1の操作部204でスキャン実行を行なう(ステップS8、S9)。
【0055】
スキャンの実行指示がデジタル複写機1に与えられると、スキャナ部20のランプ・ミラー群25は、原稿の半分の大きさ(すなわち読取範囲A5に相当する、図6(b)で示すbからxまで)をスキャンする。回路200のビットマップメモリ(BMP)203には、主走査方向Aの全幅でbからxまで副走査(Bの方向)した分の全ビットマップデータが転送される。そのままの状態で画像データがコンピュータ30に転送されると、CRT311には図6(c)のごとくスキャン範囲全体が横を向いた形で表示されるから、コンピュータ30側で二次加工が必要となる。したがって、このような状態の写真画像等をそのまま保存すると、メモリ領域を無駄に使用することになる。
【0056】
この実施形態のシステムでは、スキャナドライバからの簡単な指示(ステップS6(1)(2))のみで、BMP203に記憶されたビットマップデータのうち、必要な領域、すなわち図6(b)におけるabxyに囲まれた領域のみのデータが抽出される。この抽出されたデータが、90°回転した正しい向きになるように再編成され、RAM206に転送される。このRAM206内の画像データは、例えば図6(d)に示すようなデータであり、このようなデータがコンピュータ30に転送される。これにより、コンピュータ30側での二次加工が不要になる。この状態でコンピュータ30に取り込まれた画像は、オペレーション画像を終了した後、所定のアプリケーション画面上で適当なファイル名が付与されて、所定のメモリ領域に保存される(ステップS10)。
【0057】
前記の例ではA4サイズの本であったが、A5サイズの小さな本でも、図6(e)に示すように、読取窓24にセットすることにより、必要な部分のみの正しい向きの画像データを簡単に得ることができる。この場合は、オペレーション画面5の読取画像サイズ設定手段501には該当する定型サイズのモードがないので、カスタムサイズのモードにより実際の縦横寸法を入力すればよい。また原稿方向設定手段502は、506のアイコンを選択すればよい。
【0058】
次に、図7,8,9を使用して、原稿読取範囲の設定のための変形例を説明する。この変形例は、原稿の読取範囲端部が、原稿の端部より内側に存在する場合に有効である。図9においては、原稿70は、原稿の左端(図中原稿は裏返し状態のため右端)からXmm、上端からYmm内側に読取範囲71が存在する場合を図示している。
このXmmおよびYmmは、第1実施形態で述べた、読取窓24の原稿を寄せる奥端部aおよび左端部bからの距離に相当する。主走査方向Aおよび副走査方向Bから、読取範囲71におけるスキャンの開始点はPである。この座標をP(X,Y)とすれば、このPの座標、読取サイズ、読取部分の形状および画像の方向を指定すれば、原稿内のどの領域でも読取選択が可能である。
【0059】
この変形例では、スキャナドライバのオペレーション画面に、読取開始位置指示手段が追加されている。すなわち、図7に示すオペレーション画面6には、原稿画像設定領域50の中に、読取開始位置指示手段507が追加されている。この読取開始位置指示手段507には、開始点Pの座標を設定するためのX座標設定部508およびY座標設定部509ならびに数値スクロール手段510が設けられている。X座標またはY座標設定部508,509を選択し、数値スクロール手段510を操作することにより、X座標およびY座標の各数値がスクロール設定できるようになっている。尚、読取開始位置指示手段507以外は、図4と同じ仕様であるため、便宜上各要素の符号を共通とし、説明を省略する。
【0060】
図8は、この変形例における動作を説明するためのフローチャートである。この図8において、上述の図5の各ステップと同等の処理が行われる各ステップには図5の場合と同じ参照符号を付して示すこととし、それらの説明を省略する。図5の場合と異なるのはステップS6Aであり、図5のステップS6と比較すると、読取開始位置の設定(3)が追加されている。
【0061】
以上のように、この変形例においては、原稿内のどの領域に読取部分があっても、読取画像サイズ、形状および画像の方向、読取開始位置の3条件を指示するだけで、必要な部分のみの正しい向きの画像データを簡単に得ることができる。また、読取開始位置ではなく読取終了位置を指定することでも、実施することが十分可能である。
なお、実施形態に関してさらに次のような変形が可能である。
【0062】
(1)上記実施形態では、読取画像サイズ、形状、および読取開始位置を、数値で指示するようにしたが、オペレーション画面の中に、スキャナの読取窓領域を設け、その中でカーソル、ポインタ等によって位置指定や範囲指定ができるようデジタイザの機能を持たせることも可能である。また、原稿画像設定領域のどこかをクリックすれば、デジタイザの画面がポップアップするようにしてもよい。また、スキャナのプレスキャン画像をデジタイザの画面に表示することにより、より精度のよい範囲指定が可能となる。
【0063】
(2)上記実施形態では説明を省いたが、フィーダを使用することもできる。例えば、フィーダの原稿幅検出機能を用いて原稿の奥側端を算出できるため、読取窓奥側に必ずしも原稿を寄せる必要がない。また、原稿の搬送前端は、原稿が通過センサを通過した時刻からタイマを用いて算出できるため、原稿の搬送前端(読取窓に原稿を置いた場合とは逆端)を基準にすることができ、読取範囲やサイズも原稿の搬送前端からのタイマの時間経過で算出できる。以上から、第1、第2の実施形態とも、フィーダを使用した場合でも十分に対応可能である。
【0064】
(3)上記実施形態では、静止原稿を読取窓にセットする場合の寄せ位置を主、副走査の開始側としたが、逆側に寄せることもできる。この場合、算出基準を変更するための変更指示手段を、オペレーション画面に設ければよい。
(4)上記実施形態では、原稿方向設定における原稿の向きを上向きと左向きの2種類としたが、下向きと右向きを加えてもよい。
図10は、本実施形態におけるネットワークワークスキャナ機能の特徴について説明するためのフローチャートである
【0065】
図10には、スキャン待ち設定を含む操作フローが示されている。また、スキャン待ち状態のときのデジタル複写機1側(スキャナ部20側)での操作を説明するために、その操作部204の全体図である図11、およびスキャン待ちモード時の該操作部204の表示画面である図12を併せて参照する。
まず、コンピュータ30側で、所定のアプリケーションからスキャナドライバのオペレーション画面5,6(図4または図7)を起動する(ステップT1)。次に、オペレーション画面5,6のステータス表示部561の指示(画面5,6のステータス表示部561は「スキャナに接続してください」の表示がされている)に従い、接続実行キー562を押してデジタル複写機1のスキャナ部にドライバを接続する(ステップT2)。デジタル複写機1がコピーなどで使用中なら終了するまで待ち、再度接続実行キー562を押して接続を完了させる(ステップT3)。この段階では、画面5,6のステータス表示部561には、「スキャンできます」の表示がされている。
【0066】
次に原稿の各種読取条件を設定する(ステップT4)。このステップでは、図4または図7のオペレーション画面5,6において、原稿画像設定領域50中の読取サイズ設定(読取画像サイズ指定手段501)および原稿方向設定(原稿方向設定502)、送信サイズ設定領域52での送信サイズ設定(送信サイズ設定手段521)、そしてスキャンモード設定領域54中の原稿種類設定(原稿種類設定手段541)および解像度設定(解像度設定手段545)および濃度設定(濃度設定手段550)の設定を行なう。ここでは図4に示す条件に設定したとする。さらに、フィーダ部22を使用する場合にはスキャナ動作設定手段542の自動モード543あるいは1枚ごとモード544を選択し、片面/両面設定手段546で読取面を選択する。その後、ステータス領域56中のスキャン待ち設定部563のチェックボックスをポインティングデバイス310でチェックしてスキャン待ちの設定を行なう。以上の設定が終了したら、オペレーション画面5のスキャン実行キー562を押す。すると、ステータス表示部561には「スキャン中です」の文字が表示される(ステップT5)。この時点では、デジタル複写機1はスキャナ部20の読取待機状態になっている(ステップT6)。
【0067】
上記ステップT5でスキャン実行キー562が押されると、ステップT4で設定された各種設定条件の情報と共にスキャン実行信号およびスキャン実行待機指示信号が、コンピュータ30のネットワークI/F部301から送信される。この信号は、ネットワーク40を介してデジタル複写機1のネットワークI/F部201で受信されて、RAM206に一時保管される。ここで、デジタル複写機1のCPU205は、上記スキャン実行待機指示信号に従い、スキャン実行命令をスキャンI/Fに送信しない状態(スキャン実行待機状態)を維持する(ステップT6)。また、CPU205は、操作部204に向けてスキャナ設定画面(読取条件変更手段)表示命令を送る。このスキャナ設定画面では、送信されてきた各種設定条件の情報に従い、ステップT4で設定された条件がイニシャル状態として表示される。
【0068】
次に操作者は、原稿を持ってデジタル複写機1側へ行くことになるが、この時、デジタル複写機1の操作部204の表示パネル220(図11)は、CPU205からのスキャナ設定画面表示命令に従い、図12の状態(スキャナ設定画面250)になっている。ここでスキャナ設定画面250のメッセージ表示部251には、「原稿をセットして、スタートキーを押してください」の文字が表示されている。指示に従い、スキャナ部20の原稿載置台23の読取窓24に原稿をセットするか、あるいはフィーダ部22に原稿をセットする(ステップT7)。ここで、コンピュータ30側のオペレーション画面5,6での設定から変更の必要がなければ、図11の操作部204のスタートキー230(読取実行開始手段)を押せば、CPU205は、スキャン実行命令をスキャンI/F202に送信しない状態(スキャン実行待機状態)の維持を解除して、スキャンI/F202に対しスキャン実行命令を送信する(ステップT9)。これによりスキャナ部20のスキャン動作が開始され、読み取られた画像は所定のデジタル変換が成されて、デジタル複写機1からネットワーク40経由でコンピュータ30に転送される(ステップT10)。
【0069】
また、コンピュータ30側のオペレーション画面5,6での設定間違い等の理由から変更の必要がある場合には、表示パネル220のスキャナ設定画面250から設定変更が可能である。例えば、読込サイズの変更が必要なら、原稿画像サイズ設定手段252あるいはカスタムサイズ設定手段253を用いて設定変更が可能であるし、送信サイズの変更が必要な場合には、送信サイズ設定手段254を用いて変更が可能である。また、読取時の誤差拡散レベルを変更したい場合は、原稿種類設定手段255で変更が可能である。読取濃度を変更したい場合には、濃度設定手段256で変更が可能である。その他、イメージ設定タブ257の選択により解像度等の変更ができる。また、機能追加タブ258の選択により、枠消機能や分割機能等が追加設定できる(ステップT8)。
【0070】
何らかの設定条件をスキャナ設定画面250上で変更後、後操作部204のスタートキー230を押すと、RAM206の設定条件データは変更された条件に書き換えられ、CPU205はスキャンI/F202に対し、この書き換えられた条件でのスキャン実行命令を送信する(ステップT9)。するとスキャナ部20のスキャン動作が開始され、変更された条件で原稿が読み取られコンピュータ30に転送される(ステップT10)。
【0071】
上記のように、このスキャナ設定画面250では、送信されてきた各種設定条件の情報に従い、ステップT4で設定された条件がイニシャル状態として表示される。したがって、そのままの状態でスタートキー230が押されれば、設定条件が変更されずにスキャンが実行される。また、スキャナ設定画面上で条件の変更を行ない、スタートキー230を押せば、変更された条件でスキャンが実行される。なお、図12では図示した設定状態は、コンピュータ30から送信され、デジタル複写機1のRAM206に一時保管された設定条件による設定状態(図4のオペレーション画面5の状態)、すなわちイニシャル状態である。
【0072】
スキャン実行が終了すると、CPU205は操作部204対し、継続/終了選択画面表示命令を送信し、表示パネル220はCPU205からの継続/終了選択画面表示命令に従って、継続/終了選択画面260(図13)を表示する。追加の原稿がある等で読み取りの継続が必要ならば、追加の原稿をスキャナ部20にセットした後、継続キー261を選択すれば、表示パネル220の表示はスキャナ設定画面250に戻り、読み取りが再度実行開始可能となる。また、読み取りの継続が不要な場合は、終了キー262を押せば、表示パネル220は継続/終了選択画面260から、コピーモードの基本画面(図示せず)に戻る(ステップT11)。
【0073】
以上のように、本実施形態では、デジタル複写機1側でのスキャン実行操作が可能であるため、本のように綴じ代部が読取窓から浮き上がり易い原稿の場合は、操作者自らが本の背部を押さえながらスキャンさせることができる。よって、他の協力者が不要である。また、他の使用者の邪魔にならないよう、読取実行の後そのまま原稿を持ち帰ることが可能となり、原稿回収のための往復が省略される。
【0074】
ステップT9によりコンピュータ30に取り込まれた画像は、オペレーション画像を終了した後、アプリケーション画面上で適当なファイル名が付与されて、所定のメモリ領域に保存される(ステップT13)。以上はスキャン待ち設定した場合の説明であったが、原稿がすでにスキャナ部20にセットされていて、スキャン待ち設定しない場合は、スキャン実行キー562を押すと、ステップT4で設定された各種設定条件の情報と共にスキャン実行信号がデジタル複写機1に送信される。デジタル複写機1のCPU205は、そのスキャン実行信号に従い、上記各種設定条件によるスキャン実行命令をスキャンI/Fに与える(ステップT5、T6)。これにより、すぐにスキャンが実行され、読み取られた画像は所定のデジタル変換が成されて、デジタル複写機1からネットワーク40経由でコンピュータ30に転送される(ステップT12)。またこの場合は、スキャン実行のための作業者のデジタル複写機1への移動は省略される。
【0075】
図14は、図10に示すスキャン待ち設定を行なう場合の作業フローを、コンピュータ30側作業とデジタル複写機1側作業に振り分け、簡略化したものである。まず、オペレーション画面5の起動およびスキャナ部20への接続(ステップU1)と、各種読取条件設定およびスキャンの実行指示(ステップU2)が、コンピュータ30側で続けて行われる。次に、作業者はデジタル複写機1側に移動して、原稿のセットおよびスキャンの実行指示(ステップU3)と、原稿の回収(ステップU4)を続けて行なうことができる。最後に、作業者はコンピュータ30側へ戻って、読み取った画像のファイルの作成と保存(ステップU5)を行なう。
【0076】
以上のように、本実施形態においては、作業者の移動がわずか2回で済み、前述した図1の従来例と比較して、作業効率が大幅に改善される。また、例えば本原稿のように、綴じ部分を読み取るためスキャン中に本の上部から手で押さえる必要がある場合でも、上記移動回数を増加させることなく、ひとりの作業者でも十分読取作業を行なうことができ、省力化が達成できる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスキャナシステムの全体構成を示す模式図である。
【図2】上記スキャナシステムの構成要素であるスキャナ部の斜視図である。
【図3】上記スキャナシステムの電気的構成を説明するためのブロック図である。
【図4】上記スキャナシステムに使用するスキャナドライバにおけるオペレーション画面の一例を示す模式図である。
【図5】画像入力処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図6】スキャナ部における原稿セットとコンピュータ画面に表示されるイメージを説明するための模式図である。
【図7】キャナドライバのオペレーション画面の他の例を示す模式図である。
【図8】 図7のオペレーション画面の場合の画像入力処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【図9】 図7のオペレーション画面の場合のスキャナ部での原稿の読込状態の一例を説明するための模式図である。
【図10】 上記実施形態に係るスキャナシステムにおけるネットワークスキャナ機能の特徴を説明するためのフローチャートである。
【図11】スキャナ装置としてのデジタル複写機の操作部を示す模式図である。
【図12】図11の操作部の表示パネルに表示される画面の一具体例を示し、スキャン待ち操作を行なったときに表示されるスキャナ設定画面の一例を示す模式図である。
【図13】図11の操作部の表示パネルに表示される画面の一例を示し、スキャン待ち操作を行なったときに表示される継続終了設定画面の一例を示す模式図である。
【図14】上記スキャナシステムによる原稿読取作業の流れと作業者の移動の一例を示すフローチャートである。
【図15】 この発明が解決しようとする課題を説明するための、作業の流れと作業者の移動の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル複写機
5 オペレーション画面
6 オペレーション画面
10 本体部
20 スキャナ部
21 スキャン部
22 フィーダ部
23 原稿載置台
26 イメージセンサ
201 ネットワークインタフェース
202 スキャンインタフェース
203 ビットマップメモリ
204 操作部
205 CPU
206 RAM
207 ROM
220 表示パネル
230 スタートキー
250 スキャナ設定画面
251 メッセージ表示部
252 原稿画像サイズ設定手段
253 カスタムサイズ設定手段
254 送信サイズ設定手段
255 原稿種類設定手段
256 濃度設定手段
257 イメージ設定タブ
30 コンピュータ
301 ネットワークインタフェース
302 CPU
303 RAM
304 ROM
305 ハードディスク
309 キーボード
310 ポインティングデバイス
312 外部メモリ装置
40 ネットワーク
50 原稿画像設定領域
52 送信サイズ指定領域
52 送信サイズ設定領域
54 スキャンモード設定領域
56 ステータス領域
58 スキャナ設定キー
501 読取画像サイズ設定手段
502 原稿方向設定手段
507 読取開始位置指示手段
508 座標設定部
509 座標設定部
510 数値スクロール手段
521 送信サイズ設定手段
541 原稿種類設定手段
542 スキャナ動作設定手段
550 濃度設定手段
562 スキャン実行キー/接続実行キー
563 設定部
61 読取部分
70 原稿
71 読取範囲

Claims (2)

  1. 原稿のイメージ情報を読み取るイメージスキャナと、
    このイメージスキャナを制御する制御装置とを含み、
    上記制御装置は、上記イメージスキャナにおける読取条件の設定入力を受け付ける読取条件設定手段と、上記イメージスキャナに対する原稿の読取実行指示を待機状態にするための設定入力を受け付ける読取実行待機設定手段と、上記待機状態となった読取実行指示を読取条件を指定して上記イメージスキャナに送信する送信手段とを含み、
    上記イメージスキャナは、上記待機状態となった読取実行指示を上記送信手段から受信する受信手段と、この受信手段が受信した上記読取実行指示の待機状態を解除して原稿読取実行を開始する読取実行開始手段と、原稿読取完了後に追加の原稿の読取の継続を操作者が指示するための継続キーとを含むことを特徴とするスキャナシステム。
  2. 上記イメージスキャナは、上記制御装置から指示された読取条件の変更入力を受け付ける読取条件変更手段を備えていることを特徴とする請求項記載のスキャナシステム。
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