JP3657632B2 - ベースカップ及びその製造方法とベースカップ付きボトル容器 - Google Patents

ベースカップ及びその製造方法とベースカップ付きボトル容器 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ボトル本体の半球殻状の底部に取り付けられるベースカップ及びその製造方法と、該ベースカップ付きのボトル容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略称する)製のボトル容器には、ボトル本体の底部を半球殻状にして耐圧性を向上させたものがある。このボトル本体には底部が半球殻状をなすがゆえに自立性がないので、ボトル本体の底部に有底筒状をなすベースカップを接合することによって、ボトル本体に自立性を付与している。
【0003】
特公平5−36310号公報にも、従来のこの種のボトル容器が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のボトル容器にあっては、ボトル本体がPET製であるのに対して、ベースカップはポリエチレン(以下、PEと略称する)製であった。そのため、ボトル容器を溶解して資源の再利用をする場合には、溶解前に両者を分離する必要があるが、これは現実問題として極めて困難であった。
【0005】
又、PE製のベースカップは射出成形で製造しているが、射出成形法の場合には薄肉化に限度があり、そのため重量が重くなるという欠点があった。
ここで、ベースカップもPET製であれば、ボトル本体とベースカップを分離することなく一緒に溶解して再利用することができるので便利である。しかしながら、PETを射出成形してベースカップを製造しても、使用に耐えられる強度を得ることができなかった。
【0006】
本発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、軽量ながら強度も十分にあり、再生利用が容易なベースカップ及びその製造方法と該ベースカップ付きのボトル容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
〈本発明の要旨〉本発明は、底部と周壁部とを備えて有底筒状をなし、ボトル本体の半球殻状に突出した底部に取り付けられてボトル本体の脚体となるベースカップにおいて、前記ベースカップは、加熱したポリエチレンテレフタレート製のシートを上型および下型の型閉じにより押えつつ、当該下型から突き出した、成形すべき有底筒状のベースカップの外形とほぼ同形状同寸法の成形面を有する雌型の上端部によって延伸せしめ、さらに前記雌型内に侵入させたプラグ及び加圧空気で延伸させて形成たものであることを特徴とするベースカップである(請求項1に対応)。
【0008】
又、本発明は、前記ベースカップにおいて、ベースカップの底部に、前記ボトル本体の半球殻状の底部に当接する凹球面部と、この凹球面部の外側を取り囲む接地部とを備え、凹球面部の外縁と接地部の内縁とが、接地部に対してほぼ直角に起立する環状の起立壁部によって接続されていることを特徴とするベースカップである(請求項に対応)。
【0009】
又、本発明は、前記ベースカップにおいて、前記起立壁部には、径方向に凹凸する凹部と凸部が周方向に交互に形成されていることを特徴とするベースカップである(請求項に対応)。ここで、凹部及び凸部の断面形状は四角形でもよいし、円弧形でもよいし、三角形でもよい。
【0010】
又、本発明は、上記いずれかのベースカップにおいて、ベースカップの周壁部の上部には、ボトル本体に取り付けたときにボトル本体の上方から落下供給される液体をボトル本体の底部表面に沿ってベースカップ内に導く液入口が設けられ、ベースカップの底部には、ベースカップ内に侵入した液体を排出する排出口が設けられていることを特徴とするベースカップである(請求項に対応)。
【0011】
又、本発明は、上記ベースカップにおいて、ベースカップの周壁部の上縁部に、径方向に凹凸する凹部と凸部が周方向に交互に形成されていて、この凸部の上縁が前記液入口となっていることを特徴とするベースカップである(請求項に対応)。ここで、凹部及び凸部の断面形状は四角形でもよいし、円弧形でもよいし、三角形でもよい。
【0012】
尚、ベースカップの周壁部の上部に孔を開けて、この孔を液入口としても構わない。又、本発明は、前記ベースカップにおいて、ヒートセット処理が施されていることを特徴とするベースカップである(請求項2に対応)
【0013】
又、本発明は、加熱軟化したポリエチレンテレフタレート製のシートをその型閉じにより押える上型および下型と、この下型内に配置され成形すべき有底筒状のベースカップの外形とほぼ同形状同寸法の成形面を有する雌型と、この雌型内に侵入可能なプラグとを用い、加熱軟化したポリエチレンテレフタレート製のシートを前記プラグで前記雌型内に押入し、前記シートを雌型の成形面に密接させて所望形状のベースカップに成形するベースカップの製造方法において、加熱軟化したシートを上型および下型の型閉じによりこれら上型および下型で押えつつ、当該下型から突き出した前記雌型の上端部で延伸せしめる第一の工程と、この第一の工程にて前記雌型の上端部で延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま前記プラグで前記雌型内に延伸せしめる第二の工程と、この第二の工程にて前記プラグで延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま加圧空気で延伸せしめて前記雌型の成形面に密着させる第三の工程とを備えたことを特徴とするベースカップの製造方法である(請求項に対応)。
【0014】
ここで、シートを雌型で突き出すとは、あくまでシートと雌型との相対的な動きによるものであり、実際に雌型を移動させる場合のみならず、雌型を固定したままシートを移動させる場合も含むものである。
【0015】
シートを雌型で突き出すタイミングは、プラグによりシートを延伸させる前であっても後であっても、あるいは同時であっても構わない。
【0016】
更に、本発明は、半球殻状に突出した底部を有するポリエチレンテレフタレート製のボトル本体と、このボトル本体の底部に取り付けられた前記いずれかのベースカップとを備えたことを特徴とするボトル容器である(請求項に対応)。
【0017】
〈本発明の利用可能性〉
本発明は、ジュースや炭酸飲料等の液体食品を収容する容器の分野に利用可能である。
【0018】
【作用】
〈本発明の作用〉
ベースカップをボトル本体と同じ材質のポリエチレンテレフタレート製にしたことにより、ボトル容器の再生利用が容易になる。
【0019】
ヒートセットを施すと、ベースカップの耐熱性が向上し、加熱滅菌処理や結露防止加温処理を行う場合に都合がよい。
ベースカップの起立壁部を接地部に対してほぼ直角に起立させると、起立壁部の座屈に対する強度を高めることができる。
【0020】
起立壁部に凹部と凸部を設けると、起立壁部の座屈に対する強度を更に高めることができる。
ベースカップに液入口と排出口を設けると、加熱滅菌処理や結露防止加温処理を行う場合に、熱湯等をボトル本体の底部に導き入れた後に排出することができ、ボトル本体の底部を確実に加熱あるいは加温することができる。
【0021】
ベースカップを熱成形法で製造するにあたって、加熱軟化したPETシートを上型および下型の型閉じによりこれら上型および下型で押えつつ、当該下型から突き出した前記雌型の上端部で延伸せしめる第一の工程と、この第一の工程にて前記雌型の上端部で延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま前記プラグで前記雌型内に延伸せしめる第二の工程と、この第二の工程にて前記プラグで延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま加圧空気で延伸せしめて前記雌型の成形面に密着させる第三の工程と、を備えると、延伸倍率の向上及び適正な密度上昇を得ることができ、ベースカップの強度を上げることができるとともに、耐熱性及び透明性を上げることができる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1から図14の図面に基いて説明する。
〔ベースカップ付きボトル容器〕
図3はベースカップ付きボトル容器1の一部破断正面図である。ボトル容器1はボトル本体10とキャップ20とベースカップ30を備えている。
【0023】
ボトル本体10はPET製で、2軸延伸ブロー成形法により製造されたものである。ボトル本体10の口筒部11にキャップ20が螺合されている。ボトル本体10は耐圧性を上げるために底部12が半球殻状に突出している。この底部12と直胴部13との間には環状の掛止凸部14が形成されている。
【0024】
〔ベースカップ〕
ベースカップ30は前記ボトル本体10の底部12に接合固定されている。図1はベースカップ30の縦断面図(図2のI−I断面図)であり、図2は同平面図である。
【0025】
ベースカップ30はPET製のシートを熱成形により延伸させて形成されたもので、底部31と周壁部40とを備えた有底筒状をなしている。底部31はその最外縁部に環状の接地面部(接地部)33を備え、接地面部33の外縁が周壁部40の下縁に連なっている。又、底部31の中央は円形の中央底面部34になっており、中央底面部34は接地面部33よりも若干上位に位置している。
【0026】
中央底面部34の外周縁には上方に進むに従って若干拡径するテーパ壁部35が連なり、テーパ壁部35の上縁には凹球殻状に形成された凹球面部36が連なり、凹球面部36の外周縁は起立壁部37を介して前記接地面部33の内周縁に連なっている。
【0027】
凹球面部36の内面は、球殻状をなす前記ボトル本体10の底部12の外面にほぼ面当接するように、所定の曲率半径の凹球状に形成されている。
起立壁部37は接地面部33に対してほぼ直角をなすように配されており、上方に進むに従ってほんの僅か縮径するテーパがかかっている。図2に示すように、起立壁部37は径方向に略矩形に凹凸する凹部37aと凸部37bとが周方向に交互に形成されている。この構造により起立壁部37の座屈に対する強度を高めている。
【0028】
底部31には、中央底面部34に2つ、接地面部36に3つ、合計5つの排出口38が開口している。
周壁部40は上方に進むに従って漸次拡径する筒状をなしており、その上縁部に大径部41を有している。図2に示すように、大径部41は、径方向に略矩形に凹凸する凹部41aと凸部41bとが周方向に交互に形成されている。
【0029】
このベースカップ30は次のようにしてボトル本体10に取り付けられている。即ち、ボトル本体10の掛止凸部14の下縁をベースカップ30の大径部41の上縁にほぼ突き当て、ボトル本体10の底部12とベースカップ30の凹球面部36とを超音波接合あるいはホットメルト材によって接合している。
【0030】
このようにボトル容器1は、ボトル本体10とベースカップ30がいずれもPET製であるので、再生利用が容易である。
【0031】
このボトル容器1では、ベースカップ30の大径部41の凹部41aの上縁がボトル本体10の外面にほぼ当接し、大径部41の凸部41bの上縁とボトル本体10の外面との間に隙間が形成される。この隙間は液入口42となる。
【0032】
前記液入口42と排出口38は、ボトル本体10に充填された内溶液を加熱滅菌処理する時や、内溶液充填後におけるボトル本体10の結露防止加温処理をする時に、有効に機能する。以下、これについて説明する。
【0033】
〔加熱滅菌処理及び結露防止加温処理〕
ボトル本体10に果汁分や乳成分、その他の成分を混合した炭酸飲料を充填する場合に、ボトル本体10内に内容物を充填した後、ボトル本体10の外表面に熱湯をシャワー状に供給し、その熱で内容物を加熱滅菌することが行われる。
【0034】
又、ボトル本体10に炭酸水を充填する場合には一般に低温充填で行うが、充填後にボトル本体10の外表面に結露が生じないように、充填後にボトル本体10の外表面に温水をシャワー状に供給して暖めることが行われる。
【0035】
このような場合に、ベースカップ30で覆われた部分であるボトル本体10の底部12が加熱あるいは加温されないと、低温の内溶液がボトル本体10の底部12内に留まることとなり、滅菌や加温が不完全になる。完全な滅菌や加温を達成するためには、ボトル本体10の底部12も加熱あるいは加温して内溶液に対流を生じさせる必要がある。
【0036】
本ボトル容器1においては、次のようにしてボトル本体10の底部12の加熱あるいは加温が達成される。
ボトル容器10の上方から熱湯あるいは温水(以下、熱湯とする)をシャワー状に供給すると、この熱湯がボトル本体10の外表面を伝わって下方に流れていき、ボトル本体10の直胴部13の下端に達する。更に、熱湯はボトル本体10の外表面を伝わりながら掛止凸部14を乗り越えて液入口42からベースカップ30内に侵入し、底部12の外表面を伝わって下方へと流れていく。
【0037】
底部12を伝わる熱湯の殆どは、ベースカップ30の起立壁部37に突き当たるとこの起立壁部37を伝わって接地面部33の上に落下し、接地面部33に設けられた排出口38からベースカップ30の外へ排出される。
【0038】
底部12を伝わる熱湯の一部は、ボトル本体10の底部12とベースカップ30の凹球面部36との間に生じた隙間を通って、ボトル本体10の底部12の最下点まで流れていき、ベースカップ30の中央底面部34の上に落下し、中央底面部34に設けられた排出口38からベースカップ30の外へ排出される。
【0039】
このように、このベースカップ付きボトル容器1では、ボトル本体10の底部12についても加熱あるいは加温をすることができるので、内溶液の加熱滅菌処理や結露防止加温処理を確実に達成することができる。
【0040】
〔ベースカップの第一の製造方法〕
次に、前記ベースカップ30の第一の製造方法について図4から図9の図面にしたがって説明する。
【0041】
ベースカップ30は、厚さ1.0mmのPET製のシートを雌型を用いて熱成形することにより製造する。
初めに、製造装置について説明する。雌型50の内面は成形すべきベースカップ30の外形と同形状及び同寸法の成形面51になっている。雌型50は多数の排気孔52を有している。尚、図では図示の都合上、排気孔52を1つだけ描いている。
【0042】
雌型50は下型55に固定されており、雌型50の上端部53は下型55の押え部56から所定寸法だけ突き出ている。下型55には雌型50の排気孔52に連通する排気孔57が設けられており、排気孔57は図示しない吸引装置に接続されていて、雌型50内の空気を吸引することができるようになっている。
【0043】
上型60は昇降可能に設置されており、下型55と協働して型閉じ及び型開き可能になっている。上型60の押え部61の内径は雌型50の上端部53の外径よりも大径で、型閉じした時に上型60の内面と雌型50の外面との間に所定寸法の隙間が形成されるようになっている。この隙間は型閉じ時にPETシート90の延伸を可能ならしめるものである。
【0044】
上型60にはプラグ62が昇降可能に設置されているとともに、給気孔63が設けられている。給気孔63は図示しない給気装置に接続されていて、上型60内に加圧空気を供給できるようになっている。
【0045】
下型55と上型60との間には、PETシート90を緊張状態に挟持するクランプ装置65が昇降可能に設置されるとともに、PETシート90を加熱軟化するためのヒータ70が退避可能に設置されている。
【0046】
次に、ベースカップ30の製造工程を順に説明する。
〈1.軟化工程〉 図4に示すように、型開き状態の下型55と上型60の間に、クランプ装置65で緊張状態に挟持したPETシート90をセットし、ヒータ70でPETシート90を所定温度(例えば、70〜90゜C)に加熱して軟化する。軟化完了後、ヒータ70を下型55と上型60の間から退避させる。
【0047】
〈2.第一延伸工程〉
上型60を下降させ、図5に示すように押え部61がPETシート90にほぼ当接する状態になったならば、クランプ装置65を上型60と同期して下降する。
【0048】
PETシート90が雌型50の上端部53に当接した後も、図6のように上型60の押え部61が最終的に下型55の押え部56の上に突き当たり型閉じするまで、上型60及びクランプ装置65を下降させる。
【0049】
PETシート90が雌型50の上端部53に当接した後、押え部61と押え部56が当接するまでの間に、PETシート90は雌型50によって突き出されて延伸される。その結果、PETシート90は配向され、密度の上昇が生じる。これが第一延伸工程である。
【0050】
尚、雌型50の上端部53の角部を円弧状に面取りするのが好ましい。そのようにすると、上端部53においてPETシート90の滑りが良くなり、延伸効果を上げることができる。
【0051】
〈3.第二延伸工程〉
次に、図7に示すように、型閉じ状態でプラグ62を下降し、PETシート90を延伸させながら雌型50内に押入する。これが第二延伸工程であり、第二延伸工程においてもPETシート90は配向され、密度の上昇が生じる。
【0052】
〈4.最終延伸工程〉この後、上型60の給気孔63から加圧空気を供給するとともに、雌型50の排気孔52及び下型55の排気孔57から雌型50内の空気を排気することにより、図8に示すように、PETシート90を延伸させながら雌型50の成形面51に密接させる。これが最終延伸工程であり、最終延伸工程においてもPETシート90は配向され、密度の上昇が生じる。
【0053】
この最終延伸工程の遂行により、PETシート90がベースカップ30に成形されることとなる。
【0054】
〈5.ヒートセット工程〉
最終延伸工程終了後、加圧空気の供給と雌型50内の排気を続行しながら、若しくは、加圧空気の供給と雌型50内の排気を停止して、雌型50を図示しないバンドヒータ等で加熱してヒートセットを行う。ヒートセットは、例えば、110〜135゜C程度の温度で約5秒間固定することにより達成される。
【0055】
〈6.型開き工程〉
加圧空気の供給、及び、雌型50内の排気を停止し、図9に示すように上型60及びクランプ装置65を上昇させることにより、雌型50からPETシート90を取り出す。
【0056】
〈7.仕上げ工程〉
クランプ装置65からPETシート90を取り外し、PETシート90からベースカップ30の部分を切断し、打ち抜き装置を用いてベースカップ30の接地面部33及び中央底面部34に排出口38を穿孔する。
【0057】
〈従来のシート材の熱成形法との比較〉
ところで、従来の雌型を用いたシート材の熱成形法には前記第一延伸工程がない。即ち、従来の熱成形法では、図15に示すように、雌型50の上端部53と下型55の押え部56がほぼ面一になっていて、型閉じ状態では、シート材90と雌型50の上端部53と下型55の押え部56と上型60の押え部61がほぼ一平面上に配されるようになっている。
【0058】
従来法では、この型閉じの時点ではシート材は延伸されておらず、この型閉じの後にプラグ62を下降させて初めてシート材90を延伸させるようになっているので、プラグ62の下降前にシート材90を積極的に延伸させる第一延伸工程は存在しないのである。
【0059】
表1は、本実施例の熱成形法で製造したベースカップと、従来の熱成形法で製造したベースカップとを、肉厚、密度、白化現象の有無について比較したデータである。尚、どちらの場合も、厚さ1.0mm、密度1.33g/cm3のPETシートを素材とし、ベースカップの形状は図1及び図2に示すのと同一であり、各部の寸法は図14に示すのと同一にした。肉厚、密度、及び白化現象の有無の測定位置は図14のAからIとした。
【0060】
又、本実施例の製造法を実施するにあっては、雌型50の上端部53を下型55の押え部56よりも15mm突出させることにより面倍率を約3倍とした。これに対して従来の熱成形法の場合には面倍率は約2.66倍である。
【0061】
ここで、面倍率とは、PETシート90のうち型閉じ時に下型55及び上型60の内部に収容された部分の、延伸成形前の該部分の(一方の面の)表面積に対する延伸成形後の該部分の(同じ一方の面の)表面積の比率をいう。即ち、延伸前後における成形部分の面積増加率である。
【0062】
【表1】
Figure 0003657632
【0063】
尚、「白化現象の有無」の欄の記号の意味は次のとおりである。
○ 明らかに白化現象を生じた。
△ 準白化現象(完全な白化ではなく、青白い程度)を生じた。
× 白化現象が生じなかった。
【0064】
表1から明らかなように、従来法で製造したベースカップよりも、前述本実施例の製造方法で製造したベースカップ30の方が、全体的に極めて延伸倍率が高く、薄肉にでき、又、配向も十分に行われて密度の上昇も大きく剛性等の強度が高まる。更に、本実施例の製造方法で製造したベースカップ30の方が、透明性もよく、白化現象も極めて起こりにくい。
【0065】
ところで、実施例のベースカップにおいても、測定位置Gに対応する凹球面部36と測定位置Iに対応する中央底面部34については、肉厚から見て延伸倍率が低くなっており、密度の上昇も小さくなっている。
【0066】
しかしながら、凹球面部36について言えば、凹球面部36は超音波接合あるいはホットメルト材によってボトル本体10の底部12を接合する部位であるので、接着性の点からすると延伸されていない方が接着し易く、そういう点では好ましい結果と言える。
【0067】
又、本実施例の場合も中央底面部34と凹球面部36については白化現象が見られるが、これら部分では白化現象に伴い硬度が上昇する。
【0068】
又、従来法のように延伸倍率が低く適正な密度上昇が得られない状態でヒートセットを行うと、収縮が大きく形状の維持が難しく、透明性が損なわれたりした。しかしながら、本実施例のように延伸倍率が大きく適正な密度上昇があると、ヒートセットを行っても変形することがなく、透明性も損なわれにくく、ヒートセットにより耐熱性を付与することができる。
【0069】
ところで、前記加熱滅菌処理の際、ベースカップ30の起立壁部37は、高温下においてボトル本体10及び内溶液の重量が荷重として加わるという、極めて苛酷な条件の下に置かれる。そのため、従来のようにこの起立壁部37が未延伸であると、強度不足によりこの起立壁部37が座屈を起こし、中央底面部33が接地面部33よりも下方に突出して、ベースカップ30の座りが悪くなるという問題が生じる。
【0070】
しかしながら、本実施例のように起立壁部37について延伸倍率が大きく密度の上昇が得られると、起立壁部37の強度も上昇し、加熱滅菌処理時の苛酷な条件下でも座屈することはない。
【0071】
しかも、本実施例のベースカップ30では、この起立壁部37は、接地面部33に対してほぼ直角に起立しており、凹部37aと凸部37bにより補強されているので、構造的にも座屈に対する強度が非常に大きい。
【0072】
尚、本実施例の製造方法において、延伸時にPETシート90を滑り易くして延伸効果を上げるために、雌型50を加温したり、雌型50の成形面51に特殊な表面処理を施して滑性を高めることも可能である。
【0073】
〔ベースカップの第二の製造方法〕
次に、ベースカップの第二の製造方法を図10及び図11を参照して説明する。第二の製造方法に用いる製造装置では、雌型50がアクチュエータ(エアシリンダや油圧シリンダ等)80によって下型55に対して昇降可能にされていて、アクチュエータ80が下動した状態では、雌型50の上端部53と下型55の押え面56とが面一になっている。この点が第一の製造方法に用いる製造装置と相違している。
【0074】
軟化工程については第一の製造方法と同じであるので説明を省略する。軟化工程の後、上型60とクランプ装置65を同期して下降せさ、図10に示すように、上型60の押え部61を下型55の押え部56に突き当てて型閉じする。
【0075】
第一の製造方法では型閉じの進行に伴い雌型によってPETシート90が突き上げられ延伸されるようになっているが、この第二の製造方法の場合には、型閉じ時には雌型50が下型55から突き出ていないので、PETシート90は延伸されない。
【0076】
第二の製造方法では、図11に示すように、前記型閉じの後にアクチュエータ80による雌型50の上昇によって、PETシート90を突き上げるようにしている。これが第二の製造方法における第一延伸工程であり、これによって、PETシート90は延伸され、配向され、密度が上昇する。
【0077】
この後、図12に示すようにプラグ62が下降して第二延伸工程となる。この第二延伸工程以降の各工程については、第一の製造方法となんら変わるところがないので、その説明を省略する。
【0078】
この第二の製造方法によっても、第一の製造方法と同様に、従来法で製造するよりも優れた物性を備えたベースカップ30を製造することができる。
【0079】
〔第二の製造方法の変形例〕
尚、前記第二の製造方法で用いた製造装置を使って、次のように熱成形することも可能である。つまり、図10の型閉じの状態から、雌型50をアクチュエータ80で突き上げるよりも前に、図13に示すようにプラグ62でPETシート90を雌型50内に押入する。そして、その後で雌型50をアクチュエータ80で上方に突き上げて図12の状態にする。
【0080】
このようにすると、第一延伸工程と第二延伸工程の前後が逆になるが、従来法よりも延伸工程が1つ増えることに変わりはなく、延伸倍率を上げるという作用、効果を得ることができ、従来法で製造するよりも優れた物性を備えたベースカップ30を製造することができる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ボトル本体とベースカップの両方をPET製にできるので、ボトル容器の再生利用が容易になるという優れた効果が奏される。
【0082】
更に、このベースカップにヒートセット処理を施すと、耐熱性が向上する。
ベースカップの底部に設けた起立壁部を接地部に対してほぼ起立させたことにより、起立壁部の座屈に対する強度が大きくなるという優れた効果が奏される。
【0083】
起立壁部に凹部と凸部を設けた場合には、起立壁部の座屈に対する強度を更に大きくすることができる。
ベースカップに液入口と排出口を設けると、加熱滅菌処理や結露防止加温処理を行う場合に、ボトル本体の底部を加熱あるいは加温することができ、前記各処理を確実に遂行することができるという効果がある。
【0084】
ベースカップを熱成形法で製造するにあたって、加熱軟化したPETシートを上型および下型の型閉じによりこれら上型および下型で押えつつ、当該下型から突き出した前記雌型の上端部で延伸せしめる第一の工程と、この第一の工程にて前記雌型の上端部で延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま前記プラグで前記雌型内に延伸せしめる第二の工程と、この第二の工程にて前記プラグで延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま加圧空気で延伸せしめて前記雌型の成形面に密着させる第三の工程とを備えるようにすると、延伸倍率の向上及び適正な密度上昇を得ることができ、ベースカップの強度を上げることができるとともに、耐熱性及び透明性を上げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のベースカップの縦断面図である。
【図2】本発明の実施例のベースカップの平面図である。
【図3】本発明の実施例のベースカップ付きボトル容器の一部破断正面図である。
【図4】本発明によるベースカップの第一の製造方法の説明図であり、軟化工程を示す図である。
【図5】本発明によるベースカップの第一の製造方法の説明図であり、型閉じ途中を示す図である。
【図6】本発明によるベースカップの第一の製造方法の説明図であり、第一延伸工程を示す図である。
【図7】本発明によるベースカップの第一の製造方法の説明図であり、第二延伸工程を示す図である。
【図8】本発明によるベースカップの第一の製造方法の説明図であり、最終延伸工程を示す図である。
【図9】本発明によるベースカップの第一の製造方法の説明図であり、型開き工程を示す図である。
【図10】本発明によるベースカップの第二の製造方法の説明図であり、型閉じ状態を示す図である。
【図11】本発明によるベースカップの第二の製造方法の説明図であり、第一延伸工程を示す図である。
【図12】本発明によるベースカップの第二の製造方法の説明図であり、第二延伸工程を示す図である。
【図13】本発明によるベースカップの第二の製造方法の変形例の説明図である。
【図14】本発明の実施例のベースカップの実際の寸法例を示す図である。
【図15】従来法によるシートの熱成形法を示す図である。
【符号の説明】
1 ボトル容器
10 ボトル本体
12 底部
30 ベースカップ
31 底部
33 接地面部(接地部)
36 凹球面部
37 起立壁部
37a 凹部
37b 凸部
38 排出口
41 大径部(上縁部)
41a 凹部
41b 凸部
42 液入口
50 雌型
51 成形面
62 プラグ
90 PET製シート

Claims (4)

  1. 底部と周壁部とを備えて有底筒状をなし、ボトル本体の半球殻状に突出した底部に取り付けられてボトル本体の脚体となるベースカップにおいて、
    前記ベースカップは、加熱したポリエチレンテレフタレート製のシートを上型および下型の型閉じにより押えつつ、当該下型から突き出した、成形すべき有底筒状のベースカップの外形とほぼ同形状同寸法の成形面を有する雌型の上端部によって延伸せしめ、さらに前記雌型内に侵入させたプラグ及び加圧空気で延伸させて形成たものであり、
    前記ベースカップの底部に、前記ボトル本体の半球殻状の底部に当接する凹球面部と、この凹球面部の外側を取り囲む接地部とを設け、凹球面部の外縁と接地部の内縁とを、接地部に対してほぼ直角に起立する環状の起立壁部によって接続すると共に、当該起立壁部に、径方向に凹凸する凹部と凸部を周方向に交互に形成し、また、
    前記ベースカップの周壁部の上縁部に、径方向に凹凸する凹部と凸部を周方向に交互に形成して、前記ベースカップをボトル本体に取り付けたときにボトル本体の上方から落下供給される液体をボトル本体の底部表面に沿ってベースカップ内に導く液入口を設けると共に、前記ベースカップの底部に、ベースカップ内に侵入した液体を排出する排出口を設けていることを特徴とするベースカップ。
  2. 請求項1に記載のベースカップにおいて、ヒートセット処理が施されていることを特徴とするベースカップ。
  3. 加熱軟化したポリエチレンテレフタレート製のシートをその型閉じにより押える上型および下型と、この下型内に配置され成形すべき有底筒状のベースカップの外形とほぼ同形状同寸法の成形面を有する雌型と、この雌型内に侵入可能なプラグとを用い、加熱軟化したポリエチレンテレフタレート製のシートを前記プラグで前記雌型内に押入し、前記シートを雌型の成形面に密接させて所望形状のベースカップに成形するベースカップの製造方法において、
    加熱軟化したシートを上型および下型の型閉じによりこれら上型および下型で押えつつ、当該下型から突き出した前記雌型の上端部で延伸せしめる第一の工程と、
    この第一の工程にて前記雌型の上端部で延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま前記プラグで前記雌型内に延伸せしめる第二の工程と、
    この第二の工程にて前記プラグで延伸せしめたシートを、これに次いで、型閉じ状態のまま加圧空気で延伸せしめて前記雌型の成形面に密着させる第三の工程と
    を備えたことを特徴とするベースカップの製造方法。
  4. 半球殻状に突出した底部を有するポリエチレンテレフタレート製のボトル本体と、このボトル本体の底部に取り付けられた請求項1又は2に記載のベースカップ、とを備えたことを特徴とするボトル容器。
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