JP3656562B2 - Slide rail mounting structure. - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスライドレールの取付構造に関し、特に車室内空間を有効利用するために車両シートをフロア上で大きく移動させることが可能な長尺のスライドレールに好適に利用できる取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
バン型車等においてリヤシートを前後2列で設け、荷物の多少に応じてこれらリヤシートを適宜車両前方へ移動させて車室内空間の有効利用を図ることが行なわれており、この場合、リヤシートをフロア上で大きく移動させるために長尺のスライドレールが使用される。その取付構造の一例を図12に示す。
【0003】
図12において、スライドレール81は上方へ開放するU字断面をなしてフロアパネル4の凹所43内に位置しており、その開口内へ上方からアッパレール91が挿入されている。二枚の板材が接合された上記アッパレール91はスライドレール81内に挿入された下端部911が略逆T字断面に成形されており、その長手方向両端下面に逆U字断面のブラケット92が接合されて(一方のみ図示)、これらにスライドレール81の底壁811上を転動するローラ93が装着されている。なお、アッパレール91の長手方向の両端面にはそれぞれガタ防止用ピース94が装着されている(一方のみ図示)。
【0004】
スライドレール81の下半部外周に接合されて略U字断面のホルダ板95が設けられており、ホルダ板95は両側縁の上端部がスライドレール81の両側壁上端部から離れて保持間隙d1,d2を形成している。そしてこれら保持間隙d1,d2に、T字断面をなすモール96,97の脚部961,971が挿入装着され、これらモール96,97に形成されたリップ部962,972がアッパレール91の通過軌跡上に延びている。
【0005】
取付用ステー82は一定幅の板体よりなり、U字状に凹陥屈曲させられた中央部821と、中央部821から左右へ水平に延びる延在部822,823とから構成されて、中央部821がスライドレール81の下半外周に接合されている。延在部822,823はフロアパネル4上に位置し、これら延在部822,823に設けた締付孔824,825に挿通されたボルト83とこれに螺着されたナット84によって、フロアパネル4およびサイドメンバ7に共締め固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の取付構造では、シートベルトからのシート引上げ荷重がアッパレール91を経て取付用ステー82のほぼ幅方向中央に入力するのに対して、ボルト83による上記取付用ステー82の固定個所は上記荷重入力位置から幅方向にオフセットした位置にあるため、大きなシート引上げ荷重に耐えるためには取付用ステー82の設置数を多くする必要があり、その設置の手間と重量増を招くという問題があった。
【0007】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、取付用ステーの設置数を減らして、その設置の手間の軽減とレール全体の重量減を実現するスライドレールの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本第1発明では、上方へ開放する略U字断面をなし車両シートを移動案内するスライドレール(1)の長手方向複数箇所に、スライドレール(1)の外周に沿う略U字状に成形されて当該スライドレール(1)に固定され、その開口縁にて、レール長手方向へ延びるモール(96,97)を保持した取付ステー(3A)を設けて、これら取付ステー(3A)の底壁(33)の幅方向中央を車両フロア(4)へ直接当接させた状態で当該車両フロア(4)に固定する。
【0009】
本第1発明においては、スライドレールを取付ステーによってその底壁の幅方向中央で車両フロアに固定しているから、スライドレールに沿って移動するアッパレールを経て入力するシート引上げ荷重に対して、レール固定個所がレール幅方向で殆どオフセット無く一致している。したがって、レール固定個所を少なくしても入力荷重に十分に耐えることができるから、取付ステーの設置数を削減して、取付ステーの設置の手間とレール重量の増大を抑えることができる。また、シート引上げ荷重を取付ステーで受けているから、レール本体の板厚は下げることができ、かつ、上記取付ステーを例えば高張力鋼材で製作すれば、十分な耐荷重性を得ることができる。
【0010】
本第2発明では、上記取付ステー(3A)の底壁(33)中央部を下方へ凹陥させて、当該凹陥部(331)内に車両アロア(4)へ締結固定されるボルト体(51)の頭部(511)を位置させる。
【0011】
本第2発明においては、ボルト体の頭部がスライドレールの底壁上に突出しないから、アッパレールと干渉することなくそのスムーズな移動が保証される。
【0014】
本第3発明では、上記取付ステー(3A)の側壁(31,32)に開口(34)を形成して、当該開口(34)の周縁(34a,34b)を所定長さで上記スライドレール(1)の側壁(17,18)に溶接固定する。
【0015】
本第3発明においては、取付ステーに形成した開口の周縁を所定長さでスライドレールの側壁に溶接固定しているから、レール長手方向への取付ステーの長さを短縮してその小型化を図ることができる。
【0016】
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1には本発明の取付構造を適用したスライドレール1の外観を示す。なお、このようなスライドレール1は車両フロア上の左右位置に2本が平行に設置される。図1において、スライドレール1は上方へ開放する略U字断面の長尺体で、内方へ折り曲げられた開口縁フランジ部11,12には前端と後端にそれぞれ、エンドカバーを取り付けるための円形取付孔13が形成されている。また、スライドレール1の底壁14中央には前後端部に円形取付孔15が設けられるとともに、これらの間の長手方向複数位置(本実施形態では4箇所)に円形の工具挿入孔16が設けられている。
【0018】
上記スライドレール1にはこれに沿って移動自在にアッパレール2が収納される。その外観を図2に示す。アッパレール2は二枚の長板体を垂直姿勢で重ねて構成され、その上縁は水平方向へ屈曲してフランジ部25となり、これにシート本体を支持するシートレッグが載置される。アッパレール2の長手方向の両端部下縁には板面に直交させて軸体22が固設されてその両端に車輪23が装着されている。アッパレール2の中間位置には板体間に挟持されて上下動可能にロックプレート24が設けられており、その下端241はアッパレール2の下方へ突出している。なお、ロックプレート24は付設のバネ部材(図示略)によって下方へ付勢されて、下端241がレール底壁14の適当位置に設けられたロック孔(図示略)内に進入してアッパレール2を位置決めする。ロックプレート24はシート本体に設けられたロック解除レバーに連動して公知の構造により引き上げられてロック孔から脱出し、アッパレール2の自由な移動が可能となる。
【0019】
図1において、スライドレール1の前後端部と長手方向中間部の複数位置(本実施形態では4箇所)には下半部の外周に取付ステー3A,3Bが接合されており、その詳細を図3、図4に示す。取付ステー3Aはスライドレール1の断面形状と同様の略U字状に成形され(図3)、その両側壁31,32は下半部311,321がレール長手方向へ一定長で延びて(図4に一方を示す)その上縁311aがスライドレール1の側壁17,18に溶接固定されている。取付ステー3Aの両側壁31,32の上半部312,322は下半部311,321の中央から上方へ延びるとともに(図4)、スライドレール1の両側壁17,18の上半部から離れて(図3)これらとの間に保持間隙d1,d2を形成している。そして、これら保持間隙d1,d2内に、レール長手方向へ延びT字断面をなすモール96,97の脚部961,971が挿入装着されて、モール96,97に形成されたリップ部962,972がアッパレール2の通過軌跡上に延びている。
【0020】
取付ステー3Aの底壁33は幅方向と長手方向の中央部が段付きに下方へ凹陥して(図3、図4)スライドレール1の底壁14から離れ、この凹陥部331内に頭部511を位置させて、上記底壁33の中央に設けた通孔332内にボルト51が挿通されている。ボルト51の直上にはスライドレール1の底壁14に設けた上記工具挿入孔16が位置しており、スライドレール1の上方開放部から工具挿入孔16を経て上記ボルト頭部511の六角凹所512内に工具先端を差し込んで回すことにより、ボルト51先端がフロアパネル4の取付孔裏面に設けられたウエルドナット52内に捩じ込み固定される。
【0021】
図1において、スライドレール1の前後端部に設けられる取付ステー3Bも上記取付ステー3Aと同形で、上述したと同様の構造でスライドレール1に固定されて、これにモール96,97の前後端部が装着される。スライドレール底壁14の取付孔15に挿入されたボルト53はその頭部531が上記底壁14上に位置した状態で取付ステー3Bの通孔332を経てフロアパネル4の取付孔裏面に設けられたウエルドナット52(図3参照)内に捩じ込み固定される。底壁14上に突出するボルト53の頭部531は、アッパレール2がスライドレール1の端部に至った際にその端面26,27に当接して、アッパレール2のそれ以上の移動を規制するストッパとして機能する。
【0022】
このように、本実施形態によれば、スライドレール1を取付ステー3Aによってその底壁14の幅方向中央でフロアパネル4にボルト固定しているから、ほぼスライドレール1の幅方向の中央に位置しているアッパレール2を経て入力するシート引上げ荷重に対して、ボルト固定個所がレール幅方向で殆どオフセット無く一致している。したがって、ボルト固定個所を少なくしても入力荷重に十分に耐えることができるから、レール設置時の手間が軽減される。そして、取付ステー3Aを利用してモール96,97を装着しているから、モール取付用ホルダ板の設置数を削減し、ないし当該ホルダ板を廃止することができる。また、シート引上げ荷重を取付ステー3Aで受けているから、スライドレール1の板厚を下げることができ、これによっても軽量化を実現することができる。特に、取付ステー3Aを高張力鋼材で製作すれば、十分な耐荷重性を得ることができる。
【0023】
(第2実施形態)
本実施形態では、図5に示すように、第1実施形態のスライドレール底壁14に設けた工具挿入孔16と同一位置に、これよりも大径のボルト挿入孔19を設けている。一方、取付ステー3Aの凹陥部331内には座金54が配設してあり、スライドレール1の上方開放部から挿入したボルト51を、ボルト挿通孔19を経て座金54の開口内に通し、取付ステー3Aの通孔332を経てフロアパネル4の取付孔裏面に設けられたウエルドナット52内に捩じ込み固定する。また、モール96,97を装着するための取付ステー3Aの両側壁31,32の上半部312,322(図6に一方のみ示す)は、下半部311,321の一端から上方へ延出させてある。他の構造は既に説明した第1実施形態と同様である。本実施形態によれば、第1実施形態と異なって、取付ステー3Aに予めボルト51を装着していないから、スライドレール1に取付ステー3Aを固定した際にボルト51の先端が突出することがなく、これらボルト51の先端をフロアパネル4の取付孔に対して同時に位置決めする必要がないため、取り付け作業が容易である。
【0024】
(第3実施形態)
本実施形態では、図7に示すように、取付ステー3Aの側壁31の上半部312を上方へ漸次幅が狭くなる山形としてあり、側壁下半部311には中央にレール長手方向へ延びる長孔34が形成してある。そして、長孔34の上縁34aと下縁34bがスライドレール1の側壁17に溶接固定されている。本実施形態において、長孔34の長さをLとすれば、取付ステー3Aは2Lの長さでスライドレール1に溶接固定されていることになり、第1実施形態のようにレール長手方向へ延びる取付ステー3Aの側壁下半部311の上縁311a(図4参照)をスライドレール1の側壁17に溶接固定する構造に比して、レール長手方向への取付ステー3Aの長さを短縮してその小型化を図ることができる。
【0025】
なお、取付ステーの底壁を凹陥させることなくスライドレールの底壁に接して位置させ、取付ステーの底壁下面にボルト部を突設させる構造としても良い。また、取付ステー3Bの設置構造としては、図8〜図11に示す構造が採用できる。すなわち、図8では、取付ステー3Bの設置部でフロアパネル4は上方へ突出屈曲させられており、突出端面とスライドレール1の底壁14との間に、凹陥させることなく平板状とした取付ステー3Bの底壁33が位置して、上記各底壁14,33の取付穴15,332にボルト53が挿通されてサイドメンバ7下面に設けた袋ナット55に結合されている。アッパレール2の移動は、その端面26がレール底壁14上に突出するボルト頭部531に当接することによって規制される。図9においては、取付ステー3Bの設置部におけるフロアパネル4の突出量は図8におけるよりも小さくしてあり、その分、取付ステー3Bの底壁33が凹陥させてある。そして、凹陥する底壁33内に所定厚のワッシャ551が挿置されて、その上端面はレール底壁14の取付穴15より上方へ突出している。ワッシャ551を貫通し、取付穴332に挿通されたボルト53がサイドメンバ7下面に設けた袋ナット55に結合されており、アッパレール2の移動は、その端面26がレール底壁14上に突出するボルト頭部531に当接することによって規制される。図10においては、フロアパネル4は突出させられることなく平板状とされ、一方、取付ステー3Bの底壁33はフロアパネル4に当接するように大きく凹陥させられている。凹陥する底壁33内には図9に示したものよりも厚いワッシャ552が挿置されて、その上端面はレール底壁14の取付穴15より上方へ突出している。ワッシャ552を貫通し、取付穴332に挿通されたボルト53がサイドメンバ7下面の袋ナット55に結合されている。ボルト頭部531はレール底壁14上に突出し、これにアッパレール2の端面26が当接してその移動が規制される。図11においては、取付ステー3Bの形状は図11と同様であり、その凹陥する底壁33内に挿置されるワッシャ553が薄いものである一方、これを貫通するボルト53の頭部531は取付穴15よりレール底壁14上に突出するような大きさとしてある。このようなボルト頭部531に端面が当接してアッパレール2の移動が規制される。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスライドレールの取付構造によれば、取付ステーの設置数を減らして、その設置の手間の軽減とレール全体の重量減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す、スライドレールの全体斜視図である。
【図2】アッパレールの全体斜視図である。
【図3】車両フロアに設置された状態でのスライドレールの横断面図である。
【図4】車両フロアに設置された状態でのスライドレールの側面図である。
【図5】第2実施形態を示す、車両フロアに設置された状態でのスライドレールの横断面図である。
【図6】車両フロアに設置された状態でのスライドレールの側面図である。
【図7】第3実施形態を示す、車両フロアに設置された状態でのスライドレールの側面図である。
【図8】取付ステーの設置構造を示す断面図である。
【図9】取付ステーの設置構造を示す断面図である。
【図10】取付ステーの設置構造を示す断面図である。
【図11】取付ステーの設置構造を示す断面図である。
【図12】従来例を示す、車両フロアに設置された状態でのスライドレールの横断面図である。
【符号の説明】
1…ロングスライドレール、14…レール底壁、17,18…レール側壁、2…アッパレール、3A…取付ステー、33…底壁、331…凹陥部、34…長孔、34a…上縁、34b…下縁、4…フロアパネル、51…ボルト、511…頭部、96,97…モール。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure for a slide rail, and more particularly to a mounting structure that can be suitably used for a long slide rail that can greatly move a vehicle seat on a floor in order to effectively use a vehicle interior space.
[0002]
[Prior art]
In van-type cars, etc., rear seats are provided in two rows in the front and rear, and these rear seats are moved to the front of the vehicle as needed according to the amount of luggage to make effective use of the interior space of the vehicle. Long slide rails are used for large movements above. An example of the mounting structure is shown in FIG.
[0003]
In FIG. 12, the
[0004]
A
[0005]
The
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional mounting structure, the seat pulling load from the seat belt is input to the center of the mounting stay 82 in the width direction via the
[0007]
Therefore, the present invention solves such a problem, and provides a slide rail mounting structure that reduces the number of mounting stays, reduces the installation effort, and reduces the weight of the entire rail. Objective.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a substantially U-shaped cross section that opens upward is provided at a plurality of longitudinal positions of the slide rail (1) for moving and guiding the vehicle seat. A mounting stay (3A) that is formed in a substantially U shape and is fixed to the slide rail (1) and that holds a molding (96, 97) extending in the longitudinal direction of the rail is provided at the opening edge. The bottom wall (33) of the stay (3A) is fixed to the vehicle floor (4) in a state where the center in the width direction is in direct contact with the vehicle floor (4).
[0009]
In the first aspect of the invention, the slide rail is fixed to the vehicle floor by the mounting stay at the center in the width direction of the bottom wall. Therefore, with respect to the seat pull-up load input via the upper rail moving along the slide rail, the rail The fixed points are aligned in the rail width direction with almost no offset. Therefore, even if the number of rail fixing points is reduced, the input load can be sufficiently tolerated, so that the number of installation stays can be reduced, and the installation effort and the increase in rail weight can be suppressed. Further, since the seat pulling load is received by the mounting stay, the plate thickness of the rail body can be lowered, and if the mounting stay is made of, for example, a high-tensile steel material, sufficient load resistance can be obtained. .
[0010]
According to the second aspect of the invention, the bolt body (51) is configured to have the center portion of the bottom wall (33) of the mounting stay (3A) recessed downward and fastened and fixed to the vehicle allure (4) in the recessed portion (331). Position the head (511) of
[0011]
In the second aspect of the invention, since the head of the bolt body does not protrude on the bottom wall of the slide rail, its smooth movement is guaranteed without interfering with the upper rail.
[0014]
In the third aspect of the invention, the opening (34) is formed in the side wall (31, 32) of the mounting stay (3A), and the peripheral edge (34a, 34b) of the opening (34) has a predetermined length and the slide rail ( 1) Weld and fix to the side walls (17, 18).
[0015]
In the third aspect of the invention, since the periphery of the opening formed in the mounting stay is fixed to the side wall of the slide rail by a predetermined length, the length of the mounting stay in the rail longitudinal direction is shortened to reduce its size. Can be planned.
[0016]
In addition, the code | symbol in the said parenthesis shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
FIG. 1 shows the appearance of a
[0018]
An
[0019]
In FIG. 1, mounting stays 3A and 3B are joined to the outer periphery of the lower half at a plurality of positions (four in this embodiment) at the front and rear end portions and the longitudinal intermediate portion of the
[0020]
The
[0021]
In FIG. 1, the mounting stays 3B provided at the front and rear end portions of the
[0022]
Thus, according to the present embodiment, the
[0023]
(Second Embodiment)
In this embodiment, as shown in FIG. 5, a
[0024]
(Third embodiment)
In the present embodiment, as shown in FIG. 7, the
[0025]
Note that the bottom wall of the mounting stay may be positioned in contact with the bottom wall of the slide rail without being recessed, and the bolt portion may protrude from the bottom surface of the bottom wall of the mounting stay. Moreover, the structure shown in FIGS. 8-11 can be employ | adopted as an installation structure of the
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the slide rail mounting structure of the present invention, it is possible to reduce the number of installation stays, reduce the installation effort, and reduce the weight of the entire rail.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall perspective view of a slide rail showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an overall perspective view of an upper rail.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the slide rail in a state where it is installed on the vehicle floor.
FIG. 4 is a side view of the slide rail in a state where it is installed on the vehicle floor.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a slide rail in a state of being installed on a vehicle floor, showing a second embodiment.
FIG. 6 is a side view of the slide rail in a state where it is installed on the vehicle floor.
FIG. 7 is a side view of a slide rail in a state where it is installed on a vehicle floor according to a third embodiment.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing the installation structure of the mounting stay.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing the installation structure of the mounting stay.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing the installation structure of the mounting stay.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing the installation structure of the mounting stay.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a slide rail in a state installed on a vehicle floor, showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
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