JP3652716B2 - 生のラジアル空気タイヤの製造装置及び製造方法並びに前記装置に用いる移送ユニット - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は生のラジアル空気タイヤを製造する装置に関し、この装置は、ラジアル空気タイヤのためのベルトを有するトレッドのための形成ドラムと、ラジアル空気タイヤのためのビードとサイドウオール(側壁)とを有するカーカスを担持するカーカスドラムと、環状のトレッド/ビード組立体をカーカスドラムに移送する通路に沿って移動可能な環状移送ユニットであって、ドラムを取巻く通路部分が設けられている環状移送ユニットと、ベルト/トレッド組立体をビードとサイドウオールを有するカーカスに当接して転動させる少なくとも1つのローラを備えた圧力ローラユニットとが設けられ、前記通路部分には各ローラをビードとサイドウオールを有するカーカスに半径方向に挿入するためのゲートが設けられ、前記圧力ローラユニットには各ローラをゲートを通って半径方向に移動させる手段が設けられているような装置である。
【0002】
本発明はさらに、上記の装置に用いる移送ユニットと生のラジアルタイヤを製造する方法とに関する。
【0003】
【従来の技術】
冒頭において述べたような装置はヨーロッパ特許EP−B1−0.223.317号から公知である。この公知の装置においては、ベルト/トレッド組立体とビード及びサイドウオールを有するカーカスとを押圧することを必要とする装置は通路部分のゲートを通って半径方向に移動可能な少なくとも1つのローラ又は一群の同軸ローラを備えた圧力ローラユニットによって実現される。この公知の装置においては移送ユニットが押圧作用の間カーカスドラムを回って所定位置に留まり、それにより生のラジアルタイヤの製造に要する時間が比較的短かくてよいようにしている。
【0004】
カーカスドラムにより、ビードとサイドウオールとを備えたカーカスのためのカーカス構造又はビードとサイドウオールとを備えた気密カーカスを膨張させるためのドラムを理解することができる。
【0005】
冒頭に述べたような型の装置により製造された生のラジアルタイヤはサイドウオール構造を覆ういわゆるトレッドとトレッド構造を覆うサイドウオールとに分割することができる。これら2つの構造は以後それぞれ、TOS(tread over sidewall、サイドウオールの上のトレッド)とSOT(sidewall over tread、トレッドの上のサイドウオール)と称する。
【0006】
ラジアルSOT空気タイヤの場合はトレッド/ベルト組立体がビードとサイドウオールを有するカーカスの上に置かれた後、このサイドウオールが曲げられそれによりサイドウオールがトレッドの縁を被覆しその後でビードとサイドウオールとを有するカーカスに対するトレッド/ベルト組立体の相互の押圧が圧力ローラユニットの助けにより生じるようにする。あるタイヤ構造にとってこの場合はサイドウオールをビードの全長にわたって生のラジアル空気タイヤのいわゆるショルダー部まで転動させることが必要とされる。
【0007】
ラジアルTOS空気タイヤの場合には、カーカスはトレッド/ベルト組立体を配置することができ圧力ローラユニットによる転動が生じる前にサイドウオールと一緒に膨張される。
【0008】
近年ますますラジアル空気タイヤは大きなタイヤ幅と非常に低いタイヤ断面高さとを有するように製造される。特に乗用車にとってこれらのいわゆる“高性能”タイヤに対する要求は増大している。
【0009】
実際に、非常に幅広のラジアル空気タイヤ、TOSとSOTとの製造においてヨーロッパ特許第0.223.317号から公知の装置は最適の製造効率を提供していない。さらに、サイドウオールをビードの全長にわたってラジアル空気タイヤのショルダー部まで転動させる慾求を満足させることはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、トレッド/ベルト組立体のトレッド/ベルト継ぎ合わせ部の、ビードとサイドウオールを有するカーカス上への再現可能な接着が、幅広のタイヤに対して効率的な方法で実現できるようにした、生のラジアル空気タイヤの製造のための装置を提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、普遍的に使用可能な、云いかえれば種々の幅のSOT及びTOS空気タイヤを製造するのに適した生のラジアル空気タイヤの製造装置を提供することである。
【0012】
本発明のまた他の目的はこのような装置に用いる構造が簡単な移送ユニットを提供することである。
【0013】
本発明のさらに他の目的は生のラジアル空気タイヤを製造するための時間的に効率のよい方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的のため冒頭に述べた種々の装置として、カーカスドラムの近くの通路部分の運動方向に平行な方向に見て通路部分のゲートはその一側に各ローラのための貫通開口が設けられることを特徴とする装置が提供される。本発明は、公知の装置の圧力ローラユニットはより幅の広いタイヤを押圧する時に必要な軸方向運動を行うことができないと認識することに基礎をおいている。これは各ローラがゲートを決める通路部分のそれぞれの部分と接触するようになるからである。この起こり得る接触作用は押圧する前に移送ユニットをカーカスドラムから一定の軸方向距離まで動かすか又はゲートを十分に大きくするかによって矯正することができる。しかし第1の操作においては製造時間が増大し、また第2の操作においては移送ユニットは大きくなるばかりでなくより大きな通路を必要とする。
【0015】
本発明によれば、通路部分の運動方向に見て、ゲートの一側に各ローラのための貫通開口を設けることにより、通路部分への圧力ローラユニットの接触をなくすことができるばかりでなく、また空気タイヤの製造時間ととりわけ通路の摩耗と引裂きとが限定されたものとなる。接触がゲートを少なくとも一側で解放することにより防止されそのため圧力ローラユニットが通路部分により制限されない軸方向の自由の運動ができるばかりでなく、押圧の間に移送ユニットがカーカスドラムから一定の軸方向距離まですなわち貫通開口まで動くことができるためローラは通路部分と接触しないようになる。
【0016】
本発明の装置の1つの実施態様は、圧力ローラユニットがタイヤの外形に沿って進む少なくとも一対の動的ローラからなり、このローラがカーカスドラムに対し軸方向と半径方向とに動きベルト/トレッド組立体をビードとサイドウオールとを有するカーカスに当接して転動させるようにすることができることを特徴としている。特に大きな軸方向に自由な運動を有するこの動的圧力ローラユニットにより、本発明装置はまた幅広のラジアル空気タイヤを製造するのに適している。
【0017】
本発明の装置の1つの実施形態においては、圧力ローラユニットがタイヤの外形に沿って進みトレッド/ベルト組立体とサイドウォールを有するカーカスとの端縁ストリップを相互に接するよう転動させる少なくとも一対の動的ローラと、トレッド/ベルト組立体とサイドウォールを有するカーカスとの中央部分を相互に接するよう転動させるための少なくとも1つの固定(換言すれば半径方向にのみ移動可能な)ローラとからなり、通路部分が、各対の動的ローラと各固定ローラとのための、カーカスドラムの近くの通路部分の運動方向に平行な方向に見て一側に貫通開口を有するゲートを有し、通路部分が、それぞれ1つの貫通開口を有する少なくとも2つの別々のゲートを有していることを特徴としている。
【0018】
本発明装置のこの実施態様は数個のラジアル空気タイヤを十分に再現できるように製造することができるが、非常に精密な公差で製造しなければならない幅広のラジアル空気タイヤのためカーカスドラムの上にトレッド/ベルト組立体を置くことの再現性に関しては、その安定性に否定的な作用を及ぼすような2つの貫通開口が移送ユニットに存在するため、多くの問題を残している。この問題は、移送ユニットが長手方向軸線を有するどっしりした円筒状基体によって形成され、また通路部分には、基体上に横方向に角度的に離間して取付けられ実質的に長手方向に延びる多数のアームと、2つの隣接アームの間に形成された貫通開口を一側に有するゲートとが設けられていることを特徴とする、本発明の他の実施態様によって解決される。円筒状基体はゲート形成アームの数に関係なく十分な安定性を有する移送ユニットを提供する。
【0019】
本発明はさらに、本発明の装置に用いるための、ベルトを有するトレッドをトレッド形成ドラムからカーカスドラムへと移送する移送ユニットに関し、この移送ユニットは、ドラムを取巻く各ローラ又は各対の動的ローラのためのゲートを有する通路部分と、ドラムに向って又はドラムから移動可能で同心にかつ全表面の近くに任意の大きさで環状トレッド/ベルト組立体を支持するセグメント(扇形部分)とが設けられており、カーカスドラムの近くの通路部分の運動方向に平行な方向に見て、この通路部分のゲートには一側に各ローラ又は各対の動的ローラのための貫通開口が設けられていることを特徴としている。このような移送ユニットが設けられているラジアル空気タイヤを製造するための装置は特に時間上効率的なやり方で普遍的に適用可能な装置である。
【0020】
移動可能なセグメント(扇形部分)がアーム上に配置された時は移送ユニットはトレッド/ベルト組立体のカーカスドラムへの配置と圧力ローラによる押圧との間を移動する必要はなく、このため製造時間を短縮する。好ましくは円筒状基体の横断面は円形である。
【0021】
本発明によればさらに、ベルトを有するトレッドとビード及びサイドウオールを有するカーカスとからなる生のラジアル空気タイヤを時間的に有利なやり方で製造する普遍的な方法が提供されるが、この方法において、ベルトを有するトレッドがトレッド形成ドラムの上に配置され、ビードとサイドウオールとを有するカーカスがカーカスドラム上に配置され、トレッド/ベルト組立体が通路部分を有する移送ユニットによりトレッド形成ドラムから取り出され、移送ユニットが1つの通路を越えてカーカスドラムに動かされ、移送ユニットがトレッド/ベルト組立体をビードとサイドウオールとを有するカーカス上に置き、トレッド/ベルト組立体が少なくとも1つのローラを有する圧力ローラユニットによりビードとサイドウオールとを有するカーカスに押しつけられ、各ローラは通路部分のゲートを通って移送ユニットを越え、ビードとサイドウオールとを有するカーカスにまで動かされ、そして押圧作用がトレッド/ベルト組立体をビードとサイドウオールとを有するカーカスに接着するのに十分な時間行われ、それにより生のラジアル空気タイヤを形成し、各ローラが押圧終了後にカーカスから移送ユニットを越えるよう動かされ生のラジアル空気タイヤが移送ユニットによりカーカスドラムから取り出され、トレッド/ベルト組立体をビードとサイドウオールとを有するカーカスに押圧している間に移送ユニットがカーカスドラムから一定距離に移送されることを特徴としている。移送ユニットが押圧の間動くことができるため、運動と押圧とが別々の時間に行われることにより時間が節減される。
【0022】
さらなる時間の節減が、押圧作用を完了するため移送ユニットがカーカスドラムの周りに移送される本発明の方法の1つの実施態様において得られる。この押圧作用は、移送ユニットが押圧の完了直前にカーカスドラムの周りに置かれた時圧力ローラユニットが移送ユニットにより不利な作用を受けないように、調節することができる。
【0023】
【実施例】
実例を示すことにより、本発明は、生のラジアル空気タイヤの製造装置と製造方法とこの装置に用いるための移送ユニットとの実施態様が示される添付図面を参照して、以下にさらに詳細に記載される。
【0024】
図1に略示される生のラジアル空気タイヤを製造する公知の装置は、トレッド形成ドラム2上の生の空気タイヤのための図示しないベルト/トレッド組立体を形成するトレッド形成装置1が設けられている。この装置はさらに、生の空気タイヤのためのビードとサイドウオールとを有するカーカスドラム4上のカーカスを形成し又は膨張させるための図示しないカーカス形成装置3が設けられている。通路部分21からなる基体を有する移送ユニット5が、通路8を通り、通路部分21がトレッド形成ドラム2の周りに同軸となるよう到達する位置に向ってまたこの位置から動くことができる。通路部分21にはシリンダ7により半径方向内側に向って移動可能な支持セグメント(扇形部分)が設けられ環状のベルト/トレッド組立体を支持セグメント6の内側に締めつけ固定しまたそれによりこの組立体を同心にかつ少なくとも実質的に全表面にわたって支持するようにしている。支持セグメント6の数は例えば6個とすることができる。
【0025】
ベルト/トレッド組立体が支持セグメント6の間に固定された後トレッド形成ドラム2の直径は半径方向に減少されそれによりベルト/トレッド組立体がトレッド形成ドラム2から解放され支持セグメント6によってのみ支持されるようにする。ついで移送ユニット5が、ビードとサイドウオールとを有するカーカスが取付けられたカーカスドラム4の周りに通路部分21が同軸となるように達するまで、通路8を通って動かされる。次に、ビードとサイドウオールとを有するカーカスがベルト/トレッド組立体に当接するまで膨張され、サイドウオールが生の空気タイヤのための他の部分を通り越してカーカスドラム4から軸方向に伸長する。その後で通路部分21の支持セグメント6が半径方向外側に動かされ、それによりトレッド/ベルト組立体が支持セグメント6から解放されるようにする。最終的に形成されるべきタイヤがSOTに形成されるかTOSに形成されるかにより、サイドウオールはトレッド/ベルト組立体を越えるまでそれぞれ曲げられるか曲げられないかされる。この後にベルト/トレッド組立体は、強さが調節される圧力ローラユニットによりビード及びサイドウオールを有するカーカスに押しつけられ、また同時にビード及びサイドウオールを有するカーカスとベルト/トレッド組立体とを表面に取付けたカーカスドラムを回転し、それによりカーカスとベルト/トレッド組立体とが相互に継ぎ合わされ生のラジアル空気タイヤを形成し、この生のタイヤはついで次の処理のために準備される。
【0026】
圧力ローラユニット20は少なくとも1つのローラ又は同軸ローラの群によって形成することができる。図2と3において公知の移送ユニットと圧力ユニットとからなる実施態様はトレッド形成ドラムから見た側面図でそれぞれ略図式に示され、圧力ローラユニット20には2つの同軸ローラ9及び10と円筒状ローラ11とが設けられている。ローラ9,10及び11によるトレッド/ベルト組立体とビード及びサイドウオールを有するカーカスとの相互の押圧は、これらローラを基体又は移送ユニットの通路部分に設けられたゲートを通して位置させることができるため、生じる。2つの同軸ローラ9及び10はシリンダ14によりゲート12を通して位置させまた円筒ローラ11はシリンダ17と旋回アーム16とによりゲート13を通って位置させることができる。
【0027】
図面に示される典型的な実施態様においてはローラ9及び10(図3)は、図2のシリンダ14により基体の周囲のゲード12又は移送ユニット5の通路部分を通り図に鎖線で示すトレッド/ベルト組立体に押しつけられる位置まで摺動可能である。ローラ9及び10(図3)はトレッドに当接するよう半径方向に移動されそして例えば凹面円弧形状の軸方向断面を有する截頭円錐形でありトレッドの端縁ストリップを正しい形状に押圧するようになっている。これらのローラを導入しさらにトレッド/ベルト組立体をなるべく大きな表面の上で掴むようにするため、通路部分の隣接セグメント6の隣接端部に凹所15が設けられている。
【0028】
複動圧力シリンダ14によりローラ9と10が連続線によって示される自由位置に引っ込み可能である。さらに、この同軸ローラの群をタイヤトレッドの幅に対するもう1つの位置でカーカスドラムの軸線に平行に置くことができる。
【0029】
さらに、図面に示される典型的な実施態様では、ローラ11は図2のシリンダ17と旋回アーム16とによりユニット5の通路部分の周囲のゲートを通って旋回され鎖線で示すトレッド/ベルト組立体を押しつける位置に到達する。したがってローラ11は、トレッド上の半径方向にほぼ一致する円弧状通路に沿って連続線によって示される自由位置から動かされる。複動圧力シリンダによりローラが自由位置に引っ込むことができる。ローラ11を導入するため、通路部分の隣接セグメント6の隣接端部がゲートの近くに位置していないセグメントの端部からさらに離間して位置している。ローラ11がトレッドの中央部分を掴むよう円筒形又は胴形状となっている。
【0030】
通路部分の周囲にゲート12と13があるため、移送ユニットは所定位置に留まることができトレッド/ベルト組立体をカーカス上に転動し、またこれらローラは依然としてトレッドに押しつけることができる。移送ユニット5が所定位置に留まることにより、移送ユニットがカーカスドラム4から移動されビードとサイドウオールとを有するカーカスをトレッド/ベルト組立体に押圧できるようにしこの押圧後に移送ユニットをカーカスドラム4の周りに配置しそれから完成した生の空気タイヤを取外すのにさらに時間を必要とするというような場合に起きる、時間の損失が回避される。
【0031】
公知の装置におけるカーカスドラムの軸線に平行のローラ又は同軸ローラの群の運動はゲートに隣接する通路部分の一部、特にブラケット18及び19(図3参照)によって減少される。これはTOS型と特にSOT型との両方の幅広の“高性能”タイヤの製造を妨げる。
【0032】
圧力ローラユニットのローラの自由運動のこの制限は、本発明によれば、各ローラ用のゲートに少なくともその一側に貫通開口を設けることにより、言い換えればゲートを引っ込めることにより、部分に解消される。この各ローラの運動の自由度の制限は、ゲートが少なくとも一側で解放され圧力ローラがそのため通路部分により制限されない方向の運動の軸方向自由度を有することによって少なくとも部分的になくなるばかりでなく、また押圧の間移送ユニットがカーカスドラムから一定の軸方向の距離まで動くことができそれによりどのローラも通路部分に接触しなくなることにより部分的に解消される。
【0033】
本発明の移送ユニットの1つの実施態様が図4と5に示されている。ここでは移送ユニット25は長手方向軸線27と通路部分31とを有する固定の円筒形基体26が設けられている。通路31は、基体26上に横方向に配置され本質的に長手方向に延びるアーム28が設けられる。圧力ローラユニットの各ローラを半径方向に導入するためのゲート29が基体26とアーム28とによって形成され2つの隣接アームの自由端の間に位置する貫通開口を有している。移送ユニット25の安定性はこれらの開口の数に関係なくこの構造によって保証される。このようにしてタイヤの各部分の正確で再現可能な相互の位置決めが保証される。図4及び5の移送ユニットの実施態様はこの安定性を保証することができるが、その理由は個人がローラを導入する作用と基体の安定性を得る作用とを行うような公知の移送ユニットに対して、図4及び5の実施態様は、移送ユニットの安定性に留意する基体と圧力ローラユニットのローラの導入のための別の通路部分31とを備えた移送ユニットであるからである。
【0034】
図4と5の実施態様において、トレッド/ベルト組立体を支持するセグメント30を基体に配設することができるが、その時は移送ユニットは、圧力ローラユニットのローラをゲート29に向き合って位置させるためには短い距離を動かなければならない。この時間のかかる運動をなくするためセグメント30は好ましくはアーム28上に設けられる。
【0035】
上記の発明において移送ユニットは移送ユニットをトレッド及びカーカスドラムの周りに同心に配置することができるあらゆる種類の断面とすることができる。例えば6個の支持セグメント6,30が用いられた場合は穴角形断面とすることができる。支持セグメントの数に関係なく環状断面が構造上の点から好ましい。
【0036】
上記の実施態様は圧力ローラユニットの2,3の可能な実施態様のみに基づいて記載されているが、当業者にとって、ローラの運動の拡大された自由度のためタイヤの外形に沿って進む一対の動的ローラを特に用いることができるのは明らかである。転動の間これら動的ローラは公知の同軸ローラの運動範囲に比べて比較的大きな軸方向及び半径方向の区域にわたって動く。したがってこれら動的ローラは幅広の高性能タイヤを製造するのに非常に適している。タイヤは外形に沿って進むこのような動的ローラはそれ自体公知である。図9にこのようなローラの1つ90の運動範囲が示されている。図9において、91はトレッド、92はサイドウオール、93は膨張したカーカス94を支持するカーカスドラムの一部分である。ローラ90は点線で示されローラ90が示される位置は連続線で示されている。
【0037】
タイヤの幅とサイドウオール上を転動できるようにする慾求とにより、圧力ローラユニットは好ましくは、カーカスを押しつけトレッド/ベルト組立体の中央部分上を転動する、いわゆる固定当接移動の、固定の胴形状ローラ11と、タイヤの外形に沿って進む一対の動的ローラからなる本発明の動力圧力ローラユニットとからなり、動力圧力ローラユニットは中央の胴形ローラ11がトレッドに接触した位置から生のタイヤの外形に沿って進むことによりトレッドのショルダー部によって形成されたタイヤのビードまで、タイヤの残り部分の上を転動し、タイヤの側面部材の側部及びトレッド端縁と側面との重ね合わせがビード部分にまで及ぶようにする。
【0038】
さらに、静的及び動的ローラの全ての可能な組合せを用い本発明の装置における圧力ローラユニットを形成することができる。
【0039】
図6,7及び8に基づき、本発明の生のラジアル空気タイヤを製造する方法が以下に概略記載される。この方法においてトレッドとベルトがトレッド形成ドラム2の上に配置される。ビードとサイドウオールとを有するカーカスがカーカスドラム4の上に配置される。トレッド/ベルト組立体が通路部分3を有する移送ユニット25によってトレッド形成ドラム2から取り出されカーカスドラム4の周りに通路8を通って動かされる。移送ユニット25がトレッド/ベルト組立体をビードとサイドウオールとを有するカーカス上に配置し、その後でカーカスドラムに当接するまで半径方向に移動可能な少なくとも1つのローラがカーカスとビードとサイドウオールに当接するようトレッド/ベルト組立体が圧力ローラユニット20によって押圧される。したがって各ローラは通路部分のゲートを通り移送ユニットを越えてカーカスまで動かされる。本発明によれば移送ユニット25は図8に示すようにトレッド/ベルト組立体をビードとサイドウオールとを有するカーカスに押しつけている間カーカスドラムからある距離を離れるよう動かされ、圧力ローラユニット20のローラに最大の運動の自由度を与えるようにすることができる。押圧が完了した後カーカスの各ローラは移送ユニットを越えて動かされ生のラジアル空気タイヤが移送ユニットによってカーカスドラムから取出される。
【0040】
圧力ユニットによる押圧は、押圧が行われた直ぐ後に移送ユニットがカーカスドラムから取外され押圧の完了直前に再びカーカスドラムの周りに配置されそれにより移動中何ら余分の時間が空費されることのないように、調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生のラジアル空気タイヤを製造する公知の装置を示すものである。
【図2】トレッド形成ドラムから見た公知の移送ユニットと公知の圧力ローラユニットとを示す概略図である。
【図3】図2のIII −III 線による公知の移送ユニットと圧力ローラユニットのローラとを示す概略図である。
【図4】本発明の移送ユニットの実施態様の、横方向のアームを有する基体を前方から見た概略図である。
【図5】図4の移送ユニットの概略側面図である。
【図6】生のラジアル空気タイヤを製造する装置における移送ユニットの位置を示す概略図で、本発明の生のラジアル空気タイヤを製造する方法の第1段階を示す図である。
【図7】図6と同様の第2段階を示す図である。
【図8】図6と同様の第3段階を示す図である。
【図9】タイヤの外形に沿って進む一対の動力ローラのうちの1つのローラの運動範囲を示す概略図である。
【符号の説明】
1…トレッド形成装置
2…トレッド形成ドラム
3…カーカス形成装置
4…カーカスドラム
5…移送ユニット
6…支持セグメント
8…通路
9,10,11…ローラ
12,13…ゲート
20…圧力ローラユニット
21…通路部分
25…移送ユニット
26…基体
29…ゲート
30…セグメント
90…ローラ
91…トレッド
92…サイドウオール
93…カーカスドラム一部
94…カーカス
Claims (9)
- 生のラジアル空気タイヤの製造装置であって、ラジアル空気タイヤのためのベルトを有するトレッド(91)のための形成ドラム(2)と、ラジアル空気タイヤのためのビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)を担持するカーカスドラム(4)と、環状のトレッドとベルトとの組立体をカーカスドラム(4)に移送するための経路(8)に沿って移動可能な環状移送ユニット(25)であって、形成ドラム(2)とカーカスドラム(4)とを取巻く通路部分(31)が設けられている環状移送ユニット(25)と、ベルトとトレッドとの組立体をビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)に当接するよう転動させる少なくとも1つのローラ(9,10,11)を有する圧力ローラユニット(20)とが設けられ、前記通路部分(31)は各ローラ(9,10,11)をビードとサイドウォール(92)を有するカーカス(94)に半径方向に導入するためのゲート(29)が設けられ、圧力ローラユニット(20)は各ローラ(9,10,11)をゲート(29)を通って半径方向に移動させる手段(14,16,17)が設けられている生のラジアル空気タイヤを製造する装置において、各ローラ(9,10,11)のために、移送ユニット(25)の通路部分(31)のゲート(29)にはカーカスドラム(4)に向かって見える側にのみ貫通開口が設けられていることを特徴とする生のラジアル空気タイヤの製造装置。
- 圧力ローラユニット(20)が、タイヤの外形に沿って進む少なくとも一対の動的ローラからなり、ベルトとトレッドとの組立体をビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)に当接して転動させるようカーカスドラム(4)に対して長手方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の生のラジアル空気タイヤの製造装置。
- 圧力ローラユニット(20)が、トレッドとベルトとの組立体の縁ストリップとサイドウォール(92)を有するカーカス(94)とを相互に当接して転動させるようタイヤの外形に沿って進む少なくとも一対の動的ローラ(90)と、トレッドとベルトとの組立体の中央部分とサイドウォール(92)を有するカーカス(94)とを相互に当接して転動させる少なくとも1つの静的ローラとからなり、カーカスドラム(4)の近くの通路部分(31)の運動方向に平行な方向に見て通路部分(31)が一側に各ローラ(9,10,11)と両方の対の動的ローラ(90)と各静的ローラとのための1つの貫通開口を有するゲート(29)を有していることを特徴とする請求項1に記載の生のラジアル空気タイヤの製造装置。
- 移送ユニット(25)が長手方向の軸線(27)を有する重い円筒状基体(26)によって形成され、通路部分(31)には基体(26)上に横方向に角度をおいて離間して取付けられかつ実質的に長手方向に延びる多数のアーム(28)が設けられ、一側に貫通開口を有するゲート(29)が2つの近接するアーム(28)の間に形成されていることを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の生のラジアル空気タイヤの製造装置。
- 請求項1から4のうちの1項に記載の空気タイヤの製造装置に用いるための、ベルトを有するトレッド(91)をトレッド形成ドラム(2)からカーカスドラム(4)に移送する移送ユニット(25)であって、各ローラ(9,10,11)又は各対の動的ローラ(90)のためのゲート(29)を有しトレッド形成ドラム(2)とカーカスドラム(4)とを取巻く通路部分(31)と、前記各ドラム(2,4)に向って又は各ドラム(2,4)からそれぞれ移動可能であり、同心にかつ少なくとも実質的に全表面にわたって、環状のトレッドとベルトとの組立体を支持するセグメント(30)とが設けられている移送ユニット(25)において、各ローラ(9,10,11)又は各対の動的ローラ(90)のために、移送ユニット(25)の通路部分(31)のゲート(29)にはカーカスドラム(4)に向って見る側にのみ貫通開口が設けられていることを特徴とする移送ユニット。
- 移送ユニット(25)が長手方向の軸線(27)を有する重い円筒状基体(26)によって形成され、通路部分(31)には基体(26)上に横方向に角度をおいて離間して取付けられかつ実質的に長手方向に延びる多数のアーム(28)が設けられ、一側に貫通開口を有するゲート(29)が2つの近接するアーム(28)の間に形成されており、移動可能なセグメント(30)がアーム(28)上に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の移送ユニット。
- 円筒状基体(26)の断面が円形であることを特徴とする請求項6に記載の移送ユニット。
- ベルトを有するトレッド(91)と、ビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)とを具備する生のラジアル空気タイヤを製造する方法であって、ベルトを有するトレッド(91)がトレッド形成ドラム(2)上に配設され、ビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)がカーカスドラム(4)の上に配設され、トレッドとベルトとの組立体が通路部分(31)を有する移送ユニット(25)によりトレッド形成ドラム(2)から取出され、移送ユニット(25)が1つの経路(8)を通ってカーカスドラム(4)に移送され、移送ユニット(25)がトレッドとベルトとの組立体をビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)上に置き、トレッドとベルトとの組立体がビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)に少なくとも1つのローラ(9,10,11)を有する圧力ローラユニット(20)によって押しつけられ、各ローラが通路部分(31)のゲート(29)を通って移送ユニット(25)からこれを越えてビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)に当接するまで移動され、押圧がトレッドとベルトとの組立体をビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)に接着するに十分な時間にわたって生じ、それにより生のラジアル空気タイヤを形成し、各ローラ(9,10,11)が押圧の完了後にカーカス(94)から移送ユニット(25)を越えるように移動され、生のラジアル空気タイヤがカーカスドラム(4)から移送ユニット(25)により取出される、生のラジアル空気タイヤの製造方法において、トレッドとベルトとの組立体をビードとサイドウォール(92)とを有するカーカス(94)に押しつけている間に移送ユニットがカーカスドラム(4)からある距離に移送されることを特徴とする生のラジアル空気タイヤの製造方法。
- 押圧を完了させるため移送ユニット(25)がカーカスドラム(4)の周りに移送されることを特徴とする請求項8に記載の生のラジアル空気タイヤの製造方法。
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