JP3650962B2 - 複層ガラス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室、トイレのサッシ窓等に用いる複層ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開昭60−109481号公報に示す複層ガラスが提案されている。
この複層ガラスは、2枚のガラス板をスペーサを介して連結して空気層を形成し、その空気層をプラスチックフィルムで一側空気層と他側空気層に区分して断熱性能を向上したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の複層ガラスはビルや一般住宅の窓などに用いられ冷暖房の省エネ効果を目的とするものであり、2枚のガラス板、プラスチックフィルムは透視可能なものを用いるのが一般的である。
【0004】
最近の住宅は高断熱、高気密化の傾向であり、浴室、トイレのサッシ窓にも複層ガラスが用いられることがある。
浴室、トイレのサッシ窓は断熱性のみでなく外部から内部が見えないことが要求される。
しかしながら、前述した高断熱の複層ガラスは透視可能であり、外部から内部が見えるので浴室、トイレのサッシ窓に用いる複層ガラスには不向きである。
【0005】
前述のことを解消する複層ガラスとしては、2枚のガラス板間の空気層にブラインドを設けたブラインド内蔵複層ガラスが考えられる。
しかしながら、ブラインドは見込み寸法が大きいので複層ガラスの見込み寸法が大きくなってしまう。
また、複層ガラスの空気層は密封されているので、その空気層に設けたブラインドを外部から開閉操作する構造は大掛かりで高価であるから、高価な複層ガラスである。
【0006】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした複層ガラスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、透視部と非透視部が面内方向に交互に連続した一側ガラス板1と他側ガラス板2が、スペーサ3を介して連結され気密した空気層4を有し、
前記空気層4内に、透視部と非透視部が面内方向に交互に連続して有する薄板状の可動仕切り部材6が面内方向に移動可能に設けられ、前記空気層4が一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分された複層ガラスであって、
前記空気層4の上部に上ガイド部材7が設けられ、その空気層4の下部に下ガイド部材11が設けてあり、
前記可動仕切り部材6の上縁部に上ガイド10が設けられ、その上ガイド10が前記上ガイド部材7の上ガイド部9に、下方に抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、
前記可動仕切り部材6の下縁部に下ガイド14が設けられ、その下ガイド14が前記下ガイド部材11の下ガイド部13に振れ動かないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、
前記上ガイド10は磁石に吸着する材料より成り、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面から磁石15で上ガイド10を吸着し、その表面に沿って磁石15を移動することで前記可動仕切り部材6が面内方向に移動する形状であることを特徴とする複層ガラスである。
【0008】
第2の発明は、一側ガラス板1と他側ガラス板2がスペーサ3を介して連結され気密した空気層4を有し、
前記空気層4内に、透視部と非透視部が面内方向に交互に連続して有する薄板状の可動仕切り部材20及び固定仕切り部材21が設けられ、前記空気層4が一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分された複層ガラスであって、
前記空気層4の上部に上ガイド部材7が設けられ、その空気層4の下部に下ガイド部材11が設けてあり、
前記可動仕切り部材20の一側面における上縁部に上ガイド22が設けられ、その上ガイド22が前記上ガイド部材7の上ガイド部9の一側寄りに抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、
前記可動仕切り部材20の一側面における下縁部に下ガイド23が設けられ、その下ガイド23が前記下ガイド部材11の下ガイド部13の一側寄りに面内方向に摺動可能に接し、
前記固定仕切り部材21の他側面における上縁部が前記上ガイド部材7の上ガイド部9の他側寄りに固着され、
前記固定仕切り部材21の他側面における下縁部が前記下ガイド部材11の下ガイド部13の他側寄りに固着され、
前記上ガイド22は磁石に吸着する材料より成り、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面から磁石15で上ガイド22を吸着し、その表面に沿って磁石15を移動することで前記可動仕切り部材20が固定仕切り部材21に対して面内方向に移動する形状であることを特徴とする複層ガラスである。
【0009】
【作用】
第1の発明によれば、空気層4が可動仕切り部材6で一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分されているので断熱性に優れた複層ガラスである。
また、可動仕切り部材6を面内方向に移動することで一側ガラス板1、可動仕切り部材6の透視部同士を重ね合わせたり、その重ね合わせ量を変えたり、透視部と非透視部を重ね合わせることが可能であるから、透視可能な複層ガラス、透視できない複層ガラスにできると共に、その透視性を調整できる。
しかも、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面に沿って磁石15を移動することで可動仕切り部材6が移動するので、その構造が単純であると共に、見込み寸法を小さくできる。
さらに、上ガイド10が上ガイド部9に下方に抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、下ガイド14が下ガイド部13に振れ動かないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、その上ガイド10を磁石15で吸着して面内方向に移動するので、その可動仕切り部材6がシートであっても移動する際に波形状に変形することがない。
したがって、浴室やトイレのサッシ窓に用いる複層ガラスとして好適である。
【0010】
第2の発明によれば、空気層4が可動仕切り部材20と固定仕切り部材21で一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分されているので断熱性に優れた複層ガラスである。
また、可動仕切り部材20を固定仕切り部材21に対して面内方向に移動することで両者の透視部同士を重ね合わせたり、その重ね合わせ量を変えたり、透視部と非透視部を重ね合わせることが可能であるから、透視可能な複層ガラス、透視できない複層ガラスにできると共に、その透視性を調整できる。
しかも、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面に沿って磁石15を移動することで可動仕切り部材20が移動するので、その構造が単純であると共に、見込み寸法を小さくできる。
さらに、上ガイド22が上ガイド部9の一側寄りに抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、下ガイド23が下ガイド部13の一側寄りに面内方向に摺動可能に接し、その上ガイド22を磁石で吸着して面内方向に移動するので、その可動仕切り部材20がシートであっても移動する際に波形状に変形することがない。
したがって、浴室やトイレのサッシ窓に用いる複層ガラスとして好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、一側ガラス板1と他側ガラス板2を、その周縁にスペーサ3を介して気密状態で連結し、その一側ガラス板1と他側ガラス板2との間に気密された空気層4を形成する。
前記一側ガラス板1の内側面(空気層4側の面)に印刷層5がある。
【0012】
前記空気層4内には、その空気層4内を一側空気層4−1と他側空気層4−2に区分する可動仕切り部材6が面内方向に移動可能に設けてある。この可動仕切り部材6はPETシートなどの樹脂シート又は樹脂のプレート等の薄板状である。
前記一側ガラス板1、他側ガラス板2の上縁部間を連結するスペーサ3の内面に上ガイド部材7がビス8で取付けてある。この上ガイド部材7は下向き凹溝形状の上ガイド部9を有する。
この上ガイド部9に可動仕切り部材6の上縁部に取付けた上ガイド10が面内方向に摺動可能に嵌まり合っている。
前記一側ガラス板1、他側ガラス板2の下縁部間を連結するスペーサ3の内面に下ガイド部材11がビス12で取付けてある。
この下ガイド部材11は上向きコ字状の下ガイド部13を有する。
この下ガイド部13に可動仕切り部材6の下縁部に取付けた下ガイド14が面内方向に摺動可能に嵌まり合っている。
【0013】
前記上ガイド10は磁石や金属を混合した樹脂又は樹脂の一部に磁石や金属を埋設した材料で丸棒形状で、上ガイド部材7の断面略円形の上ガイド部9に下方に抜け落ちないように摺動可能に嵌まり合っていると共に、この上ガイド10は磁石に吸着する。
前記下ガイド14は樹脂又は金属によって丸棒形状で、下ガイド部材11の下ガイド部13に摺動可能に嵌まり合っている。この下ガイド14と下ガイド部13は可動仕切り部材6の下縁部が振れ動かないように摺動ガイドする。また可動仕切り部材6がシートの場合に、下ガイド14の重量でそのシートが真っ直ぐに垂れ下がるようにする。
【0014】
このようであるから、一側ガラス板1の表面(空気層4と反対側の面)から磁石15を上ガイド10と相対向させ、その磁石15を面内方向に移動することで上ガイド10が上ガイド部9に沿って摺動し可動仕切り部材6が面内方向に移動する。この時、可動仕切り部材6がシートであっても移動する際に波形状に変形することがない。
【0015】
前記印刷層5は図2に示すように非透視性の印刷部5aと透視性の非印刷部5bを有し、その非印刷部5bは幅狭く長尺な形状で一側ガラス板1の上縁寄りから下縁寄りまで連続し、かつ一側ガラス板1の面内方向に間隔を置いて複数有する。
この隣接した非印刷部5b間が印刷部5aで、その印刷部5aの幅は非印刷部5bの幅よりも小さい。
これによって、一側ガラス板1の内側面は透視部と非透視部が面内方向に交互に連続し、その透視部の幅は非透視部の幅よりも大きい。
なお、前述のように透明部と非透明部が面内方向に交互に連続した樹脂フィルム、例えば印刷層を有する樹脂フィルムを一側ガラス板1の内側面に貼着しても良い。
【0016】
前記可動仕切り部材6は図3に示すように透視性材料で前記一側ガラス板1と略同一大きさの薄板状で、上縁寄りから下縁寄りまで連続し幅狭い非透視部6bが面内方向に間隔を置いて複数有する。
この隣接した非透視部6b間が透視部6aで、その非透視部6bの幅は透視部6aの幅よりも大きく、その非透視部6bは印刷層5の非印刷部5b(一側ガラス1の透視部)よりも幅広い。
【0017】
このようであるから、図4に示すように可動仕切り部材6を面内方向に移動し、その可動仕切り部材6の非透視部6bを印刷層5の隣接した非印刷部5b間に位置させて透視部6aと非印刷部5bを合致させることで透視可能な複層ガラスとなる。
【0018】
また、図5に示すように可動仕切り部材6を面内方向に移動し、その非透視部6bと印刷層5の非印刷部5bを重ね合わせ合致させることで透視できない複層ガラスとなる。
【0019】
また、可動仕切り部材6の移動量を調整し、その非透視部6bと印刷層5の非印刷部5bの重ね合わせ量を変えることで透視性を調整できる。
【0020】
前記上ガイド10、下ガイド14は図6に示すように可動仕切り部材6の他側面上下縁部に固着しても良い。この場合には上ガイド部9を他側方向に突出した略横向きU字形状とする。この場合には他側ガラス板2の表面に沿って磁石15を移動して可動仕切り部材6を面内方向に移動する。
【0021】
前記上ガイド10、下ガイド14は図7に示すように可動仕切り部材6の一側面上下縁部に固着しても良い。この場合には上ガイド部9を一側方向に突出した略横向きU字形状とする。この場合には一側ガラス板1の表面に沿って磁石15を移動して可動仕切り部材6を面内方向に移動する。
なお、前述の実施の形態においては一側ガラス板1の内側面(空気層4側の面)に印刷層5を設けた例で説明したが、印刷層5は一側ガラス板1の外側面(空気層4と反対側の面)に設けてもかまわない。
【0022】
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
図8に示すように、一側ガラス板1と他側ガラス板2を、その周縁にスペーサ3を介して気密状態で連結し、その一側ガラス板1と他側ガラス板2との間に気密された空気層4を形成する。
上のスペーサ3の内面に上ガイド部材7をビス8で取付ける。
下のスペーサ3の内面に下ガイド部材11をビス12で取付ける。
【0023】
前記上ガイド部材7の上ガイド部9と下ガイド部材11の下ガイド部13に亘って可動仕切り部材20と固定仕切り部材21を設け、前記空気層4を一側空気層4−1と他側空気層4−2に区分する。なお、可動仕切り部材20と固定仕切り部材21との間に中間空気層を形成して空気層4を3層に区分することも可能である。
【0024】
前記可動仕切り部材20、固定仕切り部材21はPETシートなどの樹脂シート又は樹脂のプレート等の薄板状で、前述の可動仕切り部材6と同様に透視部と非透視部が面内方向に交互に連続して有する。
【0025】
前記可動仕切り部材20の一側面における上縁部に上ガイド22が固着され、一側面における下縁部に下ガイド23が固着してある。
この上ガイド22が上ガイド部材7の上ガイド部9の一側寄りに摺動可能に嵌まり合い、下ガイド23が下ガイド部材11の下ガイド13の一側寄りに摺動可能に接する。
前記固定仕切り部材21の他側面上縁部、下縁部が上ガイド部材7のガイド部9、下ガイド部材11のガイド部13の他側寄りに接着剤24,25でそれぞれ固着してある。
【0026】
前記上ガイド22は前述の上ガイド10と同様に磁石に吸着されるもので、一側ガラス板1の表面から磁石15を上ガイド22に相対向し、その磁石15を移動することで可動仕切り部材20が固定仕切り部材21に対して面内方向に移動する。
これにより、透視可能な複層ガラス、透視できない複層ガラスとしたり、その透視性を調整できる。
【0027】
図8に示す一側寄りの仕切り部材を固定して固定仕切り部材21とし、他側寄りの仕切り部材を可動として可動仕切り部材20とし、他側ガラス板2の表面に沿って磁石15を移動することで可動仕切り部材20を固定仕切り部材21に対して面内方向に移動するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、空気層4が可動仕切り部材6で一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分されているので断熱性に優れた複層ガラスである。
また、可動仕切り部材6を面内方向に移動することで一側ガラス板1、可動仕切り部材6の透視部同士を重ね合わせたり、その重ね合わせ量を変えたり、透視部と非透視部を重ね合わせることが可能であるから、透視可能な複層ガラス、透視できない複層ガラスにできると共に、その透視性を調整できる。
しかも、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面に沿って磁石15を移動することで可動仕切り部材6が移動するので、その構造が単純であると共に、見込み寸法を小さくできる。
さらに、上ガイド10が上ガイド部9に下方に抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、下ガイド14が下ガイド部13に振れ動かないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、その上ガイド10を磁石15で吸着して面内方向に移動するので、その可動仕切り部材6がシートであっても移動する際に波形状に変形することがない。
したがって、浴室やトイレのサッシ窓に用いる複層ガラスとして好適である。
【0029】
請求項2に係る発明によれば、空気層4が可動仕切り部材20と固定仕切り部材21で一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分されているので断熱性に優れた複層ガラスである。
また、可動仕切り部材20を固定仕切り部材21に対して面内方向に移動することで両者の透視部同士を重ね合わせたり、その重ね合わせ量を変えたり、透視部と非透視部を重ね合わせることが可能であるから、透視可能な複層ガラス、透視できない複層ガラスにできると共に、その透視性を調整できる。
しかも、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面に沿って磁石15を移動することで可動仕切り部材20が移動するので、その構造が単純であると共に、見込み寸法を小さくできる。
さらに、上ガイド22が上ガイド部9の一側寄りに抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、下ガイド23が下ガイド部13の一側寄りに面内方向に摺動可能に接し、その上ガイド22を磁石で吸着して面内方向に移動するので、その可動仕切り部材20がシートであっても移動する際に波形状に変形することがない。
したがって、浴室やトイレのサッシ窓に用いる複層ガラスとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す複層ガラスの断面図である。
【図2】一側ガラス板の印刷層の正面図である。
【図3】可動仕切り部材の正面図である。
【図4】透視可能状態の正面図である。
【図5】透視できない状態の正面図である。
【図6】ガイド部とガイドの第2の実施の形態を示す複層ガラスの断面図である。
【図7】ガイド部とガイドの第3の実施の形態を示す複層ガラスの断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す複層ガラスの断面図である。
【符号の説明】
1…一側ガラス板、2…他側ガラス板、3…スペーサ、4…空気層、4−1…一側空気層、4−2…他側空気層、5…印刷層、6…可動仕切り部材、15…磁石、20…可動仕切り部材、21…固定仕切り部材。
Claims (2)
- 透視部と非透視部が面内方向に交互に連続した一側ガラス板1と他側ガラス板2が、スペーサ3を介して連結され気密した空気層4を有し、
前記空気層4内に、透視部と非透視部が面内方向に交互に連続して有する薄板状の可動仕切り部材6が面内方向に移動可能に設けられ、前記空気層4が一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分された複層ガラスであって、
前記空気層4の上部に上ガイド部材7が設けられ、その空気層4の下部に下ガイド部材11が設けてあり、
前記可動仕切り部材6の上縁部に上ガイド10が設けられ、その上ガイド10が前記上ガイド部材7の上ガイド部9に、下方に抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、
前記可動仕切り部材6の下縁部に下ガイド14が設けられ、その下ガイド14が前記下ガイド部材11の下ガイド部13に振れ動かないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、
前記上ガイド10は磁石に吸着する材料より成り、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面から磁石15で上ガイド10を吸着し、その表面に沿って磁石15を移動することで前記可動仕切り部材6が面内方向に移動する形状であることを特徴とする複層ガラス。 - 一側ガラス板1と他側ガラス板2がスペーサ3を介して連結され気密した空気層4を有し、
前記空気層4内に、透視部と非透視部が面内方向に交互に連続して有する薄板状の可動仕切り部材20及び固定仕切り部材21が設けられ、前記空気層4が一側空気層4−1、他側空気層4−2に区分された複層ガラスであって、
前記空気層4の上部に上ガイド部材7が設けられ、その空気層4の下部に下ガイド部材11が設けてあり、
前記可動仕切り部材20の一側面における上縁部に上ガイド22が設けられ、その上ガイド22が前記上ガイド部材7の上ガイド部9の一側寄りに抜け落ちないように面内方向に摺動可能に嵌まり合い、
前記可動仕切り部材20の一側面における下縁部に下ガイド23が設けられ、その下ガイド23が前記下ガイド部材11の下ガイド部13の一側寄りに面内方向に摺動可能に接し、
前記固定仕切り部材21の他側面における上縁部が前記上ガイド部材7の上ガイド部9の他側寄りに固着され、
前記固定仕切り部材21の他側面における下縁部が前記下ガイド部材11の下ガイド部13の他側寄りに固着され、
前記上ガイド10は磁石に吸着する材料より成り、一側ガラス板1又は他側ガラス板2の表面から磁石15で上ガイド10を吸着し、その表面に沿って磁石15を移動することで前記可動仕切り部材20が固定仕切り部材21に対して面内方向に移動する形状であることを特徴とする複層ガラス。
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