JP3650034B2 - 掛け止めを有する電気的接続装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気接続装置の技術分野、特に、第1の構成要素と第2の構成要素との適正な電気的接続がなされていないときに、第1の構成要素の電気接点が互いに短絡され、これら要素の適正な電気的接続がなされると、前記電気接点の短絡が解除される掛け止め要素が第2の構成要素に備えられた電気接続装置に関する。
【0002】
本発明は、特に、車両の搭乗者を拘束するエアバッグシステムに適用するのに適し、このエアバッグシステムについて説明するが、本発明は、より広汎な適用が可能であり、多くの異なる環境及び各種の目的に適用することが出来る。
【0003】
【従来の技術】
エアバッグシステムは、車両の運転室内の隠れた区画部分に取り付けられたエアバッグ組立体と、電気式又は電子式制御システムと、を備えている。この制御システムは、ワイヤーハーネスによってエアバッグ組立体に接続され、該ワイヤーハーネスは、エアバッグ組立体及び制御システムを別個に取り付けた後に、これらを電気的に接続する容易な方法を許容すべく典型的な電気プラグ及びジャック接続装置が設けられている。
【0004】
この接続装置は、いわゆる短絡クリップを備えている。該短絡クリップは、プラグ及びジャックが係合される前に、プラグまたはジャック内で導線を相互に電気的に短絡させ得るように配置された小さい金属要素である。かかる短絡クリップは、製造中に漏洩する電荷及び誤接続によりエアバッグ組立体が作動されることがないようにするための安全手段として設けられる。
【0005】
接続装置が正しく接続されると、前記短絡クリップによる電気的な短絡による安全手段は、非短絡位置まで移動されなければならいない。米国特許第5,275,575号又は日本特許第2647336号には、このような安全装置を解除するために、掛け止め要素を備えた接続装置が開示されている。この接続装置は、双方の構成要素が完全に係合した位置となり、掛け止め要素がその掛け止め位置に移動されるまで、電気接続装置が作用しない構造になっている。また掛け止め要素は、接続装置要素が一体となったあとで、双方の接続装置の接続が誤って外れるのを防止し得る機能を果たしている。
【0006】
しかしながら、この接続装置を完全な接続状態にするためには、双方の構成要素を係合させる第1ステップの動作と、掛け止め要素を双方の構成要素に対して掛け止め位置まで挿入する第2ステップの動作という二段階の動作が必要になる。また、掛け止め要素は双方の構成要素の一方に可撓性のアームを介して一体に設けられているため、構成要素の一方が大きくなって取り扱い難くなる。
【0007】
また、米国特許第5,314,345号又は日本特許第2647335号には、双方の構成要素が正しい接続状態になると、短絡クリップによる電気的な短絡が解除され、掛け止め要素を挿入すると、双方の構成要素の接続が誤って外れることが防止される接続装置が開示されている。
【0008】
しかしながら、この接続装置を完全な接続状態とするためには、米国特許第5,275,575号の場合と同様に、二段階の動作が必要になる。また、掛け止め要素があるために、構成要素の一方が大きくなって取り扱い難くなる。
【0009】
また、実公平4−33666号には、第1の構成要素と第2の構成要素の電気的接続が正しく行われたあと、第2の構成要素に予め掛け止めされた掛け止め要素を押すと、双方の構成要素の接続が誤って外れるのを防止する位置で掛け止めされる接続装置が開示されている。しかしながら、第1の構成要素に対する短絡要素が存在しない。また、双方の構成要素の係合動作と、掛け止め要素の押し込み動作が二段階で行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、双方の構成要素の係合動作と、一方の構成要素における短絡要素の短絡解除のための掛け止め要素の押し込み動作が、一連の動作で行うことができ、且つ全体がコンパクトに設計できる電気的接続装置を提供するものである。
【0011】
本発明の主たる目的は、掛け止め要素が、一方の構成要素に対して第1位置で掛け止めされており、掛け止め要素を押し込むことより双方の構成要素が係合すると、掛け止め要素が他方の構成要素における短絡要素の短絡を解除する第2位置まで引き続いて押し込むことができ、全体として一回の動作で接続状態を実現できる電気的接続装置を提供することである。
【0012】
本発明の更に別の目的は、第1位置にある掛止め要素が、第2位置への押し込みを可能にする程度にしか、一方の構成要素から突出していないことにより、全体としてコンパクトになる電気的接続装置を提供するものである。
【0013】
本発明の更に別の目的は、掛止め要素が、第1位置から第2位置への押し込みを可能にすることにより、双方の構成要素の接続状態の達成の可否を目視で確認することができる電気的接続装置を提供するものである。
【0014】
本発明の更に別の目的は、掛止め要素が、第1位置から第2位置へ押し込まれると、短絡要素の短絡を解除するとともに、双方の構成要素の分離を阻止することにより、双方の構成要素の完全な接続状態を達成できる電気的接続装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、雄型の第1の電気コネクタ要素を支持する第1の構成要素を備える電気接続装置が提供される。第2の構成要素は、第1の構成要素に係合され、該第2の構成要素は、雄型の第1電気コネクタ要素と係合する雌型の第2電気コネクタ要素を支持する。雄型の第1電気コネクタ要素を短絡させる短絡要素が第1の構成要素に予め取り付けられている。掛け止め要素が第2の構成要素に対して第1の掛け止め位置で予め掛け止めされている。この掛け止め要素を押すことにより、第2の構成要素が第1の構成要素に係合し、同時に前記第1の掛け止め位置が解消され、掛け止め要素が更に第2の掛け止め位置に押し込まれる。この第2の掛け止め位置で、掛け止め要素は前記短絡要素の短絡を解消する。
【0016】
該掛け止め要素は、第2の構成要素に第1位置で掛け止めされた状態では、その一部が第2の構成要素から突出しており、第2の構成要素が第1の構成要素に係合され、少なくとも第2の構成要素に第2位置で掛け止めされた状態では、前記一部が第2の構成要素の凹所に収納されることが望ましい。
【0017】
上記の説明から明らかであるように、該掛け止め要素は、押されて、第1の掛け止め位置から第2の掛け止め位置に移行することにより、第1及び第2の構成要素の係合と、短絡要素による短絡の解消との両方を一連の押し動作の中で実現する。また、第1及び第2の構成要素の正しい電気的接続が、掛け止め要素が第2位置にあることにより確認できる。
【0018】
本発明のより限定的な特徴によれば、該掛止め要素は、第1及び第2の構成要素が係合し、第2の掛け止め位置にあるときに、接続が外れないようにするために、前記第1の構成要素から外れようとする前記第2の構成要素の動きを規制する規制部が設けられる。該規制部により、構成要素が共にしっかりと相互に係止される。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を以下に説明する。上記及びその他の目的並びに利点は、添付図面と共に、以下の説明を読むことにより明らかになるであろう。ただし、説明の便宜のために本発明の好適な実施形態例のみを示し、本発明を限定するものではない。
【0020】
添付図面を特に参照すると、図1は、エアバッグシステムに用いられるコネクタ装置又は電気的接続装置1の全体的な構成の詳細が示されている。ジャックの形態の第1の構成要素2に係合可能なプラグの形態の第2の構成要素3を備える接続装置が係合前の状態で示されている。
【0021】
第1の構成要素2は、エアバッグシステムの制御システムに電気的に結合されなければならないエアバッグ着火装置(スクイブと称される場合もある)の一部として備えられている。着火装置は、その2本の導線32を介して十分な電気エネルギが付与されたときに燃焼する火工装置である。この着火装置の燃焼により、ガス発生材料が着火され、その結果、エアバッグが展開する。
【0022】
この第1の構成要素2には、短絡インサート4が嵌入状態で取り付けられている。この短絡インサート4は、各構成要素2,3が機械的且つ電気的に係合する迄、第1の構成要素2の接点を短絡状態にする。
【0023】
第2の構成要素3は、制御システムに電気的に結合され、第1の構成要素2に係合される。この第2の構成要素3には、掛け止め要素5が図示の第1の掛け止め位置で掛け止めされた状態で保持されている。
【0024】
これらの各種の構成要素の機能及び相互の関係は、以下の説明から明らかになる。以下の説明から明らかになるように、第2の構成要素3、短絡インサート4及び掛け止め要素5は、各種の線及び接点を除いて、適当な非導電性のプラスチック材料で成形することが望ましい。
【0025】
特に、第1の構成要素2を参照すると、この構成要素2は、開口部又はソケット11を形成する円筒状の本体10を備えるものとして図1、図4及び図5に示してある。該ソケット11を形成する本体10は、着火装置のハウジング等のような関係する構造体内に直接、内蔵させることが出来る。更に、該ソケット11は、分離した別個の要素として形成し、関係する構造体に追加することが出来る。何れの場合でも、図4に最も良く示されるように、ソケット11を形成する本体10は、底部壁12で終端となり、該底部壁12からは、金属製で導電性の一対の雄型の第1コネクタ要素又はピン13が伸長する。これら2本のピン13は、任意の従来の方法でエアバッグ着火装置(図示せず)のそれぞれの導線に接続され、該ピン13を介して電気エネルギを着火装置に付与することにより、該着火装置が着火されるようにする。
【0026】
ソケット11の入口には、傾斜面14が形成され、ソケット11の内側には、円周方向に連続する係止溝15が形成されている。傾斜面14は、図10に最も良く示されるように、第2の構成要素3の弾性脚部41の掛け止め部42を受け止め、中心に向かう変形モーメントを生じさせる働きと、図12に最も良く示されるように、掛け止め要素5の第2の掛け止め部55を受け止め、中心に向かう変形モーメントを生じさせる働きをする。係止溝15は、図12に最も良く示されるように、第2の構成要素3の掛け止め部42を受け入れ、係合状態を維持する働きと、図13に最も良く示されるように、掛け止め要素5の第2掛け止め部55を受け入れ、第2の掛け止め位置に切り換わる働きをする。
【0027】
図5に示されるように、ソケット11の入口の一か所に半円状の凹所16が設けられる。この凹所16は、短絡インサート4をソケッ11内に配置したとき、該短絡インサート4の方向を設定する働きをする。
【0028】
短絡インサート4は、ソケット11内に受け入れられ、第2の構成要素3が第1の構成要素2に係合し、第2の構成要素3の掛け止め要素5が第2の掛け止め位置にならないとき、その間に電気的接続状態を実現し得るようにすることにより、雄型のコネクタ要素13を短絡させる働きをする。
【0029】
図5に最も良く図示するように、該短絡インサート4は、ソケット11内にきつく受け入れられるような寸法とした、円柱状の成形プラスチック製の本体21を備えている。本体21の上面の側面には、凹所16内に受け入れ得られるような配置及び寸法とした短く、下方に伸長する半円柱状の突出部22が設けられている。該突出部22は、短絡インサート4をソケット11に対して適正に方向決めする働きをする。更に、該本体21は、雄型のコネクタ要素又はピン13がそこを通って伸長する、中央に配置された上面と両側面に開放する開口部23を備えている。
【0030】
短絡クリップ24は、短絡インサート4の本体21内に保持されている。該短絡クリップ24は、ばね鋼のような弾性的な導電性材料で形成される。この短絡クリップ24の一部は、両方のピン13に当接する方向に向けて偏向され、その間に電気的な短絡回路を形成する。
【0031】
図6に最も良く図示するように、短絡クリップ24は、板状の基部25と、該基部25の上で折り曲げられ下方に伸長する一対の脚部26と、該一対の脚部26の各々の下方で90度折り曲げられた一対の当接部27と、を備えている。脚部26の各々は、基部25から離れる方向にステップ状に折り曲げられ、偏向して双方のピン13の側部に当接部27が当たって電気的に接続され得るようになっている。図5に図示するように、基部25が、短絡インサート4のスリット状の凹所28に抜けないように挿入されることにより、短絡クリップ24が短絡インサート4の本体21内に保持される。
【0032】
図4には、短絡位置にある短絡インサート4が示されている。該短絡インサート4は、ソケット11内の所定位置にあり、2本のピン13は、その下方の側面で短絡クリップ24の当接部27に当たって電気的に接続し、且つ開口部23内を上に向けて伸長する。
【0033】
コネクタ装置又は電気的接続装置1の第2の構成要素3は、図1、図3、図7乃至図9を参照することにより最も良く理解される。これらの図面に図示するように、該第2の構成要素3は、下方に伸長し且つ雌型の第2コネクタ要素の形態の一対の電気端子30を支持する本体部分または中央プラグ部分31を備えている(図3及び図9参照)。これら電気端子30は、導体32に電気的に接続される。また、これらの電気端子30は、第1の構成要素2のピン13を受け入れ得るような構成及び寸法としてある。
【0034】
図3及び図7に最も良く図示されるように、中央プラグ部分31の内蔵された電気端子30の各々は、雌型の第2のコネクタ要素を形成する筒状の端子部分から延長されて略L字状に向きを変え、2つの導体32の一方を接続するための導体接続部33を有する。これらの導体32は、絶縁外装の線であり、該線の端部は、該当する導体接続部33に電気的に且つ機械的に取り付けるために剥ぎ取られる。これらの線は、任意の従来の方法、通常、導体接続部33の一部を線の裸端部の周りに圧着することにより取り付けられる。導体32は、第2構成要素3の箱状の下側部分34の空所34a内に配置されたフェライトビード35を通って進む。該ビード35は、略箱状の均質体であり、平行で円筒状の2つの貫通穴が貫通し、導体32が該貫通穴を通る。導体32は、空所34aの後部壁の開口部を通って下側部分の端から出る。
【0035】
中央プラグ部分31は、図9に最も良く図示するように、略四角筒状である。一対の円弧状の弾性脚部41が中央プラグ部分31の側面に対向する様に横方向外方に配置されている。該弾性脚部41は、下方に伸長して、半径方向外方向に伸長する掛け止め部42を支持する。図13に最も良く図示するように、これらの掛け止め部42は、第2の構成要素3を適正に係合させたとき、係止溝15内に入り得るような寸法及び配置とされている。
【0036】
これらの弾性脚部41は、ソケット11の内部にきつく係合し且つ第1の構成要素2により形成されるソケット11内に第2の構成要素3を配置する剛性なフレームを提供し得るような位置決め及び寸法とされる。更に、図9に示される中央プラグ部分31は、凸条43を有する。この凸条43は、図1に示される短絡インサート4の上方に開口する凹条29に係合し得るような寸法及び位置とされる。この凸条43と凹条29の係合によって、第2構成要素3の二個の電気端子30と第1の構成要素2の二本のピン13との正しい接続関係が確保される。
【0037】
図7に最も良く示されるように、第2の構成要素3は、下側部分34を包み込み、導線32に対する包囲体を提供し且つこれらの導線32に対する応力除去が可能な方法で係合する上側部分36を更に備えている。該上側部分又はカバー部分36は、下側部分34を矢印の方向に折り返せるように一体になっている。これらの2つの部分34,36は、上側部分36の端から下方に伸長する、離間された弾性的な一対のタブ伸長部37と、下側部分の端の形成された一対の掛け止め部の係合により、略直方体の一体になる。これにより、第2の構成要素3の2つの部分34,36は、図8及び図9に図示するように、適正な関係の係合状態に係止される。
【0038】
図8に最も良く図示するように、第2の構成要素3の上側部分36の上面であって、中央プラグ部分31の上に対応する位置には、浅くて広い凹所45が形成されている。この凹所45の幅方向の両側から、中央プラグ部分31と弾性脚部41の間に向かって、互いに向き合う一対の第1の貫通開口部46が形成されている。また、凹所45の長さ方向の端から、中央プラグ部分31の側面に向かって、一列に並ぶ一対の第2の貫通開口部47が形成されている。図8では、第1の貫通開口部46と第2の貫通開口部47が連続しており、略L字状の貫通開口部となっている。このように貫通開口部を略L字状とすることによって、第2の構成要素3の上側部分36の機械的強度を低めることなく、電気的接続装置として十分な強度を維持することができる。これらの貫通開口部46,47に、掛け止め要素5を挿入すると、中央プラグ部分31と共同して、掛け止め要素5を第1の掛け止め位置で掛け止めるように働く。
【0039】
掛け止め要素5は、天井部又は押圧部50と、該押圧部50の幅方向両側から下方に延在する一対の第1脚部51と、該第1脚部51の両側に位置する規制部52と、押圧部50の長さ方向の端から一列になって下方に延在する一対の第2脚部53と、を備えている。該第1脚部51と第2脚部52とは、略L字状に配置され、第2脚部52同士がスリット58を挟んで対向するように配置されている。これらは、第2の構成要素3の上側部分36に形成される略L字状の貫通開口部に挿入されるような寸法及び配置とされている。これによって、図8に示すように、適正な関係の係合状態に係止される。また、第1脚部51は、下から順に第1掛け止め部54と、第2掛け止め部55を備える。第1掛け止め部54は、外側に小さく突出する形状であり、第2掛け止め部55は、外側に大きく突出する形状となっている。
【0040】
この掛け止め要素5は、図2に最も良く図示される。第1脚部51の第1掛け止め部又は小突出部54は先端に段部54aを形成している。図1の3−3線断面図である図3の左側部分に最も良く図示されるように、第2構成要素3の弾性脚部41の開口60の下端に段部61が形成されている。掛け止め要素5は、第2の構成要素3に差し込まれた状態では、第1脚部51の段部54aが弾性脚部41の段部61に突き当たり、第1の掛け止め位置で掛け止めされた状態になる。このとき、掛け止め要素5の第2の掛け止め部又は大突出部55は、開口60から外側に突き出て作動可能に状態になっている。弾性脚部41の下端内側に、径方向内側にえぐられた掛け止め溝62が形成されている。この掛け止め溝62には、第1の掛け止め位置から移動してきた掛け止め要素5の第1掛け止め部54の外側への突出部が掛け止めされ、掛け止め要素5は第2の掛け止め位置となる。この第2の掛け止め位置に於ける掛け止めの程度は、掛け止め要素5を第2構成要素3から引き上げることにより、第1の掛け止め位置へ戻すことができる程度となっている。
【0041】
図2に最も良く図示されるように、第1脚部51の両側の規制部52は、第1脚部51の弾性変形を阻害しないようなスリット56を介して位置し、下方になる程厚みが薄くなるように形成されている。図1の3−3線断面図である図3の右側部分に最も良く図示されるように、該規制部52は、第2構成要素3の弾性脚部41の厚肉部分63の内側と中央プラグ部分31の外側の間に位置している。掛け止め要素5が、図示のように第1掛け止め位置即ち、第2の構成要素3から天井部50が離れた状態では、弾性脚部41の掛け止め部42の内側への変形はこの規制部52によって規制されることはない。図13の点線で最も良く図示されるように、掛け止め要素5が第2掛け止め位置即ち、天井部50が凹所45に収納される位置まで移動すると、規制部52は厚肉部63の内側張出部63aに対面する位置まで下がっている。これにより、掛け止め部42が係止溝15から外れようとすると、内側張出部63aが規制部52に当たって、掛け止め部42は外れない。ただし、普通の状態では、規制部52は、中央プラグ部分31や弾性脚部41の厚肉部分63との間に隙間がある。そのため、掛け止め部5の第1掛け止め位置から第2掛け止め位置へのスムーズな挿入移動が確保される。
【0042】
図2に最も良く図示されるように、第2脚部53は、スリット58を挟んで対向し、最も下方まで延在する板となっている。スリット58は、天井部又は押圧部50の裏側から、該第2脚部53の端部にまで至り、天井部50が凹所45に確実に収納されるようになっている。このように、スリット58を設けることによって、第2の構成要素3の上側部分36に形成される貫通開口部を略L字状とすることが可能となり、電気的接続装置として十分な機械的強度とすることができる。また、該第2脚部53は、図14及び図15に最も良く図示されるように、掛け止め要素5が、第1掛け止め位置から第2掛け止め位置まで押し込まれると、短絡クリップ24の折り曲げ部分まで進出し、ピン13から当接部27を退避させ、ピン13に対する電気的短絡を解除するように働く。なお、第2脚部53は、何れか一方が下方まで延在し、短絡クリップ24の折り曲げ部分まで進出し、ピン13から当接部27を退避させるような形状とすることもできる。
【0043】
以上説明したコネクタ装置又は電気的接続装置1の接続動作を図1乃至図3及び図10乃至図15により説明する。図1及び図4に図示のように、短絡インサート4は、第1の構成要素2のソケット11内に予め嵌入され、ピン13の電気的短絡を行っている。図1及び図3に図示のように、第2の構成要素3に対して掛け止め要素5が第1位置即ち第1掛け止め部54が段部61に当たる状態で予め掛け止めされている。図1に図示のように、第2の構成要素3が第1の構成要素2から分離された状態で、掛け止め要素5を第2の構成要素3に対して押しても、掛け止め要素5は下がらない。そのため、掛け止め要素5の天井部50は、第2の構成要素3の凹所45から浮き上がったままであり、その状態を目視で確認できる。
【0044】
第2の構成要素3の上下部分34,36の側面を手で持ち、弾性脚部41の下端の平行部を第1の構成要素2のソケット11内に挿入した状態が図10に明瞭に示される。弾性脚部41の掛け止め部42がソケット11の入口の傾斜面14に当たって停止している。この状態から、例えば親指を使って、掛け止め要素5の天井部50を押すと、弾性脚部41の内側に向かうモーメントM1が作用する。図11に図示されるように、弾性脚部41と第1脚部51を内側に曲げ、弾性脚部41の掛け止め部42が係止溝15内に嵌まる。このとき、掛け止め要素5の規制部52は上方にあって、弾性脚部41の変形を規制しない。
【0045】
図12に図示されるように、弾性脚部41の掛け止め部42が係止溝15内に嵌まると、その時点で掛け止め要素5の第2掛け止め部55がソケット11の入口の傾斜面14と干渉しており、第1脚部51に内側に向かうモーメントM2が作用しており、既に第1脚部51の第1掛け止め部54は弾性脚部41の段部61から離れている。そのため、掛け止め要素5の天井部50を押す動作が引き続いて作用し、掛け止め要素5が更に下がる。
【0046】
図13に図示されるように、第1脚部51の第2掛け止め部55が係止溝15内に収まり、第1脚部51の第1掛け止め部54が掛け止め溝62に掛け止めされる第2の掛け止め位置となる。また、掛け止め要素5の規制部52が、厚肉部分63の内側張出部63aに対面する位置(係止溝15と掛け止め部42が係合する部分の近く)まで下がり、掛け止め部42が係止溝15から外れようとする動きを規制し、第2構成要素3は第1構成要素2から外れなくなる。この第2の掛け止め位置では、掛け止め要素5の天井部50が第2の構成要素3の凹所45内に沈み込み、第1の構成要素2と第2の構成要素3との機械的係合が完全に終了したことが目視で確認できる。
【0047】
図14は、図12の幅方向断面に対応する長手方向の断面図である。第1の構成要素2に第2の構成要素3が係合し、掛け止め要素5が更に押し込まれる状態を示している。掛け止め要素5の第2脚部53の先端は、短絡クリップ24の途中のステップ状の折り曲げ部に届いておらず、その結果、当接部27がピン13の側面に当たって短絡状態が続いている。図15は、図13の幅方向断面に対応する長手方向の断面図である。掛け止め要素5の第2脚部53の先端は、短絡クリップ24の途中のステップ状の折り曲げ部を延ばし、その結果、当接部27がピン13の側面から離れ、ピン13の短絡状態が解除され、電気的嵌合も完全に終了する。
【0048】
このように、掛け止め要素5を押すという一回の動作によって、第1の構成要素2に第2の構成要素3の機械的係合と電気的嵌合が完全に終了する。第1の構成要素2に第2の構成要素3の機械的係合が完了すると、掛け止め要素5を第2の掛け止め位置から第1の掛け止め位置に戻さない限り、第2の構成要素3を第1の構成要素2から取り外すことは不可能である。
【0049】
本発明は、好適な実施例に関して説明した。当然、本明細書を読み且つ理解することにより、変形例及び応用例が明らかになるであろう。特許請求の範囲に含まれるかかる変形例及び応用例、及びその均等物は、全て本発明の範囲に包含することを意図するものである。
【0050】
例えば、短絡クリップ24における一対の脚部26,26が一枚の板状であってもよい。また、脚部26の先端部に90度折り曲げられて形成されいる一対の当接部27は、本実施形態例に示すような形状でなくてもよく、脚部26が直接ピン13に接するような形状であってもよい。
【0051】
また、掛け止め要素5は、第2脚部53の間に形成されているスリット58が形成されていない形状とすることも可能である。即ち、一対の第1脚部51間に一枚の板状の第2脚部52が設けられ、これら第1脚部51と第2脚部52とが略コ字状に配置されたものであってもよい。なお、この場合、第2の構成要素3の上側部分36の貫通開口部の形状もこれに合わせて略コ字状にする必要がある。第2の構成要素3の上側部分36の貫通開口部の形状を略コ字状とすると、第2の構成要素3の機械強度が低くなるが、脚部51,52が略コ字状に形成された掛け止め要素5を挿入することによって、強度の低下を補うことができる。
【0052】
また、本発明に係る掛け止め要素5は、本発明に係る電気的接続装置のように、連続した一連の動作で、掛け止め及び短絡を解除するものだけでなく、従来のように、掛け止めと短絡の解除とが異なる動作によって行われる電気的接続装置に対しても適用可能である。
【0053】
【発明の効果】
本発明によると、掛け止め要素が、一方の構成要素に対して第1位置で掛け止めされており、掛け止め要素を押し込むことより双方の構成要素が係合すると、掛け止め要素が他方の構成要素における短絡要素の短絡を解除する第2位置まで引き続いて押し込むことができ、全体として一回の動作で接続状態を実現できる。また、第1位置にある掛止め要素が、第2位置への押し込みを可能にする程度だけしか一方の構成要素からはみ出していないことにより、電気的接続装置が全体としてコンパクトになる。また、掛止め要素が、第1位置から第2位置への押し込みを可能にすることにより、双方の構成要素の接続状態の達成の可否を目視で確認することができる。さらに、掛止め要素が規制部を備える場合には、第1位置から第2位置への押し込まれると、短絡要素の短絡を解除するとともに、双方の構成要素の分離を阻止することにより、双方の構成要素の完全な接続状態が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアバッグシステムに用いられるコネクタ装置又は電気的接続装置1の全体的な構成を示す斜視図である。
【図2】掛け止め要素の斜視図である。
【図3】図1の3−3線の断面図である。
【図4】図1の4−4線の断面図である。
【図5】第1の構成要素に嵌入される短絡インサートの斜視図である。
【図6】短絡インサートに内蔵される短絡クリップの斜視図である。
【図7】第2の構成要素の内部を示す斜視図である。
【図8】掛け止め要素が挿入される前の第2の構成要素の上面からの斜視図である。
【図9】掛け止め要素が挿入された第2の構成要素の下面からの斜視図である。
【図10】第1の構成要素への第2の構成要素の係合の初期状態を示す幅方向断面図である。
【図11】第1の構成要素への第2の構成要素の係合の途中状態を示す幅方向断面図である。
【図12】第1の構成要素への第2の構成要素の係合の途中状態を示す幅方向断面図である。
【図13】第1の構成要素への第2の構成要素の係合の完了状態を示す幅方向断面図である。
【図14】図12に対応し、第1の構成要素への第2の構成要素の係合の途中状態を示す長さ方向の断面図である。
【図15】図13に対応し、第1の構成要素への第2の構成要素の係合の完了状態を示す長さ方向の断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ装置(電気的接続装置)
2 第1の構成要素
3 第2の構成要素
4 短絡インサート
5 掛け止め要素
11 ソケット
13 ピン(第1のコネクタ要素)
14 傾斜面
15 係止溝
24 短絡クリップ
30 電気端子(第2のコネクタ要素)
31 中央プラグ部分
41 弾性部分
42 掛け止め部
45 凹所
46 第1の貫通開口部
47 第2の貫通開口部
50 天井部
51 第1脚部
52 規制部
53 第2脚部
54 第1掛け止め部
55 第2掛け止め部
61 段部
62 掛け止め溝
63 厚肉部分

Claims (18)

  1. 電気的接続装置であって、(1)第1の電気コネクタ要素を支持する第1の構成要素と、(2)前記第1の電気コネクタ要素と係合する第2の電気コネクタ要素を支持する第2の構成要素と、(3)前記第1の構成要素に取り付けられた短絡要素であって、第1の電気コネクタ要素を電気的に短絡させる短絡要素と、(4)前記第2の構成要素に対して第1位置で掛け止めされる掛け止め要素であって、前記第2の構成要素が第1の構成要素に係合すると、前記短絡要素を非短絡位置まで退避させる第2位置まで移動可能となる掛け止め要素と、を備えてなる電気的接続装置。
  2. 請求項1に記載の電気的接続装置であって、前記第2の構成要素を前記第1の構成要素と係合させる方向と、前記掛け止め要素が前記第1位置から前記第2位置に移動する方向が一致している電気的接続装置。
  3. 請求項2に記載の電気的接続装置であって、前記掛け止め要素を押すことにより、前記第2の構成要素が前記第1の構成要素に係合することと、前記掛け止め要素が前記第1位置から前記第2位置に移動することとが連続して行われる電気的接続装置。
  4. 請求項2または3に記載の電気的接続装置であって、前記掛け止め要素を押すことにより、前記第2の構成要素が前記第1の構成要素と係合すると、前記第1位置の掛け止めが解消し、前記掛け止め要素が前記第2位置に向かう電気的接続装置。
  5. 請求項2または3に記載の電気的接続装置であって、前記掛け止め要素は、前記第2位置において、前記第1位置に戻せる程度に掛け止めされる電気的接続装置。
  6. 請求項2または3に記載の電気的接続装置であって、前記掛け止め要素は、前記第1位置では、その一部が前記第2の構成要素から突出しており、前記第2位置では、前記一部が前記第2の構成要素の凹所に収納される電気的接続装置。
  7. 請求項2または3に記載の電気的接続装置であって、前記掛け止め要素は、各々一対の第1脚部と第2脚部とを有し、前記第1脚部と前記第2脚部が略L字状に配置され、前記略L字状に配置された前記第1脚部と前記第2脚部は、前記第2脚部同士が対向するように対称に設けられている電気接続装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の電気的接続装置において、前記掛け止め要素に、前記第2位置に移動すると規制可能な位置となり、前記第1の構成要素から外れようとする前記第2の構成要素の動きを規制する規制部が設けられている電気的接続装置。
  9. 請求項8に記載の電気的接続装置において、前記規制部は、前記第2位置になると、前記第1の構成要素と前記第2の構成要素との係合位置付近まで進出する電気的接続装置。
  10. 請求項9に記載の電気的接続装置において、前記規制部は、前記第2の構成要素が前記第1の構成要素に係合している状態では、前記第2の構成要素及び前記第1の構成要素に接触していない電気的接続装置。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載の電気的接続装置において、
    前記第2の構成要素に前記第1の構成要素に設けられた係止溝に係合する掛け止め部が設けられ、
    前記規制部は、下方に向かって延びるように形成され、前記掛け止め部が前記係止溝から外れようとする動きを内側から規制する電気的接続装置。
  12. 請求項11に記載の電気的接続装置において、
    前記第2の構成要素は、前記第1の電気コネクタ要素を支持する本体部分と、この本体部分の側面に対向するように外方に配置されるとともに前記掛け止め部が設けられた弾性脚部とを有し、
    前記規制部は、下方になる程厚みが薄くなるように形成されるとともに、前記弾性脚部の厚肉部分の内側と前記本体部分の外側との間に位置する電気的接続装置。
  13. 第1の電気コネクタ要素を支持する第1の構成要素に対して接続可能な電気的接続装置であって、(1)前記第1の電気コネクタ要素と係合する第2の電気コネ クタ要素を支持する第2の構成要素と、(2)前記第1の構成要素に取り付けられる短絡要素であって、第1の電気コネクタ要素を電気的に短絡させる短絡要素と、(3)前記第2の構成要素に対して第1位置で予め掛け止めされる掛け止め要素であって、前記第2の構成要素が第1の構成要素に係合すると、前記短絡要素を非短絡位置まで退避させる第2位置まで移動可能となる掛け止め要素と、(4)前記掛け止め要素に設けられ、前記第1の構成要素から外れようとする前記第2の構成要素の動きを規制する規制部であって、前記第2位置に移動すると規制可能な位置となる規制部と、を備えてなる電気的接続装置。
  14. 請求項13に記載の電気的接続装置であって、前記掛け止め要素を押すことにより、前記第2の構成要素が前記第1の構成要素に係合して前記第1位置の掛け止めが解消され、前記第2位置に向けて移動する電気的接続装置。
  15. 請求項13又は請求項14に記載の電気的接続装置であって、
    前記第2の構成要素に前記第1の構成要素に設けられた係止溝に係合する掛け止め部が設けられ、
    前記規制部は、下方に向かって延びるように形成され、前記掛け止め部が前記係止溝から外れようとする動きを内側から規制する電気的接続装置。
  16. 電気的接続装置であって、(1)第1の電気コネクタ要素を支持する第1の構成要素と、(2)前記第1の電気コネクタ要素と係合する第2の電気コネクタ要素を支持する第2の構成要素と、(3)前記第1の構成要素に対して取り付けられる短絡要素であって、第1の電気コネクタ要素を電気的に短絡させる短絡要素と、(4)前記第2の構成要素に対して予め第1の掛け止め位置で掛け止めされた掛け止め要素であって、前記第2の構成要素が第1の構成要素に係合すると、前記短絡要素を非短絡位置まで退避させる第2の掛け止め位置まで移動可能となる掛け止め要素と、(5)前記掛け止め要素に設けられ、前記第1の構成要素から外れようとする前記第2の構成要素の動きを規制する規制部であって、前記第2の掛け止め位置に移動すると規制可能な位置となる規制部と、を備えてなる電気的接続装置。
  17. 請求項16に記載の電気的接続装置であって、前記掛け止め要素を押すことにより、前記第2の構成要素が前記第1の構成要素に係合して前記第1の掛け止め位置の掛け止めが解消され、前記第2の掛け止め位置に向けて移動する電気的接続装置。
  18. 請求項16又は請求項17に記載の電気的接続装置であって、
    前記第2の構成要素に前記第1の構成要素に設けられた係止溝に係合する掛け止め部が設けられ、
    前記規制部は、下方に向かって延びるように形成され、前記掛け止め部が前記係止溝から外れようとする動きを内側から規制する電気的接続装置。
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