JP3646210B2 - コードレス通信カラオケ装置、コードレス通信カラオケ用通信機及びコードレス通信カラオケシステム - Google Patents
コードレス通信カラオケ装置、コードレス通信カラオケ用通信機及びコードレス通信カラオケシステム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線によりデータの送受信が可能なコードレス通信カラオケ装置、コードレス通信カラオケ用通信機及びコードレス通信カラオケシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のカラオケ装置は、業務用のものでは、新曲への対応が早く、メンテナンスが容易である等の理由から、通信機能を有するカラオケ装置(以下、「通信カラオケ装置」という。)が主流となっている。この通信カラオケ装置は、電話回線によってホストコンピュータ(以下、「ホスト」という。)に接続されており、カラオケ装置はカラオケ曲、ゲームプログラム、情報表示の情報データ、要求データをホストに送信し、ホストが曲データ等の応答データ(以下、曲データとして説明する。)を通信回線を使用して通信カラオケ装置に送信し、通信カラオケ装置がそのデータを使用するようになっている。さらに、家庭用通信カラオケ装置も市販されるようになり、通信カラオケ装置の多機能化が進んでいる。
【0003】
この通信カラオケ装置は、制御部を備えているが、曲データの収納部は備えていない。通信カラオケ装置から曲を指定する要求データが指定されると、曲データがホストから通信カラオケ装置に送信されるようになっている。このように、通信カラオケ装置は、曲データの収納部を持たないので、通信カラオケ装置の小型化、簡素化を図ることができ、さらに、新曲を追加するバージョンアップを頻繁に行わずにすむというメリットがある。
一方、ホストは、最新の曲を含む膨大な曲(例えば、一万曲以上)の曲データを収納している。また、通信カラオケ装置は、多機能化により、曲データ以外のデータもホストとの間で行っている。
【0004】
このような通信カラオケ装置のうち、家庭用のものは、ホストとの間でデータの送受信を行なうときに回線が必要になるが、設置費用の低減等の理由から、専用の回線を敷設することはせずに、家庭で電話のために使用する公衆回線を利用している。このために、通信カラオケ装置は、電話機と室内にある電話回線の入出力口(モジュラージャックコンセント)との間に、挟み込む配線がなされている。
また、業務用の通信カラオケ装置においても、各種の都合により回線の敷設をできない場合には、家庭用通信カラオケ装置と同様に、通信回線の入出力口と各種通信機器との間に通信カラオケ装置を挟み込む配線がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の家庭用通信カラオケ装置は、設置時に回線の数を節約するために、通話用の電話機と通信カラオケ装置とを一つの回線に接続することが多い。このときに、電話機とそのモジュラージャックコンセントは、近くに備えられることが多い。
しかし、モジュラージャックコンセントと異なる部屋にテレビがある場合には、通信カラオケ装置の操作のためには、テレビのそばに通信カラオケ装置を設置する必要があるので、配線が長くなり、部屋を仕切るドアの開閉に支障をきたしたり、じゃまになったりする。
また、配線の取り回しが煩雑であり、電気機器の扱いに慣れない者にとっては、配線を難しく感じることもあった。
【0006】
このような場合に、配線をじゃまにならないように接続するためには、部屋の壁に孔をあける工事をする方法があるが、部屋の改装工事を行うと多大な費用がかかるために、電話回線一つに通信カラオケ装置と電話機を接続し、回線の数を節約するよりも、新たに電話回線を敷設した方が割安になってしまい、これでは、現実的な方法とはいえない。
【0007】
また、防音等の事情から、倉庫や物置のような電話回線が敷設されていない建物を、カラオケ用の部屋に使用するという場合が考えられる。このような場合にも、電話の回線が引かれていない建物に、回線の敷設工事を行わなければならず、前述と同様の問題を生ずることになる。
この問題は、電話回線に限らず、他の通信回線を使用して通信カラオケ装置を使用する場合においても同様である。
さらに、業務用通信カラオケ装置において、通信回線の入出力口がカラオケ装置をと離れている場合や、新たに通信回線の敷設が困難である等の事情がある場合にも、同様の問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、要求データとその応答データを通信によって送受信するコードレス通信カラオケ装置(10)において、通信回線の終端と接続される無線回線と接続され、前記要求データを送信し、前記応答データを受信し、受信した応答データに付加された特定の信号を認識でき、前記特定の信号が付加された応答データが無線回線によって送信されてきた場合に、前記応答データを前記無線回線から受信することを特徴とする。請求項2の発明は、通信回線の終端と無線回線とが接続されたコードレス通信カラオケ用通信機(60)において、受信した要求データを前記通信回線に送信し、受信した応答データを前記無線回線に送信し、前記通信回線から受信した前記応答データを一時的に記憶し、前記無線回線に送信することを特徴とする。請求項3の発明は、通信回線の終端と無線回線とが接続されたコードレス通信カラオケ用通信機(60)において、受信した要求データを前記通信回線に送信し、受信した応答データを前記無線回線に送信し、前記無線回線から受信した前記要求データを一時的に記憶し、前記通信回線に送信することを特徴とする。請求項4の発明は、通信回線の終端と無線回線とが接続されたコードレス通信カラオケ用通信機(60)において、受信した要求データを前記通信回線に送信し、受信した応答データを前記無線回線に送信し、前記要求データに対応した応答データを認識でき、前記要求データに対応した前記応答データが前記通信回線から送信されてきた場合に、前記応答データに、前記要求データに対応した特定の信号を付加して前記無線回線に送信することを特徴とする。請求項5の発明は、請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の通信カラオケ用通信機(60)において、前記通信回線の終端と、前記無線回線と、他の回線とが接続され、前記通信回線の終端と前記他の回線とを接続し、前記無線回線から受信した要求データを前記通信回線に送信し、前記通信回線から受信した応答データを前記無線回線に送信することを特徴とする。請求項6の発明は、請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の通信カラオケ用通信機(60)において、前記通信回線の終端と、前記無線回線と、他の回線とが接続され、前記通信回線の終端と前記無線回線とを接続し、かつ前記通信回線の終端と前記他の回線とを接続し、前記通信回線の終端と前記他の回線との接続を遮断でき、前記通信回線の終端と前記他の回線との接続を遮断している間に、前記無線回線から受信した要求データを前記通信回線に送信し、前記通信回線から受信した応答データを前記無線回線に送信することを特徴とする。請求項6の発明は、請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の通信カラオケ用通信機(60)において、前記通信回線の終端と、前記無線回線と、他の回線とが接続され、前記通信回線の終端と前記無線回線とを接続する場合には、前記他の回線と前記通信回線との接続を遮断し、前記通信回線の終端と前記他の回線とを接続する場合には、前記無線回線と前記通信回線との接続を遮断し、前記通信回線の終端と前記他の回線との接続を遮断している間に、前記無線回線から受信した要求データを前記通信回線に送信し、前記通信回線から受信した応答データを前記無線回線に送信することを特徴とする。請求項8の発明は、請求項1に記載されたコードレス通信カラオケ装置(10)と、請求項2から請求項7までのいずれか1項に記載されたコードレス通信カラオケ用通信機(60)とを含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。
図1は、本発明によるコードレス通信カラオケシステムの一実施形態を示す図である。
尚、本実施形態で説明する通信カラオケ装置は、本体(以下、「本体10」という。)とテレビが分離して構成されるものである。
通信カラオケ用通信機60と本体10とは、一組のコードレス通信カラオケシステムをなすものである。
さらに、本実施形態で説明する通信カラオケ装置は、電話回線を通信回線として使用する場合を主に説明するが、本発明は、電話回線だけでなく、あらゆる通信回線を使用することができる。
【0010】
通信カラオケ用通信機60(以下、「通信機60」という。)は、モジュラージャックコンセント90と、電話機80との間に接続されている。
この通信機60は、本体10との間で、データの送受信を行う装置である。本体10は、外面に通信部16を備えており、この通信部16によって、通信機60とのデータの送受信を行う。また、本体10は、リモコンとの通信を行うリモコン通信部16Rが外面に設けられている。
この本体10とモジュラージャックコンセント90から配線された回線の接続部が電話回線の終端であり、電話回線以外の通信回線の場合でも、本体10との接続部が通信回線の終端となる。
また、電話回線がさらに延長された回線(他の回線)が通信機60から電話機80まで配線されており、通信機60から本体10までは、無線回線を通信手段としている。
【0011】
本体10は、カラオケの歌詞や背景画面等の画像データ及び音声データを生成する手段である。本体10の画像出力端子及び音声出力端子は、テレビ30の画像入力端子及び音声入力端子に接続されており、本体10から出力された映像信号は、テレビ30に備え付けられている画像入力端子に入力され、音声信号は、テレビ30に備え付けられている音声入力端子に入力される。
テレビ30は、画像入力端子から入力されたカラオケの歌詞や背景画面等を表示画面上に出力し、音声入力端子から入力されたカラオケ曲やゲームのBGMをアンプ部(不図示)によって増幅し、スピーカ31によって出力する。
【0012】
図2は、本体10及びその接続機器の主要部分の一実施形態を示すブロック図である。
本体10は、テレビ30、マイク50と接続されている。この本体10は、この本体10の全体を統括・制御するCPU12と、本体10の動作プログラムや文字フォント等を格納するCPU用ROM13と、ホストからの受信データ等を格納するCPU用RAM14等を備えており、それらは、データバス11に接続されている。
【0013】
CPU用ROM13には、書き換え不能なマスクROM等が使用される。
また、CPU用RAM14には、通常は、書き換えが可能なDRAM等のR/Wメモリが使用されるが、それ以外にも書き換えが可能な記憶手段であれば、磁気ディスク記憶装置や光ディスク装置等(不図示)を、メインに又は補助的に用いることもできる。
メモリチップを使用する場合には、磁気ディスク装置や光ディスク装置を使用する場合よりも、カラオケの動作を高速化することができる。また、磁気ディスク装置や光ディスク装置を使用する場合には、大容量化が容易であり、R/Wメモリチップを使用する場合よりも多量のデータを蓄積することができる。
【0014】
VDP17は、テレビ30の表示画面に表示する歌詞やメニューの文字フォント、静止画等のビデオデータを生成するための手段であり、データバス11に接続されている。VDP17の出力は、映像D/Aコンバータ18によって、アナログ信号に変換された後に、NTSCエンコーダ19に接続される。NTSCエンコーダ19は、アナログ変換されたビデオデータをNTSC信号に変換するためのものであり、その出力は、テレビ30に接続されている。このNTSCエンコーダ19は、家庭用のビデオカメラ、ビデオデッキ、LD、パソコン等からの外部映像を取り込むことが可能であり、取り込まれた外部映像は、カラオケ等の背景動画として使用することができる。
【0015】
一方、本体10は、MIDIデータを格納する音源RAM22と、各楽器の音源データ(サンプリングデータ)を格納するWaveROM23を備える音声処理部20を有しており、それらは、データバス21に接続されている。
音源チップ24は、楽器データを生成する手段であり、データバス11、21に接続されている。音源チップ24の出力は、音源D/Aコンバータ25によって、デジタル信号からアナログ信号に変換された後に、ミキサ26に接続されている。
【0016】
ミキサ26は、音源D/Aコンバータ25からの楽器データとマイク50からのマイク音声とをミキシングし、適宜音声エフェクトを付加するための手段であり、その出力は、テレビ30のアンプ/スピーカ部に接続されている。
こうして生成、処理された音声信号は、テレビ30に内蔵されたアンプ/スピーカにテレビ30の音声入力端子を通して伝達し、入力された音声は、増幅して出力される。
【0017】
さらに、本体10は、リモコン通信部16R及び通信部16が備えられており、各通信部16R,16は、データバスに接続されている。
リモコン通信部16R及び通信部16は、通信機60とデータの送受信を無線によって行う手段であり、電波、赤外線や紫外線等の電磁波を発生して、リモコン及び通信機60にデータを送信する送信機としての役割を果たすほか、リモコン及び通信機60から送信されてきた無線によるデータを受け取るアンテナとしての役割を果たす手段である。
【0018】
尚、通信機60とリモコンが同じ性質の無線通信手段を使用する場合には、通信部16及びリモコン通信部16Rは、一つの通信部にして、リモコン及び通信機60との通信を行うようにすることもできる。例えば、通信機60とリモコンとが、ともに近い周波数帯域の電波を使用して、一つの通信部がリモコンとの通信及び通信機60との通信とを行うようにすれば、2つの通信部を有する場合よりも部品点数の削減により、製造コストを抑えることができる。
以下に示す実施形態においては、リモコン通信部16R及び通信部16を有する場合について説明する。
【0019】
図3は、通信機60の一実施形態を示す図である。
通信機60は、電話入力端子61、CPU62、D/Aコンバータ63、スイッチ64、バッファ65、通信部66及び電話出力端子67を有する。
通信部66は、無線によって、本体10からデータを受け取り、データを発信する手段である。データの送受信に使用される無線通信手段には、電波、赤外線等の電磁波を使用することができる。
【0020】
通信部66は、これらの無線通信手段によって、異なる種類の送受信センサが使用される。無線に電波を使用する場合には、出力を高めることが容易であるために、離れた部屋や、通信機60と本体10との間に室内を仕切る壁があるようなときであっても、通信機60と本体10との間で通信を行うことができる。また、無線に赤外線を使用する場合には、通信機60の小型化や省電力化を図ることが容易である。
【0021】
CPU62は、通信処理部62a、電源処理部62b、スイッチ切替部62cを有する。
通信処理部62aは、ホストと行われる通信処理の制御を行う手段である。この通信処理部62aは、本体10からのデータが通信機60に送信されたことを認識した場合に、電源処理部62b及びスイッチ切替部62cに、本体10からのデータが通信機60に送信された旨の信号を伝達する。
また、通信処理部62aは、本体10からのデータ通信が終了したことを認識した場合に、電源処理部62b及びスイッチ切替部62cに、データ通信が終了した旨の信号を伝達する。
【0022】
電源処理部62bは、電源復帰手段に電源を最小駆動電力に戻すための命令を伝達する手段である。この電源処理部62bは、通信処理部62aが伝達した、本体10からのデータが通信機60に送信された旨の信号を認識したときには、通信機60がCPU62の制御やスイッチの切り替えを行う動作に必要なだけの微小な電力(以下、「最小駆動電力」という。)から、通信機60が無線の発信に使用する最大の電力(以下、「最大駆動電力」という。)に切り替える命令を電源復帰手段(不図示)に伝達する。また、通信処理部62aが伝達したデータ通信が終了した旨の信号を認識したときには、電源を最小駆動電力に切り替えるための命令を電源復帰手段に伝達する。
【0023】
前記電源復帰手段は、通信機60に入力する電源を切り替える手段である。この電源復帰手段は、本体10からデータが送信されてきたことを通信機60の電源処理部62bが認識したときに、電源処理部62bの伝達した命令を受け取ると、通信機60に入力されている最小駆動電力を最大駆動電力に切り替える。また、通信が終了するときに、電源処理部62bの伝達した命令を受け取ると、最大駆動電力を最小駆動電力に切り替える。
【0024】
このように、電源の駆動電力を切り替える理由は、切り替え動作を自動によって行うためには、電源が必要になるが、通信に必要な最大駆動電力を常時入力しておくと、無駄な電力を消費することになるからである。つまり、通常の家庭では、電話をかける時間の方が本体10の通信時間よりも多く、電話回線の使用頻度が高いので、普段は電話機80を電話回線に接続しておき、カラオケに必要なときのみに、本体10を電話回線に接続すればよいので、本体10が通信を行っていない間の電力を節約するためである。そこで、通常の使用時には、電力消費の無駄を防止するために、通信機60には、最小駆動電力を入力しておき、リクエストを受信すると切り替え動作を自動で行い、電話を効率よく使用することにしたものである。
【0025】
スイッチ切替部62cは、スイッチ切り替えの命令信号をスイッチ64に発信する手段である。このスイッチ切替部62cは、通信処理部62aから、本体10からのデータが通信機60に送信された旨の信号を受け、電源処理部62bから、電源切り替えの処理が終了した旨の信号を受け、これらの処理が終了すると、スイッチ切替部62cは、スイッチ64及び通信処理部62aに切り替え信号を伝達する。
【0026】
D/Aコンバータ63は、電話回線から送信されてきたアナログ信号をデジタル信号に変換し、また、本体10から送信されてきたデジタル信号をアナログ信号に変換する手段である。
本実施形態の電話回線は、アナログ信号を使用しているために、本体10から送信されてきたデジタル信号をアナログ信号に変換し、ホストから送信されてきたアナログ信号をデジタル信号に変換する必要がある。なお、デジタル回線を使用する場合には、D/A変換を行う必要がないために、デジタル回線用の回線終端装置が使用される。
【0027】
スイッチ64は、電話コードから伝達した信号を電話機80に伝達するか、本体10に伝達するかの切り替えを行う手段である。
通信機60が本体10からリクエスト信号を受ける前には、スイッチ64は、回線を電話出力端子67に接続してあるので、電話入力端子61から入力された信号は、スイッチ64を通過し、電話出力端子67から電話機80にそのまま出力され、電話出力端子67から入力された信号は、スイッチ64を通過し、そのまま電話の相手方へ伝わっていき、通話を行うことができる。
【0028】
また、通信機60が本体10からリクエストを受けた後には、スイッチ64は、D/Aコンバータ63側に接続を切り替えるので、電話入力端子61から入力された信号は、スイッチ64を通過し、電話出力端子67からD/Aコンバータ63にそのまま出力され、D/Aコンバータ63から入力された信号は、スイッチ64を通過し、そのままホストへ電話回線を伝わっていき、データの授受が可能である。
【0029】
通信が終了したときには、スイッチ64は、回路を電話出力端子67側に接続するように切り替えるので、電話入力端子61から入力された信号は、スイッチ64を通過し、電話出力端子67から電話機80にそのまま出力され、電話出力端子67から入力された信号は、スイッチ64を通過し、そのまま電話の相手方へ電話回線を伝わっていき、電話機80をいつでも使用できる状態に戻る。
【0030】
バッファ65は、本体10と送信機60との間で送受信されるデータを一時的に記憶する手段である。このバッファ65は、通信機60がホストからデータを受信した場合には、受信したデータを一時的に記憶し、その後に、送受信のために、そのデータが取り出される。
また、通信機60は、電話機80が使用中であった場合には、CPU62の制御によって、本体10が送信した要求データをバッファ65に記憶し、電話機80の使用が終了し次第、スイッチ64は、接続を電話機80側から本体10側に切り替え、切り替えが終了した後に、電話回線を使用してリクエストをホストに送信する。
【0031】
バッファ65に要求データを記憶させておくことによって、本体10が要求データを通信機60に送信したときに、電話機80が使用中であっても、要求データをホストに送信することができる。
このように本体10と送信機60との間で送受信されるデータをバッファ65に記憶できるのは、本体10と送信機60との間で送受信されるデータがデジタル信号であり、送信時にタイムラグがあっても、確実に送信できれば問題とならないという特性を有するからである。
【0032】
また、本実施形態では、要求データをバッファ65に記憶させておく場合について説明したが、ホストが送信してきたカラオケの曲データ、ゲームのゲームデータ、情報表示の情報データを応答データをバッファ65に記憶することもでき、この場合は、ホストが本体10側に一度に送信できるデータを増やすことができる。このように、バッファ65に記憶するデータの種類により、データエラーの防止やデータの効率的な送信をすることができる。
バッファ65に使用されるメモリには、本体10のCPU用RAM14と同様に、通常、書き換え可能なメモリチップが使用されるが、書き換え可能であれば、磁気ディスクや光ディスク等の記録媒体を使用することもできる。
【0033】
図4は、本体10と通信機60が行う動作の一実施形態を示すフローチャートである。
通信機60には、あらかじめ最小駆動電力が入力されている。
S101では、本体10は、メニュー選択画面をテレビ30に表示し、「カラオケ」を選択すると、カラオケ曲のカラオケ曲選択モードに移行する。カラオケ曲のカラオケ曲選択モードで、カラオケ曲が選択されると、S102に進む。
【0034】
S102では、本体10は、カラオケ曲選択モードで選択されたカラオケ曲の要求データを通信機60に送信する。
S201では、通信機60は、本体10から送信されてきたカラオケ曲の要求データを通信部66で受信する。要求データの受信を開始し、CPU62の通信処理部62aが、受信したデータをホストから受信されてきた要求データであると認識すると、S202に進む。
【0035】
S202では、通信機60は、要求データを認識することを条件に、最小駆動電力から、最大駆動電力に切り替える。普段は通信機60に最小駆動電力を入力しておき、本体10が通信を行うときのみに、最大駆動電力を入力することによって、本体10が通信を行わないときの電力消費を削減できる。
【0036】
S203では、通信機60は、スイッチ64により、電話回線の接続の切り替えを行い、電話機80と電話コンセントとの間の回線が遮断される。電話機80は、本体10を使用している間は、使用できなくなるが、電話機80と接続された電話回線をあらかじめ遮断しておくことによって、本体10とホストとの間で通信が行われている途中に、誤って電話をかけてしまい、通信データに電話の発信音等の誤ったデータが紛れ込むことによるデータの送信エラーを起こすことがなくなる。
【0037】
S204では、通信機60は、ホストに本体10から送信されてきたデータを送信する。電話機80が使用中であった場合には、通信機60は、CPU62の制御によって、本体10が送信した要求データをバッファ65に記憶する。電話機80の使用が終了してから、通信機60のスイッチ64は、接続を電話機80側から本体10側に切り替え、切り替えが終了した後に、リクエストをホストに送信する。
【0038】
S205では、通信機60は、ホストから送信されてきたカラオケ曲の曲データを受信する。曲データは、本体10に使用するメモリの容量が限られているため、例えば、カラオケ曲が1曲というように、本体10が、処理を行うことができる単位で、ホストからひとまとまりごとに送信されてくる。ホストがカラオケ曲を1曲ずつ送信してくる場合には、その1曲の曲データ送信が終了すると、S206に進む。
【0039】
S206では、通信機60は、S205で受信した曲データを本体10に送信する。
S103では、本体10は、通信部16で通信機60から送信された曲データの受信を開始する。曲データの受信が曲の演奏を開始ができるまで十分に進行すると、S104に進む。
【0040】
S104では、本体10は、送信された曲データの処理を開始する。
要求データのうち、曲データは、通信費用低減のためや無断使用の防止を図るため等の理由から、データ圧縮された状態でホストから送信されてくる。このために、本体10は、無線により受信した曲データをデータ圧縮がされていないMIDIデータに変換してからカラオケ曲の演奏に使用する。
カラオケ曲の演奏は、MIDIデータに従って制御され、本体10のWAVEROM23に記憶されているWAVEデータを音源として使用して行う。MIDIデータは、カラオケ曲の演奏が進み、その後の曲の演奏に不要となった場合には、CPU用RAM14を有効に活用するために、順次消去される。
【0041】
S207では、通信機60は、処理が終了したか否かを判断する。リクエストした曲が複数である場合のように、処理が終了しない場合には、S206に戻り、残りのデータを受信する。残りのデータは、ホストからひとまとまりずつ送信され、そのデータは、引き続き本体10に送信される。
S208では、通信機60は、スイッチ64によって本体10側から電話機80側に電話回線の接続を切り替える。電話回線の接続が切り替えられると、本体10とモジュラージャックコンセント90との間の回線は遮断され、電話入力端子61から入力された電話信号は、スイッチ64を通過して、電話出力端子67から出力される。従って、電話機80は、通信が終了した後には、普通に使用することができる。
【0042】
S209では、通信機60は、電源を最大駆動電力から最小駆動電力に切り替え、次の通信を待つ状態となり、電源の切り替えが終了すると、今回の一連の通信動作は終了する。
以上の動作を繰り返し、本体10は、ホストと通信を行い、通信ごとに異なる曲データを受信し、ホストに収納された膨大な数のカラオケ曲をリクエストによって自由に演奏することができる。
【0043】
尚、図4のフローチャートは、カラオケを選択した場合についての説明であるが、本体10と通信機60は、ゲームや情報表示を選択した場合でもカラオケを選択した場合と同様の動作を行う。
例えば、ゲームを選択した場合には、S101では、ゲームの種類の選択がされ、S102、S201及びS204では、ゲーム要求データの授受がされ、S205及びS103では、ゲームデータの授受がされ、S104では、ゲームが実行される。
【0044】
情報表示を選択した場合には、S101では、情報表示の種類の選択がされ、S102、S201及びS204では、情報表示の要求データが授受され、S205及びS103では、情報表示のデータの授受がされ、S104では、テレビ30の画面に情報表示がされる。情報表示には、例えば、プロサッカーやプロ野球などスポーツの試合結果やニュース等がある。
【0045】
(第2実施形態)
図5は、3台の本体10と1台の通信機60からなる通信カラオケ用コードレスシステムの一実施形態を示す図である。
通信機60は、モジュラージャックコンセント90と接続されている。
本体10は、第1実施形態と同様に、通信部16を通して、通信機60の通信部66と、無線によるデータを送受信することができる。本実施形態では、同じ本体10が図面の上段からそれぞれ、本体10A、本体10B、本体10Cの3台設置されている。これら3台の本体10Aから10Cは、無線により通信機60と互いに通信を行うことができる。
【0046】
本実施形態では、第1実施形態と同様に、通信機60は、電話機80と本体10との回線の切り替えを行うことができる。ただし、本体10A、本体10B及び本体10Cのうち、いずれの本体10へ通信機60が送信するべきデータであるかを通信機60が判断するために、通信機60は、3台の本体10のいずれかが行ったリクエスト時に、通信機60が受信した要求データの内容によって、どの本体10がどの要求データを発信したかを記憶して、本体10に送信するデータの最初に各々の本体10に与えられた送信IDを付加して、ホストから送信された曲データを送信する。この通信IDは、通信機60内の通信ID発生部により生成される。
本体10は、送信IDを認識して、自らが送信した要求データに対応する曲データのみを選別して受信する。
【0047】
例えば、本体10Aには、送信ID「1」が、本体10Bには、送信ID「2」が、本体10Aには、送信ID「3」が与えられているとする。このときに、通信機60が、曲データの最初に、送信ID「1」を付加して曲データを送信すると、本体10Aのみがそれを受信して通信機60が送信した曲データを演奏する。本体10B及び本体10Cは、送信ID「1」を認識して、与えられた送信ID「2」及び「3」と異なる送信IDが付された曲データを受信しないので、不必要な曲データの受信による演奏を防止することができる。
また、送信IDを曲データの最初に付加しているので、各々の本体10は、曲データの認識をすると同時に受信を開始でき、曲データを受信し、記憶してから必要か否かの判断をするという無駄な受信をしなくてもよい。
さらに、通信ID認識機能をキャンセルすることによって、通信ID認識機能のない本体10とすることができる。
【0048】
また、本体10A、本体10B及び本体10Cには、不揮発性のメモリに送信IDが記憶され、通信部60は、送信ID認識部を有し、送信IDが一致した場合にのみ受信データをCPU用ROM14に伝達する。
このように、1つの通信回線に接続された通信機60を使用して、本体10を複数設置することができ、本体10が占める1台あたりの回線使用料を低減することができる。
このとき、通信IDに通信ID認識機能のない本体10が受信することができない方式のものを使用すれば、1つの本体10を通信IDを付加する機能を有する通信機60とともに使用することができる。
また、通信IDを付加する機能を有する通信機60に通信IDを付加しない機能のモードを設けた場合にも同様である。このモードは、通信機60内の通信ID発生部の動作をキャンセルすることにより行うことができる。
さらに、電話回線を使用する場合においては、それぞれの本体10にモデムを備える必要がないために、本体10の製造コストを低減することができる。
【0049】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、均等の範囲内で変形が可能である。
本実施形態で示したコードレス通信カラオケ装置の全体構成は、前述のものに限られず、他の構成でも置き換えが可能である。
例えば、本実施形態では、本体10と、テレビ30と、マイク50とが分離されて構成されるコードレス通信カラオケ装置について説明したが、これらのいずれか又は全部が内蔵されているコードレス通信カラオケ装置、例えば、テレビと通信カラオケ装置本体を内蔵した一体型コードレス通信カラオケ装置であってもよい。
【0050】
さらに、業務用通信カラオケ装置においては、本体10と、ディスプレイと、アンプと、スピーカとを分離して設置し、テレビ30よりもより高性能な画面表示と音声を提供することができる。
また、本実施形態では、通信機60に、電話機80を接続する場合について説明したが、通信機60に接続する通信機器は、ファックスやパソコンなどであってもよく、通信回線は、前述のように電話回線に限られず、衛星回線やISDN、ケーブルテレビネットワーク等を使用することもできる。
【0051】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、電話機、パソコン等の通信機器に接続される他の回線と通信カラオケ装置を一つの通信回線で接続する場合に、電話回線コンセント、ISDNのターミナルアダプタのような通信回線の室内入出力口と異なる部屋にテレビやディスプレイがあっても、その室内入出力口と通信カラオケ装置との間で配線を行わずに済む。そのために、通信カラオケ装置まで長い配線を引くことによって、配線がドアの開閉に支障をきたしたり、じゃまになったり、美観を損ねることを防止できる。
また、本発明によるカラオケシステムによれば、煩雑な配線の取り回しをしなくても、電気機器の扱いに慣れない者でも、簡単に通信カラオケ装置を設置することができる。
【0052】
さらに、本発明による通信機とコードレス通信カラオケ装置とを、互いに無線の届く範囲内で使用することにより、通信回線の引かれている建物と同じ建物の中で通信カラオケ装置を使用する必要がないので、例えば、通信回線が引かれていない物置や倉庫をカラオケルームとした場合でも、近くの回線に通信機を接続すれば、通信カラオケ装置を使用することができる。
【0053】
また、一つの通信回線に対して、複数のコードレス通信カラオケ装置を設置することができるので、通信回線を効率的に使用することができる。このときに、通信カラオケ装置とホストが通信中の場合に、電話機等の通信機器への回線が遮断されるので、通信カラオケ装置がデータの送受信を行っている途中に、誤って通信機器を発信してしまうことによるデータエラーを防止することできるために、通信カラオケ装置をより安定した操作環境で使用することができる。
【0054】
一方、通信カラオケ装置が送受信すべきデータを通信機が一時的に記憶することにより、通信エラーを防止することができる。さらに、通信カラオケ装置に必要なメモリを節約でき、通信時間、通信回数を減少させることができ、効率的な通信回線の使用をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードレス通信カラオケシステムの一実施形態を示す図である。
【図2】本体10及び接続機器の主要部分の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】通信機60の一実施形態を示す図である。
【図4】本体10と通信機60が行う動作の一実施形態を示す流れ図である。
【図5】3台の本体10と1台の通信機60からなる通信カラオケ用コードレスシステムの一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 通信機能付きコードレスカラオケ装置本体(本体)
11 データバス
12 CPU
13 CPU用ROM
14 CPU用RAM
16 通信部
16R リモコン通信部
17 VDP
18 映像D/Aコンバータ
19 NTSCエンコーダ
20 音源処理部
60 通信機
61 電話入力端子
62 CPU
63 D/Aコンバータ
64 スイッチ
65 バッファ
66 通信部
67 電話出力端子
Claims (8)
- 要求データとその応答データを通信によって送受信するコードレス通信カラオケ装置において、
通信回線の終端と接続される無線回線と接続され、
前記要求データを送信し、
前記応答データを受信し、
前記応答データに付加された特定の信号を認識でき、
前記特定の信号が付加された応答データが無線回線によって送信されてきた場合に、前記応答データを前記無線回線から受信すること
を特徴とするコードレス通信カラオケ装置。 - 通信回線の終端と無線回線とが接続されたコードレス通信カラオケ用通信機において、
受信した要求データを前記通信回線に送信し、
受信した応答データを前記無線回線に送信し、
前記通信回線から受信した前記応答データを一時的に記憶し、前記無線回線に送信すること
を特徴とするコードレス通信カラオケ用通信機。 - 通信回線の終端と無線回線とが接続されたコードレス通信カラオケ用通信機において、
受信した要求データを前記通信回線に送信し、
受信した応答データを前記無線回線に送信し、
前記無線回線から受信した前記要求データを一時的に記憶し、前記通信回線に送信すること
を特徴とするコードレス通信カラオケ用通信機。 - 通信回線の終端と無線回線とが接続されたコードレス通信カラオケ用通信機において、
受信した要求データを前記通信回線に送信し、
受信した応答データを前記無線回線に送信し、
前記要求データに対応した応答データを認識でき、
前記要求データに対応した前記応答データが前記通信回線から送信されてきた場合に、前記応答データに、前記要求データに対応した特定の信号を付加して前記無線回線に送信すること
を特徴とする通信カラオケ用通信機。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の通信カラオケ用通信機において、
前記通信回線の終端と、前記無線回線と、他の回線とが接続され、
前記通信回線の終端と前記他の回線とを接続し、
前記無線回線から受信した要求データを前記通信回線に送信し、
前記通信回線から受信した応答データを前記無線回線に送信すること
を特徴とするコードレス通信カラオケ用通信機。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の通信カラオケ用通信機において、
前記通信回線の終端と、前記無線回線と、他の回線とが接続され、
前記通信回線の終端と前記無線回線とを接続し、かつ前記通信回線の終端と前記他の回線とを接続し、
前記通信回線の終端と前記他の回線との接続を遮断でき、
前記通信回線の終端と前記他の回線との接続を遮断している間に、前記無線回線から受信した要求データを前記通信回線に送信し、前記通信回線から受信した応答データを前記無線回線に送信すること
を特徴とするコードレス通信カラオケ用通信機。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の通信カラオケ用通信機において、
前記通信回線の終端と、前記無線回線と、他の回線とが接続され、
前記通信回線の終端と前記無線回線とを接続する場合には、前記他の回線と前記通信回線との接続を遮断し、
前記通信回線の終端と前記他の回線とを接続する場合には、前記無線回線と前記通信回線との接続を遮断し、
前記通信回線の終端と前記他の回線との接続を遮断している間に、前記無線回線から受信した要求データを前記通信回線に送信し、前記通信回線から受信した応答データを前記無線回線に送信すること
を特徴とするコードレス通信カラオケ用通信機。 - 請求項1に記載されたコードレス通信カラオケ装置と、
請求項2から請求項7までのいずれか1項に記載されたコードレス通信カラオケ用通信機とを含むコードレス通信カラオケシステム。
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