JP3644233B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機やレザービームプリンタ等に用いられる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、中間転写方式を用いたカラーレーザープリンタにおいては、感光体ドラムと、この感光体ドラムに接触配置された中間転写ベルト(中間転写体)を備えている。記録媒体に画像を形成する際には、感光体ドラムに帯電、露光、現像を行った後に中間転写体へトナー画像を転写し(一次転写)、さらに、この中間転写体から記録媒体にトナー像を転写する(二次転写)等のプロセスを経た後、記録媒体上の未定着トナー像を定着手段を用いて定着している。
【0003】
また、トナー像を記録媒体に転写した後の中間転写体は、それ自身に残留したトナーがクリーニング装置(クリーニング部材)によって清掃除去され、一方、除去された廃トナーは搬送手段により廃トナー収容部に回収される構成となっている。
【0004】
ここで、定着手段としては、例えば輻射熱を利用する方式あるいはヒーター等を用いて加熱定着を行う方式等が用いられる。
【0005】
ところで、近年においては、このような装置が小型傾向にあるが、装置が小型化すると、前述の如き定着手段とクリーナーとの距離が接近し、定着手段から発生する前述の熱がクリーナ及び現像器、特に廃トナー収容部への搬送手段に影響を与える場合がある。この場合、例えば、廃トナー搬送部において、定着手段から発生する前述の熱により廃トナーの温度が非常に高くなると、トナーの凝集が起こり、その結果クリーニング部材と中間転写体の間からのトナーのあふれ吹き出しが発生し、クリーニング不良や機内汚染、ひいては、廃トナー搬送等の駆動ギヤの破損等の事故を引き起こす恐れがある。
【0006】
このため従来では、熱定着装置がクリーニング装置に隣接する場合に、例えば特開平4−182689号公報にて開示されるように、熱定着装置に対向する部分を二重構造にする機構が用いられたりする。前記公報に示された二重構造による対策は、単なる断熱部材を用いる方法よりも断熱効果が高く、好適に用いられれている。
【0007】
すなわち、熱定着装置に隣接したクリーニング装置に前述の如き二重構造を用いた場合には、熱定着装置に対向する側の壁、すなわち二重構造の外壁のうち外側に位置する壁は熱を受けるが、内側に位置する壁は熱の影響を受けることがなく、トナーの凝集等の不具合は解決される。
【0008】
しかしながら、熱定着装置により熱を受けた外壁は、当然ながら高温となり熱膨張を起こす。このとき、クリーニング装置に設けられている二重構造の外壁は寸法上変化をおこし、クリーニング装置を変形させようとする力が生じる。
【0009】
ここで、クリーニング装置には一般的に、残留トナーを掻き取るクリーニング部材、及び掻き取ったトナーをクリーニング装置内へ導くフイルム状のトナー受け部材が設けられている。これら二つの部材は、その機能を満足に果たすために、被クリーニング面に対して所定の位置関係に精度良く設けられなければいけない。そのため、クリーニング装置を変形させようとする力が働くとそれらの部材の所定の位置精度等が得られず、その結果としてクリーニング不良、トナーこぼれ等の問題が生じる。
【0010】
またさらに、近年のカラープリンターのように各装置がより高密度に配置されている場合には、従来の二重構造方式の断熱構造であっても熱を長時間受けると中空部分の空気層が高温となり、結局、二重構造の内側に位置する内壁部も熱を受け、前述と同様のトナーの凝集等の問題が生じることがあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた場合であっても、高い断熱効果を発揮してこのコンポーネントに熱源の悪影響が及ぶことがない画像形成装置を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の画像形成装置は、記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた画像形成装置において、前記コンポーネントの前記熱源側の外壁を二重構造に構成すると共に、前記二重構造の外壁のうち外側の壁を他の外壁よりも剛性の低い部材で構成し、かつ、前記二重構造の外壁に上下に連通する通気孔を設けた、ことを特徴としている。
【0013】
請求項1記載の画像形成装置では、熱源に接近して設けられたコンポーネントは、熱源側の外壁が二重構造に構成されており、さらに、この二重構造の外壁のうち外側の壁は、他の外壁よりも剛性の低い部材で構成されている。
【0014】
したがって、熱源に対向する外側の壁は熱源から熱を受けるが、二重構造の外壁のうち内側に位置する壁は熱の影響を受けることがない。このため、コンポーネントの機能が熱源からの熱によって阻害されることがない(例えば、このコンポーネントがクリーニング装置の場合には、トナーの凝集等の不具合が解消される)。
しかも、コンポーネントの二重構造の外壁に、上下に連通する通気孔が設けられている。したがって、この通気孔の下開口部から空気が流入し上開口部から流出する。
ここで、仮に、二重構造とされたコンポーネントの外壁が熱源から熱を長時間受けると、二重構造部分が高温となる。この際に、前記通気孔には、下開口部から冷たい空気が流入し、高温となった二重構造部分により温められた空気が上開口部から排出される。これにより、二重構造部分が実質的に冷却され、より一層高い断熱効果が得られる。
【0015】
またここで、二重構造の外壁のうち外側に位置する壁は熱の影響を受け高温となるが、この外側に位置する壁は、他の外壁よりも剛性の低い部材で構成されているため、それ自身が熱膨張を起こしても、コンポーネントの他の外壁が寸法変化を起こすことがない。換言すれば、外側に位置する壁が熱膨張を起こしてコンポーネントの他の外壁を変形させようとしても、それ自身の剛性が低いため、コンポーネントの他の外壁を変形させようとする力が生じない。このため、コンポーネントの本来の機能が熱源からの熱によって阻害されることがない。
【0016】
例えば、このコンポーネントがクリーニング装置の場合には、装置を変形させようとする力が生じないため、残留トナーを掻き取るクリーニング部材や掻き取ったトナーを導くフィルム状のトナー受け部材のクリーニング面に対する位置精度が低下することがなく安定したクリーニング性能が得られ、クリーニング不良やトナーこぼれ等の問題が生じることがない。
【0017】
このように、請求項1記載の画像形成装置では、記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた場合であっても、高い断熱効果を発揮してこのコンポーネントに熱源の悪影響が及ぶことがない。
【0018】
請求項2に係る発明の画像形成装置は、記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた画像形成装置において、前記コンポーネントの前記熱源側の外壁を二重構造に構成すると共に、前記二重構造の外壁のうち外側の壁を、これらの外壁よりも剛性の低い支持部材で支持した、ことを特徴としている。
【0019】
請求項2記載の画像形成装置では、熱源に接近して設けられたコンポーネントは、熱源側の外壁が二重構造に構成されており、さらに、この二重構造の外壁のうち外側の壁は、これらの外壁よりも剛性の低い支持部材によって支持されている。
【0020】
したがって、熱源に対向する外側の壁は熱源から熱を受けるが、二重構造の外壁のうち内側に位置する壁は熱の影響を受けることがない。このため、コンポーネントの機能が熱源からの熱によって阻害されることがない(例えば、このコンポーネントがクリーニング装置の場合には、トナーの凝集等の不具合が解消される)。
【0021】
またここで、二重構造の外壁のうち外側に位置する壁は熱の影響を受け高温となるが、この外側に位置する壁は、これらの外壁よりも剛性の低い支持部材によって支持されているため、二重構造の外側に位置する壁が熱膨張を起こしても、この熱膨張は支持部材によって吸収され、コンポーネントの他の外壁が寸法変化を起こすことがない。換言すれば、外側に位置する壁が熱膨張を起こしてコンポーネントの他の外壁を変形させようとしても、これが支持部材によって吸収されるため、コンポーネントの他の外壁を変形させようとする力が生じない。このため、コンポーネントの本来の機能が熱源からの熱によって阻害されることがない。
【0022】
例えば、このコンポーネントがクリーニング装置の場合には、装置を変形させようとする力が生じないため、残留トナーを掻き取るクリーニング部材や掻き取ったトナーを導くフィルム状のトナー受け部材のクリーニング面に対する位置精度が低下することがなく安定したクリーニング性能が得られ、クリーニング不良やトナーこぼれ等の問題が生じることがない。
【0023】
このように、請求項2記載の画像形成装置では、記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた場合であっても、高い断熱効果を発揮してこのコンポーネントに熱源の悪影響が及ぶことがない。
【0024】
請求項3に係る発明の画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置において、前記二重構造の外壁に上下に連通する通気孔を設けた、ことを特徴としている。
【0025】
請求項3記載の画像形成装置では、コンポーネントの二重構造の外壁に、上下に連通する通気孔が設けられている。したがって、この通気孔の下開口部から空気が流入し上開口部から流出する。
【0026】
ここで、仮に、二重構造とされたコンポーネントの外壁が熱源から熱を長時間受けると、二重構造部分が高温となる。この際に、前記通気孔には、下開口部から冷たい空気が流入し、高温となった二重構造部分により温められた空気が上開口部から排出される。これにより、二重構造部分が実質的に冷却され、より一層高い断熱効果が得られる。
【0027】
請求項4に係る発明の画像形成装置は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像形成装置において、帯電露光によって形成されたトナー画像を記録媒体上に転写するための像担持体を備え、前記熱源は、前記記録媒体上に転写された未定着トナー画像を定着する定着器とされ、前記コンポーネントは、前記定着器に接近して設けられ前記記録媒体上へ前記未定着トナー画像を転写した後の前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング装置とされる、ことを特徴としている。
【0028】
請求項4記載の画像形成装置では、像担持体と、熱源としての定着器と、コンポーネントとしてのクリーニング装置と、を備えている。
【0029】
記録媒体に画像を形成する際には、像担持体に帯電露光によってトナー画像が形成され、このトナー画像が記録媒体上に転写される。さらに、記録媒体上の未定着トナー像が定着器によって定着される。また、記録媒体上へ未定着トナー画像を転写した後の像担持体は、それ自身に残留したトナーがクリーニング装置によって清掃除去される。
【0030】
ここで、クリーニング装置は熱源としての定着器に接近して設けられているが、このクリーニング装置の外壁は前述の如く二重構造の外壁が適用されて構成されるため、クリーニング装置の機能が定着器からの熱によって阻害されることがなく、トナーの凝集等の不具合が解消される。
【0031】
またさらに、クリーニング装置の外壁は前述の如く二重構造の外壁が適用されて構成されるため、定着器からの熱によってこのクリーニング装置を変形させようとする力が生じないため、残留トナーを掻き取るクリーニング部材や掻き取ったトナーを導くフィルム状のトナー受け部材のクリーニング面に対する位置精度が低下することがなく安定したクリーニング性能が得られ、クリーニング不良やトナーこぼれ等の問題が生じることがない。
【0032】
このように、請求項4記載の画像形成装置では、記録媒体に画像形成処理するための定着器(熱源)とクリーニング装置(コンポーネント)とが接近して設けられていても、高い断熱効果が発揮されてこのクリーニング装置に定着器からの熱の悪影響が及ぶことがない。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置10の全体構成が示されている。また、図2はこの画像形成装置10の構成が概略的に示されている。
【0034】
画像形成装置10はケーシング12によって被覆され、全体として略箱状に形成されている。画像形成装置10の下部には、複数の用紙トレイ16(本第1の実施の形態においては、3つの用紙トレイ16A、16B、16Cを図示)が配設されている。それぞれの用紙トレイ16A、16B、16Cには、例えば、B5サイズ、B4サイズ、A4サイズ、A3サイズ等のサイズの異なる記録媒体としての記録紙18が備えられている。用紙トレイ16における用紙排出部近傍には半月ローラ20が配設されており、指定された用紙トレイ16から記録紙18が一枚ずつ送り出され、複数の搬送ローラ対22によって所定方向に搬送される。また、画像形成装置10によって記録紙18の両面(表面と裏面)への画像形成が指示された場合に、表面への画像形成が終了した記録紙18の表裏を反転させる用紙反転部17が設けられている。
【0035】
画像形成装置10の一方の側面には、必要に応じて記録紙18を手差しで挿入する手差しトレイ24が配設されている。手差しトレイ24における用紙排出部近傍には、前述した用紙トレイ16と同様に半月ローラ20が配設されており、記録紙18を一枚ずつ送り出すことができるようになっている。
【0036】
画像形成装置10の上部には、定着器14によって所望の画像が定着された記録紙18が排出される排出トレイ26が設けられている。
【0037】
画像形成装置10における用紙トレイ16の上部には、スキャナで原稿を読み取りかつ各種画像処理を施した画像データ(本実施の形態における画像形成装置10はカラー画像を対象としているため、画像処理を施すことによってイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色の画像データに変換される)に基づいて、感光体ドラム30にビーム光を照射する光走査装置32、及び記録紙18に所望の画像を定着する定着器14等を含んで構成される画像形成部28が設けられている。
【0038】
光走査装置32は、光源、回転多面鏡34、fθレンズ、シリンドリカルミラー、反射ミラー36等によって構成されている。図示しない光源から射出されたレーザ光は、回転多面鏡34によって偏向されかつfθレンズ、シリンドリカルミラー、反射ミラー36等を介して感光体ドラム30に照射される。
【0039】
また、感光体ドラム30の周囲には、帯電器38、ロータリー現像器40、IBTベルトにより成り感光体ドラム30上に形成されたトナー像Tが一次転写される中間転写ベルト42、感光体用クリーナー44、及び図示しない除電ランプが配設されている。
【0040】
感光体ドラム30は、図1に示される矢印A方向に定速回転する。帯電体38は、感光体ドラム30を一様にマイナス帯電する。また、ロータリー現像器40には、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のトナー46Y、46M、46C、46Bkが供給されている。中間転写ベルト42は、複数のローラ48に巻き掛けられており、ローラ48が回転することによって図1に示される矢印B方向に一定速度で移動する。一方、感光体用クリーナー44は、中間転写ベルト42に転写されずに感光体ドラム30上に残留したトナーを除去する。さらに、除電ランプは、感光体用クリーナー44によって残留したトナーが除去された後に感光体ドラム30を除電する。
【0041】
さらに、中間転写ベルト42の周囲には、クリーニング装置としての中間転写体用クリーナー50、及び検出センサ51が配設されている。
【0042】
検出センサ51は転写部52よりも中間転写ベルト42の回転方向上流側に設けられており、中間転写ベルト42の回転方向の位置を検出する。これにより、4色のトナー46Y、46M、46C、46Bkを所定位置で好適に重ね合わせて形成できるようになっている。
【0043】
一方、後に詳述するが、中間転写体用クリーナー50は、転写部52よりも中間転写ベルト42の回転方向下流側に設けられており、中間転写ベルト42から記録紙18へのトナー像の転写が終了した後に中間転写ベルト42の表面に残留したトナーを除去するようになっている。
【0044】
また、中間転写ベルト42の下方には、中間転写ベルト42に形成された最終トナー像Tを記録紙18に二次転写する転写部52が設けられている。記録紙18は、前述したように指定されたサイズの記録紙18が備えられている用紙トレイ16から搬送ローラ対22によって転写部52まで搬送される。
【0045】
矢印A方向に回転する感光体ドラム30は、帯電器38によって一様にマイナス帯電され、光走査装置32から射出されるレーザ光によってまず第1色目の黒色の潜像が感光体ドラム30上に形成される。この潜像は、ロータリー現像器40の黒色の現像器によって黒色トナーで現像される。現像された黒色トナー像は中間転写ベルト42に転写される。感光体ドラム30上に転写されずに残ったトナーは、感光体用クリーナー44によって除去され、感光体ドラム30は除電ランプにより除電される。
【0046】
そして、感光体ドラム30は再び帯電器38によって一様にマイナス帯電され、第2色目のイエローの画像形成が行われる。このようにして、第3色目のマゼンタ、第4色目のシアンまで計4色のトナー像が中間転写体26に順次転写される。4色のトナー像Tの中間転写ベルト42への転写が完了した時点で、中間転写ベルト42の表面に最終トナー像Tが形成される。
【0047】
転写部52の配設位置よりも記録紙18の搬送方向下流側には、定着器14が配設されている。定着器14は、記録紙18上に転写された未定着トナー像Tを記録紙18に融解定着させるための加熱ローラ56と、この加熱ローラ56と共に記録紙18を挟持して加圧させるための加圧ローラ58と、を含んで構成されている。加熱ローラ56の内部には、発熱体としてのハロゲンランプが内蔵されている。このハロゲンランプのオン・オフ制御は、図示しないCPU、ROM、RAM及び入出力ポートを含んで構成されるマイクロコンピュータによって制御される。一方、加圧ローラ58は、スプリングにより一定の圧力で加熱ローラ56を加圧する。これにより、加熱ローラ56と加圧ローラ58によって記録紙18が挟持搬送される。こうして加熱ローラ56と加圧ローラ58との間を記録紙18が通過する際に、未定着トナー像Tが記録紙18上に加圧融解定着され、所定の画像が記録紙18上に形成される構成である。
【0048】
ここで、二次転写後の中間転写ベルト42の表面に残留したトナーを除去する前述した中間転写体用クリーナー50について詳述する。
【0049】
図3に詳細に示す如く、中間転写体用クリーナー50は、ブレード状のクリーニング部材60及びフィルム状の受け部材62を備えており、中間転写ベルト42に対して接離するように設けられている。さらに、中間転写体用クリーナー50の内部には、クリーニング部材60によって掻き取られ受け部材62に受け止められた廃トナーを回収箱まで搬送する搬送オーガ64が受け部材62に対応して設けられている。
【0050】
また、中間転写体用クリーナー50では、定着器14の加熱ローラ56に対向する装置ハウジング部分が二重構造となっている。すなわち、加熱ローラ56に対向する中間転写体用クリーナー50のハウジングには、断熱外壁66が設けられている。この断熱外壁66は、装置のハウジングよりも剛性の低い部材によって構成されており、本実施の形態においては、例えば0.3mm厚のPETフィルムを用いて構成されている。このため、加熱ローラ56から受ける熱は断熱外壁66によって遮られ、装置のハウジングは熱の影響を受けないようになっている。さらに、この断熱外壁66が熱膨張を起こしてもそれ自身の剛性が装置のハウジングより非常に低いため、装置のハウジングに対して変形を及ぼす力が加わらないようになっている。
【0051】
またさらに、断熱外壁66と装置のハウジングとの間には、通気孔68(中空部)が設けられた構成となっている。
【0052】
次に本第1の実施の形態の作用を説明する。
この画像形成装置10では、記録紙18に画像を形成する際には、感光体ドラム30に帯電、露光、現像を行ってトナー画像Tが形成され、中間転写ベルト42へトナー画像Tを転写し(一次転写)、さらに、この中間転写ベルト42からトナー画像Tが記録紙18上に転写される(二次転写)。さらに、記録紙18上の未定着トナー像Tが定着器14によって定着される。
【0053】
また、トナー像Tを記録紙18に転写した後の中間転写ベルト42は、それ自身に残留したトナーが中間転写体用クリーナー50(クリーニング部材60)によって清掃除去され、一方、除去された廃トナーは受け部材62に受け止められ搬送オーガ64によって廃トナー収容部に回収される。
【0054】
ここで、中間転写体用クリーナー50は定着器14の加熱ローラ56に接近して設けられているが、加熱ローラ56に対向する中間転写体用クリーナー50のハウジングには断熱外壁66が設けられて二重構造に構成されており、さらに、この二重構造の断熱外壁66は、装置のハウジングよりも剛性の低い部材によって構成されている。
【0055】
したがって、この断熱外壁66は加熱ローラ56から熱を受けるが、装置のハウジング(二重構造の外壁のうち内側に位置する壁)は熱の影響を受けることがない。このため、中間転写体用クリーナー50の機能が定着器14(加熱ローラ56)からの熱によって阻害されることがなく、トナーの凝集等の不具合が解消される。
【0056】
またここで、中間転写体用クリーナー50の二重構造の外壁のうち外側に位置する壁すなわち断熱外壁66は、加熱ローラ56からの熱の影響を受け高温となるが、この断熱外壁66は、装置のハウジング(他の外壁)よりも剛性の低い部材(0.3mm厚のPETフィルム)で構成されているため、この断熱外壁66自身が熱膨張を起こしても、装置のハウジングが寸法変化を起こすことがない。換言すれば、断熱外壁66が熱膨張を起こして装置のハウジングを変形させようとしても、断熱外壁66自身の剛性が低いため、ハウジングを変形させようとする力が生じない。このため、中間転写ベルト42の残留トナーを掻き取るクリーニング部材60や掻き取ったトナーを導くフィルム状の受け部材62の変形やそのクリーニング面に対する位置精度が低下することがなく、安定したクリーニング性能が得られ、クリーニング不良やトナーこぼれ等の問題が生じることがない。
【0057】
またさらに、画像形成装置10では、中間転写体用クリーナー50の二重構造の外壁部分、すなわち断熱外壁66と装置のハウジングとの間に通気孔68(中空部)が設けられた構成となっている。したがって、この通気孔68の下開口部から空気が流入し上開口部から流出する。
【0058】
ここで、仮に、中間転写体用クリーナー50の断熱外壁66が加熱ローラ56から熱を長時間受けると、二重構造部分が高温となる。この際に、前記通気孔68には、下開口部から冷たい空気が流入し、高温となった二重構造の中空層部分(断熱外壁66)により温められた空気が通気孔68の上開口部から排出される。これにより、二重構造部分が実質的に冷却され、より一層高い断熱効果が得られる。したがって、中間転写体用クリーナー50内の温度上昇は最小限に止めることができ、搬送オーガ64にトナーが固着し搬送できなくなったり、搬送オーガ64のトルク上昇といった問題が生じることがない。
【0059】
このように、本第1の実施の形態に係る画像形成装置10では、記録紙18に画像形成処理するための定着器14(加熱ローラ56)と中間転写体用クリーナー50とが接近して設けられていても、高い断熱効果を発揮してこの中間転写体用クリーナー50に熱源の悪影響が及ぶことがなく、中間転写体用クリーナー50の本来のクリーニング性能を安定して確保することができる。
【0060】
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
なお、前記第1の実施の形態と基本的に同一の部品には、前記第1の実施の形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
【0061】
図4には、第2の実施の形態に係る画像形成装置70に適用された中間転写体用クリーナー72が斜視図にて示されている。
【0062】
この中間転写体用クリーナー72では、定着器14の加熱ローラ56に対向する装置ハウジング部分が二重構造となっている。すなわち、加熱ローラ56に対向する装置のハウジングには、断熱外壁74が設けられている。この断熱外壁74は、装置のハウジングよりも剛性の低い部材(例えば、ゴム材)によって比較的厚肉に形成されており、装置のハウジングに一体的に組み込まれている。このため、加熱ローラ56から受ける熱は断熱外壁74によって遮られ、装置のハウジングは熱の影響を受けないようになっている。さらに、この断熱外壁74が熱膨張を起こしてもそれ自身の剛性が装置のハウジングより非常に低いため、装置のハウジングに対して変形を及ぼす力が加わらないようになっている。
【0063】
またさらに、この断熱外壁74には、複数の通気孔76が設けられた構成となっている。
【0064】
上記構成の画像形成装置70においても、中間転写体用クリーナー72は定着器14の加熱ローラ56に接近して設けられており加熱ローラ56から熱を受けるが、加熱ローラ56に対向する中間転写体用クリーナー72のハウジングには断熱外壁74が設けられて二重構造に構成されているため、装置のハウジング(二重構造の外壁のうち内側に位置する壁)は熱の影響を受けることがない。このため、中間転写体用クリーナー72の機能が定着器14(加熱ローラ56)からの熱によって阻害されることがなく、トナーの凝集等の不具合が解消される。
【0065】
また、中間転写体用クリーナー72の二重構造の外壁のうち外側に位置する壁すなわち断熱外壁74は、加熱ローラ56からの熱の影響を受け高温となるが、この断熱外壁74は装置のハウジング(他の外壁)よりも剛性の低い部材で構成されているため、この断熱外壁74自身が熱膨張を起こしても、装置のハウジングが寸法変化を起こすことがない。このため、中間転写ベルト42の残留トナーを掻き取るクリーニング部材60や掻き取ったトナーを導くフィルム状の受け部材62の変形やそのクリーニング面に対する位置精度が低下することがなく、安定したクリーニング性能が得られ、クリーニング不良やトナーこぼれ等の問題が生じることがない。
【0066】
またさらに、画像形成装置70では、中間転写体用クリーナー72の二重構造の外壁部分、すなわち断熱外壁74に通気孔76が設けられた構成となっている。したがって、仮に中間転写体用クリーナー72の断熱外壁74が加熱ローラ56から熱を長時間受けて高温となっても、通気孔76の下開口部から冷たい空気が流入し温められた空気は通気孔76の上開口部から排出される。これにより、二重構造部分が実質的に冷却され、より一層高い断熱効果が得られる。したがって、中間転写体用クリーナー72内の温度上昇は最小限に止めることができ、搬送オーガ64にトナーが固着し搬送できなくなったり、搬送オーガ64のトルク上昇といった問題が生じることがない。
【0067】
このように、本第2の実施の形態に係る画像形成装置70では、記録紙18に画像形成処理するための定着器14(加熱ローラ56)と中間転写体用クリーナー72とが接近して設けられていても、高い断熱効果を発揮してこの中間転写体用クリーナー72に熱源の悪影響が及ぶことがなく、中間転写体用クリーナー72の本来のクリーニング性能を安定して確保することができる。
【0068】
次に、図5には、第3の実施の形態に係る画像形成装置80に適用された中間転写体用クリーナー82の斜視図にて示されている。
【0069】
この中間転写体用クリーナー82では、定着器14の加熱ローラ56に対向する装置ハウジング部分が二重構造となっている。すなわち、加熱ローラ56に対向する装置のハウジングには、断熱外壁84が設けられている。この断熱外壁84は、例えば薄肉の金属板によって構成されており、さらに、支持部材86によって装置のハウジングに支持されている。ここで、支持部材86は、装置のハウジングよりも剛性の低い部材(例えば、ゴム等)によって構成されている。これにより、加熱ローラ56から受ける熱は断熱外壁84によって遮られ、装置のハウジングは熱の影響を受けないようになっている。さらに、この断熱外壁84が熱膨張を起こしても、これを支持する支持部材86の剛性が装置のハウジングより非常に低いため、断熱外壁84が装置のハウジングを変形させようとする力が加わらないようになっている。
【0070】
またさらに、断熱外壁84と装置のハウジングとの間には、通気孔88(中空部)が設けられた構成となっている。
【0071】
上記構成の画像形成装置80では、中間転写体用クリーナー82が定着器14の加熱ローラ56に接近して設けられており加熱ローラ56から熱を受けるが、加熱ローラ56に対向する中間転写体用クリーナー82のハウジングには断熱外壁84が設けられて二重構造に構成されているため、装置のハウジング(二重構造の外壁のうち内側に位置する壁)は熱の影響を受けることがない。このため、中間転写体用クリーナー82の機能が定着器14(加熱ローラ56)からの熱によって阻害されることがなく、トナーの凝集等の不具合が解消される。
【0072】
また、中間転写体用クリーナー82の二重構造の外壁のうち外側に位置する壁すなわち断熱外壁84は、加熱ローラ56からの熱の影響を受け高温となるが、この断熱外壁84は、装置のハウジング(他の外壁)よりも剛性の低い支持部材86によって支持されているため、断熱外壁84自身が熱膨張を起こしてもこれが支持部材86によって吸収され、装置のハウジングが寸法変化を起こすことがない。換言すれば、断熱外壁84が熱膨張を起こして装置のハウジングを変形させようとしても、支持部材86の剛性が低いため、ハウジングを変形させようとする力が生じない。このため、中間転写ベルト42の残留トナーを掻き取るクリーニング部材60や掻き取ったトナーを導く受け部材62の変形やそのクリーニング面に対する位置精度が低下することがなく、安定したクリーニング性能が得られ、クリーニング不良やトナーこぼれ等の問題が生じることがない。
【0073】
またさらに、この画像形成装置80においても、断熱外壁84と装置のハウジングとの間に通気孔88(中空部)が設けられた構成となっているため、仮に中間転写体用クリーナー82の断熱外壁84が加熱ローラ56から熱を長時間受けて高温となっても、通気孔88に下開口部から冷たい空気が流入し温められた空気は通気孔88の上開口部から排出される。これにより、二重構造部分が実質的に冷却され、より一層高い断熱効果が得られる。したがって、中間転写体用クリーナー82内の温度上昇は最小限に止めることができ、搬送オーガ64にトナーが固着し搬送できなくなったり、搬送オーガ64のトルク上昇といった問題が生じることがない。
【0074】
このように、本第3の実施の形態に係る画像形成装置80では、記録紙18に画像形成処理するための定着器14(加熱ローラ56)と中間転写体用クリーナー82とが接近して設けられていても、高い断熱効果を発揮してこの中間転写体用クリーナー82に熱源の悪影響が及ぶことがなく、中間転写体用クリーナー82の本来のクリーニング性能を安定して確保することができる。
【0075】
なお、前記第1の実施の形態乃至第3の実施の形態においては、熱源として定着器14(加熱ローラ56)を対象とすると共に、コンポーネントとして、二次転写後の中間転写ベルト42の表面に残留したトナーを除去する中間転写体用クリーナー50、72、82等を適用した例を説明したが、これに限らず、熱源の近くに配置されたその他のコンポーントであっても適用することができる。例えば、熱源としての定着器14に接近して設けられたロータリー現像器40に本発明を適用して構成することもできる。
【0076】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る画像形成装置は、記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた場合であっても、高い断熱効果を発揮してこのコンポーネントに熱源の悪影響が及ぶことがなく、本来の性能を確実に確保することができるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略的な全体構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の中間転写体用クリーナー及び周辺部品の詳細を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の中間転写体用クリーナー及び周辺部品の詳細を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の中間転写体用クリーナー及び周辺部品の詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
14 定着器(熱源)
18 記録紙(記録媒体)
30 感光体ドラム(像担持体)
40 ロータリー現像器
42 中間転写ベルト(中間転写体、像担持体)
50 中間転写体用クリーナー(コンポーネント)
52 転写部
56 加熱ローラ(熱源)
60 クリーニング部材
62 受け部材
64 搬送オーガ
66 断熱外壁
68 通気孔
70 画像形成装置
72 中間転写体用クリーナー(コンポーネント)
74 断熱外壁
76 通気孔
80 画像形成装置
82 中間転写体用クリーナー(コンポーネント)
84 断熱外壁
86 支持部材
88 通気孔

Claims (4)

  1. 記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた画像形成装置において、
    前記コンポーネントの前記熱源側の外壁を二重構造に構成すると共に、前記二重構造の外壁のうち外側の壁を他の外壁よりも剛性の低い部材で構成し、かつ、前記二重構造の外壁に上下に連通する通気孔を設けた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録媒体に画像形成処理するための熱源と他のコンポーネントとが接近して設けられた画像形成装置において、
    前記コンポーネントの前記熱源側の外壁を二重構造に構成すると共に、前記二重構造の外壁のうち外側の壁を、これらの外壁よりも剛性の低い支持部材で支持した、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記二重構造の外壁に上下に連通する通気孔を設けた、ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 帯電露光によって形成されたトナー画像を記録媒体上に転写するための像担持体を備え、
    前記熱源は、前記記録媒体上に転写された未定着トナー画像を定着する定着器とされ、
    前記コンポーネントは、前記定着器に接近して設けられ前記記録媒体上へ前記未定着トナー画像を転写した後の前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング装置とされる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像形成装置。
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