JP3643147B2 - Main switch layout structure for motorcycles - Google Patents
Main switch layout structure for motorcycles Download PDFInfo
- Publication number
- JP3643147B2 JP3643147B2 JP23049295A JP23049295A JP3643147B2 JP 3643147 B2 JP3643147 B2 JP 3643147B2 JP 23049295 A JP23049295 A JP 23049295A JP 23049295 A JP23049295 A JP 23049295A JP 3643147 B2 JP3643147 B2 JP 3643147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main switch
- view
- cover
- disposed
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車のメインスイッチの配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車のメインスイッチは、取付け強度,及び配置スペースの観点から車体フレームのエンジン近傍に取付ける場合がある。このように車体フレームのエンジン近傍にメインスイッチを配置するにあたっては、従来、メインスイッチを車幅方向に向けるとともに、キー挿入部を車体側面又は上面に露出させて配置し、上記メインスイッチをブラケットを介して車体フレームにボルト締め固定するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の配置構造では、キー挿入部及びシリンダキーが外方に露出していることから、外部から見え易くシリンダキーごとドライバ等でこじ開けるという悪戯や盗難に遇うおそれがある。
【0004】
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、車体フレームに取付ける場合の盗難や悪戯による損傷を回避できる自動二輪車のメインスイッチ配置構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車体フレームの後端部にシートレールを接続するとともにリヤフェンダを配置してなる自動二輪車のメインスイッチ配置構造において、上記シートレールを車体フレームの左,右メインフレームの後端部に接続し、メインスイッチを上記左,右メインフレームのいずれかの後端部の内側に配置し、該メインスイッチの前側を上記シートレールで、内側を上記リヤフェンダでそれぞれ覆うとともに、上記メインスイッチのシリンダキーをキー挿入部が上方を向くように略起立させて配置したことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図に基づいて説明する。
図1ないし図27は、本発明の一実施形態例による自動二輪車を説明するための図であり、図1は自動二輪車の左側面図、図2,図3はそれぞれ車体フレームの左側面図,平面図、図4はリヤサスペンションの動作を示す構成図、図5は図4のV −V 線断面図、図6〜図9はそれぞれメインスイッチの配置構造を示す平面図,右側面図,斜視図,背面図、図10,図11はそれぞれバックシートの断面図、図12,図13はそれぞれサドルバックの側面図,断面図、図14〜図17はそれぞれフートレストボードを示す平面図,断面図,側面図、図18,図19はそれぞれブレーキペダルのマスタシリンダを示す右側面図,断面図、図20〜図22はそれぞれ燃料タンクの分解構成図,平面図,断面左側面図、図23はフロントフォークカバーの断面図、図24,図25はそれぞれデフレクタの取付け部分を示す正面図,左側面図、図26,図27はそれぞれフロントディスクブレーキ装置を示す断面図,側面図である。なお、本実施形態でいう左, 右とは、シートに着座した状態で見た左, 右をいう。
【0007】
図において、1は本実施例の自動二輪車であり、これは車体フレーム2の前端のヘッドパイプ3によりステアリングシャフト4を枢支し、該車体フレーム2内にエンジン5を搭載するとともに、後端部にリヤアーム6を枢支し、さらに上記車体フレーム2の上部に燃料タンク7及びシート8を搭載した概略構造のものである。
【0008】
上記車体フレーム2はクレードル型のもので、以下の構造となっている。すなわち、上記ヘッドパイプ3の上部には左, 右一対のメインフレーム9,9の前端が接続されており、該各メインフレーム9は車体後方に傾斜して延びている。またメインフレーム9の長手方向中央部には乗員の脚部の干渉を回避するための逃げ凹部9aが内側に屈曲形成されている。
【0009】
上記ヘッドパイプ3の下部には左, 右一対のダウンチューブ10,10の前端が接続されている。この各ダウンチューブ10は車体後方下方に延びる傾斜部10aと、該傾斜部10aの下端から後方に略直線状に延びる直線部10bとからなっている。上記ダウンチューブ10の後端部とメインフレーム9の後端部とはそれぞれ左右の懸架ブラケット11により一体に連結されており、該懸架ブラケット11の上端部間には上記シート8を支持するシートレール12が架け渡して接続固定されている。
【0010】
上記車体左側のメインフレーム9の燃料タンク7からシート8にかけて延びる部分A,及び車体右側のダウンチューブ10の傾斜部10aの途中から直線部10bの途中に架けて延びる部分Bはそれぞれ着脱可能となっている(図2,図3参照)。即ち、上記メインフレーム9,ダウンチューブ10の着脱可能部分A,Bは軸幅方向左,右に分離配置されており、これにより生産ラインでのエンジン等の組付け性,及び該エンジン部分等のメンテナンスを行う場合の作業性を改善できる。また、上記着脱可能部分A,Bが左,右に分離配置されているので、同じ側を着脱可能とした場合に比べて取り出し時のフレーム全体の形状維持が可能であり、また取り付け状態での締結ボルトに作用する応力を低減できる。
【0011】
また上記各懸架ブラケット11の後面には略半円状のループ部9bが接続形成されている。この左右ループ部9bにはそれぞれリヤフレーム13の前端が接続固定されており、該リヤフレーム13の直線部間にはそれぞれブラケット13a,13bを介して後部シート14,及びバックレスト15が搭載されている。また上記リヤフレーム13は後輪16の上部を覆うリヤフェンダ17内に配置されており、これにより外部からの見栄えを改善している。
【0012】
上記左右懸架ブラケット11には上記リヤアーム6がピボット軸20により上下方向揺動自在に枢支されている。このリヤアーム6は左右一対のアーム本体6a,6aから構成され、該各アーム本体6aの後端部間に挿通固定された車軸16aで上記後輪16が軸支されている。上記各アーム本体6aは横断面視で筒状をなしており、上記ピボット軸20より後方部分同士を角筒状のクロスパイプ6bで接続固定した構造となっている。
【0013】
上記メインフレーム9,ダウンチューブ10,及び懸架ブラケット11で囲まれたクレードル内に上記エンジン5が搭載されている。該エンジン5はV型4気筒4サイクルエンジンであり、該エンジン5の前側シリンダヘッド5aの後面,及び後側シリンダヘッド5bの前面には各気筒ごとに吸気管21を介してキャブレタ22が接続されている。また前側シリンダヘッド5aの前面,及び後側シリンダヘッド5bの後面には各気筒ごとに排気管23,24が接続されている。この各排気管23,24はそれぞれ車体の左右側部に導出され、ここから後方に延びており、該各排気管23,24の後端にはマフラ25,25が接続されている。
【0014】
上記エンジン5のドライブシャフトは上記リヤアーム6の左側アーム本体6a内を挿通して上記後輪16に連結されている。また上記ダウンチューブ10の前側にはラジエータ27が、上記左右懸架ブラケット11間のピボット軸10の上方にはバッテリ28がそれぞれ配置されている。
【0015】
上記車体フレーム2とリヤアーム6との間にはリヤサスペンション30が配設されている。このサスペンション30は、後輪16の不規則な上下振動を抑制するダンパ及び路面から後輪16に伝達されるショックを緩和するコイルばねを内蔵したクッション31と、該クッション31とリヤアーム6とを連接するリンクアーム32及びコンプレッションバー33とから構成されている。
【0016】
上記クッション31は、図4,図5に示すように、シリンダ31a内にピストンロッド31bを摺動自在に挿入したもので、それぞれの後端,前端にはボス部31c,31cが設けられている。また上記リンクアーム32は、側面から見て逆三角形をなす左右一対のアームプレート34をカラー35a,35b,35cを介してボルト36で締結して構成されている。さらにまた上記コンプレッションバー33はパイプ部材33aの両端にボス部33bを接続固定して構成されている。ここで、上記リンクアーム32の形状は逆三角形に限るものではなく、例えば側面視略直線状のものでも良く、この場合には、該直線状リンクアームの前端に、クッションの後端及びコンプレッションバーの下端を同軸をなすように連結するのが望ましい。
【0017】
そして上記クッション31はリヤアーム6のピボット軸20の下方にリヤアーム6と略平行に配置されている。このクッション31の前側ボス部31cは上記左右のダウンチューブ10の後端部間に架設されたクロスメンバ38にブラケット38aを介して軸支されており、後側ボス部31cは上記リンクアーム32の下端のカラー35aにベアリング37を介在させて軸支されている。また該リンクアーム32の上部後端のカラー35bは上記リヤアーム6のクロスパイプ6bにブラケットを介して軸支されており、上部前端のカラー35cは上記コンプレッションバー33の下側ボス部33bに軸支されている。さらにまたコンプレッションバー33の上側ボス部33bは上記懸架ブラケット11間に架設されたクロスバー39に軸支されている。これにより上記コンプレッションバー33の上端連結部はリヤアーム6のピボット軸20より上方に位置しており、下端連結部はリヤアーム6の下方に位置している。
【0018】
次にメインスイッチの配置構造について説明する。
図6〜図9に示すように、上記車体右側のメインフレーム9のループ部9bの内側にはメインスイッチ40が配設されている。該メインスイッチ40は、これのキー挿入部40aが上記ループ部9bの上面と略面一となるようにシリンダキー40bを略起立させて配置されており、ブラケット41を介してループ部9bに固定されている。
【0019】
上記メインスイッチ40は、これの車体右外側が上記ループ部9bで、また前側がシートレール12で、内側がリヤフェンダ17でそれぞれ囲まれており、かつ上方がシート8で覆われている。これにより外部から見え難くなっている。
【0020】
また上記車体左側のメインフレーム9のループ部9bの内側には上記メインスイッチ40と対称をなすようにシートロック部材42が配置されている。該シートロック部材42は、これのキー挿入部42aを上面を向けて起立配置され、かつ上記ループ部9b,シートレール12,及びリヤフェンダ17で囲まれており、上記メインスイッチ40と同様の配置構造となっている。
【0021】
上記メインスイッチ40,及びシートロック部材42には両者共通のカバー43が装着されている(図9参照)。このカバー43は車幅方向に延びるカバー本体43aの両端部に大略箱状の天壁部43bと後壁部43cとを一体に膨出形成した概略構造のもので、上記カバー本体43aはシートレール12の後面部分を覆っている。また上記天壁部43bは上記メインスイッチ40のキー挿入部40a,及びシートロック部材42のキー挿入部42aの外周縁を覆っており、上記後壁部43cはメインスイッチ40,及びシートロック部材42の後面を覆っている。さらに上記ループ部9bと懸架ブラケット11とでなす開口には蓋カバー44が装着されている(図7参照)。
【0022】
また上記シート8はメインフレーム9に着脱可能に装着されており、該シート8の下方に上記バッテリ28が配設されている。このシート8,及び上記バックシート14は、図10,図11に示すように、底板45aにクッション45bを配設し、該クッション45bを表皮45cで覆った構造のものである。
【0023】
上記バックシート14の底部には整備手帳47等を収納する収納部46が形成されている。この収納部46は、上記底板45aの後部に収納開口45dを形成するとともに係合突起45eを一体形成し、上記底板45aの上部に隙間をあけてカバー部材48を配設して構成されており、該カバー部材48と底板45aとの間に整備手帳47が収納されている。上記カバー部材48の前端部48aは底板45aに係合支持されており、後端部は鉤状に屈曲形成された支持片49に底板45aとともにボルト共締め固定されている。この支持片49はリヤフェンダ17にボルト締め固定されており、該支持片49と上記係合突起45eとの間には整備手帳47の脱落を防止するためのゴムバンド50が装着されている。
【0024】
また、上記リヤフェンダ17の左, 右側部にはそれぞれサドルバック51が配設されている。このサドルバック51は、図12,図13に示すように、革製のバック本体52に同じく革製の蓋体53をヒンジを介して開閉可能に装着した構造のもので、該バック本体52の開口縁,側面,及び底面には金属プレート54が配設されており、該バック本体52の外側面,蓋体53の外側面にはそれぞれ金属棒55が配設されている。これによりサドルバック51の形崩れを防止してデザイン形状の保持を図っている。
【0025】
次に本実施形態の足載装置について説明する。
上記車体左右のダウンチューブ10の前端側部には、図14〜図19に示すように、足載装置を構成するフートレストボード56が配設されている。このフートレストボード56はアルミダイキャスト製で平板状のベース部材57とゴム製で平板状の足載部材58とから構成されており、該ベース部材57の上面に凹設された凹部57b内に上記足載部材58が配置されている。上記ダウンチューブ10の底面には取付けブラケット59が接続固定されており、該ブラケット59に上記ベース部材57の下面に突出形成されたボス部57aが収納位置と水平位置との間で回動可能に支持されている。
【0026】
上記ベース部材57の下面の後部外側縁には鉄製のバンクセンサ部材60が脱着可能にボルト締め固定されており、該バンクセンサ部材60は車体の傾斜に伴う路面接触を乗員に知らせるためのものである。
【0027】
上記足載部材58は板状のゴム部材61内に鉄板62を挿入配置して構成されている。これはゴム部材61の射出成形時に鉄板62をインサートすることにより製造されたものである。また上記鉄板62には複数個の貫通孔62aが形成されている。該各貫通孔62a内にはインサート成形時にゴム部材61の一部が充填されており、該充填されたゴム部材が鉄板62の上下のゴム部材を接続している。これによりゴム部材61と鉄板62との間にずれが生じて浮き上がるのを防止している。
【0028】
また、後述するように、上記足載部材58は、弾性部材とウエイトとからなるダンパ機能を有するが、上記貫通孔62aはその径,個数により上記ウエイトの大きさを調整する機能も果す。
【0029】
上記ゴム部材61の下面には3つの取付け部61a・・が一体に突出形成されており、該各取付け部61aの軸芯には、めねじが形成された金属パイプ63が挿入されている。この金属パイプ63は上記インサート成形と同時に成形されたもので、該金属パイプ63の上端部は上記鉄板62に嵌合固定されている。また上記各取付け部61aは上記ベース部材57に形成された取付け孔57c内に挿入されており、これの下面から螺着されたボルト64より締結されている。
【0030】
そして上記ゴム部材61の下面には4つの脚部61bが一体に突出形成されており、該各脚部61bは上記ベース部材57の上面に当接しており、上記足載部材58はベース部材57に対してフローティングした構造となっている。これによりゴム部材61はダンパとして機能するとともに、ゴム部材61内の鉄板62,金属パイプ63がベース部材57への取付けブラケットとして機能している。
【0031】
上記右側のフートレストボート56の前部にはブレーキペダル65が前後に回動可能に配設されている。このブレーキペダル65はリヤディスクブレーキ用のもので、該ブレーキペダル65のマスタシリンダ66はL字状のブラケット66aを介して上記フートレストボード56の取付けブラケット59にボルト締め固定されている。上記マスタシリンダ66は、左,右を上記ダウンチューブ10と排気管23とで覆われ、上方をエンジン5の底面により覆われ、さらに下方を上記取付けブラケット59により覆われている。これによりマスタシリンダ66が飛び石等による損傷するのを回避している。
【0032】
次に上記燃料タンク7について説明する。
この燃料タンク7は、図20〜図22に示すように、タンク本体70の上部にスピードメータ71を配設して構成されており、該タンク本体70は車体フレーム2にブラケット70a,70bを介して接続固定されている。上記タンク本体70は、底部を構成するインナパネル72と、左,右に2分割形成された左,右のアウタパネル73a,73bとを溶接により結合した構造のものである。また上記インナパネル72には上記メインフレーム9が挿通する凹部72aが凹設されており、上記右側アウタパネル73bの側部には給油口76aを開閉する燃料キャップ76が装着されている。
【0033】
上記タンク本体70の上面には、左,右アウタパネル73a,73bの接合部を覆うゴム又は塩化ビニルからなるベルト状のカバートップ74が配設されている。このカバートップ74の前端にはフック部74aが、後端部にはフランジ部74bがそれぞれ一体形成されており、該フック部74aは上記タンク本体70の前フランジ70cに係合しており、上記フランジ部74bは後フランジ70dに樹脂製プッシュターンリベット75により結合されている。また上記カバートップ74の後半部74cは接着テープによりタンク本体70に接着されている。
【0034】
上記タンク本体70の上部には上記スピードメータ71が挿入される凹部70eが凹設されており、該凹部70e内には取付け座77が接続固定されている。この取付け座77にはスタッドボルト77a,77a,及びナット77b,77bが接合されており、この各スタッドボルト77aに上記スピードメータ71の取付けフランジ71aがダンパ71c,ワッシャを介してナット71bにより締結されている。また上記カバートップ74の略中央部には上記スピードメータ71が挿通する開口74dが形成されている。
【0035】
上記スピードメータ71にはメータカバー78が配設されており、該メータカバー78はスピードメータ71の周縁部,及びカバートップ74の前半部74eを覆っている。このメータカバー78のスピードメータ開口縁にはモール79が装着されており、該モール79は上記スピードメータ71の上周縁に当接して水入りを防止するとともに、該メータ71のタンク本体70への組付け誤差を吸収している。
【0036】
そして上記メータカバー78,及びカバートップ74は上記タンク本体70に取付けられている。すなわち、メータカバー78の前部左右は取付け座77の前側ナット77bにボルト80aにより固定されており、上記メータカバー78の後端部は後側ナット77bにボルト80bにより固定されている。
【0037】
上記燃料タンク7では、タンク本体70の接合部にカバートップ74を配置したので、該接合部の防水加工等の仕上げ工程を不要にできるとともに外観を向上できる。また上記タンク本体70にスピードメータ71を搭載し、該スピードメータ71をメータカバー78で覆うとともに、該メータカバー78とカバートップ74とを一体化したので、両者74,78を別々に取付ける場合に比べて部品点数,及び組み立て工数を削減できるとともに、タンク本体70への取付け精度を向上でき、さらには防水性を確保できる。
【0038】
次に上記自動二輪車1のステアリング装置について説明する。
上記ヘッドパイプ3にはステアリングシャフト4が軸受を介して回動自在に挿入支持されている。上記ステアリングシャフト4の上端,及び下端にはそれぞれアッパブラケット85,アンダブラケット86が固定されており、該両ブラケット85,86には左右一対のフロントフォーク87,87が接続固定されている。この各フロントフォーク87の下端間に挿通された車軸88aで前輪88が軸支されている。また上記アッパブラケット85には操向ハンドル89がボルト締め固定されており、該ハンドル89のグリップ89aには前輪ディスクブレーキレバー(図示せず)が装着されている。
【0039】
上記左右のフロントフォーク87にはフォークカバー90が装着されている。このフォークカバー90は、図23に示すように、上カバー90aと下カバー90bとからなる上下2分割構造のもので、上カバー90aの下端縁には下カバー90bの上縁がラップするよう挿入されている。また上カバー90aの上端面にはフランジ部が一体的に形成され、該フランジ部の上面にアッパブラケット85の下面が当接している。これにより上カバー90aの上縁部に別体のカバーを装着した場合に生じる段差の発生を防止しており、外観の向上及び水入りの防止を図っている。
【0040】
また上記上カバー90a内にはキャップ状のフランジ91が溶接固着されており、該フランジ91にはフロントフォーク87の外周面に摺接するよう装着されたラバーシート92が当接しており、該ラバーシート92とアンダブラケット86との間には平ワッシャ93が介設されている。これによりアッパブラケット85とアンダブラケット86との間に生じる寸法誤差を吸収するとともに、上カバー90aの回り止めを行なっている。また上記下カバー90bは上記アンダブラケット86に固定されたブラケット86bに固定されており、さらに上記フロントフォーク87のアウタチューブ87bにはこれが下カバー90bに直接接触するのを回避するための樹脂リング94が介設されている。
【0041】
上記操向ハンドル89の前側には乗員の前方を覆うウインドスクリーン95が配設されており、このウインドスクリーン95の下方の左右側部には乗員の脚部前方を覆うデフレクタ96が配設されている。上記ウインドスクリーン95は上記左右のハンドルクラウン87aに取付けブラケット97を介して装着されている。また上記デフレクタ96はポリカーボネート板96aに上方に延びる棒状のステー96bを金属板96cを介してボルト締め固定した構造のもので、該ステー96bの上端部を上記取付けブラケット97にボルト98により脱着可能に締結して構成されている。これにより上記デフレクタ96が不要の場合には、これのステー96bごと取り外すことにより外観の悪化を防止している。
【0042】
次にフロントディスクブレーキ装置について説明する。
上記前輪88は、ホイールハブ100a,スポーク100b,及びリム100cを鋳造により一体形成し、該リム100cにタイヤ101を嵌装した構造のものであり、該ホイールハブ100aの軸芯に上記車軸88aが軸受102を介在させて挿入されている。
【0043】
上記ホイールハブ100aの両端面にはそれぞれ環状のブレーキディスク103が配設されており、該ブレーキディスク103の外周縁には軽量化,放熱面積の増大,及びブレーキ音の低減を図るための多数の孔が形成されている。また上記左右のフロントフォーク87の後側にはキャリパ104がブラケット105を介して取付け固定されている。このキャリパ104は、キャリパ本体104a内に上記ブレーキディスク103を挟んで対向するよう配置された一対のパッドと、該各パッドを押圧駆動するピストンとを内蔵した概略構造のものである。
【0044】
上記各ブレーキディスク103の外面には金属製ホイールキャップ106が装着されいる。このホイールキャップ106はホイールハブ100aの端面及びブレーキディスク103の外面を覆うことにより意匠効果を高めるためのもので、これの外面は略平坦面をなしており、かつ該キャップ106の外面にはバフによる研磨加工が施されている。上記ホイールキャップ106は上記ブレーキディスク103とともにボルト107によりホイールハブ100aに共締め固定されている。
【0045】
そして上記車体右側のホイールキャップ105の内面にはダンパ110が配設されている。このダンパ110はリング状のダンパゴム110aとリング状のウェイト110bとを貼合せた構造のもので、上記ブレーキディスク103の内径より小径となっており、上記ホイールハブ100aの凹部100dに対向するよう配置されている。なお、上記ダンパ110は左右のホイールキャップ106にそれぞれ配設してもよい。
【0046】
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態のリヤサスペンション30では、クッション31をリヤアーム6のピボット軸20の下方に略平行に配置するとともに、前端ボス部31cをオイルパン5eより後方に連結したので、クッションを車体下部に配置する場合に、クッションとオイルパンとの干渉を避けるためにエンジン取付け高さを上げる必要はなく、従って複数気筒エンジンのようにオイルパン幅の大きい場合にも支障なくクッションを車体下部に配置でき、さらに上記クッション31をリヤアーム6の下方に配置したので、リヤアーム6の上方スペースを有効利用でき、該部分にバッテリ28等を配置できる。
【0047】
また、上記クッション31の後端ボス部31cにリンクアーム32を連結し、該リンクアーム32をリヤアーム6に連結するとともに、該リンクアーム32の途中にコンプレッションバー33の下端を軸支し、該コンプレッションバー33の上端をピボット軸20より上方のクロスバー39に軸支したので、クッション31の後端ボス部31cをピボット軸20より後方に、つまりリヤアームに近づけて配置しながらクッションストロークを大きく設定できるので、クッションのセッティングに対する自由度を大きくできる。
【0048】
またこの場合、路面からの荷重はリンクアーム32,及びコンプレッションバー33に対し、これらの軸方向に作用することとなる。即ち、上記路面荷重は、リヤアーム6から上部後端のカラー35b,アームプレート34を介してクッション31に軸方向力(引張力)として伝達され、そしてこの際のアームプレート34の回転力はコンプレッションバー33に軸方向力として作用する。このように簡単なリンク機構で各リンク部材に曲げ応力が作用するのを回避でき、それだけ耐久性を向上できる。
【0049】
本実施形態のメインスイッチ配置構造では、該メインスイッチ40をメインフレーム9のループ部9bの内側に配置し、上記メインスイッチ40の外側をループ部9bで、また前側をシートレール12で囲むとともに内側をリヤフェンダ17で囲み、さらに上方をシート8で覆ったので、キー挿入部40aは外方から見え難く、しかもシリンダキー40bを上記フレーム等で覆うことができ、盗難や悪戯による損傷を防止できる。さらに上記メインスイッチ40のキー挿入部40aの周縁部,及び後側をカバー43で覆ったので、この点からも盗難,悪戯を防止できる。またシートロック部材42においても上記メインスイッチ40と同様の配置構造としたので、この場合も盗難や悪戯による損傷を防止できる。
【0050】
本実施形態による足載装置では、ゴム部材61内に鉄板62,及び金属パイプ63をインサート成形して足載部材58を構成し、該ゴム部材61に脚部61bを突出形成し、該脚部61bをベース部材57に当接させてフローティングしたので、該足載部材58がダンパとして機能することから、乗員の足に伝わるエンジン振動,走行振動を抑制でき、乗り心地を改善できる。ここで取付け部61aを足載部材58の周縁の足が載せられない部分に配置し、かつ弾性のある上記脚部61bを足の載せられる部分に配置したので、上記フローティングがより確実となり上記取付け部61aを介して振動が伝わるのをより一層防止できる。
【0051】
また上記ゴム部材61内の鉄板62,金属パイプ63をベース部材57への取付けブラケットとして兼用でき、別部品を用いることなく取付け強度を確保でき、コストを低減できる。さらに上記鉄板62に複数個の孔62aを形成したので、ゴム部材61の鉄板62からの浮きを防止でき、また上記ダンパ機能におけるウエイトの大きさを容易に設定できる。
【0052】
本実施形態のフロントディスクブレーキ装置では、ブレーキディスク103の外面に平板状のホイールキャップ106を配設し、該ホイールキャップ106の内面にダイナミックダンパ110を貼着したので、ブレーキングによるディスクの鳴きを防止できるとともに、ダイナミックダンパ110の外方露出による外観低下を回避できる。
【0053】
また、この種の自動二輪車の外観に対するユーザのイメージによっては、ディスクブレーキではなく、ドラムブレーキの方が好まれる場合があるが、本実施形態ではブレーキディスク103をホイールキャップ106で覆うことによりこのような外観上の要請に応えることができ、かつこの場合にホイールキャップを利用してダイナミックダンパ110を配設したので、コストの面でも有利である。
【0054】
また上記ダンパ110をホイールキャップ110の内面に配置するにあたり、ホイールハブ100aの凹部100dに対向配置したので、フロントフォーク87との干渉を回避でき、該フォーク87の車幅方向寸法の拡大を回避できる。さらに上記ホイールキャップ110をブレーキディスク103とともにボルト107で共締め固定したので、該ボルト107を共通化でき、この点からも部品コストの上昇を抑制できる。
【0055】
さらにまた、ダイナミックダンパ110をブレーキディスク103に直接配設することなく、ホイールキャップ106のディスク103の径方向内方に位置させたので、ブレーキディスク103の径に影響を与えることはなく、従ってディスク径の設計上の自由度が低下することもない。
【0056】
【発明の効果】
本発明に係る自動二輪車のメインスイッチ配置構造によれば、メインスイッチを左,右いずれかのメインフレームの後端部,シートレール,及びリヤフェンダで囲まれた部分に配置したので、メインスイッチの周囲は外部から見え難く、しかも強度の高い部材で覆うことができ、悪戯や盗難による損傷を防止できる効果があり、また、上記メインスイッチのシリンダキーを起立させてキー挿入部を上方に向けたので、該キー挿入部の上方をシートで覆うことができ、また横方向に向ける場合に比べてこじ開け難く、この点からも悪戯による損傷を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動二輪車を説明するための左側面図である。
【図2】上記自動二輪車の車体フレームを示す左側面図である。
【図3】上記車体フレームの平面図である。
【図4】上記実施形態のリヤサスペンションを示す構成図である。
【図5】図4のV −V 線断面図である。
【図6】上記実施形態のメインスイッチ配置構造を示す平面図である。
【図7】上記配置構造の右側面図である。
【図8】上記配置構造の後から見た斜視図である。
【図9】上記配置構造の背面図である。
【図10】上記自動二輪車のバックシートを示す断面図である。
【図11】上記バックシートの横断面図である。
【図12】上記自動二輪車のサドルバックの側面図である。
【図13】上記サドルバックの断面図である。
【図14】上記実施形態のフートレストボードを示す平面図である。
【図15】図14のXV−XV線断面図である。
【図16】図14のXVI −XVI 線断面図である。
【図17】上記フートレストボードの図である。
【図18】上記フートレストボードの右側面図である。
【図19】図18のXIX −XIX 線断面図である。
【図20】上記実施形態の燃料タンクの分解状態を示す図である。
【図21】上記燃料タンクの平面図である。
【図22】上記燃料タンクの断面図である。
【図23】上記自動二輪車のステアリングカバーを示す断面図である。
【図24】上記自動二輪車のデフレクタの取付け部分を示す正面図である。
【図25】上記デフレクタの左側面図である。
【図26】上記実施形態によるフロントディスクブレーキ装置を示す断面図である。
【図27】上記フロントディスクブレーキ装置の側面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車
9 メインフレーム(車体フレーム)
9b ループ部(後端部)
12 シートレール
17 リヤフェンダ
40 メインスイッチ
40a キー挿入部
40b シリンダキー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an arrangement structure of a main switch of a motorcycle.
[0002]
[Prior art]
The main switch of a motorcycle may be mounted in the vicinity of the engine of the body frame from the viewpoint of mounting strength and arrangement space. Thus, when the main switch is arranged in the vicinity of the engine of the vehicle body frame, conventionally, the main switch is directed in the vehicle width direction, the key insertion portion is arranged to be exposed on the side surface or the upper surface of the vehicle body, and the main switch is attached to the bracket. In general, the bolt is fixed to the vehicle body frame by bolting.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional arrangement structure described above, the key insertion part and the cylinder key are exposed to the outside, so that there is a risk of mischief or theft that the cylinder key can be easily seen from the outside and can be pry open with a screwdriver or the like.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-described conventional situation, and an object of the present invention is to provide a main switch arrangement structure for a motorcycle that can avoid damage caused by theft or mischief when attached to a vehicle body frame.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a motorcycle main switch arrangement structure in which a seat rail is connected to a rear end portion of a vehicle body frame and a rear fender is arranged, and the seat rail is connected to the rear end portions of the left and right main frames of the vehicle body frame. The main switch is arranged inside the rear end of either the left or right main frame, the front side of the main switch is covered with the seat rail, the inside is covered with the rear fender, and the cylinder key of the main switch Is characterized in that it is arranged substantially upright so that the key insertion part faces upward.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIGS. 1 to 27 are views for explaining a motorcycle according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a left side view of the motorcycle, and FIGS. 2 and 3 are left side views of a vehicle body frame. 4 is a configuration diagram showing the operation of the rear suspension, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line V-V in FIG. 4, and FIGS. 6 to 9 are plan views, right side views, and perspective views showing the arrangement structure of the main switch, respectively. 10 and 11 are cross-sectional views of the back seat, FIGS. 12 and 13 are side views and cross-sectional views of the saddle bag, and FIGS. 14 to 17 are plan views and cross-sectional views of the footrest board, respectively. , Side view, FIGS. 18 and 19 are respectively a right side view and a sectional view showing a master cylinder of a brake pedal, and FIGS. 20 to 22 are an exploded view of a fuel tank, a plan view, a sectional left side view, and FIG.
[0007]
In the figure, reference numeral 1 denotes a motorcycle according to the present embodiment, which supports a
[0008]
The
[0009]
A front end of a pair of left and right down
[0010]
The portion A extending from the
[0011]
A substantially
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The drive shaft of the
[0015]
A
[0016]
As shown in FIGS. 4 and 5, the
[0017]
The
[0018]
Next, the arrangement structure of the main switch will be described.
As shown in FIGS. 6-9, the
[0019]
The
[0020]
A
[0021]
A
[0022]
The
[0023]
A
[0024]
Saddle backs 51 are disposed on the left and right sides of the
[0025]
Next, the footrest device of this embodiment will be described.
As shown in FIGS. 14 to 19, a
[0026]
An iron
[0027]
The
[0028]
As will be described later, the
[0029]
Three
[0030]
Four
[0031]
A
[0032]
Next, the
As shown in FIGS. 20 to 22, the
[0033]
A belt-like cover top 74 made of rubber or vinyl chloride is disposed on the upper surface of the
[0034]
A
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
In the
[0038]
Next, the steering device of the motorcycle 1 will be described.
A steering
[0039]
Fork covers 90 are attached to the left and right
[0040]
Further, a cap-shaped
[0041]
A
[0042]
Next, the front disc brake device will be described.
The
[0043]
An
[0044]
A
[0045]
A
[0046]
Next, the effect of this embodiment is demonstrated.
In the
[0047]
Further, a
[0048]
In this case, the load from the road surface acts on the
[0049]
In the main switch arrangement structure of the present embodiment, the
[0050]
In the footrest device according to the present embodiment, the
[0051]
Further, the
[0052]
In the front disc brake device of this embodiment, the
[0053]
Depending on the user's image of the appearance of this type of motorcycle, a drum brake may be preferred instead of a disc brake. In this embodiment, the
[0054]
Further, when the
[0055]
Furthermore, since the
[0056]
【The invention's effect】
According to the main switch arrangement structure of the motorcycle according to the present invention, the main switch is arranged in a portion surrounded by the rear end portion of the left or right main frame, the seat rail, and the rear fender. Is hard to see from the outside, and can be covered with a strong member, preventing damage caused by mischief or theft, and the cylinder key of the main switch is raised and the key insertion part is directed upward The upper portion of the key insertion portion can be covered with a sheet, and is difficult to open compared to the case where the key insertion portion is directed in the lateral direction. From this point, there is an effect of preventing damage due to mischief.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left side view for explaining a motorcycle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a left side view showing a body frame of the motorcycle.
FIG. 3 is a plan view of the body frame.
FIG. 4 is a configuration diagram showing a rear suspension of the embodiment.
5 is a cross-sectional view taken along the line V-V in FIG. 4;
FIG. 6 is a plan view showing a main switch arrangement structure of the embodiment.
FIG. 7 is a right side view of the arrangement structure.
FIG. 8 is a rear perspective view of the arrangement structure.
FIG. 9 is a rear view of the arrangement structure.
Fig. 10 is a cross-sectional view showing a back seat of the motorcycle.
FIG. 11 is a cross-sectional view of the back sheet.
FIG. 12 is a side view of the saddleback of the motorcycle.
FIG. 13 is a cross-sectional view of the saddle bag.
FIG. 14 is a plan view showing the footrest board of the embodiment.
15 is a cross-sectional view taken along line XV-XV in FIG.
16 is a cross-sectional view taken along line XVI-XVI in FIG.
FIG. 17 is a view of the footrest board.
FIG. 18 is a right side view of the footrest board.
19 is a cross-sectional view taken along line XIX-XIX in FIG.
FIG. 20 is a diagram showing an exploded state of the fuel tank of the embodiment.
FIG. 21 is a plan view of the fuel tank.
FIG. 22 is a cross-sectional view of the fuel tank.
FIG. 23 is a cross-sectional view showing a steering cover of the motorcycle.
Fig. 24 is a front view showing a mounting portion of the deflector of the motorcycle.
FIG. 25 is a left side view of the deflector.
FIG. 26 is a cross-sectional view showing the front disc brake device according to the embodiment.
FIG. 27 is a side view of the front disc brake device.
[Explanation of symbols]
1 Motorcycle
9 Main frame (body frame)
9b Loop part (rear end)
12 Seat rail
17 Rear fender
40 Main switch
40a Key insertion part
40b Cylinder key
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23049295A JP3643147B2 (en) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | Main switch layout structure for motorcycles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23049295A JP3643147B2 (en) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | Main switch layout structure for motorcycles |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971279A JPH0971279A (en) | 1997-03-18 |
JP3643147B2 true JP3643147B2 (en) | 2005-04-27 |
Family
ID=16908629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23049295A Expired - Fee Related JP3643147B2 (en) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | Main switch layout structure for motorcycles |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3643147B2 (en) |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP23049295A patent/JP3643147B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0971279A (en) | 1997-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3342254B2 (en) | Motorcycle rear suspension | |
KR100278842B1 (en) | Fender and back rest mounting structure and mounting method of motorcycle | |
EP1975056B1 (en) | Compact vehicle | |
JP3643147B2 (en) | Main switch layout structure for motorcycles | |
JP3497294B2 (en) | Motorcycle footrest device | |
JP3569597B2 (en) | Body structure of scooter type vehicle | |
JP2003237674A (en) | Scooter type motorcycle | |
JPH0971285A (en) | Disc brake equipment for motorcycle | |
JP4202458B2 (en) | Motorcycle article storage container mounting structure | |
JP4154070B2 (en) | Rear cushion unit mounting structure for scooter type vehicles | |
JP2000128051A (en) | Foot rest shock damping for motorcycle | |
JP3626557B2 (en) | Rear cushion mounting structure for scooter type vehicles | |
JP4132286B2 (en) | Under-seat storage structure for scooter type motorcycles | |
JP2000313391A (en) | Body frame for scooter type vehicle | |
JP4252667B2 (en) | Engine support structure for scooter type vehicles | |
JP2006021626A (en) | Motorcycle | |
JP3938652B2 (en) | Scooter type vehicle exterior structure | |
JPH1159108A (en) | Front wheel for motorcycle | |
JP2006021625A (en) | Motorcycle | |
JPH08207864A (en) | Swing arm structure for swing unit type vehicle | |
JP2000313387A (en) | Body frame for motorcycle | |
JP3639072B2 (en) | Support structure for motorcycle backrest | |
JP3569595B2 (en) | Body structure of scooter type vehicle | |
JP3366127B2 (en) | Seat structure for straddle-type vehicles | |
JPH1159543A (en) | Body frame of motorcycle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20050127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |