JP3642096B2 - 道路鋲 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種警報用及び表示用に使用される自発光型道路鋲に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、道路の交差点や、カーブ、踏切り等の路面や縁石にLEDを用いた自発光型の道路鋲が設置されるようになってきた。この自発光型の道路鋲は商用電源を必要とせず、昼間に太陽光のエネルギーを太陽電池で受けて内蔵の2次電池に充電し、夜間にLED表示部が点滅するものであり、太陽電池、2次電池、LED表示部、点灯回路、及び外装ケース等で構成されている。
【0003】
その点灯回路は、太陽電池の起電力を監視し一定値以下になると周囲が暗くなったものと判断して道路鋲の点滅を開始させると共に、一定値以上になると明るくなったものと判断して点滅を終了させる働きをしている。
【0004】
さて、自発光型の道路鋲は、設置直後から動作させるために出荷前に2次電池を充電しておく必要がある。しかしながら周囲が暗くなると点灯するという装置の特性から、出荷から設置に至るまでの梱包中は暗箱状態となって点灯してしまう。このため2次電池が放電して、道路への設置時には再充電しなければならないことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来のスイッチ等のない自発光型道路鋲では、梱包中に2次電池が放電してしまい道路への設置時は、充電しなければならず設置作業が面倒であった。また、梱包中の放電防止を施した製品も一部で実用化されているが開閉手段が外装ケース上に露出しており外部からいたずらされやすい構造になっていたり、オン状態にするための構造が複雑で設置業者に負担を強いる等の問題があった。
【0006】
そこで本発明は、梱包中は点灯回路をオフ状態として2次電池の放電を最小限に抑え、設置時には点灯回路を容易にオン状態としてすぐに動作可能で、かつ設置工数の短い道路鋲を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明では、設置までの梱包中は点灯回路をオフ状態、設置時に容易にオン状態に切り替えることのできる開閉手段を設けると共に、その開閉手段はいたずら防止および防水の理由から密封構造として外装ケースの外側面に露出したものでなく設置後は容易に切り替えができない構造とした。
【0008】
すなわち、点灯回路の開閉手段は防水構造を保ちながら点灯回路を開閉できる磁気感知型などのスイッチもしくはジャンパー線として、外部から簡単にオフ・オン状態を切り替えられるようにする。またその開閉手段は、外部からいたずらされないように本体の底面側に設けて、設置時にオフ状態からオン状態に切り替えて取り付けるものとする。こうして、道路への設置時、容易に点灯開始できるような自発光型の道路鋲が実現できることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0010】
図1はその外観の一例を示す斜視図、図2〜図4は実施の形態の代表例の断面図である。すなわち、請求項2は図2に、請求項3は図3に、請求項4は図4にそれぞれ対応している。
【0011】
図1に示すように、外装ケース5の天面に太陽電池1を配置し、昼間は太陽光を受けてその光エネルギーを電気エネルギーに変換して内蔵の2次電池(図示せず)に充電する。夜になると2次電池の電気エネルギーを利用して道路鋲正面に設けたLED表示部3を点滅させて道路の縁石の存在や踏切の存在を知らしめる動作をなす。
【0012】
次に第1の実施の形態として、開閉手段に磁気感知型の開閉手段を利用した道路鋲について図2を用いて説明する。
【0013】
図2に示すように、本体は外部からの水分浸入防止のために外装ケース5に、環状のシール材としてのシリコーンゴム7を挟んでカバー6がビス8で固定され、密閉されている。
【0014】
このような構造でLED表示部3の点灯回路を開閉するために一般のスイッチを設置することは困難であるため、点灯回路を有する回路基板4にリードスイッチ9を配置して、リードスイッチ9のオンで点灯回路はオフ状態、リードスイッチ9のオフで点灯回路がオン状態となるような回路構成にして、マグネット10を近づけることによりリードスイッチ9がオン(点灯回路がオフ状態)、マグネット10を離すとリードスイッチ9がオフ(点灯回路がオン状態)としている。
【0015】
なお、カバー6はマグネット10の磁力に影響を与えない材料、例えばステンレス鋼板を使用する。
【0016】
このようにして、出荷時にはマグネット10を両面接着テープ11等でカバー6に貼り付けて点灯回路をオフ状態に保ち、2次電池を工場出荷時の充電状態とほぼ同じ状態で設置現場まで輸送でき、路面への取り付け時にマグネット10を外すことで点灯回路がオン状態に切り替わり、そのまま設置することができる。このため、従来のように設置現場で2次電池に再充電するという不都合は解消され、設置作業が極めて容易となる。なお、マグネット10は両面接着テープ11等で貼り付けるために輸送中にはずれるようなことがなく、かつ設置時には容易に剥がすことが可能である。
【0017】
このような構造により、防水性に優れると共に、点灯回路をオフ状態からオン状態に切り替えて設置することができる道路鋲が提供できる。本発明の道路鋲はオフからオン状態への切り替えが容易であるだけでなく、さらに設置時の確認作業において、取り付け方向、視認状態等を容易に確認でき、設置工数が少なくてすむという副次的効果も得られる。
【0018】
以上は、磁気感知型の開閉手段で点灯回路を開閉した実施の形態について説明したが、あらかじめ磁気バイアスをかけておき、外部からの磁気的影響のない状態でオン状態、磁気的影響のある状態でオフ状態となるリードスイッチを用いて直接2次電池の放電回路を開閉してもよい。この場合、出荷時はマグネットを装着することにより2次電池の放電回路をオフ状態、設置時にマグネットを取り外すことにより2次電池の放電回路をオン状態にするものである。
【0019】
次に開閉手段がカーボンスイッチタイプである実施の形態について図3を参照して説明する。
【0020】
この実施の形態が図2に示した形態と異なるところは、リードスイッチ9の代わりにカーボン12を内蔵したことである。
【0021】
すなわち、シリコーンゴム7aは、中央部が図面の下方向(路面方向)に十分に筒状となるようにとびだすと共に、その周辺がカバー6aに貼り合わせられて内部に水分が入りこまないような構造になっている。
【0022】
マグネットスイッチタイプの自発光型道路鋲と同様、出荷時にカバー6aの穴部に粘着テープ14を貼りつけることにより、凹状部に格納したカーボン12が回路基板4のカーボンパターン13に押しつけられてスイッチがオンする(点灯回路がオフとなる)。路面への設置時には、粘着テープ14を外すことにより、シリコーンゴム7aの弾性力でその中央の筒部が下方に飛び出してカーボン12が回路基板4から離れて、スイッチがオフ(点灯回路がオン)となる。ここでシリコーンゴム7a中央の筒部は先端が路面に触れない程度の寸法とすることが肝要である。寸法が大きすぎると、路面設置時に粘着テープ14がある場合と同様の状態となって、点灯回路がオン状態とならないことがあるからである。
【0023】
最後に、ジャンパー線を用いた実施の形態について図4を用いて説明する。
この形態は、本体内部の回路基板4上にジャンパー線17を設けて、ジャンパー線17がある場合には点灯回路がオフ状態に、ジャンパー線17がない場合には点灯回路がオン状態になるものである。
【0024】
道路への設置時にジャンパー線17をニッパ18等でカットすることにより容易に点灯回路をオン状態とし、夜間にはLED表示部3が点滅状態となる。なお、防水性を高めるためにはジャンパー線17の回路基板4への取付部分周辺には防水性の高い樹脂16をポッティングするのがいっそう効果的である。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、自発光型の道路鋲に外装ケースの外側から操作できる点灯回路の開閉手段を内蔵することにより
(1)道路等への設置時に防水性能を損なうことなく簡単に点灯回路をオン状態に設定できる。また、再充電作業が不要となり、設置後その場で取り付けの方向性、視認性等を確認できることから設置及び調整時間を削減できる。
(2)本体の底面に点灯回路の開閉手段があることから外部よりいたずらされることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の道路鋲の外観を示す斜視図
【図2】本発明の磁気スイッチタイプの道路鋲の実施の形態を示す断面図
【図3】本発明のカーボンスイッチタイプの道路鋲の実施の形態を示す断面図
【図4】本発明のジャンパー線タイプの道路鋲の実施の形態を示す断面図
【符号の説明】
1 太陽電池
2 2次電池
3 LED表示部
4 回路基板
5 外装ケース
6、6a カバー
7、7a シリコーンゴム
8 ビス
9 リードスイッチ
10 マグネット
11 両面接着テープ
12 カーボン
13 カーボンパターン
14 粘着テープ
16 樹脂
17 ジャンパー線
18 ニッパ
Claims (1)
- 表示部、太陽電池、2次電池、外装ケース、前記外装ケースの内部に設けた点灯回路および前記点灯回路の磁気感知型開閉手段とを有し、
前記磁気感知型開閉手段は、外装ケースの外側に磁性体を配置することで前記磁気感知型開閉手段が点灯回路をオフ状態とし、磁性体を取り除くことで前記磁気感知型開閉手段が前記点灯回路をオン状態とすることを特徴とする道路鋲。
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JP01369996A Expired - Fee Related JP3642096B2 (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 道路鋲 |
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1996
- 1996-01-30 JP JP01369996A patent/JP3642096B2/ja not_active Expired - Fee Related
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