JP3641784B2 - 車両玩具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線コントローラにより操縦される車両玩具であって、保温または保冷機能を備えた収納庫を備えた車両玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、無線コントローラにより自動車玩具(車両)を操縦する車両玩具が知られている。この種の車両玩具は、車両に乾電池を搭載しており、乾電池が充電可能なものである場合には、車両から充電用乾電池を取り出して別途充電器にて乾電池を充電するようになっている。一方、飲料や食品等を収納してこれらを保冷又は保温する収納庫が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、無線コントローラにて走行を操縦する車両玩具と、飲料や食品等を収納して保冷又は保温する収納庫は別体のものであり、これらを併せ持つものは従来なかった。即ち、車両玩具を無線コントローラの操作により移動して楽しむものはあったが、保冷や加温する収納庫が移動したり走行するものはなく、保冷や保温機能を備える収納庫は手で持ち運んだり、所定の場所に固定しておくものに限られていた。
【0004】
本発明は、子供から大人まで遊び心を満たすことができるとともに、無線コントローラの操作により保冷又は保温した飲料等を任意の場所まで運搬可能な車両玩具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、無線コントローラにて操縦される車両と、車両のガレージとを備える車両玩具であって、ガレージには電源端子が設けてあり、車両には受電端子が設けてあり、車両がガレージに収納されたときにガレージの電源端子に車両の受電端子が接続されて車両の駆動用電力が充電され、更に車両には保冷又は保温を行う収納庫を積載してあることを特徴とする。
【0006】
この請求項1に記載の発明では、車両(以下、本明細書において「車両」とは「玩具の車両」を意味するものとする。)は無線コントローラによりその走行が操縦されるものであり、単に車両を走行させるほか、ガレージ内へ車両を納めたり、ガレージから出したりすることにより、遊び心を高めることができる。車両はガレージに納まると車両の受電端子がガレージの電源端子に接続されることにより、駆動に必要な電力が供給される。したがって、車両がガレージ内に納まっているときに車両に電力が充電されるので、別途充電操作が必要ない。
【0007】
また、車両をガレージに納めることが必要になるので、無線コントローラの操作により車両をガレージ内にうまく納める操作を競ったり、操作技能を高めたりして遊び心を高めるものである。
【0008】
【0009】
更に、車両には収納庫が搭載されているので、この収納庫に缶コーヒーや缶ビール等の飲料や食品を収納して冷やす(又は温める)ことができる。収納庫に収めた飲料や食品等は無線コントローラで車両を操縦することにより、操縦者のいるところまで運んだり、他の人のところに運ぶことができ、冷えた(又は温めた)飲料等を任意の場所に運んで届けるという意外性が高く、遊び心を満喫することができる。換言すれば、冷蔵庫(又は温蔵庫)を無線操縦により任意の場所に移動させるという意外性の高いものである。更に、飲料等を冷やして(又は温めて)保管しておく場合には、飲料等を車両の収納庫に納めた後、無線コントローラにて車両を操縦し、ガレージに納める。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、収納庫はペルチェ素子を備え、車両がガレージに収納されているときにペルチェ素子に電力が供給されて収納庫が冷却又は加温されることを特徴とする。
【0011】
この請求項に記載の発明では、請求項に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、収納庫はペルチェ素子により冷却又は加温されるので、小さい電力で冷却又は加温できるとともに構成が簡易であり、且つ電流の向きを切り替えることにより、冷却又は加温のいずれをも選択したり、切替も容易にできる。また、車両がガレージに収納されているときに、収納庫の冷却または保温用の電力が供給されるので、別途電源に接続したり電池等を必要とせず、利便性が高い。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、ガレージは変圧器を備え、変圧器に供給された所定電圧の電力を収納庫用の電力の電圧と、車両の駆動用電力の電圧との2つの電圧を供給することを特徴とする。
【0013】
この請求項に記載の発明では、請求項に記載の作用効果を奏するとともに、ガレージに供給された所定電圧の電力を変圧器で供給電圧を変えることにより、車両の駆動用電圧の電力と、収納庫の冷却(又は加温)に要求される電圧とが異なる場合にも、ガレージには一種類の電圧の電力を供給するだけで、車両の駆動用と収納庫用との電圧をそれぞれ供給できる。即ち、ガレージに供給する電力は、家庭用の商用電力から直接又はコンデンサを介して供給でき、電源への接続やセッティングが簡易にできる。
【0014】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至に記載の発明において、ガレージの電源端子及び車両の受電端子は、ガレージの底面から間隔をあけて設けられていることを特徴とする。
【0015】
この請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれかに記載の作用効果を奏するとともに、相互に接続されるべき電源端子及び受電端子はガレージの底面から離れているので、収納庫に生じた結露がガレージの底面に溜まった場合にもこれらの接続端子が結露水に触れてショートするのを防止できる。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、ガレージには、家庭用商用電力からの受電口と、自動車の電力からの受電口とが設けられており、各受電口の形状が異なることを特徴とする。
【0017】
この請求項に記載の発明では、請求項1乃至のいずれかに記載の作用効果を奏するとともに、車両への充電は家庭用商用電力のみならず、自動車(例えば、シガレットヒータ)からの充電が可能であり、室外、例えば、自動車内で収納庫として用いたり、キャンプ等の野外活動で車両玩具を楽しむこともできる。
【0018】
請求項に記載の発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明において、車両の前面には、充電中表示ランプと、保冷庫の残留電力表示ランプと、車両駆動用残留電力の表示ランプとが設けてあり、各電力の残存状態を別個に表示することを特徴とする。
【0019】
この請求項に記載の発明では、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明と同様作用効果を奏するとともに、使用者は収納庫用電力や車両駆動用電力の残存電力を知り、充電が必要か否かを容易に認識できる。また、車両がガレージに収納されて充電しているときにも、その充電状態が容易に認識できるとともにこれら三者の充電状態を同時に知ることができる。
【0020】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか一項に発明において、ガレージの電源端子及び車両の受電端子とは車両の車幅方向における略中央に設けてあり、ガレージの内側面は車両を略中央に案内するように奥側ほど車両の収納幅を狭めていることを特徴とする。
【0021】
この請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、車両がガレージに入り始めると、ガレージの幅が次第に狭くなって、車両の収納位置が案内されるので、操作者は車両をガレージに入れるだけで、車両の受電端子とガレージの電源端子とを容易に接続できる。
【0022】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の発明において、ガレージの入口には補助プレートが取り付けられており、補助プレートは車両をガレージの入口に向けて案内する案内手段を有することを特徴とする。
【0023】
この請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、ガレージの入口は狭いので車両が入り難いため無線コントローラによる操縦も難しいが、ガレージの入口に設けた補助プレートにより、ガレージ入口に近づいた車両は、補助プレートの案内手段に案内されて車両の姿勢が整えられてガレージ内に容易に収納でき、無線コントロールに高度な技術を必要せず、不慣れな者や子供でも車両を用意にガレージに納めることができる。
【0024】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、案内手段は、車両に設けられた係合部材を案内する溝であり、溝の幅をガレージの奥に向けて狭めていることを特徴とする。
【0025】
この請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、案内手段は車両の底面に設けた突部が溝により案内されてガレージに収納される車両の姿勢を整えるので、案内手段の構成が簡易である。
【0026】
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明において、収納庫は、側面部を上方に向けて回動することにより開く開閉機構と開き状態を保持するための係止部材とを備え、係止部材は回動により収納庫内に収納可能であることを特徴とする。
【0027】
この請求項10に記載の発明によれば、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、収納庫の側面部が蓋になっており、これを開けて収納物を出し入れするが、側面部を開いたときに係止部材により開状態を保持でき、収納物の出し入れがし易いとともに、出し入れ中に側面部が不意に落ちて閉まるのを防止できる。
【0028】
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明において、収納庫の開閉機構をコントローラにより制御することを特徴とする。
【0029】
この請求項11に記載の発明によれば、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、保冷庫の開閉も無線コントローラででき、意外性が高く且つ利便性も高い。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかる車両玩具の全体的構成を示す斜視図であり、図2は車両がガレージに収納された状態を示す斜視図であり、図3は車両の収納庫が開いた状態を示す斜視図であり、図4は車両の正面図であり、図5は車両を上から見た平面図であり、図6は車両を横から見た側面図であり、図7は車両を後側から見た側面図であり、図8は車両の収納庫を冷却するための概略構成図であり、図9はガレージを正面から見た斜視図であり、図10は補助プレートを装着したガレージを上から見た平面図であり、図11は図10に示すガレージに車両が納まった状態の側面図であり、図12はガレージを後側から見た側面図である。
【0031】
本実施の形態にかかる車両玩具1は、トラックの形態をした車両3と、この車両3が収納可能なガレージ5と、車両3の走行を操縦する無線コントローラ7とから構成されており、主に室内で用いるものである。車両3は、車両本体9に保冷又は保温機能を備えた収納庫11が一体に搭載されており、車両本体9には、走行用のモータと駆動用充電池が設けられている。
【0032】
車両本体9には、その前部(運転席を形取った部分)の正面に充電表示部13が設けられており、充電表示部13は、左から走行用電池の残量表示ランプ15と、充填中(後述する)表示ランプ17と、収納庫11の保冷用電池の残量表示ランプ19とが設けられており、車両3の正面から各電力の状態が一目でわかるようになっている。車両本体9の後端の下部には、受電端子21が設けられており、この受電端子21には後述する電源端子部23が嵌合されて電気的に接続される。受電端子21は断面が矩形であり、矩形の左右側に板バネ状の接続端子25が配置されている。
【0033】
また、車両本体9の後には、下に向けて突設する突起部材49が設けてあり、後述する案内手段71によりガレージ5内への収納を容易に案内されるようになっている。車両本体9は全体が硬質樹脂でできているが、障害物に衝突しやすい前端27及び後端29はそれぞれゴム材でできており、衝撃を緩和して破損が防止されている。
【0034】
収納庫11は、車両本体9と一体に構成されており、車両の前部30と収納庫11とは嵌合部材31により嵌合して隙間が生じるのを防止し、外観を良好にしている。収納庫11には、上面の略中央にヒンジ33が設けてあり、ヒンジ33により収納庫11の側面部35及び上半面部37とが一体に回動して、収納庫11を開閉するものであり、収納庫11の側面部35が開閉蓋になっている。尚、側面部35にはその周囲にパッキンが取り付けられており、収納庫11内を気密に保持している。側面部35を開いた状態では、図3に示すように、収納庫11内に収納空間39が形成されており、この収納空間39に缶コーヒや缶ビール等の缶入り飲料やその他の食品等が収納可能になっている。本実施の形態では、複数本の缶入り飲料40が収納されている。
【0035】
収納空間39の周囲はアルミ材で囲まれており、収納空間39の後ろ側に設けてある冷却手段41によりアルミ材が冷却されて収納空間39を冷却するようになっている。
【0036】
ここで、図8を参照して冷却手段41について説明する。冷却手段41は、ペルチェ素子43であり、電流の「+」「−」の流れを換えることにより、冷却又は加温の制御ができる。尚、ペルチェ素子43は、本実施の形態では、冷却用の制御としてある。このペルチェ素子43にはフィン45が取り付けてあり、空気に接触させて放熱を促しているとともに、収納庫11の後端には空気の流通を図る孔47が形成されている。尚、本実施の形態では、収納庫11の側面部35の開閉は手動で行うものであるが、無線コントローラ7の操縦により行うようにしてもよい。
【0037】
また、収納庫11の側面部35の開き状態を保持するために、係止部材49を設けてもよい。この場合には、収納物40の出し入れの際に側面部35を開いて手で押える必要がないので、収納物の出し入れを片手で容易に行うことができる。
【0038】
次に、ガレージ5について説明する。ガレージ5は略箱型であり、車両3が収納した状態では、車両の一部(前部)がガレージ5からはみ出す寸法であり、車両がガレージ5内に完全に納まらないようになっている。ガレージ5の内側後端には、電源供給用の電源端子23が設けられている。この電源端子23はガレージの底面53よりも少し上に位置しており、車両3に設けられている受電端子21と嵌合して接続可能である。相互に接続されるべき電源端子23及び受電端子21はガレージの底面53から離れているので、収納庫11に結露が生じてガレージ5に水が溜まった場合にもこれらの受電端子21及び電源端子23が結露水に触れてショートするのを防止できる。
【0039】
ガレージ5の後端の裏側には、幅方向の略中央にコンデンサの接続口55が設けてあり、コンデンサは家庭用商用電源に接続されて電力を受け、所定電圧に変換してガレージの接続口55を介して電源端子23に電力を供給している。本実施の形態では、コンデンサの接続口55は、丸型57と矩形59との2種類が設けてあり、一つの接続口57は家庭用商用電源から電力を受けるコンデンサに接続される7.5V用の接続口であり、もう一つの接続口59は、自動車のシガレットヒータから電力を受けるコンデンサに接続される12V用の接続口である。即ち、本実施の形態では、家庭用商用電力から電力を得て家庭内で用いることができるとともに、自動車内に持ち込んで、自動車用の保冷庫(又は温冷庫)として用いることもできる。更に、キャンプ等の野外においても、自動車に搭載している電源を利用して本発明の車両玩具を用いることができ、広い範囲で活用することが可能である。
【0040】
また、接続口55の隣には、変圧器61が設けてあり、接続口55から受けた電力を保冷用の電圧(ペルチェ素子に供給する電圧)と、車両の駆動用電圧(モータ用電圧)との2つの電圧に変換して供給することができ、一つの電源から得た電力を2種類の電圧の電力にそれぞれ変換して車両に供給(充電する)ものである。尚、変圧器61には、ファン63が設けられており、変圧器61の熱を放出して蓄熱を防止している。
【0041】
ガレージ5内側の左右側面65、67は車両3を略中央に案内するように奥側ほど車両の収納幅を狭めており、入口側の幅寸法Aに対して奥側の幅寸法Bになっている。このように奥側の寸法を次第に狭めることにより、車両3がガレージ内に入り始めると、ガレージ5の幅が次第に狭くなって、車両3の収納位置(収納姿勢)が案内されるので、操作者は車両3をガレージ5に入れるだけで、車両の受電端子21とガレージ5の電源端子23とを容易に接続でき、無線コントロール操作が簡単である。
【0042】
更に、図10及び図11に示すように、ガレージ5の入口には補助プレート69が脱着自在に取り付けられており、補助プレート69は車両3をガレージ5の入口に向けて案内する案内手段71が設けられている。案内手段71は、車両3に設けられた突起49を案内する溝であり、溝の幅をガレージ5の奥に向けて次第に狭めている。このように、案内手段71を設けることにより、ガレージ5の入口は狭くなっており、車両3が入り難く無線コントローラ7による操縦も難しいが、ガレージ5の入口に設けた補助プレート69により、ガレージ5の入口に近づいた車両3は、補助プレート69の案内手段71に案内されて車両3の姿勢が整えられてガレージ5内に容易に収納できる。
【0043】
尚、ガレージの後端と上端にも通気穴75が設けてあり、車両3の充電中の熱や収納庫11の冷却中に生じる熱を放熱するようになっている。
【0044】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。例えば、車両3はトラックに限らず、バスやトレーラ等のその形状や形態は制限されるものではない。収納庫11に切替スイッチを設けて保冷と加温とを切替により選択できるようにしてもよい。車両に設けた受電端子21には、駆動用の受電端子と保冷用の受電端子とを別個に設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、車両がガレージ内に納まっているときに車両に電力が供給されて充電されるので、従来にない意外性があり、且つ別途充電操作も必要ない。また、充電する場合には車両をガレージに納めることが必要になるので、無線コントローラの操作により車両をガレージ内にうまく納める操作を競ったり、操作能力を高めたりして遊び心を高めることができる。
【0046】
また、車両に搭載された収納庫には缶飲料等を収納して冷やす(又は温める)ことができるので、無線コントローラで車両を操縦することにより、冷えた(又は温めた)缶飲料等を操縦者のいるところまで運んだり、他の人のところに運ぶことができ、冷えた(又は温めた)飲料等を任意の場所に運んで届けるという意外性が高く、遊び心を満喫することができる。換言すれば、冷蔵庫(又は温蔵庫)を無線操縦により任意の場所に移動させるという意外性の高いものである。
【0047】
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、収納庫はペルチェ素子により冷却又は加温されるので、小さい電力で冷却又は加温できるとともに構成が簡易であり、且つ電流の向きを切り替えることにより、冷却又は加温のいずれをも選択したり、切替も容易にできる。また、車両がガレージに収納されているときに、収納庫の冷却または保温用の電力が供給されるので、別途電源に接続したり電池等を必要とせず、利便性が高い。
【0048】
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の効果を奏するとともに、ガレージに供給された所定電圧の電力を変圧器で供給電圧を変えることにより、車両の駆動用電圧の電力と、収納庫の要求電圧とが異なる場合にも、ガレージには一種類の電圧の電力を供給するだけで、車両の駆動用と収納庫用との電圧をそれぞれ供給でき、構成が簡易であるとともにセッティングを簡易にできる。
【0049】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれかに記載の効果を奏するとともに、相互に接続されるべき電源端子及び受電端子はガレージの底面から離れているので、収納庫生じた結露が底面に溜まってもこれらの接続端子が結露水に触れてショートするのを防止できる。
【0050】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれかに記載の効果を奏するとともに、車両への充電は家庭用商用電力のみならず、自動車(例えば、シガレットヒータ)からの充電が可能であり、室外、例えば、自動車内で収納庫として用いることもでき、更に、キャンプ等の野外活動で車両玩具を楽しむこともでき、使用範囲を広くできる。
【0051】
請求項に記載の発明によれば、請求項2乃至5のいずれかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、収納庫用電力や車両駆動用電力の残存電力や、ガレージでの充電状態を容易に認識できる。
【0052】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、車両がガレージに入り始めると、ガレージの幅が次第に狭くなって、車両の収納位置が案内されるので、操作者は車両をガレージに入れるだけで、車両の受電端子とガレージの電源端子とを容易に接続できる。
【0053】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、ガレージの入口に設けた補助プレートにより、ガレージ入口に近づいた車両は、補助プレートの案内手段に案内されて車両の姿勢が整えられてガレージ内に容易に収納でき、無線コントロールに高度な技術を必要せず、不慣れな者や子供でも車両を用意にガレージに納めることができる。
【0054】
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、案内手段は車両の底面に設けた突部が溝により案内されてガレージに収納される車両の姿勢を整えるので、案内手段の構成が簡易である。
【0055】
請求項10に記載の発明によれば、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、収納庫保の蓋である側面部を係止部材により開状態を保持でき、収納物の出入れがし易いとともに、蓋である側面部が不意に落ちて閉まるのを防止できる。
【0056】
請求項11に記載の発明によれば、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、保冷庫の開閉も無線コントローラででき、意外性が高く且つ利便性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる車両玩具の全体的構成を示す斜視図である。
【図2】車両がガレージに収納された状態を示す斜視図である。
【図3】車両の収納庫が開いた状態を示す斜視図である。
【図4】車両の正面図である。
【図5】車両を上から見た平面図である。
【図6】車両を横から見た側面図である。
【図7】車両を後側から見た側面図である。
【図8】車両の収納庫を冷却するための概略構成図である。
【図9】ガレージを正面から見た斜視図である。
【図10】補助プレートを装着したガレージを上から見た平面図である。
【図11】図10に示すガレージに車両が納まった状態の側面図である。
【図12】ガレージを後側から見た側面図である
【符号の説明】
1 車両玩具
3 車両
5 ガレージ
7 無線コントローラ
9 車両本体
11 収納庫
13 充電表示部
21 受電端子
23 電源端子
43 ペルチェ素子
49 突起(係合部材)
55、57、59 接続口
61 変圧器
65、67 ガレージの内側面
71 案内手段

Claims (11)

  1. 無線コントローラにて操縦される車両と、車両のガレージとを備える車両玩具であって、ガレージには電源端子が設けてあり、車両には受電端子が設けてあり、車両がガレージに収納されたときにガレージの電源端子に車両の受電端子が接続されて車両の駆動用電力が充電され、更に車両には保冷又は保温を行う収納庫を積載してあることを特徴とする車両玩具。
  2. 収納庫はペルチェ素子を備え、車両がガレージに収納されているときにペルチェ素子に電力が供給されて収納庫が冷却又は加温されることを特徴とする請求項に記載の車両玩具。
  3. ガレージは変圧器を備え、変圧器に供給された所定電圧の電力を収納庫用の電力の電圧と、車両の駆動用電力の電圧との2つの電圧を供給することを特徴とする請求項に記載の車両玩具。
  4. ガレージの電源端子及び車両の受電端子は、ガレージの底面から間隔をあけて設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両玩具。
  5. ガレージには、家庭用商用電力からの受電口と、自動車の電力からの受電口とが設けられており、各受電口の形状が異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両玩具。
  6. 車両の前面には、充電中表示ランプと、保冷庫の残留電力表示ランプと、車両駆動用残留電力の表示ランプとが設けてあり、各電力の残存状態を別個に表示することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の車両玩具。
  7. ガレージの電源端子及び車両の受電端子とは車両の車幅方向における略中央に設けてあり、ガレージの内側面は車両を略中央に案内するように奥側ほど車両の収納幅を狭めていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両玩具。
  8. ガレージの入口には補助プレートが取り付けられており、補助プレートは車両をガレージの入口に向けて案内する案内手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車両玩具。
  9. 案内手段は、車両に設けられた係合部材を案内する溝であり、溝の幅をガレージの奥に向けて狭めていることを特徴とする請求項に記載の車両玩具。
  10. 収納庫は、側面部を上方に向けて回動することにより開く開閉機構と、開き状態を保持するための係止部材とを備え、係止部材は回動により収納庫内に収納可能であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の車両玩具。
  11. 収納庫の開閉機構をコントローラにより制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の車両玩具。
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