JP3641698B2 - 畳み込めるコンベヤ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として集配センター・スーパー、或いは生産工場等の作業現場において、コンベヤ作業終了後は、占有面積を縮小することにより、作業現場における所定内スペースにおいて、狭い空きスペースでの取り扱い・移動を快適にすると共に、適宜の空きスペース・収納スペースに効率的に保管するのに適する畳み込めるコンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術としては、実開昭54−22783号公報に伸縮式に畳み込めるコンベヤ装置が記載されている。
実開昭54−22783号公報記載によれば、伸長方向先端が斜め下向きに傾斜する搬送面を具える複数の定尺の各コンベヤ部分2、3、4を、伸長時に搬送面が傾斜姿勢で一直線を形成し、縮小時には各コンベヤ部分2、3、4が、固定コンベヤ(或いは固定シュート)1の下に収納される態様で、互いに重なり合うように伸縮式に組み合わされる。
それは、コンベヤ部分2、3の下方に設けたガイドレール2d、3d上を移動するため各コンベヤ部分2、3、4の後端下部に取り付けたガイドローラ2b、3b、4bが、複数のコンベヤ部分2、3、4の伸長時に乗り上がることにより、前後のコンベヤ部分に対して搬送面2a、3a、4aのレベルを合せるガイドブロック(傾斜ブロックeとストッパfとで構成されている)を、後位のコンベヤ部分のガイドレール2d、3dの先端部に設置した構成による。
即ち、ガイドブロックとガイドローラ2b、3b、4bとで着脱自在機構を構成し、該着脱自在機構が装着状態にセットされている伸長時としてのコンベヤ装置の使用状態では、両コンベヤ本体部同士の搬送面が傾斜姿勢で一直線を形成している。なお、符号は前記公報記載の符号である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
実開昭54−22783号公報による畳み込めるコンベヤ装置によれば、次のような問題点がある。
(1)伸長時に、搬送面が傾斜したままのコンベヤ装置に限られる。
そのため、コンベヤ装置上で搬送面を水平姿勢にした状態にて行なうべき手作業としての軽作業・荷造り作業等には適さない。
(2)畳み込み後の長さ寸法が、最小でも、1つの定尺のコンベヤ部分の長さ強に限定される。
(3)横長の使用状態において各接地部毎にキャスターが設置されているコンベヤ装置については、床面に凹凸・うねり・段差・緩い傾斜等がある場合に対して、搬送面のレベル調整(水平度調整)ができない。
(4)伸長時の搬送面の傾斜角度を調整できない、等の問題点がある。
【0004】
上記従来の問題点に鑑み、本発明は、畳み込めるコンベヤ装置として、次の(1)〜(4)のような課題を解決することを目的としている。
(1)コンベヤ装置の使用目的に応じて、その伸長時に、搬送面を傾斜した姿勢と水平な姿勢とに切り替えできるようにすることにより、コンベヤ装置上で、搬送面傾斜姿勢に伴なう重力利用による搬送作業、搬送面水平姿勢状態においての手作業による軽作業・荷造り作業、及び手送りによる搬送作業等を行い得るコンベヤ装置を提供すること。
(2)畳み込み効率をより向上させて、作業現場における所定内スペースにおいて、狭い空きスペースでの取り扱い・移動をより快適にすると共に、適宜の空きスペース・収納スペースにより効率的に保管するコンベヤ装置を提供すること。
(3)横長の使用状態において各接地部毎にキャスターが設置されているコンベヤ装置についても、床面に凹凸・うねり・段差・緩い傾斜等がある場合に対して、搬送面のレベル調整(水平度調整)ができるコンベヤ装置を提供すること。
(4)伸長時の搬送面の傾斜角度を調整できるコンベヤ装置を提供すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明に係る畳み込めるコンベヤ装置は、
収納側コンベヤと被収納側コンベヤとから成り、両コンベヤ本体部は、接合側端部同士の間に着脱自在機構を設置され、該着脱自在機構が装着状態にセットされている伸長時としてのコンベヤ装置の使用状態では、両コンベヤ本体部同士の搬送面が一直線を形成する伸縮式に畳み込めるコンベヤ装置において、
両コンベヤ共コンベヤ本体部と脚回り部とから成り、両コンベヤ本体部は、接合側端部同士の間に着脱自在機構を設置されると共に、各反接合側端部は上下動具を介してそれぞれの側の脚回り部に連結されること、
伸長時に、着脱自在機構が装着状態にセットされていると共に、収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされ、被収納側コンベヤにおける上下動具は上動限位置にセットされた状態では、コンベヤ装置の使用状態にあって、その搬送面が水平方向にほぼ一直線を形成する搬送面水平姿勢とされていること、
伸長時に、着脱自在機構が装着状態にセットされていると共に、収納側コンベヤにおける上下動具は上動限位置にセットされ、被収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされた状態では、コンベヤ装置の使用状態にあって、その搬送面が斜め方向にほぼ一直線を形成する搬送面傾斜姿勢とされていること、
縮小時は、着脱自在機構が装着状態を解除されていると共に、被収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされた状態にあって、被収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部が、収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部の下方に収納されて、伸縮式に畳み込まれた状態とされていることを特徴としている。
【0006】
請求項2に記載の発明に係る、畳み込めるコンベヤ装置は、
コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
後端部奥行方向に旋回アームパイプを垂下設したコンベヤ装置本体部の搬送方向の端部と上端奥行方向に回転中心軸を配置した架台とは、連結具としての滑り用継手の通し部にスリーブを介して前記回転中心軸を回動可能に連結すると共に、該滑り用継手の止まり部に前記旋回アームパイプの下端部を固着連結されていること
前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し該起立姿勢を維持て、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴としている。
【0007】
請求項3に記載の発明に係る、畳み込めるコンベヤ装置は、
コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
後端奥行方向に支脚を配置したコンベヤ装置本体部とベース部を有する架台とは分離し、該架台のベース部の奥行方向にパチン錠型連結具を配設し、前記支脚には前記パチン錠型連結具に回動可能に組み込まれる回転中心軸を設置し、コンベヤ装置全体が起立式に畳み込まれている状態においてはパチン錠型連結具に回転中心軸が組み込まれること
前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し、該起立姿勢を維持して、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴としている。
【0008】
請求項4に記載の発明に係る、請求項2、3に記載の畳み込めるコンベヤ装置は、コンベヤ装置本体部は、架台との接合側端部の脚回り部が下半部を切除して、残された上半部の下端部位が連結具を介して架台と連結されることを特徴としている。
【0009】
請求項5に記載の発明に係る、請求項2、3に記載の畳み込めるコンベヤ装置は、コンベヤ装置本体部はコンベヤ本体部と脚回り部とから成り、コンベヤ装置本体部の搬送方向の端部においてコンベヤ本体部が、上下動具を介して脚回り部に連結されることを特徴としている。
【0010】
請求項6に記載の発明に係る、畳み込めるコンベヤ装置は、
コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
コンベヤ装置本体部は、コンベヤ本体部と脚回り部とをそれぞれに有する収納側コンベヤと被収納側コンベヤとから成ること、
両コンベヤ本体部は、接合側端部同士の間に着脱自在機構を設置されると共に、各反接合側端部は、上下動具を介してそれぞれの側の脚回り部に連結されること、
着脱自在機構が装着状態にセットされている伸長時としてのコンベヤ装置の使用状態では、両コンベヤ本体部同士の搬送面が一直線を形成すること、
縮小時は、着脱自在機構が装着状態を解除されていると共に、被収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされた状態にあって、被収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部が、収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部の下方に収納されて、伸縮式に畳み込まれた状態とされること、
後端部奥行方向に旋回アームパイプを垂下設したコンベヤ装置本体部の搬送方向の端部と上端奥行方向に回転中心軸を配置した架台とは、連結具としての滑り用継手の通し部にスリーブを介して前記回転中心軸を回動可能に連結すると共に、該滑り用継手の止まり部に前記旋回アームパイプの下端部を固着連結されていること
前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し該起立姿勢を維持して、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴としている。
【0011】
請求項7に記載の発明に係る、畳み込めるコンベヤ装置は、
コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
コンベヤ装置本体部は、コンベヤ本体部と脚回り部とを有するものであること、
コンベヤ本体部は、上下動具を介して脚回り部に連結されること、
コンベヤ装置本体部と架台とは分離し、該架台のベース部の奥行方向前後にパチン錠型連結具を配設し、該コンベヤ装置本体部の脚回り部の後端奥行方向の支脚に、前記パチン錠型連結具に回動可能に組み込まれる回転中心軸を設置し、コンベヤ装置全体が起立式に畳み込まれている状態においてはパチン錠型連結具に回転中心軸が組み込まれること
前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し、該起立姿勢を維持して、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴としている。
【0012】
請求項8に記載の発明に係る、請求項1又は5又は6又は7に記載の畳み込めるコンベヤ装置は、
コンベヤ装置本体部は、コンベヤ装置の横長の使用状態において各接地部毎にキャスターが設置されて、コンベヤ装置全体が常時走行自在とされており、脚回り部には、上下動具とは別配置にて、上下動具が配置される側の端部の上端部に、コンベヤ本体部に対する高さ調整機構付きの本体部支持手段を設置されていることを特徴としている。
【0013】
請求項9に記載の発明に係る、請求項1又は5又は6又は7に記載の畳み込めるコンベヤ装置は、
上下動具は、脚回り部側の連結部が、高さ調整自在に脚回り部に連結されていることを特徴としている。
【0014】
請求項10に記載の発明に係る、請求項1又は6に記載の畳み込めるコンベヤ装置は、
被収納側コンベヤは、脚回り部の反接合側端部に上下動ストッパが設置されていること、
前記上下動ストッパが上動限位置にセットされた状態では、コンベヤ装置が搬送面傾斜姿勢にある状態で、荷物用ストッパとされ、コンベヤ装置本体部が伸縮式に畳み込まれている状態で、収納側コンベヤの接合側端部における着脱自在機構の一方の要素と係合して収納用ストッパとされることを特徴としている。
【0015】
請求項11に記載の発明に係る、請求項2又は3又は6又は7に記載の畳み込めるコンベヤ装置は、
コンベヤ装置本体部と架台との間に、負荷緩和機構が設置されていることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係るコンベヤ装置を、図1から図36により説明する。
本発明に係るコンベヤ装置における各種フレームは、主として、薄肉鋼管の表面にABS樹脂・AAS樹脂等の合成樹脂を接着被覆した樹脂被覆鋼管としてのパイプと、ABS樹脂・AAS樹脂等の合成樹脂から成る複数種類の継手とを主材料として、両者を接着にて結合して構成されている。
図1から図23までは、本発明の第1の実施の形態を図示している。
Aはコンベヤ装置本体部であり、Bはキャスター付きの架台である。符号17はコンベヤ装置本体部Aの各接地部毎(支脚の下端毎)に設置されたキャスターであり、符号41は架台Bの各接地部毎(支脚の下端毎)に設置されたキャスターである。
先ず、コンベヤ装置本体部Aについて説明する。
コンベヤ装置本体部Aは、収納側コンベヤ1と被収納側コンベヤ4とから成り、収納側コンベヤ1はコンベヤ本体部2と脚回り部3とを、被収納側コンベヤ4はコンベヤ本体部5と脚回り部6とを有する。そして、コンベヤ本体部2とコンベヤ本体部5共、適宜のピッチにてローラa配置されており、該ローラa群の上面の集まりにて、荷物を搬送する搬送面形成されている。
両コンベヤ本体部2・5は、接合側端部同士の間において、コンベヤ本体部2には逆L字型の受け具16aを配置し、コンベヤ本体部5にはその接合側端部の下半側に引掛けパイプB16bを配置して、逆L字型の受け具16aと引掛けパイプB16bとにより、着脱自在機構16を構成している(図10・図12参照)。
【0017】
被収納側コンベヤ4における脚回り部6は、コンベヤ本体部2との反接合側端部(前端部)に位置する前端フレーム6aと、該前端フレーム6aから接合側端部に向かって延びて接合側端部を適宜寸法越えた位置まで延びるスライドフレーム6bとを有する。
これに対して収納側コンベヤ1における脚回り部3は、脚回り部3における前後の支柱パイプに接着された図18に図示したクロス継手イ11・11間にスライドガイドパイプ3a、スライドフレーム6bと同一高さ位置に奥行方向の前後に配置されている。クロス継手イ11・11は通し部11aが支柱パイプに、止まり部11bがスライドガイドパイプ3aに接着されている。
そして、スライドフレーム6bとスライドガイドパイプ3aとは、連結パイプA6b´を介して図20に図示した滑り用継手13・13により連結されている。
滑り用継手13は、T型継手としての通し部と止まり部とを構成する2個一対の継手片13a・13aがボルト13c・ナット13dにより締結される構成であり、通し部にはスリーブ13bが内挿されている。継手片13a・13aには通し部側に位置決め溝13a´が、スリーブ13bには位置決め突起13b´が形成されていて、位置決め溝13a´と位置決め突起13b´とが係合して通し部とスリーブ13bとの間の回り止め・位置ずれ防止が成されている。又、スリーブ13bには、摩擦係数が小さく摩耗の少ない材料例えばポリエチレン・ポリプロピレン等の合成樹脂が使用されている。そして、滑り用継手13の通し部にはスリーブ13bを介してスライドガイドパイプ3aが連結され、止まり部には連結パイプA6b´の端部が連結されている。
そのため、スライドフレーム6bは、滑り用継手13を介してスライドガイドパイプ3aに沿ってスムーズに移動することができる(図1・図5・図12・図13参照)。
【0018】
又、コンベヤ本体部5は、反接合側端部(前端部)が、上下動具イ7を介して脚回り部6における前端フレーム6aに連結され、コンベヤ本体部2は、反接合側端部(後端部)が、上下動具ロ9を介して脚回り部3における後端部に連結されている。
コンベヤ本体部5は、反接合側端部(前端部)には仲介パイプ30が、2個のクロス継手イ11・11により奥行方向に配置されている。2個のクロス継手イ11・11は、止まり部11bがコンベヤ本体部5の反接合側端部に接着されているが、通し部11aは仲介パイプ30に接着されることなく仲介パイプ30に回転可能とされている。仲介パイプ30の両端は、通し部11aからは突出している。
被収納側コンベヤ4における上下動具イ7は、図16A・Bに図示した上下動具イ本体部8と図22A・Bに図示したT型継手イ35とを一対として、2対1セットとして構成され、1対毎に前端フレーム6aにおける上端部において、奥行方向の前後にそれぞれ設置されている。
上下動具イ本体部8は、コ字状型の外枠8aとその内側に配置されるコ字状型の内枠8bと、コ字状型の外枠8aの下端及びコ字状型の内枠8bの上端に配置された嵌合筒8g・8gとを有している。外枠8aは、中央からやや下がった位置に軸ピン8cを有し、上端に開口してスライドガイド溝8fが形成されている。これに対して内枠8bは、軸ピン8c位置を上端として下方に延びる長穴8dと、長穴8dの上端が軸ピン8cの位置にある際にスライドガイド溝8fに係合するロック軸8eとを有している。
このため、内枠8bを上方に引き上げると、ロック軸8eがスライドガイド溝fを脱出し次いで長穴8dの下端が軸ピン8cに当接する。この状態からは、内枠8bをコ字状型の外枠8aの開放された辺の側に倒すことができる。
上下動具イ本体部8における嵌合筒8g・8gは、外枠8aにおける嵌合筒8gが前端フレーム6aにおける奥行方向の前後の上端に嵌合し、内枠8bにおける嵌合筒8gがT型継手イ35における突き当て部35bに嵌合している。そして、T型継手イ35における止まり部35aが、仲介パイプ30におけるクロス継手イ11の通し部11aからの突出部分に、接着されることなく回転可能に嵌合している。
ロック軸8eがスライドガイド溝8fに係合している状態が、上下動具イ本体部8としての伸長状態であり、上下動具イ7が上動限位置にセットされた状態である。又、内枠8bが倒れている状態が、上下動具イ7が下動位置にセットされた状態である(図2・図6参照)。
【0019】
収納側コンベヤ1における上下動具ロ9は、図17に図示した上下動具ロ本体部10と、アームパイプ9aを2個と、図23A・Bに図示したT型継手ロ36を2個とを一対として、2対1セットとして構成され、コンベヤ本体部2の反接合側端部(後端部)においてコンベヤ本体部2と脚回り部3との間に跨って、奥行方向の中間位置に左右対称配置で設置されている。
上下動具ロ本体部10は、内枠10aと外枠10bと、内枠10aと外枠10bのそれぞれの外端に配置された嵌合筒10d・10dとを有している。内枠10aと外枠10bとが軸ピン10cにより連結されて回動自在に折れ曲がり、内枠10aの天井面10a´が外枠10bの底面10b´に当接した際に上下動具ロ本体部10の伸長状態とされる(図17Bにおいて、内枠10aを2点鎖線で図示した状態)。
上下動具ロ本体部10における嵌合筒10d・10dは、アームパイプ9a・9aの一端に嵌合され、アームパイプ9a・9aの他端は、T型継手ロ36・36の突き当て側36b・36b接着されている。そして、T型継手ロ36・36の通し部36a・36aは、コンベヤ本体部2の奥行方向の適宜パイプと脚回り部3の奥行方向の連結パイプB31とに接着されることなく、回転可能とされている。又、脚回り部3において反接合側端部(後端部)の上端部に奥行方向の前後に配置された、図23A・Bに図示したT型継手ロ37は、突き当て部37bが上下動具ロ本体部10の折れ曲がり・伸長の動作に干渉することのないように、荷物Lの搬送方向(コンベヤの長さ方向)に向けて配置・接着され、通し部37aが脚回り部3における後端縦パイプ3bに接着されている。
なお、コンベヤ本体部2におけるコンベヤ本体部5との接合側端部には、その端から幾分を距離を置いた位置において、奥行方向の前後に、図19に図示したクロス継手ロ12・12配置されている。そして、脚回り部3の対応する部位において奥行方向に配置されたパイプに連結している。クロス継手ロ12における切り欠き部12bがコンベヤ本体部2との接合側端部に接着され、通し部12aは脚回り部3のパイプに接着されることなく、回転可能とされている。
上下動具ロ本体部10の伸長状態が、上下動具ロ9が上動限位置にセットされた状態であり、上下動具ロ本体部10の折れ曲がった状態が、上下動具ロ9が下動位置にセットされた状態である(図3・図7・図12・図13参照)。
【0020】
上記構成に基いて、両コンベヤ本体部2・5の接合側端部同士の間において、
コンベヤ本体部5における引掛けパイプB16bが、コンベヤ本体部2における逆L字型の受け具16aに係合して、着脱自在機構16が装着状態にあると共に、上下動具イ本体部8としての伸長状態にあって、上下動具イ7が上動限位置にセットされた状態にあり、かつ、上下動具ロ本体部10の折れ曲がった状態にあって、上下動具ロ9が下動位置にセットされた状態にあっては、搬送面が水平方向にほぼ一直線を形成する搬送面水平姿勢とされる(図1参照)。
かくして、搬送面水平姿勢状態においての手作業による軽作業・荷造り作業、及び手送りによる搬送作業等を行い得るコンベヤ装置を提供することができる。
【0021】
着脱自在機構16が装着状態にあると共に、上下動具イ本体部8の内枠8bが倒れている状態にあって、上下動具イ7が下動位置にセットされた状態にあり、かつ、上下動具ロ本体部10の伸長状態にあって、上下動具ロ9が上動限位置にセットされた状態にあっては、搬送面が斜め方向にほぼ一直線を形成する搬送面傾斜姿勢とされる(図8参照)。
かくして、搬送面傾斜姿勢に伴なう重力利用による搬送作業を行い得るコンベヤ装置を提供することができる。
【0022】
又、被収納側コンベヤ4におけるコンベヤ本体部5の接合側端部を、一旦上方に持ち上げて後、前端フレーム6a側に移動させ、次いでスライドフレーム6b上に設置された間隔材6eに載置させることにより、コンベヤ本体部5における引掛けパイプB16bを、コンベヤ本体部2における逆L字型の受け具16aから外し、ひいては着脱自在機構16の装着状態を解除すると共に、上下動具イ本体部8の内枠8bが倒れている状態にあって、上下動具イ7が下動位置にセットされた状態にあっては、伸縮式の畳み込みの第1の段階とされる(図10・図11・図12・図13参照)。この段階では、上下動具ロ本体部10が折れ曲がった状態にあって、上下動具ロ9が下動位置にセットされた状態が望ましい。
【0023】
この状態からは、被収納側コンベヤ4は、スライドフレーム6bが滑り用継手13を介して、収納側コンベヤ1におけるスライドガイドパイプ3aに沿ってスムースに移動することにより、被収納側コンベヤ4におけるコンベヤ本体部5が、収納側コンベヤ1におけるコンベヤ本体部2の下方に収納されて、伸縮式の畳み込みの第2の段階を達成する(図14参照)。
かくして、伸縮式に畳み込めるコンベヤ装置を提供することができる。
又、図14に図示した伸縮式の畳み込みの状態においては、コンベヤ本体部2におけるローラa群の上面の集まり、即ち搬送面を一時的な荷物Lの置場とすることができる。
【0024】
次に、架台B、及びコンベヤ装置本体部Aと架台Bとの関係について説明する。
架台Bは、全体としてはフレーム40と、フレーム40の各接地部毎(支脚の下端毎)に設置されたキャスター41とから構成されている。
コンベヤ装置本体部Aにおける収納側コンベヤ1の脚回り部3は、被収納側コンベヤ4との反接合側端部(後端部)、即ち架台Bとの接合側端部が、下半部を切除されている。そして、被収納側コンベヤ4との反接合側端部(後端部)において、その端から適宜寸法を被収納側コンベヤ4に寄せられた位置にして、コンベヤ装置本体部Aの後端部奥行方向の前後に旋回アームパイプ32・32が垂下設されている
これに対して、架台Bには、中央から幾分被収納側コンベヤ4に寄った位置の上端に、奥行方向に回転中心軸(パイプ)40aが配置されている。
そして、旋回アームパイプ32・32と回転中心軸(パイプ)40aとが、やはり、滑り用継手13・13により連結されている。それは、連結具としての滑り用継手13の通し部にスリーブ13bを介して回転中心軸(パイプ)40aが連結され、止まり部に旋回アームパイプ32の下端部が固着連結されている。
又、架台Bにおけるフレーム40に対して、フレーム40の後寄り略中段に位置して奥行方向の前後に、連結パイプC50を介して図23A・Bに図示したT型継手ロ55・55が配置されている。それは、通し部55aがフレームに接着され、突き当て部55bが連結パイプC50に接着されている。そして、フレーム40には、T型継手ロ55に並んでロック具ロ40bが設置されている。
コンベヤ装置本体部Aは、滑り用継手13故に架台Bに対して回転中心軸(パイプ)40aを中心にしてスムースに回動させることができる(図3・図7・図11参照)。
【0025】
コンベヤ装置本体部Aと架台Bとの関係が前記構成の通りであるので、図14に図示した伸縮式の畳み込みの状態からは、図15に図示した起立式の畳み込みの状態に容易に畳み込むことができる。
図15に図示した起立式の畳み込みの状態においては、脚回り部3において反接合側端部(後端部)の上端部に奥行方向の前後に配置されていたT型継手ロ37・37は、通し部37a・37aが、T型継手ロ55・55における突き当て部55b・55b上に載置され、その状態で脚回り部3における後端縦パイプ3bに対して、回動されたロック具ロ40bが掛け止まりして、コンベヤ装置本体部Aの倒れを防止している
又、コンベヤ装置本体部Aが架台B上に起立されてコンベヤ装置全体が、架台Bに設置されたキャスター41により、常時走行自在とされる、(図7・図15参照)。
かくして、伸縮式に畳み込み後の長さ寸法をより小さくして、畳み込み効率をより向上させることにより、作業現場における所定内スペースにおいて、狭い空きスペースでの取り扱い・移動をより快適にすると共に、適宜の空きスペース・収納スペースにより効率的に保管するコンベヤ装置を提供することができる。
又、図15において図示した約距離Kの分について、例えば人の背の高さ程の範囲内の占有空間を節約できて、より一層の省スペースを確保させることができる。
なお、上下動具イ7、上下動具ロ9共、折り曲げ式の上下動具として説明したが、回転カム式・上下方向スライド式等としても十分に代替可能である。
【0026】
図24から図28までは、本発明の第2の実施の形態を図示している。
本発明の第2の実施の形態は、本発明の第1の実施の形態が、収納側コンベヤ1の脚回り部3においてコンベヤ本体部5との反接合側端部(後端部)が下半部を切除され、残された上半部の下端部位が架台Bと連結されているのに対して、収納側コンベヤ1の脚回り部3においてコンベヤ本体部5との反接合側端部(後端部)が、架台Bと連結とされることなく、後端が奥行方向の前後を支脚により接地されている。
図24から図28までにおいて収納側コンベヤ1の脚回り部3の後端は、各接地部毎(各支脚の下端毎)に高さ調整機構付きキャップ15設置されている。
但し、脚回り部3の各接地部毎(各支脚の下端毎)にキャスター17設置て、コンベヤ装置全体常時走行自在とてもよい。
図24は、コンベヤ装置全体が、搬送面が水平姿勢にある状態の正面図を図示している。
図25は、コンベヤ装置全体が、搬送面が水平姿勢にある状態の平面図を図示している。
図26は、コンベヤ装置全体が、搬送面が水平姿勢にある状態の拡大した右側面図を図示している。
図27は、コンベヤ装置全体が、搬送面が傾斜姿勢にある状態の正面図を図示している。
図28は、コンベヤ装置全体が、伸縮式の畳み込みの第2の段階にある状態の正面図を図示している。
他の構成及び作用・効果は、第1の実施の形態のものと同様であるので、同一の機能を奏する構成部材等には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0027】
図29から図36までは、本発明の第3の実施の形態を図示している。
本発明の第3の実施の形態は、コンベヤ装置本体部A´を、2連式でなくして、第2の実施の形態における収納側コンベヤ1を独立させて、1つの定尺のコンベヤ装置とすると共に長めに構成し、合わせてコンベヤ装置本体部A´と架台B´とが分離できる構成としている。
即ち、コンベヤ装置本体部A´は、第1の実施の形態、第2の実施の形態における収納側コンベヤ1よりも1.3倍程の長さとされ、コンベヤ本体部2´と脚回り部3´とから構成されている。そして、脚回り部3´は、後端が奥行方向の前後を支脚により接地され、各接地部毎(各支脚の下端毎)に高さ調整機構付きキャップ15設置されている。
但し、脚回り部3´の各接地部毎(各支脚の下端毎)にキャスター17設置て、コンベヤ装置全体が常時走行自在とてもよい。
又、コンベヤ装置本体部A´は、第1の実施の形態、第2の実施の形態において収納側コンベヤ1に設置された上下動具ロ9を使用している。そして、第1の実施の形態、第2の実施の形態においてT型継手ロ37配置された位置には、T型継手ロ37に代わって3方向L型継手75が配置され、3方向L型継手75の通し部が後端縦パイプ3b´に接着されている。
【0028】
これに対して、架台B´は、全体部がフレーム80とキャスター41とから構成され、フレーム80ベース部80aと手押し部80bとから構成されている。
ベース部80aは、奥行方向の幅を、コンベヤ装置本体部A´の脚回り部3´の後端における奥行方向前後の支脚の間隔よりも適宜に小さく、手押し部80bは、奥行方向の幅を、コンベヤ装置本体部A´の奥行方向の幅よりも適宜に大きく設定して、起立式の畳み込みの安定性を確保できるようにする。
ベース部80aには、図29に図示した正面図の前寄り位置において奥行方向に図23A・Bに図示したT型継手ロ95・95を介して連結パイプD90が配置され、該連結パイプD90の奥行方向の前後の左右対称位置にパチン錠型連結具96・96が設置されている。又、ベース部80aの中央からやや後寄り位置において奥行方向の前後にU型受け具97・97が設置されている。更に、ベース部80aの手押し部80bに近い位置において奥行方向にクロス継手イ11・11を介して位置決めパイプ91が配置されている。クロス継手イ11に並んではロック具ハ80cが設置されている。
コンベヤ装置本体部A´における脚回り部3´の後端において、奥行方向の前後に位置する支脚には、位置決めパイプ91に対応すべく、奥行方向に図23A・Bに図示したT型継手ロ76・76を介して回転中心軸(パイプ)70が配置されている(図29・図30・図31参照)。
前記パチン錠型連結具96は、図30におけるD−D線の断面図として図35に図示の如く、一対の連結片96a・96aと、一方の連結片96aに一端を回動自在に連結されてセット組みされた掛け止め片96bと、該掛け止め片96bの他端に係脱するリング96cと、該リング96cの係脱を操作する操作片96dとから構成されている。
【0029】
コンベヤ装置の使用状態においては、架台B´は、手押し部80bと位置決めパイプ91との間に回転中心軸(パイプ)70を挟んで、コンベヤ装置本体部A´の下方に収納されている(図32参照)。
コンベヤ本体部2´が搬送面水平姿勢にあって、起立式の畳み込みの前段階の状態においては、架台B´は、パチン錠型連結具96・96に、脚回り部3´の後端に配置された回転中心軸(パイプ)70を組み込んでいる(図33・図35参照)。
【0030】
コンベヤ装置全体が起立式に畳み込まれている状態においては、架台B´は、パチン錠型連結具96・96に、脚回り部3´の後端に配置された回転中心軸(パイプ)70を組み込んでいると共に、U型受け具97・97にて3方向L型継手75における一方の突き当て部を受けている。その状態で脚回り部3´における後端縦パイプ3b´に対して、回転されたロック具ロ80cが掛け止まりして、コンベヤ装置本体部A´の倒れを防止している(図34・図36参照)。
かくして、伸縮式に畳み込み後の長さ寸法をより小さくして、畳み込み効率をより向上させることにより、作業現場における所定内スペースにおいて、狭い空きスペースでの取り扱い・移動をより快適にすると共に、適宜の空きスペース・収納スペースにより効率的に保管するコンベヤ装置を提供することができる。
【0031】
以上説明の構成において、第1の実施の形態、第2の実施の形態を含む伸縮式に畳み込めるコンベヤ装置が、請求項1に記載の発明であり、第1の実施の形態の起立式に畳み込めるコンベヤ装置が請求項2、第3の実施の形態を含む起立式に畳み込めるコンベヤ装置が請求項3、7に記載の発明であり、又、第1の実施の形態を含む、先ず伸縮式に畳み込み、次いで起立式に畳み込めるコンベヤ装置が、請求項6に記載の発明である。そして、第1の実施の形態による起立式に畳み込めるコンベヤ装置が、請求項に記載の発明であり、第3の実施の形態による起立式に畳み込めるコンベヤ装置が、求項5に記載の発明である。
【0032】
第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態においては、脚回り部には、上下動具ロ9とは別配置にて、上下動具ロ9が配置される側の端部の上端部、即ちT型継手ロ37又は3方向L型継手75の位置に、コンベヤ本体部2又は2´に対する高さ調整のため、高さ調整機構付きキャップ15を設置するのがよい。高さ調整機構付きキャップ15は、図4に図示した如く、ABS樹脂・AAS樹脂等の合成樹脂から成るキャップ本体15aと埋め込みナット15bと支持ボルト15cとロックナット15dとから構成されている。そして、支持ボルト15c・15cにおける頂面が、コンベヤ本体部2の端部上段に位置して奥行方向に配置された高さ調整受けパイプ2aにおいて、継手から突き出た両端部分を支持している(請求項に記載の発明)。
かくして、コンベヤ装置は、コンベヤ装置の横長の使用状態において各接地部毎にキャスターが設置されて、コンベヤ装置全体が常時走行自在とされている場合にあって、床面に凹凸・うねり・段差・緩い傾斜等があっても、搬送面のレベル調整(水平度調整)ができるコンベヤ装置を提供することができる。
【0033】
第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態においては、上下動具は、脚回り部側の連結部が、高さ調整自在に脚回り部に連結されている。即ち、脚回り部3又は3´の奥行方向の連結パイプ31の両端部分が、高さ調整継手14・14を介して、脚回り部3又は3´における後端縦パイプ3b・3b又は3b´・3b´に取り付けられている(図7・図26・図31参照)。高さ調整用継手14は、図21に図示した如く、 T型継手としての通し部と止まり部とを構成する2個一対の継手片14a・14aがボルト14c・ナット14dにより締結される構成である(請求項に記載の発明)。
かくして、着脱自在機構が装着状態にセットされている伸長時としてのコンベヤ装置の使用状態において、搬送面の傾斜角度を調整できるコンベヤ装置を提供することができる。
【0034】
第1の実施の形態、第2の実施の形態においては、被収納側コンベヤ4は、前端フレーム6aに上下動ストッパ6cが設置されている。
上下動ストッパ6cは、下端パイプ6c´と、上端に位置する引掛けパイプA6c¨と、両パイプ6c´・6c¨を連結する2本の縦パイプとから構成されている。
そして、前端フレーム6aの上端中央には、ロック具イ6dが設置されている(図2・図6参照)。
上下動ストッパ6cは、上下動ストッパ6cが上動限位置にあって、コンベヤ装置が搬送面傾斜姿勢にある状態で、下端パイプ6c´にロック具イ6dを掛け止めした状態においては、荷物L用の搬送ストッパとされる(図8・図9参照)。
又、同様に、上下動ストッパ6cが上動限位置にあって、コンベヤ装置本体部が伸縮式に畳み込まれている状態で、着脱自在機構16における受け具16aと上下動ストッパ6cにおける引掛けパイプA6c¨とが係合している状態においては、コンベヤ装置の伸縮式の畳み込み状態維持のための収納用ストッパとされる(図9・図10・図12・図14参照)(以上、請求項10に記載の発明)。
【0035】
第1の実施の形態においては、コンベヤ装置本体部Aと架台Bとの間に、負荷緩和機構Cが設置されている。
負荷緩和機構Cは、例えばガスダンパーから成る負荷緩和機構本体部60と、該負荷緩和機構本体部60の両端部に回動自在に取り付けた2個の取り付け具65とから成る。そして、2個の取り付け具65は、収納側コンベヤ1の脚回り部3におけるコンベヤ装置の長さ方向のほぼ中間位置において奥行方向の手前側と、架台Bのフレーム40の上端部におけるコンベヤ装置の長さ方向の前端部分において奥行方向の手前側とに組み付けられる(図1・図3・図5・図7参照)(請求項11に記載の発明)。
負荷緩和機構本体部60は、オイルダンパー等としてもよい。ガスダンパー・オイルダンパーは、一般的にガススプリング・オイルスプリングとも呼称されている。
この負荷緩和機構Cは、コンベヤ装置本体部を、図示省略したが、当然のことながら、第3の実施の形態の如くに、1つの定尺のコンベヤ装置とすると共に長めに構成してコンベヤ装置本体部A´とした場合にも適用できる(請求項1に記載の発明)。
かくして、この負荷緩和機構Cにより、コンベヤ装置本体部Aを起立させる際に作業者に掛かる負荷を軽減させることができ、又、コンベヤ装置本体部Aを横長の使用状態に倒す(戻す)際にも作業者に掛かる負荷を軽減させることができる(図14・図15参照)。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、上記の構成となっているため、以下の特有の効果を有する。
(1)発明の実施の形態に記載の如く、当初の多くの課題を全て解決することができた。
(2)コンベヤ装置本体部は、架台上に起立して、起立式に畳み込まれた状態とされる。
そのため、コンベヤ装置本体部が起立された際のコンベヤ装置全体の縦・横・高さの寸法に合わせて、架台の形状、縦・横・高さの寸法を適宜に設計・設定することにより、コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態のコンベヤ装置について、適正な安定性を確保することができる。或いは、距離Kの分、より一層の省スペース性を確保することができる。
又、コンベヤ装置本体部と架台との間に、負荷緩和機構を設置することにより、コンベヤ装置本体部を起立させる際にも、横長の使用状態に倒す(戻す)際にも、作業者の負荷を軽減させることができる。
そして、収納側コンベヤの脚回り部と架台のフレームとの間に、負荷緩和機構を設置することにより、搬送面を傾斜した姿勢と水平な姿勢とに切り替えできるコンベヤ装置に対しても適切に配置することができて、同コンベヤを起立式に畳み込めるコンベヤ装置をより快適に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面水平姿勢にある状態での正面図である。
【図2】 図1における被収納側コンベヤの非接合側の拡大中央断面図である。
【図3】 図1における収納側コンベヤの非接合側の拡大中央断面図である。
【図4】 図3におけるA−A線半断面図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面水平姿勢にある状態での平面図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面水平姿勢にある状態での、拡大した左側面図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面水平姿勢にある状態での、拡大した右側面図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面傾斜姿勢にある状態での正面図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面傾斜姿勢にある状態での、拡大した左側面図である。
【図10】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が伸縮式の畳み込みの第1の段階にある状態を示す正面図である。
【図11】 図10におけるB−B線断面図である。
【図12】 図10における拡大中央部分図である。
【図13】 図12におけるC−C線断面図である。
【図14】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が伸縮式の畳み込みの第2の段階にある状態を示す正面図である。
【図15】 本発明の第1の実施の形態において、コンベヤ装置全体が起立式の畳み込みの状態を示す正面図である。
【図16】 上下具イ本体部を示し、Aは平面図、Bは正面図である。
【図17】 上下具ロ本体部を示し、Aは平面図、Bは正面図である。
【図18】 クロス継手イを示し、Aは正面図、Bは側面図である。
【図19】 クロス継手ロを示し、Aは正面図、Bは側面図である。
【図20】 滑り用継手を示し、Aは平面図、Bは正面断面図である。
【図21】 高さ調整用継手を示し、Aは平面図、Bは正面断面図である。
【図22】 T型継手イを示し、Aは正面図、Bは側面断面図である。
【図23】 T型継手ロを示し、Aは正面図、Bは側面断面図である。
【図24】 本発明の第2の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面水平姿勢にある状態での正面図である。
【図25】 本発明の第2の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面水平姿勢にある状態での平面図である。
【図26】 本発明の第2の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面水平姿勢にある状態での、拡大した右側面図である。
【図27】 本発明の第2の実施の形態において、コンベヤ装置全体が搬送面傾斜姿勢にある状態での正面図である。
【図28】 本発明の第2の実施の形態において、コンベヤ装置全体が伸縮式の畳み込みの第2の段階にある状態を示す正面図である。
【図29】 本発明の第3の実施の形態において、コンベヤ本体部が搬送面水平姿勢にあって、コンベヤ装置本体部と架台とが分離している状態での正面図である。
【図30】 本発明の第3の実施の形態において、コンベヤ本体部が搬送面水平姿勢にあって、コンベヤ装置本体部と架台とが分離している状態での平面図である。
【図31】 本発明の第3の実施の形態において、コンベヤ本体部が搬送面水平姿勢にあって、コンベヤ装置本体部と架台とが分離している状態での、拡大した右側面図である。
【図32】 本発明の第3の実施の形態において、コンベヤ本体部が搬送面水平姿勢にあって、コンベヤ装置本体部に対して架台が収納されている状態での正面図である。
【図33】 本発明の第3の実施の形態において、コンベヤ本体部が搬送面水平姿勢にあって、起立式の畳み込みの前段階の状態を示す正面図である。
【図34】 本発明の第3の実施の形態において、コンベヤ装置全体が起立式の畳み込みの状態を示す正面図である。
【図35】 図30におけるD−D線断面図である。
【図36】 図34におけるE−E線断面図である。
【符号の説明】
A コンベヤ装置本体部
a ローラ
1 収納側コンベヤ
2 コンベヤ本体部
2a 高さ調整受けパイプ
3 脚回り部
3a スライドガイドパイプ
3b 後端縦パイプ
4 被収納側コンベヤ
5 コンベヤ本体部
6 脚回り部
6a 前端フレーム
6a´ 上端パイプ
6b スライドフレーム
6b¨ 連結パイプA
6c 上下動ストッパ
6c´ 下端パイプ
6c¨ 引掛けパイプA
6d ロック具イ
7 上下動具イ
8 上下動具イ本体部
9 上下動具ロ
10 上下動具ロ本体部
11 クロス継手イ
12 クロス継手ロ
13 滑り用継手
14 高さ調整用継手
15 高さ調整機構付きキャップ
16 着脱自在機構
16a 受け具
16b 引掛けパイプB
17 キャスター
30 仲介パイプ
31 連結パイプB
32 旋回アームパイプ
35 T型継手イ
36 T型継手ロ
37 T型継手ロ
B 架台
40 フレーム
40a 回転中心軸(パイプ)
40b ロック具ロ
41 キャスター
50 連結パイプC
55 T型継手ロ
C 負荷緩和機構
60 負荷緩和機構本体部(ガスダンパー)
65 取り付け具
L 荷物
K 距離
A´ コンベヤ装置本体部
2´ コンベヤ本体部
3´ 脚回り部
3b´ 後端縦パイプ
70 回転中心軸(パイプ)
75 3方向L型継手
76 T型継手ロ
B´ 架台
80 フレーム
90 連結パイプD
91 位置決めパイプ
95 T型継手ロ
96 パチン錠型連結具
97 U型受け具

Claims (11)

  1. 収納側コンベヤと被収納側コンベヤとから成り、両コンベヤは、接合側端部同士の間に着脱自在機構を設置され、該着脱自在機構が装着状態にセットされている伸長時としてのコンベヤ装置の使用状態では、両コンベヤ本体部同士の搬送面が一直線を形成する伸縮式に畳み込めるコンベヤ装置において、
    両コンベヤ共コンベヤ本体部と脚回り部とから成り、両コンベヤ本体部は、接合側端部同士の間に着脱自在機構を設置されると共に、各反接合側端部は上下動具を介してそれぞれの側の脚回り部に連結されること、
    伸長時に、着脱自在機構が装着状態にセットされていると共に、収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされ、被収納側コンベヤにおける上下動具は上動限位置にセットされた状態では、コンベヤ装置の使用状態にあって、その搬送面が水平方向にほぼ一直線を形成する搬送面水平姿勢とされていること、
    伸長時に、着脱自在機構が装着状態にセットされていると共に、収納側コンベヤにおける上下動具は上動限位置にセットされ、被収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされた状態では、コンベヤ装置の使用状態にあって、その搬送面が斜め方向にほぼ一直線を形成する搬送面傾斜姿勢とされていること、
    縮小時は、着脱自在機構が装着状態を解除されていると共に、被収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされた状態にあって、被収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部が、収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部の下方に収納されて、伸縮式に畳み込まれた状態とされていることを特徴とする、畳み込めるコンベヤ装置。
  2. コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
    後端部奥行方向に旋回アームパイプを垂下設したコンベヤ装置本体部の搬送方向の端部と上端奥行方向に回転中心軸を配置した架台とは、連結具としての滑り用継手の通し部にスリーブを介して前記回転中心軸を回動可能に連結すると共に、該滑り用継手の止まり部に前記旋回アームパイプの下端部を固着連結されていること
    前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し該起立姿勢を維持て、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴とする、畳み込めるコンベヤ装置。
  3. コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
    後端奥行方向に支脚を配置したコンベヤ装置本体部とベース部を有する架台とは分離し、該架台のベース部の奥行方向にパチン錠型連結具を配設し、前記支脚には前記パチン錠型連結具に回動可能に組み込まれる回転中心軸を設置し、コンベヤ装置全体が起立式に畳み込まれている状態においてはパチン錠型連結具に回転中心軸が組み込まれること
    前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し、該起立姿勢を維持して、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴とする、畳み込めるコンベヤ装置
  4. コンベヤ装置本体部は、架台との接合側端部の脚回り部が下半部を切除して、残された上半部の下端部位が連結具を介して架台と連結されることを特徴とする、請求項2、3に記載の畳み込めるコンベヤ装置。
  5. コンベヤ装置本体部はコンベヤ本体部と脚回り部とから成り、コンベヤ装置本体部の搬送方向の端部においてコンベヤ本体部が、上下動具を介して脚回り部に連結されることを特徴とする、請求項2、3に記載の畳み込めるコンベヤ装置。
  6. コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
    コンベヤ装置本体部は、コンベヤ本体部と脚回り部とをそれぞれに有する収納側コンベヤと被収納側コンベヤとから成ること、
    両コンベヤ本体部は、接合側端部同士の間に着脱自在機構を設置されると共に、各反接合側端部は、上下動具を介してそれぞれの側の脚回り部に連結されること、
    着脱自在機構が装着状態にセットされている伸長時としてのコンベヤ装置の使用状態では、両コンベヤ本体部同士の搬送面が一直線を形成すること、
    縮小時は、着脱自在機構が装着状態を解除されていると共に、被収納側コンベヤにおける上下動具は下動位置にセットされた状態にあって、被収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部が、収納側コンベヤにおけるコンベヤ本体部の下方に収納されて、伸縮式に畳み込まれた状態とされること、
    後端部奥行方向に旋回アームパイプを垂下設したコンベヤ装置本体部の搬送方向の端部と上端奥行方向に回転中心軸を配置した架台とは、連結具としての滑り用継手の通し部にスリーブを介して前記回転中心軸を回動可能に連結すると共に、該滑り用継手の止まり部に前記旋回アームパイプの下端部を固着連結されていること
    前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し該起立姿勢を維持して、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴とする、畳み込めるコンベヤ装置。
  7. コンベヤ装置本体部とキャスター付きの架台とから成るコンベヤ装置において、
    コンベヤ装置本体部は、コンベヤ本体部と脚回り部とを有するものであること、
    コンベヤ本体部は、上下動具を介して脚回り部に連結されること、
    コンベヤ装置本体部と架台とは分離し、該架台のベース部の奥行方向前後にパチン錠型連結具を配設し、該コンベヤ装置本体部の脚回り部の後端奥行方向の支脚に、前記パチン錠型連結具に回動可能に組み込まれる回転中心軸を設置し、コンベヤ装置全体が起立式に畳み込まれている状態においてはパチン錠型連結具に回転中心軸が組み込まれること
    前記コンベヤ装置本体部は、回転中心軸を中心に回転して架台上に起立し、該起立姿勢を維持して、該コンベヤ装置本体部が起立式に畳み込まれた状態とされることを特徴とする、畳み込めるコンベヤ装置
  8. コンベヤ装置本体部は、コンベヤ装置の横長の使用状態において各接地部毎にキャスターが設置されて、コンベヤ装置全体が常時走行自在とされており、脚回り部には、上下動具とは別配置にて、上下動具が配置される側の端部の上端部に、コンベヤ本体部に対する高さ調整機構付きの本体部支持手段を設置されていることを特徴とする、請求項1又は5又は6又は7に記載の畳み込めるコンベヤ装置。
  9. 上下動具は、脚回り部側の連結部が、高さ調整自在に脚回り部に連結されていることを特徴とする、請求項1又は5又は6又は7に記載の畳み込めるコンベヤ装置。
  10. 被収納側コンベヤは、脚回り部の反接合側端部に上下動ストッパが設置されていること、
    前記上下動ストッパが上動限位置にセットされた状態では、コンベヤ装置が搬送面傾斜姿勢にある状態で、荷物用ストッパとされ、コンベヤ装置本体部が伸縮式に畳み込まれている状態で、収納側コンベヤの接合側端部における着脱自在機構の一方の要素と係合して収納用ストッパとされることを特徴とする、請求項1又は6に記載の畳み込めるコンベヤ装置。
  11. コンベヤ装置本体部と架台との間に、負荷緩和機構が設置されていることを特徴とする、請求項2又は3又は6又は7に記載の畳み込めるコンベヤ装置。
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