JP3641429B2 - 折り畳み式携帯端末装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳むことができる携帯端末装置(以下、「折り畳み式携帯端末装置」と記す)に関し、特に、折り畳み式携帯端末装置のアンテナ部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯端末装置は、携帯時の利便性を向上させるために、常に小型化,軽量化,および薄型化が促進されている。特に、折り畳み式携帯端末装置では、薄型化が促進される傾向にある。
【0003】
また、一般的に、携帯端末装置のアンテナは、使用する際にユーザの頭部から離れている方が、頭部による影響が減りアンテナの放射効率が上がることが知られている。図8に、従来の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態の斜視図を示し、図9に、従来の折り畳み式携帯端末装置を使用している図を示す。図示のように、従来の折り畳み式携帯端末装置101は、アンテナの放射効率を向上するために携帯端末装置101の裏面からアンテナ104とアンテナを保持するアンテナ筒103とを突出させて実装している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の折り畳み式携帯端末装置を服のポケットまたは鞄へ収納する場合(携帯する場合)は、突出させたアンテナ部(アンテナおよびアンテナ筒)が邪魔になり携帯時の利便性が悪かった。また、アンテナ部を突出させると、デザイン性が大きく制約され、見た目が悪かった。
【0005】
逆に、携帯時の利便性およびデザイン性を向上させるために、アンテナ部の突出を抑えると、アンテナとユーザ頭部とが近接し、アンテナの放射効率が低下してしまう。
【0006】
そこで上記従来の問題点を解消すべく、本発明の目的は、アンテナの放射効率を低下させずに携帯時の利便性およびデザイン性を向上させる折り畳み式携帯端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明の折り畳み式携帯端末装置では、アンテナ部を本体の折り畳み機構と連動して移動させる。折り畳んで携帯する際にはアンテナ部を本体裏面から突出の小さい状態に自動的に納め、電話機を頭部に近づけて通話するような折り畳みを展開する際にはアンテナ部を本体裏面から自動的に突出させて、頭部によるアンテナの放射効率への影響を減少する。
【0008】
本発明の態様は、上側本体と,下側本体と,ヒンジと,アンテナ部と,弾性体とを備える折り畳み式携帯端末装置であって、
前記ヒンジは、前記上側本体および前記下側本体を回動可能に接続し、
折り畳まれた状態では、前記アンテナ部は、前記弾性体により前記上側本体の内部方向に引っ張られて収納され、
折り畳みを展開した状態では、前記アンテナ部は、前記アンテナ部の下端付近に前記下側本体と一体的に形成された凸部により押し出されて、前記上側本体の裏面から突出させられることを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明の態様は、上側本体と,下側本体と,ヒンジと,アンテナ部と,ピンと,弾性体とを備える折り畳み式携帯端末装置であって、
前記ヒンジは、前記上側本体および前記下側本体を回動可能に接続し、
前記ピンは、前記アンテナ部の下端に設けられ、
折り畳まれた状態では、前記アンテナ部は、前記弾性体により前記上側本体の内部方向に引っ張られて収納され、
折り畳みを展開した状態では、前記アンテナ部は、前記アンテナ部の下端付近に前記下側本体と一体的に形成された凸部により押され、前記ピンを支点として回動させられて前記上側本体の裏面から突出させられることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体の折り畳みを展開した状態を示す斜視図であり、図2は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態を示す斜視図である。まず始めに、実施の形態の構成について説明する。
【0011】
図1,図2を参照して、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置は、上側本体1と,下側本体2と,アンテナ筒3と,アンテナ4と,ヒンジ5と,凸部21を備えている。アンテナ4は、伸縮式または固定式のどちらでもよい。ヒンジ5は、上側本体1および下側本体2を正逆方向に回転運動すること(以下「回動」と記す。)ができるように接続し、折り畳みを展開した状態を固定維持することができるロック機構を有する。凸部21は、アンテナ筒3の下端付近へ下側本体2と一体的に形成する(図2では、凸部21は、折り畳まれて陰になっている。)。
【0012】
図3は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。図3を参照して、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、さらに、アンテナ筒3を上側本体1の収納する方向(内部方向)に引っ張り維持するための弾性体6と,ケーブル7と,ガイド穴11,12と,アンテナ筒3を上側本体1に固定するためのピン31,32とを備えている。弾性体6は、一般的には、コイルバネ,板バネ,ゴム等を用いるが、アンテナ筒3を引っ張り維持することができればよいので、磁石等を用いてもよい。ガイド穴11,12は、ピン31,32に係合し、アンテナ筒3が接触して摺り動く(以下「摺動する」と記す)ときの位置決めとなる。また、ケーブル7は、上側本体1とアンテナ4とを、アンテナ筒3を経由して接続する。
【0013】
図4は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置のアンテナ付近の分解斜視図である。図4を参照して、ピン31,32を、圧入または挟み込み等により上側本体1のガイド穴11,12に沿って移動できるようにする。
【0014】
次に、実施の形態の動作について図面を参照して説明する。図5は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図であり、図5の矢印方向は背面方向を示す。
【0015】
まず、図3を参照して、折り畳まれた状態では、アンテナ筒3を弾性体6により上側本体1の内部方向に引っ張らせて収納する。次に、図5を参照して、折り畳みを展開すると、下側本体2の凸部21によりアンテナ筒3の下端部33を押し出して、アンテナ筒3のピン31,32をガイド穴11,12に沿って移動させて、アンテナ筒3を上側本体1の裏面から背面方向へ突出させた状態とする。折り畳みを展開した状態は、ヒンジ5のロック機構で固定維持し、アンテナ筒の突出させた状態を維持する。
【0016】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は、第2の実施例の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。図示のように、第2の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置は、第1の実施の形態と同様に、上側本体1と,下側本体2と,アンテナ筒3と,アンテナ4と,ヒンジ5と,弾性体6と,ケーブル7と,ガイド穴12と,ピン31,32を備える。第2の実施の形態においても、アンテナ4は、伸縮式または固定式のどちらでもよい。第1の実施の形態との構成上の相異点は、アンテナ筒3の下端をピン31により保持し、そこを支点として、アンテナ筒3を回動のみ可能な状態で固定することである。上側本体1のガイド穴12や弾性体6は、アンテナ筒3の動きに合わせて設置されている。
【0017】
次に、第2の実施の形態の動作を説明する。折り畳まれた状態では、第1の実施例と同様に、アンテナ筒3を弾性体6により上側本体1の内部方向に引っ張らせて収納する。図7に、第2の実施例の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図を示す。図7を参照すると、第2の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開すると、下側本体2の凸部21によりアンテナ筒3の下端部33を押させ、ピン31を支点として回動させて、アンテナ上部を上側本体1の裏面から突出させた状態とする。
【0018】
上述の構造により、第2の実施の形態においても、折り畳まれた状態では、アンテナ筒3を弾性体6により上側本体1の内部方向に引っ張らせて収納し、折り畳みを展開した状態では、下側本体2の凸部21により下端部33を押させ、アンテナ筒3をピン31を支点に回動させて突出させる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、折り畳みを展開すると、アンテナ部を本体裏面から自動的に突出させて頭部とアンテナとが離れるようにし、折り畳まれると、アンテナ部を本体の裏面からの突出が小さい状態に自動的に納めるようにした。これにより、本発明の折り畳み式携帯端末装置では、アンテナの放射効率を低下させずに携帯性およびデザイン性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体の折り畳みを展開した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置のアンテナ付近の分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図8】従来の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態を示す図である。
【図9】従来の折り畳み式携帯端末装置を使用している状態を示す図である。
【符号の説明】
1 上側本体
2 下側本体
3,103 アンテナ筒
4,104 アンテナ
5 ヒンジ
6 弾性体
7 ケーブル
11,12 ガイド穴
21 凸部
31,32 ピン
33 下端部
101 携帯端末装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳むことができる携帯端末装置(以下、「折り畳み式携帯端末装置」と記す)に関し、特に、折り畳み式携帯端末装置のアンテナ部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯端末装置は、携帯時の利便性を向上させるために、常に小型化,軽量化,および薄型化が促進されている。特に、折り畳み式携帯端末装置では、薄型化が促進される傾向にある。
【0003】
また、一般的に、携帯端末装置のアンテナは、使用する際にユーザの頭部から離れている方が、頭部による影響が減りアンテナの放射効率が上がることが知られている。図8に、従来の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態の斜視図を示し、図9に、従来の折り畳み式携帯端末装置を使用している図を示す。図示のように、従来の折り畳み式携帯端末装置101は、アンテナの放射効率を向上するために携帯端末装置101の裏面からアンテナ104とアンテナを保持するアンテナ筒103とを突出させて実装している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の折り畳み式携帯端末装置を服のポケットまたは鞄へ収納する場合(携帯する場合)は、突出させたアンテナ部(アンテナおよびアンテナ筒)が邪魔になり携帯時の利便性が悪かった。また、アンテナ部を突出させると、デザイン性が大きく制約され、見た目が悪かった。
【0005】
逆に、携帯時の利便性およびデザイン性を向上させるために、アンテナ部の突出を抑えると、アンテナとユーザ頭部とが近接し、アンテナの放射効率が低下してしまう。
【0006】
そこで上記従来の問題点を解消すべく、本発明の目的は、アンテナの放射効率を低下させずに携帯時の利便性およびデザイン性を向上させる折り畳み式携帯端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明の折り畳み式携帯端末装置では、アンテナ部を本体の折り畳み機構と連動して移動させる。折り畳んで携帯する際にはアンテナ部を本体裏面から突出の小さい状態に自動的に納め、電話機を頭部に近づけて通話するような折り畳みを展開する際にはアンテナ部を本体裏面から自動的に突出させて、頭部によるアンテナの放射効率への影響を減少する。
【0008】
本発明の態様は、上側本体と,下側本体と,ヒンジと,アンテナ部と,弾性体とを備える折り畳み式携帯端末装置であって、
前記ヒンジは、前記上側本体および前記下側本体を回動可能に接続し、
折り畳まれた状態では、前記アンテナ部は、前記弾性体により前記上側本体の内部方向に引っ張られて収納され、
折り畳みを展開した状態では、前記アンテナ部は、前記アンテナ部の下端付近に前記下側本体と一体的に形成された凸部により押し出されて、前記上側本体の裏面から突出させられることを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明の態様は、上側本体と,下側本体と,ヒンジと,アンテナ部と,ピンと,弾性体とを備える折り畳み式携帯端末装置であって、
前記ヒンジは、前記上側本体および前記下側本体を回動可能に接続し、
前記ピンは、前記アンテナ部の下端に設けられ、
折り畳まれた状態では、前記アンテナ部は、前記弾性体により前記上側本体の内部方向に引っ張られて収納され、
折り畳みを展開した状態では、前記アンテナ部は、前記アンテナ部の下端付近に前記下側本体と一体的に形成された凸部により押され、前記ピンを支点として回動させられて前記上側本体の裏面から突出させられることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体の折り畳みを展開した状態を示す斜視図であり、図2は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態を示す斜視図である。まず始めに、実施の形態の構成について説明する。
【0011】
図1,図2を参照して、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置は、上側本体1と,下側本体2と,アンテナ筒3と,アンテナ4と,ヒンジ5と,凸部21を備えている。アンテナ4は、伸縮式または固定式のどちらでもよい。ヒンジ5は、上側本体1および下側本体2を正逆方向に回転運動すること(以下「回動」と記す。)ができるように接続し、折り畳みを展開した状態を固定維持することができるロック機構を有する。凸部21は、アンテナ筒3の下端付近へ下側本体2と一体的に形成する(図2では、凸部21は、折り畳まれて陰になっている。)。
【0012】
図3は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。図3を参照して、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、さらに、アンテナ筒3を上側本体1の収納する方向(内部方向)に引っ張り維持するための弾性体6と,ケーブル7と,ガイド穴11,12と,アンテナ筒3を上側本体1に固定するためのピン31,32とを備えている。弾性体6は、一般的には、コイルバネ,板バネ,ゴム等を用いるが、アンテナ筒3を引っ張り維持することができればよいので、磁石等を用いてもよい。ガイド穴11,12は、ピン31,32に係合し、アンテナ筒3が接触して摺り動く(以下「摺動する」と記す)ときの位置決めとなる。また、ケーブル7は、上側本体1とアンテナ4とを、アンテナ筒3を経由して接続する。
【0013】
図4は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置のアンテナ付近の分解斜視図である。図4を参照して、ピン31,32を、圧入または挟み込み等により上側本体1のガイド穴11,12に沿って移動できるようにする。
【0014】
次に、実施の形態の動作について図面を参照して説明する。図5は、第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図であり、図5の矢印方向は背面方向を示す。
【0015】
まず、図3を参照して、折り畳まれた状態では、アンテナ筒3を弾性体6により上側本体1の内部方向に引っ張らせて収納する。次に、図5を参照して、折り畳みを展開すると、下側本体2の凸部21によりアンテナ筒3の下端部33を押し出して、アンテナ筒3のピン31,32をガイド穴11,12に沿って移動させて、アンテナ筒3を上側本体1の裏面から背面方向へ突出させた状態とする。折り畳みを展開した状態は、ヒンジ5のロック機構で固定維持し、アンテナ筒の突出させた状態を維持する。
【0016】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は、第2の実施例の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。図示のように、第2の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置は、第1の実施の形態と同様に、上側本体1と,下側本体2と,アンテナ筒3と,アンテナ4と,ヒンジ5と,弾性体6と,ケーブル7と,ガイド穴12と,ピン31,32を備える。第2の実施の形態においても、アンテナ4は、伸縮式または固定式のどちらでもよい。第1の実施の形態との構成上の相異点は、アンテナ筒3の下端をピン31により保持し、そこを支点として、アンテナ筒3を回動のみ可能な状態で固定することである。上側本体1のガイド穴12や弾性体6は、アンテナ筒3の動きに合わせて設置されている。
【0017】
次に、第2の実施の形態の動作を説明する。折り畳まれた状態では、第1の実施例と同様に、アンテナ筒3を弾性体6により上側本体1の内部方向に引っ張らせて収納する。図7に、第2の実施例の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図を示す。図7を参照すると、第2の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開すると、下側本体2の凸部21によりアンテナ筒3の下端部33を押させ、ピン31を支点として回動させて、アンテナ上部を上側本体1の裏面から突出させた状態とする。
【0018】
上述の構造により、第2の実施の形態においても、折り畳まれた状態では、アンテナ筒3を弾性体6により上側本体1の内部方向に引っ張らせて収納し、折り畳みを展開した状態では、下側本体2の凸部21により下端部33を押させ、アンテナ筒3をピン31を支点に回動させて突出させる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の折り畳み式携帯端末装置は、折り畳みを展開すると、アンテナ部を本体裏面から自動的に突出させて頭部とアンテナとが離れるようにし、折り畳まれると、アンテナ部を本体の裏面からの突出が小さい状態に自動的に納めるようにした。これにより、本発明の折り畳み式携帯端末装置では、アンテナの放射効率を低下させずに携帯性およびデザイン性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体の折り畳みを展開した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置のアンテナ付近の分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の折り畳み式携帯端末装置本体を折り畳んだ状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態におけるアンテナ付近の断面図である。
【図8】従来の折り畳み式携帯端末装置の折り畳みを展開した状態を示す図である。
【図9】従来の折り畳み式携帯端末装置を使用している状態を示す図である。
【符号の説明】
1 上側本体
2 下側本体
3,103 アンテナ筒
4,104 アンテナ
5 ヒンジ
6 弾性体
7 ケーブル
11,12 ガイド穴
21 凸部
31,32 ピン
33 下端部
101 携帯端末装置
Claims (6)
- 上側本体と,下側本体と,ヒンジと,アンテナ部と,弾性体とを備える折り畳み式携帯端末装置において、
前記ヒンジは、前記上側本体および前記下側本体を回動可能に接続し、
折り畳まれた状態では、前記アンテナ部は、前記弾性体により前記上側本体の内部方向に引っ張られて収納され、
折り畳みを展開した状態では、前記アンテナ部は、前記アンテナ部の下端付近に前記下側本体と一体的に形成された凸部により押し出されて、前記上側本体の裏面から突出させられることを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。 - 前記ヒンジは、前記アンテナ部を前記上側本体の裏面から突出させた状態を固定維持するロック機構を有することを特徴とする請求項1記載の折り畳み式携帯端末装置。
- 前記アンテナ部は、伸縮式または固定式のアンテナを用いることを特徴とする請求項1または2記載の折り畳み式携帯端末装置。
- 上側本体と,下側本体と,ヒンジと,アンテナ部と,ピンと,弾性体とを備える折り畳み式携帯端末装置において、
前記ヒンジは、前記上側本体および前記下側本体を回動可能に接続し、
前記ピンは、前記アンテナ部の下端に設けられ、
折り畳まれた状態では、前記アンテナ部は前記弾性体により前記上側本体の内部方向に引っ張られて収納され、
折り畳みを展開した状態では、前記アンテナ部は、前記アンテナ部の下端付近に前記下側本体と一体的に形成された凸部により押され、前記ピンを支点として回動させられて前記上側本体の裏面から突出させられることを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。 - 前記ヒンジは、前記アンテナ部を前記上側本体の裏面から突出させた状態を固定維持するロック機構を有することを特徴とする請求項4記載の折り畳み式携帯端末装置。
- 前記アンテナは、伸縮式または固定式であることを特徴とする請求項4または5記載の折り畳み式携帯端末装置。
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JP2000394399A JP3641429B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 折り畳み式携帯端末装置 |
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JP2000394399A JP3641429B2 (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 折り畳み式携帯端末装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002199069A JP2002199069A (ja) | 2002-07-12 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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