JP3639671B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は視線検出機能を備えたビデオカメラ/スチルカメラ等の撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は特願平4−202号により、ビデオカメラのファインダー画面に例えばズーム、フェード等の機能を意味する指標を表示し、それを視線で選択させるいわゆる視線入力機能を既に提案している。次に視線検出方法の原理を以下に説明する。
図30(a)は視線検出方法の原理図(上面図及び特性図)、図30(b)は視線検出方法の原理図(側面図)である。
図において、906a、906bは観察者に対して不感の赤外光を放射する発光ダイオード(IRED)等の光源であり、各光源は結像レンズ911の光軸に対してx方向(水平方向)に略対象に(図30(a))、またy方向(垂直方向)にはやや下側に(図30(b))配置され、観察者の眼球908を発散照明している。眼球908で反射した照明光の一部は結像レンズ911によってイメージセンサー912に結像する。図31(a)はイメージセンサー912に投影される眼球像の概略図、図31(b)はイメージセンサー912の出力強度図である。
【0003】
以下各図を用いて視線の検出方法を説明する。
まず水平面で考えると、図30(a)において光源906bより放射された赤外光は観察者の眼球908の角膜910を照明する。このとき角膜910の表面で反射した赤外光により形成される角膜反射像d(虚像)は結像レンズ911により集光され、イメージセンサー912上の位置d′に結像する。同様に光源906aより放射された赤外光は眼球908の角膜910を照明する。このとき角膜910の表面で反射した赤外光により形成された角膜反射像e(虚像)は、結像レンズ911により集光され、イメージセンサー912上の位置e′に結像する。また虹彩904の端部a、bからの光束は結像レンズ911を介してイメージセンサー912上の位置a′、b′に端部a、bの像を結像する。結像レンズ911の光軸に対する眼球908の光軸の回転角θが小さい場合、虹彩904の端部a、bのx座標をxa、xbとすると、xa、xbはイメージセンサー912上で多数点求めることができる。(図31(a)中の×印)。そこでまず円の最小自乗法にて瞳孔中心xcを算出する。
【0004】
一方、角膜910の曲率中心oのx座標をxoとすると、眼球908の光軸に対する回転角θxは、
oc*sinθx=xc−xo ………(1)
となる。また、角膜反射像dとeの中点kに所定の補正値δxを考慮してxoを求めると、
xk=(xd+xe)/2
xo=(xd+xe)/2+δx ………(2)
ここでδxは装置の設置方法/眼球距離等から幾何学的に求められる数値であり、その算出方法は省略する。
【0005】
よって、(1)を(2)へ代入しθxを求めると、
θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+δx}]/oc]………(3)
さらにイメージセンサー上に投影された各々の特徴点の座標を、′(ダッシュ)をつけて(4)式に書き換えると、
Figure 0003639671
となる。ここでβは結像レンズ911に対する眼球の距離szeにより決まる倍率で、実際は角膜反射像の間隔|xd′−xe′|の関数として求められる。
【0006】
垂直面で考えると、図30(b)の様な構成となる。ここで2個のI光源906a、906bにより生じる角膜反射像は同位置に発生し、これをiとする。眼球の回転角θyの算出方法は水平面の時とほぼ同一であるが(2)式のみ異なり、角膜曲率中心oのy座標をyoとすると、
yo=yi+δy ………(5)
ここでδyは装置の配置方法、眼球距離等から幾何学的に求められる数値であり、その算出方法は省略する。よって垂直方向の回転角θyは、
θy=arcsin[[yc′−(yi′+δy′)]/oc/β]………(6)
となる。
【0007】
さらに、ビデオカメラのファインダー画面上の位置座標(xn,yn)はファインダー光学系で決まる定数mを用いると、水平面上、垂直面上それぞれ、
Figure 0003639671
となる。
図31(a)(b)で明らかなように、瞳孔エッヂの検出はイメージセンサー出力波形の立ち上がり(xb′)、立ち下がり(xa′)を利用する。また、角膜反射像の座標は鋭い立ち上がり部(xe′)及び(xd′)を利用する。
【0008】
次に視線検出機能を持つビデオカメラについて説明する。
図32は視線検出機能を持つビデオカメラの一例を示す概略構成図である。
図に示したビデオカメラは、ズームレンズを備え被写体を撮像するレンズ撮像系1001と、レンズ撮像系1001により撮像される被写体を観察するためのファインダとして用いられ、LCD等を有する表示素子1002と、この表示素子1002の前に配置された第1の接眼レンズ1003と、撮影者の眼の直前に配置された第2の接眼レンズ1010、撮影者の眼1005の視線を検出する視線検出部1006と、フォーカスエリアの概略を表すAF枠、後述する視線スイッチの指標、その他テープカウンターや撮影モードなど撮影者に必要な情報等を表示素子1002へ表示する表示回路1007と、このカメラの各部を制御するシステムコントロール部1008と、さまざまなデータを記憶するためのメモリ1009と、ビデオカメラの機能を実行するための操作スイッチ検出部1004とから概略構成されている。
【0009】
上記視線検出部1006は、撮影者の眼1005に赤外光を照射する赤外発光ダイオード1060と、可視光を反射し赤外光を透過するダイクロイックミラー1061と、このダイクロイックミラー1061を透過した赤外光を集光する集光レンズ1062と、この集光レンズ1062により集光された赤外光を電気信号に変換する光電変換素子としてのイメージセンサー1063と、このイメージセンサー1063上の撮影者の眼1005の像を基に撮影者の表示素子1002上の注視点を求める注視点検出回路1064とを具備している。
【0010】
ダイクロイックミラー1061は、可視光を反射するため撮影者が接眼レンズ1003、1010を通して表示素子1002の画面を観察できるようになっている。また、ダイクロイックミラー1061は、赤外光を透過するため、赤外発光ダイオード1060によって照射された眼1005の反射像は、第2の接眼レンズ1010を通って集光レンズ1062で集光され、イメージセンサー1063上に像を結ぶようになっている。
【0011】
注視点検出回路1064は、イメージセンサー1063上の撮影者の眼1005の像を基に、前述した原理や、特開平1−241511、2−32312号公報によって開示されたアルゴリズムに従い、撮影者の表示素子1002画面上の注視点を求めるものである。
【0012】
次に本従来例のビデオカメラのファインダーに搭載されている視線スイッチの機能について説明する。
上記表示素子1002によるファインダーの表示例の模式図を図33に示す。
同図に示すように、アルファベット「W」、「T」、「F」で示す互いに異なる動作機能を意味する指標1101(1101a、1101b、1101c)からなるメニューが表示されている。ここで例えば「W」はワイド側へのズーミング、「T」はテレ側へのズーミング、「F」はフェードの動作をそれぞれ示すものとする。また右下の数字1102は視線スイッチの機能ではなく例えば日付等である。
【0013】
次にシステムコントロール部1008の動作を説明する。注視点検出回路1064は、常に撮影者の視線座標を検出し、システムコントロール部1008へ出力している。ここで撮影者が「T」表示を注視したとする。システムコントロール部1008は、範囲βの中に所定時間注視点が入ったかを判断し、所定時間注視点が入った場合、範囲βから注視点がはずれるまで、テレ側へのズーミングを実行すべく、レンズ撮像系へ信号を送る。システムコントロール部1008の動作は、「W」、「F」についても同様である。
【0014】
次に、視線オートフォーカス(AF)について説明する。
表示素子1002の表示例の模式図を図34に示す。
同図において、1201はフォーカスエリアの概略を表す視線AF枠であり、注視点座標位置に表示され、このエリア内の被写体に合焦する。
【0015】
次にシステムコントロール部1008の動作を説明する。注視点検出回路1064は、常に撮影者の視線座標を検出し、システムコントロール部1008へ出力している。ここで、撮影者が図12における人物を注視したとする。システムコントロール部1008は、上記注視座標に基づいてレンズ撮像系へ信号を送り、フォーカスエリアを指定すると共に、表示回路1007へも注視座標信号を送り、表示素子1002の画面内にAF枠1201を表示させる。
【0016】
次に個人差補正システムについて説明する。実際の観察者の眼は、前記(1)式におけるac寸法にばらつきがあるとともに、眼球の光軸と視軸とにはズレがある。これらを考慮すると、より視線検出の精度を高めるためには、撮影者各々の特性データを測定し、撮影時にそれぞれのデータ設定をする必要がある。
まず、個人差補正システムの一例として、比例定数A及びオフセット定数Bを撮影者各々の特性データとして用いる方法について説明する。前記(7)、(8)式で求められた視線座標に対して、水平方向、垂直方向それぞれ別々の比例定数A及びオフセット定数Bを設定し、補正後の座標をXnt、Yntとすると、
Xnt=Ax*Xn+Bx ………(9)
Ynt=Ay*Yn+By ………(10)
となる。
【0017】
次に、上記4つの定数を測定するシステムについて説明する。図35は測定時に表示する個人差補正ファインダー画面1303、1304を示すものであり、1301、1302は注視用の指標である。図36はその動作を示すフローチャートである。図37は必要な操作スイッチであり、図32の操作スイッチ検出部1004によって、電圧変化等により各スイッチの入/切を検出して、その情報をシステムコントロール部1008に入力する。1503はビデオカメラのモード設定ダイヤルであり、カメラモード、VTRモード、CALモード(個人差補正登録モード)、電源OFFを設定するものである。1501は撮影者設定用スライドスイッチであり、3人のデータを1、2、3で示す位置で設定するものである。また、1502は注視スイッチであり、撮影者が注視できたと判断したときに押すプッシュキー、1504はAF枠移動スイッチである。
【0018】
次に図36に従って動作を説明する。
動作が開始(S1401)されると、まずモード設定ダイヤル1503のポジションが、CAL(個人差補正登録モード)になっているかどうかを判断し(S1402)、CLAになっていれば撮影者設定スライドスイッチ1501のポジションを検出し(S1403)、メモリーhに書き込む。CALになっていなければ、S1402の前に戻る。次にファインダー内の左上に指標1301を表示する(S1404)。ここで撮影者は上記指標1301を注視しながら注視スイッチ1502を押す。そこで注視スイッチ1502がONになったかどうかを判断し(S1405)、前記(7)、(8)式により、第1の注視点座標(Xn1,Yn1)を求める(S1406)。次に同様にしてファインダー内の右下に指標1302を表示し(S1407)、第2の注視点座標(Xn2,Yn2)を求める(S1408、S1409)。
【0019】
以上求めた4つのデータ(Xn1,Yn1)(Xn2,Yn2)を前記(9)、(10)式に代入すると、4つの式が成立するので、これらの式からAx、Bx、Ay、Byを連立方程式により算出する(S1410)。このとき、Xnt、Yntに代入する座標値は、あらかじめ決めておいたファインダー画面上での2つの指標を表示する座標である。最後に、Ax、Bx、Ay、Byを、メモリ1009のポジションh相当の割り当てエリアに格納する。
【0020】
次に、手動によるオートフォーカス位置移動システムについて説明する。
図37において、AF枠移動スイッチ1504は、4個のキーから成り、オートフォーカスを行うポイントを手動により移動するためのものであり、4個のキーを押している間、それぞれ上下左右にAF枠1201が移動する。
AF動作時のファインダー画面を示す図34において、フォーカスエリアの概略を示すAF枠1201は、オートフォーカスを行うポイントに表示され、このエリア内の被写体に合焦する。
【0021】
次にシステムコントロール部1008の動作を説明する。操作スイッチ検出部1004は、常にAF枠移動スイッチ1504を検出し、システムコントロール部1008へ出力している。
ここで、撮影者がAF枠移動スイッチ1504を押したとする。システムコントロール部1008は、押されたスイッチの種類に基いてレンズ撮像系へ信号を送り、フォーカスエリアを指定すると共に表示回路1007へも注視点座標信号を送り、表示素子1002の画面内にAF枠1201を表示させる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、視線機能を使用する際、あらかじめ使用者設定用スイッチを自分のNO.に合わせねばならず、設定を忘れてしまうと他人の個人差補正データにて動作することになるため、視線検出精度が悪化すると言う問題があった。
また、使用者特有のカスタム機能設定、視度調節に関しても使用者が変わったときつい設定変更を忘れてしまうと言う問題があった。
【0023】
また、上記従来例では、視線機能を使用する際、あらかじめ使用者が個人差補正の操作を行わねばならず、操作が繁雑になるという問題があった。
また、例え個人差補正の操作が行えたとしても、使用時の明るさなど周りの環境や個人の眼のコンディション等による個人差補正係数の変化には対応できないという問題があった。
【0025】
本発明の目的は、上記補正データを得るためのみの操作を必要とせず、正データが自動的に作成されるようにすることである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、表示手段の表示画面上における使用者の視線を検出しその検出座標を示す視線データを得る視線検出手段と、複数の視線データから成る視線データ群の分布状態と上記表示画面の外形形状との比較に基づいて上記使用者の眼の個人差による視線データの誤差を補正する補正データを作成する補正データ作成手段とを設けたことを特徴とする。
【0029】
【作用】
撮像装置の動作中に使用者が表示画面を見て視線を様々に動かしたときに得られる視線データ群の分布状態と上記表示画面の外形形状との比較から従来方法により補正データが自動的に作成される。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明をビデオカメラに適用した場合の第1〜第11の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態において、個人差補正時のファインダー画面(図35)、視線検出原理(図30、図31)については従来例と同一のため説明は省略する。
【0033】
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態で使用するスイッチであり、101はビデオカメラのモード設定ダイヤルであり、カメラモード、VTRモード、CALモード(個人差補正登録モード)、電源OFFを設定するものである。また、102は注視スイッチであり、撮影者が注視できたと判断したときに押すプッシュキーである。
【0034】
図2は人の眼の虹彩部を説明するための図であり、1601は虹彩、1603は毛様体、1604は色素点である。ここで、毛様体1603、色素点1604は、虹彩1601内に存在する構成要素の一つであり、その形状は人によって異なるため、指の指紋のように個人を特定する手段としてしばしば利用されるものである。
【0035】
図3は本実施の形態によるビデオカメラの構成を示すブロック図である。400は虹彩特徴検出回路であり、イメージセンサー1063出力を画像処理し虹彩の特徴を検出することにより、前述したように個人を特定すべく、その情報をシステムコントロール部1008へ入力している。その他の構成要素に関しては、図32の従来例で説明したビデオカメラブロック図と同一なので説明は省略する。
【0036】
図4は本実施の形態による設定動作システムの流れ図であり、以下説明する。S501で処理が始まると、まずモード設定ダイヤル101のポジションが、CAL(個人差補正登録モード)になっているかどうかを判断し(S502)、CALになっていればS503へ進む。CALになっていなければS502の前に戻る。次にファインダー内の左上に図の指標1301を表示する(S503)。撮影者は上記指標1301を注視しながら注視スイッチ102を押す。そこで注視スイッチ102がONになったかどうかを判断し(S504)、ONになっていれば、従来例で説明した(7)、(8)式により、第1の注視点座標(Xn1,Tn1)を求める(S505)。同様にしてファインダー内の右下に指標1302を表示し(S506)、第2の注視点座標(Xn2,Tn2)を求める(S507、S508)。
【0037】
以上求めた4つのデータ(Xn1,Yn1)(Xn2,Yn2)を、従来例で説明した(9)、(10)式に代入すると、4つの式が成立するので、これらの式からAx、Bx、Ay、Byを連立方程式により算出する(S509)。このとき、Xnt、Yntに代入する座標値は、あらかじめ決めておいたファインダー画面上での2つの指標を表示する座標である。
【0038】
次に、虹彩特徴検出回路400で虹彩の特徴を検出し(S510)、過去に同一特徴の虹彩データがあったかどうかをメモリ1009内をサーチして調べ(S511)、もし存在しない場合は新規メモリアドレスをhに設定し(S513)、存在した場合はその同一メモリアドレスをhに設定する(S512)。最後に、アドレスh相当のメモリへ虹彩特徴データ及びAx、Bx、Ay、Byを格納する(S514、S515)。
【0039】
以上のような設定をあらかじめ行うことにより、ビデオカメラ使用時は、ファインダーを覗いたとき、上述した虹彩特徴データを検出することで撮影者の特定を行い、自動的に個人差補正データを選択することができる。
【0040】
次に第2の実施の形態について説明する。なお、図3のビデオカメラの構成ブロック図、図2の虹彩部の図については第1の実施の形態と同一のため説明は省略する。
図5は本実施の形態で使用するスイッチであり、101は図1と同様のビデオカメラのモード設定ダイヤル、102は注視スイッチである。104はカーソル移動スイッチであり、設定画面上で設定する項目を選択すべく、カーソルを上下に移動するための2個対になっているキーである。103は設定スイッチであり、上記各項目の動作を設定するものである。
【0041】
図6は、本実施の形態によるファインダー画面であり、106、107は個人差補正画面、108はカスタム設定画面である。109、110は個人差補正を行う際注視する指標、112はカスタム設定における設定項目であり、リモコンを受け付けるかどうかの選択、マイクの風きりカット機能のon/off、記録中表示(タリー)のon/off等のカメラ/レコーダ機能設定や、従来例で説明した視線スイッチ機能の内容変更(従来例のテレ、ワイド、フェードに相等する内容)、視線AF枠表示のon/offなど視線機能などが含まれる。これらは全て個人の好みにより設定するものである。また、113は上記設定項目の内容、111は設定する項目を選択するためのカーソルである。
【0042】
図7は、設定動作システムの流れ図であり、以下に説明する。S801からS815までは、第1の実施の形態の図4におけるS501からS515と同一のため説明は省略する。
その後、カスタム設定画面108を表示し(S816)、モード設定ダイヤル101がCALになっているかを判断し(S817)、CALになっていればカーソル移動スイッチ101がONかどうかを判断し(S818)、CALになっていなければ、表示画面の設定情報をポジションh相当のメモリへ格納して(S822)終了となる(S823)。上記カーソル移動スイッチ104がONになっていれば、押されたスイッチに対応した方向にカーソル111を移動し(S819)、ONになっていなければ、S819の先へ進む。次に、設定スイッチ103がONになっていれば(S820)、設定内容を変更し(S821)、S817の前へ戻る。ONになっていなければ、S821を飛ばしてS817の前へ戻る。
【0043】
以上のような設定をあらかじめ行うことにより、ビデオカメラ使用時は、ファインダーを覗いたとき、上述した虹彩特徴データを検出することで撮影者の特定を行い、自動的に個人差補正データを選択するとともに、撮影者各個人に合わせてあらかじめ記憶させたカスタム機能を自動的に切り換えることができる。
【0044】
次に第3の実施の形態について説明する。なお、個人差補正時の流れ図は図36の従来例と同一、ビデオカメラ構成ブロック図は図3、虹彩部の図は図2と同一である。また、視線機能用個人差補正のシステムについては、基本的に第1の実施の形態と同一である。
図8は本実施の形態で使用するスイッチであり、101はビデオカメラのモード設定ダイヤル、103は設定スイッチ、104はカーソル移動スイッチである。図9はファインダー画面であり、図5のカスタム設定画面108と同様にカスタム設定における設定項目112、設定項目の内容113、設定する項目を選択するためのカーソル111がある。
【0045】
図10はシステムの流れ図であり、以下に説明する。
まずモード設定ダイヤル101のポジションが、カスタムになっているかどうかを判断し(S602)、カスタムになっていればS603へ進み、カスタムになっていなければ、S602の前に戻る。
次のS603からS607は虹彩の特徴を検出してメモリへ格納する動作を示しており、第1の実施の形態の図4におけるS510からS514の内容と同一である。
更に、S608からS615はカスタム設定を示す動作を示しており、第2の実施の形態の図7におけるS816からS823の内容と同一である。
【0046】
以上のような設定をあらかじめ行うことにより、ビデオカメラ使用時は、ファインダーを覗いたとき、上述した虹彩特徴データを検出することで撮影者の特定を行い、自動的に個人差補正データを選択するとともに、撮影者個人に合わせてあらかじめ記憶させたカスタム機能を自動的に切り換えることができる。
【0047】
次に第4の実施の形態について説明する。なお、個人差補正時のファインダー画面、個人差補正時の流れ図については従来例の図35、図36と同一、虹彩部の図については図2と同一のため説明は省略する。また、視線機能用個人差補正のシステムについては、基本的に第1の実施の形態と同一である。
図11はビデオカメラ構成ブロック図であり、401はギヤ配列、ステッピングモーター等により表示素子1002を矢印方向に移動させるための表示素子移動手段、404は上記ステッピングモーターを駆動するドライバ回路、402は表示素子1002の移動量を検出するためのボリュームエンコーダ、403は上記ボリュームエンコーダ402の回転角から表示素子1002の移動量を演算する位置検出部である。その他の構成は図3と同一である。また、上記表示素子移動手段401によって、表示素子1002を上下方向(矢印方向)に移動させることにより、観察者の視度を補正することができる。
【0048】
図12は使用するスイッチであり、101はビデオカメラのモード設定ダイヤル、105は視度調整スイッチであり、上記表示素子移動手段401を動作させ、表示素子1002を移動させるための2個対になっているキーである。ここで、遠視キーを押すと、表示素子1002は、図11において上に移動し、遠視の観察者を矯正する。近視キーを押すと、下に移動し近視の観察者を矯正する。
【0049】
図13は、ファインダー画面であり、304は視度調整画面、305は視度調整のメッセージであり、これにより観察者に視度調整スイッチ105を用いてファインダーが最もはっきり見えるように視度を調節してもらう。
【0050】
図14は、システムの流れ図であり、以下に説明する。
まずモード設定ダイヤル101のポジションが、視度になっているかどうかを判断し(S702)、視度になっていればS703へ進み、視度になっていなければ、S702の前に戻る。
次のS703からS707は虹彩の特徴を検出してメモリへ格納する動作を示しており、図4におけるS510からS514の内容と同一である。
更に、S708からS714はカスタム設定を示す動作を示しており、図7におけるS816からS823の内容と同一である。
【0051】
以上のような設定をあらかじめ行うことにより、ビデオカメラ使用時は、ファインダーを覗いたとき、上述した虹彩特徴データを検出することで撮影者の特定を行い、自動的に撮影者個人に合わせてあらかじめ記憶させた視度調整を行うことができる。
【0052】
次に第5の実施の形態について説明する。なお、ビデオカメラ構成ブロック図、AF動作時のファインダー画面については従来例の図32、図34と同一のため説明は省略する。
図15は本実施の形態で使用するスイッチであり、114はビデオカメラのモード設定ダイヤルであり、カメラモード、VTRモード、電源OFFを設定するものである。115は撮影者設定用スライドスイッチであり、1、2、3で示す位置で3人のデータを設定するものである。116はAF枠移動スイッチであり、4個のキーにより画面上のオートフォーカスを行うポイントを手動により移動するためのものである。ここで、4個のキーを押している間、それぞれ上下左右に図34のAF枠1201が移動する。
【0053】
図16は、個人差補正システムの流れ図であり、以下に説明する。
まず、撮影者設定スライドスイッチ115のポジションを検出し、アドレスメモリhへ書き込む(S902)。次に枠移動スイッチ116がONになっているかどうかを判断し(S903)、ONでなければS903の前へ戻り、ONになっていれば次へ進む。更に枠移動スイッチ115がOFFになっているかどうかを判断し(S904)、OFFでなければS904の前へ戻り、OFFになっていれば次へ進む。この後、従来例で説明した(7)、(8)式により注視点座標(Xn1,Yn1)を検出すると共に、現状のAF枠中心座標(Xp1,Xp1)を求めておく(S905)。S906からS908は、S903からS905の動作と同一であり、同様にして第2の注視点座標(Xn2,Yn2)を検出すると共に、第2のAF枠中心座標(Xp2,Xp2)を求める(S908)。
【0054】
次に、|Xn1−Xn2|>Xm、|Yn1−Yn2|>Ymの両方が成立するかどうかを判断する(S909)。ここでXm、Ymは所定の数値であり、上記検出した2個の注視点座標(Xn1,Yn1)、(Xn2,Yn2)のX方向及びY方向距離のスレッシュに相当する。すなわち、上記2点のX方向及びY方向距離が所定距離以上かどうかを判断するものである。以上の判断により、距離が所定距離を超える時は次へ進み、距離が所定距離以下のときは、S908の前へ戻り、新しい第2の注視点座標(Xn2,Yn2)、第2のAF枠中心座標(Xp2,Xp2)を求める(S908)。最後に(Xn1,Yn1)、(Xn2,Yn2)、(Xp1,Yp1)、(Xp2,Yp2)からAx、Bx、Ay、Byを、従来例と同様に連立方程式で求めポジションh相当のメモリへ格納する(S911)。
【0055】
以上の構成及び動作により、視線が向きやすいAF枠1201が止まった瞬間に視線検出を行い、距離の離れた2点の注視点を求めることで、個人差補正係数を特定することができる。
【0056】
次に第6の実施の形態について説明する。なお、ビデオカメラ構成ブロック図については従来例の図と同一のため、説明は省略する。
図17は本実施の形態で使用するスイッチである。115は撮影者設定スライドスイッチであり、3人のデータを設定するものである。117はビデオカメラのモード設定ダイヤルであり、カメラモード、VTRモード、電源OFF、カスタムモードを設定するものである。118はカーソル移動スイッチであり、設定画面上で設定する項目を選択すべく、カーソルを上下左右に移動するための、4個対になっているキーである。119は設定スイッチであり、上記各項目の動作を設定するものである。
【0057】
図18は、ファインダー画面であり、205はカスタム設定画面である。207はカスタム設定における設定項目であり、リモコンを受け付けるかどうかの選択、マイクの風きりカット機能のon/off、記録中表示(タリー)のon/off等のカメラ/レコーダ機能設定や、従来例で説明した視線スイッチ機能の内容変更(従来例のテレ、ワイド、フェードに相等する内容)、視線AF枠表示のon/offなど視線機能などが含まれる。これらは、全て個人の好みにより設定するものである。また、208は前記設定項目の内容、206は、設定する項目を選択するためのカーソルであり、上記カーソル移動スイッチ118により、前後左右に移動する。
【0058】
図19は、カスタム設定機能の流れ図であり、以下に説明する。
まずモード設定ダイヤル117のポジションが、カスタムになっているかどうかを判断し(S402)、カスタムになっていれば撮影者設定スライドスイッチ115のポジションを検出し、メモリーhに書き込み、カスタムになっていなければS402の前に戻る。ここで、メモリーhとは、従来例で説明した撮影者固有の個人差補正データを格納した時と同一エリアである。次にカスタム設定画面205を表示し(S403)、モード設定ダイヤル117がカスタムになっているかを判断し(S404)、カスタムになっていればカーソル移動スイッチ118がONかどうかを判断し(S404)、カスタムになっていなければ、表示画面の設定情報をポジションh相当のメモリへ格納して終了となる(S409)。上記カーソル移動スイッチ203がONになっていれば、押されたスイッチに対応した方向にカーソル206を移動し(S406)、ONになっていなければ、S407へ進む。次に、設定スイッチ202がONになっていれば、設定内容を変更し(S408)、S404の前へ戻る。ONになっていなければ、S408を飛ばしてS404の前へ戻る。
以上により、カスタム機能を設定することができる。
【0059】
図20は個人差補正機能の流れ図である。
S301〜S311による基本的な動作は全て図16の第1の実施の形態と同一であり、異なる箇所は、枠移動スイッチがカーソル移動スイッチに、AF枠中心座標がカーソル座標になった点である。
【0060】
以上の構成及び動作により、視線が向きやすいカーソルが止まった瞬間に視線検出を行い、距離の離れた2点の注視点を求めることで、個人差補正係数を特定することができる。
【0061】
次に第7の実施の形態について説明する。なお、ビデオカメラ構成ブロック図(図32)、個人差補正のファインダー画面(図35)、個人差補正時の流れ図(図36)、AF動作時のファインダー画面(図34)については従来例と同一のため説明は省略する。
【0062】
図21は本実施の形態で使用するスイッチであり、101はビデオカメラのモード設定ダイヤル、115は撮影者設定用スライドスイッチ、116はAF枠移動スイッチ、119は注視スイッチである。
【0063】
図22は個人差補正システムの流れ図であり、以下に説明する。
まず、従来例で示した2点注視方式の個人差補正を実行する(S202)。これは従来の個人差補正の流れ図(図36)に沿って行われる。次に、S203からS212は、第1の実施の形態(図16)のS902からS911と同一のため説明は省略する。なお、ここではS212の後はS203の前へ戻る。
【0064】
以上の構成及び動作により、2点注視方式の個人差補正を行った後、AF枠の動きを利用した個人差補正を連続して繰り返し、補正係数を更新することができる。尚、AF枠の他にAE枠を用いてもよい。
【0065】
第8の実施の形態について説明する。なお、ビデオカメラ構成ブロック図(図32)については従来例と同一のため説明は省略する。
図23は本実施の形態で使用するスイッチであり、ビデオカメラのモード設定ダイヤル114、撮影者設定用スライドスイッチ115が設けられている。
【0066】
図24は個人差補正方式の概念図であり、203はファインダー画面の外形座標である。また、202は最外形の視線座標生データ群であり、従来例の(7)、(8)式により、一定時間内に求められた視線座標生データ群の内、最も外側のデータ群である。204は視線による画面近似外形座標であり、上記最外形の視線座標生データ群202を用いて最小自乗法等で求めた近似四角形である。
【0067】
図25は個人差補正システムの流れ図であり、以下に説明する。
まず、撮影者設定スライドスイッチ115のポジションを検出し、アドレスメモリhへ書き込む(S102)。次に0を変数Nに書き込み(S103)、注視点座標を検出して配列A(N)へ書き込み(S104)、Nと所定値Nmaxを比較する(S105)。ここでNがNmaxより小さければS104の前へ戻り、NがNmaxより大きければ、データ群A(N)の内、最外形に相当するデータ202のみ注出し、配列AG(N)へ書き込む(S106)。更にAG(N)より最小自乗法により近似四角形204を求め(S107)、この近似四角形の2つの角の座標S2、T2を割り出す。最後にファインダー画面の外形座標203の左上、右下座標S1、T1と上記S2、T2から、従来例と同様にして連立方程式により、個人差補正係数Ax、Bx、Ay、Byをもとめ(S109)、これら4つの定数をアドレスh相当のメモリへ格納する(S110)。
【0068】
以上の構成及び動作により、一定時間ビデオカメラを使用するだけで個人差補正動作が行われる。なお、本個人差補正動作が完了するまでは、視線動作を禁止してもデフォルテ個人差補正係数で代用してもよい。
【0069】
次に第9の実施の形態について説明する。なお、操作スイッチ図(図23)は第8の実施の形態と同一、ビデオカメラ構成ブロック図(図32)は従来例と同一のため説明は省略する。
図26は個人差補正方式の概念図であり、203はファインダー画面の外形座標である。202は最外形の視線座標生データ群であり、従来例の(7)、(8)式により、一定時間内に求められた視線座標生データ群の内、最も外側のデータ群である。204は視線による画面近似外形座標であり、上記最外形の視線座標生データ群202を用いて最小自乗法等で求めた近似四角形である。201はデータ削除エリアで、視線を向ける確率の極めて低い4隅近傍であり、信頼性が低いこのエリアの視線座標データは、後述する最小自乗法を行う際、削除するものである。
【0070】
図27は個人差補正システムの流れ図であり、以下に説明する。
S11からS16は第8の実施の形態(図25)と同一であり説明は省略する。次にAG(N)のデータから4隅のデータ削除エリア201内のデータを削除し、新たに配列AGS(N)へ格納し(S17)、AGS(N)より、最小自乗法にて近似四角形204を求める(S18)。S19からS22は第8の実施の形態(図25)と同一であり説明は省略する。
【0071】
以上の構成及び動作により、一定時間ビデオカメラを使用するだけで個人差補正動作が行われる。なお、本実施の形態によれば、信頼性の低い4隅のデータを削除するため、より精度の高い個人差補正が実現できる。また、本個人差補正動作が完了するまでは、視線動作を禁止してもデフォルテ個人差補正係数で代用してもよい。
【0072】
次に第10の実施の形態について説明する。なお、ビデオカメラ構成ブロック図(図32)、個人差補正時のファインダー画面(図35)、個人差補正時の流れ図(図36)、操作スイッチ図(図37)については従来例と同一、個人差補正概念図(図24)については第1の実施の形態と同一のため説明は省略する。
【0073】
図28は個人差補正システムの流れ図である。
まず、従来例で示した2点注視方式の個人差補正を実行する(S32)。これは、従来の個人差補正の流れ図(図36)に沿って行われる。次に、603から608は、第9の実施の形態(図25)のS102からS107と同一のため説明は省略する。
更に図24における近似外形座標204と各々の最外形視線座標生データ202と差δを、データ数分求め、その平均値(誤差平均)を演算する(S39)。そして前記誤差平均と所定値Wとを比較する。図28のS41からS43までは、第8の実施の形態(図25)のS108からS110と同一のため説明は省略する。
S43の後はS33の前へ戻り、これらの動作はビデオカメラを使用している間、繰り返される。
【0074】
以上の構成及び動作により、従来例のような注視方式個人差補正の後も、ビデオカメラを使用している間は常に個人差補正動作が行われ、補正データが更新される。しかも更新されるデータは誤差平均の小さい、信頼性の高いもののみとなる。
【0075】
次に第11の実施の形態について説明する。ビデオカメラ構成ブロック図(図32)、個人差補正時のファインダー画面(図35)、個人差補正時の流れ図(図36)、操作スイッチ図(図37)については従来例と同一、個人差補正概念図(図26)については第9の実施の形態と同一のため説明は省略する。
【0076】
図29は本実施の形態による個人差補正システムの流れ図である。
まず、従来例で示した2点注視方式の個人差補正を実行する(S52)。これは、従来の個人差補正の流れ図(図36)に沿って行われる。次に、S59は、第9の実施の形態(図27)のS12からS18と同一のため説明は省略する。
更に図26における、近似外形座標204と各々の最外形視線座標生データ202と差δをデータ数分求め、その平均値(誤差平均)を演算する(S60)。そして上記誤差平均と所定値Wとを比較し、誤差平均がWより小さければS62へ進み、大きければS53の前へ戻る。
S62からS64までは、第9の実施の形態(図27)のS19からS21と同一のため説明は省略する。
S64の後はS53の前へ戻り、これらの動作はビデオカメラを使用している間、繰り返される。
【0077】
以上の構成及び動作により、従来例のような注視方式個人差補正の後も、ビデオカメラを使用している間は常に個人差補正動作が行われ、補正データが更新される。しかも更新されるデータは、誤差平均の小さい、信頼性の高いもののみとなる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、視線検出手段を用いる際、使用者が視線データの補正データを得るための操作をしないでも、表示画面を見ながら撮影の準備等をしている間に自動的に補正データを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるスイッチを示す構成図である。
【図2】本発明の第1〜第4の実施の形態で用いられる眼の虹彩部を示す構成図である。
【図3】第1〜第3の実施の形態によるビデオカメラの構成図である。
【図4】第1の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態によるスイッチの構成図である。
【図6】第2の実施の形態によるファインダ画面の表示例を示す構成図である。
【図7】第2の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図8】第3の実施の形態によるスイッチの構成図である。
【図9】第3の実施の形態によるファインダ画面の表示例を示す構成図である。
【図10】第3の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図11】第4の実施の形態によるビデオカメラの構成図である。
【図12】第4の実施の形態によるスイッチの構成図である。
【図13】第4の実施の形態によるファインダ画面の表示例を示す構成図である。
【図14】第4の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図15】第5の実施の形態によるスイッチの構成図である。
【図16】第5の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図17】第6の実施の形態によるスイッチの構成図である。
【図18】第6の実施の形態によるファインダ画面の表示例を示す構成図である。
【図19】第6の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図20】第6の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図21】第7の実施の形態によるスイッチの構成図である。
【図22】第7の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図23】第8、第9の実施の形態によるスイッチの構成図である。
【図24】第8の実施の形態による補正データ作成を説明するための構成図である。
【図25】第8の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図26】第9の実施の形態による補正データ作成を説明するための構成図である。
【図27】第9の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図28】第10の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図29】第11の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
【図30】視線検出の原理を示す構成図である。
【図31】視線検出の原理を示す構成図及び特性図である。
【図32】第5〜第11の実施の形態及び従来例によるビデオカメラの構成図である。
【図33】ビューファインダ画面の表示例を示す構成図である。
【図34】ビューファインダ画面上のAF枠を示す構成図である。
【図35】第4、第7、第10、第11の実施の形態及び従来例による指標の表示例を示す構成図である。
【図36】第3、第4、第7、第10、第11の実施の形態及び従来例による動作を示すフローチャートである。
【図37】従来のビデオカメラのスイッチの構成図である。
【符号の説明】
101、114、117、1503 モード設定ダイヤル
102、1502 注視スイッチ
103、119 設定スイッチ
104 カーソル移動スイッチ
105 視度調整スイッチ
115、1501 撮影者設定用スライドスイッチ
116 AF枠移動スイッチ
118 カーソル移動スイッチ
201 データ削除エリア
202 最外形視線座標生データ群
203 ファインダ画面外形座標
204 画面近似外形座標
205 カスタム設定画面
206 カーソル
400 虹彩特徴検出回路
401 表示素子特徴手段
402 ボリュームエンコーダ
403 位置検出部
1002 表示素子
1004 操作スイッチ検出部
1005 観察者の眼
1006 視線検出部
1007 表示回路
1008 システムコントロール部
1009 メモリ
1060 赤外発光ダイオード
1061 ダイクロイックミラー
1063 イメージセンサー
1064 注視点検出回路
1201 視線AF枠
1301 1302 注視指標
1303、1304 補正指標画面

Claims (5)

  1. 表示手段の表示画面上における使用者の視線を検出しその検出座標を示す視線データを得る視線検出手段と、
    複数の視線データから成る視線データ群の分布状態と上記表示画面の外形形状との比較に基づいて上記使用者の眼の個人差による視線データの誤差を補正する補正データを作成する補正データ作成手段とを設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記補正データを用いて上記視線データを補正する補正手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記補正された視線データを用いて各種機能を制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 上記補正データ作成手段は、上記視線データ群の最も外側のデータ群に基づいて補正データを作成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 上記補正データ作成手段は、常に新らしく得られる視線データ群を用いて補正データを作成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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