JP3638703B2 - 粉体,顆粒用簡易容器 - Google Patents

粉体,顆粒用簡易容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は粉体,顆粒用簡易容器に関し、詳しくは、粉体や顆粒等の固体を収納し、少量ずつ使うことが出来、しかも、簡単な構造で容易に形成できる粉体,顆粒用簡易容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来粉体や顆粒等を収納するものとして、種々のものが使用されている。例えば、胴部より口頚部を起立した容器体と、該容器体に着脱自在に装着したキャップとからなる容器、或いは、合成樹脂性の矩形シート周縁を融着して製袋した合成樹脂性の袋等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記容器にあっては、キャップを外して一部を分取し、残りを保管しておくことは可能であるが、分取する量を略一定量とすることが難しく、例えば、計量用のカップ等を別に用意しなければならない。
【0004】
また、上記袋等は一回分の量を収納する場合が多く、一回の使用量を得るためには便利であるが、多くの量を収納した場合には上記容器同様分取する量が一定せず、また、一旦開封した後の保管が面倒である。
【0005】
本発明は上記した点に鑑み、略一定量の収納物の分取を簡単に行えるとともに、一旦開封した後に簡単に且つ漏出なく保管することができ、しかも、極めて簡単な構造で安価に製造できる優れた粉体,顆粒用の簡易容器を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の容器は上記課題を解決するため、底壁7周縁より周壁8を立設させた収納皿部4を有するとともに、上記周壁8の一部を外方へ膨出させて収納皿部4と連通する収納物取り出し用の皿状をなす口部5を突設し、且つ、口部5の先端上縁にヒンジ12を介して蓋板6を一体に延設してなる容器本体2と、上記収納皿部4の上面から口部5の上面に亘る部分に周縁部を固着させて収納皿部4上端開口及び口部5上端開口を閉塞するシート材3とからなり、上記口部5上面部分のシート材3を剥離可能に構成するとともに、反転した蓋板6をシート材剥離後の口部5上端開口を閉塞した状態で係止可能に構成してなることを特徴とする粉体,顆粒用簡易容器として構成した。
【0007】
また、請求項2発明の容器は、上記口部5上端開口部に嵌合する係止枠13を蓋板6上面に突設することにより、反転した蓋板6をシート材剥離後の口部上端開口を閉塞した状態で係止する如く構成した請求項1記載の粉体,顆粒用簡易容器として構成した。
【0008】
また、請求項3発明の容器は、上記シート材3を口部5先端部分より蓋板6上に突出させ、該突出部分3aを非固着状態とした請求項1記載の粉体,顆粒用簡易容器として構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明の簡易容器1は、容器本体2と、シート材3とから構成している。
【0010】
容器本体2は射出成形等の方法で形成された合成樹脂の一体成形品で、収納皿部4と、口部5と、蓋板6とを備えている。
【0011】
収納皿部4は、底壁7周縁より周壁8を立設させた上端面開口の皿状で本実施例では、平面視矩形状を成しているが、これに限られず、皿状であれば良い。また、口部5は、収納皿部4の周壁8の一部を外方へ膨出させて形成したもので、収納皿部4と連通させて収納皿部内の収納物を取り出すための部分で、皿状をなしている。本実施例では、収納皿部4の前部の周壁8a中央部上半部を前方へ矩形状に膨出させて形成し、矩形状の底板9周縁部より三方を囲む周壁10を立設した皿状に形成している。また、上記収納皿部4の周壁8及び口部5の周壁10上端より外方へフランジ11を延設している。
【0012】
蓋板6は、口部5の先端上縁に、薄肉に形成する等して折り曲げを容易に構成したヒンジ12を介して一体に延設したもので、ヒンジ12を中心として反転させた際に、上記口部5の上端開口部を閉塞可能な大きさに構成している。また、この蓋板6は、反転させた際に、口部5上端開口を閉塞した状態で係止可能に構成している。本実施例では、蓋板6上面に口部上面開口部に嵌合する係止枠13を突設し、この係止枠13を口部5上端開口部に嵌合して、反転状態の蓋板6を口部5に係止させる如く構成している。
【0013】
シート材3は、上記収納皿部4の上面から口部5の上面に亘る部分に周縁部を固着させるとともに、収納皿部4上端開口及び口部5の上端開口を閉塞して装着されている。また、口部上面部分を剥離可能に構成している。このシート材の材質としては、合成樹脂の単独シート或いは積層シート,或いは金属層を蒸着等の適宜手段で施した合成樹脂の単独或いは積層シート等が使用される。また、シート材3の固着方法としては、融着,接着等の適宜固着手段を採用することができるが、少なくとも口部5上面部分は剥離可能に固着する必要がある。剥離可能な固着として、従来から使用されている融着方法等が採用でき、例えば、シート材3及び容器本体2の材質の選定或いは融着方法の選定等により行える。尚、必要があれば口部5以外の部分に剥離し難い接着剤を併用しても良い。
【0014】
本実施例では、このシート材3を、上記口部5先端部分より蓋板6上に突出させて構成し、この突出部分3aを非固着状態としている。従って、この突出部分3aは不使用時には蓋体6上に扁平に下面を当接し、また、使用時には蓋板6を折り返せば一緒に折り返されて、蓋板6を元に戻せば上方に突出状態となり、容易に掴むことが出来、掴んだ突出部分3aを引っ張れば口部5上面の固着部分は容易に剥離し、口部5が開口する如く構成している。但し、この非固着部分を設けなくても、ナイフ等の道具を使用したり、側方に掴み用の舌片を一体に突設することにより、口部5部分のシート材3の剥離が不可能な訳ではない。
【0015】
また、本実施例では、蓋板6の裏面に指掛け用の突起14を突設している。この突起1は、図4に示す如く、蓋板6を反転した際に、上面に突出し、係止された蓋板6を容易に開くことができる如く構成している。
【0016】
上記の如く構成した容器1は、収納皿部4に粉体,顆粒等の収納物15を収納した後、シート材3を適宜方法により固着して形成する。また、使用する際には、シート材3の上記突出部分3aを摘んで口部5部分のシート材3を剥離し、容器を傾ける等して収納物15を口部5より取り出すことができる。
【0017】
収納物を取り出した後、蓋板6を反転させてその係止枠13を口部5上端開口部に嵌合させれば、蓋板6により口部5は閉塞され、また、蓋板6が外れないように係止される。次いで、蓋板6の係止を外して反転させれば再び収納物の分取が可能となる。尚、その際、容器を口部5を下にして傾ける等して収納物を口部5内に充満させた後取り出せば、常時略一定量の収納物を分取できる。
【0018】
図6は本発明の他の実施例を示し、本実施例では蓋板の係止方法を上記実施例と異なる係止方法を採用した例で、上記係止枠13に代えて、蓋板6上面に左右一対の嵌合突起16を突設し、また、口部5のフランジ11に上記各嵌合突起16と嵌合する一対の嵌合孔17を穿設しており、蓋板を反転させた際に各嵌合突起16が各嵌合孔17に嵌合して反転した蓋板6を口部5に係止する如く構成している。その他の構成は上記図1の実施例と同様であるため、同様部分には同符号を付して説明を省略する。尚、これら嵌合突起及び嵌合孔はそれぞれ逆の位置に形成(嵌合突起を口部に、嵌合孔を蓋板に設ける)しても同様の係止機能を発揮する。
【0019】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明容器は、底壁周縁より周壁を立設させた収納皿部を有するとともに、上記周壁の一部を外方へ膨出させて収納皿部と連通する収納物取り出し用の皿状をなす口部を突設し、且つ口部の先端上縁にヒンジを介して蓋板を一体に延設してなる容器本体と、上記収納皿部の上面から口部の上面に亘る部分に周縁部を固着させて収納皿部上端開口及び口部上端開口を閉塞するシート材とから構成したので、その構造は極めて簡単であり、その結果簡易容器に要求される安価に製造できるという要求を充分満足できるものである。
【0020】
また、口部上面部分のシート材を剥離可能に構成するとともに、反転した蓋板をシート材剥離後の口部上端開口を閉塞した状態で係止可能に構成したので、収納物の略一定量を簡単に分取することができるとともに、一部を使用した後残りを保管しておくことが出来、しかも保管,運搬時に蓋板が開いて収納物が漏出する虞はない。
【0021】
また、口部上端開口部に嵌合する係止枠を蓋板上面に突設することにより、反転した蓋板をシート材剥離後の口部上端開口を閉塞した状態で係止する如く構成したものにあっては、口部と収納皿部との連通部分以外の口部周壁内面上部に係止枠が嵌合して、口部部分の密閉性をより良好に維持することが出来る。
【0022】
また、シート材を口部先端部分より蓋板上に突出させ、該突出部分を非固着状態としたものは、不使用時にはその突出部分の下面が蓋板上面に当接して口部の固着部分が剥離する虞はなく、一方使用時には、起立させた突出部分を持って引っ張れば容易に口部の開封を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】 同実施例の要部斜視図である。
【図3】 同実施例の口部を開口した状態の要部斜視図である。
【図4】 同実施例の開封後蓋板で閉塞させた状態の要部斜視図である。
【図5】 同実施例の図4のA−A線に沿う縦断面図である。
【図6】 本発明の他の実施例を示す口部開口状態の要部斜視図である。
【符号の説明】
2…容器本体,3…シート材,3a…突出部分,4…収納皿部,5…口部,6…蓋板,7…底壁,8…周壁,12…ヒンジ,13…係止枠

Claims (3)

  1. 底壁7周縁より周壁8を立設させた収納皿部4を有するとともに、上記周壁8の一部を外方へ膨出させて収納皿部4と連通する収納物取り出し用の皿状をなす口部5を突設し、且つ、口部5の先端上縁にヒンジ12を介して蓋板6を一体に延設してなる容器本体2と、上記収納皿部4の上面から口部5の上面に亘る部分に周縁部を固着させて収納皿部4上端開口及び口部5上端開口を閉塞するシート材3とからなり、上記口部5上面部分のシート材3を剥離可能に構成するとともに、反転した蓋板6をシート材剥離後の口部5上端開口を閉塞した状態で係止可能に構成してなることを特徴とする粉体,顆粒用簡易容器。
  2. 上記口部5上端開口部に嵌合する係止枠13を蓋板6上面に突設することにより、反転した蓋板6をシート材剥離後の口部上端開口を閉塞した状態で係止する如く構成した請求項1記載の粉体,顆粒用簡易容器。
  3. 上記シート材3を口部5先端部分より蓋板6上に突出させ、該突出部分3aを非固着状態とした請求項1記載の粉体,顆粒用簡易容器。
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