JP3638342B2 - 両面rf遮蔽体を含む磁気共鳴システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は無線周波(RF)遮蔽体に関し、更に詳しくは核磁気共鳴(NMR)イメージング装置の中の全身用RFコイルと一組の勾配コイルとの間に配置するための新規な両面RF遮蔽体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
NMRイメージング装置は通常、空間選択的な情報を得るために一組3個の勾配コイルを使用する。これらの勾配コイルの各々は一般に、全長が数百メートルまでの導電性ワイヤの多数のターンを含む。RF磁界が勾配コイルの導電性ワイヤに当たると、RF磁界はそれらのエネルギのかなりの部分を失う。この損失の機構は完全には理解されていないが、多分、高電流の共鳴により勾配構造を励起するのに関連して高損失を生じると思われる。勾配コイル等のRF電力損失は、RFコイルのQの低下として現れ、その結果、イメージング装置で達成し得る信号対雑音比(SNR)の低下として現れる。したがって、取り囲んでいる勾配コイルへのRF磁界の侵入を防止することが非常に望ましく、これを達成するために通常はRFコイルと勾配コイルとの間に遮蔽体が配置される。しかし、RF遮蔽体は勾配磁界に対しては事実上透明でなければならないので、勾配周波数(通常、約10KHzより低い)で遮蔽体に有意の電流が誘導されるのを防止して、画像に悪影響を及ぼす時間依存磁界不均一性や空間依存磁界不均一性が現れないようにしなければならない。
【0003】
従来、最も普通に使用されたRF遮蔽体は、銅−誘電体−銅の積層薄板を使用する両面遮蔽体であった。各銅薄板の導電路のパターンは、大体、RFコイルによって生じる磁界により連続形遮蔽体に誘導される電流経路を近似するものになっている。このような構造の1つは、1989年11月7日に付与された、発明の名称「NMRイメージング装置の勾配コイルの内側に配置されるRFコイル用の両面RF遮蔽体(Double−Sided RF Shield For RF Coil Contained Within Gradient Coils Of NMR Imaging Device)」の米国特許第4,879,515号に開示されている。
【0004】
勾配磁界パルスによって銅薄板に渦電流が流れないようにするために、閉ループが形成されないように、導電性パターンは切断され、すなわち開路される。しかし、(このような切れ目の配置を除けば)銅のパターンは誘電体層の両側で同じであるので、銅のパターンはコンデンサを形成し、このコンデンサはRFコイルのラーモア周波数で非常に低いインピーダンスを提供する。このコンデンサの容量によって、切れ目が事実上短絡され、RF周波数で遮蔽体の完全性が維持される。
【0005】
高速イメージング(HSI)およびエコープラナイメージング(EPI)においては、スルー(slew)レートが230T/m/sまでの非常に高速の勾配パルスが用いられる。全身MRイメージングシステムの標準的な勾配コイル、勾配増幅器、RFコイルおよび遮蔽体構成要素は、これらのプロトコルを遂行する際にある程度の成功しか得られなかった。その主要な理由は、RF遮蔽体と勾配増幅器との間の望ましくない反応であり、これにより勾配増幅器が不安定になったり、飽和したりするとともに、RF遮蔽体が加熱される。このようなプロトコルを使用すべき場合には、RFコイルと勾配コイルとの間の遷移環境を改善しなければならない。
【0006】
良好なRF遮蔽体の設計に対するもう1つの課題は、そのコストである。最新式のMRイメージングシステムで使用されるRFコイルは、分極(polarizing)磁界の方向に垂直な平面内で測定したとき互いに90°の方向を向いた2つのRF磁界を作成する。その結果、このような直角磁界を使用する従来のシステムでは、2つの別々の遮蔽体(すなわち、銅薄板−誘電体−銅薄板)が用いられる。それらの導電性パターンは、RFコイルが生じるそれぞれの直角磁界と一致するように別々に位置合わせされる。このような2つの遮蔽体を使用することは費用がかかる。
【0007】
【発明の概要】
本発明は、勾配磁界サブシステムの性能またはRFコイルの性能を著しく変えない直角RF磁界コイルに対するRF遮蔽体である。更に詳しく述べると、本発明の遮蔽体は、(1)直角RF磁界コイルのまわりに配置された誘電体薄板、(2)誘電体薄板の一方の表面に取り付けられた第1の銅薄板であって、直角RF磁界コイルによって発生される磁界の一方により誘導される電流と一致する導電路が形成されている第1の銅薄板、および(3)誘電体薄板の他方の表面に取り付けられた第2の銅薄板であって、直角RF磁界コイルよって発生される磁界の他方により誘導される電流と一致する導電路が形成されている第2の銅薄板を含み、上記第1および第2の銅薄板に形成された導電路は複数の閉ループを含み、更にこれらの閉ループの各々を開路するための切れ目が形成されている。
【0008】
本発明の一般的な目的は、直角RFコイル用の遮蔽体を提供することである。導電性パターンを互に対して90°移動して各導電性パターンを直角RF磁界の1つと一致させることにより、単一の銅−誘電体−銅の遮蔽体を直角RF磁界コイルに対して使用できることが見出された。誘電体薄板の両面上の導体はもはや相互にそろっていないので、閉ループの中で切れ目を短絡するために必要な容量は小さくなる。これは、誘電体薄板の厚さを小さくすることにより、また切れ目を食い違いに配置して各直角コイルモードの性能(すなわちQ)の間の平衡を維持することにより、相殺される。
【0009】
本発明のより特定の目的は、電圧絶縁破壊事象が2つの銅薄板の間および同じ銅薄板の隣り合う導電路の間に発生しないようにすることである。これは、遮蔽体の円周に沿った複数の位置で2つの銅薄板を短絡することにより、そしてこれらの位置の間で銅薄板に短絡路を設けて遮蔽体の円周に沿った導電性リングを形成することにより、達成される。導電性リングは、銅薄板相互の間および各銅薄板中の隣り合う導電路の間の勾配誘導電圧が誘電体材料を通しての又は誘電体材料を横切る絶縁破壊を生じさせるレベルに達しないようにする。
【0010】
【好適実施態様の説明】
まず図1を参照して説明する。本発明による無線周波(RF)遮蔽体10は、核磁気共鳴(NMR)イメージング装置の(図示されない)磁石の内腔4内に、全身用RFコイル11と一組の磁界勾配コイル2との間に配置された中空の円筒形の導電性部材である。慣例により、NMRシステムの(内腔4のまわりに形成された磁気手段によって作られる)主磁石の主静磁界B0 はデカルト座標系のZ軸とそろえられる。RF信号に応動して、RFコイル11はコイル11の内腔内にRF磁界B1 を形成する。磁界B1 は通常X−Y平面内にある。コイル11の外側にもかなりのRF磁界が存在し、このRF磁界は、当業者には周知のように、RF遮蔽体10が設けられて事実上RF短絡回路として動作していなければ、勾配コイル2に当たる。遮蔽体10は、勾配磁界がRFコイル11の内腔に入って、その中の容積に空間符号化情報を加えることができるように、勾配コイル2からの磁界に対して事実上透明でなければならない。
【0011】
代表的な全身用RFコイル11が図2に示されている。絶縁性材料の円筒形基板12上に形成されたこの高域通過「鳥かご形」コイルは、間隔を置いて配置された第1および第2の端リング13および14を含む。各端リングは、容量性素子16によって相互に接合された複数(図示のものでは8個)の導電性部分を有する。したがって、各端リング13、14は、RF磁界B1 と同様に、事実上X−Y平面内にある。同じ数の軸方向の導電性部材15が、第1の端リング13の1つの導電性部分と第2の端リング14の同じ位置にある導電性部分との間にZ方向に伸びる。したがって、第1の細長い導電性部材15は角度θ=0に配置され、残りの7個の細長い導電性部材15は各々、外周のまわりに逐次、より大きな角度の所に配置される。コイルが円筒対称であるために、R,θの形式の円筒座標を使用してRF磁界および電流が解析される。ここでθは、Z軸および導電性部材15の1つを通って形成される平面に対する回転角度である。コイル11の軸方向中心はZ=0の座標に配置される。そして鳥かご形コイル電流は、非常に薄い層に制限され、端リングの内側寸法Z1 および端リングの外側寸法Z2 によって規定される端リングの領域を通って流れる傾向がある。単一の励起モードを有するコイルを展開して平たく置いた場合の、電流の流線に平行な仮定のコイル分布等値線が、図3に示されている。等値線により電流を等しい間隔で表しており、電流は矢印Aの向きに流れる。
【0012】
前掲の米国特許第4,879,515号に説明されているように、図3の電流等値線を形成する磁界に対する遮蔽体が図4に示されている。この特許の教示するところによれば、等値線21で示される通りに銅薄板20を切ることにより、RFコイル11によって形成される直角磁界の1つにより誘導される電流Isに対する別々の導電路22が形成される。結果として得られるパターンは、一対の中心導電性パッド23をそれぞれ取り巻く多数の導電性ループを含む。これらの導電性ループは、開路されなければ、勾配磁界によって誘導される渦電流を流れさせる。従来の構造では、開路は、各導電性パッド23から銅薄板20の1つの縁まで伸びる切れ目24を形成することによって行われる。これらの切れ目24によって渦電流は止められるが、電流Isの流れも妨げられ、RF遮蔽体としての有効性が低下する。
【0013】
米国特許第4,879,515号に開示された解決策は、第2の銅薄板20に同じ切れ目を形成することにより同じ構造を構成し、図6に示すように2つの銅薄板20の間に誘電体材料の薄い板をはさむことによりRF遮蔽体10を形成するものである。各銅薄板20の導電路はそろえられて、コンデンサの極板を形成する。コンデンサは、高いRF周波数ではそれぞれの導電性ループの低インピーダンス接続を行うが、変化する勾配磁界のより低い周波数では低インピーダンス接続を行わない。したがって、電流Isは銅薄板20に流入してRF遮蔽体として作用することができるが、より低い周波数の渦電流は切れ目24により阻止される。
【0014】
本発明によれば、2つの銅薄板および1つの誘電体層で構成されるRF遮蔽体10に同じパターンの導電路22を使用することにより、RFコイル11によって発生される直角磁界を両方とも阻止することができる。これを達成するため、一方の銅薄板に形成されたパターンを直角磁界の一方とそろえ、他方の銅薄板に形成されたパターンを直角磁界の他方とそろえる。このような直交パターンが図5に示されている。図5(A)は円筒形のRFコイル11のまわりに巻かれた一方の銅薄板30上のパターンを示し、図5(B)は他方の銅薄板31上のパターンの位置を示す。図7に示すように、銅薄板30および31は誘電体薄板32の両側に配置され、銅薄板30および31のパターンはそろっていないので、銅薄板30および31の中の等値線に沿った切れ目21はそろっていず、銅薄板30および31相互間の総容量は小さくなる。しかしこの減少分は、誘電体薄板32の厚さを小さくすることにより相殺される。好ましい実施例では誘電体薄板32はアライドシグナル社(Allied Signal Corporation)製の厚さが0.032インチ±0.0003インチで、誘電率が2.57のポリテトラフルオルエチレン(PTFE)ガラス繊維の積層板である。銅薄板30および31は、厚さが2.8ミルの2オンスの銅から形成される。銅薄板30および31のパターンを形成する等値線の切れ目21の幅は約20ミルである。
【0015】
直角RFコイル11によって発生される2つの直角RF磁界がこの単一の三部品遮蔽体によって事実上阻止され、2つの直角RF磁界と周囲の勾配コイル2との相互作用が防止されるということが見出された。これを達成する際、連続形の銅遮蔽体を使用したときの性能に比べて、RFコイル11に対する信号対雑音比の測定された減少分は4%未満であった。
【0016】
勾配磁界によって誘導される渦電流は、銅薄板30および31に形成されたパターンの各導電ループを開路にすることにより阻止される。これを行うために必要とされる切れ目のパターンは、遮蔽体のRF性能を改善するために著しく変更された。中心パッド34から1つの縁まで単一の切れ目を伸ばす代わりに、図5に示すように、各銅薄板30、31の全円周(θ)範囲に沿って伸びる一連の短い切れ目35によって一つ置きの導電性ループが開路される。導電性ループの切れ目をこのように1つ置きに配置することにより、短い切れ目35が中心パッド34から両方向に等しく分布し、両方の直角RF磁界に対する遮蔽体10の性能が平衡する。
【0017】
やはり図5および7に示すように、勾配によって誘導される電圧差がRF遮蔽体10の中で増加して、雑音を発生する絶縁破壊を引き起こす場合を無くすために、多数の措置が講じられる。このような絶縁破壊は銅薄板30および31相互の間の誘電体層32を通して、または銅薄板30および31の等値線の切れ目21を横切って生じ得る。銅薄板30および31相互間の過大な電圧は、銅薄板30および31を3つの点40、41および42で短絡することによって防止される。これは、誘電体層32を貫通して細孔をあけ、各細孔に導電性帯を通し、導電性帯を各銅薄板30、31にはんだづけすることによって行われる。短絡点40、41および42は中心パッド34に位置している。また短絡点40、41および42は、各導電性パターンの半分にわたって円周方向に伸びる導電性条片44−47の端に位置している。短絡点40、41および42は導電性条片44−47を一緒に接合することにより、RF遮蔽体10の中心でRF遮蔽体10の周りを完全に伸びる連続した導電性リングを形成する。しかし、このリングは1点で開路されるので、渦電流を支持する経路を構成しない。各導電性条片44−47は対応する中心パッド34を取り囲むすべての導電性ループを短絡するので、各導電性ループを形成する切れ目21を横切って過大な差電圧が蓄積することはあり得ない。これらの短絡用の導電性条片44−47にもかかわらず、パターンの試験によって明らかになったことは、1つ置きの短い切れ目35により、完全な導電性ループの形成が防止され、また勾配誘導渦電流が阻止される。
【0018】
勾配誘導渦電流を更に減らすために、各導電性パターンの隅にある銅領域も直線状切れ目49によって中断される。これらの直線状切れ目49は各導電性パターンを取り囲む導電性領域を分割するように間隔を置いて配置されるので、渦電流を支持することができる円形の電流経路は存在しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】MRイメージングシステムの全身用RFコイル、RF遮蔽体および勾配コイル集合体の簡略斜視図である。
【図2】直角RFコイルの概略斜視図である。
【図3】図2のコイルにより発生される直角RF磁界の内の一方に対する電流分布等値線を図式的に表した線図である。
【図4】図2のRFコイルを取り囲むRF遮蔽体の中に、該コイルの直角RF磁界の内の一方により流れる電流を図式的に表した線図である。
【図5】(A)は直角RF磁界の内の一方を遮蔽するために一方の銅薄板に形成される導電路を示す平面図であり、(B)は直角RF磁界の内の他方を遮蔽するために他方の銅薄板に形成される導電路を示す平面図である。
【図6】従来技術のRF遮蔽体の一部分の断面図である。
【図7】図5の銅薄板を使用して作成された遮蔽体の一部分の断面図である。
【符号の説明】
2 磁界勾配コイル
4 内腔
10 RF遮蔽体
11 RFコイル
21 等値線の切れ目
30,31 銅薄板
32 誘電体薄板
34 中心パッド
35 短い切れ目
40,41,42 短絡点
44−47 導電性条片
49 直線状切れ目
Claims (6)
- 磁気共鳴システムに於いて、
内腔の中に、該内腔を通過する中心軸を中心として互いに直角な方向を向いた一対のRF磁界を発生するためのRFコイル、
上記内腔の中に磁界勾配を作成するために上記RFコイルのまわりに配置された一組の勾配コイル、ならびに
上記RFコイルのまわりに設けられて、上記RFコイルと上記一組の勾配コイルとの間に配置された遮蔽体であって、(a)円筒形に形成されて、内側表面が上記RFコイルに対向し、かつ外側表面が上記一組の勾配コイルに対向する誘電体薄板、(b)上記誘電体薄板の内側表面に配置された第1の導電性薄板であって、該第1の導電性薄板を分割して、上記RF磁界の一方により遮蔽体の中に誘導される電流とそろう複数の導電性ループで構成されるパターンを形成した等値線切れ目を有する第1の導電性薄板、および(c)上記誘電体薄板の外側表面に配置された第2の導電性薄板であって、該第2の導電性薄板を分割して、上記RF磁界の他方によって遮蔽体の中に誘導される電流とそろう複数の導電性ループで構成されるパターンを形成する等値線切れ目を有する第2の導電性薄板を含み、上記一組の勾配コイルによって誘導される渦電流の流れを阻止するために各導電性ループに短い切れ目が形成されている遮蔽体
を含むことを特徴とする磁気共鳴システム。 - 上記第1の導電性薄板に形成された上記パターンが上記第2の導電性薄板に形成された上記パターンとほぼ同じであるが、上記2つのパターンは上記中心軸を中心として互いに直角の向きに配置されている請求項1記載の磁気共鳴システム。
- 上記各パターンは中心パッドを含み、上記中心パッドのまわりに上記複数の導電性ループが伸び、上記中心軸のまわりの一方の方向に上記中心パッドから伸びる第1の経路に沿って上記複数の導電性ループの内の1つ置きの導電性ループに上記短い切れ目が形成されると共に、上記中心軸のまわりの他方の方向に上記中心パッドから伸びる第2の経路に沿って上記複数の導電性ループの内の他の1つ置きの導電性ループに上記短い切れ目が形成されている請求項1記載の磁気共鳴システム。
- 上記第1の経路または第2の経路に沿ってそれに隣接した上記導電性ループを一緒に接続する導電性条片が、上記各パターンの中に形成されている請求項3記載の磁気共鳴システム。
- 上記第1および第2の導電性薄板がそれぞれの上記パターンの中の一点で一緒に短絡され、そこでそれぞれの上記導電性条片が一緒に結合されている請求項4記載の磁気共鳴システム。
- 上記の結合された導電性条片が上記中心軸のまわりに完全に一つの導電路を形成している請求項5記載の磁気共鳴システム。
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