JP3637433B2 - 伸縮自在な注意喚起装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、警察による検問や、事故若しくは工事現場において、通行中の車両のドライバー等の看者の注意を喚起させる注意喚起装置に関するものであり、運搬時には小型軽量で、使用時には大型となることを特徴とするものである。
【0002】
【従来の技術】
伸縮自在な注意喚起装置に関連し本件発明者が既に出願しているものがある(実願平5−72111号参照)。
【0003】
前記出願にかかる第1の発明は、発明は、地上に立設することによって看者の注意を喚起する注意喚起装置であり、内部に気体を供給することによって膨張し、内部の気体を排出することによって収縮する軟質の伸縮本体が設けられ、当該収縮本体には閉成時にも若干の通気性を有するファスナが開閉自在に装着されており、伸縮本体の膨張状態においてファスナの閉成時には若干量の気体が当該ファスナを通過して外部に排出され、ファスナの開放時には大量の気体が当該ファスナの開口部を通過して外部に排出されることを特徴とするものである。
【0004】
また、前記出願にかかる第2の発明は、地上に立設することによって看者の注意を喚起する注意喚起装置であり、内部に気体を供給することによって膨張し、内部の気体を排出することによって収縮する軟質の伸縮本体が設けられ、当該収縮本体には通気用の小孔と閉成時には通気性を有しないファスナが開閉自在に装着されており、伸縮本体の膨張状態においてファスナの閉成時には若干量の気体が前記小孔を通過して外部に排出され、ファスナの開放時には大量の気体が当該ファスナの開口部を通過して外部に排出されることを特徴とするものである。
【0005】
更に、前記出願にかかる第3の発明は、地上に立設することによって看者の注意を喚起する注意喚起装置であり、内部に気体を供給することによって膨張し、内部の気体を排出することによって収縮する軟質の伸縮本体が複数個並設され、当該収縮本体の膨張時に、各収縮本体間に軟質の網状体が装着されていることを特徴とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような、従来の技術では、搬送時や保管時には伸縮本体内の気体を排出して体積を収縮させるものであり、いずれも小型軽量に構成することは可能となるが、金属製の筐体に収納されるものであり、重量が大となると共に、コスト的に高価とならざるを得なかった。
【0007】
本発明はかかる従来装置の課題を解決するもので、従来の装置よりも安価で軽量の注意喚起装置を実現せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、道路等の地上に立設して、看者の注意を喚起させる注意喚起装置であって、基台上に、内部に空気を供給することによって膨張し、内部の空気を排出することによって収縮する軟質の伸縮本体の底部が装着され、前記基台には発光球および前記伸縮本体内に空気を供給するための空気供給用のブロアが設けられ、当該基台の下面には脚体が固着されており、前記基台は脚体が外側となるように折曲自在に、少なくとも2分割されていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明では、基台は折曲自在に少なくとも2分割されていて、かつ基台の下面に脚体が固着されており、前記基台は前記脚体が外側となるように折曲自在に構成されているので、当該注意喚起装置の不要時には、折り曲げた基台間に伸縮本体を収納すると、迅速かく容易に撤去することができ、更に前記脚体を把持することによって容易に携行することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図面はいずれも本発明の一実施例を現し、図1は使用状態の正面斜視図、図2は収縮状態の正面斜視図、図3は収納状態の斜視図、図4は脚体の正面図、図5は基台の平面図そして図6は基台の分解斜視図である。
【0033】
これらの図において、1は金属板にてなる6角形状の基台で、部分的に強化枠2が固設されると共にV字状の脚体3・・・が装着されている。
【0034】
前記脚体3・・・は、折曲可能に形成され、不使用時には折曲されている。
【0035】
なお、前記基台1は3個の部分1A、1B、1Cからなり、各部分は図5に示すようにヒンジ4・・・にて、折曲自在に接続されている。
【0036】
そして、前記基台の上面には、半透明若しくは透明で、厚さが0.1mmないし0.4mmのゴム製若しくは軟質樹脂製の伸縮本体5の下縁がネジ6・・・にて固着されている。
【0037】
当該伸縮本体5は、内部に空気が充満すると、図1に示すように高さが180cm前後の略円錐形状となるように形成されている。
【0038】
前記基台1の中央部1Bには、図5、図6に示すような長方形状の開口7が開設されている。
【0039】
また前記開口7の下方からは、当該開口7よりも若干大型の支持板8が、ネジ9・・・にて着脱可能に装着されている。
【0040】
前記支持板8の中央部には吸気孔(図示せず)が穿設され、当該吸気孔には異物吸引防止用の(図示せず)が装着されている
【0041】
前記支持板8の上には、図5、図6に示すように、吸気孔に対応する部位にモータ10の回転軸に直結されたブロア11が固設されている。
【0042】
前記モータ10の出力は、装置の規模やブロア11の設置個数にもよるが、10秒ないし15秒程度で伸縮本体5を膨張させるのに必要な8ワットないし16ワットが適当である。
【0043】
また、前記支持板8の、ブロア11の左右には電源を投入すれば常時点灯する発光球12と、点滅を繰り返す発光球13が装着されており、いずれかを択一的に発光させることのみならず、双方ともに点灯できるように制御されている。
【0044】
図示はしないが、前記発光球12、13には、その下部に反射面が上方を向いたパラボラ状の反射鏡が装着されていてもよい。
【0045】
そうすることによって、発光球12、13から放射された光線の殆どが上方に照射され、当該光線は頂上内部にまで到達し、伸縮本体5の内部全体が照明される。
【0046】
従って、伸縮本体5全体が発光することになって、注意喚起効果は一層増大することになる。
【0047】
なお、前記発光球12、13およびブロア11は、基台の中央部1Bの開口7を下方から通過できる大きさ有すると共に、開口7を下方から通過できる位置にレイアウトされている。
【0048】
従って、現場などで、ブロア11等が故障した場合には、故障していないブロア11、発光球12、13が装着されている支持板8と交換すれば迅速に対応することができる。
【0049】
伸縮本体5には、その側面にファスナ14が設けられており、装置の不使用時に、前記ファスナ14を開放することによって、伸縮本体5内の空気を急速に排出し、装置の撤去の迅速化が図られている。
【0050】
また、発光球12、13が切れたような場合には、前記ファスナ14を開放することによってできる大型の開口から当該発光球12、13を着脱交換することができる。
【0051】
また、本実施例ではAC電源にて直接駆動するものであるが、ブロア11側部に充電式のバッテリが備えられ、当該バッテリによって駆動することも可能である。
【0052】
この場合、このバッテリが錘の役目を果たすので、装置本体はより転倒難くなる。
【0053】
なお、前記支持板8は必ずしも3分割される必要はなく、2分割でも実用に供し得る。
【0054】
而して、装置の使用時には、先ず前記ブロア11を作動させて伸縮本体5の内部に空気を充満させて形状を保持させ、次いで発光球12、13のいずれか一方若しくは双方を転倒させると、伸縮本体5が発光する如く見え、看者の注意を喚起することになる。
【0055】
そして、使用状態が終了した場合には、伸縮本体5の側面のファスナ14を開放することによって、伸縮本体5内の空気を急速に排出し、図2に示すような状態に収縮させ、ついで前記基台1の両端部1A、1Cを折り曲げると、図3に示すように、伸縮本体5が基台1の両端部1A、1Cにて囲繞された状態となり、前記強化枠2若しくは脚体3を把持すると容易に携行することができる。
【0056】
【発明の効果】
本発明では、基台は折曲自在に少なくとも2分割されていて、かつ基台の下面に脚体が固着されており、前記基台は前記脚体が外側となるように折曲自在に構成されているので、当該注意喚起装置の不要時には、折り曲げた基台間に伸縮本体を収納すると、迅速かく容易に撤去することができ、更に前記脚体を把持することによって容易に携行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の使用状態の正面斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の収縮状態の正面斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の収納状態の正面斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の脚体の正面図である。
【図5】本発明の一実施例の基台の平面図である。
【図6】本発明の一実施例の基台の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 基台
1A 基台の端部
1B 基台の中央部
1C 基台の端部
2 強化枠
3 脚体
4 ヒンジ
5 伸縮本体
6 ネジ
7 開口
8 支持板
9 ネジ
10 モータ
11 ブロア
12 常時点灯する発光球
13 点滅を繰り返す発光球
14 ファスナ
Claims (1)
- 道路等の地上に立設して、看者の注意を喚起させる注意喚起装置であって、
基台上に、内部に空気を供給することによって膨張し、内部の空気を排出することによって収縮する軟質の伸縮本体の底部が装着され、前記基台には発光球および前記伸縮本体内に空気を供給するための空気供給用のブロアが設けられ、当該基台の下面には脚体が固着されており、前記基台は脚体が外側となるように折曲自在に、少なくとも2分割されていることを特徴とする伸縮自在な注意喚起装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03686297A JP3637433B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 伸縮自在な注意喚起装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03686297A JP3637433B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 伸縮自在な注意喚起装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1996012654U Continuation JP3037510U (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 伸縮自在な注意喚起装置 |
Publications (2)
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JPH10140534A JPH10140534A (ja) | 1998-05-26 |
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Family
ID=12481604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03686297A Expired - Lifetime JP3637433B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 伸縮自在な注意喚起装置 |
Country Status (1)
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- 1997-01-14 JP JP03686297A patent/JP3637433B2/ja not_active Expired - Lifetime
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