JP3637329B2 - Linking method and linking apparatus - Google Patents

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は編地をかがり縫いするリンキング方法およびリンキング装置に関し、特にたとえば、編地のかがり目に自動的にポイント針を刺し通してかがり縫いするリンキング方法およびリンキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ニット製品の素材となる編地には、編み目をかがり縫いする際に製品が既定したサイズ,形状に正しくかがり縫いされるように、他の編み目より大きく編成された編み目(以下単にかがり目と称す)からなるルーズコースが編成されている。
このため、従来は作業者が編地を手で引っ張り広げた後、編地を透かし見ることにより、ルーズコースを構成するかがり目それぞれにポイント針を刺し通すことによりかがり縫いを行っていた。
この作業は、靴下のような筒状に編成された丸編地の場合にも同様に行われ、まず、作業者が丸編地の開口部分に両手を入れて丸編地を引っ張り広げ、作業者から見て奥側の編地を透かし見ることによりかがり目を確認し、ポイント針をかがり目に刺し通した後、手前側の編地についても同様に作業を行ってかがり縫いされるかがり目同士を同じポイント針に刺し通して、かがり縫いを行っていた。
【0003】
しかしながら、かがり目にポイント針を刺し通すのは、かがり目が普通の編み目より若干大きく形成されているだけであるため非常に困難であった。特に、丸編地については、奥側の編地にポイント針に刺し通した後に、手前側の編地を引っ張り広げることが困難となるため、この問題が顕著であった。この結果、かがり縫いを行うには、多大な時間がかかるうえ、かがり目を外れてかがり縫いしてしまうなどの不具合が発生し、製品の歩留りが悪くなる結果を生じていた。
【0004】
このため、特開平11−207061号や特開平11−207062号に開示されているように、かがり目を有する丸編地の内部に挿通して編地を伸張させる挿通体と、挿通体により伸張された編地のかがり目の画像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された画像を画像処理してかがり目の位置を検出するかがり目位置検出手段と、かがり目位置検出手段により検出されたかがり目の位置にポイント針を対応させる手段と、各かがり目に対応させたポイント針を刺し通す手段と、刺し通されたポイント針に基づいてかがり縫いを行うミシン機構とを備え、編地のかがり目の位置を検出し、検出されたかがり目に対応するポイント針を位置合わせし、検出されたかがり目に対応するポイント針を刺し通すことを繰返し、編地の各かがり目にポイント針を刺し通した後に、ミシン機構によりかがり縫いを行うリンキング装置が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のリンキング装置では、以下の問題があった。
両端部のかがり目(以下、Vポイントと称する)は、靴下を挿通体に挿入後は、挿通体の側面にあるため、画像処理により検出することが困難であり、自動でポイント針を刺し通すことも困難であることから、手作業によりVポイントにVポイント針を刺し通し、Vポイントから所定の距離内側の所定面積を有する穴を初期かがり目として、順次内側に向かってかがり目の位置を検出して対応するポイント針を刺し通すようにしていた。しかしながら、Vポイント付近は布地の折り返し位置に近く、取付け具合によって位置や大きさが変化しやすい。特に、表側については、つま先のゴアラインと呼ばれる大きな編み目があり、これによってかがり目付近も複雑な編み目構造となっている。このため、画像処理による初期かがり目の検出において、不検出となって作業者の補助を必要としたり、誤検出してかがり目から外れてかがり縫いをする場合が生ずるなどの問題があった。
【0006】
それゆえ、この発明の目的は、かかる課題を解決し、編地に編成されたかがり目へのポイント針の刺し通しを迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができるリンキング方法およびリンキング装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、リンキング対象部を対向させた状態で編地を伸張する工程と、伸張された編地の画像を撮像する工程と、撮像された画像からかがり目の位置を検出する工程と、検出されたかがり目の位置に対応するポイント針を位置合わせする工程と、検出されたかがり目に対応するポイント針を刺し通す工程と、編地の各かがり目に刺し通されたポイント針に基づいてかがり縫いをする工程とを含むリンキング方法において、編地の端部付近に初期かがり目の検出基準線を設定する工程と、編地の端部から所定距離内側においてスタートかがり目を検出する工程と、検出されたスタートかがり目から設定された検出基準線に向かってかがり目を追跡する工程と、かがり目の追跡により検出たかがり目の重心が設定された検出基準線を超えたら最後に検出たかがり目を初期かがり目とする工程とを含むことを特徴とする、リンキング方法である。
本発明では、編地の端部から所定距離内側においてかがり目を検出してスタートかがり目とし、スタートかがり目から編地の端部に向かってかがり目を追跡して初期かがり目を決定するようにしたので、初期かがり目の不検出や誤検出を抑制して、かがり目へのポイント針の刺し通しを迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができる。
【0008】
請求項2の発明は、スタートかがり目を検出する工程は、編地の端部から所定距離内側の所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する工程と、検出された穴のうち最大の面積を有する穴を抽出する工程と、抽出された最大の面積を有する穴の左右いずれかに隣接する穴のうち上側の穴と下側の穴の面積を比較する工程と、上側の穴の面積が下側の穴の面積より大きいときに上側の穴をかがり目とする工程と、下側の穴の面積が上側の穴の面積より大きいときに検出された最大の面積を有する穴をかがり目とする工程とを含む、請求項1に記載のリンキング方法である。
本発明では、初期かがり目を検出するためのスタートかがり目の検出において、編み目の特性に基づいて、検出された所定面積以上の穴から、最大の面積を有する穴を抽出し、その穴に隣接する左右いずれかの上側の穴と下側の穴の面積を比較して、かがり目を決定するようにしたので、正確にスタートかがり目を決定でき、初期かがり目の不検出や誤検出を更に抑制して、かがり目へのポイント針の刺し通しを迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができる。
【0009】
請求項3の発明は、初期かがり目の検出基準線を設定する工程は、編地の端部付近に所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する工程と、検出された穴のうち編地の端部に最も近い穴を選定する工程と、選定された穴の位置から初期かがり目の検出基準線を設定する工程とを含む、請求項1または請求項2に記載のリンキング方法である。
本発明では、編地の端部付近で所定面積以上の穴を検出し、編地の端部に最も近い穴の位置から初期かがり目の検出基準線を設定するようにしたので、つま先部のゴアラインと呼ばれる大きな編み目を有する表側の初期かがり目を検出する場合でも、初期かがり目の不検出や誤検出を抑制して、かがり目へのポイント針の刺し通しを迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができる。
【0010】
請求項4の発明は、リンキング対象部を対向させた状態で編地を伸張する編地伸張手段と、編地伸張手段により伸張された編地の画像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像されたかがり目の位置を検出するかがり目位置検出手段と、かがり目位置検出手段により検出されたかがり目の位置に対応するポイント針を位置合わせするポイント針位置合わせ手段と、検出されたかがり目に対応するポイント針を刺し通すポイント針刺し通し手段と、ポイント針刺し通し手段により編地の各かがり目に刺し通されたポイント針に基づいてかがり縫いをするかがり縫い手段とを備えたリンキング装置であって、編地の端部付近に初期かがり目の検出基準線を設定する検出基準線設定手段と、編地の端部から所定距離内側においてスタートかがり目を検出するスタートかがり目検出手段と、検出されたスタートかがり目から設定された検出基準線に向かってかがり目を追跡するかがり目追跡手段と、かがり目追跡手段により検出たかがり目の重心が設定された検出基準線を超えたら最後に検出たかがり目を初期かがり目とする初期かがり目検出手段とを有することを特徴とする、リンキング装置である。
本発明では、編地の端部から所定距離内側においてかがり目を検出してスタートかがり目とし、スタートかがり目から編地の端部に向かってかがり目を追跡して初期かがり目を決定するようにしたので、初期かがり目の不検出や誤検出を抑制して、かがり目へのポイント針の刺し通しを迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができる。
【0011】
請求項5の発明は、スタートかがり目検出手段は、編地の端部から所定距離内側の所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する検出手段と、検出された穴のうち最大の面積を有する穴を抽出する抽出手段と、検出された最大の面積を有する穴の左右いずれかに隣接する穴のうち上側の穴と下側の穴の面積を比較する比較手段と、上側の穴の面積が下側の穴の面積より大きいときに上側の穴をかがり目とし、下側の穴の面積が上側の穴の面積より大きいときに検出された最大の面積を有する穴をかがり目とする決定手段とを含む、請求項4に記載のリンキング装置である。
本発明では、初期かがり目を検出するためのスタートかがり目の検出において、編み目の特性に基づいて、検出された所定面積以上の穴から、最大の面積を有する穴を抽出し、その穴に隣接する左右いずれかの上側の穴と下側の穴の面積を比較して、かがり目を決定するようにしたので、正確にスタートかがり目を決定でき、初期かがり目の不検出や誤検出を更に抑制して、かがり目へのポイント針の刺し通しを迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができる。
【0012】
請求項6の発明は、検出基準線設定手段は、編地の端部に所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する検出手段と、検出された穴のうち編地の端部に最も近い穴を選定する選定手段と、選定された穴の位置から初期かがり目の検出基準線を設定する設定手段とを含む、請求項4または請求項5に記載のリンキング装置である。
本発明では、編地の端部付近で所定面積以上の穴を検出し、編地の端部に最も近い穴の位置から初期かがり目の検出基準線を設定するようにしたので、つま先部のゴアラインと呼ばれる大きな編み目を有する表側の初期かがり目を検出する場合でも、初期かがり目の不検出や誤検出を抑制して、かがり目へのポイント針の刺し通しを迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができる。
【0013】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本願発明のリンキング装置の一実施形態にかかる本体機構の概略構成図である。図において、リンキング装置の本体機構100は、靴下Wを挿通して伸張させる挿通体110と、伸張された靴下Wのかがり目Kにポイント針を刺し通すための針刺し通し機構120と、かがり目Kを撮像するためのCCDカメラ140と、CCDカメラ140からの画像信号を入力して画像処理を行ってかがり目Kの位置を検出する画像処理部と本体機構を制御する機構制御部とを備えたコンピュータ150と、コンピュータ150からの制御信号を受けて針刺し通し機構120を制御するシーケンサ160と、シーケンサ160からの制御信号を受けて針刺し通し機構120の各アクチュエータをドライブするドライバ170とから構成される。
【0015】
挿通体110は、一定の厚さを有し、靴下Wを挿通したときに靴下Wが適度に左右に伸張されるような幅を有する。また、挿通体110は、靴下Wの挿通時に靴下Wを適度に上下に伸張させて固定する固定具112a、112bを備える。これにより、靴下Wのかがり目Kは上下左右に適度に伸張されるので、CCDカメラ140で撮像した画像をコンピュータ150で画像処理することで、かがり目Kの位置が自動検出できる。
挿通体110は、かがり目KをCCDカメラで撮影する際の照明装置を兼ねており、挿通体110の両面にはELパネルが取付けられている(図示省略)。これにより、CCDカメラ140には靴下Wの編み目の穴が明るく、繊維部分が暗い画像として捉えられる。このように、CCDカメラ140に対して靴下Wの裏側から照明して透過光を検出することで、かがり目Kの穴を良好なコントラストで捉えることができる。尚、照明はELパネルに限らず、LEDや電灯等を配列したもの使用してもよく、ファイバーによるライトガイドや導光板等を用いて照明するようにしてもよいことは言うまでもない。尚、他の照明方法を用いる場合でも、CCDカメラ140に対して靴下Wの裏側から照明して透過光を検出することが、かがり目Kの穴を良好なコントラストで捉える上で好ましい。
【0016】
図2にかがり縫いを行うためのポイント針の概要構成を示す。ポイント針132は、ミシン機構(図示省略)でかがり縫いを行うため所定の間隔に配列されている必要があり、図のように所定間隔の溝を有する針ボックス130に配列されている。また、両端には靴下Wの両端部のかがり目Kに刺し通すための特別なVポイント針134を備え、あらかじめ両端のかがり目Kに手動でセットする。Vポイント針134は、ポイント針の刺し通し処理中は左右に移動可能な状態で配備され、靴下Wの各かがり目Kにすべてのポイント針132の刺し通しを完了した時点で、針ボックス130にロックされ、ミシン機構に引き渡される。
【0017】
図3と図4に針刺し通し機構120の概略構成を示す。図のように、針刺し通し機構120は、基台122と、基台122上に固定された針ボックス130と、基台122上に固定された針押し出し機構124とを備える。
針押し出し機構124は、針ボックス130のポイント針132の間隔に合せて移動し、押し出すポイント針132を選択する送り機構126と、選択されたポイント針132を押し出して靴下Wのかがり目Kに刺し通すアクチュエータ128とを備える。送り機構126はボールねじ等を用いたNCにより形成でき、アクチュエータ128は空気圧アクチュエータまたはソレノイド等を用いることで形成できるが、より簡便にはアクチュエータ128をばね駆動とし、送り機構126は針の押し出しを係止するプレートを設け、これを一定間隔で抜き去ることで、順にポイント針132を押し出すようにしたものでもよい。
【0018】
針刺し通し機構120は、基台122が上下・左右の2次元位置決め可能なテーブル(図示省略)に搭載され、シーケンサー160からの指令に基づいて、押し出すポイント針132を靴下Wのかがり目Kに位置合せすることができる。
また、針押し出し機構124には、CCDカメラ140が搭載され、針押し出し機構124と共に移動する。CCDカメラ140の視野中心は、アクチュエータ128により押し出されたポイント針132が刺し通される靴下Wの表面の位置とほぼ一致させている。これにより、CCDカメラ140のほぼ中心に靴下Wのかがり目Kの中心を持ってくることで、対応するポイント針132を当該かがり目Kに刺し通すことができ、座標変換が容易になる。
【0019】
上記、針刺し通し機構120、CCDカメラ140は、同等のものを表面と裏面の両側に備えており、表側と裏側のそれぞれについて独立にかがり目Kを検出してポイント針132の刺し通す動作を行い、すべてのポイント針132の刺し通し動作が終了したら、針刺し通し機構120を初期位置に戻して表側と裏側の針の位置を合せ、挿通体110を引抜く。ここで、ポイント針132は空気圧等により挿通体110に押し当てられているので、靴下Wは針から外れることなく、表側の針と裏側の針が付き合わされる。最後に、靴下Wを片側に寄せて、ミシン機構によりかがり縫いを行う。
【0020】
上記実施形態では、針刺し通し機構120は表側と裏側の両方にポイント針132を使用してつき合わせるとして説明したが、最終的にかがり縫いを行うポイント針132と反対側の針は単なるガイドでよく、ポイント針132とつき合わせたときにポイント針132と結合する鞘状のものでもよい。
また、針刺し通し機構120は、必ずしも両側に設ける必要はなく、例えば表側にのみ備え、表側の各かがり目Kにすべてのポイント針132を刺し通した後、挿通体110を上下に分割してポイント針の刺し通す部分にスリットを設け、、裏側のCCDカメラ140で裏側のかがり目の位置を検出して、表側の針刺し通し機構120の対応するポイント針132の位置を裏側のかがり目Kに合せ、ポイント針132を完全に裏まで刺し通すようにしてもよい。
【0021】
次に、CCDカメラ140で撮像した編み目の画像を画像処理してかがり目の位置を検出するかがり目位置検出処理について説明する。
図9にかがり目位置検出処理の処理フローの例を示す。図のように、CCDカメラ140から画像を入力し(S184)、所定の検出領域を設定し(S186)、入力画像を2値化する(S188)。
2値化の閾値は、所定領域内の画像の濃度ヒストグラムを求め、求めた濃度ヒストグラムを2つのクラスに分割したときのクラス間分散が最大になる閾値を選ぶ判別分析法(いわゆる大津の方法)を用いて決定した。これは、2値画像中の1の画素の割合がPとなる閾値とするPタイル法では布地が緩んだり、引っ張りすぎた場合に、面積比率を一定とするため、編み目同士が繋がったり、編み目がつぶれたりするためであり、また濃度ヒストグラムの谷を見つけて閾値とするモード法でも布地が緩んで濃度ヒストグラムの双峰性が崩れた場合に閾値を求めることができなくなるという問題があるためであり、判別分析法では双峰性が崩れても閾値を自動的に決定できるからである。
尚、2値化の閾値は、照明条件が安定している場合には、固定閾値を用いてもよいことは言うまでもない。また、入力画像の前処理については説明を省略しているが、2値化の前に平滑化等のノイズ除去を行うことが好ましい。
【0022】
次に、2値画像についてラベリングを行い、所定の面積以上の穴を検出する(S190)。また、後述するかがり目の位置予測を行い(S192)、予測位置に最も近いラベルの重心をかがり目とし(S194)、予測位置との距離から正しいかがり目か否かを判定し(S196)、検出したかがり目の重心から機械系位置座標に変換する(S198)。
【0023】
図16に通常のかがり目をCCDカメラ140で撮像した画像例を示す。図のように、かがり目は他の編み目と区別しやすくするために大きめに編まれているが、その構造上かがり目と対になっている編み目も大きくなっている。かがり目とその対になる編み目の面積の大小関係は靴下によって変わるが、どちらも他の編み目より小さくなることはない。そこで、かがり目の検出は、かがり目とその対になる編み目は他の編み目より大きいという構造上の特徴を利用して行う。
編み目は糸同士が絡み合っているため、ある1点に力が加わっても周囲に広く影響を与え、全体的な編み目の変化はなだらかとなり、かがり目のピッチはほぼ一定になるという性質を有する。
そこで、挿通体110によって伸張される靴下Wの横幅をかがり目の数で割ったものを基本Xピッチとし、靴下Wのかがり目はほぼ水平にセットされるものとすると、既知のかがり目位置から次のかがり目位置を次式で予測できる。
次のかがり目予測X位置=既知のかがり目X位置+基本Xピッチ
従って、図17のように予測位置に最も近い編み目を次のかがり目として検出することができる。ここで、編み目の形状は楕円形状に近いことから編み目の位置は編み目の重心と考えられるので、上記予測位置に最も近い編み目の重心をかがり目位置とする(これを直接検出法と呼ぶ)。
【0024】
しかしながら、上下方向に対して変形する場合があり、上記検出方法のみでは誤検出の可能性が高くなる。そこで、図18のように、かがり目の対になる編み目を利用して精密に検出する方法(これを精密検出法と呼ぶ)を併用してもよい。この場合、既知の編み目位置から次の編み目位置を次式で予測できる。
次の編み目予測X位置=既知の編み目X位置+1/2基本Xピッチ
次の編み目予測Y位置=既知の編み目Y位置±基本Yピッチ
【0025】
通常のかがり目は、両端部付近を除いて比較的規則正しく並んでいるので、ここでは、まず直接検出法でかがり目を求め、予測位置と検出した重心を比較し、所定距離以下であればそれをかがり目とし、所定距離以上のときに精密検出法で再検出する。これにより、かがり目を効率よく検出して、処理時間を短縮することができる。
図24に、以上のような処理によってかがり目位置検出を行った例を示す。(a)は設定された検出領域を示し、(b)はその検出領域でラベリング処理した結果であり、(c)は予測位置に最も近いラベルの重心からかがり目位置を検出した結果を示す。
【0026】
上記実施形態では、次のかがり目位置を予測して、それに最も近いラベルの重心をかがり目とする処理を用いたが、予測情報を用いず既知のかがり目に隣接するラベルを辿ってゆくことで次のかがり目を検出し、その重心を次のかがり目の位置とするようにしてもよい。
【0027】
次に、初期かがり目の検出処理について述べる。
かがり目の検出の中でもとりわけ検出が困難な編み目が初期かがり目である。初期かがり目とは、Vポイントに一番近いかがり目である。図19に表側の初期かがり目の周辺の画像例を、図20に裏側の初期かがり目の周辺の画像例をそれぞれ示す。図のように、Vポイント付近は布地の折り返し位置に近く、特に表側については、つま先のゴアラインの影響も加わり、複雑な編み目構造となっており、Vポイントから初期かがり目を直接検出することは難しい。
しかし、初期かがり目は、他のかがり目とは一定の位置関係にあるので、これにより初期かがり目の予測位置は計算できる。また、Vポイントのかがり目は変形により検出が困難であるが、Vポイントからある程度離れた場所にあるかがり目は安定しているため検出は可能である。そこで、Vポイントから離れた場所にあるかがり目を先に検出して、そこからかがり目ラインを逆向きに辿って初期かがり目の検出を行う。
【0028】
初期かがり目の検出は、表側と裏側では検出方法がやや異なるが、どちらもVポイントからの検出は困難なため、途中のかがり目から検出する(これをスターかがり目と呼ぶ)。図21にスタートかがり目の設定検出領域を示す。このなかで、最も大きい編み目を検出する。靴下によっては、かがり目とそれと対になる編み目の面積が同じくらいの場合があり、検出した編み目がかがり目か、対になる編み目か判らないときがある。このため、かがり目と対になる編み目は他の編み目より大きいという性質を利用してかがり目か否かを判定する。即ち、図22に示すように、設定領域内で検出された編み目の斜め上と斜め下に隣接する編み目を検出し、それぞれの面積A1、A2を求める。そのA1とA2を比較し、A1が大きいときは、斜め上の編み目はかがり目であって、検出された編み目は対になる編み目と判断し、A2が大きいときは、斜め下の編み目は対になる編み目であって、検出された編み目がかがり目であると判断する。
【0029】
図10にスタートかがり目検出処理の処理フローの例を示す。図のように、通常のかがり目検出と同様に、画像を入力し(S142)、検出領域を設定し(S144)、2値化し(S146)、ラベリングを行って所定面積以上の穴を検出する(S148)。次に、最大面積の穴を抽出し(S150)、左上の穴と左下の穴の面積を比較する(S152)。左上の面積が大きいときは、当該左上の穴をかがり目とする(S156)。また、左下の穴の面積が大きいときは、最大面積の穴をかがり目とする(S158)。
【0030】
次に、検出されたスタートかがり目より、精密検出法によりかがり目ラインを逆追跡して、最終的な初期かがり目を検出する。
最終的な初期かがり目の判断は、表側はゴアラインの影響で初期かがり目の位置も変化しやすい。しかし、かがり目ラインとゴアラインの繋がる場所に大きな編み目が編まれ、初期かがり目はこの大きな編み目の右上に必ず存在する。そこで、始めにこの大きい編み目の右端X座標を求める。この編み目は最も大きい編み目であるため、検出は容易に行える。かがり目ラインを精密検出法で逆追跡すると、やがてこのX座標に近づく。そして、このX座標に最も近いかがり目を表側の初期かがり目とする。
図11に表側初期かがり目検出処理の処理フローの例を示す。まず、左端付近にカメラを移動して(S160)、画像を入力し(S162)、検出領域を設定して(S164)、画像を2値化する(S166)。2値画像をラベリングして所定面積以上の穴を検出し(S168)、検出された穴のうち左端に最も近い穴を選定し(S170)、穴の右端から所定距離のところに検出基準線を設定する(S172)。次に、スタートかがり目検出位置にカメラを移動し(S174)、スタートかがり目を検出する(S176)。そして、スタートかがり目から検出基準線に向かってかがり目を逆追跡し(S178)、検出したかがり目の重心が検出基準線を超えたら(S180)、最後に検出したかがり目を初期かがり目とする(S182)。
尚、ここでは検出基準線は左端に最も近い穴の右端からおよそ1ピッチ右にセットするようにした
図25に、以上のような処理によって表側初期かがり目検出処理を行った例を示す。ここでは、(a)のようにVポイント付近の大きな編み目の右端に検出基準線が設定され、(b)のようにスタートかがり目が検出され、(c)のようにかがり目を精密検出法で追跡し、(d)のように初期かがり目が検出される。
【0031】
裏側については、初期かがり目の形状は大きく変動しないため、かがり目ラインを精密分析法で逆検出していき、Vポイントから一定距離内側に検出基準線を設定し、検出基準線を越えたかがり目を初期かがり目とする。ここでは、検出基準線は基本Xピッチの1.5倍内側とした。
図12に裏側の初期かがり目検出処理の処理フローを示す。まず、左端より所定距離内側に検出基準線を設定し(S130)、スタートかがり目検出位置にカメラを移動し(S132)、スタートかがり目を検出する(S134)。スタートかがり目から検出基準線に向かってかがり目を追跡し(S136)、検出したかがり目の重心が検出基準線を超えたら(S138)、最後に検出したかがり目を初期かがり目とする(S140)。
【0032】
次に、検出された穴がかがり目か否かを判定する処理について述べる。かがり目位置検出処理や、初期かがり目検出処理におけるかがり目の追跡において、検出された穴をかがり目と決定する前に、検出場所から見て明らかに間違えていないかを判定する。ここでは、図23に示すように、かがり目予想位置を基準として所定の範囲を定め、その範囲の中に編み目の重心が入っていればかがり目と判断することとした。尚、所定の範囲は、かがり目予想位置を中心にX方向に±1/4Xピッチ、Y方向に±1/2Yピッチとした。
検出されたかがり目がこの範囲にない場合は、直接検出法の場合は精密分析法に切替えて再検出したり、精密検出法の場合は前述のスタートかがり目検出処理を用いて改めて正しいかがり目を検出する。
また、人間の補助が可能な場合は手動に切替え、例えば人間がモニタを見て正しいかがり目位置を指定できるようにして、その位置をもとに次のかがり目位置を予測して自動処理を続けるようにしてもよい。
【0033】
以下、本願発明のリンキング装置のいくつかの実施例について説明する。
図5は、本願発明のリンキング装置の第1実施例にかかる動作フローを示し、Vポイント針を手動処理するものである。
最初に、靴下Wを挿通体110に挿通して左右に伸張し(S100)、Vポイント針134をVポイントに挿入する(S102)。靴下Wを上下に伸張させて固定具112a、112bで固定し(S104)、靴下Wのつま先に治具を入れて垂下させる(S106)。
つま先に治具を入れるのは、図26に示すように、治具挿入前はつま先側で編地が余って表裏の張力差を生じ、表側のかがり目ラインは左図のように湾曲し、裏側のかがり目ラインと不揃いとなるからである。そこで、上図のようなつま先垂下治具114を靴下Wのつま先部に挿入することで、右図のようにかがり目ラインが整列し、かがり目Kの検出が容易となるとともに、ポイント針の位置合せ時間が短縮される。
次に、表側と裏側の双方について以下のポイント針刺し通し処理を行う。
まず、初期かがり目検出処理(S108a、b)を行い、初期かがり目を決定する。次に、目標かがり目位置にカメラを移動し(S110a,b)、かがり目位置を検出し(S112a,b)、検出されたかがり目位置に対応するポイント針を位置合せし(S114a,b)、検出されたかがり目に対応するポイント針を刺し通す(S116a、b)ことを、すべてのかがり目について終了するまで繰り返す(S118a,b)。
ここで、目標かがり目位置へのカメラの移動(S110a,b)は、針押し出し機構124を次のポイント針に進めることによるカメラの移動を意味するが、更に次のかがり目予測位置をあらかじめ求めて、それがカメラの視野中心に写るように針刺し通し機構120を同時に移動させるようにしてもよい。
尚、初回については、初期かがり目検出処理(S108a,b)によって検出されたかがり目位置を使用できるので、カメラの移動(S110a,b)およびかがり目位置検出処理(S112a,b)は省略できる。
すべてのかがり目についてポイント針の刺し通し処理を終了したら、ポイント針を初期位置に戻す(S120a、b)。
最後に、表側と裏側の両方が終了したら、挿通体110を引抜き(S122)、靴下Wを一方のポイント針に寄せ(S124)、かがり縫いを行う(S126)。
【0034】
図6は、本願発明のリンキング装置の第2実施例にかかる動作フローを示し、仮止め針を使用してVポイント処理を半自動で行うものである。
仮止め針116とは、図27に示すように、靴下Wを挿通体110にセットする前に、靴下の両端のVポイントにあらかじめ刺し通しておく治具であり、靴下Wを挿通体110に挿通後にVポイント針134と結合させることにより、Vポイント針134の処理を他のポイント針と同等に行えるようにして作業効率を向上させるものである。
このため、靴下WのVポイントにあらかじめ仮止め針116を挿入し(S200)、靴下Wを挿通体110に挿通して左右を伸張し(S202)、靴下Wを上下に伸張して固定し(S204)、つま先につま先垂下治具114を入れて垂下させ(S206)、Vポイント針134を仮止め針116をガイドとして靴下Wに刺し通す(S208)。
これにより、挿通体110にセットされた靴下WのVポイントにVポイント針134がセットされた状態が容易に生成でき、以下、前記第1実施例と同様の処理によってかがり縫いが行われる(S228)。
【0035】
図7は、本願発明のリンキング装置の第3実施例にかかる動作フローを示し、両端を先細とした挿通体110を使用し、靴下WのVポイントへのVポイント針の刺し通しを含めてすべてのポイント針の刺し通し処理を自動で行うものである。
図28に示すように、靴下Wを両端部を先細とした挿通体110に挿通することで、靴下Wの両端付近のかがり目も伸張されて検出可能となるので、Vポイントの処理を含めて、ポイント針の刺し通し作業が全自動化される。
まず、靴下Wを両端部を先細とした挿通体110に挿通して左右に伸張し(S300)、靴下Wを上下に伸張させて固定し(S302)、つま先につま先垂下治具114を入れて垂下させる(S304)。その後のポイント針の刺し通し処理は、第1実施例と同様であるが、初期かがり目検出処理はVポイントを検出することになる。尚、Vポイントの検出処理は、前述の初期かがり目の検出処理と同様に、スタートかがり目を検出して、そこから端部に向かってかがり目を追跡して、端部に最も近いかがり目をVポイントとすることで行うことができる。
【0036】
図8は、本願発明のリンキング装置の第4実施例にかかる動作フローを示し、挿通体110を上下に分割してポイント針の刺し通し部にスリットを設け、単一の針刺し通し機構120で両面のポイント針の刺し通しを行えるようにしたものである。
靴下Wを上下分割式の挿通体110に挿通して左右を伸張し(S700)、Vポイント針134を挿入する(S702)。また、靴下Wを上下に伸張させて固定し(S706)、つま先につま先垂下治具114を入れて垂下させ(S706)、挿通体110を上下に分離してスリットを形成する(S708)。
次に、初期かがり目検出処理(S710a、b)を行い、初期かがり目を決定する。
目標かがり目位置にカメラを移動し(S712a,b)、かがり目位置を検出する(S714a,b)。表側かがり目位置にポイント針を位置合せし(S716)、ポイント針を表側のみ刺し通す(S718)。また、裏側かがり目位置にポイント針を位置合せし(S720)、ポイント針を裏側まで刺し通す(S722)。以上の処理を、すべてのかがり目について終了するまでS712a、bから繰り返す(S724)。
すべてのかがり目にポイント針を刺し通したら、挿通体110を引抜き(S726)、そのポイント針によりかがり縫いを行う(S728)。
これにより、単一の針刺し通し機構120によって両側のかがり目へのポイント針の刺し通し処理が行えるほか、針の突合せ処理が不要となり、処理時間が短縮される。
【0037】
上記実施形態では、いずれもCCDカメラ140は針刺し通し機構120の針押し出し機構124に搭載され、その視野中心は針押し出し機構124によって押し出されるポイント針132が靴下Wに刺し通される位置となるようにしたが、本願発明はこれに限定されるものではなく、CCDカメラ140を針刺し通し機構120とは独立に位置決めする機構に搭載するようにしてもよい。また、例えば高解像度のCCDカメラを使用して、CCDカメラは固定設置とし、靴下Wのかがり目ライン全体を同時に撮像して、画像処理する範囲を順次移動させるようにしてもよい。
【0038】
上記実施形態では、つま先側のかがり目ラインが湾曲するのを防止するため、つま先につま先垂下治具114を入れるとして説明したが、つま先を把持する把持機構を設け、把持機構によってつま先を把持して下方に引っ張るようにしてもよく、同様の効果を奏する。
【0039】
上記実施形態では、挿通体110は、靴下Wを挿通したときに所定の伸張状態を与えられる幅を有するとして説明したが、左右に伸縮する機構を設け、靴下Wを挿通するときは挿通しやすい幅とし、靴下Wを挿通した後に所定の伸張状態を与えられる幅に拡張させるようにしてもよい。
【0040】
上記実施形態では、靴下Wの上下の伸張は、手動で伸ばして固定具112a、112bで固定するとして説明したが、例えば一方をローラ機構とし、挿通体110に靴下を挿通した後に、ローラ機構を駆動することで、靴下Wを上下に伸張させるようにしてもよい。
【0041】
次に、既に刺し通されたポイント針によるかがり目位置の移動量を推定してポイント針の位置合せを行う処理を示す。図13に示すように、検出したかがり目位置を目標位置に、対応するポイント針の位置を現在位置に入れ(S400)、目標位置から現在位置を引いたものを移動量とし(S402)、移動量よりかがり目予想移動量を推定する(S404)。
ここで、かがり目予想移動量は、ポイント針の移動量に比例するとして一定の係数をかけるようにしてもよく、実験により求めた近似式を使用したり、関数表を引いて求めるようにしてもよい。
そして、目標位置にかがり目予想移動量を加え、現在位置に移動量を加え(S406)、目標位置と現在位置の差が許容誤差の範囲に入るまでS402から繰り返す(S408)。
最後に、目標位置と現在位置の差が許容誤差の範囲に入ったら、目標位置にポイント針を位置合せする(S410)。
これにより、実際にポイント針を動かすことなく一回で位置合せできるので、作業時間が短縮される。
【0042】
上記実施例では、目標位置と現在位置が許容誤差以下に収束するまで繰り返し演算するとして説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、漸化式から演算式を求めて一回の演算でポイント針の移動量を求めるようにしてもよく、関数表を引いて一回の参照でポイント針の移動量を求めるようにしてもよい。
【0043】
次に、ポイント針の位置合せ処理時において、既に刺し通されたポイント針が動くために、次のかがり目が動き、そのかがり目の位置を検出してポイント針を位置合せすることを繰返すことから、ポイント針の移動量が累積し、ポイント針が挿通体から外れるという問題を防止する方法について説明する。
図14に示すように、通常のポイント針の刺し通し処理の処理フローと同様に、目標かがり目位置にカメラを移動し(S500)、かがり目位置検出処理を行い(S502)、ポイント針の位置合せ処理を行い(S504)、ポイント針を刺し通す(S506)が、最後に毎回ポイント針を初期位置に戻してから(S508)、次のかがり目位置検出処理を行うようにした。
これにより、次のかがり目の位置を検出する際は常にポイント針を原点に戻しているので、既に刺し通されたポイント針によって次のかがり目が移動して移動量が累積するという問題が改善される。
【0044】
次に、ポイント針刺し通し作業中において、かがり目の位置を検出している部分以外も常に伸張され、編地全体に負担を与えるという問題を改善する方法について説明する。
図29に、編地を部分的に伸張させる部分伸張機構の概念図を示す。図のように、CCDカメラ140によって撮像される編地部分を部分的に伸張させるローラ118aと118bとを備え、挿通体110に挿通された靴下Wに押し当てられ、上部ローラ118aは靴下Wを上方に引っ張り、下部ローラ118bは靴下Wを下方に引っ張る。これにより、検出するかがり目付近のみを伸張させることができる。このローラ118a、118bはCCDカメラ140とともに針押し出し機構124に搭載され、選択されているポイント針132が刺し通す対象となるかがり目近辺の編地を選択的に伸張できる。
このような、部分伸張機構を用いて、ポイント針の刺し通し処理を行う方法を図15に示す。図のように、目標かがり目位置にカメラを移動し(S600)、部分伸張機構を作動させ(S602)、かがり目位置を検出し(S604)、ポイント針を位置合せし(S606)、ポイント針を刺し通し(S608)、部分伸張機構を解除する(S610)。以上の処理をすべてのかがり目を処理するまで繰返す(S612)。
尚、部分伸張機構の作動中にポイント針の位置合せを行う必要があるので、部分伸張機構の作動中は挿通体110側にロックされ、部分伸張機構の解除後は針押し出し機構124側にロックされるように構成する。
上記実施例では、単に上下の伸張のみを部分的に行うようにしたが、更に左右の伸張を部分的に行う機能を加えてもよい。例えば、ローラを斜め四方に配備し、それぞれ中心から遠ざかる方向に靴下Wを引っ張る様にすればよい。
【0045】
上記実施形態では、リンキングの対象として靴下を取り上げて説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、かがり目を有する編地をつき合わせてかがり縫いするものであればどのような編地に対しても適用することができ、本願発明の効果を奏する。
【0046】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、編地に編成されたかがり目へのポイント針の刺し通し作業を自動的に迅速且つ正確に行い、編地を強固にリンキングすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のリンキング装置の一実施形態にかかる本体機構の概略構成図である。
【図2】ポイント針の図解図である。
【図3】針刺し通し機構の平面図である。
【図4】針刺し通し機構の側面図である。
【図5】本願発明のリンキング装置の第1実施例(Vポイント手動処理式)にかかる動作フロー図である。
【図6】本願発明のリンキング装置の第2実施例(半自動式)にかかる動作フロー図である。
【図7】本願発明のリンキング装置の第3実施例(自動式)にかかる動作フロー図である。
【図8】本願発明のリンキング装置の第4実施例(単一針式)にかかる動作フロー図である。
【図9】かがり目位置検出処理の一実施例にかかる処理フロー図である。
【図10】スタートかがり目検出処理の一実施例にかかる処理フロー図である。
【図11】表側初期かがり目検出処理の一実施例にかかる処理フロー図である。
【図12】裏側初期かがり目検出処理の一実施例にかかる処理フロー図である。
【図13】ポイント針位置合せ処理の一実施例にかかる処理フローである。
【図14】針戻し処理の一実施例にかかる処理フロー図である。
【図15】部分伸張機構の一実施例にかかる処理フロー図である。
【図16】通常のかがり目の画像例である。
【図17】かがり目直接検出法の説明図である。
【図18】かがり目精密検出法の説明図である。
【図19】表側初期かがり目の画像例である。
【図20】裏側初期かがり目の画像例である。
【図21】スタートかがり目の検出領域の説明図である。
【図22】スタートかがり目の検出処理の説明図である。
【図23】かがり目判定処理の説明図である。
【図24】かがり目位置検出処理の画像処理例である。
【図25】初期かがり目検出処理の画像処理例である。
【図26】靴下のつま先垂下治具の説明図である。
【図27】半自動処理用仮止め針の説明図である。
【図28】両端先細挿通体の説明図である。
【図29】部分伸張機構の概念図である。
【符号の説明】
100 リンキング装置の本体機構
110 挿通体
114 つま先垂下治具
116 仮止め針
118a、118b 部分伸張用ローラ
120 針刺し通し機構
124 針押し出し機構
130 針ボックス
132 ポイント針
140 CCDカメラ
150 コンピュータ
160 シーケンサ
170 ドライバ
W 靴下
K かがり目
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a linking method and a linking apparatus for over-stitching a knitted fabric.
[0002]
[Prior art]
The knitted fabric that is the material of the knitted product is a knitted stitch that is larger than the other stitches (hereinafter simply referred to as the knitted stitch) so that the knitted stitch is properly stitched to the specified size and shape when the stitch is stitched. ) Loose course is organized.
For this reason, conventionally, after an operator pulls and spreads the knitted fabric by hand, the knitted fabric is seen through, and the point stitches are pierced through each of the folds constituting the loose course.
This operation is similarly performed in the case of a circular knitted fabric knitted like a sock. First, an operator puts both hands into the opening of the circular knitted fabric and pulls the circular knitted fabric to work. After seeing the knitted fabric on the back side as seen from the person's side, check the overburden, pierce the point needle through the overburden, and then perform the same operation on the near side knitted fabric, and overlock They pierced each other through the same point needle and performed overlock stitching.
[0003]
However, it has been very difficult to pierce the point needle through the edge because the edge is only slightly larger than an ordinary stitch. In particular, in the case of circular knitted fabrics, it is difficult to stretch the knitted fabric on the near side after piercing the point needle into the knitted fabric on the back side, and this problem is remarkable. As a result, it takes a great deal of time to perform overlock stitching, and problems such as overlock stitching and overlock stitching occur, resulting in poor product yield.
[0004]
For this reason, as disclosed in JP-A-11-207061 and JP-A-11-207062, an insertion body for extending the knitted fabric by inserting it into a circular knitted fabric having an overhang, and stretching by the insertion body Detected by an image capturing means for capturing an image of the edge of the knitted fabric, an edge position detecting means for detecting the position of the edge by performing image processing on the image captured by the image capturing means, and an edge position detecting means. A knitted fabric, comprising means for associating point needles with the positions of the lashes, means for piercing the point needles corresponding to each of the burrs, and a sewing mechanism for performing darning sewing based on the pierced point needles. Each position of the knitted fabric is repeatedly detected by detecting the position of the edge of the stitch, aligning the point needle corresponding to the detected eye, and inserting the point needle corresponding to the detected eye After piercing the point needles, the linking device that performs sewing overlock by sewing mechanisms have been developed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a conventional linking apparatus has the following problems.
Since the edge of each end (hereinafter referred to as V point) is on the side of the insertion body after the sock is inserted into the insertion body, it is difficult to detect by image processing and the point needle is pierced automatically. Since it is difficult, the V point needle is manually inserted into the V point, and a hole having a predetermined area inside a predetermined distance from the V point is used as an initial edge, and the position of the edge is sequentially inward. It was detected and the corresponding point needle was pierced. However, the vicinity of the V point is close to the cloth folding position, and the position and size are likely to change depending on the attachment. In particular, on the front side, there is a large stitch called a toe gore line, and this makes a complex stitch structure near the overburden. For this reason, there have been problems such as detection of an initial stitch by image processing that requires no assistance from the operator, or that a false stitch is detected and the stitch is deviated from the stitch.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION Therefore, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problem, and to quickly and accurately pierce a point needle into a knit stitch knitted on a knitted fabric, and to link the knitted fabric firmly and It is to provide a linking device.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
  The invention of claim 1 includes a step of stretching the knitted fabric with the linking target portions facing each other, a step of capturing an image of the stretched knitted fabric, and a step of detecting the position of the edge of the knitted fabric from the captured image And a step of aligning a point needle corresponding to the position of the detected heel, a step of piercing the point needle corresponding to the detected heel, and a point needle pierced by each of the edges of the knitted fabric A step of setting a reference line for detecting an initial stitch near the end of the knitted fabric, and detecting a start stitch at a predetermined distance from the end of the knitted fabric. Detecting by detecting the starting edge, detecting the edge from the detected starting edge toward the detection reference line, and tracking the edgeShiEye-catchingCenter of gravityDetection reference line withAt the enddetectionShiA linking method characterized by including a step of making a shading eye an initial shading.
  According to the present invention, the start edge is detected by detecting the edge inside the predetermined distance from the edge of the knitted fabric, and the initial edge is determined by tracing the edge from the start edge to the edge of the knitted fabric. Therefore, it is possible to suppress undetected and erroneous detection of the initial stitches, puncture the point needles into the stitches quickly and accurately, and to link the knitted fabric firmly.
[0008]
In the invention according to claim 2, the step of detecting the start edge includes a step of setting a predetermined region inside a predetermined distance from the end of the knitted fabric and detecting a hole having a predetermined area or more, and among the detected holes Extracting the hole having the largest area, comparing the area of the upper hole and the lower hole among the holes adjacent to the left and right of the extracted hole having the largest area, and the upper hole A step where the upper hole is sharpened when the area of the hole is larger than the area of the lower hole, and the hole having the largest area detected when the area of the lower hole is larger than the area of the upper hole. The linking method according to claim 1, wherein the linking method includes a step of making the edge.
In the present invention, in the detection of the start edge for detecting the initial edge, based on the characteristics of the stitch, the hole having the maximum area is extracted from the detected hole having a predetermined area or larger, and adjacent to the hole. By comparing the areas of the upper and lower holes on either the left or right side, the overturning point is determined. It is possible to suppress and puncture the point needle into the overburst quickly and accurately, and to link the knitted fabric firmly.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, the step of setting the detection reference line of the initial edge is a step of setting a predetermined region near the edge of the knitted fabric to detect a hole having a predetermined area or more, and a step of detecting the detected hole The linking method according to claim 1, comprising: a step of selecting a hole closest to an end of the knitted fabric, and a step of setting a detection reference line for an initial edge from the position of the selected hole. It is.
In the present invention, a hole having a predetermined area or more is detected in the vicinity of the edge of the knitted fabric, and the detection reference line of the initial edge is set from the position of the hole closest to the edge of the knitted fabric. Even when detecting the front edge of the front side with a large stitch called a gore line, the detection of the initial edge of the edge and the false detection are suppressed, and the point needle is pierced through the edge quickly and accurately. Can be linked strongly.
[0010]
  According to a fourth aspect of the present invention, a knitted fabric stretching means for stretching a knitted fabric with the linking object portions facing each other, an imaging means for capturing an image of the knitted fabric stretched by the knitted fabric stretching means, and an imaging means. A point position detecting means for detecting the position of the sharp eye, a point needle positioning means for aligning a point needle corresponding to the position of the sharp eye detected by the point position detecting means, and a detected point eye A linking device comprising point needle piercing means for piercing a point needle corresponding to the needle, and over stitching means for performing over stitch sewing based on the point needle pierced by each point of the knitted fabric of the knitted fabric by the point needle piercing means. Detecting reference line setting means for setting a detection reference line for an initial edge near the edge of the knitted fabric, and a start edge at a predetermined distance from the edge of the knitted fabric. A start linking loops detecting means for detecting, and linking loops tracking means for tracking the linking loops toward the detection reference line is set from the start linking loops detected, detected by darning stitches tracking meansShiEye-catchingCenter of gravityDetection reference line withAt the enddetectionShiAn linking device comprising an initial edge detection means that uses an edge as an initial edge.
  According to the present invention, the start edge is detected by detecting the edge inside the predetermined distance from the edge of the knitted fabric, and the initial edge is determined by tracing the edge from the start edge to the edge of the knitted fabric. Therefore, it is possible to suppress undetected and erroneous detection of the initial stitches, puncture the point needles into the stitches quickly and accurately, and to link the knitted fabric firmly.
[0011]
According to a fifth aspect of the present invention, the start edge detecting means includes a detecting means for setting a predetermined area inside a predetermined distance from the end of the knitted fabric to detect a hole having a predetermined area or more, and a maximum of the detected holes. An extraction means for extracting a hole having an area of the above, a comparison means for comparing the areas of the upper hole and the lower hole among the holes adjacent to the left or right of the hole having the detected maximum area, and the upper Over the top hole when the hole area is larger than the lower hole area, and over the hole with the largest area detected when the lower hole area is larger than the upper hole area The linking device according to claim 4, further comprising: a determining unit.
In the present invention, in the detection of the start edge for detecting the initial edge, based on the characteristics of the stitch, the hole having the maximum area is extracted from the detected hole having a predetermined area or larger, and adjacent to the hole. By comparing the areas of the upper and lower holes on either the left or right side, the overturning point is determined. It is possible to suppress and puncture the point needle into the overburst quickly and accurately, and to link the knitted fabric firmly.
[0012]
According to a sixth aspect of the invention, the detection reference line setting means includes a detection means for setting a predetermined region at the end of the knitted fabric to detect a hole having a predetermined area or more, and an end of the knitted fabric among the detected holes. 6. The linking device according to claim 4, further comprising selection means for selecting a hole closest to, and setting means for setting a detection reference line for an initial edge from the position of the selected hole.
In the present invention, a hole having a predetermined area or more is detected in the vicinity of the edge of the knitted fabric, and the detection reference line of the initial edge is set from the position of the hole closest to the edge of the knitted fabric. Even when detecting the front edge of the front side with a large stitch called a gore line, the detection of the initial edge of the edge and the false detection are suppressed, and the point needle is pierced through the edge quickly and accurately. Can be linked strongly.
[0013]
The above object, other objects, features and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description of embodiments with reference to the drawings.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a main body mechanism according to an embodiment of the linking apparatus of the present invention. In the figure, a main body mechanism 100 of the linking device includes an insertion body 110 that inserts and extends a sock W, a needle piercing mechanism 120 that pierces a point needle through the heel K of the extended sock W, and a garment K A CCD camera 140 for picking up images, an image processing unit for inputting an image signal from the CCD camera 140 and performing image processing to detect the position of the edge K, and a mechanism control unit for controlling the main body mechanism. The computer 150 includes a sequencer 160 that receives the control signal from the computer 150 and controls the needle piercing mechanism 120, and a driver 170 that receives the control signal from the sequencer 160 and drives each actuator of the needle piercing mechanism 120. .
[0015]
The insertion body 110 has a certain thickness and has a width such that when the sock W is inserted, the sock W is extended right and left appropriately. In addition, the insertion body 110 includes fixtures 112a and 112b that fix the sock W by stretching it up and down appropriately when the sock W is inserted. Accordingly, the edge K of the sock W is appropriately expanded vertically and horizontally, so that the image captured by the CCD camera 140 is processed by the computer 150 so that the position of the edge K can be automatically detected.
The insertion body 110 also serves as an illumination device for photographing the edge K with a CCD camera, and EL panels are attached to both surfaces of the insertion body 110 (not shown). As a result, the CCD camera 140 captures the image of the sock W as a bright hole and a dark fiber portion. In this way, by illuminating the CCD camera 140 from the back side of the sock W and detecting the transmitted light, the hole of the edge K can be captured with good contrast. Needless to say, the illumination is not limited to the EL panel, and an array of LEDs, electric lamps, and the like may be used, and illumination may be performed using a fiber light guide, a light guide plate, or the like. Even when other illumination methods are used, it is preferable that the transmitted light is detected by illuminating the CCD camera 140 from the back side of the sock W in order to capture the hole of the edge K with good contrast.
[0016]
FIG. 2 shows a schematic configuration of a point needle for performing overlock stitching. The point needles 132 need to be arranged at a predetermined interval in order to perform overlock sewing with a sewing machine mechanism (not shown), and are arranged in a needle box 130 having grooves of a predetermined interval as shown in the figure. Further, special V-point needles 134 are provided at both ends for piercing the over-edge K of both ends of the sock W, and are manually set in advance at the over-edge K of both ends. The V-point needle 134 is arranged so as to be movable left and right during the puncturing process of the point needle, and when the puncture of all the point needles 132 is completed at each overburden K of the sock W, the V-point needle 134 is placed in the needle box 130. Locked and delivered to the sewing machine mechanism.
[0017]
3 and 4 show a schematic configuration of the needle piercing mechanism 120. FIG. As illustrated, the needle piercing mechanism 120 includes a base 122, a needle box 130 fixed on the base 122, and a needle push-out mechanism 124 fixed on the base 122.
The needle push-out mechanism 124 moves in accordance with the interval between the point needles 132 of the needle box 130, and the feed mechanism 126 that selects the point needle 132 to be pushed out and pushes out the selected point needle 132 and punctures the heel K of the sock W. And an actuator 128 passing therethrough. The feed mechanism 126 can be formed by NC using a ball screw or the like, and the actuator 128 can be formed by using a pneumatic actuator or a solenoid, but more simply, the actuator 128 is driven by a spring, and the feed mechanism 126 pushes out the needle. A point plate 132 may be pushed out in order by providing a plate to be locked and removing the plate at regular intervals.
[0018]
The needle piercing mechanism 120 has a base 122 mounted on a table (not shown) capable of two-dimensional positioning up and down, left and right, and positions the point needle 132 to be pushed at the overlying K of the sock W based on a command from the sequencer 160. Can be combined.
The needle push-out mechanism 124 is equipped with a CCD camera 140 and moves together with the needle push-out mechanism 124. The center of the visual field of the CCD camera 140 is substantially coincident with the position of the surface of the sock W through which the point needle 132 pushed out by the actuator 128 is pierced. Accordingly, by bringing the center of the overturn K of the sock W almost at the center of the CCD camera 140, the corresponding point needle 132 can be pierced through the overturn K, and coordinate conversion is facilitated.
[0019]
The needle piercing mechanism 120 and the CCD camera 140 are provided with the same on both sides of the front and back surfaces, and the point needle 132 is pierced by detecting the overburden K independently for each of the front side and the back side. When all the point needles 132 have been pierced, the needle piercing mechanism 120 is returned to the initial position, the positions of the front and back needles are aligned, and the insertion body 110 is pulled out. Here, since the point needle 132 is pressed against the insertion body 110 by air pressure or the like, the sock W is attached to the front side needle and the back side needle without coming off the needle. Finally, the sock W is brought to one side and overlock sewing is performed by the sewing machine mechanism.
[0020]
In the above embodiment, the needle piercing mechanism 120 has been described as using the point needles 132 on both the front side and the back side. However, the needles on the opposite side to the point needles 132 to be finally stitched may be a simple guide. Alternatively, a sheath-like member that is coupled to the point needle 132 when the point needle 132 is brought into contact with each other may be used.
Needle piercing mechanism 120 does not necessarily have to be provided on both sides, for example, it is provided only on the front side. After all point needles 132 have been pierced through each overhead K on the front side, insertion body 110 is divided into upper and lower points. A slit is provided in the portion where the needle is pierced, and the position of the back side stitch is detected by the CCD camera 140 on the back side, and the position of the corresponding point needle 132 of the needle piercing mechanism 120 on the front side is aligned with the back side stitch K. The point needle 132 may be pierced completely to the back.
[0021]
Next, the stitch position detection process for detecting the position of the stitch by performing image processing on the stitch image captured by the CCD camera 140 will be described.
FIG. 9 shows an example of the processing flow of the edge position detection processing. As shown in the figure, an image is input from the CCD camera 140 (S184), a predetermined detection area is set (S186), and the input image is binarized (S188).
The threshold value for binarization is a discriminant analysis method (so-called Otsu's method) that obtains a density histogram of an image in a predetermined area and selects a threshold value that maximizes the variance between classes when the obtained density histogram is divided into two classes. Was used to determine. This is because in the P tile method in which the ratio of one pixel in a binary image is set to a threshold value P, when the fabric is loosened or pulled too much, the area ratio is constant, so stitches are connected or stitched. This is because there is a problem that the threshold value cannot be obtained when the cloth method is loosened and the bimodality of the density histogram collapses even in the mode method in which the valley of the density histogram is found and used as the threshold value. Yes, the discriminant analysis method can automatically determine the threshold even if the bimodality is lost.
Needless to say, the threshold value for binarization may be a fixed threshold value when the illumination conditions are stable. In addition, although description of input image preprocessing is omitted, it is preferable to perform noise removal such as smoothing before binarization.
[0022]
Next, the binary image is labeled to detect a hole having a predetermined area or more (S190). Further, the position of the edge is predicted (S192), which will be described later, the center of gravity of the label closest to the predicted position is defined as the edge (S194), and it is determined from the distance from the predicted position whether the edge is correct (S196). The detected center of gravity is converted into mechanical system position coordinates (S198).
[0023]
  FIG. 16 shows an example of an image captured by the CCD camera 140 with a normal edge. As shown in the figure, the stitches are knitted on a large scale so that they can be easily distinguished from other stitches, but the stitches that are paired with the stitches are also large due to their structure. The size relationship between the knitting stitches and the paired stitches varies depending on the socks, but neither is smaller than the other stitches. Therefore, the detection of the overburst is performed using the structural feature that the overlock and the pair of stitches are larger than the other stitches.
  Since the stitches are intertwined with each other, even if force is applied to a certain point, it affects the surroundings widely, the overall stitch changes gently, and the pitch of the stitches is almost one.DefinitelyIt has the property of becoming.
  Therefore, if the basic X pitch is obtained by dividing the width of the sock W stretched by the insertion body 110 by the number of the overturns, and the overturn of the socks W is set almost horizontally, the known overturn position is The next edge position can be predicted by the following equation.
  Next rounding predicted X position = known rounding X position + basic X pitch
Therefore, the stitch closest to the predicted position as shown in FIG. 17 can be detected as the next stitch. Here, since the shape of the stitch is close to an elliptical shape, the position of the stitch is considered to be the center of gravity of the stitch. Therefore, the center of gravity of the stitch closest to the predicted position is set as the overhang position (this is called a direct detection method).
[0024]
However, it may be deformed in the vertical direction, and the possibility of erroneous detection is increased only by the above detection method. Therefore, as shown in FIG. 18, a method of precisely detecting using a stitch that forms a pair of overbursts (this is called a precision detection method) may be used in combination. In this case, the next stitch position can be predicted from the known stitch position by the following equation.
Next stitch prediction X position = known stitch X position + 1/2 basic X pitch
Next stitch prediction Y position = known stitch Y position ± basic Y pitch
[0025]
Since normal edges are arranged in a relatively regular manner except for the vicinity of both ends, here, the edge is first obtained by the direct detection method, and the predicted position is compared with the detected center of gravity. When the distance is more than a predetermined distance, it is detected again with a precision detection method. As a result, it is possible to efficiently detect the edge and reduce the processing time.
FIG. 24 shows an example in which the edge position detection is performed by the processing as described above. (A) shows the set detection area, (b) shows the result of labeling processing in the detection area, and (c) shows the result of detecting the edge position from the center of gravity of the label closest to the predicted position.
[0026]
In the above-described embodiment, the process of predicting the next edge position and using the center of gravity of the nearest label as the edge is used, but the label adjacent to the known edge is traced without using the prediction information. Then, the next edge may be detected, and the center of gravity may be set as the position of the next edge.
[0027]
Next, an initial edge detection process will be described.
Among the detection of the edge, the initial edge is the stitch that is difficult to detect. The initial edge is the edge closest to the V point. FIG. 19 shows an example of an image around the front edge of the front side, and FIG. 20 shows an example of an image around the back edge of the initial edge. As shown in the figure, the vicinity of the V point is close to the cloth folding position, and especially on the front side, the influence of the toe gore line is added to form a complicated stitch structure, and it is possible to directly detect the initial stitch from the V point. difficult.
However, the initial edge has a fixed positional relationship with other edges, so that the predicted position of the initial edge can be calculated. Further, it is difficult to detect the edge of the V point due to the deformation, but it can be detected because the edge of the edge at some distance from the V point is stable. Therefore, the edge at a position away from the V point is detected first, and the edge line is traced in the reverse direction from there to detect the initial edge.
[0028]
  The detection of the initial edge is slightly different between the front side and the back side, but both are difficult to detect from the V point.GCalled “Kagari eyes”). FIG. 21 shows the setting detection area of the start edge. Among these, the largest stitch is detected. Depending on the sock, there are cases where the area of the over stitch and the pair of stitches are the same, and it may not be known whether the detected stitch is the over stitch or the pair of stitches. For this reason, it is determined whether or not the stitches are paired by using the property that the stitches paired with the stitches are larger than the other stitches. That is, as shown in FIG. 22, the stitches adjacent to the diagonally upper and lower stitches detected in the set area are detected, and the respective areas A1 and A2 are obtained. A1 and A2 are compared, and when A1 is large, it is determined that the diagonally upper stitch is an over stitch and the detected stitch is a paired stitch, and when A2 is large, the diagonally lower stitch is a pair. It is determined that the detected stitch is an over stitch.
[0029]
FIG. 10 shows an example of the processing flow of the start edge detection process. As shown in the figure, an image is input (S142), a detection area is set (S144), binarized (S146), and a hole larger than a predetermined area is detected by labeling, as in the normal edge detection. (S148). Next, the hole with the largest area is extracted (S150), and the areas of the upper left hole and the lower left hole are compared (S152). When the area on the upper left is large, the hole on the upper left is used as an edge (S156). In addition, when the area of the lower left hole is large, the hole with the largest area is defined as the edge (S158).
[0030]
  Next, from the detected start edge, the edge line is back-tracked by a precision detection method to detect the final initial edge.
  In determining the final initial edge, the position of the initial edge tends to change on the front side due to the influence of the gore line. However, a large stitch is knitted at the place where the stitch line and the gore line are connected, and the initial stitch is always present at the upper right of this large stitch. Therefore, first, the right end X coordinate of this large stitch is obtained. Since this stitch is the largest stitch, it can be easily detected. When the edge line is back-tracked by the precision detection method, the X coordinate is eventually approached. The edge closest to the X coordinate is set as the initial edge on the front side.
  FIG. 11 shows an example of the processing flow of the front side initial edge detection processing. First, the camera is moved near the left end (S160), an image is input (S162), a detection area is set (S164), and the image is binarized (S166). A binary image is labeled to detect a hole having a predetermined area or more (S168), and a hole closest to the left end is selected from the detected holes (S170), and a detection reference line is set at a predetermined distance from the right end of the hole. Set (S172). Next, the camera is moved to the start edge detection position (S174), and the start edge is detected (S176). Then, the back edge is traced back from the start edge toward the detection reference line (S178), and when the center of gravity of the detected edge exceeds the detection reference line (S180), the last detected edge is regarded as the initial edge. (S182).
  Here, the detection reference line isThe hole closest to the left edgeI set it about 1 pitch right from the right end of.
  FIG. 25 shows an example in which the front side initial edge detection processing is performed by the processing as described above. Here, a detection reference line is set at the right end of a large stitch near the V point as shown in (a), a start edge is detected as shown in (b), and (c)ofIn this way, the sharpness is traced by the precision detection method, and the initial sharpness is detected as shown in (d).
[0031]
As for the back side, the shape of the initial edge is not greatly changed, so the edge line is back-detected with a precision analysis method, a detection reference line is set a certain distance inside from the V point, and the detection line is exceeded. The eyes are initially bent. Here, the detection reference line is 1.5 times the basic X pitch.
FIG. 12 shows a processing flow of the backside initial edge detection processing. First, a detection reference line is set inside a predetermined distance from the left end (S130), the camera is moved to the start edge detection position (S132), and the start edge is detected (S134). The edge is traced from the start edge toward the detection reference line (S136). When the center of gravity of the detected edge exceeds the detection reference line (S138), the last detected edge is set as the initial edge (S140). ).
[0032]
Next, a process for determining whether or not the detected hole is a sharp edge will be described. In tracking the edge of the edge position detection process or the initial edge detection process, before determining the detected hole as the edge, it is determined whether it is clearly mistaken when viewed from the detection location. Here, as shown in FIG. 23, a predetermined range is defined based on the predicted position of the stitch, and if the center of gravity of the stitch is within the range, it is determined that the stitch is a stitch. The predetermined range was set to ± 1 / 4X pitch in the X direction and ± 1 / 2Y pitch in the Y direction centering on the expected position of the edge.
If the detected head is not within this range, switch to the precision analysis method in the case of the direct detection method and re-detect it, or in the case of the precision detection method, use the above-mentioned start edge detection process to correct it again. Is detected.
If human assistance is possible, switch to manual mode, for example, allowing a human to look at the monitor and specify the correct overturn position, and predict the next overturn position based on that position for automatic processing. It may be continued.
[0033]
  Hereinafter, some embodiments of the linking apparatus of the present invention will be described.
  FIG. 5 shows an operation flow according to the first embodiment of the linking apparatus of the present invention, in which the V-point hand is manually processed.
  First, the sock W is inserted through the insertion body 110 and stretched left and right (S100), and the V-point needle 134 is inserted into the V-point (S102). The sock W is stretched up and down and fixed with the fixtures 112a and 112b (S104), and a jig is put on the toe of the sock W to hang down (S106).
  As shown in FIG. 26, the jig is inserted into the toe, before the jig is inserted, the knitted fabric is left on the toe side, resulting in a difference in tension between the front and back sides, and the front edge line is curved as shown in the left figure. This is because it is not aligned with the back edge line. Therefore, by inserting the toe drooping jig 114 as shown in the above figure into the toe portion of the sock W, the sharp line is aligned as shown in the right figure, and it becomes easy to detect the sharp line K, and the point needle The alignment time is shortened.
  Next, the following point needle piercing process is performed on both the front side and the back side.
  First, an initial edge detection process (S108a, b) is performed to determine an initial edge. Next, the camera is moved to the target edge position (S110a, b), the edge position is detected (S112a, b), and the point hand corresponding to the detected edge position is aligned (S114a, b). Then, the point needle corresponding to the detected eye is pierced (S116a, b) until all the eye ends are completed (S118a, b).
  Here, the movement of the camera to the target edge position (S110a, b) means the movement of the camera by advancing the needle pushing mechanism 124 to the next point needle. Then, the needle piercing mechanism 120 may be moved simultaneously so that it is reflected in the center of the visual field of the camera.
  For the first time, since the edge position detected by the initial edge detection process (S108a, b) can be used, the movement of the camera (S110a, b) and the edge position detection process (S112a, b) can be omitted.
  When the puncturing process of the point needle is completed for all the overburdens, the point needle is returned to the initial position (S120a, b).
  Finally, when both the front side and the back side are finished, the insertion body 110 is pulled out (S122), the sock W is moved to one point needle (S124), and overlock sewing is performed (S126).
[0034]
FIG. 6 shows an operation flow according to the second embodiment of the linking apparatus of the present invention, in which V-point processing is performed semi-automatically using a temporary fixing needle.
As shown in FIG. 27, the temporary fixing needle 116 is a jig that pierces the V-points at both ends of the sock in advance before setting the sock W on the insertion body 110. By coupling with the V-point needle 134 after the insertion, the processing of the V-point needle 134 can be performed in the same manner as other point needles, and the working efficiency is improved.
For this reason, the temporary fixing needle 116 is inserted in advance at the V point of the sock W (S200), the sock W is inserted through the insertion body 110 and the right and left are extended (S202), and the sock W is extended and fixed vertically (S202). S204), the toe drooping jig 114 is put on the toes and suspended (S206), and the V point needle 134 is pierced into the sock W using the temporary fixing needle 116 as a guide (S208).
As a result, a state in which the V-point needle 134 is set to the V-point of the sock W set on the insertion body 110 can be easily generated, and thereafter, over stitching is performed by the same processing as in the first embodiment (S228). ).
[0035]
FIG. 7 shows an operation flow according to the third embodiment of the linking apparatus of the present invention, using an insertion body 110 having both ends tapered, and including all of the insertion of the V point needle into the V point of the sock W. The point needle piercing process is automatically performed.
As shown in FIG. 28, by inserting the sock W through the insertion body 110 having both ends tapered, it is possible to detect and detect the over-edges near both ends of the sock W. The point needle piercing operation is fully automated.
First, the sock W is inserted into the insertion body 110 having both ends tapered and stretched left and right (S300), the sock W is stretched up and down (S302), and the toe drooping jig 114 is put on the toe. It hangs down (S304). The subsequent point needle piercing process is the same as in the first embodiment, but the initial edge detection process detects the V point. In the V point detection process, the start edge is detected, the edge is traced toward the edge, and the edge closest to the edge is detected in the same manner as the initial edge detection process described above. Can be performed by setting V as the V point.
[0036]
FIG. 8 shows an operation flow according to the fourth embodiment of the linking apparatus of the present invention. The insertion body 110 is divided into upper and lower parts and slits are provided in the puncture portion of the point needle. The point needle can be pierced.
The sock W is inserted through the vertically split insertion body 110 to extend left and right (S700), and the V-point needle 134 is inserted (S702). Further, the sock W is stretched up and down to be fixed (S706), the toe drooping jig 114 is put on the toe and hung down (S706), and the insertion body 110 is separated vertically to form a slit (S708).
Next, an initial edge detection process (S710a, b) is performed to determine an initial edge.
The camera is moved to the target edge position (S712a, b), and the edge position is detected (S714a, b). The point needle is aligned with the front edge position (S716), and the point needle is pierced only on the front side (S718). In addition, the point needle is aligned with the back side edge position (S720), and the point needle is pierced to the back side (S722). The above processing is repeated from S712a and b until it is finished for all the edges (S724).
When the point needle is pierced through all the overburdens, the insertion body 110 is pulled out (S726), and overlock stitching is performed with the point needles (S728).
Thereby, the single needle piercing mechanism 120 can perform the puncturing process of the point needles on both side edges, and also eliminates the need for the needle butting process, thereby shortening the processing time.
[0037]
In any of the above embodiments, the CCD camera 140 is mounted on the needle push-out mechanism 124 of the needle piercing mechanism 120, and the center of the visual field is the position where the point needle 132 pushed out by the needle push-out mechanism 124 is pierced into the sock W. However, the present invention is not limited to this, and the CCD camera 140 may be mounted on a mechanism for positioning independently of the needle insertion mechanism 120. Further, for example, a high-resolution CCD camera may be used, the CCD camera may be fixedly installed, and the entire shading line of the sock W may be simultaneously imaged to sequentially move the image processing range.
[0038]
In the above embodiment, in order to prevent the bend line on the toe side from being curved, it has been described that the toe hanging jig 114 is inserted into the toe. However, a gripping mechanism for gripping the toe is provided, and the toe is gripped by the gripping mechanism. May be pulled downward to achieve the same effect.
[0039]
In the above embodiment, the insertion body 110 has been described as having a width that can be given a predetermined stretched state when the sock W is inserted, but a mechanism that expands and contracts to the left and right is provided, and when the sock W is inserted, it is easy to insert. The width may be set so that after the sock W is inserted, a predetermined stretched state can be extended.
[0040]
In the above embodiment, the upper and lower stretches of the sock W have been described as being manually stretched and fixed by the fixtures 112a and 112b. However, for example, one side is a roller mechanism, and after inserting the sock through the insertion body 110, the roller mechanism is By driving, the sock W may be extended vertically.
[0041]
Next, processing for estimating the amount of movement of the edge position by the already pierced point needle and performing point needle alignment will be described. As shown in FIG. 13, the detected edge position is set to the target position, the corresponding point hand position is set to the current position (S400), and the amount obtained by subtracting the current position from the target position is set as the movement amount (S402). The expected amount of movement of the shadow is estimated from the amount (S404).
Here, the expected amount of movement of the sharp eye may be multiplied by a certain coefficient as being proportional to the amount of movement of the point hand, and may be obtained by using an approximate expression obtained by experiment or by subtracting a function table. Also good.
Then, the expected amount of movement of the eye is added to the target position, the amount of movement is added to the current position (S406), and the process is repeated from S402 until the difference between the target position and the current position falls within the allowable error range (S408).
Finally, when the difference between the target position and the current position falls within the allowable error range, the point hand is aligned with the target position (S410).
As a result, the position can be aligned at one time without actually moving the point hand, so that the working time is shortened.
[0042]
In the above embodiment, the calculation is repeated until the target position and the current position converge below the allowable error. However, the present invention is not limited to this, and the calculation formula is obtained from the recurrence formula once. The movement amount of the point hand may be obtained by calculation, or the movement amount of the point hand may be obtained by referring to the function table once.
[0043]
Next, during the point needle alignment process, the point needle that has already been pierced moves, so that the next bow moves, the position of the bow is detected, and the point needle is aligned repeatedly. Therefore, a method for preventing the problem that the movement amount of the point needle is accumulated and the point needle is detached from the insertion body will be described.
As shown in FIG. 14, the camera is moved to the target edge position (S500), the edge position detection process is performed (S502), and the position of the point needle, as in the normal point needle piercing process flow. An alignment process is performed (S504), and the point needle is pierced (S506). However, after the point needle is finally returned to the initial position every time (S508), the next edge position detection process is performed.
As a result, the point needle is always returned to the origin when detecting the position of the next edge, so the problem is that the amount of movement is accumulated due to the movement of the next edge by the already pierced point needle. Is done.
[0044]
Next, a description will be given of a method for improving the problem that, during the point needle piercing operation, a portion other than the portion where the position of the overburden is detected is always stretched and a burden is imposed on the entire knitted fabric.
FIG. 29 is a conceptual diagram of a partial stretching mechanism that partially stretches the knitted fabric. As shown in the figure, rollers 118a and 118b that partially extend the knitted fabric imaged by the CCD camera 140 are pressed against the sock W inserted through the insert 110, and the upper roller 118a Pulling upward, the lower roller 118b pulls the sock W downward. Thereby, it is possible to extend only the vicinity of the edge to be detected. These rollers 118a and 118b are mounted on the needle push-out mechanism 124 together with the CCD camera 140, and can selectively stretch the knitted fabric in the vicinity of the fold stitch to which the selected point needle 132 is pierced.
FIG. 15 shows a method of performing a point needle piercing process using such a partial extension mechanism. As shown in the figure, the camera is moved to the target edge position (S600), the partial extension mechanism is activated (S602), the edge position is detected (S604), the point hand is aligned (S606), and the point hand is moved. Is inserted (S608), and the partial extension mechanism is released (S610). The above processing is repeated until all the edges are processed (S612).
Since the point needle needs to be aligned while the partial extension mechanism is in operation, it is locked to the insertion body 110 when the partial extension mechanism is in operation, and is locked to the needle push-out mechanism 124 after the partial extension mechanism is released. To be configured.
In the above embodiment, only the vertical expansion is performed partially, but a function of performing partial horizontal expansion may be added. For example, the rollers may be arranged in four diagonal directions and the socks W may be pulled in directions away from the center.
[0045]
In the above embodiment, the sock is taken up as an object of linking. However, the present invention is not limited to this, and any knitting can be used as long as the knitted fabric having the knitted stitches is stitched together. The present invention can be applied to the ground, and the effects of the present invention are achieved.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to automatically and quickly and accurately perform the point needle piercing operation to the knot stitch knitted on the knitted fabric, and to strongly link the knitted fabric.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a main body mechanism according to an embodiment of a linking apparatus of the present invention.
FIG. 2 is an illustrative view of a point hand.
FIG. 3 is a plan view of a needle piercing mechanism.
FIG. 4 is a side view of a needle piercing mechanism.
FIG. 5 is an operation flowchart according to the first embodiment (V-point manual processing type) of the linking apparatus of the present invention;
FIG. 6 is an operation flowchart according to the second embodiment (semi-automatic) of the linking apparatus of the present invention.
FIG. 7 is an operation flowchart according to the third embodiment (automatic) of the linking apparatus of the present invention.
FIG. 8 is an operation flowchart according to the fourth embodiment (single needle type) of the linking apparatus of the present invention;
FIG. 9 is a process flow diagram according to an embodiment of the edge position detection process;
FIG. 10 is a process flowchart according to an embodiment of a start edge detection process.
FIG. 11 is a processing flowchart according to an embodiment of the front side initial edge detection processing;
FIG. 12 is a process flowchart according to an embodiment of the back side initial edge detection process;
FIG. 13 is a process flow according to an embodiment of the point hand alignment process.
FIG. 14 is a process flowchart according to an embodiment of the needle return process.
FIG. 15 is a processing flowchart according to an embodiment of the partial expansion mechanism.
FIG. 16 is an image example of a normal edge.
FIG. 17 is an explanatory diagram of an edge detection method.
FIG. 18 is an explanatory diagram of an edge detection method.
FIG. 19 is an image example of a front side initial edge.
FIG. 20 is an image example of a back side initial edge.
FIG. 21 is an explanatory diagram of a detection area for a start edge.
FIG. 22 is an explanatory diagram of a start edge detection process.
FIG. 23 is an explanatory diagram of an edge determination process.
FIG. 24 is an example of image processing for edge position detection processing;
FIG. 25 is an image processing example of initial edge detection processing;
FIG. 26 is an explanatory diagram of a toe drooping jig for socks.
FIG. 27 is an explanatory view of a temporary fixing needle for semi-automatic processing.
FIG. 28 is an explanatory diagram of a double-end tapered insertion body.
FIG. 29 is a conceptual diagram of a partial extension mechanism.
[Explanation of symbols]
100 Main unit mechanism of linking device
110 Insert
114 toe drooping jig
116 Temporary fixing needle
118a, 118b Partial extension roller
120 Needle penetration mechanism
124 Needle push-out mechanism
130 needle box
132 point hand
140 CCD camera
150 computers
160 Sequencer
170 drivers
W socks
K

Claims (6)

リンキング対象部を対向させた状態で編地を伸張する工程と、前記伸張された編地の画像を撮像する工程と、前記撮像された画像からかがり目の位置を検出する工程と、前記検出されたかがり目の位置に対応するポイント針を位置合わせする工程と、前記検出されたかがり目に前記対応するポイント針を刺し通す工程と、前記編地の各かがり目に刺し通されたポイント針に基づいてかがり縫いをする工程とを含むリンキング方法において、
前記編地の端部付近に初期かがり目の検出基準線を設定する工程と
前記編地の端部から所定距離内側においてスタートかがり目を検出する工程と、
前記検出されたスタートかがり目から前記設定された検出基準線に向かってかがり目を追跡する工程と、
前記かがり目の追跡により検出たかがり目の重心が前記設定された検出基準線を超えたら最後に検出たかがり目を初期かがり目とする工程とを含むことを特徴とする、リンキング方法。
A step of stretching the knitted fabric with the linking object portions facing each other, a step of capturing an image of the stretched knitted fabric, a step of detecting the position of the edge of the knitted fabric from the captured image, and the detection A step of aligning a point needle corresponding to the position of the overburden, a step of penetrating the corresponding point needle into the detected overburden, and A linking method including the step of overlocking based on
And as factory to set the initial darning stitch of the detection reference line near the end of the knitted fabric,
Detecting a start edge at a predetermined distance inside from an end of the knitted fabric;
Tracing the edge from the detected start edge toward the set detection reference line;
Characterized in that it comprises a step of an initial linking loops by detecting Taka rising th last After exceeds the detection reference line centroid is the set of the detected Taka rising eyes by tracking the linking loops, linking methods.
前記スタートかがり目を検出する工程は、
前記編地の端部から所定距離内側の所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する工程と、
前記検出された穴のうち最大の面積を有する穴を抽出する工程と、前記抽出された最大の面積を有する穴の左右いずれかに隣接する穴のうち上側の穴と下側の穴の面積を比較する工程と、
前記上側の穴の面積が前記下側の穴の面積より大きいときに前記上側の穴をかがり目とする工程と、
前記下側の穴の面積が前記上側の穴の面積より大きいときに前記検出された最大の面積を有する穴をかがり目とする工程とを含む、請求項1に記載のリンキング方法。
The step of detecting the start edge is,
Detecting a hole having a predetermined area or more by setting a predetermined area inside a predetermined distance from an end of the knitted fabric;
The step of extracting the hole having the largest area among the detected holes, and the area of the upper hole and the lower hole among the holes adjacent to the left or right of the hole having the extracted maximum area A step of comparing;
When the upper hole has an area larger than the area of the lower hole,
The linking method according to claim 1, further comprising a step of making a hole having the detected maximum area when the area of the lower hole is larger than the area of the upper hole.
前記初期かがり目の検出基準線を設定する工程は、
前記編地の端部付近に所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する工程と、
前記検出された穴のうち前記編地の端部に最も近い穴を選定する工程と、
前記選定された穴の位置から前記初期かがり目の検出基準線を設定する工程とを含む、請求項1または請求項2に記載のリンキング方法。
The step of setting the detection reference line of the initial edge is,
Detecting a hole having a predetermined area or more by setting a predetermined region near an end of the knitted fabric;
Selecting the hole closest to the end of the knitted fabric among the detected holes;
The linking method according to claim 1, further comprising: setting a detection reference line for the initial edge from the position of the selected hole.
リンキング対象部を対向させた状態で編地を伸張する編地伸張手段と、前記編地伸張手段により伸張された編地の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像されたかがり目の位置を検出するかがり目位置検出手段と、前記かがり目位置検出手段により検出されたかがり目の位置に対応するポイント針を位置合わせするポイント針位置合わせ手段と、前記検出されたかがり目に前記対応するポイント針を刺し通すポイント針刺し通し手段と、前記ポイント針刺し通し手段により前記編地の各かがり目に刺し通されたポイント針に基づいてかがり縫いをするかがり縫い手段とを備えたリンキング装置であって、
前記編地の端部付近に初期かがり目の検出基準線を設定する検出基準線設定手段と、
前記編地の端部から所定距離内側においてスタートかがり目を検出するスタートかがり目検出手段と、
前記検出されたスタートかがり目から前記設定された検出基準線に向かってかがり目を追跡するかがり目追跡手段と、
前記かがり目追跡手段により検出たかがり目の重心が前記設定された検出基準線を超えたら最後に検出たかがり目を初期かがり目とする初期かがり目検出手段とを有することを特徴とする、リンキング装置。
A knitted fabric stretching means for stretching a knitted fabric with the linking target portions facing each other, an imaging means for capturing an image of the knitted fabric stretched by the knitted fabric stretching means, and a lash that is imaged by the imaging means Edge position detecting means for detecting the position, point needle positioning means for aligning a point needle corresponding to the position of the edge detected by the edge position detecting means, and the correspondence corresponding to the detected edge A linking apparatus comprising point needle piercing means for piercing a point needle to be pierced, and overlock stitching means for performing overhead stitching based on the point needle pierced by each point of the knitted fabric of the knitted fabric by the point needle piercing means. And
A detection reference line setting means for setting a detection reference line of an initial edge near the edge of the knitted fabric;
A start edge detecting means for detecting a start edge at a predetermined distance from the end of the knitted fabric;
A cross-tracking means for tracking a cross-link from the detected start cross-link toward the set detection reference line;
And an initial edge detection means for making the edge detected last when the gravity center detected by the edge tracking means exceeds the set detection reference line as an initial edge. , Linking equipment.
前記スタートかがり目検出手段は、
前記編地の端部から所定距離内側の所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する検出手段と、
前記検出された穴のうち最大の面積を有する穴を抽出する抽出手段と、
前記検出された最大の面積を有する穴の左右いずれかに隣接する穴のうち上側の穴と下側の穴の面積を比較する比較手段と、
前記上側の穴の面積が前記下側の穴の面積より大きいときに前記上側の穴をかがり目とし、前記下側の穴の面積が前記上側の穴の面積より大きいときに前記検出された最大の面積を有する穴をかがり目とする決定手段とを含む、請求項4に記載のリンキング装置。
The start edge detection means is:
Detecting means for detecting a hole having a predetermined area or more by setting a predetermined area inside a predetermined distance from an end of the knitted fabric;
Extraction means for extracting a hole having the largest area among the detected holes;
Comparison means for comparing the area of the upper hole and the lower hole among the holes adjacent to the left or right of the hole having the detected maximum area,
When the upper hole area is larger than the lower hole area, the upper hole is defined as the edge, and the maximum detected when the lower hole area is larger than the upper hole area. The linking apparatus according to claim 4, further comprising a determining unit that uses a hole having an area of
前記検出基準線設定手段は、
前記編地の端部に所定の領域を設定して所定面積以上の穴を検出する検出手段と、
前記検出された穴のうち前記編地の端部に最も近い穴を選定する選定手段と、
前記選定された穴の位置から前記初期かがり目の検出基準線を設定する設定手段とを含む、請求項4または請求項5に記載のリンキング装置。
The detection reference line setting means includes
Detecting means for detecting a hole having a predetermined area or more by setting a predetermined region at an end of the knitted fabric;
A selection means for selecting a hole closest to an end of the knitted fabric among the detected holes;
The linking apparatus according to claim 4, further comprising setting means for setting a detection reference line for the initial edge from the position of the selected hole.
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