JP3637315B2 - 映像記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は動画像を記録再生する装置に関し、特に携帯型の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
手で持ちやすく、操作も容易な携帯型記録装置として音声情報記録装置が特開平10−111917号公報に開示されている。この公報による携帯型音声情報記録装置は、本体の正面部にスピーカ開口孔、LCD表示部、ELASE/FORMAT釦等を、背面部にメモりカード着脱部用蓋を、上面部にマイクロホン用開口孔、LED等を、右側面部に録音釦等の操作釦を、下面部に電池蓋をそれぞれ配設し、装置外装体である本体の正面部面積をできるだけ小さくまとめ、片手でホールドしやすく、また、操作釦も操作がやり易い位置に配設されている。このような従来の携帯型音声情報記録装置は、片手で操作が可能であるので、簡単に録音を開始することが可能で、会議などの音声を記録することに適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、携帯型の音声又は静止画の記録装置は存在したが、このような記録装置では、動画像を記録することができない。従って、外出先などで、このような携帯型記録装置を利用する場合には、動画像を撮影することができずに、別途デジタルカメラなどを用意して撮影する必要があった。デジタルビデオカメラはビデオテープあるいは光ディスクを記録媒体として使用するので、必然的にサイズが大きくなる。
【0005】
本発明は、従来の携帯型の音声記録装置と同様に小型で、動画像を記録再生することができる動画像記録再生装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による映像記録再生装置は、携帯可能な筐体本体と、前記本体に内蔵され、本体内の各電子部品に電源を供給するバッテリと、放送局から送信された放送波を受信し、映像データを提供するチューナと、前記映像データを記録するためのメモリカードが装着可能なカードスロットと、前記カードスロットに装着されたメモリカードに、前記映像データを記録する記録手段と、前記メモリカードに記録された映像データを再生し出力する映像出力手段と、前記チューナから提供される映像データを前記メモリカードに記録中、電源が遮断状態となったか判断する手段と、前記電源が遮断状態となった場合、バックアップ電源を装置内の各部に供給する供給手段と、前記供給手段により電源が供給されている際に、記録された映像データの最後にEND情報を付加する付加手段と、前記付加手段により前記END情報が付加された後、前記供給手段によるバックアップ電源の供給を停止する停止手段とを具備する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明の第1の実施形態に係る携帯型音声動画像記録再生装置(以下、携帯型録画機と記す)1aの外観を示している。カメラモジュール6は軸aを中心として回転する。2は動画記録用の録画・録音ボタン、3は音声のみ記録する場合の録音ボタン、4は静止画を撮像するためのシャッターボタンである。
【0011】
携帯型録画機1aはカメラモジュール6を用いて動画、静止画を撮像し、マイクMICを用いて音声を録音し、動画、静止画及び音声情報を、録画機1aに挿入されたメモリカード7に記録する。また携帯型録画機1aは動画又は静止画情報をメモリカード7から読出し、LCD12に表示し、音声情報をメモリカード7から読出しスピーカSPから音声を出力する。携帯型録画機1aはスーツの胸ポケットに容易に入るサイズで、定期券入れと重ねて胸ポケットへ収納することもできる。
【0012】
図2は携帯型録画機1aの概略構成を示すブロック図である。CPU10はROM11に格納された本発明を含むプログラムを実行し、RAM11をワークエリアとして使用する。キーボタン21は図1の録画・録音ボタン2、録音ボタン3、シャッターボタン4を含む。CPU10はキーボタン21から得られるユーザ入力情報に従って、装置内の各部を制御する。
【0013】
NTSCデコーダ16はチューナあるいはVTR等から受信される映像信号を処理し、デジタルの映像データを出力する。この映像データは圧縮・伸長部17によりMPEG圧縮され、カードI/F18を介してSDメモリーカード(コピープロテクト機能を持ったメモリカード)7に記録される。
【0014】
レンズ13を介して被写体の映像がCCD14の受光面に結像し、CCD14は映像信号を出力する。この映像信号は動画又は静止画である。CCD信号処理部15はCCD14からの映像信号を処理し、デジタルの映像データを出力する。レンズ13、CCD14、CCD信号処理部15のカメラ部としては小型カメラモジュール(CIFカメラ)を用いることができる。映像データは圧縮・伸長部17により例えばMPEG4で圧縮され、カードI/F18を介してSDメモリーカード7に記録される。圧縮・伸長部17は例えばMPEG4コーデックを含む。SDメモリカード7は、容量が例えば128MBの場合、SPモードで2時間の動画録画が可能である。この場合、フレームレートは15フレーム/秒程度である。
【0015】
マイクMICにより収録された音声はアンプ30により増幅され、A/D変換器31によりA/D変換され、デジタルの音声データが圧縮・伸長部17により圧縮され、SDメモリカード7に記録される。録音時間はSDメモリカードの容量が例えば128MBの場合、35時間40分程度である。
【0016】
SDメモリカード7に記録された映像データはカードI/F18を介して圧縮・伸長部17に供給され、圧縮・伸長部17により伸長され、LCD12により表示される。LCD12はバックライト又はフロントライト付きの例えば2インチLCDであり、分解能は例えば160×120ピクセルである。
【0017】
SDメモリカード7に記録された音声データはカードI/F18を介して圧縮・伸長部17に供給され、圧縮・伸長部17により伸長され、D/A変換器32によりD/A変換され、アンプ34によって増幅された後、スピーカ34により音声出力される。
【0018】
電源制御部21はバッテリ24の充電量が許容値以下となった場合、それをCPU10に知らせ、CPU10はLCD12に充電量不足であることをLCD12に表示する。ディスクI/F19にはHDDを接続することができ、長時間録画が可能となる。
【0019】
従来の携帯型ビデオカメラは、動画像を記録した後、音声のみを記録する場合、モードを変更してから記録開始ボタンを押して、記録が開始するが、本発明の場合、直接録音ボタン3を押すことにより録音が開始される。更に、シャッターボタン4を直接押すことにより静止画を記録できる。
【0020】
本発明の携帯型録画機1aの利用形態としては、セミナー、カンファレンスでの映像記録、展示会視察時の映像記録、会議での音声記録等が挙げられる。更に携帯型録画機1aはSDメモリカードに記録した英会話等の教材映像、あるいはVTR等に録画したが見る時間の無いテレビ番組等を、車内等任意の場所で視聴することもできる。
【0021】
図3は図1の携帯型録画機1aの変形例を示す。この携帯型録画機1bは録画・録音ボタン2、録音ボタン3、シャッターボタン4がLCDと同様に装置正面に設けられている。カメラ部6aは軸bを中心として回転する。
【0022】
次に本発明の第2の実施形態を説明する。図4は本発明の第2の実施形態に係る携帯型録画機1cの構造を示す図である。この携帯型録画機1cは携帯型録画機1aに比べ、TVチューナー27及びHDD28を具備し、カメラ及びマイクに関する要素を含んでいない。
【0023】
図5は携帯型録画機1cの概略構成を示すブロック図である。チューナ27は放送局から送信された放送波を受信し、NTSC方式映像信号をNTSCデコーダ16に供給する。NTSCデコーダ16以降の動作は図2の第1の実施形態と同様である。HDD28は10GB程度の容量を有し、MPEG4形式データ(圧縮された動画)を録画する。録画再生の動作は図2の第1の実施形態と同様である。
【0024】
従来技術では、HDDに録画した映像ファイルの最後に、「END信号」を与えることにより、再生可能な大きさのファイル単位での録画を行っていた。しかし、この方式では、電源遮断などの理由で、再生可能な大きさのファイルの途中まで録画された動画データは、「END信号」が付加されないため、ゴミと判断され、再生不可であった。本実施形態は、電源が遮断された場合でも、録画された動画データを再生可能にするものである。
【0025】
図6はSDメモリカード7又はHDD28の記憶領域を再生可能範囲に分けた図、図7は電源が遮断された場合の本実施形態に係る動作を示すフローチャートである。
【0026】
動画像を記録中、電源ボタン37が押されるか、又はバッテリ24の充電量が所定レベルを下回り、電源が遮断状態となると、電源制御部21はスイッチ25をONし、バックアップ用電源(コンデンサ26)を装置に供給すると共に、CPU10に対してPOWER DOWN信号を送る。CPU10はこの信号により電源が遮断状態であることを検知し(ST1)、録画途中の動画データの最後に「END信号」を付加して該動画データを記録する。図6はその様子を示している。F1〜F4は各映像ファイル(番組)、R1〜R4は各映像ファイルの範囲を示す。各プログラムの終わりにはEND信号8が書込まれている。F1〜F3は正常に終了したファイル(例えば終了ボタンがユーザにより押され、録画が正常に終了したファイル)である。F4は録画途中で電源が遮断された場合に書込まれた「END信号」である。END信号8は再生可能範囲の終わりを示す。
【0027】
このようにEND信号を書込むことにより、SDカード7又はHDD28に途中まで記録されたプログラムファイルはクローズする(ST3)。再生時、END信号8が付いている動画データは、再生可能な1つのファイルと見なされるので電源遮断が発生した録画途中の動画データも、再生可能となる。
【0028】
CPU10はEND信号8の書き込みを終えると、POWER OFF信号を電源制御部21に送る。POWER OFF信号を受信した電源制御部21はスイッチ25をOFFし、装置の電源供給が遮断される。
【0029】
このように、従来方式では再生出来なかった途中で切れた動画データにEND信号を付けることで再生可能な形式での録画が可能となる。
【0030】
次に本発明の第3の実施形態を説明する。
【0031】
従来の動画記録再生装置では、HDDあるいはDVD−RAM等の光ディスクを用いているために、そこにコピーした動画情報を携帯機器で再生することができない。本実施例は、HDDやDVDRAMなどを扱う大容量の据え置き型装置から、カードなどの小さな装置へデータを移動して、携帯型の録再機器で動画、音声を再生することを目的とする。
【0032】
図8はTVチューナ27a及びHDD28aを含むを内蔵した本実施例に係る据え置き型の録画機2の構造を示す図である。録画機2の構成は図4の装置と同様である。録画機2は例えばTV放送の番組をチューナ27aで受信し、番組の動画像データをHDD28aにMPEG圧縮して記録する。HDD28aに記録された動画像データは選択的にメモリカード7に複写される。図9は図8の録画機2によってSDメモリカード7に複写された動画像を再生する携帯型再生機の外観図である。この携帯型再生機としては図1の携帯型録画機1aを使用できる。
【0033】
従来、TVやラインインからのビデオ信号をデジタル録画する際にはHDDを用いる。HDDにMPEG2でエンコードされたデータを書き込み、ビデオタイトル(番組)の録画を行う。そのタイトルを複写保存する際にはタイトルの一部を切り出す処理を行い、その当該部分のデータをDVD−RAMなどの光ディスクへ複写を行う。保存された動画データを再生する際には、そのディスクを装置に挿入して再生処理を行う。しかしながら光ディスクは、携帯するには大きく駆動する消費電力も大きいので、携帯装置での再生に不向きであるという欠点があった。
【0034】
本実施形態では、TVやラインインからのビデオ信号をデジタル録画する際にHDD28aを用い、該HDDにMPEG2と同等あるいは低いビットレートでビデオ信号と音声信号をエンコードされたデータとして書き込む。具体的にはMPEG4の1Mbps以下でエンコードを行い、30G以上のHDD28aに該エンコードされたデータを記録する。録画機2はエンコードモードを複数サポートし、最低ビットレートでは200時間以上録画を行うことができ、1週間以上連続録画を行える装置である。
【0035】
そのタイトルを複写する際には、HDD28aよりカード型のメモリ7にデータを複写して、データの保存を行う。データの複写は、タイトル単位で行い、ディレクトリ情報やタイトルの属性情報などタイトルに関するすべてのデータの複写を行う。そのために、メモリカード7はカードであってもHDDと同じ情報を得ることができる。メモリカードの駆動は携帯機器で行うことが可能であるので、カードスロット29と情報の伸長装置をもつ携帯型再生機1dでそのデータを再生することで、どこでも動画を再生することが可能になる。
【0036】
このように、大容量メディアに1週間以上の動画を蓄積しておいて、携帯できる装置に使用されるメディアにデータをコピーして動画を再生することができる。万が一、週に1回放映してある番組を1週間以内に見ることができなくても、大容量メディアに残っている。
【0037】
本実施形態の変形例として、カードに動画データを複写する場合に、HDD28aと異なるフォーマットでカードに書き込み、他の装置との互換性を保つような処理を行うことも可能である。例えば、電話機能を持つ携帯端末では、独自のフォーマットを用いていることが多い。このような携帯端末で再生が行えるようにするには、この携帯端末のデータフォーマットに合わせてデータを記録する必要がある。ただし、圧縮方式の変換に時間がかかる場合が多いので、圧縮方式は変えずにフォーマットの変換のみを行う。即ち、各データの配置変換のみを行う。このようにしてタイプの異なる複数の装置に対応できるフォーマットのデータが作成される。
【0038】
更に、複写する時間を短縮するためには、TVから録画を行う際にHDD28aとカードに同時にデータを書き込む。この処理を行うと録画が終了した時には、カードにデータをコピーする作業をせずにカードのデータを利用することが可能となる。即ち、録画が終了したら、直ちにメモリカードを取り出して、携帯型の装置で再生することができる。
【0039】
本実施形態では、複数のビデオ録画設定を重なった時間で行うことが可能になる。また、回転するHDD28aには高ビットレートで録画を行い、回転しないメモリカード7には低ビットレートで録画を行うことが可能になる。
【0040】
更に他の変形例として、異なる入力からの映像・音声信号を個別に圧縮処理を行い、異なるメディアに書き込むことで、複数のチャンネルの録画が可能になる。図10はチューナ27aから得られる動画像をエンコード処理部17aでMPEG圧縮してHDD28aに記録し、外部入力35から得られる動画像をメモリカード7にMPEG圧縮して記録する例を示す。
【0041】
次に本発明の第4の実施形態を説明する。
【0042】
本実施形態では、ソース(動画ファイル)が入ってるHDD等の記憶媒体、あるいはコピー先媒体のSDカードなどのメモリカード等に予めどの部分をコピーするかの情報を与えておく。この方式を用いることで、コピーの自動化をする。
【0043】
例えば、録画機2が長時間録画をしている時、新聞あるいは雑誌、携帯電話機等で見たい番組を発見した場合、ユーザは録画機2あるいはPC、携帯電話、PDAなどにメモリカードを挿入し、予約操作を行う。
【0044】
図11は予約ファイルを記録媒体に作成する処理を示すフローチャートである。装置は先ずLCD等に番組予約用画面を表示する。ユーザはSDカード等のメモリカードを装置に挿入し(ST4)、番組の開始、終了時間を入れたり、番組を表すコードを予約情報として入力する。ユーザにより入力された予約情報に基づいて、装置は予約ファイルを作成し(ST5)、該予約ファイルをメモリカードに書き込む(ST6)。この際、予めどのチャンネルのどの時間を録画機2が録画しているかという情報が、カードに書き込んである。もし、書き込まれていない場合には、携帯電話などで装置に問い合わせ確認する。
【0045】
図12は録画機2の予約設定動作を示すフローチャートである。録画機2はメモリカード7等の外部メディアが挿入されたことを検知すると(ST7)、挿入されたメディアに予約ファイルが記録されているか否か判断する(ST8)。予約ファイルが記録されている場合、録画機2は予約ファイルを解釈して予約情報を装置に設定する(ST9)。この後、録画機2は予約情報に対応する動画像データをHDD28aからメモリカード7に複写する。これによって、ユーザがメモリカードをスロット29に挿入した時、HDD28aからメモリカード7へ自動的にコピーが開始する。このようにして、HDDあるいはメモリカードにコピーする情報を与えることで自動的にコピーを開始することができる。
【0046】
【発明の効果】
従来の携帯型の音声記録装置と同様に小型で、動画像を記録再生することができる動画像記録再生装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る携帯型録画機1aの外観を示す図。
【図2】携帯型録画機1aの概略構成を示すブロック図。
【図3】図1の携帯型録画機1aの変形例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る携帯型録画機1cの構造を示す図。
【図5】携帯型録画機1cの概略構成を示すブロック図。
【図6】SDメモリカード7又はHDD28の記憶領域を再生可能範囲に分けた図。
【図7】電源が遮断された場合の本実施形態に係る動作を示すフローチャート。
【図8】本実施例に係る据え置き型の録画機2の構造を示す図。
【図9】図8の録画機2によってメモリカード7に複写された動画像を再生する携帯型再生機の外観図。
【図10】異なる入力からの映像・音声信号を個別に圧縮処理を行う様子を示す図。
【図11】本発明の予約ファイルを記録媒体に作成する処理を示すフローチャート。
【図12】本発明の予約設定動作を示すフローチャート。
Claims (3)
- 携帯可能な筐体本体と、
前記本体に内蔵され、本体内の各電子部品に電源を供給するバッテリと、
放送局から送信された放送波を受信し、映像データを提供するチューナと、
前記映像データを記録するためのメモリカードが装着可能なカードスロットと、
前記カードスロットに装着されたメモリカードに、前記映像データを記録する記録手段と、
前記メモリカードに記録された映像データを再生し出力する映像出力手段と、
前記チューナから提供される映像データを前記メモリカードに記録中、電源が遮断状態となったか判断する手段と、
前記電源が遮断状態となった場合、バックアップ電源を装置内の各部に供給する供給手段と、
前記供給手段により電源が供給されている際に、記録された映像データの最後にEND情報を付加する付加手段と、
前記付加手段により前記END情報が付加された後、前記供給手段によるバックアップ電源の供給を停止する停止手段、
を具備することを特徴とする映像記録再生装置。 - 前記チューナから提供される映像データを記録するハードディスクドライブを更に具備し、前記チューナから提供される映像データを前記ハードディスクドライブに記録中に前記電源が遮断状態となった場合、前記供給手段、付加手段、停止手段により、前記ハードディスクドライブに記録された映像データの最後にEND情報が付加された後、バックアップ電源の供給が停止されることを特徴とする請求項1記載の映像記録再生装置。
- 前記電源の遮断状態は、装置の電源スイッチが操作されるか、又は前記バッテリの充電量が所定レベルを下回った状態を含むことを特徴とする請求項2記載の映像記録再生装置。
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