JP3634811B2 - 有料道路の通行料金課金のための方法および移動体通信端末 - Google Patents

有料道路の通行料金課金のための方法および移動体通信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP3634811B2
JP3634811B2 JP2002081550A JP2002081550A JP3634811B2 JP 3634811 B2 JP3634811 B2 JP 3634811B2 JP 2002081550 A JP2002081550 A JP 2002081550A JP 2002081550 A JP2002081550 A JP 2002081550A JP 3634811 B2 JP3634811 B2 JP 3634811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile communication
communication terminal
toll
exit
gate device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002081550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003281582A (ja
Inventor
正夫 和田
Original Assignee
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社 filed Critical エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
Priority to JP2002081550A priority Critical patent/JP3634811B2/ja
Publication of JP2003281582A publication Critical patent/JP2003281582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3634811B2 publication Critical patent/JP3634811B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載器を不要とした有料道路の通行料金課金のための方法とその方法に利用される移動体通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、日本国内で利用される有料道路自動料金収受システム(ETCシステム)は道路公団にて開発されたものである。ETCシステムとは、車両に装着したETC車載器と、入場ゲートや退場ゲートとに設置した装置との通信によって、有料道路の料金を自動的に収受するシステムである。ETCシステムによれば、現金が不要なので、ユーザにとって利便性が高く、料金徴収側にとってもその効率アップを図れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のETCシステムにあっては、ゲートの装置との間で料金支払いに必要なデータ交信する車載器の購入が必要である。ユーザは、車載器をメーカやディーラで購入した際に、車検証に記載される車両情報を書き込んでもらう必要である。また、その設置に際しては、電波交信の確認が必要である。また、設置場所がダシュボードの上部なので視野のさまたげになり、またそれに反射する光も運転の妨げになる。また、車載器にユーザ情報を記憶するメモリカードは、車載器に挿入したままで使用されるため、うっかりそのまま車両を離れてしまうことが多く、したがって盗難には特に注意が必要となる。
【0004】
そこで本発明は、上記の従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車載器を不要とした有料道路の通行料金課金のための方法とその方法に利用される移動体通信端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、請求項1の本発明は、有料道路へ入場するインタチェンジに入場ゲート装置を、退場するインタチェンジに退場ゲート装置をそれぞれ設け、さらに移動体通信網の中継基地と該中継基地に接続された管理システムと該管理システムに接続された通行料金を引き落とすコンピュータシステムとを利用して、移動体通信端末のユーザに有料道路の通行料金を課金する有料道路の通行料金課金のための方法であって、前記入場ゲート装置が、前記移動体通信端末から、該移動体通信端末のユーザの口座を示す支払い口座情報を含んだ入場要求を受ける段階と、当該入場要求を受けた入場ゲート装置が、当該入場ゲート装置の設けられたインタチェンジの識別情報を含む入場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末からの退場通知を受ける段階と、前記退場ゲート装置が、前記移動体通信端末から該移動体通信端末に応答されたインタチェンジの識別情報を含む退場要求を受ける段階と、当該退場要求を受けた退場ゲート装置が、当該退場要求に含まれたインタチェンジの識別情報により、前記入場ゲート装置の設けられたインタチェンジから当該退場ゲート装置の設けられたインタチェンジまでの通行料金を算出する段階と、前記退場ゲート装置が、前記算出した通行料金を含む退場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末から前記支払い口座情報と前記通行料金とを含む課金情報を取得して前記管理システムへ中継する段階と、前記管理システムが、前記課金情報を前記通行料金を引き落とすコンピュータシステムに中継する段階とを含み、前記移動体通信端末が、応答された前記通行料金を記憶し且つユーザの操作によっては削除不可能にするとともに削除許可により当該通行料金を削除可能にするように構成されているときに、前記管理システムは、前記課金情報を受けた場合は、前記移動体通信端末に対し削除許可を行うことを特徴とする有料道路の通行料金課金のための方法をもって解決手段とする。
【0007】
請求項の本発明は、前記管理システムは、前記移動体通信端末に発信して、当該移動体通信端末のユーザにより利用される車両の識別情報を当該移動体通信端末のメモリに書き込み、前記移動体通信端末は、当該メモリに書き込まれた車両の識別情報を前記入場要求に含め、前記入場ゲート装置は、該入場ゲート装置に設けられた監視カメラにより得た車両の識別情報が、前記入場要求に含まれたものに一致しないときは入場を拒否する請求項1記載の有料道路の通行料金課金のための方法をもって解決手段とする。
【0008】
請求項の本発明は、前記管理システムは、前記移動体通信端末に発信して、当該移動体通信端末のユーザにより利用される車両の識別情報を当該移動体通信端末のメモリに書き込み、前記移動体通信端末は、当該メモリに書き込まれた車両の識別情報を前記退場要求に含め、前記退場ゲート装置は、該退場ゲート装置に設けられた監視カメラにより得た車両の識別情報が、前記退場要求に含まれたものに一致しないときは退場を拒否する請求項1記載の有料道路の通行料金課金のための方法をもって解決手段とする。
【0009】
請求項の本発明は、有料道路へ入場するインタチェンジに入場ゲート装置を、退場するインタチェンジに退場ゲート装置をそれぞれ設け、さらに移動体通信網の中継基地と該中継基地に接続された管理システムと該管理システムに接続された通行料金を引き落とすコンピュータシステムとを利用して、移動体通信端末のユーザに有料道路の通行料金を課金する有料道路の通行料金課金のための方法が、前記入場ゲート装置が、前記移動体通信端末から、該移動体通信端末のユーザの口座を示す支払い口座情報を含んだ入場要求を受ける段階と、当該入場要求を受けた入場ゲート装置が、当該入場ゲート装置の設けられたインタチェンジの識別情報を含む入場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末からの退場通知を受ける段階と、前記退場ゲート装置が、前記移動体通信端末から該移動体通信端末に応答されたインタチェンジの識別情報を含む退場要求を受ける段階と、当該退場要求を受けた退場ゲート装置が、当該退場要求に含まれたインタチェンジの識別情報により、前記入場ゲート装置の設けられたインタチェンジから当該退場ゲート装置の設けられたインタチェンジまでの通行料金を算出する段階と、前記退場ゲート装置が、前記算出した通行料金を含む退場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末から前記支払い口座情報と前記通行料金とを含む課金情報を取得して前記管理システムへ中継する段階と、前記管理システムが、前記課金情報を前記通行料金を引き落とすコンピュータシステムに中継する段階とを含むときの当該移動体通信端末として利用され予め設定された入場操作により前記入場要求を行い、予め設定された退場操作により前記退場応答を行う移動体通信端末であって、当該移動体通信端末のユーザにより利用される車両の識別情報と支払い口座情報とが書き込まれたあとは恒久的に情報の消去が不可能な第1の領域と、通行料金が書き込まれる第2の領域とからなるメモリを備え、前記応答された通行料金を前記第2の領域に書き込むとともに当該通行料金をユーザの操作によっては削除不可能にし、前記管理システムから通行料金の削除許可を受けたときは当該通行料金をユーザの操作によって削除可能にすることを特徴とする移動体通信端末をもって解決手段とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の有料道路の通行料金課金のための方法を実現するシステム構成を示す図である。管理システム1は、管理会社に運営されるコンピュータであり、携帯電話網の中継基地2に接続されている。以下システムはコンピュータシステムの略称として用いる。入場ゲート装置3及び退場ゲート装置4は、有料道路10のインタチェンジ3A及び4Aにそれぞれ配備されている。車両5と携帯電話6は、ユーザに利用される車両と端末装置である。管理システム1は通信料金を引き落とす銀行システム7に接続されている。なお、実際には、各地の有料道路には他の入場ゲート装置3及び退場ゲート装置4も設けられており、また、他の中継基地2も設けられているが、ここではその代表を示す。また、携帯通信網は本発明の移動体通信網に、携帯電話6は本発明の移動体通信端末にそれぞれ相当するものである。
【0012】
入場ゲート装置3は、携帯電話6から入場要求されると入場応答を行って入場を許可する。一方、退場ゲート装置4は、携帯電話6から退場要求されると、通行料金を算出し、それを含む退場応答を携帯電話6に行うことで退場を許可する。なお、それぞれの装置3、4には図示しない監視カメラが組み込まれ、これにより不正車両による利用を防止するようになっている。
【0013】
中継基地2には、本来は携帯電話6の通話中継を行う装置であるが、携帯電話6から退場通知されると、その通知元である携帯電話6から課金情報を取得し、これを管理システム1に転送するようになっている。
【0014】
管理システム1は、中継基地2から通知された課金情報を銀行システム7に対し中継することで、銀行システム7に料金引き落としを行わせる。
【0015】
図2は、中継基地2に設けられた情報データベース21のレコードの構成を示す図である。以下、データベースをDBと略記する。
【0016】
情報DB21は、有料道路10の通行しての利用毎に生成されるレコードにより構成される。各レコードには、中継基地2の中継基地名、携帯電話6からの退場通知の受信年月日、このレコードを識別する情報番号、携帯電話6の携帯電話番号、車両5の車両ナンバ及び車種コード(これらは車両の識別情報を構成する)、有料道路10の有料道路名及び通行年月日、入場に利用されたインタチェンジ名(入場インタチェンジ名)及び入場日時、退場に利用されたインタチェンジ名(退場インタチェンジ名)及び退場日時、通行料金からなる利用情報が記録される。なお、中継基地名、有料道路名、入場インタチェンジ名、退場インタチェンジ名は、実際には、他のものと識別するための識別情報やコードが使用されるが、説明の便宜上名称としている。
【0017】
また、情報DB21のレコードには、退場通知の受信状態を示すフラグA、課金情報の受信状態を示すフラグB、携帯電話6との間の情報の再確認の状態を示すフラグC、管理システム1への情報の送信状態を示すフラグDを備える。
【0018】
図3は、管理システム1の各データベースのレコードの構成を示す図である。ユーザDB11のユーザ毎のレコードにはユーザ情報が格納される。ユーザ情報は、携帯電話6の携帯電話番号と暗証番号、銀行名、支店名及び口座番号等からなる支払い口座の識別情報(以下支払い口座情報という)、郵便番号、住所、氏名といった情報である。
【0019】
また、当該レコードには、そのユーザの家族の各自について、携帯電話番号と住所と郵便番号と氏名が登録される。このため、携帯電話6の携帯電話番号は、「親」の番号として、そして各家族の携帯電話番号は「子」登録されている。
【0020】
また、後述する車両DB12の1以上レコードのそれぞれに関連づけるための世代管理TBLというデータが登録される。
【0021】
車両DB12の各レコードは、ユーザDB11の世代管理TBLに関連づけられるとともに車両情報が格納される。車両情報は、携帯電話6の携帯電話番号と暗証番号、車検証番号、車両ナンバ、車種コード、所有者名とその住所等が登録される。
【0022】
なお、管理システム1は、図示しない情報管理DB13を有し、そのレコードには、情報DB21のレコードに格納される利用情報と同様の利用情報が格納される。異なる点は、フラグA〜Dを備えず、携帯電話6への削除許可の通知の状態を示すフラグEと、課金処理の状態を示すフラグFを備える点である。
【0023】
図4は、携帯電話6に内蔵されるメモリ60の構成を示す図である。
携帯電話6はメモリ60を内蔵しており、そのメモリ60は領域61と領域62を備える。領域61は第1の領域に、領域62は第2の領域にそれぞれ相当するものである。なお、メモリ60は着脱自在でなく、携帯電話6の筐体内部に組み込まれることで、ユーザが直接的に情報の内容を削除等できないようになっている。
【0024】
領域61には、ユーザ情報として、携帯電話番号(親のものと子のもの)と暗証番号が書き込まれる。また、車両情報として、車両ナンバ及び車種コード、並びにその他の情報が書き込まれる。領域61は、第1の領域に相当し、ユーザの操作による情報の消去が不可能になっている。
【0025】
領域62には、利用情報として、有料道路名、入場インタチェンジ名及び入場日時、退場インタチェンジ名及び退場日時、通行料金が記録される。なお、領域62には、管理システム1からの削除許可の通知の状態を示すフラグGを備える。領域62は、ユーザの操作による情報の消去が可能である。
【0026】
なお、携帯電話6は、このように領域62の内容を削除することができるが、それをフラグGが”2”の場合に限り行うようになっている。
【0027】
図5は、携帯電話6の画面を示す図である。
携帯電話6の画面には、ユーザの操作により、携帯電話番号、車両ナンバ、車種コード、支払い口座番号、入場インタチェンジ名及び入場日時、退場インタチェンジ名及び退場日時、通行料金などが表示される。
【0028】
次に本実施の形態の動作を説明する。
【0029】
図6は、初期登録の手順を示す図である。
ユーザは携帯電話6と、それぞれの車両の車検証を携帯電話会社の窓口に持参する。オペレータは、携帯電話6の携帯電話番号及び支払い口座番号や住所氏名等を含むユーザ情報と、車両ナンバ及び車種コードを含む各車両情報とを確認すると、それら情報を窓口に設けられた端末8へ入力する。
【0030】
端末8は、ユーザ情報と車両情報を管理システム1へと送信する。
【0031】
管理システム1は、ユーザ情報をユーザDB11に生成したレコードに、各車両情報を車両DB12に生成した各レコードにそれぞれ格納し、さらに、暗証番号を生成して各レコードに格納する。そして、携帯電話6の携帯電話番号に発信して、そのユーザ情報と台数分の車両情報と暗証番号とを、携帯電話6の領域61に書き込む。
【0032】
図7は、変更登録の手順を示す図である。
ユーザは携帯電話6から管理システム1の管理会社へ電話して、変更の生じた車両についての車両情報の変更内容を口頭で伝える(ステップS11)。管理会社は陸運局へ電話してそれをに伝える(ステップS13)。陸運局ではその内容を確認すると、管理会社にその旨を連絡する(ステップS15)。すると管理会社は、携帯電話会社へ電話してその旨を連絡する(ステップS17)。
【0033】
また、管理会社のオペレータが、その車両情報の変更内容を管理システム1に入力する(ステップS19)。すると、管理システム1は、変更後の車両情報を携帯電話6の領域61に格納する(ステップS21)とともに、その変更後の車両情報で車両DB12の該当レコードを更新する(ステップS23)。なお、ステップS21の処理で携帯電話6は、暗証番号が一致したときに限り、領域61の書き込みを許可するので、不正な書き込みを防止できる。
【0034】
図8は、携帯電話6を所持したユーザが車両5で有料道路10を利用する際のシーケンス図である。
【0035】
(入場時の処理)
車両5が入場ゲート装置3へ差し掛かり、ユーザにより携帯電話6が操作(例えば、#55のキー押下と予め設定されている)される(ステップS31)と、携帯電話6は入場ゲート装置3に対し、領域61の携帯電話番号、車両ナンバ及び車種コードを通知する入場要求を行う(ステップS33)。
【0036】
すると入場ゲート装置3は携帯電話6に対し、有料道路10の有料道路名、当日の年月日、インタチェンジ3Aの名前、当該入場要求の日時を応答する入場応答を行って(ステップS35)、入場を許可する(例えば、ゲートを開く)。なお、入場ゲート装置3は、監視カメラにより得た車両ナンバ及び車種コードが、入場要求で通知されたものに一致しないときは、入場を拒否するので、不正車両による入場を防止できる。
【0037】
携帯電話6は、入場応答で通知された情報のそれぞれを有料道路名、通行年月日、入場インタチェンジ名、入場日時として領域62に記録する(ステップS37)。なお、携帯電話6は、フラグGを”1”に初期化する。したがって、ユーザの操作ミスによる誤消去が防止できる。また、携帯電話6と入場ゲート装置3との通信には、携帯電話網を使用するときの周波数(現在は800MHzと1.5GHzが主流)とは異なる周波数(例えば、道路公団がETCシステムで使用する5.8GHz)が使用される。したがって、混信を防止することができる。(退場時の処理)
こうして入場ゲート装置3から入場した車両5が有料道路10を走行後、退場ゲート装置4に差し掛かり、ユーザにより携帯電話6が操作される(例えば、#550のキー押下と予め設定されている)(ステップS41)と、携帯電話6は中継基地2に対し、領域61の携帯電話番号、車両ナンバ及び車種コードと、領域62の有料道路名及び通行年月日、入場インタチェンジ名及び入場日時とを、退場通知として通知して(ステップS43)、退場を許可する(例えば、ゲートを開く)。なお、退場ゲート装置4は、退場通知の受信中はフラグAを”1”にし、正常に受信終了したときは”2”に、異常終了したときは”3”に更新する。
【0038】
なお、退場ゲート装置4は、監視カメラにより得た車両ナンバ及び車種コードが、退場要求で通知されたものに一致しないときは、退場を拒否するので、不正車両による退場を防止できる。
【0039】
また操作された携帯電話6は退場ゲート装置4に対し、領域61の携帯電話番号と、車両ナンバ及び車種コードと、領域62の入場インタチェンジ名及び入場日時とを、退場要求として通知する(ステップS45)。すると退場ゲート装置4は、インタチェンジ4Aの名前と、当該退場要求の日時と、そのとき算出した通行料金、つまり、当該退場要求に含まれた入場インタチェンジ名により退場ゲート装置4が算出したインタチェンジ3Aからインタチェンジ4Aまでの通行料金とを、退場応答として応答する(ステップS47)。すると、携帯電話6は、それらを退場インタチェンジ名、退場日時、通行料金として領域62に記録する(ステップS49)。これにより、領域62に利用情報が記録されたことになる。なお、携帯電話6は、ユーザの操作により、領域61や62に記録された情報を図5に示すような表示形態で表示させるので、ユーザはその内容を確認することができる。
【0040】
中継基地2は、退場要求の要求元である携帯電話6から、領域61の携帯電話番号、車両ナンバ及び車種コードと、領域62の有料道路名及び通行年月日、入場インタチェンジ名及び入場日時、退場インタチェンジ名及び退場日時、通行料金とを、課金情報として取得する(ステップS51)。なお、課金情報の受信中はフラグBを”1”にし、正常に受信終了したときは”2”に、異常終了したときは”3”に更新する。そして、情報DB21にレコードを生成し、このときに生成した情報番号と当該課金情報を格納する(ステップS53)。
【0041】
中継基地2は、フラグBが”2”であれば、携帯電話6へ再確認を行い、その間は、フラグCを”1”にし、確認内容が正常であれば”2”に、異常なときは”3”に更新する。
【0042】
そして、中継基地2は、フラグCが”2”であれば、課金情報(情報番号を含む)を管理システム1に通知する(ステップS55)。
【0043】
なお、中継基地2は、課金情報の送信中はフラグDを”1”にし、送信が正常終了したときは”2”に、異常終了したときは”3”に更新する。
【0044】
管理システム1は、送信された課金情報を受信すると、情報管理DB13にレコードを作成するとともに課金情報を格納する(ステップS57)。
【0045】
続いて、管理システム1は携帯電話6に対し削除許可を通知する(ステップS59)。なお、管理システム1及び携帯電話6は、フラグE及びフラグGを、かかる通知の状態に応じて更新する。つまり、通知中は、それぞれにフラグを”1”にし、通知が正常終了したときは”2”に、異常終了したときは”3”に更新する。つまり、通知が正常終了してフラグGが”2”になると、領域62が削除可能になる(ステップS61)。
【0046】
なお、携帯電話6は、ユーザにより操作(例えば、#551のキー押下)されると、フラグGが”2”であれば、領域62の利用情報を削除する。
【0047】
(課金処理)
さて、管理システム1は、例えば月末といった、通行料金の計算期間の終了の際にはその集計を行う(ステップS71)。ここでは、情報管理DB13の、携帯電話番号、車両ナンバ及び車種コード、中継基地名が同一のものについての、通行料金の合計を求める。そして、集計DB14にレコードを生成して、その携帯電話番号、車両ナンバ及び車種コード、中継基地名を登録し、されに通行料金の合計を登録する。なお、管理システム1は、情報管理DB13のレコードのフラグFを、通行料金の処理中は”1”にし、処理が正常終了したときは”2”に、異常終了したときは”3”に更新する。
【0048】
そして、集計を終えた管理システム1は、銀行システム7に対し、合計の通行料金とこれを課金される支払い口座情報とを、課金依頼として通知する(ステップS73)。すると、銀行システム7は、通知された支払い口座情報が示す口座から当該合計の通行料金を引き落とす(ステップS75)。つまり、有料道路10の運営組織の口座などに振り替える。なお、課金依頼は、課金情報の中継に相当する処理であり、実際には、中継基地2から管理システム1への課金情報に含まれる他の情報やユーザ情報、車両情報などが明細書などのデータ形式で送信されることになる。
【0049】
図9は、本発明の他の実施例を示す図である。この実施例では、ユーザの操作(ステップS41)が行われたときに、携帯電話6はステップS43の退場通知を行わず、ステップS44の退場要求のみを行う。すると、退場ゲート装置4は、上記実施例のものと同様の課金情報を生成し、これを管理システム1へ通知する。なお、この実施例においてもステップS47、57、59、61、71、73及び75が行われるのは勿論である。また、この実施例においては、中継基地2の情報DB21を不要にすることができる。
【0050】
なお、管理会社は、通行料金の明細書を希望者にのみ発行することで、セキュリティを確保している。また、管理システム1は、請求書を希望しないユーザには、電子メールで、明細書の内容を送信することができる。また、銀行口座に不足額が生じたときにも、電子メールで通知することができる。また、管理会社は、残金不足が一定期間継続したときには、携帯電話の使用を解除することができる。
【0051】
なお、上記実施形態では携帯電話の通信環境を利用したが、他の移動体通信の環境(PHSシステムや自動車電話システム)を使用してもよい。
【0052】
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、ゲートの装置との間で料金支払いに必要なデータを交信する車載器の購入が不要になる。また、車載器をメーカやディーラで購入した際に、車検証に記載される車両情報を書き込んでもらう手続きや電波交信の確認が不要になる。また、視野の妨げになることがなく、また反射する光の影響による運転の妨げになることもないので快適な運転が行える。また、常にユーザに携行される携帯電話を利用しているので、車内での盗難への配慮が不要となる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、有料道路へ入場するインタチェンジに入場ゲート装置を、退場するインタチェンジに退場ゲート装置をそれぞれ設け、さらに移動体通信網の中継基地と該中継基地に接続された管理システムと該管理システムに接続された通行料金を引き落とすコンピュータシステムとを利用して、移動体通信端末のユーザに有料道路の通行料金を課金する有料道路の通行料金課金のための方法であって、入場ゲート装置が、移動体通信端末から、該移動体通信端末のユーザの口座を示す支払い口座情報を含んだ入場要求を受ける段階と、当該入場要求を受けた入場ゲート装置が、当該入場ゲート装置の設けられたインタチェンジの識別情報を含む入場応答を移動体通信端末に行う段階と、移動体通信網の中継基地が、移動体通信端末からの退場通知を受ける段階と、退場ゲート装置が、移動体通信端末から該移動体通信端末に応答されたインタチェンジの識別情報を含む退場要求を受ける段階と、当該退場要求を受けた退場ゲート装置が、当該退場要求に含まれたインタチェンジの識別情報により、入場ゲート装置の設けられたインタチェンジから当該退場ゲート装置の設けられたインタチェンジまでの通行料金を算出する段階と、退場ゲート装置が、算出した通行料金を含む退場応答を移動体通信端末に行う段階と、移動体通信網の中継基地が、移動体通信端末から支払い口座情報と通行料金とを含む課金情報を取得して管理システムへ中継する段階と、管理システムが、課金情報を通行料金を引き落とすコンピュータシステムに中継する段階とを含み、移動体通信端末が、応答された通行料金を記憶し且つユーザの操作によっては削除不可能にするとともに削除許可により当該通行料金を削除可能にするように構成されているときに、管理システムは、課金情報を受けた場合は、移動体通信端末に対し削除許可を行う有料道路の通行料金課金のための方法としたので、車載器を不要とした有料道路の通行料金課金を行うことが可能となる。
【0054】
また、移動体通信端末は、予め設定された入場操作により入場要求を行い、予め設定された退場操作により退場応答を行うので、かかる有料道路の課金に利用することができる。さらに、移動体通信端末は、ユーザにより利用される車両の識別情報と支払い口座情報とが書き込まれたあとは恒久的に情報の消去が不可能な第1の領域と、通行料金が書き込まれる第2の領域とからなるメモリを備え、応答された通行料金を第2の領域に書き込むとともに当該通行料金をユーザの操作によっては削除不可能にし、管理システムから通行料金の削除許可を受けたときは当該通行料金をユーザの操作によって削除可能にするので、有料道路の利用時に毎回必要な車両の識別情報と支払い口座情報を恒久的に記憶できる上に、通知された通行料金をその課金が可能になるまでの間は少なくとも保護し、それ以降はユーザの希望により削除することができる。これにより、メモリの節約も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有料道路の通行料金課金のための方法を実現するシステム構成を示す図である。
【図2】中継基地2に設けられた情報DB21のレコードの構成を示す図である。
【図3】管理システム1のユーザDB11および車両DB12のレコードの構成を示す図である。
【図4】携帯電話6に内蔵されるメモリ60の構成を示す図である。
【図5】携帯電話6の画面を示す図である。
【図6】初期登録の手順を示す図である。
【図7】変更登録の手順を示す図である。
【図8】携帯電話6を所持したユーザが車両5で有料道路10を利用する際のシーケンス図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 管理システム
2 中継基地
3 入場ゲート装置
4 退場ゲート装置
3A インタチェンジ
4A インタチェンジ
5 車両
6 携帯電話
7 銀行システム
8 端末
10 有料道路
11 ユーザDB
12 車両DB
13 情報管理DB
21 情報DB
60 メモリ
61 領域
62 領域

Claims (4)

  1. 有料道路へ入場するインタチェンジに入場ゲート装置を、退場するインタチェンジに退場ゲート装置をそれぞれ設け、さらに移動体通信網の中継基地と該中継基地に接続された管理システムと該管理システムに接続された通行料金を引き落とすコンピュータシステムとを利用して、移動体通信端末のユーザに有料道路の通行料金を課金する有料道路の通行料金課金のための方法であって、
    前記入場ゲート装置が、前記移動体通信端末から、該移動体通信端末のユーザの口座を示す支払い口座情報を含んだ入場要求を受ける段階と、
    当該入場要求を受けた入場ゲート装置が、当該入場ゲート装置の設けられたインタチェンジの識別情報を含む入場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、
    前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末からの退場通知を受ける段階と、
    前記退場ゲート装置が、前記移動体通信端末から該移動体通信端末に応答されたインタチェンジの識別情報を含む退場要求を受ける段階と、
    当該退場要求を受けた退場ゲート装置が、当該退場要求に含まれたインタチェンジの識別情報により、前記入場ゲート装置の設けられたインタチェンジから当該退場ゲート装置の設けられたインタチェンジまでの通行料金を算出する段階と、
    前記退場ゲート装置が、前記算出した通行料金を含む退場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、
    前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末から前記支払い口座情報と前記通行料金とを含む課金情報を取得して前記管理システムへ中継する段階と、
    前記管理システムが、前記課金情報を前記通行料金を引き落とすコンピュータシステムに中継する段階と
    を含み、
    前記移動体通信端末が、応答された前記通行料金を記憶し且つユーザの操作によっては削除不可能にするとともに削除許可により当該通行料金を削除可能にするように構成されているときに、前記管理システムは、前記課金情報を受けた場合は、前記移動体通信端末に対し削除許可を行うことを特徴とする有料道路の通行料金課金のための方法。
  2. 前記管理システムは、前記移動体通信端末に発信して、当該移動体通信端末のユーザにより利用される車両の識別情報を当該移動体通信端末のメモリに書き込み、前記移動体通信端末は、当該メモリに書き込まれた車両の識別情報を前記入場要求に含め、前記入場ゲート装置は、該入場ゲート装置に設けられた監視カメラにより得た車両の識別情報が、前記入場要求に含まれたものに一致しないときは入場を拒否する請求項1記載の有料道路の通行料金課金のための方法。
  3. 前記管理システムは、前記移動体通信端末に発信して、当該移動体通信端末のユーザにより利用される車両の識別情報を当該移動体通信端末のメモリに書き込み、前記移動体通信端末は、当該メモリに書き込まれた車両の識別情報を前記退場要求に含め、前記退場ゲート装置は、該退場ゲート装置に設けられた監視カメラにより得た車両の識別情報が、前記退場要求に含まれたものに一致しないときは退場を拒否する請求項1記載の有料道路の通行料金課金のための方法。
  4. 有料道路へ入場するインタチェンジに入場ゲート装置を、退場するインタチェンジに退場ゲート装置をそれぞれ設け、さらに移動体通信網の中継基地と該中継基地に接続された管理システムと該管理システムに接続された通行料金を引き落とすコンピュータシステムとを利用して、移動体通信端末のユーザに有料道路の通行料金を課金する有料道路の通行料金課金のための方法が、
    前記入場ゲート装置が、前記移動体通信端末から、該移動体通信端末のユーザの口座を示す支払い口座情報を含んだ入場要求を受ける段階と、
    当該入場要求を受けた入場ゲート装置が、当該入場ゲート装置の設けられたインタチェンジの識別情報を含む入場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、
    前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末からの退場通知を受ける段階と、
    前記退場ゲート装置が、前記移動体通信端末から該移動体通信端末に応答されたインタチェンジの識別情報を含む退場要求を受ける段階と、
    当該退場要求を受けた退場ゲート装置が、当該退場要求に含まれたインタチェンジの識別情報により、前記入場ゲート装置の設けられたインタチェンジから当該退場ゲート装置の設けられたインタチェンジまでの通行料金を算出する段階と、 前記退場ゲート装置が、前記算出した通行料金を含む退場応答を前記移動体通信端末に行う段階と、
    前記移動体通信網の中継基地が、前記移動体通信端末から前記支払い口座情報と前記通行料金とを含む課金情報を取得して前記管理システムへ中継する段階と、
    前記管理システムが、前記課金情報を前記通行料金を引き落とすコンピュータシステムに中継する段階と
    を含むときの当該移動体通信端末として利用され
    予め設定された入場操作により前記入場要求を行い、予め設定された退場操作により前記退場応答を行う移動体通信端末であって、
    当該移動体通信端末のユーザにより利用される車両の識別情報と支払い口座情報とが書き込まれたあとは恒久的に情報の消去が不可能な第1の領域と、通行料金が書き込まれる第2の領域とからなるメモリを備え、
    前記応答された通行料金を前記第2の領域に書き込むとともに当該通行料金をユーザの操作によっては削除不可能にし、前記管理システムから通行料金の削除許可を受けたときは当該通行料金をユーザの操作によって削除可能にすることを特徴とする移動体通信端末。
JP2002081550A 2002-03-22 2002-03-22 有料道路の通行料金課金のための方法および移動体通信端末 Expired - Fee Related JP3634811B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081550A JP3634811B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 有料道路の通行料金課金のための方法および移動体通信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002081550A JP3634811B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 有料道路の通行料金課金のための方法および移動体通信端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003281582A JP2003281582A (ja) 2003-10-03
JP3634811B2 true JP3634811B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=29230137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002081550A Expired - Fee Related JP3634811B2 (ja) 2002-03-22 2002-03-22 有料道路の通行料金課金のための方法および移動体通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3634811B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005047382A (ja) 2003-07-29 2005-02-24 Shimano Inc 自転車用クランクアーム
KR101542188B1 (ko) * 2008-12-04 2015-08-06 한국전자통신연구원 전자 톨 게이트 기능을 부가한 중계기 시스템 및 부가 서비스 제공 방법
CN105913503A (zh) * 2016-04-18 2016-08-31 湖南尚唐古道科技有限公司 基于gps车辆轨迹计费拆分的移动支付系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003281582A (ja) 2003-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6240365B1 (en) Automated vehicle tracking and service provision system
JP3698642B2 (ja) 利用料金を清算するための引落し装置
JP6356690B2 (ja) タクシーのためのタクシーメーター、システム及び方法
JP4375415B2 (ja) 自動料金収受システム、車載装置及び端末
JP5238353B2 (ja) 車載器を用いたサービス提供基盤システム
EP0702336A2 (en) Smart card techniques for motor vehicle record administration
HU220494B1 (hu) Eljárás és elrendezés járművek út- és területhasználati díjának megállapítására
JPH1166430A (ja) 安全性の高い無線電話による課金・支払いシステム
JP4098635B2 (ja) 料金支払者変更管理方法、料金支払者変更管理プログラム、料金支払者変更管理装置
JP2002539569A5 (ja)
JP2000344299A (ja) 給油所管理システム
KR101201643B1 (ko) 위성항법기능을 구비한 이동통신단말기를 이용한 도로통행료 징수 방법/시스템과, 이 방법에 적용 가능한이동통신단말기 및 차량용 통행료 정산단말기
JP2009301555A (ja) 自動料金支払いシステムにおける車載器
JP3634811B2 (ja) 有料道路の通行料金課金のための方法および移動体通信端末
WO2005027035A1 (en) Contactless transmission system, apparatus and method
JPH10162176A (ja) 自動改札システム
KR102626847B1 (ko) 주차비 징수 시스템
US20030020602A1 (en) Communication system and method for a mobile object
JP2001134793A (ja) 自動料金収受システム及びそのシステム用の車載器
JP3820345B2 (ja) 移動機
JP4369652B2 (ja) 自動料金支払いシステムに於ける管理サーバ、及び自動料金支払いシステム
NZ529898A (en) A method of paying parking fees for a parked vehicle using a mobile device such as a cellular phone
JPH09153156A (ja) 通行料金自動徴収システムの不正防止方法
JP2002216193A (ja) Icカードを装着した移動体通信端末による料金収受システムとそれに使用する移動体通信端末およびicカード
JP2003044889A (ja) 車載用端末機器及び道路料金収受システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees