JP3633125B2 - カラー表示装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は波長の異なる複数の発光素子をタイミングをずらしてスキャン発光させ、その前面に液晶セルを光シャッターとして用いた継時加法混色の現象によりカラー表示を実現するカラー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カーラジオ、カーステレオの選局表示、カメラのファインダ内表示、VTRの表示部、その他主に蛍光表示管の代替用途として、小型で消費電力或いは駆動電圧が低く、信頼性の優れた表示装置のカラー表示化が要望されている。
【0003】
従来、カラー表示化として一般的には、カラーブラウン管を用いる方法があるが、高電圧、大消費電力、装置大型化、低コントラスト等の欠点がある。これを解消するために発光ダイオード(LED)、電場発光(EL)、プラズマ、エレクトロクロミー(EC)或いは液晶(LC)デイスプレイ等各種の薄型表示装置が開発されている。
【0004】
そこで、前記LED、EL、プラズマ、ECデイスプレイ等は発光色が限られ、消費電力及び駆動電圧が高い等の欠点が有る。更に、発光色を変えるために発光色の異なるセルを並べるために解像力の低下を招く。この欠点を補うLCデイスプレイは、高密度で形成されている各表示セグメントにカラーフイルターを設ける必要がある。しかし、カラーフイルターの使用は表示装置の表面に出る光の通過を阻害し、バックライト効果を低下させる欠点がある。
【0005】
しかしながら、各表示セグメントにカラーフイルターを形成しないで、カラー表示を行うカラー表示装置の技術が特公昭63−41078号公報に開示されている。その概要は、複数のセグメントを有するカラー表示装置で、複数色の光源を切り換え順序を固定して照射する手段と、複数色の照明に対応した色信号を一定時間間隔で前記照明時に同期して該カラー表示装置に印加をすることにより、各色信号に対応した複数のセグメントを選択的に駆動する手段とを有するものである。即ち、3原色の発光素子(赤色、緑色、青色)をタイミングをずらしてスキャン発光させ、それにモノクロ表示のLCデイスプレイを同期させて所望の発光素子が発光したときにLCデイスプレイを透明にして光を通過させる。発色させたくないときはLCデイスプレイを遮光するものである。
【0006】
また、LCデイスプレイの基板の背面に、バックライトとして光拡散板或いは光フアイバー等の光拡散性部材を積層し、該部材にランプ、LED等の光源赤(R)、緑(G)、青(B)を設け、モノクロ表示用のセルを用いたカラー表示装置の技術が記載されているが、効果的なバックライトユニットとしての具体的な構造が開示されていない。
【0007】
また、複数の表示領域を有するネガタイプの液晶表示部全面に光を照射するバックライト構造の技術が特開平3−111886号公報に開示されている。その概要は、基板に実装された各LEDチップ間には、光出射方向にいくに伴って出射面積が拡がるように傾斜する断面V字状の仕切り壁が配設されている。この仕切り壁はLEDチップからの光が相互に干渉するのを阻止・軽減すると共に、各表示領域における発光色の明るさが全体として極力均一な明るさとなるように、光の進行方向を案内する機能を有している等の記載はあるが、LEDチップの実装配置と仕切り壁との関係についてはなんら具体的な開示がない。
【0008】
図11は従来の一般的なバックライトユニットの構造を示す平面図である。図11において、バックライトユニット1は基板2上に波長の異なる3色の赤(R)、緑(G)、青(B)よりなる1組のLEDブロック3を略直線状に実装し、該LEDブロック3からの発光を反射、集光させる略矩形形状の反射枠4と、該反射枠4より集光された光を面状に拡散発光させるための拡散シート5とより構成されている。また、反射枠4はLEDブロック3の直線に平行な長辺側の壁4aと、前記直線に直行する短辺側の壁4bとで構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したバックライトユニットの構造には次のような問題点がある。即ち、長辺側の壁4aと短辺側の壁4bの傾斜角度が略等しいため、2つの壁4a、4bの傾斜角度を上方への反射が大きくなるように開くと、R、G、Bの発光色のLEDの光を反射、集光させたとき、壁4a、4bに近いLEDの光が強く反射され、遠いLEDの光は反射されにくくなり、壁4a、4bから反射、集光され光が拡散シート5を照明したときに、LEDブロック3を構成する両サイドのLEDの光が強く、拡散シート5上面で色むらが発生してしまうという問題があった。
【0010】
また、2つの壁4a、4bの傾斜角度を上方への反射が少なくなるように略直角に閉じると、光の反射、集光が効率的でなく、拡散シート5上面の輝度が低下してしまう。
【0011】
また、反射枠4の矩形形状の長辺方向と平行に前記LEDブロック3を直列又は並列配置した場合は、各ブロック間を仕切る反射壁がないと、ブロック間方向に放射した光が効率よく拡散シート5上面に到達できず輝度の低下を招くという問題があった。
【0012】
また、上記のようにLEDブロック3を複数個直列配置したときに、隣接するLEDブロック3で同色のLEDの距離と、反射枠4の壁4a及び4bの高さを適切に設定しないと、不必要にLEDの数を多くしてコストアップを招いたり、逆に少なくして輝度むらが発生してしまう等の問題があった。
【0013】
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、簡単な構造で多色のカラー表示を可能にし、高輝度で色むらのない、且つ安価なカラー表示装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明におけるカラー表示装置の構造は、基板上に実装された波長の異なる複数の発光素子と、前記発光素子からの発光を反射、集光させる略形矩形状の反射枠とを有するバックライトユニットと、概バックライトユニットの前面に配置された光シャッター手段よりなるカラー表示装置において、前記基板上の発光素子配列は波長の異なる1組の発光素子が略直線状になる如く配置して光源ブロックを構成し、前記反射枠を構成する壁の傾斜角度は枠内に配置された光源ブロックの直線に平行な第1の壁を上方への反射が大きい第1の傾斜角とし、直線に直交する第2の壁を上方への反射が小さい第2の傾斜角とすることにより、前記光源ブロックを構成する端部の発光素子の第2の壁による反射を減少させたことを特徴とするものである。
【0015】
また、前記反射枠の第1の傾斜角が45±10°であることを特徴とするものである。
【0016】
また、前記第2の傾斜角が略直角であることを特徴とするものである。
【0017】
また、前記反射枠の矩形形状の長辺方向と平行に前記光源ブロックを複数個直列配置し、前記反射枠の矩形形状の長辺方向の壁を第1の傾斜角とし、短辺方向の壁を第2の傾斜角としたことを特徴とするものである。
【0018】
また、前記反射枠の矩形形状の長辺方向と直角に前記光源ブロックを複数個並列配置し、前記反射枠の矩形形状の短辺方向の壁を第1の傾斜角とし、長辺方向の壁を第2の傾斜角としたことを特徴とするものである。
【0019】
また、前記カラー表示装置は前記複数の発光素子をタイミングをずらせてスキャン発光させ、その前面の光シャッター手段を前記スキャン発光に同期させて継時加法混色するカラー表示装置であることを特徴とする。
【0020】
また、前記反射枠を構成する第1の壁が基板を覆う如く前記発光素子の近傍まで延長して形成され、かつ前記基板上に実装された発光素子を収納する凹部を有することを特徴とするものである。
【0021】
また、前記光源ブロックを基板上に複数個直列配置し、その隣接する光源ブロックで同色の発光素子間の距離を前記反射枠を構成する第1及び第2の壁の高さと略等しくしたことを特徴とするものである。
【0022】
また、前記光源ブロックを基板上に複数個直列又は並列配置し、その隣接する光源ブロック間を仕切り、発光素子から発光された光を反射、集光させるための第3の壁を設けたことを特徴とするものである。
【0023】
また、前記光源ブロック間に設けた第3の壁の高さは、反射枠を構成する第1及び第2の壁の高さより低くしたことを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明におけるカラー表示装置について説明する。図1、図2及び図3は本発明の好適な第1の実施の形態であり、図1はカラー表示装置の構造を示す斜視図である。図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。図において、従来技術と同一部材は同一符号で示す。
【0025】
図1において、1はバックライトユニットでその構成は、発光素子として基板2上に波長の異なるR(赤)LED3a、G(緑)LED3b、B(青)LED3cの3色よりなる1組の光源ブロックとしてのLEDブロック3を略直線状に実装し、該LEDブロック3からの発光を反射、集光させる略矩形形状の反射枠4と、該反射枠4より集光された光を面状に拡散発光させるための拡散シート5とを有している。また、反射枠4はLEDブロック3の直線に平行な第1の壁4aと、前記直線に直交する第2の壁4bとよりなり、前記第1の壁4aは上方への反射が大きい第1の傾斜角と、第2の壁4bを上方への反射が小さい第2の傾斜角とを形成している。前記バックライトユニット1はLED駆動回路6によって駆動される。
【0026】
前記バックライトユニット1の前面には、LEDブロック3より発光する光を制御する光シャッター手段としての液晶素子による液晶シャッター部10を配設する。該液晶シャッター部10は文字、数字の表示可能な表示セグメント11を有する。液晶シャッター部10はセグメントタイプに限らずマトリクスタイプでもよいことは言うまでもない。前記液晶シャッター部10はシャッター制御回路12によって制御される。
【0027】
前記液晶シャッター部10としてはノーマリー白、即ち、オフ電圧印加で光通過状態、オン電圧印加で光遮断状態のSTNモードを用いた。
【0028】
前述した如く、LEDブロック3はR−LED3a、G−LED3b、B−LED3cからなり、前記LED駆動回路6から供給される各光源点灯信号によって点灯される。また、液晶シャッター部10はシャッター制御回路12から供給されるデータ信号とコモン信号によって駆動される。
【0029】
前記3色のLEDをタイミングをずらしてスキャン発光させ、それに液晶シャッター部10を同期させて所望のLEDが発光したときにLCDを透明にして光を通過させ、発色させたくないときはLCDを遮光しておく。
【0030】
次に、図2及び図3において、反射枠4の構成する壁の傾斜角度について説明する。前記反射枠4を構成する第1の壁4aは上方への反射が大きい第1の傾斜角αは45±10°に設定することにより、波長の異なる3色のR−LED3a、G−LED3b、B−LED3cからの発光した光を比較的多く上方に反射、集光させる。また、第2の壁4bを上方への反射が小さい第2の傾斜角βを略直角に設定することにより、LEDブロック3を構成する両端のLED、即ち、図2におけるR−LED3a及びB−LED3cの発光した光は上方への反射が少なく、従来のように両端のLEDの発光の光が強調されることなく、略中央部に反射、集光されて、3色が一様に混色される。従って、バックライトユニット1の拡散シート5上で色むらの現象が生じない。また、発光するLEDの光の利用効率がアップし高輝度化が計られる。
【0031】
図4は本発明の第2の実施の形態に係わる断面図である。前記反射枠4を構成する第1の壁4a及び第2の壁4bの反射壁の形状を凹状の放物曲面4cに形成することにより、LEDブロック3の3色のR−LED3a、G−LED3b、B−LED3cからの発光した光を各方向に満遍なく一様に反射、集光することができる。更に、輝度及び色むらが改善される。
【0032】
図5は本発明の第3の実施の形態に係わる一部切り欠き斜視図である。前記反射枠4を構成する第1の壁4a及び第2の壁4bが基板2を覆う如く、基板2に実装されたLEDブロック3の3色のR−LED3a、G−LED3b、B−LED3cの近傍まで延長して反射底面4dを形成することにより、基板2を特別に白色印刷等を施すことなく、前記反射枠4の全内面からの反射光を活用するものである。
【0033】
図6は本発明の第4の実施の形態に係わるバックライトユニットの平面図である。前記反射枠4の矩形形状の長辺方向と平行に前記光源ブロック3を複数個、例えば、図6では3個、3A、3B、3Cのように直列配置し、前記反射枠4の矩形形状の長辺方向の第1の壁4aを第1の傾斜角とし、短辺方向の第2の壁4bを第2の傾斜角とする。前述と同様に第1の傾斜角αを45±10°、第2の傾斜角βを略直角に形成することにより、同様な作用、効果を奏するものであることは言うまでもない。
【0034】
図7は本発明の第5の実施の形態に係わる図6のC−C断面図である。前述したように、光源ブロック3を基板2上に3個直列配置した場合において、その隣接する光源ブロック3、例えば、3Aと3Bで同色のR−LED3aとR−LED3a間の距離Lを、前記反射枠4を構成する第1及び第2の壁4a及び4bの高さHと略等しく設定することにより、適正なLEDの数で壁から反射、集光した光を拡散シート5上を均一に照明することが可能で、余分なLEDを配置しないで、所望の輝度が確保できる。従って、仮に壁の高さHに対して同色のLED間の距離Lを短く配置すると、LEDの数が徒に多くなりコストアップを招いたり、距離Lを長く配置すると、輝度むらが発生することになる。
【0035】
図8は本発明の第6の実施の形態に係わるバックライトユニットの平面図である。前述したように、光源ブロック3を基板2上に複数個、例えば、図8では3個直列配置した場合において、その隣接するLEDブロック3間、例えば、3Aと3B、3Bと3Cの各々を仕切る第3の壁4eを設ける。該第3の壁4eの傾斜角度を対向する第2の壁4bの傾斜角度、即ち、第2の傾斜角と略等しく設定する。以上により、LEDブロック3間方向に放射した光が前記第3の壁4eによって反射、集光され効率よく拡散シート5の上面まで到達でき、バックライトユニット1としての発光輝度の低下を防ぐことができた。
【0036】
図9は本発明の第7の実施の形態に係わり、図8のD−D線断面図である。前述したように、LEDブロック3間に設けた第3の壁4eの高さhは、反射枠4を構成する第1及び第2の壁、4a及び4bの高さHより低くすることにより、LEDブロック3間に光が交錯して、拡散シート5上に第3の壁4eの仕切り部の上面近傍が暗くなるという問題が解消されて、輝度むらは発生しない。
【0037】
図10は本発明の第8の実施の形態に係わるバックライトユニットの一部切り欠き平面図である。前記反射枠4の矩形形状の長辺方向と直角に前記LEDブロック3を複数個並列配置し、反射枠4の矩形形状の短辺方向の第1の壁4aを第1の傾斜角とし、長辺方向の第2の壁4bを第2の傾斜角とする。前述と同様に第1の傾斜角αを45±10°、第2の傾斜角βを略直角に形成する。更に、前記LEDブロック3間を仕切る第3の壁4eを設け、その傾斜角度を前記第1の傾斜角と略同様にする。また、前記第3の壁4eの高さを第1及び第2の壁4a及び4bより低くすることにより、前述と同様な作用、効果を奏することは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カラー表示装置のバックライトユニットの構造において、前述したように、反射枠を構成する第1の壁は上方への反射が大きい第1の傾斜角に設定し、波長の異なる複数の発光素子からの発光した光を比較的多く上方に反射、集光させる。また、第2の壁を上方への反射が小さい第2の傾斜角に設定し、光源ブロックを構成する両端の発光素子から発光した光は上方への反射が少ない。略中央部に反射、集光された複数色が一様に混色される。従って、拡散シート上で輝度の低下と色むらをなくすことができる。以上のように簡単な構造で多色カラー表示が可能で、輝度及び色むら等で信頼性が高く、小型で経済的なカラー表示装置を提供することができ、その実用効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるカラー表示装置の要部斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係わるバックライトユニットの断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係わるバックライトユニットの一部切り欠き斜視図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係わるバックライトユニットの平面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係わる図6のC−C線断面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係わるバックライトユニットの平面図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態に係わる図8のD−D線断面図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態に係わるバックライトユニットの一部切り欠き平面図である。
【図11】従来技術のバックライトユニットの一部切り欠き平面図である。
【符号の説明】
1 バックライトユニット
2 基板
3 LEDブロック
4 反射枠
4a 第1の壁
4b 第2の壁
4c 放物曲面
4d 反射底面
4e 第3の壁
5 拡散シート
10 液晶シャッター部
α 第1の傾斜角
β 第2の傾斜角
L 同色のLED間の距離
H 第1及び第2の壁の高さ
h 第3の壁の高さ
Claims (10)
- 基板上に実装された波長の異なる複数の発光素子と、前記発光素子からの発光を反射、集光させる略形矩形状の反射枠とを有するバックライトユニットと、概バックライトユニットの前面に配置された光シャッター手段よりなるカラー表示装置において、前記基板上の発光素子配列は波長の異なる1組の発光素子が略直線状になる如く配置して光源ブロックを構成し、前記反射枠を構成する壁の傾斜角度は枠内に配置された光源ブロックの直線に平行な第1の壁を上方への反射が大きい第1の傾斜角とし、直線に直交する第2の壁を上方への反射が小さい第2の傾斜角とすることにより、前記光源ブロックを構成する端部の発光素子の第2の壁による反射を減少させたことを特徴とするカラー表示装置。
- 前記カラー表示装置は前記複数の発光素子をタイミングをずらせてスキャン発光させ、その前面の光シャッター手段を前記スキャン発光に同期させて継時加法混色するカラー表示装置であることを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
- 前記第1の傾斜角が45±10゜であることを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
- 前記第2の傾斜角が略直角であることを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
- 前記反射枠の形矩形状の長辺方向と平行に前記光源ブロックを複数個直列配置し、前記反射枠の形矩形状の長辺方向の壁を第1の傾斜角とし、短辺方向の壁を第2の傾斜角としたことを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
- 前記反射枠の形矩形状の長辺方向と直角に前記光源ブロックを複数個並列配置し、前記反射枠の形矩形状の短辺方向の壁を第1の傾斜角とし、長辺方向の壁を第2の傾斜角としたことを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
- 前記反射枠を構成する第1の壁が基板を覆う如く前記発光素子の近傍まで延長して形成され、かつ前記基板上に実装された発光素子を収納する凹部を有することを特徴とする請求項1記載のカラー表示装置。
- 前記光源ブロックを基板上に複数個直列配置し、その隣接する光源ブロックで同色の発光素子間の距離を前記反射枠を構成する第1及び第2の壁の高さと略等しくしたことを特徴とする請求項5記載のカラー表示装置。
- 前記光源ブロックを基板上に複数個直列又は並列配置し、その隣接する光源ブロック間を仕切り、発光素子から発光された光を反射、集光させるための第3の壁を設けたことを特徴とする請求項5又は6記載のカラー表示装置。
- 光源ブロック間に設けた第3の壁の高さは、反射枠を構成する第1及び第2の壁の高さより低くしたことを特徴とする請求項9記載のカラー表示装置。
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