JP3631398B2 - アプリケータ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、請求項1前段に記載の、特に歯科化合材料等の粘性化合材料用のアプリケータに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のアプリケータは、ドイツ特許AS第2741185号に記載されている。この解決方法において、アプリケータは、ケース上に回転可能に取り付けられたナットから形成されている。
【0003】
ネジ棒は高い傾斜を有する台形ネジからなり、ネジ棒に作用する持ち手部材によりアプリケータを予備設定することが可能である。
【0004】
実際の使用は、ねじ切り棒材の末端部分において、持ち手が使用者の親指と人差し指の間に挟み込まれ、ナットが親指によって回転させられる。これによって微妙な操作が可能となる。
【0005】
カプセルまたはカートリッジの一部を形成するスリーブから粘性の化合材料を射出または押し出すために、使用ケースに従って大きな力をかける必要があり:液体状であるが粘性も有する化合材料を小さな直径のスリーブから射出する場合付勢圧力は非常に小さなものとなる。これに対して比較的高粘性の化合材料を非常に大きな直径を有するカートリッジから、場合によっては狭いつぎ口を介して射出する場合、比較的大きな付勢圧力を必要とする。
【0006】
前記の公報は、金属製アプリケータの改良された構成を提案している。しかしながら、その寸法ならびに非常に大きなネジ勾配のため、主に薄いスリーブ内の化合材料に適したものである。
【0007】
多用な適用ケースに対応するため、今日においては相当完全に組み立てられた射出装置が使い捨て用品として製造され使用されている。この場合、回転駆動装置が装備されており、その寸法は射出する化合材料に対応して設定されている。これによって極めて精密かつ要求に従った寸法が達成される。しかしながら、非常に大量のプラスチック廃材が発生する難点があり、これは場合によっては使用される歯科化合材料の量を上回るものとなる。
【0008】
さらに、多用な構成例において実質的にピストル形状のアプリケータが知られており、たいていの場合歯科化合材料が充填されたスリーブが挿入されており、ピストルグリップの付勢動作によって歯科化合材料の射出が可能となる。この際、手の力の約5倍までの圧力がピストルレバーの伝達比を介して実現され、これによって高粘性の化合材料をも射出することができる。
【0009】
他方、回転駆動装置は規則的に正確に計量することを可能にし、適宜な設計に基づいて大きな付勢圧力の伝達に適している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、比較的大きな直径を有するスリーブ内の高粘度であり得る化合材料の射出に原理的に適したものであり、この際スリーブの充填状態に迅速に適応することもでき、さらに各スリーブに対して独立した使い捨ての射出装置を必要とすることもない請求項1前段記載のアプリケータを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明に従って請求項1によって解決される。下位請求項には好適な追加構成が示されている。
【0012】
本発明に従って、大きな付勢圧力に適応するネジ棒を有するにもかかわらず、使用するスリーブの充填状態に迅速に対応することができるアプリケータを構成することが特に好適である。本発明によれば、ネジ棒は、スリーブが未使用である際、射出装置の後方部材内のスロット内に挿入された回転駆動装置を介して端部に推動することができる。本発明の特徴によれば、ネジ棒をまず迅速に予備調整し、前端またはスピンドル止め部材がスリーブのピストンに接合していない位置を選択することが可能となる。続いて、スリーブが射出装置内に挿入されそこでロックされる。このロックによって初めてネジ位置が付勢され、従ってネジ棒はもはや軸方向に推動可能ではなく、単に回転することのみが可能である。この状態において、極めて繊細かつ確実に歯科化合材料を射出することができる。
【0013】
本発明に係る解決方法は、比較的低コストに実現可能であることが特に好適である。本発明によれば、アクチュエータが設けられており、これは押し部材として形成されるとともに、スリーブの後方端によって付勢され縦節に作用する。この縦節は斜面を放射方向に滑動し、従って最大限に近接した状態において射出装置と固く結合したナットのように機能する。縦節の長さは、ネジ棒の直径よりいくらか大きいことが好適であり、これによって均等な圧力付加と非常に小さな平面圧接が可能となる。
【0014】
本発明に係るアプリケータの大きな柔軟性にもかかわらず、単純なスリーブを唯一の使い捨て部品として使用すれば充分であり、この際スリーブはスピンドル止め部材によって圧力付加される小さなピストンを備えることが好適である。
【0015】
必要に応じて、小さな直径を有するスリーブへの適応も可能であり、これは例えば射出装置のスリーブ収容部材内に取り付けリングを装着することによって実施し、この内部に小さな直径を有するスリーブが収容される。
【0016】
スリーブは、いずれにしても本発明に係る押し部材を形成する後方端部を備えている。この押し部材はプランジャまたはスピンドル止め部材を円形対称に包囲し、従って均等な圧力配分をなすよう作用する。これは、装着されロックするために回転されたスリーブの圧力を縦節に伝達し、これは斜面上を誘導されるとともに適宜な圧力付加によって押し部材を介して半径方向内側に滑動する。対称な滑動を保持するために、軸方向に離間した2つの斜面を設けることができ、これらの上を該当する縦節の対向面が滑動する。
【0017】
縦節の滑動角度は45°とすることが好適であり、従って縦節の斜面ならびにこれに面して一致している射出装置の内面がともにこの角度で延在している。
【0018】
縦節はバネ付勢されて外側に押圧することが好適であり、これによってスリーブ装着されていない際にネジ棒を自動的に解放する。
【0019】
好適な構成形態において、回転駆動装置は低没して形成された回転駆動輪を備えている。アプリケータは2分割式に形成されて前方および後方部分を有し、これらは回転関節を介して互いに結合されている。回転駆動輪は、スロット内において後方部材と回転ずれが生じないように結合されて延在しており、従って前方部材の後方部材に対する相対的回転に際して回転駆動輪ならびにネジ棒が縦節内に旋回し推進力が生成される。
【0020】
この点において、後方部分が固定され前方部分がこれに対して回転可能とすれば特に好適である。
【0021】
別の構成形態においては、後方部分が前方部分に対して硬く固定され;回転駆動輪の回転はスロット内への進入によって実施される。両方のケースにおいて射出装置の後方部分における安定的に操作可能な支持が可能となる。
【0022】
さらに、両方の構成形態において、歯科化合材料を収容するスリーブの長さの設定により、歯科化合材料の残量を良好に見ることができ;回転駆動輪がスロットの前端部近くに到達すると歯科化合材料の残量が少ないものとなる。
【0023】
作動またはネジ棒と縦節との間の作用力伝達は、主に使用されるネジの種類に依存する。緩やかな円形のネジ形状が好適であり、これはネジの作用力伝達に際して比較的小さな外側に作用する力が生成されるという利点を有しており、従って両方の縦節はさほど大きく分散する力にさらされることはない。
【0024】
前述した能動化駆動装置の構成に代えて、スリーブの装着によって縦節をネジに噛合させることができる、他の任意のものが実現可能であることが理解される。従って、別の構成形態において、ピンまたはスリーブを介してリングを動かし、これはその内側面に内錐面を備えている。この内錐面は、これに対応して形成された縦節の接合面とともに動作し、これは内錐面を推動することによって内側に移動させることができる。
【0025】
さらに、本発明に係る斜面の角度は必要に応じて広範囲な領域で調整することができる。斜面の角度は、付勢部材の作動に際して縦節が第2の位置から第1の位置へ所定の行程を移動するよう選択することが好適であり、この行程はネジの深さよりいくらか大きなものとなる。これによって所定の安全予備量が保持され、これによって、第2の位置に到達すべき場合に不注意から縦節がネジを完全解放しないことが防止される。
【0026】
縦節に係るバネ圧力は、力成分の少なくとも一部が外側放射方向に作用するよう設定することが好適である。これによって、射出装置からスリーブを除去した際に縦節が第2の位置に確実に移動することが保持され、この際、好適な実施例によれば使用されるバネの弾性力が斜面に対して平行に延在する。
【0027】
さらに、スリーブがその後方端部に襟形状の突起部を備えることが好適であり、これは前面に押し部材のための接合面を備えている。襟形状突起部の材料厚はスリーブの壁厚よりいくらか大きくすることが好適であり、これによって高い射出圧力に際しても射出装置の接合肩部への確実な固定が保持される。
【0028】
この点に関して、さらに肩形状突起部を非常に幅広に形成すれば好適であり、これによって発生する負荷を良好に吸収することができ;これによって覆われる角度は総計で180°よりいくらか小さくなる。さらに、4つの襟形状突起部ならびに4つの軸方向に作用する接合肩部を使用する場合、例えば単に約45°回転させることによりスリーブを射出装置に確実に固定することが保持される。この回転は、例えばピン状に形成することができる回転止め部材によって簡単な方式でバヨネット式に制限することができる。
【0029】
本発明のその他の詳細、利点ならびに特徴は、添付図面を参照しながら以下に記す詳細な説明によって明らかにされる。
【0030】
【実施例】
図1に示された本発明に係るアプリケータの実施例において、アプリケータ10は射出装置12を備えており、これにスリーブ14が装着されている。図示された実施例は純粋なスリーブを示しているが、これはカプセルまたはカートリッジの一部とすることもでき、これはその中に収容された歯科化合材料を注出口を介して直接射出することを可能にするものであることが理解されよう。
【0031】
さらに、アプリケータ10は、回転駆動輪18とネジ棒20とからなる回転駆動装置16を備えている。射出装置12は、図示された実施例において2分割式に構成されており、後方部材19に対して回転可能な前方部材17を備えている。回転駆動輪18は、後方部材19に対して回転不可能であるが軸方向には移動可能に固定されている。後方および前方部材は回転関節21を介して互いに結合されており、これは軸方向において確実に固定するとともに緩やかな回転は可能にする。
【0032】
変更された実施例において、後方および前方部分17および19を互いに固定して結合し、回転可能に取り付けられた回転駆動輪の回転動作をスロット52および54によって可能にすることができる。この実施例において、回転駆動輪18は突起部を備えた円盤として形成され、この突起部はスロット52,54内に挿入されこれによって駆動される。
【0033】
図1に示された第1の位置において、射出装置12の一部分とネジ棒20との間にはネジ結合が存在していない。従って、ネジ棒20は付勢棒として軸方向に自由に動くことができる。その前方端はプランジャまたはスピンドル止め部材22に回転可能に固定されており、これは球欠形状の先端部を有し、これはスリーブ内の図示されていないピストンに射出圧力を付加するように設計されている。
【0034】
ネジ噛合のためには互いに対向する2つの縦節24および26が設けられており、これは放射方向ならびに軸方向の双方に移動可能である。このため、射出装置12は内側/前方を向いた斜面28および30を備えており、これらは対応して形成された縦節24および26の対向面に接合する。縦節24および26内に部分的に収容された圧力バネ32および34を介して縦節24および26は斜面に沿って前方/外側に圧接され、従ってネジ結合は存在しない。
【0035】
縦節はそれぞれ半円形に形成され、180°を超えて延在する内面ネジを備えており、これは図2に示された連結状態においてナットのように作用するよう設計されている。
【0036】
縦節を作動させるため、付勢部材40が設けられており、これは押し部材として縦節24および26とスリーブ14の接合面42との間に延在している。押し部材は軸方向に移動可能に取り付けられているが、同時に射出装置12内においてネジ棒の前端を支持するように作用し、このネジ棒はここでスピンドル止め部材22に取り付けられている。
【0037】
スリーブ14はその後方端が襟形状の突起部44内に到達しており、ここで図1と図2の実施例において4つの襟形状突起部が設けられており、これらは均等に配置されスリーブ14の周囲に延在している。襟形状突起部44は、これに対応する、軸方向に作用する射出装置12の接合肩部とともにいわゆるバヨネット締結を形成し、従って図2に示された位置にある場合に射出装置12内におけるスリーブ14の確実な固定が可能となる。
【0038】
図1と図2の比較からわかるように、図2に示された第2の位置においてスリーブは射出装置12内の適宜な窪み内により深く挿入されている。さらに、図2の右側部分に示されているように、45°よりいくらか小さい角度で旋回しており、従ってその襟形状突起部44で接合肩部に噛合することができ、圧力が増大しても押し出されることはない。突起部44に接続する接合面42を介して、付勢部材40に作用し、従ってこれが軸方向に沿って後方に推動される。
【0039】
従って付勢部材40は縦節26に対して軸方向の圧力を付加し、これは斜面28および30を滑動しながらバネ32および34に対する圧力に従いながら放射方向内側および軸方向外側に移動する。軸方向の動作は、突起部44が接合肩部に接合している際に縦節24および26が最大限のネジ結合状態になるよう設定される。この状態においてバネ32および34は最大に圧縮されており、この際所要のスリーブの射出装置12内への挿入圧力は調整可能である。
【0040】
図2に示された第2の位置において、回転駆動輪18とスピンドル止め部材22を介して必要な射出圧力がスリーブ40のピストンに作用する。
【0041】
図1と図2に示された実施例は、完全に充填されたスリーブの射出に関する。しかしながら、実用において、同一の射出装置12によって異なった材料を収容する異なったスリーブ14の射出を行うことが好適である。このためスリーブ14を交換する必要があり、これは本発明に従ってスリーブ14を図2の右側に示された矢印に対向して逆回転させることによって容易に達成することができ、これによってスリーブを射出装置12から除去することができる。
【0042】
部分的に空にされたスリーブをさらに空にする場合、まず回転駆動輪18をスピンドル止め部材がピストンに接合するまで軸方向前方に推動する。ネジ棒がネジ結合することなく極容易に軸方向に滑動するため、この状態は簡単に達成される。ネジ棒は短い距離再度後退させることが好適であり、これは例えば2ないし3mmである。これによって、スリーブ14の射出装置12内への装着が歯科化合材料の射出をもたらさないことが達成される。この状態において、スピンドル止め部材22はスリーブのピストンの直前に位置し、回転駆動輪18は可能な付勢行程の約半分の位置に存在し、この際スリーブ14の装着によって再び縦節24および26へのネジ結合が形成され、従って射出を開始することができる。
【0043】
後方部分19は丸加工部分50を備えることが好適であり、従って射出装置12の後方端は手に優しいボール状に形成されている。このことは、射出に際して軸方向の圧力がかかった場合に手に対して良好な感覚を提供する。
【0044】
図3にはスリーブ14の断面図が示されている。スリーブ14の軸方向の長さはスロット52および54の軸方向の長さよりいくらか小さなものとなり、従って本発明に係る射出装置12はスリーブ14内に収容された歯科化合材料を常に完全に射出することを可能にする。
【0045】
図3に示されるように、襟形状突起部44の厚さはスリーブの壁厚よりいくらか大きく、例えば2倍の厚さとなり、従って確実な固定が可能となる。
【0046】
スリーブ14に代えて完全なカートリッジを使用することが可能であり、これは適宜に形成されたピストンが進入することができ、これによって歯科化合材料を可能な限り完全に射出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアプリケータの断面図であり、追加的にこの図の位置にあるスリーブが示されている。
【図2】図1に示された本発明の実施例におけるアプリケータの別の断面図であり、これにおいてはスリーブが射出装置に固定され、さらにスリーブの位置が示されている。
【図3】本発明に係る射出装置に適用されたスリーブの断面図である。
【符号の説明】
10 アプリケータ
12 射出装置
14 スリーブ
16 回転駆動装置
17 前方部材
18 回転駆動輪
19 後方部材
20 ネジ棒
21 回転関節
22 スピンドル止め部材
24,26 縦節
28,30 斜面
32,34 圧力バネ
40 付勢部材
42 接合面
44 襟形状突起部
52,54 スロット

Claims (14)

  1. 射出装置内にスリーブが解放可能に装着され、射出装置は回転駆動装置を備え、これはプランジャを介して化合材料収容部内に収容された化合材料に圧力を付加して化合材料をスリーブから射出することができる特に歯科化合材料等の粘性化合材料用のアプリケータであり、射出装置(12)は付勢部材(40)を備え、これはスリーブ(14)が射出装置(12)内に挿入されている際に回転駆動装置(16)のネジ結合を形成するとともに、これによって回転駆動装置(16)を付勢した際にスピンドル止め部材(22)の推進を作動させ得るアプリケータにおいて、
    前記射出装置(12)は斜面(28,30)を備え、縦節(24,26)は対応する斜面(28,30)を介して滑動可能に取り付けられるとともに、第1の位置において回転駆動装置(16)のネジ棒(20)とネジ結合し、第2の位置においては結合が解除されることを特徴とするアプリケータ。
  2. スリーブ(14)はピストンを備えるとともに化合材料を収容し、ここでスリーブ(14)は化合材料の流出口を備えることを特徴とする請求項1記載のアプリケータ。
  3. 付勢部材(40)はスリーブ(14)の後方端部の接合面(42)に接合するとともに縦節(24,26)の押し部材として形成され、これらの縦節は回転駆動装置(16)のネジ棒(20)に対して放射方向ならびに軸方向に移動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1または2記載のアプリケータ。
  4. 回転駆動装置(16)は、ネジ棒(20)と、このネジ棒(20)とネジ結合することができる少なくとも2つの互いに対向する縦節(24,26)とを備え、これらの縦節は回転駆動装置(16)の軸に対して平行に移動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のアプリケータ。
  5. 縦節(24,26)は、回転駆動装置(16)のネジ棒(20)への結合が解除される第2の位置において回転駆動装置(16)と射出装置(12)との間のネジ結合を形成するために、射出装置(12)内にバネ支持されて取り付けられることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のアプリケータ。
  6. スリーブ(14)は外側に向いた襟形状の突起部(44)を備え、これを介して射出装置(12)内、特にそこに設けられた窪み内に固定し得ることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のアプリケータ。
  7. 複数の襟形状突起部(44)はスリーブ(14)の後方端の周囲に均等に配置され、軸方向に作用する同数の射出装置(12)の接合肩部が襟状突起部(44)に噛合するよう形成され、スリーブ(14)は射出装置(12)内に挿入して予め設定された角度回転された後固定し得ることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のアプリケータ。
  8. 前記襟形状突起部(44)は4つであることを特徴とする請求項7に記載のアプリケータ。
  9. スリーブ(14)は、付勢部材(40)の少なくとも一部をなす押し部材の圧力に対抗してバネ支持によって射出装置(12)内に挿入可能であることを特徴とする請求項に記載のアプリケータ。
  10. 回転駆動装置(16)はスピンドル止め部材(22)を備えており、これは回転駆動装置(16)のネジ棒(20)に対して回転しないように固定されることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のアプリケータ。
  11. スリーブ(14)はその後方端が射出装置(12)内に低没して収容され、特にその直径に相当する深さだけ挿入されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のアプリケータ。
  12. 射出装置(12)内に移動可能に取り付けられた縦節(24,26)は所定の斜面を備えており、その垂線は外側かつスリーブ(14)と反対の方向に向くとともに、射出装置(12)の斜め内側に向いた内面に接合するよう設定されており、その形状は斜面に対して適応しており、斜面は縦節(24,26)の長さの少なくとも一部に沿って延在することを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載のアプリケータ。
  13. 縦節(24,26)およびスリーブ(14)のバネ支持は同一の圧力バネ(32,34)によって実施されることを特徴とする請求項9に記載のアプリケータ。
  14. 射出装置(12)は前方部材(17)および後方部材(19)を備え、これらは回転関節(21)上に互いに回転可能に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載のアプリケータ。
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