JP3629736B2 - ミネラル水製造用カートリッジおよびミネラル水製造装置 - Google Patents

ミネラル水製造用カートリッジおよびミネラル水製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はミネラル水製造用カートリッジおよびミネラル水製造装置に関し、さらに詳細にいえば、水道蛇口からの原水に対してミネラルを添加するとともに、浄化処理を施して、浄化されたミネラル水を製造するためのカートリッジおよびこのカートリッジを組込んだミネラル水製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年水道蛇口からの原水に対してミネラルを添加してミネラル水を製造するための装置が提案され、製造販売されるようになってきている。
このような従来のミネラル水製造装置は、水道蛇口からの原水にミネラルを添加するためのミネラル添加用カートリッジと、浄化のための瀘過用カートリッジとを有しており、しかも、ミネラル添加用カートリッジと瀘過用カートリッジとがそれぞれ別体に構成され、それぞれ独立して所定のケーシング内に取付けられている。
【0003】
したがって、例えば、水道蛇口からの原水を先ずミネラル添加用カートリッジに供給して原水にミネラルを添加し、次いで、ミネラルが添加されたミネラル添加水を瀘過用カートリッジに供給することによりミネラル添加水を浄化し、浄化されたミネラル添加水を得ることができる。
また、カートリッジが所期の性能を発揮し得なくなったような場合には、該当するカートリッジを新しいカートリッジと交換することにより、再び十分に浄化され、かつ十分にミネラルが添加されたミネラル添加水を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のミネラル水製造装置においては、カートリッジを定期的に交換する必要があるのみならず、長期間にわたって使用しないような場合にはカートリッジを取外して冷蔵保存することが好ましい。したがって、カートリッジの取外し、取付けの頻度がかなり高くなるのであるが、その都度2個のカートリッジを取外し、取付けなければならないので、取外し、取付けに手間がかかるという不都合がある。
【0005】
また、製造上の理由、水の流れを可能な限り均一にするためのはカートリッジが円筒形であることが好ましい。しかし、円筒形のカートリッジをケーシング内に2個配置する場合には、無駄な空間がかなり生じ、空間利用効率を余り高めることができない。この結果、ミネラル水製造装置を余り小形化できないことになってしまう。
【0006】
この点に関連して、カートリッジをミネラル添加水収容タンク内に配置することも考えられるが、カートリッジは通常素手で取外し、取付けが行われるのであるから、衛生上好ましくない。
【0007】
【発明の目的】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、2つのカートリッジを一体化することによりカートリッジの着脱を容易にし、しかも空間利用効率を高めることができるミネラル水製造用カートリッジを提供することを第1の目的とし、全体として小形でコンパクトなミネラル水製造装置を提供することを第2の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1のミネラル水製造用カートリッジは、筒状の内筒と外筒との二重筒体からなり、前記内筒内にミネラル添加材層、吸着剤層の何れか一方が充填されるとともに、前記内筒と外筒との間に前記ミネラル添加材層、吸着剤層の他方が充填されることにより、前記ミネラル添加材層および吸着剤層が水流方向に関してこの順序で二重筒体に収納されてなり、さらに、前記吸着剤層には抗菌剤が含有されているミネラル水製造用カートリッジであって、前記内筒と前記外筒との間には前記ミネラル添加材層が、前記内筒内には前記吸着剤層がそれぞれ設けられているとともに、前記内筒と前記外筒との間隙の一端部と他端部に原水入口とミネラル添加水出口がそれぞれ設けられ、前記内筒の一端部と他端部にミネラル添加水入口と浄化水出口がそれぞれ設けられてなり、かつ、前記原水入口と前記ミネラル添加水入口とに逆止弁がそれぞれ設けられてなる。
【0010】
請求項2のミネラル水製造用カートリッジは、水流方向に関して前記吸着剤層の下流側に中空糸膜層が配置されており、前記ミネラル添加水入口から流入したミネラル添加水が前記吸着剤層、前記中空糸膜層をこの順に通過して前記浄化水出口から流出するものである
【0011】
請求項3のミネラル水製造装置は、本体と、この本体の所定位置に固定された請求項1または請求項2に記載のミネラル水製造用カートリッジと、原水または前記ミネラル水製造用カートリッジのミネラル添加水出口から流出したミネラル添加水を貯水するタンクと、このタンクに連結され、前記ミネラル水製造用カートリッジの原水入口に前記原水または前記ミネラル添加水を供給する第1ポンプと、前記タンクに連結され、前記ミネラル添加水入口に前記ミネラル添加水を供給する第2ポンプと、前記ミネラル水製造用カートリッジの浄化水出口に連結された吐出管とを有している。
【0012】
請求項4のミネラル水製造装置は、前記ミネラル水製造用カートリッジの原水入口側が前記本体に対して弾性リングを介して連結されているとともに、前記ミネラル添加水出口と前記浄化水出口とが、弾性リングを介してそれぞれミネラル添加水を前記タンクに導くミネラル添加水戻水管と吐出管とに着脱自在に接続されているものである。
【0013】
【作用】
請求項1のミネラル水製造用カートリッジであれば、筒状の内筒と外筒との二重筒体からなり、前記内筒内にミネラル添加材層、吸着剤層の何れか一方が充填されるとともに、前記内筒と外筒との間に前記ミネラル添加材層、吸着剤層の他方が充填されることにより、前記ミネラル添加材層および吸着剤層が水流方向に関してこの順序で二重筒体に収納されてなり、さらに、前記吸着剤層には抗菌剤が含有されているミネラル水製造用カートリッジであって、前記内筒と前記外筒との間には前記ミネラル添加材層が、前記内筒内には前記吸着剤層がそれぞれ設けられているとともに、前記内筒と前記外筒との間隙の一端部と他端部に原水入口とミネラル添加水出口がそれぞれ設けられ、前記内筒の一端部と他端部にミネラル添加水入口と浄化水出口がそれぞれ設けられてなり、かつ、前記原水入口と前記ミネラル添加水入口とに逆止弁がそれぞれ設けられてなるのであるから、従来は互いに独立していた2つのカートリッジを同心状に一体化でき、空間利用率を高めることができる。また、カートリッジを着脱する場合にも、カートリッジを1つずつ着脱する必要がなく、一体化されたカートリッジを着脱すればよいのであるから、着脱の手間を大幅に低減でき、一体化されたカートリッジを簡単に着脱できるとともに、必要な配管を施すだけで原水に対するミネラル添加および浄化を行うことができ、かつ、ミネラル添加水、浄化水の逆流を確実に阻止することができる。
【0015】
請求項2のミネラル水製造用カートリッジであれば、水流方向に関して前記吸着剤層の下流側に中空糸膜層が配置されており、前記ミネラル添加水入口から流入したミネラル添加水が前記吸着剤層、前記中空糸膜層をこの順に通過して前記浄化水出口から流出するのであるから、吸着剤層による浄化、中空糸膜層による浄化の相乗作用でミネラル添加水を十分に浄化することができる。
【0016】
請求項3のミネラル水製造装置であれば、第1ポンプによってミネラル水製造用カートリッジに供給された原水またはミネラル添加水に対してミネラルを添加した状態でミネラル添加水出口からミネラル添加水を流出させてタンクに貯水し、このタンクから第2ポンプによってミネラル水製造用カートリッジに供給されたミネラル添加水に対して浄化処理を施して浄化水出口から吐出管により吐出させることができる。
【0017】
このミネラル水製造装置は、従来は互いに独立していた2つのカートリッジを同心状に一体化したものを組み込んでいるので、全体として小形化、コンパクト化を達成できる。また、カートリッジを着脱する場合にも、カートリッジを1つずつ着脱する必要がなく、一体化されたカートリッジを着脱すればよいのであるから、着脱の手間を大幅に低減できる。
【0018】
請求項4のミネラル水製造装置であれば、前記ミネラル水製造用カートリッジの原水入口側が前記本体に対して弾性リングを介して連結されているとともに、前記ミネラル添加水出口と前記浄化水出口とが、弾性リングを介してそれぞれミネラル添加水を前記タンクに導くミネラル添加水戻水管と吐出管とに着脱自在に接続されているので、配管を液漏れがない状態で確実に達成できるとともに、カートリッジ着脱時における配管の着脱も簡単、かつ確実に達成できる。
【0019】
【実施例】
以下、実施例を示す添付図面によってこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明のミネラル水製造装置の一実施例を示す概略縦断面図である。
このミネラル水製造装置は、装置本体1の所定位置に設けられたカートリッジ2と、タンク3と、カートリッジ2、タンク3に対する配管とから構成されている。
【0020】
上記カートリッジ2は、同心の二重筒体からなり、内筒21の内部に活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂、キレート樹脂などからなる吸着材層22および中空糸膜層23とがミネラル添加水の流れ方向にこの順に配列されているとともに、内筒21と外筒24との間の空間に、麦飯石、サンゴ、大理石などからなるミネラル添加材層25が設けられている。そして、上記内筒21の内部に対するミネラル添加水入口26および上記内筒21と外筒24との間の空間に対する原水入口27が上記カートリッジ2の一方側(図1中下側)に設けられ、それぞれからの浄化水出口28,ミネラル添加水出口29が上記カートリッジ2の反対側に設けられている。また、上記吸着材層22の上流側の、ミネラル添加水入口26との接続部に吸着材フィルタ30が設けられており、上記ミネラル添加材層25の上流側の、原水入口27との接続部にミネラル添加材層25を保持するためのミネラル一次フィルタ31が、下流側の、ミネラル添加水出口29との接続部にミネラル添加材層25を保持するためのミネラル二次フィルタ32がそれぞれ設けられている。なお、上記ミネラル添加材層25には、抗菌材が添加されていてもよい。また、上記吸着材層22にも、抗菌材が添加されていてもよい。
【0021】
上記ミネラル添加水入口26,原水入口27の上流側にはそれぞれ流路35,36を有しているとともに、それぞれの流路内に液体の逆流を阻止する(特に、カートリッジ2を装置本体1から取外した場合における液体の逆流を阻止する)逆止弁37,38が設けられている。なお、上記カートリッジ2は、弾性リング39を介して装置本体1の所定位置にねじ止めされている。ただし、ねじ止めに代えてはめ込み構造、フランジ式の連結構造を採用してもよいことはもちろんである。また、上記浄化水出口28に対して、ミネラルが添加され、かつ浄化されてなるミネラル浄化水を吐出する吐出管42が弾性リング42aを介して接続されている。もちろん、上記装置本体1は、上記流路35,36とそれぞれ連通されるミネラル添加水送水流路40、原水送水流路41を有している。
【0022】
また、以上の構成から明らかなように、この実施例のカートリッジは、従来は別体であったミネラル添加用のカートリッジと浄化用のカートリッジとを同心状に一体化した構成であるから、カートリッジ全体として、従来のカートリッジよりも著しく小形化でき、空間利用効率を高めている。
上記タンク3は、装置本体1の所定位置に設けられており、上記ミネラル添加水出口29との間がミネラル添加水戻水管43で連通されている。そして、図示しない操作スイッチにより動作される吐出用ポンプ44が介在された上記ミネラル添加水送水流路40が接続されているとともに、循環用ポンプ45が介在された上記原水送水流路41が接続されている。なお、図1には図示していないが、図示しない水道蛇口からの原水をタンク3に導くための原水供給管路が設けられている。ただし、この原水供給管路を設ける代わりに、図示しない容器などを用いて原水をタンク3に供給するようにしてもよい。また、上記ミネラル添加水戻水管43は、弾性リング43aを介して上記ミネラル添加水出口29に接続されている。ただし、タンク3の材質としては、例えば、抗菌樹脂などの抗菌性材料を用いることが好ましく、また、タンク3内の紫外線照射装置などの殺菌装置を設けることが好ましい。さらにまた、タンク3の所定位置に、ミネラル濃度を検出するミネラル濃度検出器を設けておき、ミネラル濃度が所定濃度未満である場合に循環用ポンプ45を動作させ、ミネラル濃度が所定濃度以上である場合に循環用ポンプ45を停止させることが好ましい。ただし、簡単化のために、循環用ポンプ45の動作、停止をタイマなどにより制御してもよい。また、タンク3の所定位置に液面検出器を設けておき、液面が所定高さにまで低下した場合に、吐出用ポンプ44を強制的に停止させることが好ましい。
【0023】
また、以上から明らかなように、タンク3−原水送水流路41(循環用ポンプ45)−流路36−原水入口27−ミネラル添加材層25−ミネラル添加水出口29−ミネラル添加水戻水管43−タンク3によりミネラル添加・循環ラインが構成され、タンク3−ミネラル添加水送水流路40(吐出用ポンプ44)−流路35−ミネラル添加水入口26−吸着材層22−中空糸膜層23−浄化水出口28−ミネラル添加水入口吐出管42により浄化・吐出ラインが構成されている。
上記の構成のミネラル水製造装置の作用は次のとおりである。
【0024】
先ず、タンク3の所定量の原水を供給し、図示しない操作スイッチを操作して循環用ポンプ45を動作させることにより、タンク3内の原水を上記ミネラル添加・循環ラインにしたがって循環させ、タンク3内の水中のミネラル濃度を高める。即ち、原水がミネラル添加材層25を通過することによりある程度のミネラルが添加され、ミネラルが添加された原水(以下、ミネラル添加水と称する)がミネラル添加材層25を通過することにより再びミネラルが添加され、ミネラル濃度が上昇する。そして、図示しないタイマにより循環用ポンプ45の動作が停止され、または図示しないミネラル濃度検出器により循環用ポンプ45の動作が停止されれば、タンク3にはある程度のミネラル濃度のミネラル添加水が収容されていることになる。
【0025】
その後は、図示しない操作スイッチを操作することにより吐出用ポンプ44を動作させれば、ミネラル添加水が上記浄化・吐出ラインにしたがって外部に取り出される。なお、ミネラル添加水は、吸着材層22においてカルキ臭、カビ臭、有機物などが吸着され、続く中空糸膜層23において雑菌、鉄サビなどの微小な不純物が除去されるので、最終的に、ミネラルが添加され、かつカルキ臭、カビ臭、有機物、雑菌、鉄サビなどが除去されたミネラル浄化水を外部に取り出すことができる。
【0026】
また、タンク3内のミネラル添加水の量が減少した場合、またはミネラル添加水がなくなった場合には、再び上記の一連の動作を行わせればよい。
さらに、長期間の使用によりミネラル添加能力がある程度以上低下し、および/または浄化能力がある程度以上低下した場合には、カートリッジ2とミネラル添加水戻水管43、吐出管42との連結を外し、代わりに新たなカートリッジ2を装置本体1に装着し、ミネラル添加水戻水管43、吐出管42を連結することにより、再びミネラル添加水を製造できる状態になる。したがって、一体化されたカートリッジ2の取外し、装着を行うだけで簡単にカートリッジ2を交換することができ、カートリッジ交換のための作業の手間を大幅に低減することができる。もちろん、カートリッジ2とタンク3とが別体で配置されているのであるから、カートリッジ2の交換時にタンク3内のミネラル添加水を汚すおそれが全くない。また、カートリッジ2の交換時に、逆止弁37,38により水の逆流が阻止されているので、カートリッジ交換時における水漏れを確実に防止することができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の発明は、ミネラル添加材層および吸着剤層を二重筒体に同心状に収納することにより、従来は互いに独立していた2つのカートリッジを同心状に一体化して、空間利用率を高めることができ、また、カートリッジを着脱する場合にも、カートリッジを1つずつ着脱する必要がなく、一体化されたカートリッジを着脱すればよいのであるから、着脱の手間を大幅に低減できるという特有の効果を奏する。さらに、請求項1の発明は、一体化されたカートリッジを簡単に着脱できるとともに、必要な配管を施すだけで原水に対するミネラル添加および浄化を行うことができるという特有の効果を奏する。さらに、請求項1の発明は、ミネラル添加水、浄化水の逆流を確実に阻止することができ、ひいてはカートリッジ交換時の水漏れを確実に阻止することができるという特有の効果を奏する。
【0028】
請求項2の発明は、吸着剤層による浄化、中空糸膜層による浄化の相乗作用でミネラル添加水を十分に浄化することができるという特有の効果を奏する。
【0029】
請求項3の発明は、従来は互いに独立していた2つのカートリッジを同心状に一体化したものを組み込んでいるので、全体として小型化、コンパクト化を達成でき、また、カートリッジを着脱する場合にも、、カートリッジを1つずつ着脱する必要がなく、一体化されたカートリッジを着脱すればよいのであるから、着脱の手間を大幅に低減できるという特有の効果を奏する。
【0030】
請求項4の発明は、配管を液漏れがない状態で確実に達成できるとともに、カートリッジ着脱時における配管の着脱も簡単、かつ確実に達成できるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のミネラル水製造装置の一実施例を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 カートリッジ
3 タンク 21 内筒
22 吸着材層 23 中空糸膜層
24 外筒 25 ミネラル添加材層
26 ミネラル添加水入口 27 原水入口
28 浄化水出口 29 ミネラル添加水出口
35,36 流路 37,38 逆止弁
39,42a,43a 弾性リング 42 吐出管
43 ミネラル添加水戻水管路 44 吐出用ポンプ
45 循環用ポンプ

Claims (4)

  1. 筒状の内筒と外筒との二重筒体からなり、前記内筒内にミネラル添加材層、吸着剤層の何れか一方が充填されるとともに、前記内筒と外筒との間に前記ミネラル添加材層、吸着剤層の他方が充填されることにより、前記ミネラル添加材層および吸着剤層が水流方向に関してこの順序で二重筒体に収納されてなり、さらに、前記吸着剤層には抗菌剤が含有されているミネラル水製造用カートリッジであって、前記内筒と前記外筒との間には前記ミネラル添加材層が、前記内筒内には前記吸着剤層がそれぞれ設けられているとともに、前記内筒と前記外筒との間隙の一端部と他端部に原水入口とミネラル添加水出口がそれぞれ設けられ、前記内筒の一端部と他端部にミネラル添加水入口と浄化水出口がそれぞれ設けられてなり、かつ、前記原水入口と前記ミネラル添加水入口とに逆止弁がそれぞれ設けられてあることを特徴とするミネラル水製造用カートリッジ。
  2. 水流方向に関して前記吸着剤層の下流側に中空糸膜層が配置されており、前記ミネラル添加水入口から流入したミネラル添加水が前記吸着剤層、前記中空糸膜層をこの順に通過して前記浄化水出口から流出する請求項1に記載のミネラル水製造用カートリッジ。
  3. 本体と、この本体の所定位置に固定された請求項1または請求項2に記載のミネラル水製造用カートリッジと、原水または前記ミネラル水製造用カートリッジのミネラル添加水出口から流出したミネラル添加水を貯水するタンクと、このタンクに連結され、前記ミネラル水製造用カートリッジの原水入口に前記原水または前記ミネラル添加水を供給する第1ポンプと、前記タンクに連結され、前記ミネラル添加水入口に前記ミネラル添加水を供給する第2ポンプと、前記ミネラル水製造用カートリッジの浄化水出口に連結された吐出管とを有していることを特徴とするミネラル水製造装置。
  4. 前記ミネラル水製造用カートリッジの原水入口側が前記本体に対して弾性リングを介して連結されているとともに、前記ミネラル添加水出口と前記浄化水出口とが、弾性リングを介してそれぞれミネラル添加水を前記タンクに導くミネラル添加水戻水管と吐出管とに着脱自在に接続されている請求項3に記載のミネラル水製造装置。
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