JP3628008B2 - ビットストリーム切り替え制御方法、二次配信サーバ、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ビットストリーム切り替え制御方法、二次配信サーバ、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像や音声などビットストリームを配信する技術に関し、特にインターネットなどにおいて、複数のサーバから提供される映像や音声を初めとするビットストリームを切り替えて配信するマルチストリーム切り替え技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインターネットでの一般的な映像中継を図2により説明する。図2において、201、202、…、20mは配信サーバであり、それぞれ異なる映像を配信する。211、212、213、…、21nはクライアントであり、サーバ201、202、…、20mから配信された映像を再生する。サーバ201、…、20mとクライアント211、…、21nはネット手段220で結ばれている。ネット手段220はインターネットである。
【0003】
従来のインターネット中継では、例えばクライアント211は映像を配信する配信サーバ201へ配信要求を発行し、その配信要求に基づいて配信サーバ201がクライアント211へユニキャスト若しくはマルチキャストで映像を送り始める。ここで、クライアントから映像の配信要求を出してから映像が配信されるまでの時間が応答遅延時間である。
【0004】
一方、映像は細切れのパケットとして配信サーバ201からクライアント211へ送られる。インターネット経由の映像配信の場合、ネットワークの通信レートが変動するので、一定の速度で配信サーバ201からクライアント211へパケットが送れない場合がある。例えば、ネットワークで配信遅延が発生した場合、配信サーバ201からクライアント211へパケットが所定の時間以内に到着しなくなり、最悪の場合、クライアント211では映像再生が途切れる。
【0005】
図3は、映像再生がクライアントで途切れないようにするための従来方法を説明する図である。図3において、300はクライアントが具備するメモリバッファであり、301、302、303は配信サーバから細切れに送られてくるパケットの映像である。
【0006】
映像再生開始時、クライアントでは、キュー型のメモリバッファ300に、一旦、パケット化された映像301、302、303、…を溜める。そして、メモリバッファ300中の映像が一定量溜ったとき、すなわちメモリ蓄積量が再生開始閾値を越えたときから、メモリバッファ300中の映像を先頭から読み出し、再生し始める。配信サーバから送られてくる映像のパケットは必ずメモリバッファ経由で再生されるので、パケットが到着してメモリバッファが空にならないようにすれば、映像再生が途切れなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のインターネットでの映像中継では、クライアントはネットワークを通して配信サーバに映像を要求し、配信サーバから映像の配信を受けてからメモリバッファ経由で、再生しているため、応答遅延時間及び、映像がメモリバッファに一定量溜るまでの時間だけ、再生開始を待たざるを得なかった。特に、複数のサーバからの映像を切り替えて再生するようなマルチストリーム型の映像再生では、クライアントは映像切り替えの度に、所望の映像を配信する配信サーバに配信要求をし、配信が開始された後、映像を溜めてから映像再生を開始するので、切り替えた際に一旦画面で再生される映像がなくなりブラックアウトするなど、切り替えを境に映像が途切れ、再生が待たされるという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、インターネット中継などにおいて、クライアントが複数の配信サーバからの映像等のビットストリームを切り替えて再生する場合、切り替えの際に途切れなく、シームレスに繋がるマルチストリーム再生を可能にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明における基本的なシステム構成を図1を用いて説明する。図1において、101、102、…、10mは配信サーバであり、それぞれ異なる映像を配信する。111、112、113、…、11nはクライアントであり、配信サーバ101、…、10mから配信された映像を再生する。121、122、123、…、12nは二次配信サーバであり、配信サーバ101、…、10mから配信された映像をクライアント111、…11nへ中継する。
【0010】
配信サーバ101、…、10mと二次配信サーバ121、…、12nはネット手段130で結ばれている。また、二次配信サーバ121、…、12nとクライアント111、…、11nはネット手段131で結ばれている。ネット手段130、131は例えばインターネットであり、インターネット技術を用いたIPネットワークでもよいし、IP以外のプロトコルで通信するネットワークであっても構わない。さらに、ネット手段130は有線、無線の放送、例えばデジタル放送であっても構わない。
【0011】
二次配信サーバ12xとクライアント10x(x=1、…、n)は1対1に対応している。例えばクライアント111が、例えば配信サーバ101が配信している映像を要求する場合、まず、二次配信サーバ121へ配信要求を発行する。二次配信サーバ121は配信サーバ101へ映像要求を中継し、結果として配信サーバ101から二次配信サーバ121へ映像が配信される。二次配信サーバ121へ送られてくる映像はクライアント111へ中継され、クライアント111で映像視聴が始まる。
【0012】
ここで、クライアント111で再生している映像を、配信サーバ101にて配信される映像から、例えば配信サーバ102にて配信される映像に切り替える場合について説明する。
【0013】
クライアント111は二次配信サーバ121へ映像の切り替え要求を発行する。映像切り替え要求については、予め映像切り替えがスケジュールされているときは二次配信サーバ121でそのスケジュールを管理していてもよい。二次配信サーバ121はクライアント111からの要求若しくはスケジュールに基づき、配信サーバ102へ映像配信要求を発行する。このとき、二次配信サーバ121では、クライアント111に対する配信サーバ101からの映像配信を、少なくとも配信サーバ102からの映像配信が始まるまでは継続する。そして、配信サーバ102から映像を受け始めたなら、二次配信サーバ121は、クライアント111への配信映像を、配信サーバ101からの映像から配信サーバ102からの映像に切り替える。
【0014】
以上の処理で、映像切り替え時にクライアント111では、二次配信サーバ121との切断接続はしないので応答遅延はなく、また、メモリバッファをクリアしていないので、結果として映像が途切れることなく、配信映像が切り替えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、二、三の実施の形態について図4乃至図6により具体的に説明する。
【0016】
図4は第一の実施形態のシステム構成図である。図4において、401、402、…、40mは配信サーバであり、それぞれ異なる映像や音声を始めとするビットストリームを配信する。ここでは、映像を配信するとする。411はクライアントであり、配信された映像を再生する。421は二次配信サーバであり、配信サーバ401、402、…、40mから配信された映像をクライアント411へ中継する。441は情報サーバであり、配信サーバ401、…、40mで配信される映像に関する情報を二次配信サーバ421へ配信する。430及び431及び432はネット手段であり、それぞれ配信サーバ401、…、40mと二次配信サーバ421、二次配信サーバ421とクライアント411、情報サーバ441と二次配信サーバ421とを結ぶ。これらは、例えばインターネットである。なお、ネット手段430、431、432は同じものであっても構わない。
【0017】
二次配信サーバ421は受信部4211、配信部4212、制御部4213、スケジュールデータベース(スケジュールDB)4214を具備する。受信部4211は配信サーバ401、…、40mからの映像を受信する。配信部4212は受信部4211で受信した映像をクライアント411へ配信する。制御部4213は、受信部4211を制御し、クライアント411へ配信する映像を選択する。スケジュールDB4214はクライアント411へ配信する映像のスケジュールを管理する。
【0018】
二次配信サーバ421が、配信サーバ401、…、40mから配信される映像を、クライアント411からの要求及び情報サーバ441からの配信サーバ401、…、40mで配信される映像に関する情報に基づき、切り替える動作について説明する。
【0019】
配信サーバ401、…、40mから配信される映像が、例えばサッカーなどのスポーツ中継のマルチアングル映像であるとし、クライアント411は特定の選手Aを追い掛けて再生するようなカメラ切り替えを要求するとする。また、情報サーバ441からは、配信サーバ401、…、40mが配信している映像に映っている選手を情報として配信されているとする。
【0020】
クライアント411は、二次配信サーバ421へ、ネット手段431を通じて、配信を希望する映像に関する意味情報からなる配信要求として、選手Aを追い掛けてカメラ切り替えをしたいという要求を発行する。この要求は、二次配信サーバ421のスケジュールDB4214へ記録される。なお、クライアント411が二次配信サーバ421へ要求を発行するタイミングは中継が始まる前でも構わない。
【0021】
二次配信サーバ421では、制御部4213がスケジュールDB4214中にある要求と情報サーバ441から配信される情報に基づき、受信部4211で受信する映像を制御し選択する。例えば、情報サーバ441から配信される情報として、配信サーバ401が配信している映像に選手Aが映っていると記述されていれば、制御部4213は、受信部4211に対して、配信サーバ401からの映像の配信を受けるように制御する。受信部4211は配信サーバ401へ映像配信要求を発行し、それによって配信された映像を配信部4212へ送り、配信部4212はネット手段431を経由してクライアント411へその映像を配信する。
【0022】
次のタイミングで、情報サーバ441から配信される情報として、例えば配信サーバ402から配信される映像に選手Aが映っているという記述があれば、制御部4213の制御に基づき、受信部4211は配信サーバ402へ映像を要求する。その間も、受信部4211では、配信サーバ401からの映像の受信を続行し、配信部4212を介してクライアントへ配信し続ける。そして、配信サーバ402からの映像が配信し始めると、受信部4211は、配信サーバ402からの映像を配信部4212へ送り始め、同時に配信サーバ401へ切断要求を発行する。
【0023】
なお、受信部4211で、配信サーバ401、…、40mから配信されている映像を常時全て受信していても構わない。その場合、受信部4211は、切り替えの度に所望の配信サーバに映像配信要求や切断要求を発行せずに、制御部4213の制御に基づき出力映像の切り替え処理を行うことになる。
【0024】
ある時点でクライアント411が得点ボードを見たいなど、予めスケジュールDB4214に設定された要求と異なる要求を発行した場合は、その要求を二次配信サーバ421の制御部4213へ映像切り替え要求として発行する。その要求に応じて、制御部4213は受信部4211を制御する。この場合も、受信部4211は上記と同様に配信映像を切り替え、配信部4212及びネット手段431を通じてクライアント411へ配信する。
【0025】
上記二次配信サーバ421の動作により、クライアント411の映像再生が途切れることなく、予め設定した条件、例えば特定の選手を追い掛けて映像切り替えをすることができ、またスケジュールに割り込んでユーザが設定する映像切り替えにも対応可能となる。
【0026】
図5は本発明の第二の実施形態のシステム構成図である。図5において、501は配信サーバであり、複数の映像(一般にはビットストリーム)をクライアントの要求に基づき切り替えて配信する。511はクライアントであり、配信された映像を再生する。541は情報サーバであり、配信サーバ501で入力される複数の映像に関する情報を配信する。531はネット手段であり、配信サーバ501とクライアント511を結ぶ。これは、例えばインターネットである。532はネット手段であり、情報サーバ541と配信サーバ501を結ぶ。これは、インターネット、その他の通信網などである。また、ネット手段531、532は同じ手段でも構わない。また、情報サーバ541と配信サーバ501は直接接続されていても構わないし、配信サーバ501の一部として情報サーバ541の機能を実現しても構わない。
【0027】
配信サーバ501は入力部5011、501m、選択部5021、配信部5022、制御部5023、スケジュールDB5024を具備する。入力部5011、5012、…、501mは、それぞれ異なる映像を入力する。選択部5021は入力部5011、…、501mから入力された複数の映像から1つの映像を出力する。配信部5022は、選択部5021で選択された映像をクライアント511へ配信する。制御部5023は、選択部5021の映像選択を制御する。スケジュールDB5024は、クライアント511へ配信する映像のスケジュールを管理する。
【0028】
図5では、クライアントは1つだけしか示していないが、複数のクライアントが配信サーバ501に接続していても構わない。この場合、選択部5021及び配信部5022が組になって複数存在し、制御部5023の制御に基づき複数のクライアントへ映像を配信する。
【0029】
図5は、図4の二次配信サーバの機能を配信サーバに組み込んだ実施形態である。以下、図5により、クライアント511の要求映像を予め配信サーバ501でスケジュールして配信する動作について説明する。
【0030】
クライアント511はネット手段531を通して配信サーバ501に映像要求を行う。映像要求では、例えば特定の選手が映っている映像を追い掛けるなどのスケジュールを指定する。スケジュールはスケジュールDB5024に記録される。制御部5023は、スケジュールDB5024中のスケジュールと情報サーバ541からネット手段532経由で配信される映像に関する情報をもとにして、選択部5021を制御し、入力部5011、…、501mから入力される映像からクライアント511へ配信する映像を選択せしめる。選択部5021で選択された映像は配信部5022からネット手段531を経由してクライアント511へ配信される。
【0031】
配信する映像を切り替えるときは、制御部5023が同様に選択部5021を制御し、入力源を入力部5011、…、501mから選択し直して、配信部4022へ送る映像を変える。これにより配信映像の切り替えが完了する。
【0032】
上記配信サーバ501の動作により、クライアント511は映像切り替え時も配信サーバ501からの映像配信を受け続けるので、再生映像が途切れることなく所望の映像切り替えが実現できる。
【0033】
図6は本発明の第三の実施形態のシステム構成図である。図6において、601、602、…、60mは配信サーバであり、それぞれ異なる映像(一般にはビットストリーム)を配信する。621はクライアントであり、配信された映像を再生する。641は情報サーバであり、配信サーバ601、602、…、60mで配信される映像に関する情報を配信する。630はネット手段であり、配信サーバ601、…、60mとクライアント621を結ぶ。631はネット手段であり、情報サーバ641とクライアント621を結ぶ。ネット手段630、631は、例えばインターネットであり、同じものであっても異なるものであっても構わない。
【0034】
図6では、クライアントは1つだけしか示していないが、複数のクライアントが配信サーバ601、…、60mに接続していても構わない。
【0035】
クライアント621は、受信部6211、復号化部6212、表示部6213、制御部6214、設定部6215、スケジュールDB6216を具備する。受信部6211は配信サーバ601、…60mからの映像を受信する。復号化部6212は、配信された映像を復号化する。この復号化部6212にはメモリバッファを含む。表示部6213は復号化された映像を表示する。制御部6214は受信部6211を制御し、該クライアント621へ配信される映像を選択する。スケジュールDB6216は該クライアント621へ配信される映像のスケジュールを管理する。設定部6215はユーザによるスケジュールの設定を行うものである。
【0036】
図6は、図4の二次配信サーバの機能をクライアントに組み込んだ実施形態である。以下、図6により、配信サーバ601、…、60mから配信される映像をクライアント621でスケジュールして再生する動作について説明する。
【0037】
クライアント621では、まず、ユーザが設定部6215で再生映像のスケジュールを設定する。例えば、配信サーバ601、…、60mから配信される映像がスポーツ中継のマルチアングル映像であるとき、特定の選手が映っている映像を追い掛けるなどのスケジュールを設定する。設定したスケジュールはスケジュールDB6216に記録する。制御部6214は、スケジュールDB6216のスケジュールと情報サーバ641からネット手段631経由で配信される情報に基づき、受信部6211を制御し、受信する映像を選択する。
【0038】
例えば、情報サーバ641から配信されている情報として、配信サーバ601から配信される映像に所望の選手が映っていると記述されていれば、制御部6214は、受信部6211に対して、配信サーバ601からの映像の配信を受けるように制御する。受信部6211は、配信サーバ601へ映像の配信要求を発行し、配信サーバ601から配信された映像を復号化部6212に送る。復号化部6212は、受信部6211から送られた映像をバッファリング処理及び復号化処理を施し、表示部6213で再生する。
【0039】
次のタイミングで、情報サーバ641から配信される情報として、配信サーバ602から配信される映像に所望の選手が映っているという記述があれば、制御部6214の制御に基づき、受信部6211は配信サーバ602へ映像を要求する。その間も、受信部6211では、配信サーバ601からの映像の受信を続行し、復号化部6212へ送り続ける。そして、配信サーバ602からの映像が配信し始めると、受信部6211は、配信サーバ602からの映像を復号化部6212へ送り始め、配信サーバ601へ切断要求を発行する。復号化部6212はメモリバッファをクリアせずにバッファリング処理、復号化処理を行う。
【0040】
なお、受信部6211では、配信サーバ601、…、60mから配信されている映像を常時全て受信していても構わない。その場合、受信部6211は、切り替えの度に所望の配信サーバに映像配信要求や切断要求を発行せずに、出力映像の切り替え処理を行うことになる。
【0041】
ある時点で、ユーザが直接、例えば配信サーバ60mから配信される映像を見たいなど、予め設定した要求と異なる要求を設定部6215で設定した場合は、その要求を制御部6214へ切り替え要求として発行する。制御部6214は、その要求に応じて受信部6211を制御する。この場合も、受信部6211は上記と同様に受信映像を切り替え、復号化部6212で所定の処理を施した後、表示部6213で再生する。
【0042】
上記クライアント621の動作により、クライアントにおいて再生映像が途切れることなく所望の映像切り替えが実現できる。
【0043】
なお、図4乃至図6において、情報サーバが、各配信サーバから配信されている映像に関する情報を、二次配信サーバやクライアント等の制御部に提供する方法は任意の方法でよいが、簡単には、例えば、各配信サーバから配信される映像をオペレータが観測して、その映像に関する記述を情報サーバに入力し、これを情報サーバから提供する情報とすればよい。
【0044】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものでないことは云うまでもない。また、図4乃至図6で説明した二次配信サーバ、配信サーバあるいはクライアント内の処理機能は、コンピュータで実行可能なプログラムとして、あらかじめコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フロッピーディスク、CD−ROM、メモリカードなどに記録して提供することも可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、配信サーバから配信される複数の映像を、一旦クライアントに対応する二次配信サーバで受け、該二次配信サーバがクライアントからの要求と情報サーバからの情報に基づき、複数の配信サーバからの配信映像をシームレスに切り替え、クライアントへ配信することにより、クライアントでは、二次配信サーバから配信されている映像を再生し続けているだけで、映像切り替えが完了し、結果として、映像再生が途切れることなく、映像切り替えができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における基本的システム構成図を示したものである。
【図2】従来の技術を用いたシステム構成図を示したものである。
【図3】クライアントでの映像再生について説明するための図である。
【図4】本発明の第一の実施形態のシステム構成図を示したものである。
【図5】本発明の第二の実施形態のシステム構成図を示したものである。
【図6】本発明の第三の実施形態のシステム構成図を示したものである。
【符号の説明】
401、402、…、40m 配信サーバ
411 クライアント
421 二次配信サーバ
4211 受信部
4212 配信部
4213 制御部
4214 スケジュールDB
430、431、432 ネット手段
441 情報サーバ
501 配信サーバ
5011、5012、…、501m 入力部
5021 選択部
5022 配信部
5023 制御部
5024 スケジュールDB
511 クライアント
531、532 ネット手段
541 情報サーバ
601、602、…、60m 配信サーバ
621 クライアント
6211 受信部
6212 復号化部
6213 表示部
6214 制御部
6215 設定部
6216 スケジュールDB
630、531 ネット手段
641 情報サーバ

Claims (3)

  1. 複数の配信サーバから配信されるビットストリームを二次配信サーバが受信し、二次配信サーバが、受信したビットストリームを切り替えてクライアントに配信するためのビットストリーム切り替え制御方法であって、
    前記二次配信サーバは、
    クライアントから配信を希望するビットストリームに関する意味情報からなる配信要求を受信して記憶し、
    情報サーバから、各配信サーバで配信されるビットストリームに関する情報を受信し、
    前記情報サーバからの情報に、ある配信サーバ(以下、第1の配信サーバ)で配信しているビットストリームに前記クライアントから配信要求された情報を含むことが記述されていれば、第1の配信サーバへ配信要求を発行し、該第1の配信サーバからのビットストリームを受信して前記クライアントへ配信し、
    その後、前記情報サーバからの情報に、別の配信サーバ(以下、第2の配信サーバ)で配信しているビットストリームに前記クライアントから配信要求された情報を含むことが記述されていれば、第2の配信サーバへ配信要求を発行すると共に、前記第1の配信サーバからのビットストリームの受信を続行して前記クライアントへの配信を続け、前記第2の配信サーバからビットストリームの受信を開始すると、前記第1の配信サーバからのビットストリームと途切れなく繋げて、前記第2の配信サーバからのビットストリームの前記クライアントへの配信を開始し、同時に前記第1の配信サーバへ切断要求を発行する、
    ことを特徴とするビットストリーム切り替え制御方法。
  2. ビットストリームを配信する複数の配信サーバと、前記配信サーバからのビットストリームを再生するクライアントとの間に、前記クライアントと一対一に対応して配置して用いる二次配信サーバであって、
    各配信サーバからのビットストリームを受信する受信手段と、前記受信手段で受信したビットストリームを前記クライアントへ配信する配信手段と、クライアントからの配信を希望するビットストリームに関する意味情報からなる配信要求を記憶する手段と、情報サーバから各配信サーバで配信されるビットストリームに関する情報を受信して、前記クライアントから配信要求された情報と前記情報サーバからの情報に基づき、前記受信手段を制御して該受信手段から前記配信手段へ転送するビットストリームを切り替える制御手段とを具備し、
    前記制御手段は、
    前記情報サーバからの情報に、ある配信サーバ(以下、第1の配信サーバ)で配信しているビットストリームに前記クライアントから配信要求された情報を含むことが記述されていれば、前記受信手段を制御して、第1配信サーバへ配信要求を発行し、該第1の配信サーバからのビットストリームを受信して前記配信手段へ転送せしめ、
    その後、前記情報サーバからの情報に、別の配信サーバ(以下、第2の配信サーバ)で配信しているビットストリームに前記クライアントから配信要求された情報を含むことが記述されていれば、前記受信手段を制御して、第2の配信サーバへ配信要求を発行すると共に、前記第1の配信サーバからのビットストリームの受信を続行して前記配信手段への転送を続け、前記第2の配信サーバからのビットストリームの受信を開始すると、前記第1の配信サーバからのビットストリームと途切れなく繋げて、前記第2の配信サーバからのビットストリームの前記配信手段への転送を開始し、同時に前記第1の配信サーバへ切断要求を発行せしめる、
    ことを特徴とする二次配信サーバ。
  3. 請求項1に記載のビットストリーム切り替え制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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