JP3627563B2

JP3627563B2 - Vehicle hood lock structure

Info

Publication number: JP3627563B2
Application number: JP6675799A
Authority: JP
Inventors: 広道芹沢
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1999-03-12
Filing date: 1999-03-12
Publication date: 2005-03-09
Anticipated expiration: 2019-03-12
Also published as: JP2000264253A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンルーム内に熱交換器を有する車両のフードロック構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図４および図５はエンジンルームの概略構成を示す車両側面図である。
エンジンルーム１のフード１０は、その裏面に設けられたストライカ１１がフードロック機構４に係合されることにより閉状態でロックされる。フードロック機構４は、車幅方向に延在するラジコアアッパー（正確にはラジエータコアサポートアッパー）３Ｕの前側取付部３ａに設置され、取付部３ａはファーストクロスメンバ２にフードロックステー５を介して支持される。ファーストクロスメンバ２には空調用コンデンサ６が、ラジコアアッパ／ロア３Ｕ，３Ｌにはラジエータ７がそれぞれ支持され、ラジエータ７の後方にはエンジンファン８およびファンシュラウド９が設けられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上述の構成では、フードロック機構４がラジコアアッパー３Ｕの前部、つまり車両の最前部に取り付けられているため、フード１０の車両前方への突出量が多くなるという問題がある。
【０００４】
本発明の目的は、エンジンフードの車両前方への突出量を少なくすることが可能な車両のフードロック構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態を示す図１に対応づけて説明すると、本発明は、熱交換器７と、熱交換器７の後部に設けられる送風ファン８と、送風ファン８を覆うファンシュラウド９とをエンジンルーム１内に配置し、エンジンルーム１のフード１０を閉状態でロックするフードロック機構４を設けた構造に適用される。そして、熱交換器７をダイナミックダンパとして機能させるように弾性体２０で支持し、ファンシュラウド９を熱交換器７に固設し、さらに、フードロック機構４をファンシュラウド９に取り付け、熱交換器７に加えてフード１０をダイナミックダンパとして機能させることにより上記問題点を解決する。
請求項２の発明による車両のフードロック構造は、フードロック機構４をファンシュラウド９の背面部に設けたことを特徴とする。
請求項３の発明による車両のフードロック構造は、フードロック機構４のロック解除レバー４Ｌをフード１０の先端まで延在させていることを特徴とする。
【０００６】
なお、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【０００７】
【発明の効果】
請求項１に記載の本発明によれば、エンジンルームのフードをロックするフードロック機構をファンシュラウドに取り付けるようにしたので、従来のようにフードロック機構を車両最前部に設ける場合と比べてフードの前方への突出量を短くできる。また、ダイナミックダンパとして機能するように熱交換器が弾性体を介してエンジンルームに設置され、フードロック機構を取り付けたファンシュラウドが熱交換器に固設されているため、熱交換器にファンシュラウド・フードの重量がかかり、熱交換器のダイナミックダンパとしての働きが大きくなり、車体を介して車両乗員に伝わるエンジンの振動を低減できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図１はエンジンルームの概略構成を示す車両側面図であり、図４と同様の構成要素には同一の符号を付してある。
エンジンルーム１に配置される空調用コンデンサ６は、ファーストクロスメンバ２に支持され、その直ぐ後方にラジエータ７が上部をラジコアアッパー３Ｕ’に、下部をラジコアロア３Ｌにそれぞれ支持されて配置される。これらのコンデンサ６およびラジエータ７が熱交換器を構成する。ラジエータ７には、エンジンファン（送風ファン）８を覆うようにファンシュラウド９が螺着され、ファン８によって吸引される空気が効率よくコンデンサ６およびラジエータ７を順に通過するようになっている。
【０００９】
本実施の形態では、フードロック機構４がファンシュラウド９の上部に取付部３１を介して固着されるとともに、それに伴ってフード１０側のストライカ１１も従来と比べて車両後方の位置に設けられる。したがって、フードロック機構４をラジコアアッパー３Ｕ’の前部に設ける必要がなく、図４に示す取付部３ａおよびステー５を廃止できるので、従来構成と比べてフード１０の前方への突出量をＬだけ短くできる。
【００１０】
本実施の形態では、ラジエータ７・エンジンファン８・ファンシュラウド９だけでなく、フード１０を含めてダイナミックダンパとして機能させることができる。ダイナミックダンパとは、エンジンのアイドル時における振動を減衰して、エンジンの振動が車体を介して車両乗員に伝わることを低減するものである。ダイナミックダンパは重量が大きいほど減衰効果が大きいものである。ラジエータ７はその上下部分がそれぞれラジコアアッパー３Ｕ’およびラジコアロア３Ｌに弾性体２０を介して支持されており、ラジエータ７にエンジンファン８・ファンシュラウド・フード１０が設けられている。これらラジエータ７・エンジンファン８・ファンシュラウド９・フード１０の振動における周波数をｆ，質量をｍ，弾性体２０のばね定数をｋとすると、次の関係が成り立つ。
【数１】

【００１１】
従来は上式のｍがラジエータ７の質量のみであるため、比較的ばね定数ｋの低い弾性体２０が用いられており、そのためラジエータ振動時の上下ストローク量は比較的大きい。上下ストローク量が大きいと、その分ラジエータ７の上下部分の空間を上下に広く確保する必要があるため、エンジンルーム１内における空間使用効率が悪い。これに対して本実施の形態では、フードロック機構４がファンシュラウド９に設けられファンシュラウド９がラジエータ７に設けられているため、フード１０が閉じているときには、ラジエータ７にエンジンファン８・ファンシュラウド９・フード１０の重量がかかるため、ｍを従来よりも大きくすることができる。したがって、それに応じてばね定数ｋの高い弾性体２０を用いることができ、ラジエータ７の上下ストローク量は小さくなる。その結果、ラジエータ７の上下部に確保すべき空間を従来よりも狭くすることができ、エンジンルーム１内の空間効率の向上が図れる。
【００１２】
なお、フードロック機構４に連結されたロック解除レバー４Ｌは、ラジエータ７およびコンデンサ６とフード１０との間を通ってフード先端まで達しており、そのレバー操作により従来と同様にフードの開放が可能となる。フードロック機構４のレバー４Ｌ以外の構成は従来と同様である。
【００１３】
図２および図３は他の実施の形態を示し、図１と同様の構成要素には同一の符号を付してある。
本実施形態のファンシュラウド９０はラジエータ７の支持部材を構成し、その奥行き（車両前後方向の長さ）が従来のものと比べて長くされる。ファンシュラウド９０の背面にはエンジンファン８が挿通される開口９１が形成されるとともに、その周囲に空気抜け孔９２が形成されている。またシュラウド背面の一部分が後方に膨出した膨出部９３とされ、その頂部に設けられた取付部９３ａにロック機構４が取り付けられている。
【００１４】
ファンシュラウド９０の上面前側には、左右一対の取付部９４が突設されるとともに、中央部にラジエータ支持用の切欠き９５が形成され、ファンシュラウド９０の下面には、前側中央部に取付部９６が突設されるとともに、左右にラジエータ支持用の孔９７が形成されている。ファンシュラウド９０にラジエータ７を支持させるには、ラジエータ７の下面に突設された一対のボス７ａをシュラウド下面の一対の孔９７に弾性体２０を介して挿通固定し、次いでラジエータ７の上面に突設されたボスをシュラウド上面の切欠き９５に弾性体２０を介して挿通固定する。このようにしてラジエータ７と一体化されたファンシュラウド９０をエンジンルーム１内に挿入し、シュラウド上面の一対の取付部９４をラジコアアッパー５３Ｕにねじ止めし、さらにシュラウド下面の取付部をラジコアロア５３Ｌにねじ止めする。
【００１５】
なお、フードロック機構４から引き出されたフードオープナーケーブル４Ｃは、車室内のフードオープナーレバー（不図示）に連結され、そのレバー操作によりロックが解除され、さらにロック解除レバー４Ｌの操作によりフード１０の開放が可能となる。
【００１６】
本実施の形態によれば、先の実施の形態と同様にフードロック機構４がファンシュラウド９０の上部に固着されているので、フード１０の前方への突出量を短くできる。また、ラジエータ７がファンシュラウド９０に支持されているので、ラジエータ７およびシュラウド９０を予めアッセンブリ化してエンジンルーム１内に組込むことができ、組立作業効率の向上が図れる。
【００１７】
なお、フードロック機構のファンシュラウドへの取付方法は上述のものに限定されず、例えばシュラウドの上面に適当な取付部材を介して取り付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るフードロック構造の一実施形態を車両側方から見た図。
【図２】他の実施の形態のフードロック構造を車両側方から見た図。
【図３】図２のファンシュラウド９０を示す斜視図。
【図４】従来のフードロック構造を車両側方から見た図。
【図５】従来のフードロック機構の取付構造を示す斜視図。
【符号の説明】
１エンジンルーム
２ファーストクロスメンバ
３Ｕラジコアアッパー
４フードロック機構
６空調用コンデンサ
７ラジエータ
８エンジンファン
９，９０ファンシュラウド
１０フード
１１ストライカ
２０弾性体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hood lock structure for a vehicle having a heat exchanger in an engine room.
[0002]
[Prior art]
4 and 5 are vehicle side views showing a schematic configuration of the engine room.
The hood 10 in the engine room 1 is locked in a closed state by the striker 11 provided on the back surface of the hood 10 being engaged with the hood lock mechanism 4. The hood lock mechanism 4 is installed in a front mounting portion 3a of a radio core upper (exactly a radiator core support upper) 3U extending in the vehicle width direction. The mounting portion 3a is connected to the first cross member 2 via a hood lock stay 5. Supported. An air conditioning condenser 6 is supported on the first cross member 2, and a radiator 7 is supported on each of the radio core upper / lower 3 U and 3 L. An engine fan 8 and a fan shroud 9 are provided behind the radiator 7.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described configuration, since the hood lock mechanism 4 is attached to the front portion of the radio core upper 3U, that is, the foremost portion of the vehicle, there is a problem that the amount of protrusion of the hood 10 toward the front of the vehicle increases.
[0004]
The objective of this invention is providing the hood lock structure of the vehicle which can reduce the protrusion amount of the engine hood ahead of the vehicle.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
Referring to FIG. 1 showing an embodiment, the present invention relates to a heat exchanger 7, a blower fan 8 provided at the rear of the heat exchanger 7, and a fan shroud 9 covering the blower fan 8. The present invention is applied to a structure provided with a hood lock mechanism 4 that is disposed in the room 1 and locks the hood 10 of the engine room 1 in a closed state. The heat exchanger 7 is supported by an elastic body 20 so as to function as a dynamic damper, the fan shroud 9 is fixed to the heat exchanger 7, and the hood lock mechanism 4 is attached to the fan shroud 9 . in addition to the 7 to solve the more the problems in the functioning of the hood 10 as a dynamic damper.
The hood lock structure for a vehicle according to the invention of claim 2 is characterized in that the hood lock mechanism 4 is provided on the back surface portion of the fan shroud 9.
A hood lock structure for a vehicle according to a third aspect of the invention is characterized in that the lock release lever 4L of the hood lock mechanism 4 extends to the tip of the hood 10 .
[0006]
In the section of the means for solving the above-described problem to explain the configuration of the present invention, the drawings of the embodiments are used for easy understanding of the present invention, but the present invention is thereby limited to the embodiments. It is not something.
[0007]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the hood lock mechanism for locking the hood in the engine room is attached to the fan shroud, the hood lock mechanism is provided as compared with the conventional case where the hood lock mechanism is provided at the forefront of the vehicle. The forward protrusion amount of the can be shortened. In addition, a heat exchanger is installed in the engine room via an elastic body so that it functions as a dynamic damper, and a fan shroud with a hood lock mechanism is fixed to the heat exchanger. -The weight of the hood is increased, and the function as a dynamic damper of the heat exchanger is increased, and the vibration of the engine transmitted to the vehicle occupant via the vehicle body can be reduced.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a vehicle side view showing a schematic configuration of an engine room, and the same components as those in FIG. 4 are denoted by the same reference numerals.
The air-conditioning condenser 6 disposed in the engine room 1 is supported by the first cross member 2, and immediately behind the radiator 7 is disposed with the upper part supported by the radio core upper 3U 'and the lower part supported by the radio core lower 3L. These condenser 6 and radiator 7 constitute a heat exchanger. A fan shroud 9 is screwed onto the radiator 7 so as to cover an engine fan (blower fan) 8 so that air sucked by the fan 8 efficiently passes through the condenser 6 and the radiator 7 in order.
[0009]
In the present embodiment, the hood lock mechanism 4 is fixed to the upper portion of the fan shroud 9 via the mounting portion 31, and accordingly, the striker 11 on the hood 10 side is also provided at a position on the rear side of the vehicle as compared with the conventional case. Therefore, it is not necessary to provide the hood lock mechanism 4 at the front portion of the radio core upper 3U ′, and the mounting portion 3a and the stay 5 shown in FIG. 4 can be eliminated. Can be shortened by L.
[0010]
In the present embodiment, not only the radiator 7, the engine fan 8, and the fan shroud 9 but also the hood 10 can be functioned as a dynamic damper. The dynamic damper attenuates vibrations when the engine is idle to reduce transmission of the engine vibrations to the vehicle occupant via the vehicle body. The dynamic damper has a greater damping effect as the weight increases. The upper and lower portions of the radiator 7 are respectively supported by the radiator core upper 3U ′ and the radiator core lower 3L via elastic bodies 20, and the radiator 7 is provided with an engine fan 8, a fan shroud, and a hood 10. When the frequency in the vibration of the radiator 7, the engine fan 8, the fan shroud 9, and the hood 10 is f, the mass is m, and the spring constant of the elastic body 20 is k, the following relationship is established.
[Expression 1]

[0011]
Conventionally, since m in the above formula is only the mass of the radiator 7, the elastic body 20 having a relatively low spring constant k is used. Therefore, the amount of vertical stroke at the time of radiator vibration is relatively large. When the vertical stroke amount is large, the space in the upper and lower portions of the radiator 7 needs to be widened up and down accordingly, so that the space use efficiency in the engine room 1 is poor. In contrast, in the present embodiment, since the hood lock mechanism 4 is provided in the fan shroud 9 and the fan shroud 9 is provided in the radiator 7, when the hood 10 is closed, the radiator 7 has an engine fan 8 and a fan. Since the weight of the shroud 9 and the hood 10 is applied, m can be made larger than before. Accordingly, the elastic body 20 having a high spring constant k can be used accordingly, and the vertical stroke amount of the radiator 7 is reduced. As a result, the space to be secured in the upper and lower portions of the radiator 7 can be made narrower than before, and the space efficiency in the engine room 1 can be improved.
[0012]
The lock release lever 4L connected to the hood lock mechanism 4 passes between the radiator 7 and the condenser 6 and the hood 10 and reaches the hood tip. By operating the lever, the hood can be opened as before. It becomes. The configuration other than the lever 4L of the hood lock mechanism 4 is the same as the conventional one.
[0013]
2 and 3 show other embodiments, and the same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals.
The fan shroud 90 of the present embodiment constitutes a support member for the radiator 7 and has a depth (length in the vehicle front-rear direction) that is longer than that of the conventional one. An opening 91 through which the engine fan 8 is inserted is formed on the rear surface of the fan shroud 90, and an air vent hole 92 is formed around the opening 91. A part of the rear surface of the shroud is a bulging portion 93 that bulges rearward, and the lock mechanism 4 is attached to an attachment portion 93a provided on the top.
[0014]
A pair of left and right mounting portions 94 project from the front side of the upper surface of the fan shroud 90, and a notch 95 for supporting the radiator is formed at the center portion. A mounting portion is provided at the front center portion of the lower surface of the fan shroud 90. 96 protrudes and a radiator supporting hole 97 is formed on the left and right. In order to support the radiator 7 on the fan shroud 90, a pair of bosses 7 a projecting from the lower surface of the radiator 7 are inserted and fixed to the pair of holes 97 on the lower surface of the shroud through the elastic body 20, and then the upper surface of the radiator 7. The protruding boss is inserted and fixed to the notch 95 on the upper surface of the shroud through the elastic body 20. The fan shroud 90 integrated with the radiator 7 in this manner is inserted into the engine compartment 1, the pair of mounting portions 94 on the upper surface of the shroud are screwed to the radio core upper 53U, and the mounting portion on the lower surface of the shroud is further mounted on the radio core lower 53L. Screw on to.
[0015]
The hood opener cable 4C pulled out from the hood lock mechanism 4 is connected to a hood opener lever (not shown) in the passenger compartment, the lock is released by operating the lever, and the hood 10 is operated by operating the lock release lever 4L. Opening is possible.
[0016]
According to the present embodiment, since the hood lock mechanism 4 is fixed to the upper part of the fan shroud 90 as in the previous embodiment, the forward protrusion amount of the hood 10 can be shortened. Further, since the radiator 7 is supported by the fan shroud 90, the radiator 7 and the shroud 90 can be assembled in advance and incorporated into the engine room 1, thereby improving the assembling work efficiency.
[0017]
Note that the method of attaching the hood lock mechanism to the fan shroud is not limited to the above-described method, and for example, the hood lock mechanism may be attached to the upper surface of the shroud via an appropriate attachment member.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view of an embodiment of a hood lock structure according to the present invention as viewed from the side of a vehicle.
FIG. 2 is a view of a hood lock structure according to another embodiment as viewed from the side of the vehicle.
3 is a perspective view showing the fan shroud 90 of FIG. 2. FIG.
FIG. 4 is a view of a conventional hood lock structure as viewed from the side of the vehicle.
FIG. 5 is a perspective view showing a mounting structure of a conventional hood lock mechanism.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Engine room 2 First cross member 3U Radi core upper 4 Hood lock mechanism 6 Air-conditioning condenser 7 Radiator 8

Engine fan

9, 90 Fan shroud 10 Hood 11 Strike 20 Elastic body

Claims

A heat exchanger, a blower fan provided at the rear of the heat exchanger, and a fan shroud covering the blower fan are disposed in the engine room, and a hood lock mechanism is provided for locking the hood in the engine room in a closed state. The heat exchanger is supported by an elastic body so as to function as a dynamic damper, the fan shroud is fixed to the heat exchanger, the hood lock mechanism is attached to the fan shroud, A hood lock structure for a vehicle, wherein the hood functions as a dynamic damper in addition to the exchanger .

The hood lock structure for a vehicle according to claim 1, wherein the hood lock mechanism is provided on a back surface portion of the fan shroud.

The hood lock structure for a vehicle according to claim 1, wherein an unlock lever of the hood lock mechanism extends to a tip of the hood.