JP3626455B2 - ロータリ−タービン内燃エンジン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃エンジン(内燃機関)に関し、特にロータに固定されたアクスル回りで揺動させる作動部材を有するロータリ・エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
公知のロータリ・エンジンは、ロータを備え、このロータは、複数の放射状の縦方向ポストと、当該ロータの外径領域内にスイベルを介して取り付けられると共にガイド手段と接触するキャリヤをそれぞれが有する複数の縦方向ブレードとを含んでおり、当該ロータは両横壁によって両端面が制限されると共にインレット開口部及びアウトレット開口部を有する円筒状ボディ内に位置決めされおり、作動チャンバーが、縦方向ブレードの外面、前記ボディの円筒状面、並びに、前記ボディの両横壁によって画成されている。同軸状の従動シャフトが、付加的な複数の放射状ポストと前記ロータの作動ブレードと関節式に連結された複数のベルクランクとを有して設けられている。[1]
エンジン内の空気は、カムが隣接するブレードの関節の従動節ロータによって転がされる際、ロータの隣接するブレードの回転と前記ポスト回りの従動シャフトの回転とによって圧縮される。
【0003】
この公知の発明の欠点は補助の従動シャフトの存在であり、更にそれは駆動シャフト回転角度に対して可変速度で回転しており、この装置の構造を複雑にしている。留意されるべきことは、この解決策において、数多くの内燃エンジンにおけるようにブレードの外側(ピストン式内燃エンジンにおけるシリンダの一方側)のみが作動サイクルに関与していることである。作動サイクルの観点から、ブロード下方のスペースが利用されていない。
【0004】
この欠点は別の技術的解決策、即ちロータリ内燃エンジンで削除されており、そのロータリ内燃エンジンはロータを備え、そのロータは、当該ロータの回転軸線に沿ったその外径領域内で該ロータ上にスイベルを介して取り付けられた複数の縦方向フラップであり、それらフラップ各々の両側に配列されたスペースを相互に分離する複数の縦方向フラップを含んで、当該ロータが前記フラップ各々のキャリヤと接触する閉じた長円形状ガイドが配置された端面壁を有する円筒状ボディ内に据え付けられており、更に当該ロータは、前記フラップの両側に配置されたスペース間のガス交換用の導管と含む。フラップの端面表面と隣接ポストの面とは接合し、相互に接触し、フラップ各々が作動スペースから圧縮スペースを分離している。吸入開口部及び排気開口部が設けられている。[2][3]
有益であるこの解決策の特徴は、フラップの両側がエンジンの作動サイクルに関与していることであり、一方側が圧縮スペース壁として関与し、他方が作動スペース壁として関与している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この技術的解決策は多数の実質的な欠点を有する。キャリヤがフラップの端面表面上の円筒状ピンの形態で形成されている。この結果、そうした構成では、ロータ壁のスリットやボディ壁のスリットを通じてガス漏れが常に生ずることになる。フラップ壁を厚くすることによってこうした漏洩を削減する特許[2]及び[3]での試みは、作動スペース及び圧縮スペースの体積の減少となる。
【0006】
キャリヤ・ピンがフラップに固定され(フラップの一体的物として形成)且つエンジンへの作動力の伝達がこうしたピンを介して実行されると云う事実の結果、それらピンのデザインはより強力としなければならず、そしてそれらは必ずフラップの両側に位置決めされなければならない。さもなければ、もしピンが一方側だけに位置決めされるのであれば、それらピンは相当より大きく形成されなければならず、その結果として漏洩が増大されることになる。更には、そうしたピンがフラップ端面の一方側に配置される場合、フラップは歪みや焼き付きによって影響される可能性があり、そしてエンジン故障すら生じ得る。ピンを強化すると共に、サイズ増大でフラップの剛性を増大することもここでは受け入れることができず、それがエンジンの作動体積の低減を生ずるからである。
【0007】
別の欠点は、キャリヤが高温度領域内に配置されるエンジンの場合、それを充分には冷却できず、そして、キャリヤ−ガイド溝の摩擦対に対する受け入れ可能な条件が提供できない。
【0008】
[2]及び[3]に開示された解決策の非常に重要な欠点は、ボディの端面壁上における溝の形態で形成された、キャリヤに対するガイドが複雑な形状を有することである。次の事柄はそうした溝で生ずることである。a)エンジン・ロータ回転の充分な高周波数を達成することが実質的に不可能である。b)溝表面の高精度製造及び高品質を達成することが技術的に困難である。このパーツが形成されるべき材料は、一方において、容易に加工され且つ衝撃負荷を被る観点から充分な可鍛性がなければならず、そして、他方において、溝−キャリヤ対での連続摩擦の条件下で長期にわたって作動できるように非常な高硬度を有する必要性がある。
【0009】
本発明の目的は、そうした形状のガイドを製作することであり、即ち、その上でのキャリヤの移動に良好な平滑性を提供する一方で、高品質の作動表面を伴っての製造が簡単であるような形状のガイドを製作することである。
【0010】
本発明の付加的な目的は、温度や潤滑特性に関してキャリヤ−ガイド対に対する標準作動条件を創り出し、そして更に、(ターボ効果の使用による)廃ガスの排気中に獲得される反作用力も加わったエンジン・ロータに対するトルクを獲得することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的は、ロータを具備し、このロータは、これの回転軸線に沿ったその外径領域内にスイベルを介して該ロータに取り付けられると共に各々の両側にそれぞれ配置されたスペースを相互に分離する複数の縦方向フラップを有し、また、これらフラップの各キャリヤに接触する閉ガイドがその上に配列されている端部壁を有する円筒状ボディ内に位置決めされており、前記フラップの両側に配置されたスペース間のガス交換用の導管を更に具備するロータリ-タービン内燃エンジンにおいて、前記ボディの端面壁上に配置された前記ガイドは、環状ガイドとして形成され、その縦方向軸線が前記ロータの回転軸線に対して偏心して設定されており、また、端面壁を有する前記ロータに対して、各キャリヤが前記壁の外部に位置決めされたクランク形態で形成されると共に、フラップと強固に連結されて、前記クランク及び前記フラップ・スイベルの回転軸線が一致するように為され、そして、前記クランクの第2端が前記ガイドと接触していることを特徴とするロータリ-タービン内燃エンジンにより、解決される。
【0012】
本発明は、前記ボディの端面壁上に配置された前記ガイドが環状に形成され、その縦方向軸線が前記ロータの回転軸線に対する偏心して設定され、前記ガイドが当該ガイドと同軸状であると共に前記ボディの端面壁上に位置決めされた浮動リング内に形成され得る、例えばその浮動リングの端面まで延在する溝の形態で形成され得ると云う点で新規性がある。
【0013】
更には、本発明は以下の特徴を具備し得る:
a)前記ロータの第2の端面が前記ボディの前記第2端面壁と直接触するように形成されており、その端面壁にはフラップ下方のスペースと接続する吸入開口部が設けられていると共に前記ガス交換導管のインレット及びアウトレットをも設けられており、前記ガス交換導管の前記インレットが前記ロータの回転軸線との間の最小距離領域内で前記フラップ下方の前記スペースに向かい合わせで配置されており、前記導管の前記アウトレットが前記フラップ上方の前記スペースに向かい合わせで配置されており、前記吸入開口部が前記ロータの回転軸線に対して前記ガイド断面の最大変位領域内における角位置に配置されており、前記ガス交換導管の前記インレット及びアウトレットと排気開口部とが前記ロータの回転軸線に対して前記ガイド断面の最小変位領域内における角位置に配置されていること;
b)前記ロータリ-タービン内燃エンジンが前記ボディの前記端面壁を介して相互に対向する2つの単一エンジンから成るユニットとして形成されており、前記端面壁がそれらロータの前記端面各々と直接触しており、前記ロータのシャフトが強固に相互連結されており、それら両ボディの前記端面壁が前記ユニットにおける単一端面壁を形成し、前記2つのエンジンにおける前記ガイドの縦方向軸線相互の偏心が前記ロータの回転軸線に関して向かい合わせとなるような方向へ向けられていること;
c)既存する前記スペースと連通する付加的スペースが前記フラップ各々の下方における前記ロータ壁上に形成されており、前記ガス交換導管インレットと連通する貫通開口部が前記付加的なスペースの壁内に形成されていること;
d)前記ボディの前記端面壁上の前記ガス交換導管における前記インレットが前記ロータの回転方向とは反対方向へ向けられている弧状溝を有すること;
e)前記ロータがその外径に沿って壁に対する接線方向開口部を有すること、例えば壁内に形成されたスロット・ノズルの形態で有すること;
f)前記吸入開口部がアーチ状に形成されて、前記ロータの回転方向と反対方向へ延在していることである。
【0014】
前記ガイドを環状に形成することは、こうしたエンジンにおける前記ロータの回転周波数を最大限に高めることを可能とし、そうした周波数は、前記ガイド断面のローリング動の平滑性や前記ガイドの作動表面の特性によって達成される。硬度及びコーティングに関する表面層の高い表面仕上げや品質を製造する点における高精度はこの場合においては容易に確保される。
【0015】
環状ガイドの縦方向軸線を前記ロータの回転軸線に対しての偏心して設定することは、技術に関して最も簡単であるガイドを使用すると、フラップの循環的な回転を提供する。ロータ回転軸線に対する偏心して位置決めされたガイド上に転がる対応したキャリヤを用いる各フラップは、その外側を介して、エンジンの1完全回転にわたって、該フラップ上の空気の圧縮と熱ガスの膨張とを実行し、該フラップの内側で空気の吸入、その僅かな予備圧縮、この予備圧縮空気のフラップの上方スペースへの吹き込みを為すべく転送、このスペース内での更なる圧縮のために該スペースの空気での充填のそれぞれを実行する。ロータの1完全回転において、前記フラップはツーストローク・エンジンの完全サイクルを実行することを可能としている。前記ロータの1回転でのそうした完全サイクル数は該ロータ上に設けられたフラップ数と同等となる。
【0016】
前記環状ガイドを、当該ガイドと同軸状であると共に前記ボディの端面壁上に配置させた浮動リング状に形成することは、このリングの円形回転の結果、該リングの新領域でさえ、キャリヤの第2端部との接触を可能として、その耐用年数を高める。ボディに対する浮動リングの回転はキャリヤ端部及びガイドの相対速度を低減する。更には、浮動リングは優れたダンパーである。ガイドとなる環状溝はこのリング内に容易に形成される。
【0017】
各キャリヤをロータ側壁の外側に位置決めされたクランク形態に形成して、該クランクの一方端がガイド溝と接触することで、クランク自体及びガイド接触点の双方が比較的低い温度の領域内に配置されることとなって、この箇所に信頼性あるオイル冷却を組織することを可能としている。そうした構成において、ロータの側壁は高温度領域を信頼性をもってカバーする。
【0018】
強固にクランクをフラップに連結して、それらの回転軸線が、フラップからクランクへ実行されるトルクがスイベル・シャフトを介して伝達され、該シャフトは容易にシールされる。このアセンブリを強化することは、スイベルの実質的な強化でさえエンジン・スペースにおける作動体積の最小限の低減を生ずるために困難なことではない。ロータの一方側に配置された複数クランクから成るシステムを介して大きなトルクを伝達できることは、ボディの第2壁を解放し、それをエンジンにとって非常に重要である他の目的のために使用することを可能としている。
【0019】
ロータの第2端面をボディの端面壁と直接触させることで、ボディの第2端面壁がフラップ各々の上方及び下方のスペースの一部となり、それ故に、必要とされる作動領域や、その壁上のガス交換導管のインレット及びアウトレットをも有する吸入開口部を形成することを容易としている。
【0020】
ロータの回転軸線との間の最小距離領域内においてフラップ下方のスペースと向かい合わせにガス交換導管インレットを配列すること、そのアウトレットをフラップ上方のスペースと向かい合わせに配列すること、吸入開口部をロータ回転軸線に対するガイド断面の最大シフト領域内における角位置に回転すること、そして、ガス交換導管のインレット及びアウトレットと排気開口部とを回転軸線に対するガイド断面の最小シフト領域内に配列することで、ここで提案されたエンジンの選択されたサイクル動作、即ちツーストローク・サイクルを実行することが可能である。
【0021】
ロータの端面を直に接触させるボディの端面壁によって相互に対向する2つのエンジンから成るユニットを形成し、ロータ・シャフト相互を強固に連結することで、ユニットの単一端面壁が獲得される。ユニットのそうした単一端面壁を有し、該単一端面壁が単一総体を構成している2つのロータと接触し、これらエンジンのガイドの縦方向軸線における偏心をロータ回転軸線に関して向かい合わせになる方向に向かわせ、2つのロータの実質的に平衡化したシステムが提供される。このシステムにおいて、エンジンの動作中に生ずる一方のロータの強制された不均衡はフラップの移動によって生ずる他方ロータの反対方向に向けられた強制不均衡によって補償される。更には、ワンケル・エンジンにおけるような2つのフライホィール−平衡錘を据え付ける必要性は回避される。
【0022】
フラップ各々の下方のロータ壁上に付加的なスペースを設け、そのスペースが既存スペースと連通すると共にロータ壁の貫通開口部を有し、該開口部がガス交換導管インレットと連通することでスペースが形成され、そのスペースによってフラップ下方のスペース内の予備圧縮圧力が調整され得る。この圧力はエンジンの動作的展開中に選択されなければならず、その際、この圧力としてはエネルギーが消費されるので最小限にすべきであるが、フラップ上方のスペースからの廃ガスの保証された吹き込みと、清浄空気での充填とを提供するには充分であることを考慮する 。
【0023】
ガス交換導管をロータの回転方向とは反対方向に向けられた弧状溝を具備するボディの端面壁上に設けることは、フラップ下方のスペース内の予備圧縮圧力を調整することを可能としている。これが可能となることは、吹き込みのための空気がより低い空気圧を有する領域から初期的に取り出されると云う事実の観点からである。
【0024】
ロータのその外径上に接線方向開口部を有する壁を設けることで、これら開口部を通る熱ガスの吹き込み中にもたらされる反作用力によってロータに対するトルクを獲得することも可能となり、即ち、タービン効果を用いる可能性や、熱ガスの大気圧までの殆ど完全な拡張を有する可能性がある。タービン効果は接線方向開口部がスロット・ノズルの形態で形成されている場合に高められる。
【0025】
吸入開口部を、吸入領域の増大を伴って、アーチ状に形成すると共にロータ回転方向とは反対方向へ延在させることで、吹き込みのために圧縮空気がフラップ下方のスペースから吸い出された直後に吸入が開始され得るが、これはフラップ下方には負圧が何等なく(真空)、これに対するエネルギーの消費が何等必要とされないことを意味する。
【0026】
【本発明の実施の形態】
ロータリ・タービン内燃エンジンは、複数の縦方向フラップ2を有するロータ1を備え、これら縦方向フラップは、ロータの回転軸線に沿った該ロータ1の外径領域内にスイベル3を用いて装着されている。各フラップ2は、フラップ下方のスペース5とフラップ上方のスペース6とを相互に分離している。ロータ1は、円筒状ボディ7内に取り付けられ、その端面壁8上にはフラップ2のキャリヤ10と接触する閉じた環状ガイド9が配列されている。ガイド9の縦方向軸線11は、ロータ1の回転軸線4に対して偏心して「e」して取り付けられている。この実施の形態において、ガイド9の縦方向軸線11はロータ1の回転軸線4に対して垂直方向上方にシフトされているが、エンジンにとって偏心の方向は全く重要ではない。前記ボディ7の第2端面壁は、ロータ1の端面13と直接触する取付自在なカバー12の形態で形成され、ロータ1の回転軸線4に対してガイド9の断面の最大シフト領域内における角位置に配置されると共にフラップ2下方のスペース4に接続された吸入開口部14を有する。この吸入開口部14はロータ1の回転方向とは反対方向にアーチ状となって延在され得る。スペース4及び5間のガス交換を実行する導管15もカバー12内に設けられている。このガス交換導管15のインレット16はロータ1の回転軸線4からの最小距離領域内でフラップ2下方のスペース5に向かい合わせに位置決めされており、そしてアウトレット17はフラップ2上方のスペース6に向かい合わせに位置決めされている。そこにおいて、ガス交換導管15のインレット16及びアウトレット17は、ロータ1の回転軸線4に対するガイド9の断面の最小シフト領域内における角位置に配置されている。ロータ1の他方の端面には端面壁18が設けられている。スイベル3に関してフラップ2を回転させる役割を果たすそのフラップに対応するキャリヤ10は壁18から外れて配置されたクランク19の形態で形成され、スイベル3の領域内でフラップ2と強固に連結されて、クランク19及びフラップの双方がスイベル3の軸線20回りに回転できるようになっている。ガイド9はクランク19の別の端部21と接触している。この環状ガイド9は、該ガイドと同軸状であり、且つ、ボディ7の端面壁8上に強固に装着された耐磨耗性の適合ブッシュ24における内径に対して位置決めされた浮動リング23内の溝22の形態で形成されている。この環状溝22は2つの環状作業面25及び26を有し、これらがクランク19の端部21と接触している。オイル・スペース27がロータ1の壁18とボディ7の端面壁8との間に形成されている。浮動リング23下方の適合ブッシュ24内にオイル搬送ポート28が配列されている。このポート28は、オイル供給システムと結合されているボディ7のオイル搬送ポート29と結合されている。ロータ1の回転軸線4に対するガイド9の断面における最小シフト領域内におけるボディ7上の角位置に排気開口30が配置されている。スパークプラグ31がボディ7上に内部に入るように取り付けられて、スペース6と向かい合っている。このプラグは、ロータ1の回転軸線4に対するガイド9の断面の最大シフト領域内における角位置に取り付けられている。
【0027】
2つのエンジンが一体的なユニットとして容易に配列される。この一体ユニットにおいて、2つの個別エンジンはそれぞれのカバー2によって相互に対向し、この場合のそれらカバーは一体的な端面壁32を形成する。これら2つのエンジンのガイド9における縦方向軸線11の各偏心(距離)「e」は、ロータ1の回転軸線4に関して向かい合うような方向(又は背中合わせとなるような方向)に向けられている。このユニットは共通オイル・スペース33を有し、その2つのロータは1つの共通シャフト34を有する。一体的な端面壁32内に2つの吸入開口部14が形成され、それら吸入開口部には左右のエンジン内へ空気を供給する放射状入力導管35がそれぞれ伴われている。
【0028】
スペース5と連通すると共に、その壁上にガス交換導管15のインレット16と連通する貫通開口部38を有する付加的なスペース37は、各フラップ2下方における、ロータ1の壁36上に形成され得る。
カバー12上のガス交換導管のインレット16には、ロータの回転方向とは反対方向に向かう弧状溝39を設けられ得る。
ロータ1はその外径上に壁40が設けられ得て、該壁内には複数の接線方向開口部41が例えばスロット・ノズルの形態で形成さている。
【0029】
また環状ガイド9は、特にボディ7の端面壁8上の環状溝42の形態(図1)での最も単純な方法で形成され得る。
【0030】
エンジンは以下のようにして動作する。
フラップ2が最上位位置にある際、吸入開口部14を介しての大気がフラップ2下方のスペース5内へ入り、そしてロータが回転すると、空気の予備圧縮が生ずる。最大予備圧縮はロータ1が半回転すると生ずる。フラップ2が最上位位置の領域内にある際、フラップ2上方のスペース6内の空気は最大級に圧縮される。その瞬間、燃料がスペース6内へ注入され、その燃焼が生じ、そして、高エネルギーを有するガス混合物がフラップ2に作用し始め、フラップ2上方のスペース6内の体積を増大する。ロータ1が半回転すると、その瞬間に内部で圧縮された空気を含むスペース5がガス交換導管15のインレット16に向かい合う位置となり、そしてこの空気が導管15を介すると共にそのアウトレット17を通じて、その瞬間に最大体積とその結果としての最大圧力とを有しているスペース6に入る。廃ガスはスペース6から押し出されて、そのスペースはスペース5からの清浄空気で満たされる。追い出されるガスは排気開口部30を介して大気中へ排出される。ロータ1の更なる回転に及んで、スペース6内の空気の圧縮が始まり、最大に圧縮された空気は最上位点に配置される。大気がアーチ状吸入開口部14を介してスペース5内へ引き入れられる。フラップ2が再度、最上位点となり、作動サイクルが繰り返される。1つのエンジンに比較的に多数のフラップがあるので、ロータの1回転中におけるサイクル数はロータ上にあるフラップと同数である。
【0031】
その外径上に壁40を伴うロータ1において、最下位位置であるロータ1で吹き込みを被るスペース6からのガスとその吹き込みを実行すると共にスペース5から来る空気とは、壁内に接線方向開口部41へ向けられて、ロータに「タービン」効果を創り出して、ロータに対する付加的なトルクを獲得する。
【0032】
カバー13を介して相互に対向すると共にそうした場合に一体的な端面壁32を形成する2つのエンジンから成るユニットは、それらのロータが回転する際、それらの強制された不均衡が対向(又は反対)方向へ向くように作動して、2つのロータから成る実質的に平衡化されたシステムが獲得される。こうして、例えばワンケル・エンジンのように、2つのフライホィール−平衡錘を据え付ける必要性が回避される。
【0033】
各フラップ2下方におけるロータ1の壁36上に形成されると共に、ガス交換導管15のインレット16と連通する貫通開口部38を有する付加的スペース37は、その体積によって、フラップ2下方のスペース5内で生ずる予備圧縮を制御する。ガス交換導管15のインレット16で始まってロータ1の回転方向とは反対の方向へ向けられたカバー13上の弧状溝39は同一機能を果たす。
【0034】
こうして、環状ガイドはクランクが該環状ガイドの高品質の作動面上で平滑に移動することを可能とし、それがロータ回転の充分な高周波数を獲得することを可能としている。以上に提供された例から明らかなように、廃ガスを吹き飛ばし、作動スペースを清浄空気で充填し、更には予備圧縮を有する優れたシステムを有するツーストローク・エンジンのサイクルは容易に実行される。
【0035】
ロータ上の外部壁上における接線方向開口部は、該ガスのそれら開口部を通過する流出に基づく速度までロータを駆動することを可能としている。よって、エンジンのタービン段が付加的なトルクを創り出しているように見える。こうした状況を考慮して、本発明の名称はロータリ−タービン・エンジンとなる。
【0036】
参考文献:
1.ソ連邦発明者証第1518555号、IPC F 02B 53/00、1989年発行
2.米国特許第5261365号、NPC 123−241、1993年発行
3.米国特許第5345905号、NPC 123−241、1994年発行
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、B−B線に沿って切り取られた、提案されたエンジンの縦断面図を示し、ガイドがボディの端面壁上における環状溝として示されている。
【図2】図2は、B−B線に沿って切り取られた前記エンジンの縦断面図を浮動リング形態の環状ガイドを伴って示す。
【図3】図3は、フラップ領域におけるA−A線に沿って切り取られた前記エンジンの横断面図を示す。
【図4】図4は、クランク領域におけるC−C線に沿って切り取られた前記エンジンの横断面図を示す。
【図5】図5は、エンジン・ユニットの縦断面図を示す。
【図6】図6は、D−D線に沿って切り取られた前記エンジンの横断面図を示し、スロット・ノズル形態の接線方向開口部を有する壁がロータ外径に沿って形成されている。

Claims (9)

  1. ロータを具備し、このロータは、これの回転軸線に沿ったその外径領域内にスイベルを介して該ロータに取り付けられると共に各々の両側にそれぞれ配置されたスペースを相互に分離する複数の縦方向フラップを有し、また、これらフラップの各キャリヤに接触する閉ガイドがその上に配列されている端部壁を有する円筒状ボディ内に位置決めされており、前記フラップの両側に配置されたスペース間のガス交換用の導管を更に具備するロータリ-タービン内燃エンジンにおいて、前記ボディの端面壁上に配置された前記ガイドは、環状ガイドとして形成され、その縦方向軸線が前記ロータの回転軸線に対して偏心して設定されており、また、端面壁を有する前記ロータに対して、各キャリヤが前記壁の外部に位置決めされたクランク形態で形成されると共に、フラップと強固に連結されて、前記クランク及び前記フラップ・スイベルの回転軸線が一致するように為され、そして、前記クランクの第2端が前記ガイドと接触していることを特徴とするロータリ-タービン内燃エンジン。
  2. 前記環状ガイドは、該環状ガイドと同軸状であると共に前記ボディの端面壁上に配置された浮動リング内に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
  3. 前記ロータの第2の端面は、前記ボディの前記端面壁と直接触するように形成されており、この端面壁にはフラップ下方のスペースと接続する吸入開口部が設けられていると共に前記ガス交換導管のインレット及びアウトレットをも設けられており、前記ガス交換導管の前記インレットが前記ロータの回転軸線との間の最小距離領域内で前記フラップ下方の前記スペースに向かい合わせで配置されており、前記導管の前記アウトレットが前記フラップ上方の前記スペースに向かい合わせで配置されており、前記吸入開口部が前記ロータの回転軸線に対して前記ガイド断面の最大変位領域内における角位置に配置されており、前記ガス交換導管の前記インレット及びアウトレットと排気開口部とが前記ロータの回転軸線に対して前記ガイド断面の最小変位領域内における角位置に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
  4. 前記ロータリ-タービン内燃エンジンは、前記ボディの前記端面壁を介して相互に対向する2つのエンジンから成るユニットとして形成されており、前記端面壁がそれらエンジンにおけるロータの前記端面各々と直接触しており、前記ロータのシャフトが強固に相互連結されており、それらエンジンにおける両ボディの前記端面壁が前記ユニットにおける単一端面壁を形成し、前記2つのエンジンにおける前記ガイドの縦方向軸線相互の偏心が前記ロータの回転軸線に関して向かい合わせとなるような方向へ向けられていることを特徴とする、請求項1に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
  5. 既存する前記スペースと連通する付加的スペースが、前記フラップ各々の下方における前記ロータ壁上に形成されており、また、前記ガス交換導管インレットと連通する貫通開口部が、前記付加的スペースの壁内に形成されていることを特徴とする、請求項1或は3に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
  6. 前記ボディの前記端面壁上の前記ガス交換導管における前記インレットは、前記ロータの回転方向とは反対方向へ向けられている弧状溝を有することを特徴とする、請求項1もしくは3に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
  7. 前記ロータは、これの外径に沿って接線方向開口部を有する壁を具備することを特徴とする、請求項1に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
  8. 前記接線方向開口部は、スロット・ノズルとして形成されていることを特徴とする、請求項1もしくは7に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
  9. 前記吸入開口部は、アーチ状に形成されて、前記ロータの回転方向と反対方向へ延在していることを特徴とする、請求項1もしくは3に記載のロータリ-タービン内燃エンジン。
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