JP3626051B2 - 巻上装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は吊り荷を吊り上げるワイヤロープを巻き取る巻ドラムを備え、ワイヤロープにより吊り荷を上下させる電動ホイスト等の巻上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動ホイスト等に使用される巻上装置として図5、図6に示すものがある。図5は巻上装置の断面図であり、図6は安全装置の断面図である。図において、1は駆動モータであり、中心部の1aが出力軸である。2は減速機であり、内部の歯車は平歯車で構成されており、駆動モータ1の出力軸1aの回転が減速機入力軸2aに入力されて複数の歯車で減速し、出力軸2bに減速された回転を出力する。3は駆動モータ1の出力軸1aの回転を減速機入力軸2aに伝達する中間軸、4aは駆動モータ1の出力軸1aと中間軸3との間の継手、4bは中間軸3と減速機入力軸2aの間の継手、5は巻ドラムであり、減速機2の出力軸2bに連結されている。6は装置を固定するためのフレームである。7は電磁ブレーキであり、停止状態では駆動モータ1の回転を拘束し、電圧が加えられると駆動モータ1が回転できるように拘束を開放する構成である。8は巻ドラム5に巻き取られ、吊り荷を吊り下げて上下させるワイヤロープ、10はワイヤロープ8に吊り荷が吊り下げられた状態で駆動モータ1の回転力が伝達されない状態になったとき、あるいは電磁ブレーキ7がきかなくなったときに吊り荷の落下を防止する安全装置である。
【0003】
このように構成された巻上装置において電源が供給され、巻上げまたは巻下げの信号が入力されると、電磁ブレーキ7が開放され、同時に駆動モータ1が回転し、継手4a、中間軸3、継手4bを経由して減速機2の減速機入力軸2aが回転し、減速機2において減速され、出力軸2bから巻ドラム5に減速された回転力により巻ドラム5が回転してワイヤロープ8の巻き取り、巻き戻しが行われて吊り荷が上下する。停止信号が入力されると駆動モータ1への電源が停止して電磁ブレーキ7が駆動モータ1を拘束し、ドラム5の回転が停止する。
【0004】
安全装置10の詳細構造は図6に示す通りである。図において、11は安全装置のフレーム、減速機入力軸2aは減速機2を貫通させた状態に配置されている。13はロック機構であり、減速機入力軸2aの先端部に取付部材13aが装着され、ロック片13bが支え軸13cに回動自在に装着されている。14はロック片13bを内側に引き寄せておくコイルばね、15はロック板リング15bを一体に形成した第一のロック板であり、片面の回転方向に斜面を突出させた傾斜突部15aが設けられている。16は第二のロック板であり、第一のロック板15の傾斜突部15aと対向して傾斜突部16aが設けられ、フレーム11に固定されている。17は減速機入力軸2aには軸方向に前後に移動可能であり、回転方向には減速機入力軸2aと一体に回転するようにはめ込まれたブレーキ板、18はフレーム11に皿ばね19を介して装着された摩擦板である。
【0005】
安全装置10のロック片13bを内側に引き寄せておくコイルばね14の引張力は、減速機入力軸2aが通常の正常な回転速度のときには、ロック片13bに生じる遠心力によって広がることがなく、通常の回転速度を越えて高速で回転したときにロック片13bが遠心力により外周側に広がるように設定されており、駆動モータ1から巻ドラム5の駆動系に異常が発生し、高速で回転したときにロック片13bが遠心力により外周側に広がり、ロック板リング15a内面を押し付け、第一のロック板15がロック機構13と一体で回転するように構成されている。
【0006】
このような安全装置を装備した巻上装置において、駆動モータ1の回転力が巻ドラム5に伝達されなくなって吊り荷が自由落下する状態が発生すると、減速機入力軸2aが通常の回転速度よりも早く回転し、安全装置10は、図7に示すようにロック片13bは遠心力によって外周側に開き、第一のロック板15のロック板リング15bの内面にロック片13bの先端が当接し、第一のロック板15と一体となって回転し、図7(b)のように傾斜突部15aが第二のロック板16の傾斜突部16aに接触し、斜面を摺動して、図7(c)のように第一のロック板15と第二のロック板16の間が広がり、第一のロック板15は減速機2側に押し付けられ、減速機入力軸2aに装着されているブレーキ板17に接触し、ブレーキ板17がフレーム11に固定され皿ばね19によって押圧された摩擦板18との間に挟まれ、ブレーキ板17に制動力が働いて回転が阻止され、減速機入力軸2aが停止して巻ドラム5が停止し、吊り荷の落下が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように構成された従来の電気ホイスト等の巻上装置では、吊り荷が吊り下げられた状態において駆動モータ1と巻ドラム5の間の駆動系に異常が生じたときに吊り荷の落下事故を防止する安全装置10は、減速機入力軸2aの回転速度が通常の回転速度よりも高速で回転した場合に動作するようになっているので、電磁ブレーキ7のブレーキ板のすべりが大きくなった状態、減速機2の歯車の部分的折損、あるいは巻ドラム5と減速機2の出力軸2bの結合の不具合等のような異常な状態のときに、入力軸2aが高速回転に至らないで吊り荷が緩やかに落下して安全装置が動作せず、吊り荷の落下が防止できないという問題点があった。
【0008】
この発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、巻上装置の巻ドラムに回転力を伝達する中間軸、減速機および継手等の不具合、電磁ブレーキの不具合など吊り荷が緩やかに落下する場合にも吊り荷の落下が防止できる巻上装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る巻上装置は、駆動モータの回転速度を減速して巻ドラムに回転力を与える減速機に加えて、駆動モータの出力軸と巻ドラムの間に、上記減速機と減速比が同一であり、通常状態では駆動モータの駆動力が伝達されないで空転するように歯車の噛み合わせを調整したウォーム歯車方式の補助減速機を設けたものである。
【0010】
この発明の請求項2に係る巻上装置は、請求項1の構成の補助減速機のウォーム軸を軸方向の限定された範囲で移動可能に支承し、吊り荷荷重によりウォーム軸に働くスラスト荷重の方向の反対方向の軽い押圧力を与えて位置決めする押圧手段を備えた構成としたものである。
【0011】
この発明の請求項3に係る巻上装置は、請求項1の構成の補助減速機のウォーム軸は、軸方向の限定した範囲で移動可能に支承し、吊り荷荷重によりウォーム軸に働くスラスト荷重の方向の反対側に位置決めする軽い押圧力を与える押圧手段を備え、ウォーム軸に働くスラスト荷重の方向の反対方向の軽い押圧力を与えて位置決めする押圧手段を備え、スラスト荷重が作用したときのウォーム軸の移動方向の一端側の先端部に凸部を設け、ウォーム軸の一端側の軸受部にはウォーム軸先端部の凸部が入り込む凹部を設けた構成としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
実施の形態1の構成図を図1、図2、図3に示す。図1は巻上装置の断面図、図2は図1のA−A矢視図である。図3は補助減速機の歯車の噛み合い状況の説明図である。図において、駆動モータ1、減速機2、中間軸3、継手4a、4b、巻ドラム5、フレーム6、電磁ブレーキ7、ワイヤロープ8は従来の構成と同一または同一機能を有する部分である。20は駆動モータ1と巻ドラム5の間に配置されたウォーム歯車方式の補助減速機であり、駆動モータ1の出力軸1aに第一の歯車を装着した平歯車部21と、巻ドラム5の端部に直結されたウォーム歯車部22およびウォーム軸軸受部23とで構成されている。
【0013】
補助減速機20の具体的な構成を示す図3(a)は軸方向から見た正面図、図3(b)は側面図、図3(c)はウォーム歯車部の平面図である。平歯車部21は、第一の歯車21a、第二の歯車21b、第三の歯車21c、第四の歯車21d、第三の歯車21cと第四の歯車21dを支承する第一の歯車軸21eで構成されている。ウォーム歯車部22は、第五の歯車22a、ウォーム22b、ウォーム22bを支承するウォーム軸22c、ウォーム歯車22dで構成され、ウォーム歯車22dは巻ドラム5に直結した構成である。第一の歯車21a、第二の歯車21b、第三の歯車21cは平歯車であり、第四の歯車21dと第五の歯車22aは回転力の伝達方向を直角方向に転換するために歯の角度45度のねじ歯車に形成されている。
【0014】
巻上装置が正常な状態では巻ドラム5が減速機2により駆動されるように、補助減速機20は、減速機2の減速比と同一の減速比に構成し、ウォーム22bとウォーム歯車22dの噛み合い位置は駆動力が伝達されないように、ウォーム軸22cの端部とウォーム軸軸受部23のベアリングとは、数mm程度の限定された範囲で移動可能に支承し、通常状態では駆動系に異常がある場合に働くスラスト荷重の方向の反対側に偏らせて空転する状態に調整して組み立てられている。
【0015】
このように巻上装置を構成することにより、正常な運転状態では、駆動モータ1の回転力は減速機2により減速され、巻ドラム5を回転させて吊り荷を上下させる回転力として伝達され、補助減速機20は巻ドラム5の回転に追随して回転力が伝達されない状態で空転する。吊り荷を吊り下げた状態において、減速機2あるいは駆動モータ1と減速機2との間の駆動系に異常が生じた場合、例えば駆動モータ1と減速機2の間の継手4aまたは4bの部分において滑りが生じて空転するような場合では、駆動モータ1の回転力が減速機2に伝達されず、吊り荷の重量により巻ドラム5が緩やかに逆転する状態が発生するが、従来の構成では安全装置10が動作せず吊り荷が落下する状態になるが、この実施の形態1の図1の構成では、駆動モータ1と減速機2の間の駆動系の回転に遅れが生じ、補助減速機20のウォーム22bとウォーム歯車22dが噛み合い、補助減速機20から巻ドラム5に回転力が与えられる状態になり、吊り荷の落下が防止できる。
【0016】
電磁ブレーキ7のブレーキ板の磨耗が激しくなり滑りが大きくなった場合など制動力が少なくなったり、なくなったりした状態では、駆動モータ1が停止すると巻ドラム5は吊り荷の重量によって逆転し吊り荷は落下することとなるが、補助減速機20を設けたことにより、吊り荷により巻ドラム5に作用する回転力はウォーム歯車のセルフロック作用により、巻ドラム5が逆転することがなく、電磁ブレーキ7の制動力が働かなくても吊り荷の落下が防止できる。ウォーム歯車22dは巻ドラム5に直結された構成としているので、駆動系に異常があった場合には確実には停止させることができる安全性の高い巻上装置になる。
【0017】
また、ウォーム軸22cの端部のウォーム軸軸受部23のベアリングとの嵌合部は、数mm程度の限定された範囲で移動可能に支承され、駆動系に異常がある場合に働くスラスト荷重の方向の反対側に偏らせて組み立てられ、補助減速機20を通常の運転状態において空転させる状態に組み立てられている。
【0018】
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1の補助減速機20のウォーム軸22cの支承部分の構成をウォーム歯車部22の空転する状態が調整することなく確保され、駆動モータ1と減速機2の間に異常が生じた場合に巻ドラム5が停止するように構成したものである。
【0019】
実施の形態2の巻上装置の補助減速機20のウォーム歯車部22およびウォーム軸軸受部23の構成を図4に示す。図において、第五の歯車22a、ウォーム22b、ウォーム軸22c、ウォーム歯車22dは、図3に示す部分と同一である。ウォーム軸22cの吊り荷荷重により働くスラスト荷重の方向の先端部に、駆動系に異常があったときに停止するための凸部22eが設けられている。25はウォーム軸22cの一方のウォーム軸軸受であり、軸受台25a、2ベアリング25b、ウォーム軸22cのスラスト荷重を受けるスラストベアリング25c、ウォーム軸22cを位置決めする軽い押圧力を与えるばねのばね受座25d、ウォーム軸22cにスラスト荷重が働く方向の反対側に軽い押圧力を与える押圧手段のコイルばね25e、ウォーム軸軸受25の軸受蓋26で構成されている。図4(b)に示すようにウォーム軸22cの先端部に設けられた凸部22eがはまり込む凹部26aが設けられている。27はウォーム軸22cの他方のウォーム軸軸受であり、軸受台27a、ベアリング27b、スラストベアリング27c、スラストベアリング27cを押し付ける押圧部材27d、中心部に押付けねじ27dのねじ穴28aが設けられた軸受蓋28で構成されている。
【0020】
このようにウォーム軸22cをコイルばね25eにより、ウォーム軸軸受27側に位置決めする軽い押圧力で押圧する構成としたことにより、ウォーム軸22cは、駆動系に異常があったときに働くスラスト荷重の方向の反対側に押圧され、ウォーム歯車22dとの間に回転力が伝達されない状態に組立てられているので、組立時にウォーム22bとウォーム歯車22dは単純に組合わせるのみで補助減速機20が空転する状態が確保される。
【0021】
通常の運転状態で吊り荷を吊り下げた状態で駆動モータ1から巻ドラム5の間に異常が発生し、減速機2の出力軸2bに回転力が伝達されない状態になったときには、吊り荷の荷重により巻ドラム5がワイヤロープ8を巻き戻す方向の図4(a)に示すウォーム歯車22dが反時計方向に回転しようとし、ウォーム軸22cにスラスト荷重が図示の右側方向(図中の矢印の方向)に働き、ウォーム軸22cはウォーム軸軸受25側に移動し、この部分に装着されているコイルばね25eが圧縮されてウォーム軸22cの先端部に設けられた凸部22cが軸受蓋26の凹部26aに入り込んでロックされて回転が即座に停止し、吊り荷の落下が防止できる。
【0022】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係る巻上装置は、駆動モータの回転速度を減速して巻ドラムに回転力を与える減速機に加えて、駆動モータの出力軸と巻ドラムの間に、上記減速機と減速比が同一であり、通常状態では駆動モータの駆動力が伝達されないで空転するようにように歯車の噛み合わせが調整されたウォーム歯車方式の補助減速機を設けた構成としたので、吊り荷を吊り下げた状態において、駆動モータと減速機の間の駆動系に異常が生じた場合に、補助減速機から回転力が与えられ、吊り荷の自重により働く巻ドラムを逆転させる回転力に対しては、補助減速機のウォーム歯車の部分のセルフロック作用により、巻ドラムが逆転することがなく、吊り荷の落下が防止できる。
【0023】
この発明の請求項2に係る巻上装置は、請求項1の構成の補助減速機のウォーム軸を軸方向の限定された範囲で移動可能に支承し、吊り荷荷重によりウォーム軸に働くスラスト荷重の方向の反対方向の軽い押圧力を与えて位置決めする押圧手段を備えた構成としたもので、補助減速機を通常の運転状態において空転させる状態が単純な組合わせで確保できる。
【0024】
この発明の請求項3に係る巻上装置は、請求項1の構成の補助減速機のウォーム軸は、軸方向の限定した範囲で移動可能に支承し、吊り荷荷重によりウォーム軸に働くスラスト荷重の方向の反対側に位置決めする軽い押圧力を与える押圧手段を備えた構成としたので、通常の運転状態で吊り荷を吊り下げた状態で駆動係に異常が発生し、減速機の出力軸に回転力が伝達されない状態になったときには、ウォーム軸にスラスト荷重が働き、ウォーム軸が移動し、ウォーム軸の先端部の凸部が軸受蓋の凹部に入り込んでロックされて回転が即座に停止し、吊り荷の落下が防止され、安全性の高い巻上装置になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の構成を示す断面図である。
【図2】図1の軸方向の正面図である。
【図3】図1、図2の補助減速機の動作説明図である。
【図4】実施の形態2の補助減速機のウォーム軸の軸受け部の部分構成図である。
【図5】従来の巻上装置の構成図である。
【図6】従来の巻上げ装置の安全装置の構成図である。
【図7】図6の安全装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ、2 減速機、3 中間軸、4a,4b 継手、
5 巻ドラム、6 フレーム、7 電磁ブレーキ、8 ワイヤロープ、
20 補助減速機、21 平歯車部、22 ウォーム歯車部、22e 凸部、
23 ウォーム軸軸受部、25 ウォーム軸軸受、26 軸受蓋、
26a 凹部、27 ウォーム軸軸受、28 軸受蓋。

Claims (3)

  1. ワイヤロープが巻き取られる巻ドラムと、駆動モータと、駆動モータの回転速度を減速して巻ドラムを回転させる減速機とを備え、上記駆動モータの出力軸と巻ドラムの間に上記減速機と減速比が同一であり、通常状態では駆動モータの駆動力が伝達されないで空転するように歯車の噛み合わせが調整されたウォーム歯車方式の補助減速機を設けたことを特徴とする巻上装置。
  2. 補助減速機のウォーム軸は、軸方向の限定した範囲で移動可能に支承され、吊り荷荷重によりウォーム軸に働くスラスト荷重の方向の反対方向の軽い押圧力を与えて位置決めする押圧手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の巻上装置。
  3. 補助減速機のウォーム軸は、軸方向の限定した範囲で移動可能に支承され、吊り荷荷重によりウォーム軸に働くスラスト荷重の方向の反対方向の軽い押圧力を与えて位置決めする軽い押圧力を与える押圧手段を備え、スラスト荷重が作用したときのウォーム軸の移動方向の一端側の先端部に凸部が設けられ、ウォーム軸の一端側の軸受部にはウォーム軸の先端部の凸部が入り込む凹部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の巻上装置。
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