JP3625580B2 - 配管接続切換え装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、食品や薬品等の移送システムの中で配管接続の形態を切り換えるための技術に関し、特に、比較的多数の配管を含む第1の配管群と、この第1の配管群に比べて配管数の少ない第2の配管群との間の配管接続を切り換える上で有用な技術に関する。
【0002】
【発明の背景】
食品や薬品等の技術においては、複数の原料を混合あるいは調合することによって、別の材料、中間製品あるいは最終製品を生産することが多い。これに応える移送技術の一つが、各々が配管接続部をもつ複数の配管を含む第1の配管群と、この第1の配管群の配管接続部に接続可能な配管接続部をもつ第2の配管群とを備え、第1の配管群の配管接続部と第2の配管接続部とを選択的に切り換えるという技術である。この配管接続切換え技術において、たとえば第1の配管群の各配管は各原料の供給源(原料槽)に連絡され、また、第2の配管群の各配管は供給先の調合槽あるいは混合槽に連絡される。連絡のための配管としては、各種のホース、パイプがあり、フレキシブルなものもあればそうでないものもある。勿論、供給源に対する連絡配管の途中には、ポンプ等の圧送手段が設けられ、他方、供給先に対する連絡配管の途中には、開閉弁あるいは制御弁等が設けられる。
【0003】
こうした配管の切換え接続を手動で行うとすれば、各配管の端部の配管接続部として、ねじ結合などの回転あるいは揺動運動を伴うものを利用することもできる。しかし、切換えを自動化する場合には、単純な動きにより、配管の接続および切離しができるものが好ましい。自動化に最も適した配管接続部は、たとえば特開平7−293773号の公報が示すような直線運動によって配管の接続あるいは切離しを行うことができるものである。そうした配管接続部によれば、第1および第2の各群の配管の配管接続部を軸線を同じに配置し、その軸線方向に近づけあるいは離すことによって配管の接続あるいは切離しを行うことができる。
【0004】
【第1の先行技術】
このタイプの配管接続部を用いたこの種の配管接続切換え技術として、特開平5−215300号の公報が示すように、第1および第2の2つの配管群の配管接続部をそれぞれ対向する第1および第2の平面内に配置し、第1の平面内にある配管接続部をその第1の平面内において互いに平行移動可能とし、また、第2の平面内にある配管接続部をその第2の平面内において第1の平面内の配管接続部の移動方向とは直交する方向に互いに平行移動可能とし、両平面内のいずれかの配管接続部同士を対向させてそれらの配管接続部を接続させるようにしたものが知られている。
この第1の技術は、第1および第2の配管群の配管数がともに比較的多数の場合に有用である。その反面、多数の各配管接続部ごとにモータ等の移動手段を設ける必要があり、装置自体が非常に高価になるという問題、また、各配管接続部に対応する数だけの配管があり、それらの比較的多数の配管が移動することに伴って、配管を配置する部分が煩雑となったり、余分なスペースを必要とするという別の問題もある。
【0005】
【第2の先行技術】
また、実開昭61−173889号の公報は、比較的少数の配管同士の接続に適した技術を示している。そこでは、1つの配管接続部をもつ第1群と2つの配管接続部をもつ第2群との間の配管の接続形態を切り換えるため、第2群の2つの配管接続部を互いの軸線を平行に配置しつつ同じ平面上に並べる一方、その同じ平面内に第1群の1つの配管接続部をやはり軸線を平行に配置している。そして、第1、第2のいずれかの一方の群の配管接続部を、前記の平面内において軸線に直交する方向に移動させ、各群の互いに接続すべき配管接続部を対向させた後、もう一方の群の配管接続部を軸線方向に直線的に移動させることによって、配管の接続を行っている。
この第2の技術は、1つの配管接続部とたとえば2〜3の比較的少数の配管接続部との間の配管の接続形態を切り換える上では有用である。しかし、複数の配管接続部をもつ2群の間の切換えを行うことができない。しかもまた、配管接続部を移動させる距離が小さい場合はそれほど問題ではないが、配管接続部の数がたとえば4〜5を越えるような場合、移動距離が大きくなるに伴い、移動後の配管接続部の位置を規制することが困難となり、接続すべき配管接続部同士を結合できなくなるおそれがある。
【0006】
実際の現場では、複数の配管接続部をもつ2群の間の配管の接続形態を切り換える場合であって、一方の群の配管数が比較的多数であり、他方の群の配管数が少数という場合がある。たとえば、複数の原料を製造タンクへ順次移送し、製造のための撹拌その他の操作をする場合である。
そうした要求に応えるとき、配管数の多い側を固定とし、配管数の少ない側のみを移動させることが好ましい。なぜなら、移動手段が全体的に少なくなり、自動化のための制御がより簡単になるからである。また、配管数の多い側を固定側にすることによって、各配管接続部から延びる連絡配管の動きをなくすことができ、それらの連絡配管の配置を楽に行うことができるという利点をも得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、そのような利点がある反面、多数の配管を含む群を固定側とすることに伴い、移動側の配管接続部の移動距離が長くなり、移動側の配管接続部と結合すべき固定側の配管接続部との位置決めが困難になるという問題を生じる。また、移動側の配管接続部の移動距離が長くなることから、その移動側の配管接続部から延びる連絡配管も必然的に長くなり、それが、配管接続部の移動の障害になるおそれもある。
そこで、この発明では、配管数が多い側を固定側とし、配管数が少ない側を移動側にするにもかかわらず、移動側の配管接続部を固定側の配管接続部に対し正確に位置決めすることができ、しかもまた、配管接続部をスムーズに移動させることができる技術を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の手段】
この発明では、固定側とする第1の配管群の多数の配管接続部を、互いの軸線を平行に配置しつつ、各接続口を同じ方向に向け、一直線上に配置する。そうした配置によって、移動側における動きを単純化させることができる。それに対し、移動側の第2の配管群の配管接続部については、前記一直線、つまり、第1の配管群の列に対して上下および左右方向へずらした配置とする。上下、左右の両方向にオフセットさせることにより、第2の配管群の配管接続部をも複数とすることができる。最も好ましくは、第2の配管群の配管接続部を前記一直線に対して対称的に配置するのが良い。
【0009】
移動側における位置合わせのための動きに注目すると、前記一直線に平行する方向の第1の動きと、前記一直線に直交する方向の第2の動きとがある。そこで、好ましくは、動きが大きい第1の動きをする移動部を主体とし、その移動部に対し、第2の動きに応じるための機構を支持させると良い。それらの動き自体は、各種のシリンダ装置を利用して得ることができるが、動きが大きな場合や、中間位置での停止を要する場合には、供給される圧力を制御することにより移動部の位置制御が行えるロッドレスシリンダを用いることが好ましい。また、位置合わせを高精度に行うため、固定側の配管接続部に対応する位置ごとに、円錐などのテーパを利用した位置合わせ手段を設けると良い。
【0010】
さらに、移動側の配管接続部から延びる連絡配管は、固定側の配管接続部の配列に沿う前記一直線、および固定側の各配管接続部の軸線を含む平面に直交する方向から見たとき、前記一直線に沿う一方向に凸のループを形成する形状である。ループをなす連絡配管の一方の支持点は、移動側の配管接続部の側部に位置し、他方の支持点は、多数の固定側の配管接続部の配列のほぼ真中に位置するようにすると良い。そうすれば、充分なループを形成することができる上に、連絡配管の長さを比較的小さくすることができる。
さらにまた、移動側の配管接続部の洗浄手段など各配管に共通に必要とするものについては、固定側の配管接続部の一つとして配置すればレイアウトが容易であり、固定側の配管接続部の洗浄手段を移動側の配管接続部に設ければ、洗浄手段を別途設けてこれを移動させる必要がない。
なお、この発明は、液体や粉粒体、あるいはそれらの混合物など配管を通して移送することができるものに広く適用することができる。
【0011】
【第1の実施例】
添付の図面は、縦型構造にした第1の実施例を示し、図1〜図3が配管接続切換え装置の全体的な構成を明らかにしている。
縦型の配管接続切換え装置10は、多数のフレームを縦および横に枠組みした支持骨組み12を備える。支持骨組み12は、垂直に立つ縦支柱121のほか、上、中、下の3個所で水平に延びる横支柱122,123,124を含む。こうした支持骨組み12は、全体として立方体形状の構造物であり、下部のキャスタ13により運搬可能であり、しかもまた、キャスタ13に隣り合うレベルアジャスタ14により水平レベルを調整しつつ床面に設置し固定可能である。
支持骨組み12の中間の横支柱123は、縦支柱121のほぼ中間の高さに位置し、その中に一対の支持フレーム16a,16bがある。支持フレーム16a,16bは、直交する残りの横支柱123に支持されつつ、図1の紙面の左右方向に延びている。これら支持フレーム16a,16bは、固定側の配管接続部を支持するための部材である。固定側の配管接続部は、互いに接続あるいは切離しを行うべき配管を含む2つの配管群のうち、配管あるいは配管接続部の数がより多い第1群側である。ここでは、第1の配管群は、10個ほどのメス型の配管接続部20を含み、その中の一つ20’が後述する移動側配管接続部の洗浄用の継手であり、図示しない洗浄用加圧ポンプに接続されている。これら多数の配管接続部20は、両支持フレーム16a,16bの軸線に平行な一直線(この場合、この一直線は、両支持フレーム16a,16bの軸線の中間に位置する中心線に相当する。)に沿って等間隔に配置されている。洗浄用の継手20’については、一直線上のいずれの位置へも配置することができるが、後で述べる移動側の配管接続部の移動量を少なくするために、一直線上のほぼ真中に配置したり、あるいは洗浄水の飛散を考慮し、問題のない配置とするのが良い。なお、洗浄用の継手を除く固定側の各配管接続部20は、図示しないホース等の配管を通して原料供給源に連絡している。また、切り離した後で、配管接続部の接続面を洗浄するために洗浄水が用いられるが、この洗浄水を排水するため、下部の横支柱124の上にドレンパイプ18が設けられている。
【0012】
他方、支持骨組み12の上部の横支柱122には、一対のガイドレール36a,36bが支持されている。ガイドレール36a,36bは、中心すなわち固定側の配管接続部20の配列された一直線から右あるいは左にずれた領域に位置している。図には示していないが、中心から反対側にずれた左あるいは右の領域にも同様のガイドレールがある。これらのガイドレール36a,36bは、固定側の配管接続部20の配列方向に平行し、移動側の配管接続部30を前記一直線に沿う方向に案内するためのものである。
【0013】
移動側の配管接続部30は、固定側のメス型の配管接続部20に対し、軸線を一致させた状態で軸線方向に移動させることにより、配管の接続あるいは切離しを行うことができるオス型のものである。図7が、この種のオス型およびメス型の配管接続部30,20を具体的に示している。図7は、中心線によって区画される右半分の部分と残りの左半分の部分とが互いに異なる状態を示す半断面図であり、右の半分は、移動側のオス型の方が固定側のメス型の方から少し離れた状態(メス型の配管接続部20を洗浄する状態)、また、左の半分は、オス型およびメス型の両配管接続部30,20が結合した状態をそれぞれ示している。この種のものは一部の構造を除けば公知であるので、発明に関係する要部のみ説明する。メス型の配管接続部20は、取付け板210と、その板210上に立った円筒形状のチューブ212と、チューブ212の内部の外側および内側の両弁座部材214,216とを備える。両弁座部材214,216の間の空間217が流路であり、オス型の配管接続部30と接続した状態(図7の左半分に示す断面状態)で流路217は開き、また、オス型の配管接続部30から切離した状態(図7の右半分に示す断面状態)で流路217は閉じる。外側の弁座部材214は、移動側のオス型の配管接続部30の動きに伴って、バネ218の力を受けながら、軸線方向にスライドする。すなわち、オス型の配管接続部30は、チューブ212の内径と同じ程度の径のバルブボディ312を備える。このバルブボディ312は内部が中空であり、側面部分に出口ポート312pを携えている。この出口ポート312pには図1に示されるホース19が接続され、このホース19は原料供給先への連絡配管であり、配管接続部30の移動における変位を吸収するために可撓性のホースとなっている。オス型の配管接続部30は、このバルブボディ312のほか、バルブボディ312を支持する取付け板310と、バルブボディ312の内側の弁部材316とを備える。弁部材316は、メス側の弁座部材214と同様、バネ318の力を受け、しかも、軸線方向にスライドする。メス型の配管接続部20から離れた状態(図7の右半分に示す断面状態)で、弁部材316はバルブボディ312と相俟ってオス側の流路317を閉じ、また、メス型およびオス型の両配管接続部20,30が結合した状態(図7の左半分に示す断面状態)で、その流路317を開き、メス側の流路217との間を連絡する。こうした開閉、つまりは配管接続部20,30同士の接続および切離しを行うとき、メス側の取付け板210は固定したままであるのに対し、オス側の取付け板310は軸線方向に沿って上下に移動する。オス型の配管接続部30は、弁部材316の中心部分に水配管パイプ320、しかもまた、そのパイプ320の先端に洗浄水を噴出するノズル320nをそれぞれ備えている。水配管パイプ320は、水配管ブロック321に設けた洗浄水入口ポート321pに通じ、そのポート321pから洗浄水を供給される。したがって、オス型の配管接続部30は、図7の右半分に示す洗浄状態において、ノズル320nから洗浄水を噴出し、メス側の弁座部材214の面などを清浄にすることができる。洗浄水の無用な飛散を防止するため、洗浄時にオス側のバルブボディ312の先端がメス側のチューブ212の端部より軸線方向に見て若干メス側に入り込んだ部分に位置するのが好ましい。また、メス側の取付け板210には、ノズル320nから噴出された洗浄液を排出するためのドレンポート210dが複数形成されている。なお、水配管ブロック321自体は、取付け板310と一体に支持され、取付け板310と一緒になってガイド部材315を支持している。ガイド部材315は、バネ318の一方のバネ受けとして、および弁部材316のガイドとして機能する。
【0014】
さて、オス型の配管接続部30を含む移動側に再び戻り、オス型の配管接続部30の配置、ならびに移動のための構成を明らかにする。
移動側の配管接続部30は、固定側に比べて数が少なく、2つである。2つの配管接続部30は、前記固定側の列である一直線に対して対称的に配置されている。別にいうと、各配管接続部30は、前記一直線に対し、上下および左右の各方向にオフセットした位置にある。その位置において、各配管接続部30の軸線は、固定側の配管接続部20の軸線と平行している。また、移動側の各配管接続部30は、その接続口を下に向けている。こうした移動側の配管接続部30を固定側の配管接続部20の一つと相対向させるために、この発明では、前記一直線に平行する方向の第1の動きと、その一直線に直交する方向の第2の動きを実行する。
【0015】
第1の動きを得るための駆動源(第1移動手段)は、ロッドレスシリンダ40である。ロッドレスシリンダ40は、たとえば特公平7−111203号の公報が示すように、軸線方向に長いシリンダ本体410と、そのシリンダ本体410の内部のシリンダ孔内を軸線方向に移動するピストン(図示しない)と、そのピストンに連結され、ピストンと一緒に移動する移動子420とを備える。この発明では、こうしたロッドレスシリンダ40を上部の横支柱122に取り付け、その移動子420の移動によって配管接続部30を移動可能としている。ロッドレスシリンダ40および移動子420は、前記一直線に平行になるように配置され、移動子420によって、断面コ字形状の部分を含む移動部50が移動可能に連結されている。移動部50は、第1案内部であるガイドレール36a,36bにガイドされつつ、移動子420の移動力を受けて第1の動きをする。
【0016】
移動部50は、配管接続部30を支持しているが、そのほか、第2の動きに関与するガイドレール56、第2の動きを得るための駆動源である押込み用シリンダ60、配管接続部30を吊り下げるように支持する支持部70、さらには、第1の動きをした後、配管接続部30の前記一直線に沿った方向の位置決めを行う位置決め用シリンダ80および配管接続部30,20同士を結合するための結合用シリンダ90をも支持している。押込み用シリンダ60は、ロッドレスシリンダ40の下方に位置し、ロッドレスシリンダ40に直交している。その押込み用シリンダ60は、互いに離れたガイド部分を2つ含むガイドレール56の中央に位置し、移動部50に支持されたガイドレール56に支持されている。また、ガイドレール56のガイド部分に対し、一対のカムフォロア72a,72bを通して支持部70が吊り下げられ、その支持部70の上部中央に結合用シリンダ90、支持部70の下部中央に配管接続部30がそれぞれ支持されている。また、ガイドレール56の側面部に位置決め用シリンダ80が支持されている。その位置決め用シリンダ80は、第1の動きによって配管接続部30を固定側の配管接続部20の一つに対応させた段階で、横支柱122側に支持させたスロットブロック86のテーパ86tを利用して配管接続部30の一直線に沿う方向の位置を正確に位置決めする。位置決め用シリンダ80は、ロッドレスシリンダ40による停止誤差(たとえば3mm程度)を吸収するものである。したがって、第1の動きに伴う停止誤差が許容される大きさの範囲内であるときには、位置決め用シリンダ80等を省略することができる。また、ストッパ手段などの他の位置決め手段を用いることもできる。すなわち、この第1の実施例のように位置決め用シリンダの作動子をスロットブロック86のスロットに挿入するような形式ではなく、位置決め用シリンダの作動子を横支柱122等に設けた当接面に直接当接させるようにしたものでも良い。このとき、位置決め用シリンダの作動子あるいは当接面に緩衝装置を設けることにより、当接時の衝撃を緩和することもできる。
【0017】
第2の動きをするための押込み用シリンダ60(第2移動手段)は、ロッドレスシリンダ40の下を直交して設けられ、そのロッドの先端部はフローティングジョイント62を通して、支持部70の上部の連結部材74に連結されている。したがって、支持部70(つまり、支持部70に支持される配管接続部30)は、押込み用シリンダ60の駆動に応じて、前記一直線に直交する第2の動きを行う。第2の動きは、移動側の配管接続部30を、前記一直線および固定側の配管接続部20の軸線を含む平面からオフセットした位置とその平面の部分との間を移動させる動きである。そこで、移動部50の下部のガイドレール56に続くよう、上部の横支柱122の中央部に第2案内部であるガイドレール66を設けている。ガイドレール66は、移動部50のガイドレール56と同じく、一対のガイド部分を含み、それらの部分でカムフォロア72a,72bを案内しつつ支持可能である。第2の案内部であるガイドレール66は、固定側の配管接続部20ごとに設けられている。このように、第2の動きのための案内手段は、移動側に属するガイドレール56に加えて、固定側に属するガイドレール66をも含む。そのため、移動側の構成を比較的に簡単なものにし、移動をより容易にしつつ、移動側の配管接続部30の移動精度、つまりは接続のための位置精度を確実に高めることができる。
【0018】
次に、以上に述べた配管接続切換え装置10の作動について、作業順に説明する。作動は、以下の内容を供給源と供給先との組合わせごとに繰り返し行うことになる。
まず、移動側の配管接続部30を第1移動手段であるロッドレスシリンダ40により、接続したい固定側の配管接続部20に並ぶ位置まで移動させる(第1の動き)。この第1の動きのとき、移動する配管接続部30は、第1案内部であるガイドレール36a,36bに沿って長手方向にスムーズに移動する。そうした長手方向への移動後、位置決め用シリンダ80を作動することによって、ロッドレスシリンダ40の停止誤差を吸収し、しかも、正確な停止位置を保持する。そして、第2移動手段である押込み用シリンダ60により、支持部70とともに配管接続部30を第1の動きの長手方向とは直交する方向に移動させる(第2の動き)。それによって、配管接続部30の接続口を固定側の配管接続部20のそれに対向させる。この時、押込み用シリンダ60のストロークエンドを固定側の配管接続部20の軸線に一致させたり、あるいは、位置決め用ストッパを設けることにより、位置決めの精度を図る。こうした直交する第2の動きのとき、支持部70および配管接続部30は、移動部50と一体のガイドレール56から第2案内部であるガイドレール66へと乗り移り、スムーズに案内される。
【0019】
第1および第2の動きの後、結合用シリンダ90を作動させることにより、固定側および移動側の両配管接続部20,30を結合させる。この結合により、特定の供給源から供給先へと原料等を供給する。その後切離しを行い、さらに両配管接続部20,30を順次洗浄することになる。洗浄に際しては、固定側あるいはメス側の配管接続部20を最初に行う。なぜなら、その固定側の洗浄に対しては、対向する移動側の配管接続部30が、洗浄のための設備を備えているからである。固定側の配管接続部20を洗浄するとき、移動側の配管接続部30を図7に示したような中間位置まで移動させた状態で行う。この移動は、結合用シリンダ90の2段作動により可能である。すでに述べたように、洗浄水は、水配管パイプ320の先端のノズル320nの部分から噴射し、固定側の配管接続部20を有効に洗浄する。この洗浄後、結合用シリンダ90により、移動側の配管接続部30を固定側から完全に離す。ついで、押込み用シリンダ60により、移動側の配管接続部30をオフセットした待避位置まで移動させ、その移動後、位置決め用シリンダ80による位置決めを解除する。そして、ロッドレスシリンダ40により、移動側の配管接続部30を固定側に設けた洗浄用の配管接続部20’に対向する位置まで移動させる。洗浄用の配管接続部20’の接続口は、他の固定側のものよりもわずかに低い配置となっている。そこで、結合用シリンダ90により、洗浄すべき移動側の配管接続部30をその洗浄部に接近させることができる。その接近状態において、洗浄部に配置したノズル(図示しないが、このノズルも固定側の配管接続部のチューブの中心に位置している。)から移動側の配管接続部30を洗浄する。
【0020】
なお、配管接続切換え装置10では、固定側の配管接続部20が並ぶ一直線に対して対称的に移動側の配管接続部30を配置しているので、2つの各配管接続部30を同時に並行させて作動させることができる。また、固定側の配管接続部20の数をさらに多くし、一直線上に配列したそれらを長手方向に2あるいは3の比較的少数な区分に分け、それぞれの区分の配管接続部20に対して移動側の配管接続部30をそれぞれ一つづつ対応させるように配置することもできる。そうすれば、同時に並行する作動をさらに多くすることができる。
【0021】
【第2の実施例】
図8が第2の実施例の配管接続切換え装置2010の全体構成を示している。この第2の実施例の装置2010でも、多数のメス型の配管接続部20を一直線上に配列して固定側とし、それら固定側の各配管接続部20に対し、一対のオス型の配管接続部30を前記一直線に平行する第1の動きと、その一直線に直交する第2の動きとによって位置合わせする。そして、位置合わせによって、メス型およびオス型の両配管接続部20,30の各軸線を一致させた後、移動側の配管接続部30を軸線方向に移動させることによって、配管の接続あるいは切離しを行う。
【0022】
前記一直線に平行する第1の動きを得るための第1移動手段はロッドレスシリンダ2040である。ロッドレスシリンダ2040に並ぶ一対のガイドレール2036a,2036bは、第1の動きをする移動部2050を案内する。移動部2050は、第2の動きに関与するガイドレール2056を一体に支持している。また、移動部2050は、シリンダ取付け板75、シャフト76およびカプラ取付け板77を含む支持部2070を支持している。支持部2070は、カプラ取付け板77に配管接続部30を支持しつつ、ガイドレール2056に案内されるカムフォロア2072a,2072bによって、第2の動きをする。第2の動きを得るための駆動源は、シリンダ取付け板75上に取り付けた押込み用エアシリンダ2060である。縦支柱121に取り付けた別のガイドレール2066は、押込み用エアシリンダ2060が作動するとき、移動側のガイドレール2056と相協力してカムフォロア2072a,2072bをスムーズに案内する。
【0023】
この第2の実施例では、図9および図10に示すように、第1の動きおよび第2の動きによる各停止位置精度を高めるため、リミットスイッチを利用している。第1の動きに対しては、固定側の横支柱122にストッパブロック2086、移動側の移動部2050にショックアブソーバ付きストッパシリンダ2080、およびストッパシリンダ2080の作動状態を検出するリミットスイッチ81を設けている。ロッドレスシリンダ2040によって移動部2050が第1の動きをするとき、結合しようとする固定側の配管接続部20の一つ手前でストッパシリンダ2080を作動させ、その作動子2080aをストッパブロック2086に当てて位置決めする。当接時の衝撃は、ストッパシリンダ2080に付属するショックアブソーバが吸収する。なお、ストッパシリンダ2080は、左右両方向の走行に応じ、左および右用それぞれに配置される。また、第1の動きによる停止位置を検出するため、横支柱122に停止位置検出用リミットスイッチ83を設ける。他方、第2の動きに対しては、シリンダ取付け板75の側面に作動子85aを当てたリミットスイッチ85を設けている。
【0024】
第2の実施例では、また、一直線上に並ぶ固定側の配管接続部20の列の一端側に、移動側のオス型の配管接続部30を洗浄するための配管継手20’を設け、しかもまた、その列の反対側に、固定側の配管接続部20を増やすための予備スペース20”を設けている。なお、配管接続部20,30間の接続および切離し、ならびにオス型の配管接続部30を洗浄する際の動きは、シリンダ取付け板75に取り付けた結合用シリンダ2090の作動による。シャフト76上、互いに異なる高さ位置にある3つのリミットスイッチ91,92,93は、結合用シリンダ2090の作動位置を検出するためのスイッチである。
【0025】
第2の実施例では、さらに、図8に示すように、移動側の配管接続部30から延びる連絡配管2019の支持形態に特徴がある。図8は、固定側の配管接続部20の配列に沿う一直線、および固定側の各配管接続部20の軸線を含む平面に直交する方向から見た図である。この図中、連絡配管2019は、前記一直線に沿う一方向に凸のループ2019aを形成する形状である。ループ2019aをなす連絡配管2019の一方の支持点は、移動側の配管接続部30の側部のエルボ2019eの部分にあり、また、他方の支持点2019sは、多数の固定側の配管接続部20の配列のほぼ真中に位置している。これにより、連絡配管2019は、比較的短い長さをもって、固定側のすべての配管接続部20と移動側の配管接続部30とを対応させることができる。しかも、大きなループ2019aをもつことから、連絡配管2019からの力が配管接続部30に大きく加わることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による配管接続切換え装置の第1の実施例を示す正面図である。
【図2】図1の装置の側面図である。
【図3】図1の装置の平面図である。
【図4】図1の装置の要部を拡大して示す図である。
【図5】図4における矢印5の方向から見た図である。
【図6】図4における6−6線に沿う方向から見た図である。
【図7】図1の装置に用いる配管接続部の一例を示す半断面図である。
【図8】この発明による配管接続切換え装置の第2の実施例を示す正面図である。
【図9】図8の装置の要部の拡大正面図である。
【図10】図8の装置の要部の拡大側面図である。
【符号の説明】
10,2010 配管接続切換え装置
12 支持骨組み
20 固定側の配管接続部
30 移動側の配管接続部
36a,36b;2036a,2036b ガイドレール(第1案内部)
40,2040 ロッドレスシリンダ(第1移動手段)
420 移動子
50,2050 移動部
56,2056 ガイドレール
60,2060 押込み用シリンダ(第2移動手段)
66,2066 ガイドレール(第2案内部)
70,2070 支持部
80 位置決め用シリンダ
2080 ストッパシリンダ
90,2090 結合用シリンダ

Claims (7)

  1. 各々が配管接続部をもつ複数の配管を含む第1の配管群と、この第1の配管群の配管接続部に接続可能な配管接続部をもち、第1の配管群に比べて配管数の少ない第2の配管群とを備え、それら第1および第2の配管群の各配管接続部が、各群の配管の配管接続部を軸線を同じに配置し、その軸線方向に近づけあるいは離すことによって配管の接続あるいは切離しを行う構成であり、第1の配管群の配管と第2の配管群との配管接続の形態を切り換えるための配管切換え装置において、配管数のより多い第1の配管群の各配管の配管接続部を固定側とし、それら固定側とした配管接続部を、互いの軸線を平行に配置しつつ、各接続口を同じ方向に向け、一直線上に配置し、他方、配管数の少ない第2の配管群の各配管の配管接続部を移動側とし、それら移動側とした配管接続部を、前記一直線に対し、上下および左右の各方向にオフセットさせ、しかも、オフセットさせた配管接続部について、前記固定側の配管接続部の軸線および前記一直線を含む平面と平行な平面内で前記一直線に沿う方向に第1案内部により案内されて移動可能な移動部と、この移動部に支持されて前記一直線と直交する方向に移動可能な支持部とを設け、この支持部に前記移動側の配管接続部を支持させ、前記支持部が前記固定側の配管接続部のいずれか一つと前記一直線に直交する方向で並んだとき、その一直線に直交する方向に第2案内部により案内されて移動可能とし、前記移動部は前記第1案内部で案内される方向に第1移動手段により移動され、前記支持部は第2案内部で案内される方向に第2移動手段により移動され、前記支持部には前記移動側の配管接続部が前記固定側の配管接続部のいずれか一つと対向したとき両配管接続部を接続あるいは切り離すための結合手段を設けてなり、さらに、前記第2案内部が、前記固定側の複数の配管接続部の各々に対応して設けられ、特徴的には、前記オフセットした移動側の配管接続部は、前記固定側の配管接続部より上に位置し、その移動側の配管接続部に連なる連絡配管が、前記固定側の配管接続部より上の空間部分から前記固定側の配管接続部より下の空間部分にわたって延びている、配管接続切換え装置。
  2. 前記移動部は位置決め手段を備え、その位置決め手段は、移動部が前記第2案内部のいずれか一つと対応するよう位置するとき、前記第1案内部に案内される方向の位置決めを行う、請求項1の配管接続切換え装置。
  3. 前記第2移動手段は、前記移動部により保持される、請求項1の配管接続切換え装置。
  4. 前記固定側の配管接続部の少なくとも一つが、前記移動側の配管接続部を洗浄するためのものである、請求項1の配管接続切換え装置。
  5. 前記移動側の配管接続部は、前記固定側の配管接続部を洗浄するための洗浄手段を備える、請求項1の配管接続切換え装置。
  6. 前記移動側の配管接続部から延びる連絡配管は、固定側の配管接続部の配列に沿う前記一直線、および固定側の各配管接続部の軸線を含む平面に直交する方向から見たとき、前記一直線に沿う一方向に凸のループを形成し、そのループをなす連絡配管の一方の支持点は、移動側の配管接続部の側部に位置し、他方の支持点は、多数の固定側の配管接続部の配列のほぼ真中に位置する、請求項1の配管接続切換え装置。
  7. 前記移動側の配管接続部が、前記固定側の配管接続部の列を挾むように配置されている、請求項1〜6のいずれかの配管接続切換え装置。
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