JP3625471B2 - 油性化粧料 - Google Patents
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Description
本発明は油性化粧料に関し、特に、長鎖アルキル基と親水性基であるポリグリセリンを同時に有する長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を配合することによって得られる、しっとりした肌触りでありながらべたつかず、さらさらとした軽いのびと感触を持ち、肌への密着性に優れると共に化粧持ちが非常に優れた、つやのある油性化粧料に関するものである。
背景技術
一般に、油性化粧料は、肌への密着性及びその持続性等に優れているが、使用時の油性感が非常に強く、べたつきや重さ、膜厚感等の点で違和感を生じやすい。従って、伸展性やさっぱり感に優れたシリコーン油等を配合し、油性感を軽減する等、検討が加えられていた。しかしながら、シリコーン油を配合すると油性感は軽減するものの、シリコーン油特有の肌へのなじみの悪さ、しっとり感の欠如等のマイナス的な官能が現われ、油性化粧料の特徴である密着感の良さも失われてしまう。また、化粧品の品質を高めるツヤに関しても、充分満足のいくものではなかった。
一方、これらのシリコーン油の肌へのなじみの悪さやしっとり感の欠如を軽減するために、炭素数が1〜10のアルキル基を持つポリグリセリン変性シリコーン化合物を油剤成分として含有することを特徴とする油性化粧料の開発も行われている(特開平9−71504号公報)。しかしながら一般に、口紅や油性ファンデーションなどの油性化粧料には、それらの形態を維持するために、多くのペースト油や固形油などの油剤が使用される。これらの油剤は、炭素鎖が20以上の炭化水素油やエステル油、高級アルコール、高級脂肪酸が多い。従って、炭素数が1〜10のアルキル基では相溶性が十分ではなく、油性化粧料の特徴である密着感や、化粧品の品質を高めるツヤに関して、充分満足のいく油性化粧料ではなかった。
そこで、本発明者等は、油性化粧料について更に検討した結果、長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を油性化粧料に配合した場合には、油性化粧料の特徴である密着性を失うことなくべたつきのみを軽減し、しっとりした肌触り、さらさらとした軽いのびと感触及び肌への密着性が非常に優れた化粧持ちと共に、高級感を演出できるツヤを有する油性化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って本発明は、しっとりした肌触りでありながらべたつかず、さらさらとした軽いのびと感触を持ち、肌への密着性に非常に優れると共に化粧持ちにも優れた、つやのある油性化粧料を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明の上記の目的は、下記一般式で表される、長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を含有することを特徴とする油性化粧料によって達成された。
式中のR1は炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基、アミノ置換アルキル基、カルボキシル置換アルキル基(一部ハロゲンに置換されていてもよい)、あるいは下記一般式
−CdH2d−O−(C3H6O)eR4 (2)
で表される有機基であり、全てのR1は同一、又は異なっても良い。
R2は全てが同一であっても異なっても良く、炭素数11〜30のアルキル基である。
R3は下記式
で表されるポリグリセリン基、R4は炭素数4〜30の炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基、又は炭素数2〜30のアシル基である。AはR2またはR3から選択される有機基で、Qは、炭素数3〜20の二価炭化水素基を表し、これらの炭化水素基はエーテル結合及びエステル結合を含有しても良い。
a、b、cはそれぞれ0≦a≦100、1≦b≦100、1≦c≦100、○2≦a+b+c≦300の関係を満足する整数である。d、e、はそれぞれ0≦d≦15、0≦e≦50の整数、g、hはそれぞれ、1≦g≦20、1≦h≦20の整数であり、fは1,2または3である。
発明を実施するための最良の形態
本発明で用いられる長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物は、ポリグリセリンが結合基を介してシリコーン鎖に結合した下記一般式(1)で表される化合物である。
上記一般式(1)で表される化合物におけるR1は、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基、アミノ置換アルキル基、カルボキシル置換アルキル基(一部ハロゲンに置換されていてもよい)であり、全てのR1は同一であっても異なっていても良い。R1の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、フェニル基、トリル基等のアリール基、ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基などを挙げることができる他、3−アミノプロピル基、3−[(2−アミノエチル)アミノ]プロピル基などのアミノ置換アルキル基、3−カルボキシプロピル基等のカルボキシ置換アルキル基などが挙げられる。また、トリフロロプロピル基やノナフロロオクチル基などのように、一部の水素がハロゲンに置換された物も挙げられる。
R1の一部は、下記一般式(2)で表される有機基であっても良い。
−CdH2d−O−(C3H6O)eR4 (2)
R4は炭素数4〜30の炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基、又は炭素数2〜30のアシル基である。d、eはそれぞれ0≦d≦15、0≦e≦50の整数であり、従って、上記一般式(2)で表される基は、アルコール残基及びアルケニルエーテル付加物残基である。
一般式(2)を具体的に説明すると、d=0の時は−O−(C3H6O)eR4であり、更に、e=0であれば、炭素数4〜30のアルコキシ基、例えばブトキシ基などの低級アルコキシ基から、セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコールなどのオレイロキシ基、ステアロキシ基などの高級アルコキシ基、あるいは酢酸、乳酸、酪酸、オレイン酸、ステアリン酸、ベヘニル酸などの脂肪酸残基となる。
e≧1であれば、高級アルコールのプロピレンオキサイド付加物(末端は水酸基)のアルコール残基となる。
dが1以上、e=0の場合には、特にdが3、5あるいは11であることが好ましく、この場合にはアリルエーテル、ペンテニルエーテル、ウンデセニルエーテル残基となり、R4の置換基によって、例えばアリルステアリルエーテル残基、ペンテニルベヘニルエーテル残基もしくはウンデセニルオレイルエーテル残基などとなる。eが0でない場合には、ポリオキシプロピレンを介してアルコキシ基やエステル基が存在する事となる。
ここで、eが何であれ、dが0の時は耐加水分解性に劣る場合があり、dが15以上であると油臭が強いため、dは3〜5であることが好ましい。
一方、R2は炭素数11〜30のアルキル基(一部ハロゲンで置換されていてもよい)である。例えばは、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ベヘニル基、及び一部ハロゲンで置換されたアルキル基である。特に、ドデシル基及びヘキサデシル基が好ましい。これらの置換基を用いた場合には原料に起因する油臭が弱く、また十分な油剤との相溶性を併せ持つことができる。
また、R3は下記一般式(3)、(4)又は(5)で表される有機基ポリグリセリン基である。
Qは、炭素数3〜20の二価炭化水素基を表し、これらはエーテル結合及びエステル結合を含有しても良い。具体例としては、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2CH(CH3)CH2−、−(CH2)4−、−(CH2)5−、−(CH2)6−、−(CH2)7−、−(CH2)8−、−(CH2)2−CH(CH2CH2CH3)−、−CH2−CH(CH2CH3)−、−(CH2)3−O−(CH2)2−、−(CH2)3−O−(CH2)2−O−(CH2)2−、−(CH2)3−O−CH2CH(CH3)−、−CH2−CH(CH3)−COO(CH2)2−等を挙げることができる。
(3)、(4)式中のgおよびhは1〜20の整数であり、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、オクタグリセリン、デカグリセリン、ヘキサデカグリセリン、オクタデカグリセリン等のポリグリセリン、また(5)で表されるトリグリセリンがQを介して結合し、更に、ポリグリセリンの水酸基の一部がアルコキシ基あるいはエステル基で置換されていても良い。しかしながら、gおよびhが大きいと高粘度となり使用性が悪いので、gおよびhは1〜10の整数であることが好ましい。
AはR2またはR3から選択される有機基であって、fは1,2または3であるが、特にfは2または3であることが好ましい。
また、前記a、b、cはそれぞれ0≦a≦100、1≦b≦100、1≦c≦100であって、2≦a+b+c≦300を満たす整数である。特に、20≦a≦60で25≦a+b+c≦100であることが好ましい。このとき、油性化粧料にシリコーン化合物特有のさらさらとした感触を付与することができる。
一方、aを20≦a≦60の範囲とした場合には、油剤との相溶性から5≦b≦40とすることが好ましく、cは5≦c≦20とすることが好ましい。このようにすることで、肌への密着性に非常に優れると共に化粧持ちにも優れた、つやのある油性化粧料を提供することができる。
本発明で用いる上記式(1)の長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物は、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと、たとえば下式(ii)で表されるトリグリセリンアリルエーテル化合物、特に好ましくは下式(iii)で表されるアルコールを保護したアリルエーテル化合物、さらに、ヘキセンなどのアルキレン化合物や下式(i)で表されるアリルエーテル化合物を、白金触媒又はロジウム触媒の存在下に付加反応させることにより容易に合成することができる。
C3H5−O−(C3H6O)e−R4 (i)
C3H5−O−CH2CH(OH)CH2O(CH2CH(OH)CH2O)gH (ii)
但し、(i)式中のR4及びe並びに(ii)式中のgはそれぞれ前記のものと同じである。
オルガノハイドロジェンポリシロキサンと上記式(ii)で表されるポリグリセリンアリルエーテル化合物、あるいは(iii)で表されるアリルエーテル化合物、さらにアルキレン化合物及び/又は上記一般式(i)で表されるアリルエーテル化合物との合計の混合割合は、SiH基1モルに対して末端不飽和基が0.5〜2.0モル、好ましくは0.8〜1.2モルとなる割合である。
上記付加反応は、白金触媒又はロジウム触媒の存在下で行うことが好ましく、具体的には塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体等の触媒を使用することが好ましい。
なお、触媒の使用量は触媒量とすることができるが、白金又はロジウム量で50ppm以下であることが好ましく、特に20ppm以下であることが好ましい。
上記付加反応は、必要に応じて有機溶剤中で行ってもよい。有機溶剤としては、例えばメタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等の脂肪族アルコール、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族または脂環式炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素等が挙げられる。付加反応条件は特に限定されるものではないが、還流下で1〜10時間反応させることが好ましい。
特に、アリルエーテル化合物(iii)を使用して合成する場合には、付加反応後脱アセトン反応を行う必要がある。反応は、反応混合物に対して10〜30%となるように0.1規定のHCl水を添加し、50〜100℃の温度条件下で5〜10時間加熱撹拌することによって行う。
本発明の長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を油性化粧料に配合する場合には、化粧料に対して、0.1〜70重量%とすることが好ましく、特に1〜50重量%配合することが好ましい。
本発明における、油性化粧料には、口紅、油性ファンデーション等のメークアップ化粧料、皮膚化粧料、頭髪化粧料のみならず、外用医薬品など、皮膚に外用されるすべての油性製品が包含される。
本発明の油性化粧料には、上記の成分に加え、通常の化粧料に使用される固体、半固体、液状の油剤等を使用することができる。例えば、天然動植物油脂類及び半合成油脂としては、アボガド油、アマニ油、アーモンド油、イボタロウ、エノ油、オリーブ油、カカオ脂、カポックロウ、カヤ油、カルナウバロウ、肝油、キャンデリラロウ、牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、キョウニン油、鯨ロウ、硬化油、小麦胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サトウキビロウ、サザンカ油、サフラワー油、シアバター、シナギリ油、シナモン油、ジョジョバロウ、スクワレン、セラックロウ、タートル油、大豆油、茶実油、ツバキ油、月見草油、トウモロコシ油、豚脂、ナタネ油、日本キリ油、ヌカロウ、胚芽油、馬脂、パーシック油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、ヒマワリ油、ブドウ油、ベイベリーロウ、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ミツロウ、ミンク油、綿実油、綿ロウ、モクロウ、モクロウ核油、モンタンロウ、ヤシ油、硬化ヤシ油、トリヤシ油脂肪酸グリセライド、羊脂、落花生油、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル、卵黄油等が挙げられる。但し、POEはポリオキシエチレンを意味する。
炭化水素油としては、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリエチレン・ポリピロピレンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等;高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2−デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、モノオレイルグリセリルエーテル(セラキルアルコール)等が挙げられる。
エステル油としては、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、イソノナン酸イソノニル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等;グリセライド油としては、アセトグリセリル、トリイソオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、ミリスチン酸イソステアリン酸ジグリセリル等が挙げられる。
シリコーン油としてはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン,メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体等の低粘度から高粘度の直鎖或いは分岐状のオルガノポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、テトラメチルテトラフェニルシクロテトラシロキサン等の環状シロキサン、高重合度のガム状ジメチルポリシロキサン、ガム状のジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体等のシリコーンゴム、及びシリコーンゴムの環状シロキサン溶液、トリメチルシロキシケイ酸、トリメチルシロキシケイ酸の環状シロキサン溶液、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、シリコーン樹脂及びシリコーンレジンの溶解物等が挙げられる。フッ素系油剤としては、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオクタン等が挙げられる。
これらの油剤の配合量は、化粧料全体の1〜99重量%の範囲が好適である。
本発明の化粧料には、その目的に応じて更に粉体を用いることができる。粉体としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状(球状、針状、板状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができる。例えば無機粉体、有機粉体、界面活性剤金属塩粉体、有色顔料、パール顔料、金属粉末顔料、天然色素等があげられる。
無機粉体の具体例としては、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン、シリカ等が挙げられる。
有機粉体の具体例としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパウダー、ポリウレタンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロースパウダー、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロンパウダー、6ナイロンパウダー、ジメチルシリコーンを架橋した構造を持つ架橋型シリコーン微粉末、ポリメチルシルセスキオキサンの微粉末、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂等の樹脂紛体、微結晶繊維粉体、デンプン粉末、ラウロイルリジン粉末等が挙げられる。
界面活性剤金属塩粉体(金属石鹸)としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等が挙げられ、有色顔料の具体例としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及びこれらの粉体を複合化した合成樹脂粉体等が挙げられる。
パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等;金属粉末顔料としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等;タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色206号、橙色207号等;天然色素としては、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等から選ばれる粉体等が挙げられる。
また、微粒子酸化チタン、微粒子鉄含有酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化セリウム及びそれらの複合体等の紫外線を吸収散乱する粉体も挙げられる。
これらの粉体としては、本発明の効果を妨げない範囲で、粉体の複合化を行ったり、一般油剤、本発明以外のシリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤等で処理したものも使用することができ、必要に応じて1種、又は2種以上用いることができる。
本発明の化粧料には、その目的に応じて1種又は2種以上の架橋型オルガノポリシロキサンを用いることもできる。
この架橋型オルガノポリシロキサンは、0.65mm2/秒〜100.0mm2/秒の低粘度シリコーンに対し、自重以上の低粘度シリコーンを吸収して膨潤するものであることが好ましい。また、この架橋型オルガノポリシロキサンの架橋剤は、分子中に二つ以上のビニル性反応部位を持ち、かつ、ケイ素原子に直接結合した水素原子との間で反応することにより、架橋構造を形成することが好ましい。更に、この架橋型オルガノポリシロキサンは、ポリオキシアルキレン部分、アルキル部分、アルケニル部分、アリール部分、及びフルオロアルキル部分からなる群から選択される少なくとも1種の部分を架橋分子中に含有しても良い。これらは限定される物ではないが、市販品としては、シリコーン油でゲル状にしたKSG−15、KSG−16、KSG−18、KSG−21(何れも信越化学工業(株)製の商品名)等がある。
また、架橋型オルガノポリシロキサンは、前記0.65mm2/秒〜100.0mm2/秒の低粘度シリコーン以外の油剤を、自重以上の量吸収して膨潤するものも使用される。この架橋型オルガノポリシロキサンの架橋剤は、分子中に二つ以上のビニル性反応部位を持ち、かつ、ケイ素原子に直接結合した水素原子との間で反応することにより、架橋構造を形成するものであることが好ましい。更に、この架橋型オルガノポリシロキサンは、ポリオキシアルキレン部分、アルキル部分、アルケニル部分、アリール部分、及びフルオロアルキル部分からなる群から選択される少なくとも1種を架橋分子中に含有しても良い。これらは特に限定される物ではないが、市販品としては、炭化水素油やトリグリセライド油でゲル状にしたKSG−31、KSG−32、KSG−33、KSG−34、KSG−41、KSG−42、KSG−43、KSG−44(何れも信越化学工業(株)製の商品名)等が挙げられる。
本発明の化粧料には、その目的に応じて1種又は2種以上のシリコーン樹脂を用いることもできる。
このシリコーン樹脂はアクリル/シリコーングラフト又はブロック共重合体のアクリルシリコーン樹脂であることが好ましい。また、ピロリドン部分、長鎖アルキル部分、ポリオキシアルキレン部分及びフルオロアルキル部分、カルボン酸などのアニオン部分の中から選択される少なくとも1種の部分を分子中に含有するアクリルシリコーン樹脂を使用することもできる。
更にこのシリコーン樹脂は構成成分としてMQ、MDQ、MT、MDT、MDTQと表されるシリコーン網状化合物であることが好ましい。このM、D、T、Qは、それぞれ、R3SiO0.5単位、R2SiO単位、RSiO1.5単位、SiO2単位を表すものであり、シリコーン業界では一般に使用されるものである。シリコーン網状樹脂は一般にMQレジンあるいはMT、MDTレジンとして知られており、MDQ、MDTQと表される部分を有することもある。これらのシリコーン樹脂はオクタメチルシクロテトラシロキサンなどの溶解物として市販されているものであり、ピロリドン部分、長鎖アルキル部分、ポリオキシアルキレン部分及びフルオロアルキル部分、アミノ部分の中から選択される少なくとも1種の部分を分子中に含有しても良い。
本発明の化粧料には、その目的に応じて1種又は2種以上の油溶性ゲル化剤や有機変性粘土鉱物を用いることもできる。
油溶性ゲル化剤としては、アルミニウムステアレート、マグネシウムステアレート、ジンクミリステート等の金属セッケン、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、α,γ−ジ−n−ブチルアミン等のアミノ酸誘導体、デキストリンパルミチン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デキストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウムモンモリナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等から選ばれるゲル化剤が挙げられる。
本発明の化粧料には、その目的に応じて1種又は2種以上の有機紫外線吸収剤を用いることもできる。たとえば、パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸メチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸メチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸オクチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ウロカニン酸エチル等のウロカニン酸系紫外線吸収剤、4−t−ブチル−4’−メトキシ−ジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン系紫外線吸収剤等が挙げられる。
さらに、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール等、抗菌剤としては、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、フェノキシエタノール等の防菌防腐剤、トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、フィチン酸等の酸化防止剤も配合することができる。
本発明の油性化粧料には、本発明の効果を妨げない範囲で、水;エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール;ソルビトール、マルトース等の糖アルコール;コレステロール、シトステロール、フィトステロール、ラノステロール等のステロール;ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジブチレングリコール等の多価アルコール;水溶性或いは水膨潤性高分子;アニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の界面活性剤等を用いることもできる。
さらに、本発明の効果を妨げない範囲で、アルミニウムクロロハイドレート、塩化アルミニウム、アルミニウムセスキクロロハイドレート、ジルコニルヒドロキシクロライド、アルミニウムジルコニウムヒドロキシクロライド、アルミニウムジルコニウムグリシン錯体等から選ばれる制汗剤、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、dl−リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等のpH調整剤、アラニン、エデト酸ナトリウム塩、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸等のキレート剤、L−メントール、カンフル等の清涼剤、アラントイン、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレチン酸及びグリチルレチン酸ステアリル、トラネキサム酸、アズレン等の抗炎症剤等を配合することができる。
さらに、本発明の効果を妨げない範囲で、美肌用成分も配合できる。上記美肌用成分としては、例えば胎盤抽出液、アルブチン、グルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、ロイヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、幼牛血液抽出液等の細胞賦活剤、肌荒れ改善剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤、酸化亜鉛、タンニン酸等の皮膚収斂剤、イオウ、チアントロール等の抗脂漏剤等が挙げられる。
また、本発明の効果を妨げない範囲で、ビタミン類やアミノ酸類も配合することが出来る。具体的には、ビタミンA油、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類;リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート、ピリドキシントリパルミテート等のビタミンB6類、ビタミンB12及びその誘導体、ビタミンB15及びその誘導体等のビタミンB類;L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類;エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミンD類;α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のビタミンE類;ビタミンH、ビタミンP、ニコチン酸、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド等のニコチン酸類;パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、ビオチン等がある。
アミノ酸類としては、グリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、シスチン、システイン、メチオニン、トリプトファン酸、核酸としてはデオキシリボ核酸等、ホルモンとしては、エストラジオール、エテニルエストラジオール等が挙げられる。
またこれらの化粧料の形状としては、液状、クリーム状、固形状、ペースト状、ゲル状、ムース状、スティック状等、種々の形態を選択することができる。
実施例
以下に、本発明を実施例によって更に詳述するが本発明はこれによって限定されるものではない。尚、特に断らない限り、以下に記載する「%」は「重量%」を意味する。また、トリグリセリン誘導体の原料として下記(iii)で表されるアリルエーテル誘導体及び(ii)で表されるポリグリセリンアリルエーテルを使用した。
C3H5−O−CH2CH(OH)CH2O(CH2CH(OH)CH2O)mH (ii)
(製造例1)
シロキサン化合物1:アルキル・トリグリセリン共変性シリコーン
反応器に下記平均組成式(6)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン350g、アリルエーテル誘導体700g、1−ヘキサデセン90g、イソプロピルアルコール(IPA)340gおよび塩化白金酸0.5重量%のIPA溶液0.6gを仕込み、溶剤の還流下に8時間反応を行わせた。
冷却後反応液をオートクレーブに移し、ラネーニッケル75gを添加した後水素を導入し、120℃で3時間反応を行わせた。反応中、水素圧を0.5MPaに保持した。
触媒を濾過した反応混合物を再度反応器に仕込み、0.1NのHCl水溶液を140g添加し、70℃で3時間加水分解を行なわせてアセトンを留出させた。
5%の重曹水26gを添加して中和を行った後、減圧留去(〜110℃/400Pa)を行ない、濾過することによって下記平均組成式(7)で表されるオルガノポリシロキサンを得た。
この生成物は、淡黄色で透明な液状物質であり、粘度は150Pa・s(25℃)、屈折率は1.459(25℃)であった。
(製造例2)
シロキサン化合物2:アルキル(PO)・トリグリセリン共変性シリコーン
反応器に下記平均組成式(8)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン300g、アリルエーテル誘導体130g、オレイルポリオキシプロピレン(3)アリルエーテル{日本乳化剤(株)製RG−1252}60g、イソプロピルアルコール(IPA)150g、および塩化白金酸0.5重量%のIPA溶液0.2gを仕込み、溶剤の還流下に8時間反応を行わせた。
冷却後、反応液をオートクレーブに移し、ラネーニッケル32gを添加した後水素を導入し、120℃で3時間反応させた。反応中、水素圧を0.5MPaに保持した。
触媒を濾過した反応混合物を再度反応器に仕込み、0.1NのHCl水溶液26gを添加し、70℃で3時間加水分解を行なわせ、アセトンを留出させた。
5%の重曹水6gを添加して中和を行ったのち減圧留去(〜110℃/400Pa)を行ない、濾過することによって平均組成式(9)で表されるオルガノポリシロキサンを得た。
この生成物は淡黄色の透明な液状であり、粘度は9.0Pa・s(25℃)、屈折率は1.422(25℃)であった。
(製造例3)
シロキサン化合物3:アルキル・トリグリセリン共変性シリコーン
反応器に、下記平均組成式(10)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン360g、アリルエーテル誘導体130g、1−ヘキサデセン120g、イソプロピルアルコール(IPA)180gおよび塩化白金酸0.5重量%のIPA溶液0.3gを仕込み、溶剤の還流下に8時間反応させた。
冷却後、反応液をオートクレーブに移し、ラネーニッケル40gを添加して水素を導入し、120℃で3時間反応させた。反応中、水素圧を0.5MPaに保持した。
触媒を濾過した反応混合物を再度反応器に仕込み、0.1NのHCl水溶液を26g添加し、70℃で3時間加水分解を行なわせ、アセトンを留出させた。
5%の重曹水6gを添加して中和し、減圧留去(〜110℃/400Pa)を行なった後濾過することによって、平均組成式が下記(11)で表されるオルガノポリシロキサンを得た。
この生成物は淡黄色の透明な液状であり、粘度は11.0Pa・s(25℃)、屈折率は1.413(25℃)であった。
(製造例4)
シロキサン化合物4:アルキル・ポリグリセリン変性シリコーン
反応器に、平均組成式(12)のメチルハイドロジェンポリシロキサン200gを仕込み、不飽和度3.44meq/gのポリグリセリンアリルエーテル240g、イソプロピルアルコール(IPA)500gおよび塩化白金酸0.5%のIPA溶液0.3gを仕込み、溶剤の還流下に8時間反応させた。さらに、1−ヘキサデセン120gを溶剤の還流下に滴下して反応を完結させた。
冷却後、減圧留去(〜110℃/400Pa)を行い、濾過することによって平均組成式が下記(13)で表されるシロキサン化合物4を得た。
ただし、mは平均3である。
この生成物は、淡黄色の透明な液状であり、粘度は70Pa・s(25℃)、屈折率は1.450(25℃)であった。
(製造例5)
シロキサン化合物5:アルキル・ポリグリセリン変性シリコーン
反応器に、下記平均組成式(14)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン340gを仕込んだ後、不飽和度3.44meq/gのポリグリセリンアリルエーテル44g、イソプロピルアルコール(IPA)400gおよび塩化白金酸0.5%のIPA溶液0.3gを仕込み、溶剤の還流下に8時間反応を行わせた。さらに、1−ヘキサデセン110gを溶剤の還流下に滴下して、反応を完結させた。
冷却後、減圧留去(〜110℃/400Pa)を行い、濾過することによって平均組成式が下記(15)で表されるシロキサン化合物5を得た。
但し、mは平均3である。
この生成物は、淡黄色で透明な液状であり、粘度は21Pa・s(25℃)、屈折率は1.426(25℃)であった。
(参考例1)
シロキサン化合物5:長鎖のないトリグリセリン共変性シリコーン(特開平9−71504の参考例1)
反応器に下記平均組成式(16)で表されるメチルハイドロジェンポリシロキサン273.3g、アリルジグリセリンエーテル誘導体100g、イソプロピルアルコール(IPA)200gおよび塩化白金酸0.5重量%のIPA溶液0.5gを仕込み、溶剤の還流下に3時間反応を行った。
冷却後、ストリップし、下記平均組成式(17)で表されるオルガノポリシロキサンを得た。
(実施例1〜3及び比較例1〜3) 油性ファンデーション
次の表1に示す各組成の油性ファンデーションを製造し、その使用性について評価した。
(製造方法)
A:成分1〜10を加熱溶解した。
B:成分11〜15をAと混合した。
C:Bを三本ローラーにて均一分散した。
D:加熱溶解し、次いで脱泡した後金皿に充填し、冷却した。
(評価)
女性50名のパネルにより使用テストを行ない、製品表面のツヤ、肌へののび、密着感、おさまりの良さ、べたつきのなさ、しっとり感、仕上がりの美しさ、化粧持ちの良さについて下記の基準で評価を行ない、その平均点で判定した。それらの結果を表2に示す。
[評価基準]
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:やや不良
1点:不良
[判定]
◎:平均点4.5以上
○:平均点3.5以上4.5未満
△:平均点2.5以上3.5未満
×:平均点2.5未満
表2の結果より明らかなように、本発明の長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を配合した実施例1〜3の油性ファンデーションは、比較例1〜2に比べて、製品表面のツヤ、肌へののび、密着感、及びおさまりに優れる一方、べたつきがなく、しっとりとした仕上がりの美しい油性ファンデーションであり、また、化粧持ちも非常に良いものであることがわかった。また比較例3に比べても、製品表面のツヤやおさまりの良さに優れ、さらに密着感、しっとり感、仕上がりの美しさや化粧もちの良さも非常に良くなり、高級感あふれるものであることがわかった。
(実施例4〜5及び比較例3〜4) 口紅
次の表3に示す各組成の口紅を製造し、その使用性について評価した。
(製造方法)
A:成分1〜13を加熱溶解した。
B:脱泡させた後、成分14を加えて充填し、成型した。
(評価)
製品表面のつや、塗布時のべたつき、塗布時の密着感、塗布後のべたつき、塗布後の密着感、色移りのなさ、色落ちのなさ、にじみのなさについて前記した基準で評価を行ない、その平均点で判定した。それらの結果を表4に示す。
表4の結果から明らかなように、本発明の長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を配合した実施例4〜5の口紅は、比較例3〜4に比べて、製品表面のツヤが非常にあり、塗布時、塗布後のべたつきがなかった。また、密着感に優れ、色移り、色落ち、にじみがなく、化粧持ちの良い、高級感のある発色の良い口紅が得られることが実証された。
実施例6:口紅
(成分) 重量(%)
1.キャンデリラワックス 8.0
2.ポリエチレンワックス 8.0
3.長鎖アルキル含有アクリルシリコーン樹脂(注1) 12.0
4.メチルフェニルポリシロキサン(注2) 3.0
5.イソノナン酸イソトリデシル 20.0
6.イソステアリン酸グリセリル 16.0
7.製造例2のシリコーン 0.5
8.オクタデシルジメチルベンジルアンモニウム塩変性モンモリロナイト 0.5
9.トリイソステアリン酸ポリグリセリル 27.5
10.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(注3)処理赤色202 0.8
11.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(注3)処理ベンガラ 1.5
12.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(注3)処理黄酸化鉄 1.0
13.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(注3)処理黒酸化鉄 0.2
14.アクリル−シリコーン系グラフト共重合体(注3)処理酸化チタン 1.0
15.防腐剤 適 量
16.香料 適 量
(注1)長鎖アルキル含有アクリルシリコーン樹脂:KP−561(信越化学工業(株)製の商品名)
(注2)メチルフェニルポリシロキサン:KF−54(信越化学工業(株)製の商品名)
(注3)アクリル−シリコーン系グラフト共重合体:KP−541(信越化学工業(株)製の商品名)
(製造方法)
A:成分1〜8及び9の一部を加熱混合して溶解した。
B:成分10〜16及び9の残部を均一に混合し、Aに加えて均一にした。
以上のようにして得られた口紅は、表面のツヤがあり、のびが軽くて油っぽさや粉っぽさがない上、さっぱりとした使用感を与えるものであった。また、耐水性や撥水性が良好で持ちも良く、安定性にも優れているものであった。
実施例7:ブラッシング剤スプレー
(成分) 重量(%)
1.ミリスチン酸イソプロピル 0.8
2.ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 0.05
3.製造例1のシリコーン 0.5
4.スメクタイト 0.1
5.油剤処理酸化亜鉛 3.0
6.エタノール 25.0
7.香料 適 量
8.噴射剤 残 量
(製造方法)
A:成分1〜7を混合した。
B:Aをエアゾール用缶に詰めた後、成分8を充填し、ブラッシング剤を得た。
以上のようにして得られたブラッシング剤スプレーは、ツヤがあって非常になめらかであり、持続性にも優れていた。又、使用時の粉の分散性に優れ、櫛通りが良くツヤのある非常に良いものであることが実証された。
実施例8:ロールオンタイプ制汗剤
(成分) 重量(%)
1.架橋型ポリエーテル変性シリコーン(注1) 20.0
2.ジメチルポリシロキサン(6mm2/秒(25℃)) 10.0
3.架橋型ジメチルポリシロキサン(注2) 14.3
4.デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
5.製造例4のシリコーン 0.5
6.有機変性ベントナイト 0.2
7.アルミニウム・ジルコニウムテトラクロロハイドレイト 20.0
8.ジメチルメチルハイドロジェン処理酸化亜鉛 5.0
9.香料 適 量
(注1)架橋型ポリエーテル変性シリコーン:KSG−21(信越化学工業(株)製の商品名)
(注2)架橋型ジメチルポリシロキサン:KSG−15(信越化学工業(株)製の商品名)
(製造方法)
A:成分1〜6を混合した。
B:Aに成分7〜9を加え、均一に分散した。
以上のようにして得られたロールオンタイプの制汗剤は、のびが軽く、清涼感があってさっぱりとして、べたつきや油感はなかった。また、温度や経時による変化もなく、使用性も安定性も非常に優れているものであった。
産業上の利用可能性
以上詳述したように、長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を配合した本発明の油性化粧料は、製品表面のツヤに優れ、しっとりした肌触りでありながらべたつかず、さらっとした軽い感触を持ち、肌への密着性に優れ、さらに化粧持ちの非常に優れた高級感あふれる油性化粧料である。
Claims (5)
- 下記一般式で表される、長鎖アルキル基含有ポリグリセリン変性シリコーン化合物を含有することを特徴とする油性化粧料。
式中のR1は炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基、アミノ置換アルキル基、カルボキシル置換アルキル基(一部ハロゲンに置換されていてもよい)、あるいは下記一般式
−CdH2d−O−(C3H6O)eR4 (2)
で表される有機基であり、全てのR1は同一であっても異なっていても良い。R2は全てが同一であっても異なっていても良く、炭素数11〜30のアルキル基である。R3は下記式
の何れかで表されるポリグリセリン基、R4は炭素数4〜30の炭化水素基、ハロゲン置換炭化水素基、又は炭素数2〜30のアシル基である。AはR2またはR3から選択される有機基、Qはエーテル結合及びエステル結合を含有しても良い炭素数3〜20の二価炭化水素基を表す。a、b、cはそれぞれ0≦a≦100、1≦b≦100、1≦c≦100、2≦a+b+c≦300の関係を満足する整数である。d、e、はそれぞれ0≦d≦15、0≦e≦50の整数、g、hはそれぞれ、1≦g≦20、1≦h≦20の整数であり、fは1,2または3である。 - 前記一般式(1)中のR2がドデシル基又はヘキサデシル基である、請求項1に記載された油性化粧料。
- 前記一般式(3)におけるg及びhが1〜10の整数である、請求項1に記載された油性化粧料。
- 前記一般式(1)で表されるシリコーン化合物の含有量が0.1〜70重量%である、請求項1に記載された油性化粧料。
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