JP3622785B2 - 哺乳瓶用乳首 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、哺乳瓶用の乳首に関し、特に、人間の口輪筋の訓練に好適な哺乳瓶用の乳首に関する。
【0002】
【従来の技術】
脳出血や脳梗塞などの脳血管障害により身体の一部が麻痺したとき、従来においては、口腔運動機能を回復する為の適当なリハビリ器具がなかったことから、本発明者は、口腔リハビリ器具の開発に着手し、口輪筋の訓練を効果的に行うことができる口唇器具を完成させた(特許3072626号)。
【0003】
更に本発明者は、上記器具の完成ならびに研究の過程で、口輪筋の訓練が様々な疾病予防効果を有することを発見し、乳幼児期から口輪筋の訓練を行うことが望ましいことに着目するに至ったが、上記装置は、口輪筋の訓練用具としてあえて使用するものであって、日常生活のなかで自然に使用しにくい上に、乳幼児期から口輪筋を鍛えるということはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、日常生活の中で自然な形で乳幼児から運動機能障害を持つ成人・老人に至るまで幅広く口輪筋を訓練できる口唇器具を提供することを目的とする。具体的には、授乳といった、乳幼児にとって必要不可欠な行為を通して口輪筋を鍛える効果を有する哺乳瓶用乳首を提供とすることを目的とする。
【0005】
ところで、哺乳瓶用乳首としては特許第2781246号のように噛む動作により授乳し、咀嚼器官の発達を促すことを目的としているものはあったが、この噛む動作自体には、口輪筋により口唇を閉鎖する力が不要であり、口輪筋を鍛える本発明とはその目的を全く異にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
乳児は、口唇を閉鎖し、乳輪部をしごくようにして乳房を強く吸って母乳を飲み込むが、この乳児の吸啜行為が口輪筋の訓練となり、その発達に影響すると言える。しかし近年、育児環境の変化により、哺乳瓶による授乳が主流となり、乳児期から口輪筋の訓練をする機会が少なくなってきているのが現状である。そこで、本発明者は乳児の吸啜行為が口輪筋の訓練となることに着目し、哺乳瓶による授乳においても乳房を吸啜する行為と同等の効果を提供すべく、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明の哺乳瓶用乳首は、哺乳瓶に接続される接続部と、接続部に連続する中空の胴部と、胴部に連続する乳頭部と、乳頭部から飲料を送出するための送出孔と、胴部または乳頭部の内部に形成された弁とを備え、弁は胴部または乳頭部への押圧により開放され飲料の流通を許容するようにしたことを特徴とする。
【0008】
本発明の哺乳瓶用乳首によれば、液体を摂取するという日常生活で必要な動作をとおして、乳幼児に限らず、運動機能障害を持つ成人・老人に至るまで幅広く口輪筋を訓練することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明における第1の実施例を示す断面図である。乳首1はシリコーンゴム等の可撓性のある素材から成り、哺乳瓶に接続される接続部9と、接続部9に連続する中空の胴部7と、胴部7に連続する乳頭部3と、乳頭部3から飲料を送出するための送出孔31と、胴部7内部の口唇当接部71付近に接合された弁5とを備えている。ここで、口唇当接部71は図では胴部に示してあるが、乳児の口腔の大きさや飲料の吸引方法によっては、乳頭部3であっても良く、この場合においては弁5も乳頭部3内部に形成される。
【0010】
弁5は、乳首本体と同様の素材、すなわちシリコーンゴム等の素材で形成され、図2(B)に示す如く、互いに対向し、嘴状に形成された一対の板材51を、板材接合部51cにて互いに接合されて成り、乳首本体の口唇当接部71付近(胴部もしくは乳頭部)とは、円弧状に形成された本体接合部51dにて接合(または一体成形)されている。板材接合部51cは、本体接合部51dから連続する湾曲部51aの両端に、本体接合部51dと略直交する方向に設けられており、そこから更に水平に連続して平坦部51bが形成されている(図2(A))。この平坦部51bが、口唇による押圧により開放され、飲料の流通を許容する部分である。以下、押圧のない状態では密接して重なっている平坦部51bが、押圧により開放される様子を説明する。
【0011】
図3は、乳児が本実施例の乳首を吸啜して飲料を摂取する状態を示す図であり、図3(A)は、乳児が口唇を開いている状態、すなわち乳首に口唇による押圧が加えられていない状態を示す。この状態において平坦部51bは互いに密接して重なり合い、弁5は閉鎖され、飲料は流通しない。しかし、口唇当接部71へ乳児の口唇による押圧Xが加えられることにより、図2(B)に図示する弁5の本体接合部51dから湾曲部51a付近にかけて押圧が加えられ、その作用により平坦部51bが開放され、飲料Yは開放された弁5を通って送出孔3に導かれる(図3(B))。
【0012】
即ち、口唇による押圧がなければ弁は開放されず、飲料を飲むことができないので、乳児にとって口輪筋の訓練に好適な効果を奏する。
【0013】
口輪筋の訓練という見地から、口唇当接部71付近は、乳児が口唇を閉鎖できる範囲内において、できるだけ肉厚で弾力を持たせるようにしておくことが好ましい。また、乳児の口輪筋の発達度合に応じて、口唇当接部71付近を様々な厚さで製造すれば、乳児期をとおして飲料を摂取するのに必要な押圧を調節でき、段階的により効果的な口輪筋の訓練ができる。なお、板材51は押圧により確実に開放される程度に硬くしておく必要がある。
【0014】
弁5の形状は図示のものに限定されず、弁5全体が円錐状、もしくは筒状で先端部が閉じてあり丸みをもたせた形状でもよく、押圧のない状態では閉じている弁5が口唇当接部71への押圧により開放されるように構成されていれば良い。また、弁5は、図示の如く哺乳瓶側に向って開放するのとは反対向きに、送出孔側に向って開放するように設けても良い。要は、押圧により開放できれば開放する向きは限定されるものではない。但し、弁5を図1のように哺乳瓶側に向って開放すれば、乳首を吸うと弁5はますます閉じる方向に働くから、乳児は口唇を使って弁5を開放させないかぎり飲料を飲めなくなり、より効果的である。
【0015】
因みに、乳児に本発明の哺乳瓶用乳首を口唇に含ませる方向については、口唇による押圧Xが、必ずしも図1に示す如く、平坦部51bと平行な面に対し垂直に加えられる方向でなくても良い。即ち口唇による押圧Xにより弁5が開放されれば、どのような角度で押圧が加えられても良い。
【0016】
図4は、本実施例の更なる変形例の一つを示す。この変形例においては、図4(B)に示す如く、平坦部61bが重なり合った状態で、貫通しないような孔61cを、平坦部61bと湾曲部61aとの境界部61dの略中央から平坦部61の先端方向に向って形成するようにした事に特徴がある。
【0017】
重なり合っている平坦部61bは、口唇による押圧が加えられると、支点部62を支点として開放される。このときの弁6の様子を図4(A)の断面図で見ると、平坦部61bは一点鎖線にて示すように支点部62にて互いに密接しているので、弁6は依然として閉じているように見える。しかし、平坦部61bの先端部が開放されている為、面61dの中心部に形成された孔61cも開放され、そこに飲料の流通が許容されることになる。因みに孔61cの形状も図示のものに限られず、押圧により飲料が流通できればどんな形の孔を形成しても良い。
【0018】
図5(A)は、本発明における第2の実施例を示す断面図である。弁8は、飲料の流れと略直交する方向に乳首本体の口唇当接部71付近に接合されている板材81から成り、板材81は、図5(B)に示す如く円形に形成され、スリット81aを備えている。スリット81aは、口唇による押圧Xが加えられない状態においては閉鎖された状態であるが、口唇による押圧Xが加えられることにより弛み、飲料の流通を許容する空間が形成される。
【0019】
上述した如く、本実施例における哺乳瓶用乳首は、構成が比較的単純であるので、簡単且つ安価に製造できる。
【0020】
変形例としては、スリットの数は図示の如く3本には限定されず、単数であっても、幾つあっても良い。また、スリットの方向も図示のように正面縦方向に限定されず、例えば、複数のスリットが放射線状に中央で交差して成るような形態でも良い。要は押圧のない状態では閉じている板材81が口唇当接部71への押圧により弁を開放できれば、スリットの数・方向共に限定されるものではない。また、口唇当節部71付近に板材81を並行して複数設けても良い。
【0021】
図6(A)は、本発明における第3の実施例を示す断面図である。弁2は自由端23を有する板材21と、板材21を支持する支持部25とを備えて成る。板材21は、乳首本体の口唇当接部71付近と接合部27にて接合されており、支持部25は、乳首本体の、自由端23と当接する部分に突起状の形状にて複数形成されている(図6(B))。口唇当接部71に押圧Xが加えられることにより、支持部25が板材21の自由端23を押し上げて弁2が開放され、飲料の流通を許容する。飲料の流通を促し易くする為には、複数設けられた支持部25は、各々ある程度の間隔を持って形成するのが望ましい。
【0022】
本実施例によれば、板材21が自由端を有する事から、乳頭部の先端から乳首本体全体を裏返して洗浄することができると共に、乳首本体を裏返さなくても、弁2を通して乳首本体に通水させることが容易であり、洗浄する際に便利である。
【0023】
ここで、上述の如く、支持部25は弁2を開放する為の補助的な役割を果たすものであるから、板材21を支持することによってその開放を補助し、飲料の流通を許容できればその形状・数ともに図示の形態に限定されるものではない。例えば形状は円柱状等であっても良いし、数は単数であっても、幾つあっても良い。また、弁5が口唇当接部71への押圧により単独で確実に開放される場合においては、支持部25は設けるには及ばない。この場合、板材21は、開放を保証する程度に硬くしておく必要がある。
【0024】
図7は、本実施例の更なる変形例の一つを示す断面図である。板材41は、乳首本体の口唇当接部71付近と接合部47にて接合されているが、その接合の角度41bを、図6(A)に示す角度より鋭角に形成し、支持部45の高さをより高く形成することによって、弁4の開放をし易くした。その一方で、口輪筋の訓練という見地から、板材41の自由端部分より長く延長させストッパー41aを形成し、ある程度の面積をもって乳首本体と接するようにした。このことにより、ストッパー41aと乳首本体との間の摩擦が高まり、弁4は、相当の押圧が加えられない限り開放されないようになっている。この例によると、ストッパーの長さを調節することで飲料を摂取するのに必要な押圧を調節する事が可能であり、乳児期を通して、ストッパーの長さが異なる複数の乳首を使用することで、段階的により効果的な口輪筋の訓練ができる。
【0025】
図8(A)は、本発明における第4の実施例の弁を示す正面図である。弁9は、一部重なり合い、互いに対向する一対の楕円形の板材91から成る。板材91は、図8(B)に示す如く、夫々が乳首本体の口唇当接部71付近に飲料の流通と略直交する方向に接合され、自由端91bと孔91aとを有し、他方の板材と重なり合っている。ここで、口唇による押圧が加えられるまでは、孔91aは他方の板材91により塞がれているが、押圧Xが加えられることにより、他方の板材91に形成された孔91aと重なり合って開放され、飲料Yの流通を許容する(図8(B))。
【0026】
ここで注意すべきことは、口唇による押圧Xが加えられた時に、一度重なりあった孔91aが更に強い押圧によって再び他方の板材91に塞がれるのを防ぐ必要があるという事である。その為には、ある程度の強さの押圧が加えられた時、自由端91bが胴部7(もしくは乳頭部)に突き当たることで、その移動が制止され、孔91aの重なりが保持されるようにすれば良い。
【0027】
そこで、図8(A)および(B)に示すように、自由端91bと胴部7(もしくは乳頭部)との間に適当な距離の隙間93を設けた。即ち、隙間93の距離は、孔91aが重なり合う為に自由端91bが移動する必要十分な距離にしてあり、相当の押圧によっても自由端91bの移動距離は、胴部7(もしくは乳頭部)に制止されることによって確実に隙間93の距離を超すことはなく、孔91aの重なりが保持される。なお、板材91は、孔91aの開放を保持できる程度に硬く形成することが望ましい。
【0028】
本実施例においては、乳児の口輪筋の発達程度に合わせて孔91aの大きさや隙間93の距離を変えて製造すれば、飲料を摂取するのに必要な押圧を、段階を踏んで強くする事等が可能であり、乳児期を通して孔の大きさや隙間の幅の規格が異なる複数の乳首を使用することで、より効果的な口輪筋の訓練ができる。
【0029】
板材91の形状は、図示の如くより自然に重なり合うべく楕円形に形成するのが好ましいが、口唇による押圧により重なり合い、確実に孔91aを開放することができればどのような形でも良い。また、孔91aの形状も図示の如く必ずしも円形である必要はなく、楕円形、木の葉型、十字型等、飲料の流通を許容できる充分な空間が確保されればどのような形でも良い。更に、一対の板材91を口唇当接部付近に飲料の流通する方向と略直交して並行に複数設けても良い。
【0030】
図9(A)は、本発明における第5の実施例の弁100を示す正面図である。弁100は、一部重なり合い、互いに対向する一対の板材101から成り、板材101は、図9(B)に示す如く飲料の流通と略直交する方向に乳首本体の口唇当節部71付近に接合されている。板材101は、夫々口部101bを有し(図9(A))、口部101bは他方の板材101と重なり合っている。また、板材101には夫々、重複部101aに他方の板材と接する方向に向って突起101cが設けられている。
【0031】
図9(B)は、口唇による押圧Xが加えられた時の弁の様子を示す断面図である。口唇による押圧Xが加えられると、2枚の板材は、押圧Xによる作用と突起101cとの作用により図示の如く撓み、弁101は飲料流通空間105を形成し、開放される。飲料Yはこの飲料流通空間105を通って図9(A)に示す方向に流通する。
【0032】
図示の例では、夫々の板材101に突起101cが互いにぶつかり合わないような位置に形成されているが、突起101cは互いにぶつかりあうような位置に形成してもよく、また、片方の板材のみに設けても良い。すなわち、突起101cは、板材101を的確な方向に撓ませ、確実に飲料流通空間105を形成させる為の補助的な役割を果たすものであるから、突起101cによって弁5が確実に左右対称方向に撓むことができれば、突起の位置、数ともに限定されるものではない。また、口唇による押圧のみで確実に飲料流通空間105が形成される場合においては、突起101cは設けるに及ばない。但し、板材101が的確に撓み、確実に飲料流通空間を形成する為には、弁の口部付近から重複部にかけては相当の硬さおよび厚みをもって形成することが望ましい。
【0033】
本発明の実施例は略上述してきたとおりであるが、最後に本発明の哺乳瓶用乳首を外部材と内部材とで二重に構成することも可能であることについて説明する。
【0034】
図10は本発明の第2の実施例を外部材と内部材で二重に構成した例を示す。乳首110は、外部材113と内部材115とからなる。外部材113には哺乳瓶に接続される接続部外部113aと、胴部外部113bと、乳頭部113cと、乳頭部から飲料を送出するための送出孔113dとを備えて成り、内部材115は接続部内部115aと、胴部内部115bと、弁115cとを備えて成る。
【0035】
内部材115は、図示の如く外部材115に密着して嵌入されており、取り外し可能となっている為、洗浄の際、内部材と外部材を別個に洗浄できて衛生的である上に、内部材、もしくは外部材のどちらか一方が破損したり摩耗した場合に、内部材もしくは外部材の片方のみを交換することができ、経済的である。この二重構造は、上述してきたどの実施例においても応用できるものであるので、様々な形態の弁を備える内部材のみを、乳児の吸啜の形式や好みによって交換することが可能であるという利点も有する。尤も、内部材の胴部115bを乳頭部113cにまで延長して形成し、乳頭部113cにて弁を設けることが可能であることは言うまでもない。上述してきたとおり、口唇当接部は胴部であっても乳頭部であっても良いからである。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、日常生活の中で自然な形で乳幼児から運動機能障害を持つ成人・老人に至るまで幅広く口輪筋を訓練できる哺乳瓶用乳首を提供することができる。
【0037】
口輪筋を訓練することの具体的な効果としては、口唇閉鎖力が向上し、以下の病気や症状等に対し効果を奏することが、本発明者による口唇器具(特許3072626号)の使用結果からも認められている。
(1)表情筋の賦活(フェイスラインの引締め、しわ、ニキビの解消)
(2)痴呆症の予防と治療
(3)口呼吸・鼾・閉鎖型睡眠時無呼吸症候群の改善ならびに予防
(4)虫歯・歯周病の予防
(5)アレルギー・病巣感染の減少(アトピー性皮膚炎、ぜんそく等)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における弁の(A)は分解図であり、(B)は斜視図である。
【図3】本発明の哺乳瓶用乳首の使用状態を示す図であり、(A)は口唇による押圧がない状態を示し、(B)は口唇による押圧が加えられた状態を示す。
【図4】本発明の第1の実施例における弁の変形例を示す(A)は断面図であり、(B)は一部破断斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例における(A)は断面図であり、(B)は弁の正面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す(A)は断面図であり、(B)は弁の斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施例における変形例を示す断面図である
【図8】本発明の第4の実施例における弁の(A)は正面図であり、(B)は断面図である。
【図9】本発明の第5の実施例における(A)は正面図であり、(B)は断面図である。
【図10】本発明の哺乳瓶用乳首の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,110 乳首
3,113c 乳頭部
7 胴部
71 口唇当接部
2,4,5,6,8,9,100,115c 弁
21,41,51,61,81,91,101 板材
51a 湾曲部
51b 平坦部
61c,91a 孔
81a スリット
23,91b 自由端
25,45 支持部
101a 重複部
51c 板材接合部
51d 本体接合部
27,47 接合部
93 隙間
105 飲料流通空間
X 押圧
Y 飲料

Claims (5)

  1. 哺乳瓶に接続される接続部と、
    接続部に連続する中空の胴部と、
    胴部に連続する乳頭部と、
    乳頭部から飲料を送出するための送出孔と、
    胴部または乳頭部の内部に形成された弁とを備え、
    前記弁が、互いに対向し、嘴状に形成された一対の板材を有し、前記胴部または乳頭部への押圧により開放され飲料の流通を許容するように構成される
    ことを特徴とする哺乳瓶用乳首。
  2. 哺乳瓶に接続される接続部と、
    接続部に連続する中空の胴部と、
    胴部に連続する乳頭部と、
    乳頭部から飲料を送出するための送出孔と、
    胴部または乳頭部の内部に形成された弁とを備え、
    前記弁は、板材から成り、自由端を有し、前記胴部または乳頭部への押圧により開放され飲料の流通を許容するように構成される
    ことを特徴とする哺乳瓶用乳首。
  3. 哺乳瓶に接続される接続部と、
    接続部に連続する中空の胴部と、
    胴部に連続する乳頭部と、
    乳頭部から飲料を送出するための送出孔と、
    胴部または乳頭部の内部に形成された弁とを備え、
    前記弁は、互いに対向する一対の板材から成り、前記板材は、飲料の流通と略直交する方向に設けられ、一部重なりあっており、前記胴部または乳頭部への押圧により開放され飲料の流通を許容するように構成されることを特徴とする請求項1記載の哺乳瓶用乳首。
  4. 前記板材は、一部重なり合う部分に夫々自由端と飲料を流通させる孔とを有し、前記孔は、押圧により重なり合うようにしたことを特徴とする請求項記載の哺乳瓶用乳首。
  5. 前記板材は、一部重なり合う部分が押圧により撓んで飲料流通空間を形成するようにしたことを特徴とする請求項記載の哺乳瓶用乳首。
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