JP3619485B2 - Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3619485B2
JP3619485B2 JP2001325811A JP2001325811A JP3619485B2 JP 3619485 B2 JP3619485 B2 JP 3619485B2 JP 2001325811 A JP2001325811 A JP 2001325811A JP 2001325811 A JP2001325811 A JP 2001325811A JP 3619485 B2 JP3619485 B2 JP 3619485B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
coil
cylindrical body
clue
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001325811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003135417A (ja
Inventor
嘉郎 有働
彰 泉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2001325811A priority Critical patent/JP3619485B2/ja
Priority to US10/271,260 priority patent/US6693428B2/en
Priority to CNB021529477A priority patent/CN1221211C/zh
Publication of JP2003135417A publication Critical patent/JP2003135417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3619485B2 publication Critical patent/JP3619485B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
    • G01R33/34046Volume type coils, e.g. bird-cage coils; Quadrature bird-cage coils; Circularly polarised coils
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
    • G01R33/34084Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR implantable coils or coils being geometrically adaptable to the sample, e.g. flexible coils or coils comprising mutually movable parts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、RFコイル(radio frequency coil)および磁気共鳴撮影装置に関し、特に、撮影の対象に近接してその周りを囲むように設置するRFコイルおよびそのようなRFコイルを用いる磁気共鳴撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気共鳴撮影装置では、撮影の対象に近接してその周りを囲むようにRFコイルを設置し、撮像部位にできるだけ近い位置で磁気共鳴信号を測定して信号のSNR(signal−to−noise ratio)を良くするようにしている。
【0003】
この種のRFコイルの典型例は頭部を挿入する筒型のRFコイルすなわちヘッドコイル(head coil)であるが、磁場強度が例えば0.2Tや0.5T程度の低磁場を用いる磁気共鳴撮影装置では、体幹部の撮像にもこの種のRFコイルを用いるようにしている。その場合、RFコイルは展開可能な構成とし、展開状態でRFコイルを撮像テーブル(table)上に載置し、その上に対象を搭載し、最後にRFコイルの展開部を閉じて筒状体を形成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構成のRFコイルは、展開状態では重力により撮影の対象の左右に垂れ下がっているので、筒状体を形成するにあたっては、作業者は垂れ下がり部分を手で持ち上げ撮影の対象を両側から包むようにする。
【0005】
通常、この作業は作業者が対象の片側から行うので、反対側については対象越しに手を伸ばして垂れ下がり部分を引き上げることになる。その場合、最も手近な部分である根もとの部分を片手で引き上げることが多いので、その部分に応力が集中し、繰り返し作業するうちに破壊に至るおそれもある。
【0006】
そこで、本発明の課題は、垂れ下がり部分の引き上げ時に不都合な力が加わらないRFコイルおよびそのようなRFコイルを備えた磁気共鳴撮影装置を実現することである。また、垂れ下がり部分の引き上げに関する作業性が良いRFコイルおよびそのようなRFコイルを備えた磁気共鳴撮影装置を実現することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での発明は、ベース部材と、それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、を具備することを特徴とするRFコイルである。
【0008】
(2)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、ベース部材と、それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけて設けられたシート部材と、前記筒状体における前記シート部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、を具備することを特徴とするRFコイルである。
【0009】
(3)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、撮影の対象を収容する空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、前記空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、前記空間に高周波磁場を形成する高周波磁場形成手段と、前記対象から磁気共鳴信号を測定する測定手段と、前記磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、を有する磁気共鳴撮影装置であって、前記測定手段はRFコイルを有し、前記RFコイルは、ベース部材と、それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0010】
(4)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、撮影の対象を収容する空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、前記空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、前記空間に高周波磁場を形成する高周波磁場形成手段と、前記対象から磁気共鳴信号を測定する測定手段と、前記磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、を有する磁気共鳴撮影装置であって、前記測定手段はRFコイルを有し、前記RFコイルは、ベース部材と、それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけて設けられたシート部材と、前記筒状体における前記シート部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0011】
(1)〜(4)に記載の各観点での発明では、筒状体の内側となる側に沿って1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけて1対の手掛かり部材をそれぞれ設けたので、作業者はこの手掛かり部材を利用して垂れ下がり部分を引き上げることができる。これによって、垂れ下がり部分には不都合な力が加わらず、また、作業性も向上する。
【0012】
前記手掛かり部材は一端が前記可撓性基板の一端に固着され他端が前記可撓性基板の他端に固着された細長い可撓体であることが、引き上げが容易な点で好ましい。
【0013】
前記手掛かり部材の一端は前記可撓性基板の一端の中央部に固着され他端は前記可撓性基板の他端の中央部に固着されていることが、バランスよく引き上げる点で好ましい。
【0014】
前記可撓体前記手掛かり部材の長さは前記可撓性基板の長さを上まわることが、垂れ下がりを阻害しない点で好ましい。
前記手掛かり部材は帯状体であることが、作業者の点に加わる加重が分散する点で好ましい。また、厚みが薄くRFコイルの内側における占有空間が小さい点で好ましい。
【0015】
前記手掛かり部材は紐状体であることが、材料の使用量が少ない点で好ましい。
前記手掛かり部材は糸状体である、ことが、材料の使用量がさらに少ない点で好ましい。
【0016】
前記手掛かり部材は鎖状体であることが、堅牢な点で好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置のブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0018】
同図に示すように、本装置はマグネットシステム100を有する。マグネットシステム100は主磁場マグネット部102、勾配コイル部106および送信コイル部108を有する。これら主磁場マグネット部102および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。主磁場マグネット部102は、本発明における静磁場形成手段の実施の形態の一例である。
【0019】
マグネットシステム100の内部空間(ボア:bore)に、対象1がクレードル(cradle)500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。対象1の胴部は筒状の受信コイル部110内に収容されている。
【0020】
受信コイル部110は、本発明のRFコイルの実施の形態の一例である。本コイルの構成によって、本発明のRFコイルに関する実施の形態の一例が示される。受信コイル部110については後にあらためて説明する。
【0021】
主磁場マグネット部102はマグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸方向と直交する。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部102は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用いて構成してもよいのはもちろんである。
【0022】
勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0023】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。
【0024】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード(phase encode)勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read out)勾配磁場ともいう。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配ともいう。
【0025】
RFコイル部108は静磁場空間に対象1の体内のスピン(spin)を励起するための高周波磁場を形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRFパルスともいう。受信コイル部110は励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号を受信する。
【0026】
勾配コイル部106には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部106に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。勾配コイル部106および勾配駆動部130からなる部分は、本発明における勾配磁場形成手段の実施の形態の一例である。
【0027】
RFコイル部108にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部108に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、対象1の体内のスピンを励起する。RFコイル部108およびRF駆動部140からなる部分は、本発明における高周波磁場形成手段の実施の形態の一例である。
【0028】
受信コイル部110にはデータ収集部150が接続されている。データ収集部150は、受信コイル部110が受信した受信信号をサンプリング(sampling)によって取り込み、それをディジタルデータ(digital data)として収集する。受信コイル部110およびデータ収集部150からなる部分は、本発明における測定手段の実施の形態の一例である。
【0029】
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150には制御部160が接続されている。制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して撮影を遂行する。
【0030】
制御部160は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。制御部160は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリは制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0031】
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータがデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
【0032】
データ処理部170は制御部160に接続されている。データ処理部170は制御部160の上位にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することによりを実現される。
【0033】
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間は2次元フーリエ(Fourier)空間を構成する。以下、フーリエ空間をkスペース(k−space)ともいう。データ処理部170は、kスペースのデータを2次元逆フ−リエ変換することにより対象1の画像を再構成する。データ処理部170は、本発明における画像生成手段の実施の形態の一例である。
【0034】
データ処理部170には表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointing
device)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
【0035】
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
【0036】
図2に、磁気共鳴撮影に用いるパルスシーケンス(pulse sequence)の一例を示す。このパルスシーケンスは、スピンエコー(SE:Spin
Echo)法のパルスシーケンスである。
【0037】
すなわち、(1)はSE法におけるRF励起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、90°パルスおよび180°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0038】
同図に示すように、90°パルスによりスピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。90°励起から所定の時間後に、180°パルスによる180°励起すなわちスピン反転が行われる。このときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスについての選択的反転が行われる。
【0039】
90°励起とスピン反転の間の期間に、リードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gpが印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのディフェーズ(dephase)が行われる。フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。
【0040】
スピン反転後、リードアウト勾配Grでスピンをリフェーズ(rephase)してスピンエコーMRを発生させる。スピンエコーMRはデータ収集部150によりビューデータ(view data)として収集される。このようなパルスシーケンスが周期TR(repetition time)で64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0041】
磁気共鳴撮影用パルスシーケンスの他の例を図3に示す。このパルスシーケンスは、グラディエントエコー(GRE:Gradient Echo)法のパルスシーケンスである。
【0042】
すなわち、(1)はGRE法におけるRF励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、α°パルスは中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0043】
同図に示すように、α°パルスによりスピンのα°励起が行われる。αは90以下である。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。
【0044】
α°励起後、フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、リードアウト勾配Grにより先ずスピンをディフェーズし、次いでスピンをリフェーズして、グラディエントエコーMRを発生させる。グラディエントエコーMRはデータ収集部150によりビューデータとして収集される。このようなパルスシーケンスが周期TRで64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0045】
図2または図3のパルスシーケンスによって得られたビューデータが、データ処理部170のメモリに収集される。なお、パルスシーケンスはSE法またはGRE法に限るものではなく、例えばファーストスピンエコー(FSE:FastSpin Echo)法やエコープラナーイメージング(EPI:Echo Planar Imaging)等、他の適宜の技法のものであってよいのはいうまでもない。
【0046】
受信コイル部110について説明する。図4に、受信コイル部110の模式的構成を示す。同図に示すように、受信コイル部110はベース部302とその両側に取り付けられた1対の可撓部304を有する。ベース部302は本発明におけるベース部材の実施の形態の一例である。
【0047】
ベース部302の両側には1対の可撓部304のそれぞれの一端が互いに対向して取り付けられている。それらは可撓部304の固定端となる。1対の可撓部304の他端は自由端となる。これら自由端にはコネクタ306である1対のユニット(unit)がそれぞれ取り付けられている。コネクタ306は本発明における連結部材の実施の形態の一例である。
【0048】
ベース部302はクレードル500上に載置される。クレードル500はテーブル502上に搭載されている。クレードル500は図4の紙面に垂直な方向に進退可能である。
【0049】
1対の可撓部304の自由端同士がコネクタ306で結合されて、ベース部302と共に筒状体を形成する。筒状体は本発明における筒状体の実施の形態の一例である。コネクタ306の結合を解くことにより、受信コイル部110がシート(sheet)状に展開され、1対の可撓部304が破線で示すようにテーブル502の両側に垂れ下がる。
【0050】
1対の可撓部304の、筒状体の内側となる側に1対の手掛かり部材308が設けられている。手掛かり部材308は両端がベース部302およびコネクタ306にそれぞれ固着された可撓性の細長い部材であり、その長さは可撓部304の長さよりもやや長くなっている。図では両者の長さの違いを誇張して表現している。手掛かり部材308は、本発明における手掛かり部材の実施の形態の一例である。
【0051】
クレードル500への対象1の載置は、クレードル500の待機位置において、図5に示すように、テーブル502の両側に垂れ下がった状態で行われる。なお、1対の可撓部304が可撓部304に接している部分は単に接触しているだけである。対象1を載置したら、次には1対の可撓部304で対象1を両側から包む。
【0052】
この作業を作業者がテーブル502の右側において行うものとすると、作業者は、先ず、右側の可撓部304の自由端を持ち上げてそれを対象1の上まで持って行く。これによって、対象1と受信コイル部110との関係は図6に示すようになる。
【0053】
次に、図7に示すように、作業者は対象1の上を越えてテーブル502の反対側に腕を伸ばし、反対側すなわち左側の可撓部304の手掛かり部材308を掴んで引き上げる。そして、手掛かり部材308をたぐり寄せることにより、左側の可撓部304の自由端が対象1の上まで引き上げる。
【0054】
このとき、可撓部304を引き上げる力は自由端だけに作用する。自由端は可撓部304の先端であり、それを手掛かり部材308を利用して引き上げるのであるから無理なく引き上げることができる。
【0055】
すなわち、従来のように可撓部304の根もとに局所的に応力が集中することがなく、また、手掛かり部材308を利用することにより作業性良く引き上げを行うことができる。以上は、テーブル502の右側で作業をする場合であるが、左側で作業する場合は左右が入れ替わる以外は上記と同様である。
【0056】
その後、コネクタ306を利用して1つの可撓部304の自由端同士を結合することにより、図8に示すように、対象1を包んだ筒状体を形成する。この状態で、クレードル500を移動させて対象1を静磁場空間に送り込み、撮像を行う。撮像終了後、クレードル500を待機位置に戻し、コネクタ306の結合を解いて受信コイル部110を展開し、対象1をクレードル500から降ろす。
【0057】
図9に、平面展開した受信コイル部110を示す。同図に示すように、手掛かり部材308は、ベース部302およびコネクタ306の中央部において両端が固着されている。このようにすることにより、可撓部304の自由端の引き上げをバランス(balance)よく行うことができる。
【0058】
手掛かり部材308は、例えば繊維製品等からなる帯状体を用いて構成する。手掛かり部材308を帯状体とすることにより、作業者の手に加わる加重が分散する利点が得られる。また、厚みが薄くRFコイルの内側における占有空間を小さい。手掛かり部材308は、図10に示すように、紐状体としてもよい。これによって、帯状体よりも材料の使用量を削減することができる。なお、紐状体はその輪郭を2本の線で示す。手掛かり部材308を、図11に示すように糸状体とすれば材料の使用量をさらに削減することができる。また、図12に示すように、鎖状の手掛かり部材308を採用すれば、堅牢性を高めることができる。
【0059】
同図において、x,y,zは互いに直交する3つの座標軸である。x方向を受信コイル部110の左右方向、y方向を受信コイル部110の上下方向、z方向を受信コイル部110の軸方向とする。この状態での可撓部304の内部構造を、破断図によって図13に示す。なお、説明の便宜上、図13では上下方向のプロポーション(proportion)が強調されている。
【0060】
図13に示すように、可撓部304は可撓性基板360を備えている。可撓性基板360は本発明における可撓性基板の実施の形態の一例である。可撓性基板360には、図示しない電気回路のパターン(pattern)が例えばプリント(print)回路等によって形成されている。筒状体が形成されたとき、電気回路は、例えば図14の(a)に示すようなソレノイドコイル(solenoid coil)、または(b)に示すようなサドルコイル(saddle coil)を構成するようになっている。これらの電気回路は本発明におけるRFコイル用の電気回路の実施の形態の一例である。
【0061】
可撓性基板360の上面の両縁には、1対の形状規定部材362が可撓性基板360の全長にわたって設けられている。可撓性基板360の上面は筒状体を形成したときの内面となる側である。形状規定部材362は、例えばプラスチック(plastics)材料等によって構成される。形状規定部材362は、本発明における形状規定部材の実施の形態の一例である。
【0062】
形状規定部材362はy方向に所定の厚みを有する。厚みは実質的に可撓性を生じない程度の厚みとなっている。形状規定部材362は複数個のU字形の溝364を有する。溝364はz方向に切られ、上方に開口している。
【0063】
溝364は形状規定部材362の厚みにほぼ匹敵する深さを有する。これによって、溝364の底の厚みは極めて薄くなっている。底の薄さは充分な可撓性を生じる程度の薄さとなっている。あるいは、底の厚みは0にするようにしてもよい。
【0064】
このような形状規定部材362が設けられていることにより、可撓性基板360を筒状体を形成する方向に曲げたとき、可撓性基板360は、図15に模式的に示すように、形状規定部材362の可撓部分(溝の底)に相当する部分だけが曲がり、かつ、曲がり量は溝364の開口が閉じるところまでに制限される。曲がり量の許容限度は溝の幅によって決定され、溝の幅が広いほど曲げ可能な範囲が大きくなる。
【0065】
溝364の幅およびx方向の溝間隔は、筒状体を形成するときの可撓性基板360の各部の曲がり量に合わせて定められている。これによって、筒状体を形成したとき、例えば図16に模式的に示すような可撓性基板360の曲がりが形成される。なお、同図には右側部分についてだけ示したが、左側部分はこれと対称的になる。
【0066】
このような曲がりによって、筒状体すなわち受信コイル部110の湾曲形状が一義的に決定される。湾曲形状が一定化されることによって、受信コイル部110の電磁気的条件が一定化され、安定した撮像が行えるようになる。
【0067】
形状規定部材362および可撓性基板360を覆って、例えばスポンジ(sponge)等の緩衝部材366が設けられる。可撓性基板360の下面にも同様な緩衝部材366が設けられる。
【0068】
以上の構造がエンベロープ368(envelop)で包まれている。エンベロープ368は、可撓部304の固定端側の端部がベース部302に固定され、自由端側の端部がコネクタ306に固定されている。これら両端部の固定は、接着、挟み付け、鋲止め、縫い付け等適宜の手段によって行われる。あるいは、繊維性絨毛等の絡み合いを利用した、貼着および剥奪が自在な結合手段を利用するのが、固定手段を簡素化する点で好ましい。エンベロープ368は本発明におけるシート部材の実施の形態の一例である。
【0069】
エンベロープ368は、張力に耐える伸びの小さい材料からなるシートで構成される。シート材としては例えば織布等が用いられる。織布は、柔軟性を有しかつ肌触りがよい点で好ましい。織布の中でも、引張強度の強い合成繊維等の糸で織ったものが高い張力に耐える点で好ましい。織布は必要に応じて複数枚を積層したものが用いるようにしてもよい。
【0070】
このような構成の受信コイル部110が、自由端同士をコネクタ306で連結した状態でクレードル500に載置される。なお、受信コイル部110の電気回路のパターンがサドルコイルのパターンとなっている場合は、自由端同士の電気的接続は必要ないので、コネクタ306に代えて、繊維性絨毛等の絡み合いを利用した、貼着および剥奪が自在な結合手段を利用するようにしてもよい。
【0071】
以上、好ましい実施の形態の例に基づいて本発明を説明したが、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者は、上記の実施の形態の例について、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更や置換等をなし得る。したがって、本発明の技術的範囲には、上記の実施の形態の例ばかりでなく、特許請求の範囲に属するすべての実施の形態が含まれる。
【0072】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、垂れ下がり部分の引き上げ時に不都合な力が加わらないRFコイルおよびそのようなRFコイルを備えた磁気共鳴撮影装置を実現することができる。また、垂れ下がり部分の引き上げに関する作業性が良いRFコイルおよびそのようなRFコイルを備えた磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す模式図である。
【図4】受信コイル部の模式的構成を示す図である。
【図5】撮影の対象を受信コイル部で包む手順を示す図である。
【図6】撮影の対象を受信コイル部で包む手順を示す図である。
【図7】撮影の対象を受信コイル部で包む手順を示す図である。
【図8】撮影の対象を受信コイル部で包む手順を示す図である。
【図9】受信コイル部の展開図である。
【図10】受信コイル部の展開図である。
【図11】受信コイル部の展開図である。
【図12】受信コイル部の展開図である。
【図13】受信コイル部の部分的構成を示す破断図である。
【図14】受信コイル部の電気回路図である。
【図15】受信コイル部の形状規定部材の機能を説明する図である。
【図16】受信コイル部の形状規定部材の機能を説明する図である。
【符号の説明】
1 対象
100 マグネットシステム
102 主磁場マグネット部
106 勾配コイル部
108 RFコイル部
130 勾配駆動部
140 RF駆動部
150 データ収集部
160 制御部
170 データ処理部
180 表示部
190 操作部
500 クレードル
302 ベース部
304 可撓部
306 コネクタ
308 手掛かり部材
360 可撓性基板
362 形状規定部材
364 溝
366 緩衝部材
368 エンベロープ

Claims (18)

  1. ベース部材と、
    それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、
    前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、を具備することを特徴とするRFコイル。
  2. ベース部材と、
    それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、
    前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけて設けられたシート部材と、
    前記筒状体における前記シート部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、
    を具備することを特徴とするRFコイル。
  3. 前記手掛かり部材は一端が前記可撓性基板の一端に固着され他端が前記可撓性基板の他端に固着された細長い可撓体である、
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のRFコイル。
  4. 前記手掛かり部材の一端は前記可撓性基板の一端の中央部に固着され他端は前記可撓性基板の他端の中央部に固着されている、
    とを特徴とする請求項3に記載のRFコイル。
  5. 前記可撓体前記手掛かり部材の長さは前記可撓性基板の長さを上まわる、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のRFコイル。
  6. 前記手掛かり部材は帯状体である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のRFコイル。
  7. 前記手掛かり部材は紐状体である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のRFコイル。
  8. 前記手掛かり部材は糸状体である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のRFコイル。
  9. 前記手掛かり部材は鎖状体である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のRFコイル。
  10. 撮影の対象を収容する空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、
    前記空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、
    前記空間に高周波磁場を形成する高周波磁場形成手段と、
    前記対象から磁気共鳴信号を測定する測定手段と、
    前記磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
    を有する磁気共鳴撮影装置であって、
    前記測定手段はRFコイルを有し、
    前記RFコイルは、
    ベース部材と、
    それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、
    前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
  11. 撮影の対象を収容する空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、
    前記空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、
    前記空間に高周波磁場を形成する高周波磁場形成手段と、
    前記対象から磁気共鳴信号を測定する測定手段と、
    前記磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
    を有する磁気共鳴撮影装置であって、
    前記測定手段はRFコイルを有し、
    前記RFコイルは、
    ベース部材と、
    それぞれRFコイル用の電気回路を有し前記ベース部材の両側にそれぞれ一端が取り付けられ筒状体を形成するように他端同士が連結部材で連結される1対の可撓性基板と、
    前記1対の可撓性基板の前記筒状体の内側となる側に取り付けられ前記筒状体を形成するときの前記1対の可撓性基板の湾曲形状を規定する形状規定部材と、前記筒状体における前記形状規定部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけて設けられたシート部材と、
    前記筒状体における前記シート部材の内側となる側に沿って前記1対の可撓性基板の一端側から他端側にかけてそれぞれ設けられた1対の手掛かり部材と、
    を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
  12. 前記手掛かり部材は一端が前記可撓性基板の一端に固着され他端が前記可撓性基板の他端に固着された細長い可撓体である、
    とを特徴とする請求項10または請求項11に記載の磁気共鳴撮影装置。
  13. 前記手掛かり部材の一端は前記可撓性基板の一端の中央部に固着され他端は前記可撓性基板の他端の中央部に固着されている、
    とを特徴とする請求項12に記載の磁気共鳴撮影装置。
  14. 前記可撓体前記手掛かり部材の長さは前記可撓性基板の長さを上まわる、
    ことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の磁気共鳴撮影装置。
  15. 前記手掛かり部材は帯状体である、
    ことを特徴とする請求項14に記載の磁気共鳴撮影装置。
  16. 前記手掛かり部材は紐状体である、
    ことを特徴とする請求項14に記載の磁気共鳴撮影装置。
  17. 前記手掛かり部材は糸状体である、
    ことを特徴とする請求項14に記載の磁気共鳴撮影装置。
  18. 前記手掛かり部材は鎖状体である、
    ことを特徴とする請求項14に記載の磁気共鳴撮影装置。
JP2001325811A 2001-10-24 2001-10-24 Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置 Expired - Fee Related JP3619485B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001325811A JP3619485B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置
US10/271,260 US6693428B2 (en) 2001-10-24 2002-10-15 RF coil and magnetic resonance imaging apparatus
CNB021529477A CN1221211C (zh) 2001-10-24 2002-10-24 射频线圈及磁共振成像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001325811A JP3619485B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003135417A JP2003135417A (ja) 2003-05-13
JP3619485B2 true JP3619485B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=19142303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001325811A Expired - Fee Related JP3619485B2 (ja) 2001-10-24 2001-10-24 Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6693428B2 (ja)
JP (1) JP3619485B2 (ja)
CN (1) CN1221211C (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296180A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Mri用コイル
DE102005056711B3 (de) * 2005-11-28 2007-05-10 Siemens Ag Magnetresonanzanlage mit einem Grundkörper und einer Patientenliege
CN101086525B (zh) * 2006-06-07 2010-10-06 西门子(中国)有限公司 感性耦合接收线圈
JP4854448B2 (ja) * 2006-09-28 2012-01-18 株式会社東芝 Mri装置及びmri装置用rfコイルユニット
DE102006046044B4 (de) * 2006-09-28 2010-04-08 Siemens Ag Hochfrequenzsendeanordnung einer Magnetresonanzanlage
US8072216B2 (en) * 2008-04-04 2011-12-06 Mayo Foundation For Medical Education And Research Shear wave generation system for medical imaging
US20130076361A1 (en) * 2010-06-16 2013-03-28 Takeshi Taniguchi Rf receiving coil and magnetic resonance imaging apparatus using the same
US8823378B2 (en) * 2010-12-23 2014-09-02 General Electric Company System and method for inductively communicating data
US20120161768A1 (en) * 2010-12-23 2012-06-28 General Electric Company System and method for communicating data
EP3090274A1 (en) * 2014-01-03 2016-11-09 Koninklijke Philips N.V. Calculation of the probability of gradient coil amplifier failure using environment data
JP6927996B2 (ja) * 2016-03-22 2021-09-01 ハイパーファイン,インコーポレイテッド 磁場シミングのための方法および装置
JP7112346B2 (ja) * 2019-02-04 2022-08-03 富士フイルムヘルスケア株式会社 高周波コイル、および、それを用いた磁気共鳴撮像装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3133432A1 (de) 1981-08-24 1983-03-03 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Hochfrequenzfeld-einrichtung in einer kernspinresonanz-apparatur
DE3340384A1 (de) 1983-11-08 1985-05-15 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Hochfrequenz-einrichtung einer kernspinresonanz-apparatur mit einer oberflaechenspule
US4897604A (en) 1989-02-21 1990-01-30 The Regents Of The University Of California Method and apparatus for selective adjustment of RF coil size for magnetic resonance imaging
DE4221759C2 (de) 1991-10-11 1997-11-20 Hitachi Medical Corp Empfangsspulenvorrichtung für ein Kernspintomographiegerät
DE4434949C2 (de) 1994-09-29 1998-05-20 Siemens Ag Mammographie-Antennenanordnung für Magnetresonanzuntersuchungen einer weiblichen Brust
US5594339A (en) 1995-07-11 1997-01-14 Picker International, Inc. Flexible nuclear magnetic resonance receiver coils and systems
US5696449A (en) 1996-06-03 1997-12-09 General Electric Company RF coil for open MR magnet
US5777474A (en) 1996-11-08 1998-07-07 Advanced Imaging Research, Inc. Radio-frequency coil and method for resonance imaging/analysis
JP3113852B2 (ja) 1997-12-26 2000-12-04 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 磁気共鳴診断機用検出コイル
US6169400B1 (en) 1998-05-11 2001-01-02 Ge Yokogawa Medical Systems, Limited Radio frequency coil
US6194900B1 (en) * 1998-06-19 2001-02-27 Agilent Technologies, Inc. Integrated miniaturized device for processing and NMR detection of liquid phase samples
US6297636B1 (en) 2000-01-11 2001-10-02 Ge Yokogawa Medical Systems, Limited RF coil, RF magnetic field generating apparatus and magnetic resonance imaging method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
CN1413556A (zh) 2003-04-30
CN1221211C (zh) 2005-10-05
JP2003135417A (ja) 2003-05-13
US20030076102A1 (en) 2003-04-24
US6693428B2 (en) 2004-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3619485B2 (ja) Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置
US7830147B2 (en) RF coil assembly for MRI using differently shaped and/or sized coils
Felfoul et al. In vivo MR-tracking based on magnetic signature selective excitation
US10739431B2 (en) Magnetic resonance examination system with a user interface
JP3655783B2 (ja) 穿刺針支持具、rfコイル、磁気共鳴信号測定装置および磁気共鳴撮像装置
US20040061498A1 (en) Magnetic resonance imaging system
JP2000229073A (ja) 磁気共鳴画像装置
JPH11244260A (ja) 検査領域に配置されたマイクロコイルを用いたmr方法及び装置
US6879155B2 (en) Magnetic resonance acoustography
EP1122550A1 (en) RF coil array with reduced intercoil coupling
JP2003116816A (ja) Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置
JP3971726B2 (ja) 磁気共鳴撮影装置
CN109100668B (zh) 带有自适应的线圈间隔层的磁共振线圈装置
US6259251B1 (en) RF coil and magnetic resonance imaging method and apparatus
US7146282B1 (en) Mechanical force detection of magnetic fields using heterodyne demodulation
US20070238970A1 (en) Magnetic resonance imaging for interventional procedures
JP4068954B2 (ja) Mri装置
EP0379802A2 (en) Magnetic resonance methods
US5495172A (en) Magnetic resonance imaging (MRI) apparatus employing optimum pre-saturation technique
JP3619341B2 (ja) Rfコイル
JP2008005954A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
EP1379890B1 (en) Magnetic resonance acoustography
US5072184A (en) Magnetic resonance methods and apparatus
JPH11128201A (ja) Rfコイルおよび磁気共鳴撮像装置
JP2001061811A (ja) Rfコイル、磁気共鳴信号測定装置および磁気共鳴撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20031215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees